JPH0316398Y2 - - Google Patents

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JPH0316398Y2
JPH0316398Y2 JP14169584U JP14169584U JPH0316398Y2 JP H0316398 Y2 JPH0316398 Y2 JP H0316398Y2 JP 14169584 U JP14169584 U JP 14169584U JP 14169584 U JP14169584 U JP 14169584U JP H0316398 Y2 JPH0316398 Y2 JP H0316398Y2
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JP
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spring
screen
winding
fixed shaft
fixed
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JP14169584U
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は予め設定した位置にスクリーンを停止
させることができるロールブラインドの改良に関
するものである。
[従来の技術] 高窓やシヨーウインドーに取付けられたロール
ブラインドは、常時、スクリーンを上げ切らずに
一定の位置に停止させた状態で使用されることが
多い。しかし、毎日スクリーンを一定の位置に停
止させる操作をすることはわずらわしいことであ
るから、スクリーンを上げると自動的に予め設定
した位置に停止することが望ましい。スクリーン
が設定位置に自動的に停止するロールブラインド
としては、実公昭58−21919号に開示されたもの
が知られている。そのブラインドは、両端に固定
軸を持ち、一つの固定軸にはスクリーンを巻上げ
るスプリングの一端が係止され、他方の固定軸は
ボルトとして巻取筒内に突出し、その先端にはス
トツパが取付けられ、そのボルトにはコマとして
のナツトがねじばめされ、そのコマは巻取筒と一
体に回転する。巻取筒の回転につれてコマはボル
ト上を移動し、ストツパに当たると巻取筒に回転
を停止させる。したがつて、始めのコマの位置を
調整することにより、巻取筒が停止するまでの回
転数すなわちスクリーンの停止位置を設定するこ
とができる。
[本考案が解決しようとする問題点] しかし、このようなねじ機構はコマがストツパ
に当つた後もロールパイプがコマをさらに回転さ
せようとすると、コマのボルトのねじ山が食い込
み強固に結合するため、次にスクリーンを引出す
ときにかなりの力が必要になるという問題があつ
た。
本考案は上記問題点を解決しようとしてなされ
たものであり、その目的はスクリーンを任意の設
定位置に自動的に停止させることができるロール
ブラインドであつて、その設定位置から再びスク
リーンを引下げるときにも軽快に操作し得るもの
を提供することになる。又、スクリーンが停止す
るときにシヨツクの発生がないようにすることも
目的の中に含まれる。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案の特徴とする
手段は、スクリーン巻上げスプリングの一端が一
方の固定軸端と一体に係止され他端がスクリーン
巻取筒と一体に係止されたロールブラインドにお
いて、スクリーンが引出されると巻緩むように巻
かれた第二スプリングの一端を他方の固定端軸と
一体に係止し、他端を巻取筒と一体に係止し、巻
取筒と他方の固定端軸の間に着脱自在な結合部材
を介在させ、第二スプリングのトルクをスクリー
ン巻上げスプリングのトルクよりも小さくしてス
クリーン巻上げスプリングで第二スプリングを巻
締めきることができるようにしたことにある。第
二スプリングの内側に径規制パイプを遊嵌しその
パイプに第二スプリングを密着させて締めきるよ
うにすることが望ましい。
結合部材は手動又は自動により他方の固定端軸
が支持具から外れたときに巻取筒と他方の固定軸
を結合させ、支持具で支持したときにはその結合
を離脱させることができるものであればどのよう
なものでもよい。
[作用] 本考案のロールブラインドのスクリーンを停止
させたい位置まで引出して、そこで他方の固定軸
端を支持具から外し、ついで、その他方の固定軸
端又は巻取筒を回して第二スプリングを一杯に巻
