JPH03166070A - ハンマー装置 - Google Patents
ハンマー装置Info
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- JPH03166070A JPH03166070A JP30364889A JP30364889A JPH03166070A JP H03166070 A JPH03166070 A JP H03166070A JP 30364889 A JP30364889 A JP 30364889A JP 30364889 A JP30364889 A JP 30364889A JP H03166070 A JPH03166070 A JP H03166070A
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- hammer
- cylinder
- compressed gas
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば鍛造を行なう場合、あるいは土木工事
でパイプ等を打撃して推進する際などに適用され、圧縮
空気あるいは窒素ガスなどの気体圧エネルギーによるハ
ンマー装置に関する。
でパイプ等を打撃して推進する際などに適用され、圧縮
空気あるいは窒素ガスなどの気体圧エネルギーによるハ
ンマー装置に関する。
この種のハンマー装置は、例えば特公昭58一1768
8号公報及び実開昭61−177742号公報によって
開示してある。これらの装置は例えばプレス機に適用す
るもので、他に垂下加圧作動するラム等の下部に分離し
て設置するものである。その構造は第7図と第8図に示
す如く、外シリンダーよりなる筒体1内に内シリンダー
2を設け、内シリンダー2にそのピストン3と一体を威
すハンマー4を設け、筒体1のピストン5に固着し垂下
した鍔6を有する吊軸7に前記ハンマー4を摺動自在に
吊り下げてあって、ラムの下降によって外ピストン5を
下降すると、吊軸7も共に下降し、外ピストン5と内シ
リンダー2間の圧縮気体室8が圧縮される。一方ハンマ
ー4は、その直径D2と内ピストン3の直径D3との面
積差に相当する上向きの力を受けるが、吊軸7の下降に
伴うシールなどの摩擦抵抗が前記D3とD2の面積差に
相当する上向き力より大きいため、ハンマー4が若干下
降するが、内シリンダー2と内ピストン3間の受圧室9
が真空状態となるため、ハンマ一4は僅かに下降してそ
の位置に停止保持される。
8号公報及び実開昭61−177742号公報によって
開示してある。これらの装置は例えばプレス機に適用す
るもので、他に垂下加圧作動するラム等の下部に分離し
て設置するものである。その構造は第7図と第8図に示
す如く、外シリンダーよりなる筒体1内に内シリンダー
2を設け、内シリンダー2にそのピストン3と一体を威
すハンマー4を設け、筒体1のピストン5に固着し垂下
した鍔6を有する吊軸7に前記ハンマー4を摺動自在に
吊り下げてあって、ラムの下降によって外ピストン5を
下降すると、吊軸7も共に下降し、外ピストン5と内シ
リンダー2間の圧縮気体室8が圧縮される。一方ハンマ
ー4は、その直径D2と内ピストン3の直径D3との面
積差に相当する上向きの力を受けるが、吊軸7の下降に
伴うシールなどの摩擦抵抗が前記D3とD2の面積差に
相当する上向き力より大きいため、ハンマー4が若干下
降するが、内シリンダー2と内ピストン3間の受圧室9
が真空状態となるため、ハンマ一4は僅かに下降してそ
の位置に停止保持される。
しかし外ピストン5の下降が進み圧縮率が高まり、吊軸
7の凹溝部10が内シリンダー2を貫通した際に圧縮気
体が一挙に内シリンダー2内に流入し、そのエネルギー
によってハンマー4が急速に加速されて下降する。そこ
でハンマー4が下死点(被打撃物の設定位置によって決
まるが、/%ンマーが鍔6に当接しない範囲内)で停止
しラムが上昇すると、圧縮気体室8の圧力によって外ピ
ストン5に上向きの力を受け、ラムと同時に上昇する。
7の凹溝部10が内シリンダー2を貫通した際に圧縮気
体が一挙に内シリンダー2内に流入し、そのエネルギー
によってハンマー4が急速に加速されて下降する。そこ
でハンマー4が下死点(被打撃物の設定位置によって決
まるが、/%ンマーが鍔6に当接しない範囲内)で停止
