JPH03165820A - 濾過膜モジュールの逆洗装置 - Google Patents

濾過膜モジュールの逆洗装置

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Publication number
JPH03165820A
JPH03165820A JP30326889A JP30326889A JPH03165820A JP H03165820 A JPH03165820 A JP H03165820A JP 30326889 A JP30326889 A JP 30326889A JP 30326889 A JP30326889 A JP 30326889A JP H03165820 A JPH03165820 A JP H03165820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permeate
filtration membrane
cylinder
backwashing
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30326889A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Numata
忠 沼田
Kanji Matsumoto
幹治 松本
Akira Kodaira
彰 小平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSHIN RIKAGAKU SEISAKUSHO KK
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
KOSHIN RIKAGAKU SEISAKUSHO KK
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KOSHIN RIKAGAKU SEISAKUSHO KK, Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical KOSHIN RIKAGAKU SEISAKUSHO KK
Priority to JP30326889A priority Critical patent/JPH03165820A/ja
Publication of JPH03165820A publication Critical patent/JPH03165820A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は濾過膜モジュールの逆洗装置に関するものであ
る。
(発明の背景) 管状濾過膜に培養液を加圧流入して、この流入方向と直
交する方向(即ち管状濾過膜外周方向)に透過液を浸透
させて濾過する一方、微生物や菌体などの固形物は濾過
に伴い濃縮され,濃縮液として循環ラインにより回収さ
れるいわゆるクロスフロー型の濾過膜モジュールがある
このような濾過膜モジュールでは、濾過膜面に堆積或い
は目詰まりした非濾過成分は逆洗により除去し培養液の
循環(回収)ラインに戻している。すなわち濾過膜下流
側に透過液を一時貯留する逆洗シリンダを設け、この逆
洗シリンダにより透過液を濾過膜下流側からその上流側
へ加圧逆流させて濾過膜の目詰まりを除去している。
一方、濾過膜の目詰まりの程度を知ることが、装置の運
転管理の点から必要である。例えば目詰まりの程度によ
り逆洗の時期を決定したり、濾過膜の交換時期を決める
必要があるからである。この目詰まりの程度を知るには
、濾過膜を透過する液の透過速度を検出しなければなら
ないが、この透過液量は濾過膜の能力低下に伴い非常に
少なくなり、その時間変化はさらに小さくなるため、従
来の流量計を用いる場合には非常に高価になるという問
題があった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、流
量計を用いることなく濾過膜の透過液の透過速度を検出
でき、構造が簡単で安価でもある濾過膜モジュールの逆
洗装置を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、濾過膜と、この濾過膜を透
過した透過液を取り出す透過液ラインと、濾過膜を透過
しなかった濃縮液を回収する回収ラインと、前記透過液
ラインの途中に配設され透過液を一時貯留しその貯留液
を濾過膜下流側から上流側へ圧送して前記濾過膜を逆洗
する逆洗シリンダとを備える濾過膜モジュールにおいて
、前記逆洗シリンダは、所定量の貯留透過液量を感知し
て逆洗シリンダへの透過液の流入を停止させる第1のセ
ンサと、逆洗のために所定量の貯留透過液量を送出した
ことを感知して逆洗を停止させる第2のセンサとを備え
、前記逆洗シリンダに前記所定量の透過液を貯留するの
に要する時間から前記濾過膜の透過液の透過速度を求め
ることを特徴とする濾過膜モジュールの逆洗装置により
達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の説明図である。
この図において符号10は微生物などの培養液を収容す
る培養液槽、12は培養液を濾過するクロスフロー型管
状濾過膜モジュール、l4は透過液を貯留する透過液捕
集槽である。培養液槽10内の培養液はポンプ16によ
り一定の圧力で管状濾過膜モジュール12に圧送され、
管状濾過膜モジュール12内の管状濾過膜18を透過し
た透過液は透過液ライン20により透過液捕集槽14に
入る。22および24は透過液ラインの途中に設けられ
た常開バルブである。管状濾過膜18を透過しなかった
濃縮液及び非濾過成分は回収ライン26により培養液槽
10に戻される。
常開バルブ22と24との間には透過液ライン20から
分岐して逆洗シリンダ28が接続されている。この逆洗
シリンダ28は、その内部の貯留透過液液面に浮ぶフロ
ート30と、このフロート30が所定位置にあることを
検出してシリンダ内の透過液貯留量が一定量になったこ
とを検出・感知する第1のセンサ32と、逆洗時にこの
シリンダ28から排出される透過液量が一定量になるこ
とを検出・感知する第2のセンサ34とを備える。セン
サ32、34の少なくとも一方は上下動可能に取付けら
れ、その位置に応じたフロート30の位置、即ちシリン
