JPH03163569A - 電子写真現像法 - Google Patents

電子写真現像法

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JPH03163569A
JPH03163569A JP1304375A JP30437589A JPH03163569A JP H03163569 A JPH03163569 A JP H03163569A JP 1304375 A JP1304375 A JP 1304375A JP 30437589 A JP30437589 A JP 30437589A JP H03163569 A JPH03163569 A JP H03163569A
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坂田 嘉男
Masaharu Iwai
雅治 岩井
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泰 掛橋
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、複写機、プリンター或いはファクシミリ等に
於いて、感光体上の静電潜像を、形状、性質の異なるキ
ャリアの混合物とトナーからなる現像剤を磁気発生装置
を用いて形成した磁気ブラシによって現像し、このトナ
ー像を普通紙、樹脂フィルム等の転写部材に転写した後
定着して印字物を得る電子写真法に関するものである.
〔従来技術〕 電子写真法に関し、磁気ブラシを形成して現像する方式
としては、大別して下記の如き4つの方式が実用化され
ている; (1)鉄粉等のキャリアと非磁性トナーを用い、感光体
と現像剤搬送材としての非磁性且つ導電性回転円筒体で
あるスリーブの間に直流電圧を印荷し現像を行なう2成
分現像方式。
(2)Mi性トナーを用い、感光体とスリーブの間に交
流電圧及び/又は直流電圧を印荷し現像を行なう1成分
現像方式. (3)樹脂キャリアと磁性トナーを用い、スリーブとこ
れに内蔵されたマグネットを共に回転させ、感光体とス
リーブの間に直流電圧を印荷して現像を行なう通称1.
5或分現像方式。
(4)真球状フェライトキャリアと磁性トナーを用い、
スリーブとこれに内蔵されたマグネットを共に回転させ
、感光体とスリーブの間に直流電圧を印荷して現像を行
なう通称新2tc分現像方式.上記4つの方式にはそれ
ぞれの特徴があり、以下にその概要を記載する。
(1)の2成分方式は最も早く確立された方式であり、
キャリアとトナーを所定の割合で混合し摩擦帯電により
トナーを所定の極性に帯電させてこれを感光体上の静電
潜像部午付着させるもので、転写が容易である他、近年
盛んになりつつあるカラτ化のための方式としては磁性
分を含まないトナーを使用するので好適な方式である.
しかし、トナーとキャリアを良好に帯電させ、消費され
たトナー濃度を均一に保つための攪拌手段及びトナーa
度監視装置を必要とするので現像装置が大型化、複雑化
し、コストアンプとなる他、所定期間使用したキャリア
は疲労により劣化を起こすため交換を必要とし、更に鉄
粉キャリアは鱗片状で流動性が悪く、高トルクとなって
駆動系の容量を大きくする必要がある等の問題点を有し
ている。
(2)の1成分現像方式は2成分方式がかかえる攪拌装
置によるトナー濃度の安定等の問題点を解決するために
、磁性トナーとして導電性磁性トナーを用いる方式が考
案されたが、直接印字物を得ることができても、本来望
まれている感光体を繰り返し使用して印字物を得るには
画像が不鮮明で不適当である。そこで現在はこれを解決
するために絶縁性磁性トナーを用いることを基本として
、更に帯電制御剤をトナーの内又は外に添加する等トナ
ーに工夫をして従来の2成分現像と同等の感光体電位条
件で鮮明な画像を得られる様になり方式として確立して
いるが、帯電量の向上につれてトナーが帯電凝集を起こ
し易くなりトナー規制板に堆積し、画像にトナー不足に
よる現像不足の白スジを生じる不都合があった。尚、現
像バイアス電圧として、交流電圧又は直流電圧に交流電
圧を重ねた電圧を用いる方式はいわゆるジャンピング方
式として知られ、現像剤が形或する磁気ブラシは、本来
、感光体と直接接触することなく、バイアス電圧の交流
成分によってトナーが振動させられて生じるトナー雲に
よって現像が行なわれ鮮明な画像が得られる方式として
、直流電圧のみを印荷する方式よりは一歩進んだもので
あるといえるが、この方式も直流電圧をバイアス電圧と
して用いる通常の1成分現像方式と同様にトナーの帯電
量、搬送量を定量化するため現像剤搬送体としてのスリ
ーブの寸法、形状の精度を高くしなければならず、また
表面に施したサンドブラストによる凹凸も均一性を要す
る等製造上の困難を伴いコスト高の要因を含むばかりで
なく、トナー凝集による白スジ発生の問題をかかえてい
る。
(3)の樹脂キャリアを用いる通称1.5成分方式は、
2威分現像方式の問題点であるキャリアによる感光体表
面摺擦による損傷の回避及びキャリア付着による画像品
質の低下の防止等の目的で考察された方式である。即ち
、強磁性体である(例えば鉄粉)キャリアが、強く感光
体表面と摺れることにより、感光体が損傷したり短寿命
となるのを防止する他に、キャリア付着によって黒画像
部に光点が存在し画像品質が低下するという問題を、本
質的にはトナーと同成分である樹脂キャリアを用いるこ
とによってキャリア付着があっても画像的にはトナーの
付着と同様になすことにより解決する等の効果があるが
、基本的には2成分系であり、キャリアとトナーの混合
比が所定の値でない場合には濃度ムラが生じるという問
題点をかかえており、特に攪拌装置がない場合、高濃度
印字物を連続して得る場合には、トナー消費量が多大と
なって濃度低下の問題点が表面化することになる.(4
)の真球状フェライトキャリアを用いる通称新2成分方
式は、磁性トナーを用いる1成分方式に於いて絶縁性ト
ナーの帯電量向上に伴って生じる帯電凝集を防止し、現
像時のトナー不足による白抜けを解決するために考察さ
れたものである.この方式は帯電凝集の防止には効果が
あるが、特開昭59−182464及び米国特許第46
40880に記載の様に、良好な画像を得るためには現
像剤搬送体である円筒状スリーブとこれに内蔵されたマ
グネットの両方を回転させ、特に両者が逆方向に回転し
、更に現像部においてトナーの搬送方向を感光体の移動
方向と同方向にすることが必要であり、これは即ち、質
