JPH03167690A - 飲料自動販売機のカップ内原料攪拌装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コーヒー　ココア、紅茶等の各種粉末原料が
充填されたカップに湯、冷水を供給してホットないしコ
ールド飲料を提供する飲料自動販売機のカップ内原料撹
拌装置に関する。

従来の技術 近年、カップ式の自動販売機の需要が高まるにつれ、粉
末原料やその混合部分の衛生上の問題を解決することが
要求されてきた。

従来の技術として例えば特開昭６３−３０９９７号公報
に示されるようなカップ内で原料を撹拌するものが提案
されている。

以下この従来の構造を第６図を参考に説明する。

１はフラットスプレイノズノレで、加圧した湯を供給す
る加圧給湯ホース２ａや冷水ホース２ｂと接続されてい
る。そうしてこのフラットスプレイノズル１の下方に置
かれた予や粉末原料３が充填されたカッフ゜３ａ内に加
圧した湯や冷水を噴射する。

筺た、フラソトスプレイノズル１は駆動装置４により矢
印Ｅの方向に揺動運動をさせられている。

６はカップ３ａ円に向けて固定されたノズルであり、給
湯ホース６と接続されて＞ｙ、カノプ３ａに加圧されな
い湯を供給する。７は氷シュータでコールド飲料製造時
へカップ３ａ内に氷を供給する。

以上のように構戊されたカップ内原料撹拌装置は、販売
指令によ９粉末原料が供給されたカソプ３ａがセソトさ
れると、駆動装＠４によりフラットスプレイノズル１が
揺動させられ、同時に加圧給湯ホース２ａからフラット
スグレイノズ／Ｉ／１全通して噴射注入される。このこ
とによ９カップ３ａ内の粉末原料３は水流により撹拌さ
れ飲料と混合し飲料内に溶け込む。撹拌終了後は上記加
圧噴射を中止し続いて希釈を釦こなう。そしてホット飲
料製造時は給湯ホース６よシ固定ノズル６を介して常圧
の湯がカップ３ａ内に供給され、所定量になったとき中
止して飲料の調合が終了する。１た、コールド飲料のｔ
ｎａ時には、フラットスグレイノズル１からの加圧湯噴
射中止に続いて，冷水ホス２ｂを血じて昂水をカップ３
ａ内に供給するとともに、氷シュータ７から氷を供給し
、所定量に達したら供給を中止してコールド飲料の調合
が終了する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構或では撹拌混合用のフラ
ットスプレイノズ／Ｉ／１とは別個に固定ノズル６を設
ける必要があるため構或郡品が多くいる。また，最適な
撹拌を行わせるためにフラットスグレイノグ／Ｌ／１を
揺動するため，固定ノズ／Ｌ／６の設置場所が限定され
る。

本発明は上記問題点に鑑み、構成部品がすくなく設置面
積が小さい飲料自動販売機のカップ内源料撹拌装置を提
供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、カップの上縁よシ
も上に位置する飲料供給用のノズルと、前記ノズル内を
移勤してノズノレの開口面積を変化させ吐出する飲料の
状態を変化させるニードルと、この二−ドノレを移動さ
せる駆動手段とを備え、前記ニードＩＬ／？ｉ前記開口
面側を底面とする円錐形で、測面に複数のミゾを有し，
その底面が前記開口面とほぼ同一の位置から内方に収納
された位置まで移動させてなるものである。

作用 本発明は上記した構収により、ノズルの開口をニードル
により変化させるので、二−ドノレの底面が，ノズルの
開口面とほぼ同一に位置するときは、開口から吐出する
飲料がニードルの測面に形或したミゾに沿って流れ、シ
ャワー状となってカップへ供給される。１たこのシャワ
ー状の飲料の流れは、ノズルの開口面積が小さいことか
ら、噴射流となる。このことにより、粉末原料と飲料と
が混合撹拌される。さらに、二一ドノレの全体がノズル
内に入るとノズルの開口面積が広くなるとともに、飲料
が円錐部に沿って流れて，カップの中心に向かって多量
の飲料が供給される。

実施例 以下本発明の１実施例について第１図からｉ５図を参考
に説明する。

１１はノズル本体で開口部１１ａをカツ，・１２の上縁
１２ａより上方で位置させている。力，，プ１２にはこ
のノズ／Ｌ／１１と対向する位置で飲料が供給される前
に粉末原料１３が充填されている。