ダ28内の透過液貯留量を可変的に検出できるようにし
てもよい。
36は逆洗シリンダに加圧ガスあるいは加圧空気を送っ
て、貯留透過液を管状濾過膜18の上流側に加圧逆流さ
せる与圧ラインである。38は逆洗時に開く常閉バルプ
、40は逆洗シリンダ28に透過液を貯留する際に開い
てシリンダ28内にかかる圧力を培養液槽10へ逃がす
常閉バルブである。なお42は槽10に培養液を供給す
る導入管、44はセンサ32,34の出力によりポンプ
16やバルブ22,24,38、40の開閉を制御する
制御装置である。
なお、本発明における濾過膜は、管状濾過膜に限られる
ちのではなく、クロスフロー型の平膜、中空繊維状膜、
キャビラリー型膜においても適用可能である。
次に本実施例の動作を説明する。
(スタート) 導入管42からの培養液流入により培養液槽10内の培
養液が一定容量となると制御装置44はポンブ16を始
動させる。このときバルブ22および24を開き、バル
ブ38、40を閉じる。
この時フロート30はセンサ34の位置すなわち最下位
置にある。
(透過液貯留) 次に制御装置44は透過液をシリンダ28に貯留するた
めに、バルブ24を閉じバルブ40を開く。すると管状
濾過膜モジュール12に圧送された培養液の一部は管状
濾過膜18を透過し、その透過液は、逆洗シリンダ28
内に入りフロート30を押し上げる。この時シリンダ2
8内の残存ガスはバルブ40を通り培養液槽10に排出
される。シリンダ貯留量が所定量となって、フロート3
0が所定位置に達したことをセンサ32が検出すると、
センサ32の出力信号により制御装置44はバルプ40
を閉してシリンダ28への透過液の流入を停止させる。
(貯留液排出) バルブ22を閉じ、バルブ24、38を開くと、与圧ラ
イン36の加圧ガスがシリンダ28に入り、シリンダ2
8内の貯留液が透過ライン20を通って透過液捕集槽1
4に押し出される。そしてフロート30がセンサ34の
最下限位置に来ると制御装置44はバルブ24、38を
閉じる。
(透過液の捕集) このようにシリンダ28に透過液を導き、次に加圧ガス
によりシリンダ28内の透過液を捕集槽14に送るとい
う前記の(透過液貯留)と(貯留液排出)の動作を繰り
返すことにより、透過液を捕集槽14に集めることがで
きる。
(逆洗) 管状濾過膜18の透過液の透過速度は、シリンダ28に
透過液が所定量入るのに要する時間により監視されてい
る。すなわちフロート30がセンサ34の位置(最下位
置)にある状態で前記(透過液貯留)の動作に入り、バ
ルブ40が開くと制御装置44の内蔵するタイマがオン
し、フロート30がセンサ32の最上位置に達するまで
の所要時間を求める。この所要時間により濾過膜の透過
液の透過速度を検出でき、逆洗の時期などを判別できる
逆洗動作は前記(透過液貯留)動作の終了時に割り込み
、バルブ38を開いてシリンダ28に加圧ガスを導き、
シリンダ28内の透過液を管状濾過膜モジュール12に
圧送することにより行なわ4. れる。フロート30がセンサ34の最下位置に来ると逆
洗は終了し、バルプ38、22を閉じて次の(透過液貯
留)工程に入るまで待機する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、逆洗シリンダに所定量の透過液
が入るまでに要する時間を監視して、透過液の透過速度
を検出し、逆洗時期や濾過膜の交換時期などの運転管理
を行なえるようにしたものであるから、特別な流量計を
必要とせず構成が簡単で安価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図である。 10・・・培養液槽、 l2・・・管状濾過膜モジュール、 14・・・透過液捕集槽、 16・・・ポンプ、 18・・・管状濾過膜、 20・・・透過液ライン、 26・・・回収ライン、 28・・・逆洗シリンダ、 9 32、34・・・センサ、 36・・・与圧ライン、 44・・・制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 濾過膜と、この濾過膜を透過した透過液を取り出す透過
    液ラインと、濾過膜を透過しなかった濃縮液を回収する
    回収ラインと、前記透過液ラインの途中に配設され透過
    液を一時貯留しその貯留液を濾過膜下流側から上流側へ
    圧送して前記濾過膜を逆洗する逆洗シリンダとを備える
    濾過膜モジュールにおいて、 前記逆洗シリンダは、所定量の貯留透過液量を感知して
    逆洗シリンダへの透過液の流入を停止させる第1のセン
    サと、逆洗のために所定量の貯留透過液量を送出したこ
    とを感知して逆洗を停止させる第2のセンサとを備え、
    前記逆洗シリンダに前記所定量の透過液を貯留するのに
    要する時間から前記濾過膜の透過液の透過速度を求める
    ことを特徴とする濾過膜モジュールの逆洗装置。
JP30326889A 1989-11-24 1989-11-24 濾過膜モジュールの逆洗装置 Pending JPH03165820A (ja)

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JP30326889A JPH03165820A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 濾過膜モジュールの逆洗装置

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JP (1) JPH03165820A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247977A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Asahi Kasei Chemicals Corp 膜濾過システム及び膜濾過システムの運転方法
JP2010247074A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Toppan Printing Co Ltd 限外濾過フィルタの洗浄方法及び限外濾過フィルタを用いた現像装置

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