量の大きなマグネットを高速回転させるための大容量の
駆動系やその力を伝えるためのギア及び滑らかな回転を
得るための高価な回転軸受を必要とする等コスト増を招
くものであり、更にバランスが悪くなると振動を生じ騒
音の原因となる等問題点をかかえている。
本発明の目的は、−上述の従来技術の欠点を解決し、非
磁性トナー、磁性トナーのいずれを使用す.る場合にも
適用可能であって、安価で、高画質の印字物を得ること
ができる様な電子写真現像法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明は潜像及び可視像を形成するための感光体
と、これに近接配置され、その表面に現像剤を付着させ
て搬送し磁気ブラシを形成するための可動部を有する磁
気発生装置と、該磁気発生装置を支持する現像槽とを備
え、磁気ブラシ形成領域の手前で搬送される現像剤の量
を規制する現像剤規制板を設けた現像装置によって形成
された可視トナー像を転写部材に転写した後定着する電
子写真現像法において、前記現像剤がキャリアとトナー
の混合物からなり、且つ該キャリアが実質的に球状及び
/又は鱗片状で、平均粒径30〜l50μmの異なる平
均粒径のキャリアの混合物であることを特徴とする電子
写真現像法を内容とするものである. 本発明は従来より行なわれている電子写真方式に於いて
、使用するトナーが非磁性、磁性のいずれを使用する方
式であってもそれぞれが有する問題点を解決しうる方式
である。即ち、本発明に於いて用いるキャリアとしては
、平均粒径の異なるキャリアを混捏して用い、また平均
粒径の大きなキャリアの割合を多くした方が一層好まし
い.更に、混合するキャリアの一方は球状又は実質的に
球状である方がより好適である.また、割合の少ない方
のキャリアの体積固有抵抗を低くした方が更に好適であ
る.ここに於いて使用する磁気発生装置は円周方向に非
対称な磁気分布波形を有するものであることが好ましく
、且つ現像剤規制板(以下、ドクターブレードと呼ぶ)
をはさんで、現像剤進行方向からみて下流側にある磁極
(以下、ドクター極と呼ぶ)とは別に上流側に磁極(以
下、攪拌極と呼ぶ)を設けることが好ましい.本発明者
らは以上の考え方を基本として非磁性トナーを使用する
2威分系現像装置及び磁性トナ一を使用するl成分系現
像装置に適用し、2tc分系装置ではトルク低下、攪拌
性向上によるトナー濃度の安定化及び攪拌装置の不要化
が達成されることを見出し、またl成分系装置ではトナ
ー凝集塊による現像不足の白スジが解消されるとともに
、KfA度印字条件下で高解像度が得られることを見出
し、本発明を完威したものである. 以下、本発明を更に詳細に説明する. まず本発明に使用するキャリアは、材質がフェライト、
鉄、鋼等からなる細粒からなる.ここで、フェライトキ
ャリアは形状が球状又は実質的に球状をしたものであっ
て、ニッケル、亜鉛、マンガン、マグネシウム等の酸化
物と3価の鉄酸化物の焼結体として得られ、化学的に安
定で使用中の錆の発生の問題がなくそのまま使用できる
が、高抵抗とするために、更に表面に樹脂コーティング
処理をしてもよい.また、鉄、鋼キャリアは形状が実質
的に球状又は鱗片状であって、錆発生による透磁材とし
ての性能劣化を防ぐために表面に酸化被膜処理又は樹脂
コーティング処理が施される。
本発明を従来の方式に適用した場合の第1の効果は、以
下の様にキャリアの混合によって得られる. まず、第1図は従来の2威分現像方式を表わす概略図で
あり、矢印■の方向に回転する感光体(1)とこれに対
向して現像容器(5)が配され、この中には矢印■の方
向に回転する非磁性体円筒(以下、スリーブと呼ぶ)(
2)と、この中に収納された固定式の磁気ロール(3)
があり、更にキャリアとトナーの混合物である現像剤(
6)とこれを攪拌する攪拌装置(7)゛及び該現像剤(
6)の搬送量を規制するドクターブレード(4〉がある
従来のこの方式では、スリーブ(2)の回転によって現
像剤(6)がスリーブ(2)とドクターブレード(4)
の間隙を通って搬送される場合、キャリアが鱗片状の鉄
又は鋼粒子であるため流動性が悪く、また飽和磁化量が
約170〜200emu/gと大きく、磁気力によって
強力に吸引・搬送されるため、スリーブ(2)を回転さ
せるには大きなトルクが必要であった.例えば、第1図
に於けるスリーブ(2)がφ20■、軸方向長さが約2
30mの場合に於いて、第11図に示す様に、.平均粒
径52μmの鉄キャリアを用いた場合、スリーブ(2)
を回転させるためには1.3kg一cmと大きなトルク
を必要とする.トナーが添加された通常の現像剤として
使用される状態では、トナーが潤滑剤の様な働きをし、
約0.2kg−c−のトルク低減効果をもたらすが、現
像剤の高トルクの原因として鱗片状鉄キャリアがあるこ
とは第12図に示す様に、粒径を変え平均粒径77μm
の鉄キャリアを用いたものも同様に1. 4 kg−c
mと高トルクを示すことからも明らか,である. 以上の知見を基に、本発明者はキャリアの低トルク化に
よって現像剤の低トルク化を実現すべく検討を行なった
まず、異なる平均粒径をもつキャリアとして鉄キャリア
の平均粒径52μmのものと平均粒径77μmのものを
選び、これらを混合したキャリアでトルクを測定したと
ころ、第13図A〜Cに示す様に、従来とほぼ同等のト
ルクとなり、トルル低下に効果のないことがわかった. 次に異なる平均粒径をもつものとして、フェライトキャ
リアの球状又は実質的に球状の平均粒径104μmのも
のと鉄キャリアの平均粒径52μmのものを選びこれら
を混合したキャリアでトルクを測定したところ第14図
A〜Cに示す様な結果となった.この様なトルク低下を
もたらした理由の1つとして、フェライトキャリアの形
状が球状又は実質的に球状であることが考えられるが、
いずれにしても、平均ね径の大きなキャリアが過半を占
める様に、より好ましくは第14図Cの場合の様に大半
を占める様に混合比を選ぶことによって大巾なトルク低
下が実現される.尚、この場合のキャリアの分布は第1
5図に示す通りであり、上述の平均粒径をもつキャリア
の混合だけでなく、別の平均粒径をもつキャリアの混合
であっても結果として第15図類似の粒径分布をとる様
に調整されたキャリアであれば同様のトルク低減効果を
もつことは言うまでもない.いずれにしても本発明を従
来の2成分現像方式に適用した場合、第11図と第14
図Cの比較から明らかな如く、キャリアのみでは1. 
