JPS61272909A - 蒸発冷却式ガス絶縁電気機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、蒸発冷却方式の変圧器、あるいは。

リアクトルなどの静止誘導電気機器に係り、特に冷却媒
体を上部から滴下される蒸発冷却式ガス絶〜縁変圧器に
好敵な冷却装置に関する。

〔発明の背景〕

従来１巻線上部から冷却媒体を滴下して巻線を冷却する
場合、冷却媒体が巻線、あるいは、鉄心の温度により変
化する冷却効果のみを利用していた。従って、巻線の支
持絶縁物の絶縁性能は、ガス中の耐電圧に依存するため
、絶縁距離が比較的大きくなる傾向にあった。また１巻
線全体を冷却液に浸漬した構造では使用する冷却媒体の
量が多くなるため、ポンプ容量の大きいものが必要であ
った・ 〔発明の目的〕 本発明の目的は巻線を支持する絶縁をガスより耐電圧の
高い冷却媒体の絶縁を利用し機器寸法、の低減をはかり
、絶縁上信頼性の高い蒸発冷却式電気機器を提供するこ
とにある。

〔発明の概要〕

本発明は、巻線上部から冷却媒体を滴下させて、巻線を
冷却する蒸発冷却方式において、巻線の支持絶縁を、ガ
ス中−の支持絶縁物の絶縁クリープ距離と冷却媒体の絶
縁耐圧を利用する構造とした。

冷却媒体の絶縁耐力がガスよりも数倍高くなるため、機
器の小形化が可能となり絶縁の信頼性が向上する。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第３図に閉容器４
内に収納されている。なお、第１図において１本発明の
原理に直接関係のないブッシングなどは図示を省略しで
ある。密閉容器４内には、非凝縮性のＳＦ６ガスと、液
体から気体になる場合の蒸発潜熱を利用する冷媒として
、フロン、あるいは、フロロカーボンなどの冷却媒体６
が封入されている。冷却器５は、密閉容器４の上部と下
部で連結されている。密閉容器４の下部に溜っている冷
却媒体６が、ポンプ７により循環パイプ８を通って、上
部金具９に送り込まれ、溜った冷却媒体６Ａとなる。こ
の冷却媒体６Ａは、上部金具９に適当な間隔をもつ孔１
０から滴下する０巻線２および３を支持する支持絶縁物
１１は、滴下した冷滴下した冷却媒体６Ｂを一旦溜める
冷媒受け１２をもつ、第２図において冷媒受け１２は三
層となっているが、これは巻線３と上部金具９との間に
必要な絶縁耐力により決められる暦数であり、絶縁耐力
が高い場合は、この冷媒受け１２の層数を多〜くするこ
とができる。冷却媒体６Ｂは、冷却≠け１２からあふれ
て次々と令媒受け１２の表面３の温度により一部は気化
するが、液体のままの冷却媒体６Ｂは、下部の冷媒受け
１２を経て、下部の冷却媒体６となる。また、上部より
滴下した冷却媒体６Ｂのうち１巻線３の温度により気化
した冷媒は、冷却器５の上部入口から冷却器５内に入り
、凝縮して液体に戻り、冷却器５の下部出口から密閉容
量４の下部に溜り、冷却媒体６に戻る。

第２図において、巻線３と上部金具９の絶縁は、二点鎖
線で示すＢあるいはＣの絶縁耐力に依存するが、Ｂの絶
縁は支持絶縁物１１の貫通絶縁耐力であり、Ｃの絶縁耐
力に対して非常に大きいので。

Ｃの絶縁耐力によってほぼ決定される０本発明における
Ｃの絶縁は、各冷媒受け１２に溜った冷却媒体Ｐ６・２
段〜Ｐ６・１７段入力のこと６Ｃ中にあることと冷媒受
け１２Ａのバリヤ効果により絶縁が強化され、信頼性の
高い電気機器とするこ。

とができる。

体の冷却特性と絶縁特性を有効に利用することができ、
機器の小形化を図り、巻線の対地縁耐力の信頼性を向上
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の断面図、第２図は、第１
図の部分詳細図、第３図は第２図のｍ　−■矢視断面し
た部分平面図、第４図は、本発明の・部分断面図である
。 １・・・鉄心、２，３・・・巻線、４・・・密閉容器、
５・・・冷却器、６，６Ａ〜６Ｃ・・・冷却媒体、９，
９Ａ・・・金具・ 、／− 代理人　弁理士　小川勝男：・。 ≠１　図 ｇｈ３回 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、密閉容器内に鉄心と巻線を設け、前記巻線は前記鉄
   心に連結した金具により上・下で絶縁して支持され、前
   記巻線の上部から凝縮ガスの冷却媒体を散布あるいは適
   下させる蒸発冷却式電気機器において、 前記巻線の支持絶縁物に冷却媒体を満たした冷媒受けを
   設け、前記巻線と前記鉄心に支持された前記金具間との
   絶縁を前記冷却媒体に分担させる構造としたことを特徴
   とする蒸発冷却式ガス絶縁電気機器。