しラムが上昇すると、圧縮気体室8の圧力によって外ピ
ストン5に上向きの力を受け、ラムと同時に上昇する。
また外ピストン5の上昇に伴い吊軸7及びハンマー4が
上昇するものである。
上昇するものである。
従ってラム等の下降する加圧力のみによって気体を圧縮
し、そのエネルギーによってハンマーを急速下降すると
共に、そのエネルギーの余剰分で復帰するように構戊す
るものである。
し、そのエネルギーによってハンマーを急速下降すると
共に、そのエネルギーの余剰分で復帰するように構戊す
るものである。
上述の装置ではプレスに設定してのみ使用され、単独で
は使用不能であり、使用範囲が限定されるものである。
は使用不能であり、使用範囲が限定されるものである。
またハンマーを下降した後に自己復帰するために、筒体
の内径D1をハンマーの外径D2より遥かに大きく形成
する必要があり、そのためにエネルギー効率を悪化する
問題があった。
の内径D1をハンマーの外径D2より遥かに大きく形成
する必要があり、そのためにエネルギー効率を悪化する
問題があった。
また気体を圧縮するストロークは吊軸に設けた凹溝部の
位置によって決まり、ハンマーの打撃力は可変すること
が出来ず常に一定となるもので、仮に可変しようとすれ
ば、外ピストンと内シリンダー間の気体量を加減すれば
良いが、それに伴いハンマーの復帰時間が遅くなり、サ
イクル数を増加することが出来なくなり、殊に打撃力を
非常に小さくするとハンマーの自己復帰が不可能になる
もので、微弱な打撃を得ることが出来ないものであった
。
位置によって決まり、ハンマーの打撃力は可変すること
が出来ず常に一定となるもので、仮に可変しようとすれ
ば、外ピストンと内シリンダー間の気体量を加減すれば
良いが、それに伴いハンマーの復帰時間が遅くなり、サ
イクル数を増加することが出来なくなり、殊に打撃力を
非常に小さくするとハンマーの自己復帰が不可能になる
もので、微弱な打撃を得ることが出来ないものであった
。
そこで本発明は以上のハンマー装置の適用範囲が拡げら
れることを主目的とするもので、しかも微弱な打撃力が
得られると共に、ハンマーを確実に且つ迅速に復帰され
ることが出来、エネルギー効率が改善されるハンマー装
置を提供することにある。
れることを主目的とするもので、しかも微弱な打撃力が
得られると共に、ハンマーを確実に且つ迅速に復帰され
ることが出来、エネルギー効率が改善されるハンマー装
置を提供することにある。
本発明による第1発明は、吊軸を別設する上下往復駆動
装置の運動子に一体的に連結することにある。
装置の運動子に一体的に連結することにある。
本発明による第2発明は、第1発明に加えて、筒体内の
圧縮される気体圧の調節手段を設けるものである。
圧縮される気体圧の調節手段を設けるものである。
本発明による第3発明は、上記従来例と比較して内シリ
ンダーを省略することにあり、上下往復駆動装置の運動
子より垂設し筒体内に突入した吊軸の中間部にピストン
設け、吊軸の下部に突設した鍔によって気密を保った状
態でハンマーを吊り下げ、ハンマーが筒体内で気密を保
って上下動するものであり、またハンマーに筒体の絞り
部内に突入する頭部をその直径がハンマーの直径より小
として突設し、筒体内のピストンによって圧縮気体室で
圧縮された気体をハンマーに設けた通気孔より鍔までの
背圧室に流入し、その圧縮気体による背圧でハンマーの
落下を阻止し、吊軸の降下に伴い吊軸に設けた凹溝部を
通じて圧縮気体を受圧室に流入して、ハンマーを急降下
するように構成するものである。
ンダーを省略することにあり、上下往復駆動装置の運動
子より垂設し筒体内に突入した吊軸の中間部にピストン
設け、吊軸の下部に突設した鍔によって気密を保った状
態でハンマーを吊り下げ、ハンマーが筒体内で気密を保
って上下動するものであり、またハンマーに筒体の絞り
部内に突入する頭部をその直径がハンマーの直径より小
として突設し、筒体内のピストンによって圧縮気体室で
圧縮された気体をハンマーに設けた通気孔より鍔までの
背圧室に流入し、その圧縮気体による背圧でハンマーの
落下を阻止し、吊軸の降下に伴い吊軸に設けた凹溝部を
通じて圧縮気体を受圧室に流入して、ハンマーを急降下
するように構成するものである。
本発明による第4発明は、第3発明の凹溝部に換えて、
圧縮気体室と受圧室とを電磁弁によって連結するように
構成するものである。