3 kg−c+sから0. 8 kg−cm ヘとトル
クが低減され、またトナーを含めた現像剤ではl.lk
g−cmから0. 6 5 kg−cabへとトルクが
低減され、そのトルク低減効果は約40%に達しており
極めて有効であると言える. 尚、キャリア量が110gを超えて第1図に示す攪拌装
置(7)に触れる様な場合は、キャリアの種類、平均粒
径の組合せの如何にかかわらずトルクの増加が起こるが
、これは本発明の本旨を損なうものとはならない. 本発明を従来方式に適用した場合の第2の効果は以下の
様になり、それは前述のキャリアを使用するに際して、
現像剤の攪拌効果をもつ攪拌極を設けたことによって得
られる。
ここで第2図は従来のl成分現像方式を表わす概略図で
あり、基本構成は第1図と同じであるが現像剤にキャリ
アを含まないため第1図の2成分現像シシステムでは必
要であった攪拌装置が設けられていない構成となってい
る. 既述の様に1威分現像システムは、攪拌装置やこれに付
帯するギア等諸部品が不要でコスト的にも安くなる他、
トナー濃度の安定等の2成分現像方式がかかえる問題点
を解決する方式として優れたものであったが、一方、ト
ナー凝集塊による白スジの発生という新たな問題をかか
えることになった.これを解決したのが、磁性トナーの
他に真球状キャリアを用い、トナー及びキャリアを移動
させる方向にスリーブを回転させ、これと逆の方向に磁
石ロールを高速回転させる通称新2威分方式であり、第
2図の成分現像方式と同様、現像剤撹拌装置等コスト増
となる付帯装置を不要とし、且つ16分現像システムの
かかえていたトナー凝集塊による白スジの問題を解決す
る方式を提供したのであるが、新たに高重量物であるマ
グネットを高速回転させるための大容量駆動系やこれを
伝達するためのギア及び高価な回転軸受等コスト増要因
をかかえることになった. また、別の観点から2成分現像方式の問題点を解決する
方式として考案されたのが樹脂キャリアを用いる通称1
.5成分方式である。2威分現像方式のキャリア付着に
よる黒画像部の光点の存在で画像品質が低下する問題等
に対する解決策として、トナーと本質的には同様の成分
を有する樹脂キャリアを使用し、トナー及びキャリアを
移動させる方向にスリーブを回転させ、これと逆の方向
に磁石ロールを回転させることにより2威分現像方式の
問題点を解決し、第2図の1或分現像方式と同様に、攪
拌装置の不要化に戒功したのであるが、高重量物である
マグネットを高速回転させる必要があることに付随して
起こる問題は、フェライトキャリアと磁性トナーを用い
る方式と同様にかかえることになった。
本発明は前記問題を解決するために、磁気ロールによっ
て発生する磁気分布(8)によって形成される磁極が、
攪拌極と呼べる攪拌作用を有することで、スリーブのみ
を回転すれば磁気ロールは固定であってよく、従ってコ
スト増要素となる各種装置が不要となる方式を提供する
ものである。
本発明に係わる攪拌極としては2種類あり、1つは第3
図に示す様に、ドクター極と異なる磁性の極(81)で
あり、もう1つは第4図に示す様にドクター極と同じ磁
性の極(82)である。両者はいずれも攪拌効果をもつ
ものであるが、その形態は異なっている. まず攪拌極が第3図の様にドクター極と異なる場合、攪
拌作用は対流攪拌として行なわれる.aち、第3図、第
3図Aに示す様にスリーブ(2)が矢印■の方向に回転
すると現像剤は一部がドクターブレード(4)とスリー
ブ(2)の間の隙間を通って感光ドラム(1)の近傍に
搬送され、感光ドラム(1)上の静電潜像部に現像剤中
のトナーが付着し現像が行なわれるが、スリーブ(2)
の回転によって搬送が次々に行なわれるとドクターブレ
ード(4)の手前にキャリア滞留(4l)が生し、その
量が一定量以上となるとキャリアの一部がキャリア鎖(
42)となって後方の磁極が形成するキャリアの1(4
3)に向かって飛翔する。これが繰り返されると上方に
あるトナーがこのキャリアの動きによってキャリア中に
取り込まれ攪拌が行なわれることになる.このように適
当な対流攪拌が行われるためには、キャリアの量及び磁
極の位置を適当な条件に設定する必要がある.まずキャ
リアの量は第3図Aの様にドクターブレード(4)の手
前で滞留(41)を生じるに充分な量でなければならず
、第3図Bの様に少ない量の場合はキャリアのlIt間
が多いために撹拌の必要がないものの、現像剤の中に占
めるトナーの量が過剰な状態となって、現像時にカプリ
を生じる等画質的に好ましくない結果となる.またキャ
リアの量が多すぎると上述の作用が起こる空間領域がキ
ャリア全体の中に埋没し、充分な攪拌作用が期待できな
くなる.例えば第3図に於いて、スリ一ブ(2)の直径
が20mφ、軸方向長さが約230mでドクターブレー
ド(4)とスリーブ(2)の隙間が約0.3−の場合、
第3図Aの様な対流攪拌を生じるキャリアの量はフェラ
イトキャリアの場合15〜180gであることが好まし
い.次に、磁極の位置についての条件として、第3図に
於いてドクター極とドクターブレードの間の角度θ,は
ドクター極の磁気分布と磁力の強さによって現像剤の搬
送力が異なるため一義的に定めることは出来ないが、一
般的に5〜35゛の間で設定される.攪拌極とドクター
ブレードの間の角度θ2は、第3図Aに示されるキャリ
ア滞留(4l)を起こす必要性と、キャリア鎖の後方へ
の飛翔(42)を起こす必要性から最小値、最大値が定
められる.θ意が103以下となると充分な滞留が起こ
らず、θ2が80’以上となるとキャリア鎖の後方への
飛翔が起こらず不適当であり、θ2の好ましい角度とし
ては25〜656である。
キャリア量とドクターブレード〜攬拌極間角度θ2を総
合的に見てみると、更に好適条件は狭められる.キャリ
ア量が比較的少なくθ2が小さい場合、キ中リアの後方
への飛翔(42)は頻繁に起こり、取り込むトナー量が
多くなって画像にカプリが生じやすくなり、一方、キャ
リア量が多くθ,が大きい場合、キャリアの後方への飛
翔の頻度が少なくなって高トナー消費に対応するのが困
難となる. 以上の観点から本例ではキャリア量30〜150g,角
度θ230〜55゜が最も好適な条件である.尚、スリ
ーブ回転中心Oからトナー槽(9)をみた開口角度α1
はトナーの取込みをしやすくする意味で広い方が良く、
