JPH03163794A - 厚膜印刷による薄形ディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

厚膜印刷による薄形ディスプレイパネル及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03163794A
JPH03163794A JP1300790A JP30079089A JPH03163794A JP H03163794 A JPH03163794 A JP H03163794A JP 1300790 A JP1300790 A JP 1300790A JP 30079089 A JP30079089 A JP 30079089A JP H03163794 A JPH03163794 A JP H03163794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thick film
display panel
printed
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1300790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0734396B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Seki
関 勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitani Electronics Industry Corp
Original Assignee
Mitani Electronics Industry Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitani Electronics Industry Corp filed Critical Mitani Electronics Industry Corp
Priority to JP1300790A priority Critical patent/JPH0734396B2/ja
Publication of JPH03163794A publication Critical patent/JPH03163794A/ja
Publication of JPH0734396B2 publication Critical patent/JPH0734396B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は厚膜印刷技術による薄形ディスプレイパネル
及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、薄形ディスプレイ装置としては、液晶ディスプレ
イ装置が開発されている。このディスプレイ装置は、ガ
ラス基板の間に液晶を挟み、背面側からバックライトを
当てることにより輝度を得ている。従って、薄形といっ
ても、ディスプレイ面を自在に湾曲させることはできな
い。また液晶部、バックライト部の2層が必要であり、
価格も高価となり、iた重量を小さくするにも制約が生
じる。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、従来の薄形ディスプレイ装置において
は、重さの軽量化、一層の薄形化、低価格化が望まれて
いる。
そこでこの発明は、軽量化、薄形化を十分に得ることが
でき、性能的にも十分な性能が得られ価格も低減できる
薄形ディスプレイパネル及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、基板の上面に厚膜パターン印刷された下部
透明性導電駆動回路層及びこの回路の電極及び端子部と
して用いられる下部電極及び端子回路層と、前記下部透
明性導電駆動回路層の上面に対応して厚膜パターン印刷
された下部誘電体層と、この下部誘電体層の上面に厚膜
パターン印刷された発光体層と、この発光体層の上面に
厚膜パターン印刷された上部誘電体層と、この上部誘電
体層の上面側に厚膜パターン印刷された上部透明導電駆
動回路層及びこの回路の電極及び端子部として用いられ
る上部電極及び端子回路層と、前記各層のパターンの間
隙に厚膜パターン印刷された絶縁層と、前記上部電極及
び端子回路層の上面に端子を露出させて厚膜印刷された
防湿用捕水フィルム層と、この防湿用捕水フィルム層の
上面に厚膜印刷で形成された光透過性増先層と、この光
透過性増光層の上面に厚膜印刷で形成されたプラスチッ
クフィルム層と、このプラスチックフィルム層の上面に
厚膜印刷で形成されたフッソ系防湿シールとからなるパ
ネル及びこれらの層の製造工程である。
(作 用) 上記の手段により、信号電圧を供給する電極を選択制御
することにより任意の発光体を発光させることができる
。このディスプレイは、すべての層が厚膜印刷技術によ
り形成されるために、非常に薄く、軽量に構成すること
ができ、基板として柔軟性をもつものを選ぶことにより