このカップ１２への粉末原料１３の充填は、力７デ１２
に予め充填して訃いてもよいし、力，ノプ１２を供給後
に充填してもよい。

ノズノレ１１の開口部１１ａには合戊樹脂からなる中空
状のキャップ１４が取り付けられている。

このキャップ１４はノズル１１内１１にふ・いて中空部
１４ａへ収れんするテーパ１５が形或されている。

このノズル１１は直線部１１ｂと分岐部１１Ｃとから構
成されておジ、分岐部１１ＣＫは弁１６とポング１７を
介して温水タンク１８と連結されている。゛また、冷水
タンク１９は弁２０を介して連結されている。２２は製
氷機でカノプ１２の上面でノズノレ１１の近辺に開口を
位置させた氷シュータ２３と連結されている。″！！た
直線部１１ｂにはニードル２４が配置されてあ゛り、開
口部１１ａの反対測の開口１１ｄから上方へ伸びている
。この開口１１ｄとニードル２４との間にはシール２５
が設けられている。そうして、ニードル２４の上端は、
モータからなる駆動千段２６と連結されて釦り、二一ド
ＩＶ　２　４のミ上下方向に移動できるよう取付けられ
ている。１た二−ド）ｌ−／２４の先端は，円錐状２７
である。この円錐状２７の底面２７ａぱ開口部１１ａ側
に向けられている。また円錐状２７の側面２７ｂにはミ
ゾ２８を備えている。

２９は購入者が操作する選択スイッチがホット２９ａ’
ｊｉ要求しているか、コールド２９ｂを要求しているの
かを判別する選択検出手段である。

３０はホットの要求の時と、コールド要求の時とで前記
駆動手段２６や弁１ｅ　　２ｏｉたはポンプ１７並びに
製氷機２２の動作タイミングを記憶したＩＶ１作手順記
憶手段である。この選択検出手段２９からの信号をもと
に，動作手順記憶手段３０から該当する勤作手順を読み
こんで、そのタイミングに合わせて温水供給千段３１、
冷水供給手段３２、氷供給千段３３、可逆制御千段３４
を介して各駆動手段２６や弁１６，２０または，ポンデ
１７並びに製氷機２２を動作させる記憶演算手段３６を
備えている。

次に本発明の動作を説明する。

１）ホット飲料の供給時 壕ず、購入者がホッ｝２９　ａを要求していることを選
択検出手段２９で検出（ステップ１）して記憶演算手段
３６へ信号を釦くる。この信号を受けて記憶演算手段３
６は動作手１頃記憶手段３０からホットに相当する動作
手１１［Ｉを読みだして記憶（ステップ２）する。この
動作千１頃にしたがって弁１６、ポンプ１７を温水供給
手段３１を介して動作させる（ヌテッデ３）。！た、可
逆制御手段３４を介して駆動千段２６を動作させる（ス
テソデ４）。この状態をｔｏからとｔ１　と一定時間継
続（ステップ６）することによりカッグ１２へ温水が供
給される。このとき、ニードル２４はノズル１１の開口
１１ａと円錐状２７の底面２７ａが同一に位置するので
，開口１１ａに取りつけられているキャップ１４の中空
部１４ａから吐出する温水がニードル２４の先端の円錐
状２７の複数のミゾ２Ｂに沿って流れ、カップ１２に供
給されるこトトなる。この時、ノズル１１の開口面積は
最も絞られた状態（第４図ａの状嘘）であり，その開口
部分は、ニードル２４の円錐状２了のミゾ２８部分のみ
となる。このためノズノレ１１からカップ１２に供給さ
れる温水はシャワー状の噴射流となる。すなわち、この
噴射流により、粉末原料と温水とが混合撹拌される。さ
らに、ニ一ドル２４の先端がノズ）ｖ１１内に入ると、
ノズル１１の開口面積が広がり、温水がキャップ１４の
テーパー１５と、円錐部２了の側面２７ｂ全面に沿って
流れて、カップ１２に向かって多量の温水が供給される
。

（第４図ｂの状態）。前記ニードル２４がノズル１１の
開口部と同一の位置からノズ）ｖ１１の内方に入って第
４図の状ａｔでの下死点から上死点に達する時間ｔ１　
　とすると、この時点で弁１６、ポンプ１了の動作を温
水供給手段３１を介して停止させる（ステノプ６）。ま
た、可逆制御千段３４により、駆動手段２６を逆転させ
（ステノプ７）、ニードノレ２４を上死点から下死点へ
移動させるため、あとｔ１　時間を動作させる（ステッ
プ）。

２）コールド飲料の供給時 購入者がコールド２９ｂｉ要求していることを選択検出
千段２９で検出（ヌテップ１）して記憶演算千段３６へ
信号を釦くる。この信号を受けて記憶演算手段３５は動
作手順記憶手段３０からコールドに相当するｌ７Ｉ作手
順金読みだして記憶（ステップ９）する。このｉＩＩ７
ｌｆ￥手順にしたがって弁１６，ボンプ１７を温水供給
手段３１を介して勧作させる（ステップ１０）とともに
，可逆制御手段３４で正転（ステップ１１）させる。そ
して，この動作時間がｔ０からｔ２まで継続させる（ス
テソプ１２）。