本例第3図では概ね80″となっているが、これをさら
にα1の様に広げ、キャリア対流領域を複数箇所とする
と一層好適であり、磁極の極性反転部(83)の近傍に
ドクターブレードに相当する規制板(4′)を設けるこ
とにより容易に実施しうる. 次に攪拌極が第4図の様にドクター極と同じである場合
、攪拌作用は攪拌極の磁力によって形成されるキャリア
のスクリュー攪拌として行われる.第4図、第4図Aに
示す様にスリーブ(2)が矢印■の方向の如く回転する
と現像剤は一部がドクターブレード(4)とスリーブ(
2)の間の隙間を通って感光体(1)の近傍に搬送され
、感光体(1)上の静電潜像部に現像剤中のトナーが付
着し現像が行われるが、スリーブ(2)の回転によって
搬送がどんどん行われると、ドクターブレード(4)の
手前にキャリア滞留(4l)が生じ、その量が一定量以
上となると滞留したキャリアの一部が剥離しキャリア鎖
(42)となり、磁石ロール(3)周辺に形成される磁
気分布(8)の磁極(82)によって出来るキャリアの
穂の一部を構成する。これが繰り返されると、キャリア
の穂は順次後方に送られキャリア層(44)と同化する
.このようにして形成されたキャリアのスクリュー(4
3)はスリーブ(2)の回転に伴ってスリーブ(2)の
回転方向(矢印■)とは逆の矢印■の方向に回転し、こ
のとき現像容器(5)の上方のトナー槽(9)にあるト
ナーがキャリア中に取り込まれ攪拌が行われることにな
る.適当な攪拌が行われるためには、前述の対流撹拌の
場合と同様に、ここでもキャリアの量及び磁極の位置に
適当な条件がある。
即ち、キャリアの量は第4図Aに示す様にドクターブレ
ード(4)の手前でキャリア滞留(41)を生じ、且つ
キャリアのスクリュー(43)が形成されるのに必要な
量でなければならず、またキャリアのスクリュー(43
)がキャリア層(44)に埋没し攪拌作用が起こらなく
なるような量であってはならない。
また磁極の位置についていえば、ドクター極とドクター
ブレード(4)の間の角度θ,はドクター極による搬送
力に従って5〜35″の間で適宜設定され、攪拌極とド
クターブレード(4)の間の角度θ4はキャリア滞留(
4l)とキャリアのスクリュー(43)が形成されるに
必要な空間が確保されるものでなくてはならない。例え
ば前例と同様に、スリーブ(2)の直径が20mφ、軸
方向長さが約230mm,  ドクターブレード(4)
とスリーブ(2)の隙間が約0.3髄の場合、キャリア
の量は.、フェライトキャリアの場合で35〜150g
,攬拌極とドクターブレード(4)との間の角度θ4は
25〜60゜の範囲が最も好適な条件である.更に、前
述の対流攪拌の場合と同様に、トナーの取り込みをしや
すくするために、スリーブ(2)の回転中心からトナー
槽(9)をみた開口角度α。は広い方がよく本例第4図
では約80”となっているが、これを更にα。゜の様に
広げ、磁極の反転部(83)の近傍にドクターブレード
に相当する規制板(4′)を設け、対流による攪拌作用
を併用すればキャリアとトナーの攪拌作用はなお一層効
果のあるものとなる.尚、ドクター近辺に同種磁極を配
置したものとして、第5図に示すダブルピークをもつ磁
極をドクター極として用い、軽トルクでの現像剤量規制
を期待した例(ここでθζ20〜30°、θ,ζlO〜
l6@、θhξ10〜l61)や特開昭59−2315
66の様に磁性体の漏出防止を期待した例、更に特開昭
61−166571の様に現像剤の薄層の形成を期待し
た例等がある.しかし乍ら、いずれの場合においても本
発明の要件であるキャリア滞留とキャリアのスクリュー
は形成されず、似てはいるが全く別のものである.上記
の条件により効率よくキャリア中に取り込まれたトナー
は、キャリアの流れ(45)に沿って搬送され、キャリ
アの滞留(41)部に進み、滞留部中に於いて破線の様
に対流を起こし、一部は既述の様にドクターブレード(
4)とスリーブ(2)の間の隙間を通って現像を寄与し
、残りは対流を起こしている内にキャリア鎖の間に混ざ
ったままキャリアのスクリュー(43)の回転に従って
後方に送られ、更にトナー槽(9)からトナーの追加供
給を受ける。この繰り返しによってキャリアとトナーか
らなる現像剤のトナー濃度は急速に高まり一定濃度で安
定する様になる.尚、本発明の第1の効果の部分でも述
べた様にキャリアにトナーが加えられた通常の現像剤の
状態では、トナーが現像剤中で潤滑剤の様な働きをする
ため、キャリア単独の場合に比べてキャリアのスクリュ
ー(43)の大きさが小さくなる。フェライトキャリア
ではキャリア単独の場合約15〜20sφであったキャ
リアのスクリュー(43)の大きさが、トナーを添加し
たとたんに約lO−15mφと直ちに小さくなる.1拌
作用に変わりはないとはいえ、より効率的なものを求め
るとすれば、第1の効果をもたらす平均粒径の異なるキ
ャリアの組合せの内、飽和磁化量20〜80emu/g
のフェライトーフェライトの組合せよりは、平均粒径の
大きな方のキャリアを、例えば大きさ約104μmのフ
ェライトキャリアとして、平均粒径の小さな方のキャリ
アを例えば大きさ約52μm、飽和磁化量約1 7 0
 〜2 0 0emu/gの鱗片状鉄キャリアとする方
がより好ましいといえる.以上、キャリアとトナーの攪
拌に対し、攪拌極がドクター極と異なる磁性極の場合及
びドクター極と同じ磁性極の場合について、第2図のI
tc分現像方式の構成を例に説明したが、磁性トナーが
キャリアとの間の電気的、物理的な力によりキャリアの
挙動に従って動く他に、直接磁気ロールの磁気力の影響
を受けるのに対し、非磁性トナーがキャリアとの電気的
、物理的な力のみによって動くという違いはあるものの
、本発明のキャリアとトナーの撹拌作用はトナーの磁性
、非磁性の違いに関係なく有効に働くものである。従っ
て、第l図の2或分現像方式に本発明を適用した場合、
撹拌装置(7)は不要となり、これに伴い撹拌力を伝達
するギヤ等付帯部品は不要となってコスト面からもまこ
とに好都合となる。
尚、非磁性トナーを使用するに際し、磁性トナーを使用
する場合と異なる配慮が必要であるとすれば、磁性トナ
ーの場合現像領域での挙動が磁気ロールの磁気力によっ
て直接制御できるため、現像剤中のトナー濃度が比較的