ディスプレイ面の湾曲も自在に得ることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例による薄形ディスプレイの
断面構造を示している。基板2としては、アルミ箔張り
ポリエステルフィルムが使用されている。アルミ箔張り
ポリエステルフィルム1は、下層がアルミニウムであり
、上層が透明のポリエステルであり、この基板の裏面に
は、フッソ系防湿フィルム1がコーティングされる。
基板2の上面には、厚膜印刷により、下部電極回路3(
第2図参照)が形成される。さらにこの下部電極回路3
に接続する透明性導電駆動回路4(第3図参照)が厚膜
印刷で形成される。第4図には下部電極回路3及び透明
性導電駆動回路4を示している。なお、下部電極回路3
の端子部3aには腐食等を防止するための処理が施され
ている。
さらにこの透明性導電駆動回路4の上面には、下部誘電
体5が厚膜印刷で形成される。
次に下部誘電体5の上面には、発光体6が厚膜印刷によ
り形成される。また、発光体6は、R%G,B用のもの
が繰り返し配.列されて形成されている(第5図、第6
図、第7図参照)。
この発光体6の上面には、上部誘電体7(第5図参照)
が厚膜印刷により形成される。この上部誘電体7の上面
には透明性導電駆動回路8が厚膜印刷により形成される
(第8図参照)。さらにこの透明性導電駆動回路8に接
続される上部電極回路9も厚膜印刷により形成される(
第9図参照)。
このように印刷された透明性導電駆動回路8及び上部電
極回路7の上面には、さらに防水のために透明性捕水フ
ィルムlOが厚膜印刷により形威される。またこの透明
性捕水フィルム10の上面には、光透過性増光層11が
厚膜印刷により形成される。この光透過性増光層11は
、内部に含まれる粒子が球形状であり、紫外線吸収、拡
散、及びレンズ効果による増光機能を有する。
この光透過性増光層11の上面には、プラスチックフィ
ルム12の層が形成される。そしてこの層の上面にはフ
ッソ系防湿シール13がコーティングされる。また14
は絶縁層であり、その厚み方向の各層が形成される毎に
パターン間を埋めるように印刷される。
この発明の一実施例は、上記のように構成される。
上部と下部の電極回路の端子を選択して信号電圧を供給
すると、マトリックスにより選択された発光部に電圧が
印加されその部分が発光することになる。
ここで各部の材質について説明する。
(1)基板2としては、上記実施例ではアルミ箔張りポ
リエステルフィルムであるとして説明した。このフィル
ムを使用すると柔軟性があるために、ディスプレイパネ
ルを湾曲させることも容易である。しかし湾曲を要しな
い場合は、反射機能をもつガラス、セラミックなどの基
板であってもよい。
電極回路3、9の材料としてはAg,NIA g P 
d s C u%C等をフィラーとする導電ぺ一ストが
用いられ、厚膜印刷にて形成される。
(2)駆動回路4、8の材料としては、InSn有機化
合物を有機分散したITO透明導電性インキが用いられ
る( I T O − 1ndlus TinOxld
e)。
ITO透明導電性インキは、透明度にすぐれている。こ
のインキはIn,O,(酸化インジウム)に対してSn
O,(錫)を5%前後配合したものである。この配合で
あると、良好な透明度と導電性を得ることができた。
次にITO透明導電性インキは、厚膜印刷を行うにあた
って扱い易く処理しやすいものでなければならない。
そこでIn20,に対してSn03を5%前後配合した
ものをITOとして、 ITO         56.5% 樹脂バインダー を配合して溶剤を得た。次に、この溶剤68%に対して
、分散希釈、有機溶剤としての配合溶剤を56%加えて
印刷適応粘度調整剤とし、印刷インキとして用いた。
上記56%の配合゛溶剤は Nメチルビロリドン 29.0% ヘキサノン      4.5% キシレン       4.5% 他                9、 O%計  
    56%である。
上記のITO透明導電性インキの印刷特性は、インキ粘
度  4000 〜8000 cps/25 ” Cス
クリーンメッシュ 240〜350メッシュ スクリーン  ポリエステル又はステンレス印  刷 
 圧   1.2  〜4.5  Kg/cm  ”ス
キージ  ポリウレタンゴム硬度65@〜80@ITO
膜厚  2um−ioμm 乾    燥   IR乾燥温.度40’  〜 80
@C20〜30分 活性処理 波長光100 〜300 r++*/ 10
秒〜6分4.1 −12.4eVエネルギー であり、これにより得られた透明導電膜は、電気抵抗l
O〜30Ω/口 lOμ一厚膜時光透過率 84〜8B
% のように、良好な導電性と光透過率を得ることができた
ここで、活性処理についてさらに説明する。
印刷されたITO透明導電性インキは、活性雰囲気中で
UV紫外光の1つである波長100〜300Iの光線を
照射すると電気抵抗は、処理前の700Ω/口から上記
のlO〜30Ω/口に向上し、基材への密着性も高まっ
た。
上記の要因は、分子間の結合をラジカル結合する作用と
、また有機金属又は無機金属等の化合物質の分子間結合
