JPH03164777A - ヒートロール熱定着機の用紙剥離装置 - Google Patents

ヒートロール熱定着機の用紙剥離装置

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JPH03164777A
JPH03164777A JP30503989A JP30503989A JPH03164777A JP H03164777 A JPH03164777 A JP H03164777A JP 30503989 A JP30503989 A JP 30503989A JP 30503989 A JP30503989 A JP 30503989A JP H03164777 A JPH03164777 A JP H03164777A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
heat roll
curved surface
peeling
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP30503989A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Ehata
江幡 道雄
Michio Endo
遠藤 道雄
Tadashi Ito
廉 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 発明、明は、電子写真装置などのヒートロール熱定着機
の用紙剥離装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図ないし第7図に基づいて従来の技術を説明する。
第5図は定着機の動作説明図である。第5図において、
ヒートロール1の加熱を定着手段とする定着機は、搬送
装置19、ヒートロール1、バックアップロール15.
剥離棒状体2を主体とする剥離装置およびガイドロール
18からなる、ガイドロール18は多数の孔を設けた搬
送ベルト21をヒートロール1側に移動させ、搬送ベル
ト21の背部から吸引器20によって用紙8を吸引し真
空搬送する。ヒートロール1は、中心部にヒータランプ
14を設けたアルミ管13で、外部表面には定着時のト
ナーの付着を少なくするため、離型性の高いテフロンが
塗布されている。バックアップロール15は、アルミ管
16にシリコーンゴム17が塗布されたものであり、駆
動部(図示せず)によって回転させられる。バックアッ
プロール15は定着時100kg以上の荷重でヒートロ
ール1に押しつけられる。それによって、両口−ルの間
には挟持部22が形成される。挟持部22の摩擦抵抗に
よってヒートロール1が追随回転する。なお、10はヒ
ートロール1との間に一定の間隙をもつように剥離棒状
体2に形成される曲面である。
以下、定着プロセスについて説明する。
ヒートロール1の表面温度をヒータランプ14の点灯時
間を制御することによって定着可能温度に保つ。
現像系(図示せず)によってトナー画像を添加された用
紙8を搬送装置119によって挟持部22まで搬送する
。この時、トナー画像はヒートロール1側の用紙8の面
にある。
バックアップロール15が回転することによってヒート
ロール1が追随回転し、用紙8は挟持部22に入る。挟
持部22を通過するとき、用紙8のトナーはバックアッ
プロール15の圧力とヒートロール1からの熱によって
溶融し、用紙8に定着される。挟持部22を通過した用
紙8は、トナーの粘着力によってヒートロール1の表面
に付着している。そのため、用紙8の先頭部が挟持部2
2から出たときに、剥離棒状体2のエアーノズル(後述
)からエアーを出して用紙8の先頭部に吹き付はヒート
ロール1から用紙8を剥がす。剥がれた用紙は用紙ガイ
ド面(後述)を滑り、ガイドロール18に入り、吹のプ
ロセスへ送られる。
第6図は従来の剥離棒状体の要部の斜視図、第7図は同
じく要部の平面図である。第6図、第7図に示すように
、用紙剥離装置の剥離棒状体2は、管7によって連絡さ
れるエアーノズル4を剥離棒状体2の前縁部の中心付近
に持ち、前縁部がエアーノズル4の位置を中心として、
翼のように両端に傾斜した用紙ガイド面3を形成してい