高くても、濃度にムラがなければ高画質の印字物を得る
ことが可能であるという点で条件の設定が容易であるの
に対して、非磁性トナーの場合は現像領域での挙動の制
御が磁気力によるキャリアを通しての間接的なものであ
り、あまりに高濃度の現像剤では他カブリ、解像度低下
となり不都合となるため、従来から行われている様にト
ナー濃度を4〜10ivtX程度の範囲にする必要があ
り、条件設定の制御が厳しくなるということである.ま
た磁性トナーはそれ自体磁力によって吸引され搬送され
るため容器の底部形状はさほど考慮しなくてもよいが、
非磁性トナーの場合は、第3図、第4図の破線の様な底
部形状ではデッドスペースが出来トナーが無駄になるた
め、底部が安息角以上の角度をもっていて現像剤がスム
ーズに流れ落ち、且つ開口角が攪拌磁極の作用範囲であ
ることが好ましい. この様に、本発明を適用した場合の第2の効果は、1威
分現像方式の改良方式としてt!題実用化されている、
磁性トナーとフェライトキャリアを現像剤として用いる
方式及び2或分現像方式の改良方式として提題実用化さ
れている、磁性トナーと樹脂キャリアを現像剤として用
いる方式のいずれにも共通な難点である高重量の磁性ロ
ールを高速回転することに伴うコスト増要素、即ち、大
容量駆動系の使用、力を伝達するための余剰ギアの使用
、高価な回転軸受の使用等の問題を解消し、重量バラン
スの欠如による振動発生のおそれを排除し、撹拌の効率
化による画像濃度の安定化をもたらし、また2成分現像
方式では必要不可欠であった攪拌スクリューとこれに付
随するギヤやトナーの定量投入機構等を不要とするもの
である.本発明を適用した場合の第3の効果は、以下の
様に混合して使用する平均粒径の異なるキャリアの体積
固有抵抗を異なったものにすることによって得られる。
第6図又は第7図の構成において、現像条件として考慮
すべき点は、感光体(1)の静電像の電位、キャリア(
7)の電気的、磁気的特性及び異なる平均粒径をもつキ
ャリアの組合せ、トナー(6)の電気的磁気的特性、ス
リーブ(2)とドクターブレード(4)の間の隙間(ド
クターギャップ)、感光体(1)とスリーブの間の隙間
(現像ギャップ)、感光体(1)とスリーブ(2)の回
転速度、ドクターブレード(4)とスリーブ(2)の隙
間を通る現像剤の量及び該現像剤中のトナー濃度、感光
体(1)とスリーブ(2)の間に印加する現像バイアス
電圧、磁気ロールの磁力等があり、これらを適当なもの
とすることにより現像方式が決定されることになる.前
記諸条件について好適な範囲は以下の通りとなる.まず
感光体(1)の静電像の電位は通常の絶縁性トナーの場
合と同様の条件でよく、高濃度を得やすい高電位と感光
体寿命を長くできる低電位の両特性を考慮して−750
〜−500Vの間であることが望ましい. また現像ギャップ、ドクターギャップはそれぞれ0. 
3〜1.0閣、0.15〜0.6閣の範囲にあることが
望ましい。現像剤中のトナー濃度は、非磁性トナーの場
合では通常の2成分現像方式と同様に4〜10wtχで
あることが好ましく、これより低い濃度では充分な画像
濃度が得にくくカスレが目立つ様になり、これより高い
濃度では地汚れ、カプリが発生しやすく不都合である.
Mi性トナーの場合ではトナーそのものを磁気ロールで
制御できるため非磁性トナーに比べ高濃度まで許容され
るが、この場合でも25−tχ以上の場合は解像度が低
下しやすく高画質を得るという観点からは好ましくない
.現像バイアス電圧は感光体の静電像電位、磁気ロール
の磁力、トナーの電気的、磁気的特性によって変わるが
、非現像部電位が現像部電位の−5〜−25%となる様
に設定するのが好適である.第8図は反転現像の場合の
感光体表面の電位分布を表わす模式図であるが、帯電器
によって感光体(1)は電圧=voに帯電されており現
像部はレーザー照射により電位が高くなっている.これ
に直流バイアス電圧−■を印加して非現像部が−vl、
現像部がV,となる様に設定されている。電位の比−V
+/Vtが−5%以下となる場合は、反射濃度計で計測
した画像濃度を高くすることは容易であるが、非現像部
にもトナーの付着が生じやすくなり解像度の低下を起こ
し不都合である。また−25%以上の場合、解像度を高
くすることは容易であるが画像濃度不足によるカスレが
生じやすくなり不都合である.スリーブ(2)の回転速
度は現像剤の搬送、トナーの帯電に係わり選択すべき範
囲はトナーの性能、磁気ロールの性能によって変わるが
、回転速度が遅い場合、トナーの帯電不足、搬送不足に
より充分な濃度を得ることが困難となり、また回転速度
が速すぎる場合はトナー及びキャリアの飛散を招き画像
品質上不都合である. 前記条件を考慮し、本発明に関わる平均粒径の異なるキ
ャリアの組合せのうち第3の効果、即ち高濃度画像を得
る前提で高解像度を得るキャリアの組合せを検討した結
果は下記の通りである.まず平均粒径の大きなキャリア
として、使用する割合を多くし形状が球又は概ね球状で
高体積抵抗を有することが望ましいことからフェライト
キャリアが選ばれる.この条件を満たすフェライトキャ
リアとしては、体積固有抵抗が10@Ω−cn+以上で
あるニッケル・亜鉛を主成分とするフェライト又はそれ
に樹脂コーティング処理を施したもの、体積固有抵抗が
概ね103Ω−CI1程度のマンガン、亜鉛を主威分と
するフェライトで表面に樹脂コーティングを施して抵抗
を高くしたもの、体積固有抵抗が概ね10’Ω一cps
程度のマンガン・マグネシウムを主成分とするフェライ
トで表面に樹脂コーティングを施して抵抗を高くしたも
の等が適宜選ばれる.即ち、103Ω−caeを超える
高体積抵抗を有するものであれば平均粒径の大きなキャ
リアとしては使用可能であり、上記威分に限らず他の例
えば、リチウム、バリウム、バナジウム、クローム、カ
ルシウム等を含むものであってもよい。
次に平均粒径の小さなキャリアとしては、使用する割合
を少なくすることから形状が球状、鱗片状であるに拘ら
ず、体積固有抵抗が概ね103Ωcm以上で平均粒径の
大きなキャリアよりl桁程度以上小さな抵抗をもつもの
であればよく、この条件を満たすキャリアとしては、体
積固有抵抗が概ね103Ω−cmのマンガン・亜鉛を主
成分とするフェライト、体積固有抵抗が概ね10’Ω−
cmであるマンガン・マグネシウムを主威分とするフェ