及び二重結合の破壊作用があると考えられる。しかし、
光線として従来から用いられている紫外光300〜40
0n一光線により乾燥させると、ITO透明導電性イン
キの電気抵抗は、最初は下がり500Ω/口から70Ω
/口となったが、時間が経過すると元の値に戻り500
Ω/口程度になった。
上記したように、この実施例では駆動回路4、8や、印
刷回路の材質として、厚膜印刷処理が容易であり、かつ
導電性が良く、透明性も良いものを開発して使用してい
る。
第11図は、上記したITO透明導電性インキを用いて
作成した導電パターンを上記の波長100〜300 n
mの光線で活性処理して室内に放置した場合の導電抵抗
を示している。UV紫外光の1つである波長100〜8
00 naの光線を20分間照射すると、25Ω/口程
度になり、その後室内に放置しても30Ω/口程度に変
化しただけであった。
(3)次に光透過性増光層11は、外部からの紫外線吸
収、拡散、に対して、内部からの蛍光に対しては増光、
透過という機能を備える。
光透過性増光層11の材質としては、微細真球形状粒子
Tl 02、Zn 02、St 02などがある。
Tl 02は紫外線吸収、拡散、光透過Zn 02は紫
外線吸収、拡散、増光、光透過Si02は拡散、光透過 の性質がある。
厚膜印刷時には上記微細真球形状粒子をアクリル系また
はポリエステル系樹脂バインダーに3〜25%の割合で
混合し、有機溶剤で分散及び希釈しインキとして使用し
た。
また、T1 02 、Zn 02 、Sl 02の配合
比は、発光体の輝度値に応じて選定した。
T1 02 、Zn 02は光透過率も高く拡散性に優
れ、紫外線吸収も優れている。またこれらの混合量を高
めることにより透明色から白色まで調色できた。特にZ
n 02は、発光の蛍光を増光する作用が得られ輝度向
上する場合はこの混合量を多くすることが好ましい。
このように配合された微細真球形状粒子を透明性プラス
チックフィルム上に均一に膜層として形成すると光透過
性、光拡散性は、粉状及びフレイク状粒子に比べて数倍
以上の性能が得られた。
(4)次に発光体6のペースト及び印刷について説明す
る。
発光体6の原料としてはIIa族、IIb族、■a族等
の有機金属化合物に対して、Ia族、Ib族、IIIb
族、VIb族等の有機金属化合物をドープ材として発光
色調を設定している。
このときの配合材料例としては、 赤色用として CaS * Eu,ZnS # Sm,
Y202SIIEu 緑色用として CaS−CeSZnS*Cu,ZnSI
ITb 青色用として CaS *Cu,ZnS 11Ag,Z
nSeTm 等がある。
印刷処理する場合には、上記の高純度金属酸化物超微細
粒子を高誘電性高分子及び有機溶剤に混入して分散ペー
ストにして厚膜印刷する。
または、高純度金属化合物の金属アルコキシ法あるいは
アセチルアセトン錯塩法またはオクチル酸金属塩法等の
錯体とその混合された混合体に高誘電性高分子及び有機
溶剤に溶解してインキとして用いてもよい。
次に印刷方法について説明する。
スクリーンメッシュ 150〜270メッシュでポリエ
ステル又はステンレス スクリーン総膜厚  70〜120μl印  刷  圧
        0.5  〜2.5Kg/cm2発光
体粘度     1000〜18000 cps/25
’ C印刷塗布膜厚    1G 〜50μm/dry
乾燥温度    40〜80@C/20〜30分活性処
理 UV低波長100 〜300nm/10秒〜B分4
.1 〜12.4eVエネルギー 上記の活性処理により、印加電圧と輝度効率の特性の向
上、印加電圧と消費電流の特性向上、発光輝度の均一性
の向上が得られた。
この特性向上の要因としては、金属酸化物の粒子分散膜
層は、UV低波長光線の照射により化合物分子間の結合
又は化合物分子の破壊により金属分子のアモルファス(
多結晶か非結晶の中間位の物質)になっているものと考
えられる。
上記したこの発明によるディスプレイパネルによると、
すべてが厚膜印刷(スクリーン印刷)により製造できる
ために印刷設備で製造できる。この結果、極めて安価に
実現できる。印511機の最大可能印刷面域は2000
X 3000厘回又は3800X 8000mmまでの
大きさに制限なく小型から大型の大画面のディスプレイ
を実現できる。
ディスプレイパネルの厚みは、155一一以下と最も薄
くまた重量も200sg/as2以下で、最も軽く、円
形直径10cmに変形できるフレキシブル性、耐振動性
、耐衝撃性に優れている。さらにカラーディスプレイパ
ネルとして安価に実現できる。ディスプレイパネルの適
用例としては、交通機関の表示パネル、小売店内の値段
表示、案内表示等利用範囲は多くの分野がある。
上記の説明では、発光体6が行方向へR,G,Bの繰り
返しで配列されているものとして説明した。しかしこの
色フィルタの色素配列方法としては各種の実施例が可能
でありこれに限定されるものではない。例えばセグメン
ト配列、ストライブ配列などがある。
さらにまた、アクティブマトリックス構成として、動作
速度を早くするようにしてもよい。すなわち予め補助電