圧縮気体室と受圧室とを電磁弁によって連結するように
構成するものである。
本発明による第5発明は、第3または第4発明に加えて
、圧縮気体室内の圧縮される気体圧を圧力調節装置によ
って調節可能に構成するものである。
、圧縮気体室内の圧縮される気体圧を圧力調節装置によ
って調節可能に構成するものである。
各発明に共通する作用は、吊軸が上下往復駆動装置によ
って上下動されるので、他の駆動装置と組み合わせる必
要がなく単独で打撃作業を行なわれるものである。
って上下動されるので、他の駆動装置と組み合わせる必
要がなく単独で打撃作業を行なわれるものである。
また第1と第3発明の装置であれば、圧縮される気体圧
が低くても、上下往復駆動装置によって強制的に上昇復
帰することが出来るものである。
が低くても、上下往復駆動装置によって強制的に上昇復
帰することが出来るものである。
第2と第5発明の装置であれば、圧縮される気体圧を調
節することが出来るので、1台の装置でハンマーの打撃
力を自由に且つ簡単に調節することが出来るものである ゜第3と第4発明の装置であれば、前記作用に加えて、
構造が簡単でコンパクト化され、エネルギー効率を向上
するものである。
節することが出来るので、1台の装置でハンマーの打撃
力を自由に且つ簡単に調節することが出来るものである ゜第3と第4発明の装置であれば、前記作用に加えて、
構造が簡単でコンパクト化され、エネルギー効率を向上
するものである。
本発明の第1発明による実施例は、第1図に示しており
、空気あるいは窒素ガスの気体を圧縮してハンマー4を
急速降下する加速部11の構造は従来のものと同様であ
って、1は外シリンダーよりなる筒体、2は内シリンダ
ー、3は内ピストン、4はハンマー、5は外ピストン、
7は吊軸、10は凹溝部であり、筒体1の上面に油圧シ
リンダーよりなる上下往復駆動装置12を設け、該装置
12のピストンである運動子13に前記吊軸7を一体的
に固着したものである。尚、上下往復駆動装置12は油
圧シリンダーに限ることがなく、その上室14に油圧を
供給し、下室15に空気圧をまたはスプリング(図示せ
ず)を設ける。但し空気圧の場合にはサージタンク16
を接続する。
、空気あるいは窒素ガスの気体を圧縮してハンマー4を
急速降下する加速部11の構造は従来のものと同様であ
って、1は外シリンダーよりなる筒体、2は内シリンダ
ー、3は内ピストン、4はハンマー、5は外ピストン、
7は吊軸、10は凹溝部であり、筒体1の上面に油圧シ
リンダーよりなる上下往復駆動装置12を設け、該装置
12のピストンである運動子13に前記吊軸7を一体的
に固着したものである。尚、上下往復駆動装置12は油
圧シリンダーに限ることがなく、その上室14に油圧を
供給し、下室15に空気圧をまたはスプリング(図示せ
ず)を設ける。但し空気圧の場合にはサージタンク16
を接続する。
ところで、上記ハンマー装置において所要の打撃力を得
るために、外ピストン5と内シリンダー2間の圧縮気体
室8の気体圧を所要の打撃力に応じた圧力に保持する。
るために、外ピストン5と内シリンダー2間の圧縮気体
室8の気体圧を所要の打撃力に応じた圧力に保持する。
従ってその気体圧によって微弱な力で打撃することがで
きる。しかも吊軸7を上下往復駆動装置12で強制的に
復動されるので、ハンマーを確実に元の位置へ上昇され
るものである。
きる。しかも吊軸7を上下往復駆動装置12で強制的に
復動されるので、ハンマーを確実に元の位置へ上昇され
るものである。
上記構造に加えて第1図図示のように、電磁弁17とリ
リーフ付き減圧弁18の組み合わせによる圧力制御装置
19を設ければ、圧縮気体室8での初期の圧縮作動時に
は圧縮されることがなく一定の圧力を保ち、その以後に
圧縮作動が始まるので、更に打撃力を微弱にすることが
できる。
リーフ付き減圧弁18の組み合わせによる圧力制御装置
19を設ければ、圧縮気体室8での初期の圧縮作動時に
は圧縮されることがなく一定の圧力を保ち、その以後に
圧縮作動が始まるので、更に打撃力を微弱にすることが
できる。
第2発明による実施例は前記第1発明を示す第1図に加
えて示しているように、圧縮気体室8の気体圧をコック
20で抜き取り、減圧弁21とチェック弁22とからな
る圧力調節装置23を介して所要の気体圧を供給するよ
うになっている。
えて示しているように、圧縮気体室8の気体圧をコック