ライト、体積固有抵抗が概ね10’Ω−CI1であく表
面に酸化被膜処理又は樹脂コーティング処理をした鉄又
は鋼等が適宜使用可能である.即ち、本発明の平均粒径
の異なるキャリアの組合せのうち、使用する割合の少な
い方のキャリアを低抵抗キャリアとすることによって、
高抵抗トナーに含まれる帯電制御剤では得られなかった
優れた帯電制御機能を有するものとなり、しかも平均粒
径の小さなキャリアの割合が5wtX以上で本発明の全
域にわたって効果を有するため混合比等に煩わされるこ
となく容易に使用でき極めて好都合である.本発明の第
3の効果は以下に示す具体例によって示される。
まず、本発明に関わるキャリアの組合せのうち体積固有
抵抗が概ね109Ω−CI1のフェライトキャリアを用
い、前記条件を調整して反射濃度計での画像濃度が約1
.40程度になる様にした。尚、現像方式は反転現像方
弐で、感光体(1)の表面に約−620Vになる様帯電
させ、これにレーザー照射を行って電気像をつくり、現
像バイアス電圧−550vを印加し現像剤で摺擦して現
像した.このときの解像度は約2 4 0 Dot/I
nch (以下、DPIと略記する)であった. 次に、前記条件を同じにして、キャリアの組合せを平均
粒径の大きな方を概ね10’Ω−CI1の体積固有抵抗
をもつフェライトキャリア、平均粒径の小さな方を概ね
10’Ω一CaAの体積固有抵抗をもつ酸化被膜処理を
した鉄キャリアに変えて、現像をしたところ、画像濃度
は0.94〜1.02と概ね0.45低下した。これは
キャリアの抵抗が低すぎるためトナーの帯電が不充分と
なったためと考えられる。更に、前記条件はそのままに
して、キャリアの組合せを平均粒径の大きな方を概ねl
O9Ω−CI1の体積固有抵抗をもつフェライトキャリ
ア、平均粒径の小さな方を概ね10bΩ−CII1の体
積固有抵抗をもつ通称バイオレット処理と呼ぶ酸化被膜
処理をした鉄キャリアに変えて現像を行ったところ、画
像濃度1.38〜1.44と充分な濃度が得られた上に
トナーの飛散のない印字ができ、解像度も300〜約4
00DPI相当と高画質になった.尚、平均粒径の小さ
な方のキャリアを大きな方のキャリアに対し、重量比で
5iyt!をはじめとして5wtχきざみで増加しその
差異を検討したが、本発明の範晴ではほとんど変化がな
く高画質が得られた. また、平均粒径の小さな方のキャリアを概ね107Ω−
cmの体積固有抵抗をもつフェライトキャリア、あるい
は概ね10’Ω−cmの体積固有抵抗をもつフェライト
キャリアに変えて同様の検討を行ったが、いずれも結果
は同様のものとなった.以上、本発明を用いた場合の効
果とその効果をもたらすための要件について説明したが
、本発明に使用される磁石ロールとしては円周方向に非
対称な配置の複数磁極をもつものが好適であり、この様
な磁気ロールを構成するものとして形状的には、円筒状
マグネットに適当な着磁を施したものであってもよいが
、異形断面をもつ複数個のマグネットを軸周に配設した
ものの方が設計自由度が高くより好適である.また材質
的には、磁性微粉末を樹脂、ゴム中に分散し、押出、イ
ンジェクシッン、プレス等の加工方法により、磁場中で
戒形したボンドマグネットが焼結体フェライトに比べ、
コスト面及び高度磁気設計への対応等の観点からさらに
好適である. 磁石ロールによる磁気分布について、以下に概要を説明
する.現像極としては、本発明者が既に公表している特
開昭63−235973による磁気分布をもつ磁極が好
適である。即ち、現像極は第9図のHHの様な磁気分布
をもつが、このHRは第9図Aに示す様に磁気ロール(
3)が発生する磁力線のスリーブ上の任意の点Pにおけ
る磁力線ベクトルHAの放射方向成分分布を示すもので
ある.トナー、キャリアの捕捉力を規定するのはHAで
あり、第9図B、第9図Cに示す様に、HAの絶対値≧
PG (HRのピーク値)となる磁力線ベクトルが存在
し、且つその範囲が磁極中心(HRの分布パターンにお
いて、PC値の半値高さでこのパターンを切る左右2点
の振り分け中心)から45°以内にあることが現像極の
好適条件ということである. ドクターブレード近辺での磁気分布については既述の通
りであるが、ドクターブレードをはさんで同種の磁極が
存在する場合についてさらに述べると、まず第1に、従
来の2或分現偉方式では、撹拌スクリュー近辺で低濃度
となった使用済現像剤を一定トナー濃度に調整された現
像剤に入れ替えるため、少なくとも50ガウス以下、望
ましくはほとんどOガウスにする必要があるのに対し、
本発明ではキャリアのスクリューを形成する必要上、O
ガウスに近くなるとキャリアがスリーブ(2)の表面か
ら剥離されるため不都合であり、第4図、第lO図に示
す様に磁極間の磁気分布の谷部(84)に於いてもキャ
リアに対する磁気吸引力を働かせる必要がある。このた
め飽和磁化量が170〜2 0 0 emu/gと大き
゛な鉄系キャリアであっても50ガウス以上の磁力を有
していることが必要であり、飽和磁化量が例えば20〜
80emu/gと小さなフェライト系キャリアではさら
に強い磁力の存在が必要となり、むしろ例えば60em
u/g程度のキャリアの場合は400ガウス程度の強い
磁力でも何ら差し支えはない。
第2にドクターブレード(4)位置における磁気分布の
傾きΔG/θ(ガウス/度)は第lO図Aに示されるが
、2ガウス/1度以下では現像剤の搬送量が不足し、画
像濃度が低くなって好ましくなく、4ガウス71度以上
であることが必要である. [実施例] 以下に本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが
、本発明は実施例に限定されるものではない。
実施例1 第2図に示した構成の現像装置において下記条件を設定
した; (1)OPC感光体:直径約50閣、矢印■の方向に周
速約47mで回転 (2)非磁性スリーブ:直径約20mm,軸方向長さ約
230−、材質SOS 316.矢印■の方向に周速約
47〜約447 amlsecで回転 (3)感光体一非磁性スリーブの隙間(DS) :約0
.3〜約1.0 m (4)ドクターブレードー非磁性スリーブの隙間(DB
) :約0.15〜約0.6 m (5)ドラム上の画像電位:約−620v(6)ハイア
ス電圧:OC約−300〜約−650v(7)現像剤(