極を各画素に設けて低い電圧を印加しておき、駆動電圧
が印加されたときに高速反応するように構成してもよい
発光体6は色フィルタであるものとして説明した、しか
し、白黒のディスプレイを行うパネルの場合これは単色
の発光体であってもよい。
発光体6が、単色つまり輝度を得る発光体として形成さ
れた場合、プラスチックフィルム層とフッソ系防湿シー
ルとの間に、温度に感応して発色する可逆性発色サーモ
ク口ミックカラーフィルタを形成してもよい。このフィ
ルタのインキも厚膜パターン印刷される。
可逆性発色サーモクロミック力ラーフィルタは、微温度
差に反応して無色から有色に発色または有色から無色に
変化する性質がある。従って、光源として利用する単色
発光体に供給する印加電圧の変化あるいは印加周波数の
変化による微熱を感知して発色することができる。この
性質を利用することにより、無段階に色調を制御するこ
とができる。
さらに発色フィルタとしては、光感光性反応タイプのも
のを用いてもよい。
即ち、発光体6は、白色発光体として、プラスチックフ
ィルム層とフッソ系防湿シールの間に光感光性反応発色
インキを用いて厚膜パターン印刷したカラーフィルタを
形成してもよい。
この光感光性反応発色インキは、UV域、可視域、赤外
域での波長中、各域でのある波長の数点(ピーク時)に
反応して発色する性質がある。また光の輝度、光の強弱
又は明、暗に感応して発色する。
上記した実施例において、基板2の構造としてはポリエ
ステル等のプラスチック板に、アルミ箔の金属箔を張付
けた構造となっている。しかしこ・れに限らずたの材質
の基板であってもよい。また必ずしもフレキシブルの基
板にする必要はなく、ガラスあるいはセラミック等の固
定の形状の板あってもよい。上記アルミ箔は、発光体の
光を反射してパネル面の明るさを得ることができる。
(5)上記したサーモクロミックインキについて説明を
加える。
サーモクロミックの原理は、電子供与性物質と電子受容
性物質の2成分から構威され両者が互いに作用し合い結
晶質になっている状態で有色を呈し、この有色結晶質に
熱を加えると電子受容性物質が溶解し互いの電子の授受
作用がなくなり有色から無色になる任意の融点を持つ電
子受容性物質を選択することで各種の温度で無色より有
色へまたは有色から無色への変化が可逆的に何回でも繰
返し作用する。こうした化学的、物理的変化を応用し、
色の種類は染料中間体の電子供与物質を変えることで各
色の色調を得ることができる。
本実施例では可逆性染料系タイプのサーモクロミックイ
ンキを用いた。可逆性染料系サーモクロミックに増感剤
を添加することで数倍の速度で敏速に反応し作用させる
ことができ、マイクロカプセル中に注入する方法で得ら
れた。
染料系サーモクロミックを特殊高分子樹脂をバインダー
とし有機溶剤に分散インキ化した。
カラーフィルターとして用いる色度(発色時)は色度表
で示すと 赤色   X軸0.84   Y軸0.33緑色   
X軸0.3O   Y軸0.46青色   X軸0.1
5   Y軸0.07である。上記の色度を色調として
印刷する。
印刷方法 スクリーンメッシュ 180〜320メッシュ スクリーン ポリエステル又はステンレル、またたはα
スクリーン 印圧    0.2 〜2.0 Kg/ c*2スキー
ジ  ウレタンゴム65@〜75°印刷膜厚  5〜2
0μI1(乾燥時)乾燥    80°C/30分 (6)先に述べた光感光性反応インキに付いて説明を加
える。
光感光性反応インキは、発光体6が発光する光城中の波
長先に反応し、光感光性反応インキは白色から各有色に
発色する。光感光性反応インキは、蛍燐光体顔料を主材
として感光増感剤、感光体、紫外線吸収剤を添加し高分
子バインダーに分散させて有機溶剤で調整しインキ化す
る。
蛍燐光体顔料は紫外光域の254μ■〜365μ■の波
長光に反応し発色するが感光増感剤、感光体を蛍燐光体
顔料に添加することで、紫外光の全領域、可視光領域と
赤外先の一部域の波長に反応させることができる。
感光増感剤としては、 ■2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フエニルーブロバ
ンー1−オン ■1−(4−イソプロビルフェニル)−2−ヒドロキシ
−2−メチルプロパン ■N−メチルーエタノールパミン ■ジメチルアミノエチルメタアクリレート■4−(2 
●アクリロイルーオキシエトキシー)フェニルー2−ヒ
ドロキシ−2−プロビルケトンを用いる。
感光体としては、無機系と有機系の感光体があり無機系
は、ZnO%C4 S,Seを用いる。
有機系は、O P C (Organ1c−photo
−Conductor)の有機光感体フタロシアニン系
、ペリレン系、キノン系、トリスアゾ系、等の材料に分
光感度を制御するカップラーとしてトリフエニールアミ
ンなどを加え調整し合成する。
本実施例では、有機光感体トリスアゾ系顔料と無機系Z
nOを配合した感光体とした。ZnOは、紫外光領域2
00ns+〜400■において優れた吸収性を示しまた
蛍光性材の感光体の両特性があり主材の蛍燐光体顔料と
の組合わせ(親和性)が良いし、安定性が向上した。