20で抜き取り、減圧弁21とチェック弁22とからな
る圧力調節装置23を介して所要の気体圧を供給するよ
うになっている。
従ってこの第2発明によれば、圧縮気体室8の気体圧を
必要に応じて自由に調節することができる。この場合も
圧力制御装置19を併設しても良い。
必要に応じて自由に調節することができる。この場合も
圧力制御装置19を併設しても良い。
上記第1、第2発明による加圧部11の構造は従来のも
のと同様であるが、第2図図示のように外ピストン5を
通常の円盤状に形成することにより、ハンマー4の直径
D2を外ピストン5の直径D1の大きさに近づけること
ができ、エネルギー効率を増大するものである。
のと同様であるが、第2図図示のように外ピストン5を
通常の円盤状に形成することにより、ハンマー4の直径
D2を外ピストン5の直径D1の大きさに近づけること
ができ、エネルギー効率を増大するものである。
更に第2図図示の如く、吊軸7の鍔6とハンマー4との
間にコイルスプリング39を介在する場合もある。従来
の構造であると、ハンマー4が急速下降した際にハンマ
ーが吊軸7の鍔6に激突しないように、吊軸7のストロ
ークStlとハンマーのストロークSt2の関係は、S
tl>St2であることが必要であった。しかし従来の
装置に前述のようにスプリングを介在すると、ハンマー
の復帰する位置が不安定となるが、本発明のように吊軸
7を強制復帰することにより、スプリングを介在して、
Stl=St2に設定することが出来るようになり、こ
れによってもエネルギー効率が向上されるものである。
間にコイルスプリング39を介在する場合もある。従来
の構造であると、ハンマー4が急速下降した際にハンマ
ーが吊軸7の鍔6に激突しないように、吊軸7のストロ
ークStlとハンマーのストロークSt2の関係は、S
tl>St2であることが必要であった。しかし従来の
装置に前述のようにスプリングを介在すると、ハンマー
の復帰する位置が不安定となるが、本発明のように吊軸
7を強制復帰することにより、スプリングを介在して、
Stl=St2に設定することが出来るようになり、こ
れによってもエネルギー効率が向上されるものである。
第3発明による実施例は第3図と第4図に示すが、同一
部材には同一の符号を用いて説明すると、底面を開放し
中間部に絞り部24を有する筒体l内に加圧部11を構
或し、該筒体1の上面に上下動往復駆動装置12が設け
てあって、加圧部11は、筒体1内の絞り部24より上
の空室25にピストン5を設け、筒体1内の絞り部24
より下の空室26にハンマー4が設けてあり、上下動往
復駆動装置12の運動子13から垂設した吊軸7に前記
ピストン5を固着し、ハンマー4を上下に摺動自在に吊
り下げている点は前記例とほぼ同様であるが、その違い
はハンマーの部分にある。
部材には同一の符号を用いて説明すると、底面を開放し
中間部に絞り部24を有する筒体l内に加圧部11を構
或し、該筒体1の上面に上下動往復駆動装置12が設け
てあって、加圧部11は、筒体1内の絞り部24より上
の空室25にピストン5を設け、筒体1内の絞り部24
より下の空室26にハンマー4が設けてあり、上下動往
復駆動装置12の運動子13から垂設した吊軸7に前記
ピストン5を固着し、ハンマー4を上下に摺動自在に吊
り下げている点は前記例とほぼ同様であるが、その違い
はハンマーの部分にある。
即ち、ハンマー4の外周にOリング等のパッキング27
を設け、筒体■の内周に気密を保持して上下に摺動する
ものであり、またハンマー4より絞り部24の内空孔2
8に突入する頭部2つを一体に突設し、該頭部2つもパ
ッキング30によって内空孔28に対して気密保持して
挿入している。
を設け、筒体■の内周に気密を保持して上下に摺動する
ものであり、またハンマー4より絞り部24の内空孔2
8に突入する頭部2つを一体に突設し、該頭部2つもパ
ッキング30によって内空孔28に対して気密保持して
挿入している。
更に吊軸7の下端に鍔6を突出し、ハンマー4に鍔案内
孔31が下面を開放して設けてあり、しかも鍔6はパッ
キング32を介して鍔案内孔31に対して気密を保って
摺動自在に嵌め込んである。
孔31が下面を開放して設けてあり、しかも鍔6はパッ
キング32を介して鍔案内孔31に対して気密を保って
摺動自在に嵌め込んである。
ところで前記鍔6の直径d3と頭部29の直径d4の関