キャリア):■ニッケルー亜鉛を主成分とするフェライ
ト 平均粒径:約104μm 電気抵抗:約2×lO啼Ω−C醜 飽和磁化量:約60emu/g 使用量:約70g ■マンガンーマグネシウムヲ主 威分とするフェライト 平均粒径:約80am 電気抵抗:約3X10’Ω一Cal 飽和磁化量:約70e屠u/g 使用量:約3.5〜約18g (8)現像剤(トナー):スチレン/アクリル樹脂の他
にカーボンプランク荷電材、 シリカゲル、.ポリオレフィンを 含有、磁性粉(マグネタイト) を約30w tχ含有 平均粒径:約12μm 電気抵抗:約4X103Ω−cm 飽和磁化量:約30emu/g 帯電N:約−25μq/g (9)磁気ロール:第3図の破線に示すキャリア飛翔タ
イプ 磁極(87):約890ガウス 磁極(86) :約650ガウス 磁極(81):約550ガウス θ1:約16@ θ!:約39° 上記条件において感光体を現像剤の穂で摺擦して反転現
像を行った後、紙に転写し熱定着を行ったところOS約
0. 6 m, DB約0.3〜0.33鵬(DS/D
B!#2)、スリーブ周速2 3 5 〜3 5 0 
mlsec、バイアス電圧−500〜−600vで、画
像濃度Inが1.2以上、解像度240DPI以上のい
ずれかを満足する印字物が得られた. スリーブ周速2 3 5 m/sec未満の低速ではト
ナーの帯電が不足し、このため10が低下してカスレが
目立った.スリーブ周速3 5 0 wa/sec超の
高速ではキャリア飛散が生じ、また地汚れ、カブリが発
生して解像度が低下した. バイアス電圧−300〜−500vでは20が低下し、
−600V超では地汚れ、カブリが発生し、解像度が低
下した. DS, DBを同様にし、スリーブ周速280〜35Q
m/sec、バイアス電圧−500 〜−600Vとし
た場合は、101.3以上、解像度300DPI以上の
いずれかを満足する印字物が得られた.さらに、条件を
制限してスリーブ周速310〜3 4 0 m/see
 ,バイアス電圧−530 〜−570vとした場合は
、101.38 〜1.44、解像度3000PI以上
の両性能を満足する良好な印字物が得られた. 尚、小粒径の低抵抗キャリアの量を3.5〜l8gに変
化して同様のテストを行ったが、結果は同様のものとな
った. 比較のため、小粒径キャリアを除いてテストをしたとこ
ろ、rD 1. 3 8、解像度3000PI程度の画
質となり、一応満足し得る性能が得られたが、条件の許
容範囲が狭く、また10 1. 4以上、解像度約30
0DPI(〜400DPI)の両性能を満足する条件は
得られず、小粒径低抵抗キャリアの効果が6i認される
結果となった。
実施例2 実施例1の条件のうち、下記条件を変更してテストした
; (9)磁気ロール:第4図の破線に示すキャリアのスク
リュータイプ 磁極(87) :約870ガウス 磁極(85) :約660ガウス 磁極(82) :約615ガウス 磁極間の谷部(84) :約390ガウスドクターブレ
ード(4)位置の磁 力の変化量:約6ガウス/1度 上記条件においては、実施例1に比べドクターブレード
(4)部での現像剤搬送性が低下するため、ドクターブ
レード(4)〜非磁性スリーブ(2)の間の隙間(DB
)を実施例lより広くし、OR−0.44〜0.49−
とすることで良好な印字物が得られる条件が見出せた,
  (OSξ0.6閣で実施例lと同様、05/DOξ
l.3)その他、スリーブ周速、バイアス電圧等の条件
は実施例1とほぼ同様で、In−1.40〜1.44、
解像度3000PI以上の良好な印字物が得られた. 本実施例において、キャリアは発明の概要で述べた様な
経緯で、径約15〜20■のキャリアのスクリュー(4
2)を形成し、スリーブ(2)の回転に伴ってこれと逆
の矢印方向■に回転し、トナー攪拌作用を生じた.尚、
キャリア単独時と異なり、トナー投入時にはキャリアの
スクリュー(42)は径約10〜15mと小さくなった
が、これはトナーが投入されたことにより、現像剤の平
均飽和磁化量が小さくなったこと、さらにはトナーによ
り摩擦抵抗が減少したことによるものと思われる. 実施例3 実施例lの条件のうち、下記条件を変更してテストした
; (7)現像剤(キャリア).:■ニッケルー亜鉛を主成
分とするフェライト 平均粒径:約104μm,その他特 性は実施例lと同様 使用1約120g ■マグネタイトに表面バイオレ ット処理 平均粒径:約77μm 電気抵抗:約1.2X10″Ω一cm 飽和磁化量:約180emu/g 使用1約3.5〜約30g (8)現像剤(トナー):スチレン/アクリル樹脂を主
成分とする 平均粒径:約11.5μm 電気抵抗:約2X10′4Ω−cm 帯電量:約−24μQ/g (9)磁気ロール:第4図の破線に示すキャリアのスク
リュータイプ、特性は実施 例2と同様 上記条件においても実施例2と同様に、実施例1より大
きなDBとすることにより充分な現像剤搬送性が得られ
たが、トナーが非磁性のためスリーブを高速で回転する
と飛散が生じやすく、従ってスリーブ回転は低速度に制
限され、その結果充分な帯電が得られずに印字物も、1
0約1.3、解像度約300DPI となった. 上記結果でも実用上は充分であるとは言えるが、さらに
高画質を得るために下記の如く変更した;(7)現像剤
(キャリア):のフェライトに樹脂コーティング処理 平均粒径:約’IOam 電気抵抗:約IXIO”Ω−cm (以上) 飽和磁化N:約65e曽u/g 使用量:約120g ■マグネタイトに表面バイオレ ント処理 平均粒径:約50Ilm 電気抵抗:4X10’Ω一CI1 飽和磁化N:約180esu/g 使用量:約3.5〜約30g 即ち、平均粒径の異なるキャリアの内、大部分を占める
方を高い電気抵抗をもつキャリアにしてテストしたとこ
ろ実施例1の様な高速のスリーブ回転でなくても充分な
帯電をトナーに与えることが出来、この結果、[[11
.38以上、解像度−300DPI以上の良好な印字物
が得られた.〔発明の効果〕 以上の通り、複写機をはじめとする電子写真現像装置に
本発明を適用することにより、トルク低下によるモータ
ー負荷軽減、撹拌装置及び付属部品の不要化、印字物の
高画質化等装置の小型化、低価格化及び品質の向上等の
多くの効果が期待でき、その実用性は極めて大である.