この理由としては高光性感度を広域(可視光領域、赤外
光領域を含む)に設定すると発光体光以外の外部人射光
により反応し発色するので、発光体及び発光体の発光光
城中特定波長に反応する紫外光域サイドに設定し、感光
性及び紫外光吸収の増感性を持たせたことによる。
主材蛍燐光体顔料は、大日精化工業株式会社の製品を用
いた。発色波長を254rv〜385ns+において 品名 1385ホワイト 平常時は白の色で発色時の蛍光色は
ホワイトである。
2385イエロー 平常時は白の色で発色時はイエロー
である。
4365マゼンタ 平常時は白の色で発色時の蛍光色は
マゼンタである。
5365レッド  平常時は白の色で発色時の蛍光色は
レッドである。
6365グリーン 平常時は白の色で発色時の蛍光色は
グリーンである。
73B5ブルー  平常時は白の色で発色時の蛍光色は
ブルーである。
8365バイオレット 平常時は白の色で発色時の蛍光 色はバイオレットである。
上記の顔料を使用し、R,G,Bの色調に調色した。
次に印刷用のペーストを得るには 主材として蛍燐光体顔料 副材として増感材、高分子バインダー、有機溶剤(混色
溶剤)を用いてペーストインキを得た。
印刷方法としては、スクリーン印刷を採用した。
スクリーンメッシュ 250〜400メッシュ、αスク
リーン 印刷膜厚  2〜15μ■/乾燥時 乾燥及び処理    80” C/30分 熱風乾燥活
性処理lO秒〜lO分 である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、軽量化、薄形化
を十分に得ることができ、性能的にも十分な性能が得ら
れ、価格も低減できる薄形ディスプレイ及びその製造方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するために示した構
或説明図、第2図乃至第10図はそれぞれ第1図の実施
例を説明するために各層の薄膜パターンの説明図、第1
1図はこの発明の実施例において採用した活性処理によ
り得られた導電体の抵抗変化を示す測定図である。 1・・・フッソ系防湿フィルム、2・・・アルミ箔張り
ポリエステル、3・・・下部電極回路、4、8・・・透
明性導電駆動回路、5、7・・・誘電体、6・・・発光
体、9上部電極回路、10・・・防湿捕水フィルム、1
1・・・光透過性増光層、12・・・プラスチックフィ
ルム、13・・・フッソ系防湿フィルム、14・・・絶
縁層。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板の上面に厚膜パターン印刷された下部透明性
    導電駆動回路層及びこの回路の電極及び端子部として用
    いられる下部電極及び端子回路層と、前記下部透明性導
    線駆動回路層の上面に対応して厚膜パターン印刷された
    下部誘電体層と、この下部誘電体層の上面に厚膜パター
    ン印刷された発光体層と、 この発光体層の上面に厚膜パターン印刷された上部誘電
    体層と、 この上部誘電体層の上面側に厚膜パターン印刷された上
    部透明導電駆動回路層及びこの回路の電極及び端子部と
    して用いられる上部電極及び端子回路層と、 前記各層のパターンの間隙に厚膜パターン印刷された絶
    縁層と、 前記上部電極及び端子回路層の上面に端子を露出させて
    厚膜印刷された防湿用捕水フィルム層と、この防湿用捕
    水フィルム層の上面に厚膜印刷で形成された光透過性増
    光層と、 この光透過性増光層の上面に厚膜印刷で形成されたプラ
    スチックフィルム層と、 このプラスチックフィルム層の上面に厚膜印刷で形成さ
    れたフッソ系防湿シールとからなることを特徴とする薄
    形ディスプレイパネル。
  2. (2)上記発光体は、ドットマトリックス状に配列され
    ていることを特徴とする請求項第1項記載の薄形ディス
    プレイパネル。
  3. (3)上記発光体は、行方向へR,G,Bの発光体が配
    列されたことを特徴とする請求項第2項記載のディスプ
    レイパネル。
  4. (4)上記発光体は、単色の発光体であることを特徴と
    する請求項第2項記載の薄形ディスプレイパネル。
  5. (5)上記発光体は、白色発光体であり、上記プラスチ
    ックフィルム層とフッソ系防湿シールとの間にさらに可
    逆性発色サーモクロミックカラーインキを用いて厚膜パ
    ターン印刷したカラーフィルタが設けられていることを
    特徴とする請求項第1項記載の薄形ディスプレイパネル
  6. (6)上記発光体は、白色発光体であり、上記プラスチ
    ックフィルム層とフッソ系防湿シールとの間にさらに光
    感光性反応発色インキを用いて厚膜パターン印刷したカ
    ラーフィルタが設けられていることを特徴とする請求項
    第1項記載の薄形ディスプレイパネル。
  7. (7)基板の上面に厚膜パターン印刷された下部透明性
    導電駆動回路層及びこの回路の電極及び端子部として用