る。剥離棒状体2および剥離手段については特公昭57
−46794号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例には下記の問題点がある。すなわち、エアーノズ
ル4が用紙8の中央部付近に位置するため、用紙8の中
央部付近にエアーを吹き付けて剥離することになり、中
央を境として両側に生じた粘着力は大きなものとなり、
用紙8を剥離するためにはエアーノズル4から噴射する
エアーの流速を高める必要がある。
本発明の目的は、剥離性能を高めたヒートロール熱定着
機の用紙剥離装置を提供することにある〔課題を解決す
るための手段〕 上記目的を達成するために、本発明の用紙剥離装置は、
ヒートロールとバックアップロールによって形成された
用紙の挟持部から、前記用紙が前記ヒートロールに付着
して出てきた時に、エアーを吹き付けて前記用紙を剥離
するヒートロール熱定着機の用紙剥離装置に於いて、エ
アーノズルを持つ剥離棒状体が前記挟持部の前記用紙の
出口より後方に設けられ、前記剥離棒状体が相対する前
記ヒートロールの表面と一定間隔を保った第一の曲面と
、前記第一の曲面の前記挟持部側の稜線部に後方に傾斜
した第二の曲面とを形成し、前記エアーノズルが前記第
二の曲面の前記傾斜のはじまる付近に設けられてなるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、後述のように、用紙とヒートロールの接触部
で温度が一番高く剥離性の良い部分である用紙の一端部
に近いところにエアーは当るように剥離棒状体のエアー
ノズルの位置を決める。剥離棒状体の前縁部がらせん状
稜線になっているため、剥がれた部分とヒートロールに
付着している部分に高低差が生じ、剥がれた部分が隣接
する部分を引き上げる状態となる。用紙が移動するにつ
れてこの現象が連続して起こり、用紙の先頭部は全面が
剥がれて、剥離性を向上させることができる。
すなわち、本発明は発明者らによる次の実験結果に基づ
いてなされたものである。この実験は。
長手方向の中央部付近にエアーノズル4を設けた従来の
剥離棒状体2Aを使ってヒートロール温度に対応した剥
離性を検討した結果、第10図の特性が得られた。第1
0図はヒートロール温度を用紙剥離性の関係を示す特性
図である。図で縦軸は用紙の剥離性、横軸はヒートロー
ル温度を示す。
この図から、剥離性が大きく変化する温度範囲(B、C
区間)が存在し、その温度域より低い場合は剥離性が低
く、温度が高い場合は剥離性が急激に高くなる傾向にあ
ることが明らかになった。
第11図は、ヒートロール1を温度制御した6状態で、
多数の未定着用紙を定着した場合のヒートロール1の温
度分布を測定した結果を示す。縦軸はヒートロール温度
、横軸はヒートロールの方向位置を示す、用紙通過部の
中央付近(F部)は、温度の低下が大きく、端部にいく
ほど制御温度に近いピークがあることがわかる。
第10図と第11図から、温度が高いほど剥離性が高い
ので、ヒートロール1の温度の高い部分(E、G部)で
剥離すれば、中央部(F部)で剥離するより剥離性を高
めることが出来ることがわかった。
〔実施例〕
本発明を第1図ないし第5図に基づいて説明する。第1
図は本発明の一実施例の要部の斜視図。
第2図は同じく要部の平面図である。これらの図に示す
ように、エアーノズル4は剥離棒状体2の一端部の近く
に取付けられ、エアーノズル4の位置から用紙8の中央
、他端部に向かうにつれて後方へ傾斜する一つのらせん
状稜線23(第二の曲面)と、ヒートロール1の表面と
一定間隔を形成する曲面10(第一の曲面)と、らせん
状稜線23から剥離棒状体2の上面に向かって傾斜した
用紙ガイド面3と剥離棒状体2の補強のための複数のリ
ブ5を設けである。
第3図は第2図の部分詳細説明図、第4図は第3図のA
−A矢視断面図で、これらの図に示すように、エアーノ
ズル4を剥離棒状体2の用紙通過部の端部(G部)の付
近に、約10°中央向きに設けた。
以下、この実施例を使用した定着プロセスについて説明
する。定着機の構成および定着機手段は従来例と同様で
ある。定着プロセスは従来と異なる点のみを説明する。
第5図の定着機の動作説明図に示すように、ヒートロー
ル1とバックアップロール15によりロールされ、用紙