締めた後に再び支持具を取付ける。こうしておい
て、スクリーンを一杯に引き出して離すと、スク
リーンは巻上げスプリングの力で巻上げられ、第
二スプリングは巻締められる。スクリーンが始め
に設定した位置に近づくにつれて第二スプリング
は巻締めきりの状態に近づくから、スクリーンの
巻上げ速度は徐々に減速し、スクリーンは静かに
設定位置に停止する。設定位置はどこでもよいか
ら、スクリーンが完全に巻上げられる位置に設定
すると、本考案のロールブラインドはスクリーン
をシヨツクなしに一杯に巻上げることもできる。
[効果] 上記の通り、本考案のロールブラインドは、第
二スプリングを一杯に巻締めてスクリーンを停止
させるものであるから、従来のねじ機構のように
締めきるとねじ山が食い込んで強固に結合してし
まい。逆にスクリーンを引下げるときに大きな力
が必要になるというようなことはない。したがつ
て、本考案のロールブラインドは所望の位置に自
動停止させることができるが、停止後のスクリー
ン再引出し操作は常に軽快であるという従来のも
のにはない優れた効果を有す。
[実施例] 本考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。第1図に示すように、本考案のロールブライ
ンド両端の第一及び第二固定軸11,12は第一
及び第二支持具21,22に回転しないように支
持される。第一固定軸11の延長軸端部13に第
一スプリング14の一端が係止され、その第一ス
プリングの他端は巻取筒15と一体の第一端部部
材16に係止される。第一端部部材16はボール
17を介して第一固定軸11に回転自在に軸受け
される。巻取筒15にはスクリーン20が巻かれ
第一スプリング14の内側には第一径規制パイプ
19が設けられる。カツプ状の第一端部部材16
と第一固定軸11の間にカムクラツチ18が介在
する。このカムクラツチにより巻取筒15はスク
リーン20に引出し方向には自由に回転するが、
スクリーン巻上げ方向にはスクリーンを少し引出
した後でないと回転することはできない。このよ
うな作動をするロールブラインドのクラツチとし
ては、図示したカムクラツチの外にボールクラツ
チも使用可能であり、いずれも公知である。
第二固定軸12の延長軸端部23に第二スプリ
ング24の一端が係止され、その他端は巻取筒1
5と一体に回転する第二軸端部材26に係止され
る。第二スプリング24の内側には第二径規制パ
イプ29が設けられる。
第2図に示すように、第二固定軸12はピン2
5を介して中空部32が接続され、その中空部に
ピン27を介して延長軸端部23が取付けられ
る。その延長軸端部は中間リング43を介して巻
取筒を回転自在に支持する。第二径規制パイプ2
9は第二スプリング24と中間部32の間に遊嵌
される。第二軸端部材26の第二スプリング側の
端部はリング28を介して回転自在に支持ざれ
る。第二軸端部材26の入口に中空円板30が突
起31と溝33を介して一体回転するようにはめ
られ、その中空円板の中空部39には多数の内歯
溝34が刻設される。
第二固定軸12の角軸端部35と大径部36に
T形溝37が形成され、そのT形溝37にばね4
2と爪38が挿入される。大径部36は中空円板
30の中空部39にはまり、第4図に示すよう
に、第二支持具12のふた41が閉じて爪38の
先端40がT形溝37に没入しているときは両者
は相互に回動するが、第3図に示すように、第二
支持具12のふた41が開いてばね42により爪
38がT形溝37から突出すると、先端40が内
歯溝34に入り両者は一体に結合しもはや巻取筒
は回転することができない。
第一スプリング14はスクリーン20が引出さ
れると巻締められ、逆に第二スプリングは巻緩め
られる。第二スプリング24は、第一スプリング
14よりも弱く、第一スプリング14は第二スプ
リングを一杯に巻締めて第二規制パイプ29に密
着させることができる。
この実施例のロールブラインドのスクリーン2
0を所望の位置まで引出して停止し、その位置で
第二支持具12のふた41を開くと、ばね37が
爪38を押上げその先端40を中空円板30の内
歯溝34に突入させ、巻取筒15と一体に結合す
る。ここで支持具から外すと、巻取筒15はカム
クラツチ18により回転を制止されているから、
巻取筒と第二固定軸が一体に回転するおそれはな
い。ついで、巻取筒15と第二固定軸12を把持
して爪38をT形溝37に押込み、巻取筒と第二
固定軸12を分離する。この状態で第二固定軸1
2を回して第二スプリング24を一杯に巻締めて