係を、d3>d4に形戊することが重要である。更にハ
ンマー4に、筒体1の上空室25における圧縮気体室8
と、鍔案内孔31内における鍔6より上の背圧室33と
を連通ずる通気孔34を備え、またハンマーの吊軸貫通
孔35より絞り部24とハンマー上面間の受圧室9へ通
じる連通孔36とを設け、吊軸7の外周に設けた凹溝部
10と連通孔36とを通じて圧縮気体室8と受圧室9と
を連通ずるようになっている。尚、絞り部24に受圧室
9から圧縮気体室8へ気体を帰流する逆止弁37を設け
ている。また上下往復駆動装置12は第1発明の例と同
様に図示してないが、油圧シリンダーに限ることがなく
、その上室14に油圧を供給し、下室15に気体圧をま
たはスプリングを設ける。但し気体圧の場合にはサージ
タンクを接続する。
係を、d3>d4に形戊することが重要である。更にハ
ンマー4に、筒体1の上空室25における圧縮気体室8
と、鍔案内孔31内における鍔6より上の背圧室33と
を連通ずる通気孔34を備え、またハンマーの吊軸貫通
孔35より絞り部24とハンマー上面間の受圧室9へ通
じる連通孔36とを設け、吊軸7の外周に設けた凹溝部
10と連通孔36とを通じて圧縮気体室8と受圧室9と
を連通ずるようになっている。尚、絞り部24に受圧室
9から圧縮気体室8へ気体を帰流する逆止弁37を設け
ている。また上下往復駆動装置12は第1発明の例と同
様に図示してないが、油圧シリンダーに限ることがなく
、その上室14に油圧を供給し、下室15に気体圧をま
たはスプリングを設ける。但し気体圧の場合にはサージ
タンクを接続する。
上記第3発明による装置の作動は第6図に示しているが
、その(A)図はハンマー4が上昇した時の状態であっ
て、この状態から上下往復駆動装置12を下降駆動する
ことによって圧縮気体室8の気体が順次圧縮され、その
一部が通気孔34を通じて背圧室33に流入し、鍔6は
下降するがハンマー4は背圧によって下降することなく
(B)図の如く静止している。しかし加圧が進み凹溝部
10がハンマー4の頭部29内に到達し連通孔36と対
向すると同時に、圧縮された気体圧が受圧室9に流入し
、(C)図の如くその圧縮気体によってハンマー4が急
速降下するものである。その後上下往復駆動装置12を
上昇駆動に切り替えることによって、(A)図図示のよ
うにハンマー4が元の位置へ上昇されるものである。
、その(A)図はハンマー4が上昇した時の状態であっ
て、この状態から上下往復駆動装置12を下降駆動する
ことによって圧縮気体室8の気体が順次圧縮され、その
一部が通気孔34を通じて背圧室33に流入し、鍔6は
下降するがハンマー4は背圧によって下降することなく
(B)図の如く静止している。しかし加圧が進み凹溝部
10がハンマー4の頭部29内に到達し連通孔36と対
向すると同時に、圧縮された気体圧が受圧室9に流入し
、(C)図の如くその圧縮気体によってハンマー4が急
速降下するものである。その後上下往復駆動装置12を
上昇駆動に切り替えることによって、(A)図図示のよ
うにハンマー4が元の位置へ上昇されるものである。
次に第4発明による実施例は第5図に示しており、前記
第3発明の実施例と殆ど同様であるが、その異なる点は
、図中左側に示すように、圧縮気体室8と受圧室9とを
電磁弁38を介して連結するものである。この場合には
、電磁弁38を切り換える時点を変化することによって
、ハンマー4を強力にあるいは弱い力で下降することが
出来るものである。
第3発明の実施例と殆ど同様であるが、その異なる点は
、図中左側に示すように、圧縮気体室8と受圧室9とを
電磁弁38を介して連結するものである。この場合には
、電磁弁38を切り換える時点を変化することによって
、ハンマー4を強力にあるいは弱い力で下降することが
出来るものである。
また第5発明による実施例は同じく第5図に示しており
、圧力調節装置23によって圧縮気体室8の気体圧を所
要の圧に設定するようになっている。
、圧力調節装置23によって圧縮気体室8の気体圧を所
要の圧に設定するようになっている。
本発明は、加速部の吊軸を上下往復駆動装置と一体的に
設けたことにあり、これによって顕著な効果を発揮する
ことが認められる。
設けたことにあり、これによって顕著な効果を発揮する
ことが認められる。
ハンマーの打撃力を強弱に選定することが出来、適用範