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2成分現像方式を示す概略図、第2図は
従来のl成分現像方式を示す概略図、第3図は本発明の
現像方式の実施B様を示す概略図、第3図A及び第3図
Bはそれぞれ要部拡大図、第4図は本発明の現像方式の
他の実施m様を示す概略図、第4図Aは要部拡大図、第
5図は従来の現像方式を示す概略図、第6図及び第7図
は、それぞれ本発明の現像方式を説明するための概略図
、第8図は感光体表面上の電位分布を示す模式図、第9
図は現像極の磁気分布を示す概略図、第9図A、第9図
B及び第9図Cばそれぞれ現像極の磁気分布(HAとH
Rとの関係)を示す概略図、第10図はドクターブレー
ド近辺に於ける磁気分布を示す概略図、第10図Aは磁
力の分布量を示す概略図、第11図、第12図、第13
図A、第13図B、第13図C、第14図A、第14図
B、第14図Cはそれぞれキャリアとトルクとの関係を
示すグラフ、第15図はキャリアの粒径と分布を示すグ
ラフである.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、潜像及び可視像を形成するための感光体と、これに
    近接配置され、その表面に現像剤を付着させて搬送し磁
    気ブラシを形成するための可動部を有する磁気発生装置
    と、該磁気発生装置を支持する現像槽とを備え、磁気ブ
    ラシ形成領域の手前で搬送される現像剤の量を規制する
    現像剤規制板を設けた現像装置によって形成された可視
    トナー像を転写部材に転写した後定着する電子写真現像
    法において、前記現像剤がキャリアとトナーの混合物か
    らなり、且つ該キャリアが球状もしくは実質的に球状及
    び/又は鱗片状で、平均粒径30〜150μmの異なる
    平均粒径のキャリアの混合物であることを特徴とする電
    子写真現像法。 2、キャリアが平均粒径の大きなキャリアの割合を多く
    したものである請求項1記載の電子写真現像法。 3、キャリアが飽和磁化20〜200emu/gを有す
    る鉄、鋼又はフェライトの中から選択され、表面無処理
    の細粒及び/又は表面に樹脂被膜又は酸化被膜処理を施
    した細粒であって、体積固有抵抗を概ね10^3〜10
    ^1^7Ω−cmとしたものである請求項1又は2記載
    の電子写真現像法。 4、キャリアを構成する異なる平均粒径のキャリアのう
    ちの1つが他より10倍以上の体積固有抵抗を有するも
    のである請求項3記載の電子写真現像法。 5、磁気発生装置が非磁性体円筒からなる該可動部とそ
    の中に配設した円周方向に非対称な複数の磁極をもつ固
    定された磁石ロールによって構成され、且つ現像極近傍
    に|HA|≧|HR|で表わされる、現像極の放射方向
    磁力成分の絶対値より大きな絶対値をもつ磁力線ベクト
    ルが存在する請求項1〜4のいずれかに記載の電子写真
    現像法。 6、現像剤規制板の手前でキャリアが上流側に向かって
    飛翔する様に、該磁気発生装置によって、該現像剤規制
    板をはさんで下流側にあるドクター極と異なる極性をも
    つ対流撹拌磁極が上流側に形成され、且つ該規制板と該
    攪拌磁極の角度が25〜65゜である請求項1〜5のい
    ずれかに記載の電子写真現像法。 7、現像剤規制板の上流側にキャリアのスクリューを形
    成する様に、該規制板をはさんで該磁気発生装置によっ
    て同極性の2つの磁極が形成され、且つ磁極間の磁気分
    布の谷部において少なくとも50ガウス以上の磁力を有
    すると共に、上流側の磁極と該規制板との角度が25〜
    60゜であって、該規制板の位置における磁気分布の傾
    きが4ガウス/1度以上である請求項1〜5のいずれか
    に記載の電子写真現像法。 8、トナーが平均粒径5〜15μm、帯電量の絶対値が
    10〜35μq/gであって、スチレン/アクリルの共
    重合体からなる樹脂又はポリエステル樹脂と、無機及び
    /又は有機着色剤を主成分とする非磁性トナーである請
    求項1〜7のいずれかに記載の電子写真現像法。 9、トナーが平均粒径5〜15μm、帯電量の絶対値が
    10〜35μq/g、飽和磁化10〜50emu/gで
    あって、スチレン/アクリルの共重合体からなる樹脂又
    はポリエステル樹脂と、磁性体微粉末を主成分とし、且
    つ磁性体微粉末の含有量が15wt%以上の磁性トナー
    である請求項1〜7のいずれかに記載の電子写真現像法
    。 10、キャリアの飽和磁化量が前記トナーの飽和磁化量
    より10emu/g以上大きい請求項9記載の電子写真
    現像法。
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