    いられる下部電極及び端子回路層を形成する工程と、 前記下部透明性導電駆動回路層の上面に対応して厚膜パ
    ターン印刷された下部誘電体層を形成する工程と、 この下部誘電体層の上面に厚膜パターン印刷された発光
    体層を形成する工程と、 この発光体層の上面に厚膜パターン印刷された上部誘電
    体層を形成する工程と、 この上部誘電体層の上面側に厚膜パターン印刷された上
    部透明導電駆動回路層及びこの回路の電極及び端子部と
    して用いられる上部電極及び端子回路層を形成する工程
    と、 前記各層のパターンの間隙に厚膜パターン印刷された絶
    縁層を形成する工程と、 前記上部電極及び端子回路層の上面に端子を露出させて
    厚膜印刷された防湿用捕水フィルム層を形成する工程と
    、 この防湿用捕水フィルム層の上面に厚膜印刷で形成され
    た光透過性増光層を形成する工程と、この光透過性増光
    層の上面に厚膜印刷で形成されたプラスチックフィルム
    層を形成する工程と、このプラスチックフィルム層の上
    面に厚膜印刷で形成されたフッソ系防湿シールを形成す
    る工程とからなることを特徴とする薄形ディスプレイパ
    ネルの製造方法。
  8. (8)上記基板は、プラスチックフィルムであることを
    特徴とする請求項第7項記載の薄形ディスプレイパネル
    の製造方法。
  9. (9)上記基板は、プラスチックフィルムに金属箔を張
    り付けた構成であることを特徴とする請求項第7項記載
    の薄形ディスプレイパネル。
  10. (10)上記基板は、フレキシブル材質であることを特
    徴とする請求項第7項記載の薄形ディスプレイパネルの
    製造方法。
  11. (11)上記基板は、ガラスあるいはセラミックなどの
    固定形状の材質であることを特徴とする請求項第7項記
    載の薄形ディスプレイパネルの製造方法。
  12. (12)上記下部電極及び端子回路層、上部電極及び端
    子回路層は、Ag、Ni、AgPd、Cu、C等をフィ
    ラーとする導電ペーストを用いて厚膜パターン印刷され
    たことを特徴とする第7項記載の薄形ディスプレイパネ
    ルの製造方法。
  13. (13)上記下部及び上部透明導電駆動回路層は、In
    Sn有機化合物を有機分散したITO透明導電性インキ
    を用いて厚膜パターン印刷されたものであることを特徴
    とする請求項第7項記載の薄形ディスプレイパネルの製
    造方法。
  14. (14)上記発光体は、IIa族、IIb族、IIIa族等の
    有機金属化合物に対して、Ia族、Ib族、IIIb族、
    VIb族等の有機金属化合物をドープ材として発光色調を
    設定し高純度金属酸化物超微細粒子を作り、印刷処理す
    る場合には、上記高純度金属酸化物超微細粒子を高誘電
    性高分子バインダーに加えて厚膜パターン印刷されたも
    のであることを特徴とする請求項第7項記載の薄形ディ
    スプレイパネルの製造方法。
  15. (15)上記光透過性増光層は、材質として微細真球形
    状粒子TiO_2、ZnO_2、SiO_2が用いられ
    、厚膜パターン印刷時には上記微細真球形状粒子をアク
    リル系またはポリエステル系樹脂バインダーに混合し、
    有機溶剤で分散及び希釈しインキとして用いられたこと
    を特徴とする請求項第7項記載の薄形ディスプレイパネ
    ルの製造方法。
JP1300790A 1989-11-21 1989-11-21 厚膜印刷による薄形ディスプレイパネル及びその製造方法 Expired - Fee Related JPH0734396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1300790A JPH0734396B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 厚膜印刷による薄形ディスプレイパネル及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1300790A JPH0734396B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 厚膜印刷による薄形ディスプレイパネル及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03163794A true JPH03163794A (ja) 1991-07-15