このとき、ｔ２はｔ１　　よシ短かい時間である。そし
て、ｔ２　になったとき可逆制御手段は停止する（ステ
ップ１３）。したがって二一ド／Ｌ’　２　４はノズル
１１の開口１１ａとノズル２４の円錐部２７の底部２７
ａが同一の位置となっているので，開口１１ａに取りつ
けられているキャソプ１４の中空部１４ａから吐出する
温水がニードル２４の先端の円錐状２７の複数のミゾ２
８に沿って流れ、カップ１２に供給されることとなる。

この時，ノズ）ｖ１１の開口面積は最も絞られた状態（
第４図ａの状態）であり、その開口部分は、ニードル２
４の円錐状２７のミゾ２８部分のみとなる。このためノ
ズル１１からカップ１２に供給される泥水はシャワー状
の噴射流となる。すなわち、この噴射流によシ，粉末原
料と温水とが混合撹拌される。

この状態で可逆制御手段３４ぱｔ２からｔ３１で停止さ
れる。このｔ２からｔ３　　の間に製氷機２２がｔ！１
作し、カップ内に氷が導入される（第４図Ｃの状態）（
ステップ１４）。次に可逆側制御手段３４により駆動手
段２ｅは逆転して、ニードル２４を下降（下死点側へ）
移動させノズル１１の開口１１ａとニードル２４の円錐
状２７の底面２７ａが同一の位置！でｔ３　からｔ４へ
移勤させる。

（第４図ｄの状態）（ステッグ１５）。その後、弁２０
を動作させる（ステップ１６）。このことにより、冷水
は二−ドｌレ２４の円錐状２７のミゾ２８に沿ってシャ
ワー状となってカップ１２円へ供給される。そしてｔ４
からｔ１の間の間冷蛍が供給されることにより、コール
ド飲料が提供できる（ステップ１７）。このように、ホ
ット飲料の供給時はニードル２４の移動によりカップ１
２内に充填されている粉末原料１３を初めに湿らせたの
ち混合撹拌してミキシング提果を上げる。１た、コール
ド飲料の提供時には二一叶゛）ｖ２４の移動を途中で逆
転させ、この逆転時に氷をカップ１２内へ供給しかつ冷
水がシャワー状にしてカソプ１２の縁に沿ってカップ１
２の底測へ移動させて、氷を包み込むようにして冷水が
氷に当たって飛敗するのを少なくするとともに、混合が
促進されるものである、 発明の効果 上記実施例より明かなように、本発明はカップの上縁よ
りも上に位置する飲料供給用のノズルと、前記ノズル内
を移動してノズルの開口面積を変化させ吐出する飲料の
状態を変化させる二−ドｌレと，このニードルを移動さ
せる駆動手段とを備え、前記ニードｌレは前記開口面側
を底面とする円錐形で、ｆｉｌ＋而に複数のミゾ乞有し
，その底面が前記開口面とほぼ同一の位置から、前記ノ
ズルの円方に収納された位６４で移動するものであるか
ら，ノズノレの開口面積をニードルによク変化させるの
で、ニードルの底面がノズルと同一位置の場合には，開
口から吐出する飲料は，ニ一ドルの測面のミゾに沿って
流れシャワー状にカップに供給されるので、全体的に浮
末原料を飲料に浸すようになる。またシャワー状の飲料
は、開口面積がせ１いことから噴射流となり確実に撹拌
されることとなる。

１たニードルの先端がノズル内に入るとノズルの開口面
積が広くなるとともに、飲料が円錐部に沿って流れて，
カップの中心に向かって多量の飲料が供給されるので周
囲への飛散が少なくなる。

また、カソフ゛内で撹拌するので従来のように撹拌部の
清掃が不要となる。

【図面の簡単な説明】

￥１図は本発明の一実施例を示す飲料自動販売チャート
、第４図０）から第４区鉛は同第２図の動作状態を説明
する断面図、第６図は同第１図のフローチャート、第６
図は従来の飲料自動販売機のカップ内原料撹拌装＠を示
す断面図である。 １１・・・・・・ノズル、１２・・・・・・カップ、１
３・・・・・・粉末原料，２４・・・・・・ニードノレ
、２６・・・・・・駆動手段、２７・・・・・・円錐部
。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）カップ内に充填された粉末原料に飲料用水を供給
   してカップ内で混合撹拌するものにおいて、カップの上
   縁よりも上に位置する飲料供給用のノズルと、前記ノズ
   ル内を移動してノズルの開口面積を変化させ吐出する飲
   料の状態を変化させるニードルと、このニードルを移動
   させる駆動手段とを備え、前記ニードルは前記開口面側
   を底面とする円錐形で、側面に複数のミゾを有し、その
   底面が前記開口面とほぼ同一の位置から、前記ノズルの
   内方に収納された位置まで移動することを特徴とする飲
   料自動販売機のカップ内原料撹拌装置。
2. （２）第１項記載のノズルは弁を介在して温水タンクト
   連結されるとともに、冷水タンクと連結してなることを
   特徴とする飲料自動販売機のカップ内原料撹拌装置。