囲を大巾に拡げられるものとなる。
囲を大巾に拡げられるものとなる。
殊に1台の装置で圧縮率を調節できるものであれば、打
撃力を自由に調節して最も適切な打撃力を与えることが
出来る。
撃力を自由に調節して最も適切な打撃力を与えることが
出来る。
またハンマーの外径を筒体の内径に近付けることが出来
るか、あるいは殆ど同一にすることが出来るので、エネ
ルギー効率を飛躍的に向上することが出来る。
るか、あるいは殆ど同一にすることが出来るので、エネ
ルギー効率を飛躍的に向上することが出来る。
請求項3、4または5に記載する装置であれば内シリン
ダーが不用であるから、その構造がきわめて簡単になり
故障する恐れが半減される。しかも例えば土木工事でパ
イプを打ち込む際などに使用すれば、打ち始めより弱く
順次強く打ち込むことができ、パイプを曲げることなく
真っ直ぐに打ち込むことが出来るようになる。
ダーが不用であるから、その構造がきわめて簡単になり
故障する恐れが半減される。しかも例えば土木工事でパ
イプを打ち込む際などに使用すれば、打ち始めより弱く
順次強く打ち込むことができ、パイプを曲げることなく
真っ直ぐに打ち込むことが出来るようになる。
第1図は本発明によるハンマー装置の第1、第2発明の
実施例を示す断面図、第2図は同じく類例を示す断面図
、第3図は第3発明による実施例を示す断面図、第4図
は第3図IV−IV線矢視の断面図、第5図は第4、第
5発明による実施例を示す断面図、第6図は第3図に示
す例の作用を示す断面図、第7図と第8図は従来のハン
マー装置の構造及び作動を示す断面図である。 1・・・筒体 2・・・内シリンダー 3・・・内ピス
トン4・・・ハンマー 5・・・外ピストン 6・・・
鍔10・・・凹溝部 11・・・加速部 12・・・上
下往復駆動装置 13・・・運動子 19・・・圧力制
御装置23・・・圧力調節装置 29・・・頭部 31
・・・鍔案内孔 33・・・背圧室 34・・・通気孔
36・・・連通孔 38・・・電磁弁 第 1 図 第 2 図 第 3 図 第 4 図 第 5 図
実施例を示す断面図、第2図は同じく類例を示す断面図
、第3図は第3発明による実施例を示す断面図、第4図
は第3図IV−IV線矢視の断面図、第5図は第4、第
5発明による実施例を示す断面図、第6図は第3図に示
す例の作用を示す断面図、第7図と第8図は従来のハン
マー装置の構造及び作動を示す断面図である。 1・・・筒体 2・・・内シリンダー 3・・・内ピス
トン4・・・ハンマー 5・・・外ピストン 6・・・
鍔10・・・凹溝部 11・・・加速部 12・・・上
下往復駆動装置 13・・・運動子 19・・・圧力制
御装置23・・・圧力調節装置 29・・・頭部 31
・・・鍔案内孔 33・・・背圧室 34・・・通気孔
36・・・連通孔 38・・・電磁弁 第 1 図 第 2 図 第 3 図 第 4 図 第 5 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、筒体(1)内にハンマー(4)を吊軸(7)で吊り
下げてあって、吊軸(7)を下降するに従って筒体内の
ハンマー(4)より上の圧縮気体室(8)の気体を圧縮
し、その圧縮気体の一部でハンマー(4)に背圧として
与えてハンマーを上死点に保持し、更に吊軸(7)を下
降するに従って前記圧縮気体によってハンマー(4)を
急速下降するハンマー装置において、前記吊軸(7)が
上下往復駆動装置(12)の運動子(13)に固着して
いることを特徴とするハンマー装置 2、筒体(1)内の圧縮気体室(8)の気体圧に対して
圧力調節装置(23)を備えていることを特徴とする請
求項1記載のハンマー装置 3、底面を開放した筒体(1)内の中間部に絞り部(2
4)を設け、筒体(1)上に設けた上下往復駆動装置(
12)の運動子(13)より垂下した吊軸(7)が筒体
(1)内に突入してあり、筒体内の絞り部(24)より
上の空室に嵌装したピストン(5)を吊軸(7)に固着
して圧縮気体室(8)を設け、筒体内の絞り部(24)
より下の空室に気密を保って上下に摺動可能に嵌装する
ハンマー(4)に吊軸(7)を貫通し、該吊軸に突設し
た鍔(6)によってハンマー(4)を吊り下げ、且つ鍔
(6)の外周面がハンマーの鍔案内孔(31)に気密保
持してあり、該ハンマー(4)に筒体の絞り部の内空孔
(28)に突入する頭部(29)をその直径が鍔の直径