第二規制パイプ29に密着させる。次に、再び、
爪38を自由にしてその先端40を内歯溝34に
はめて巻取筒と第二固定軸を一体にして第二支持
具にはめ、ふた41を閉じる。ふた41を閉じる
と、爪38の先端40はT形溝に没入してロール
パイプ15は第二固定軸12とは分離して回転し
得る状態になる。
スクリーン20を一杯に下げて離すと、スクリ
ーン20は第一スプリング14の反発力で巻上が
り、第二スプリング24は巻締められる。スクリ
ーン20が所望の位置に近づくにつれて、第二ス
プリング24は固く巻かれるので、自動的にスク
リーンの上昇速度は徐々に減速されて所望の位置
に静かに停止する。所望の位置をスクリーンが完
全に巻上がつた位置にすれば、スクリーンは最上
位置に近づくにつれて減速して静かに巻上がる。
このように、本考案のロールブラインドは巻上げ
位置に係わらずスクリーンをシヨツクなしに巻上
げることができる。
実施例は巻取筒と第二固定軸の結合部材として
弾性的に半径方向に突出する爪を使用したが、両
者を着脱自在に結合させることができるものであ
れば、どのようなものでも使用することができ
る。例えば、両者を貫通するピン等も結合部材と
して用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のロールブラインド
の縦断面図、第2図は第1図のロールフラインド
の要部を示す斜視図、第3図及び第4図は第1図
のロールブラインドの端面図であり、巻取筒と第
二固定軸の結合部材と第二支持具の関係を示す。 図において符号11は第一固定軸、12は第二
固定軸、14は第一スプリング、15は巻取筒、
20はスクリーン、21,22は支持具、24は
第二スプリング、34は内歯溝、38は爪であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スクリーンを巻く巻取筒と、前記巻取筒を両
    端部において回転自在に支持する第一及び第二
    固定軸と、前記第一及び第二固定軸を支持する
    第一及び第二支持具と、前記巻取筒の内部にお
    いて一端が前記第一固定軸に他端が前記巻取筒
    にそれぞれ一体に連結された第一スプリングと
    を備えたロールブラインドであつて、一端が前
    記第二固定軸に他端が前記巻取筒にそれぞれ連
    結された第二スプリングが巻取筒の内部に設け
    られ、前記第一スプリングが前記スクリーンを
    巻上げると前記第二スプリングは締るように巻
    かれ、前記第一スプリングには前記第二スプリ
    ングを巻締めきるトルクが付与され、前記第二
    固定軸は結合手段を介して前記巻取筒に脱着自
    在に固定され、それらにより前記スクリーンを
    停止させようとする位置において前記第二スプ
    リングが巻締めきられるように設定されると、
    引出された後に巻上がる前記スクリーンは自動
    的に前記位置に停止することを特徴とするスク
    リーンを設定位置に停止させ得るロールブライ
    ンド。 2 結合手段は第二固定軸に弾性的に半径方向に
    突出自在に装着された爪と、巻取り筒と一体に
    回転する中空円板に前記爪と係合可能に刻設さ
    れた内歯溝と、前記第二支持具に前記爪の突出
    を制御することができるように設けられた制御
    部材からなることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のスクリーンを設定位置に
    停止させ得るロールブラインド。
JP14169584U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH0316398Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14169584U JPH0316398Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14169584U JPH0316398Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6156496U JPS6156496U (ja) 1986-04-16
JPH0316398Y2 true JPH0316398Y2 (ja) 1991-04-09

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