JPH0734396B2 JPH0734396B2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=17889127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1300790A Expired - Fee Related JPH0734396B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 厚膜印刷による薄形ディスプレイパネル及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0734396B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002270365A (ja) * 2001-03-12 2002-09-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> El素子
JP2004134282A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置及びそれを用いた画像読取装置
JP2007513478A (ja) * 2003-12-02 2007-05-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ エレクトロルミネッセント装置
JP2008153243A (ja) * 2008-03-14 2008-07-03 Seiko Epson Corp 表示装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4234998B2 (ja) * 2001-03-29 2009-03-04 富士フイルム株式会社 エレクトロルミネッセンス素子

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002270365A (ja) * 2001-03-12 2002-09-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> El素子
JP2004134282A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置及びそれを用いた画像読取装置
JP2007513478A (ja) * 2003-12-02 2007-05-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ エレクトロルミネッセント装置
JP2008153243A (ja) * 2008-03-14 2008-07-03 Seiko Epson Corp 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0734396B2 (ja) 1995-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100529450B1 (ko) 유기 전자 발광 표시 장치
JP5902212B2 (ja) カラー・エレクトロルミネセンス表示装置
EP0823831B1 (en) Organic electroluminescence apparatus
CN105259598B (zh) 一种量子点光学膜及背光模组
CN105242442B (zh) 量子点彩膜的制备方法
CN105204221B (zh) 彩膜基板、显示面板及显示装置
CN105720176A (zh) 一种胶囊量子点和发光二极管、制备方法及显示装置
CN103278876A (zh) 量子点彩色滤光片及其制作方法、显示装置
CN108957836A (zh) 一种彩膜基板及其制作方法、显示器件
US20040137258A1 (en) Color-converting/filter substrate, multi-color organic EL display panel using the color-converting/filter substrate, and manufacturing methods thereof
JPH05303017A (ja) スクリーン印刷塗布による面発光導光パネルの製造方法
JP2006228677A (ja) 多色発光装置
JPH03163794A (ja) 厚膜印刷による薄形ディスプレイパネル及びその製造方法
TWI320802B (ja)
US7911137B2 (en) Electroluminescent displays including an intermediate diffusing layer between an electrode and a layer of electroluminescent material
JPH11233265A (ja) エレクトロルミネッセンス装置
JPS58223171A (ja) カラ−液晶表示装置
CN114725177B (zh) 显示面板及电子装置
CN100388017C (zh) 蓝色滤色器及使用该蓝色滤色器的有机电致发光元件
KR101222950B1 (ko) 액정표시장치
JP2017116947A (ja) 液晶ディスプレイ
JP2793263B2 (ja) 表示素子
KR101163936B1 (ko) 컬러 전계발광 디스플레이
JP2016026315A (ja) 液晶ディスプレイ
TW202210605A (zh) 白光發光二極體及包含其之背光模組與顯示裝置