8の先頭部が挟持部22から出た時に、剥離棒状体2の
エアーノズル4からエアーが出されるが、第3図に示す
ように、エアーは用紙8の一端部付近(ヒートロール温
度が高く、剥離性の良い部分)に吹き付けられるのでこ
のエアーの吹き付けによって用紙8の一端部をヒートロ
ール1から剥がす。剥がれた部分はエアーの圧力によっ
て浮き上がった状態で、ヒートロール1の表面と一緒に
移動する。剥がれた部分が剥離棒状体2の他端部に達し
た時、(第1図、第2図参照)他端部は、ヒートロール
1の表面と浮き上がった用紙8の間に位置し、ヒートロ
ール1の表面が移動するにつれて、剥がれた部分は剥離
棒状体2の上面を滑りながら移動する。剥離棒状体2の
前縁がらせん状稜線23になっているため、剥がれた部
分とヒートロール1に付着している部分に高低差が生じ
、剥がれた部分が隣接する部分を引き上げる状態となる
。用紙8が移動するにつれてこの現象が連続的に起こり
、用紙8の先頭部は全面が剥がれ、用紙ガイド面3を滑
って剥離棒状体2の上面に移動する。用紙8の先頭が剥
がれた時点で、エアーノズル4のエアーを止める。更に
、用紙8が移動すると用紙8の全面が剥離する。剥離し
た用紙8は、ガイドロール18に入り、次のプロセスへ
送られる。
第8図、第9図に基づいて本発明の他の実施例の要部を
説明する。
第8図は斜視図、第9図は平面図である。
この実施例では、らせん状稜線23の長さを用紙8の幅
と同等、あるいは、それ以上とした。この場合は、用紙
8の先頭端部が剥離し、用紙8の先頭の中央部がらせん
状稜線23に来た時には。
用紙8の端部と中央部で、かなり剥離高さ24に違いが
生じているため、用紙8の中央部から先の剥離先行部は
必然的に引き上げられる。そのため、この実施例では、
らせん状稜線23を短くし、その先は傾斜面を持つ用紙
ガイド12のみとした。これによって、剥離棒状体2の
形状を単純化することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、用紙の剥離性の良い部分にエアーを吹
き付けて剥離する手段がとれるため、比較的弱いエアー
の流速でも用紙の剥離を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部の斜視図、第2図は同
じく要部の平面図、第3図は第2図の部分詳細説明図、
第4図は第3図のA−A矢視断面図、第5図は定着機の
動作説明図、第6図は従来の剥離棒状体の要部の斜視図
、第7図は同じく要部の平面図、第8図は本発明の実施
例の要部の斜視図、第9図は同じく要部の平面図、第1
0図はヒートロール温度と用紙剥離性の関係を示す特性
図、第11図はヒートロールの温度分布を示す説明図で
ある。 1はヒートロール、2は剥離棒状体、3は用紙ガイド面
、4はエアーノズル、8は用紙、23はらせん状稜線。 特許出訳人の名称 日立工機株式会社 茅10口 洋 ji図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ヒートロールとバックアップロールによって形成さ
    れた用紙の挟持部から、前記用紙が前記ヒートロールに
    付着して出てきた時に、エアーを吹き付けて前記用紙を
    剥離するヒートロール熱定着機の用紙剥離装置に於いて
    、エアーノズルを持つ剥離棒状体が前記挟持部の前記用
    紙の出口より後方に設けられ、前記剥離棒状体が相対す
    る前記ヒートロールの表面と一定間隙を保った第一の曲
    面と、前記第一の曲面の前記挟持部側の稜線部に後方に
    傾斜した第二の曲面とを形成し、前記エアーノズルが前
    記第二の曲面の前記傾斜のはじまる付近に設けられてな
    ることを特徴とするヒートロール熱定着機の用紙剥離装
    置。
JP30503989A 1989-11-24 1989-11-24 ヒートロール熱定着機の用紙剥離装置 Pending JPH03164777A (ja)

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Cited By (7)

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