より小にして突設してあり、更にハンマー(4)に筒体
内の圧縮気体室(8)からハンマーの鍔案内孔(31)
における鍔より上部の背圧室(33)へ連通する通気孔
(34)と、ハンマーの吊軸貫通孔(35)より絞り部
とハンマー上面間の受圧室(9)へ通じる連通孔(36
)とを設け、吊軸の外面にその下降によって前記連通孔
に対面する凹溝部(10)を設けて、筒体内の圧縮気体
室(8)の圧縮気体をハンマーに下降力として付与可能
に構成していることを特徴とするハンマー装置 4、底面を開放した筒体(1)内の中間部に絞り部(2
4)を設け、筒体上に設けた上下往復駆動装置(12)
の運動子(13)より垂下した吊軸(7)が筒体内に突
入してあり、筒体内の絞り部より上の空室に嵌装したピ
ストン(5)を吊軸に固着して圧縮気体室(8)を設け
、筒体内の絞り部より下の空室に気密を保って上下に摺
動可能に嵌装するハンマー(4)に吊軸を貫通し、該吊
軸に突設した鍔(6)によってハンマーを吊り下げ、且
つ鍔の外周面がハンマーの鍔案内孔(31)に気密保持
してあり、該ハンマーに筒体の絞り部の内空孔(28)
に突入する頭部(29)をその直径が鍔の直径より小に
して突設してあり、更にハンマーに筒体内の圧縮気体室
(8)からハンマーの鍔案内孔(31)における鍔より
上部の背圧室(33)へ連通する通気孔(34)を設け
、筒体内の圧縮気体室(8)と、絞り部とハンマー上面
間の受圧室(9)とを電磁弁(38)によって連結して
いることを特徴とするハンマー装置5、圧縮気体室(8
)の気体圧に対して圧力調節装置(23)を備えている
ことを特徴とする請求項3または4記載のハンマー装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30364889A JP2610053B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | ハンマー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30364889A JP2610053B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | ハンマー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166070A true JPH03166070A (ja) | 1991-07-18 |
JP2610053B2 JP2610053B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=17923536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30364889A Expired - Fee Related JP2610053B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | ハンマー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2610053B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036888A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Ito Seisakusho:Kk | 複動式鍛造方法及び複動式鍛造装置 |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP30364889A patent/JP2610053B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036888A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Ito Seisakusho:Kk | 複動式鍛造方法及び複動式鍛造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2610053B2 (ja) | 1997-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |