JPH03162839A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JPH03162839A
JPH03162839A JP30418389A JP30418389A JPH03162839A JP H03162839 A JPH03162839 A JP H03162839A JP 30418389 A JP30418389 A JP 30418389A JP 30418389 A JP30418389 A JP 30418389A JP H03162839 A JPH03162839 A JP H03162839A
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JP
Japan
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electrode
piezoelectric element
back load
ultrasonic probe
damping material
Prior art date
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Pending
Application number
JP30418389A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Kami
邦彰 上
Tadashi Abe
匡志 阿部
Yukihiko Sawada
之彦 沢田
Takenao Fujimura
毅直 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波探触子、更に詳しくは超音波診断装置
等のトランスデューサとして使用される超音波探触子に
関するものである。
[従来の技術] この種、従来の超音波探触子には、特開昭59−613
99号公報に開示されたもの、および特開昭60−11
4100号公報に示されたもの等がある。
上記特開昭59−61399号公報に開示されている超
音波探触子は、第6図に示されるように、折返し電極構
造を有するものであって、超音波振動子である圧電素子
40は、その表面の超音波放射側から一側面を通じて背
面側に折り返した折返し電極44と背面側に設けられた
背面電極42とを有している。上記折返し電極44と背
面電極42には、それぞれウレタン線等のリード線47
および48が半田付けされ、更に折返し電極44とリー
ド線47との半田付部49を絶縁体45で覆い、その後
、周囲に枠46を設けて、この枠46の中に液体状の背
面負荷材43を流し込み、これの硬化後、枠46を取り
除き、表面側に音響整合層41を設けて超音波振動子を
構成するものである。
また、上記特開昭60−114100号公報に記載され
ているトランスデューサとしての超音波探触子は、第7
,8図に示されるように、治具51上に、電極がコーテ
ィングされた圧電セラミック50を固定し、この圧電セ
ラミック50をレーザ光等により切断してアレイ状の複
数の圧電セラミックス群50a〜50fに形成し、これ
らのそれぞれにリード線52を半田付によって取り付け
たのち、周囲に枠54を配設し、・この枠54内に液体
状の背面負荷材53を流し込み、これの硬化後、枠54
を取り除くことによって第7図に示すようなアレイ状の
超音波振動子を得るものである。
[発明が解決しようとする課8] ところで、上記特開昭59−61399号公報および特
開昭60−114100号公報等によって既に公知とな
っている従来の超音波探触子においては、構造上、次の
ような欠点を有している。
即ち、上記特開昭59−6 1 399号公報記載の超
音波探触子は、上述の通り、液体状の背面負荷材を流し
込む前に、折返し電極等を絶縁しなければならないし、
また、特開昭60−114100号公報記載の超音波探
触子も背面負荷材を流し込む前に、アレイを構成する圧
電素子1つ1つにリード線を取り付けなければならない
という煩わしさがあり、加えて両者共に圧電素子の背面
にリード線を取り付けているために、背面の音響負荷が
不均一となって音響特性が悪化し、振動子の性能が低下
する。
また、フエライトや金属粉を分散させた樹脂を圧電素子
の背面に取り付けて電極にしようとした場合、確実な導
通が得られないという問題もある。
従って、本発明の目的は、構造も簡単で電極への確実な
電気接続が行なわれる超音波探触子を提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明の超音
波探触子は、超音波を送受波する圧電素子と、この圧電
素子の表面に設けられた電極と、この電極に接続する信
号伝達手段とを有する超音波探触子において、 上記圧電素子の背面負荷材または上記圧電素子の周囲に
設けられ不要振動を減衰させる吸振材を、合成樹脂を含
浸させた金属スポンジまたは金属繊維よりなるフェルト
等で形威し、該金属スポンジまたは金属繊維フェルトを
介して、上記電極と信号伝達手段とを接続するようにし
たことを特徴とするものである。
[実 施 例] 以下、図示の実施例により本発明を説明する。
第1図は、本発明の第1実施例を示す超音波探触子の断
面図である。この探触子における超音波振動子10は、
超音波放射側の表面に、同表側から一側面にわたって折
曲げられた側面電極6aを有する表面電極6が、また裏
側に背面電極6bをそれぞれ添設された圧電素子1に対
して、同圧電素子1の裏側に背面負荷2を、表側に第1
音響整合層3,第2音W整合層4,音響レンズ5をそれ
ぞれ配設しこれらを順次積層して構成されており、その
一側面側に上記側面電極6aに隣接して減衰材7を、ま
た上記背面負荷2に隣接して絶縁体8をそれぞれ接着し
、そして、上記背面負荷2と減衰材7にそれぞれリード
線9a,9bを半田または導電性接着剤18で固着して
構威される。
上記背面負荷2および減衰材7である吸振材は、W,A
g等の金属やW O a .A D 2 0 s等の無
機物の粉体を混入したエポキシ樹脂を含浸させたスポン
ジ状やフェルト状の金属より形成される。
そして、上記背面負荷2は背面電極6bと、減衰材7は
表面電極6の側面電極6aとそれぞれ導電性接着剤等に
より導電性を持つように接合されている。
このように構成された超音波探触子は、振動子10の圧
電素子1に背面負荷2および減衰材7を通じて図示され
ない駆動発振器からリード線9a,9bを介して駆動電
圧が印加されて超音波を発生する。
この第1実施例の構成の超音波探触子によれば、吸振材
が均一な材質で形威され、振動子10の圧1rS素子1
との接合部も均一であるので、発振される超音波ビーム
の偏りや裏面からの反射等の音響的な悪影響がないし、
またリード線等の取付は他の全ての組立が終了してから
で良く、取付部分の面積も大きいため、作業性に優れて
いると同時に取付部の機械的な強度も高いという効果が
得られる。
第2図は、本発明の第2実施例を示したものである。こ
の第2実施例の超音波探触子における超音波振動子20
は、その基本的な構成および材質が上記第1実施例の超
音波振動子10とほり同様であるので、相違点のみにつ
いて説明する。
本実施例における圧電素子11は、その表面電極16お
よび背面電極16bが何れも圧電素子11の対向側面に
それぞれ折り曲げられた側面電i16a,16cを有し
ており、表面電極16上に第1音#j′M合層13,第
2音響整合層14および音響レンズ15が順次積層され
、背面電極tabに背面負荷12が接合されている 上記背面負荷l2は、例えばWO3,Ag203等を混
入したエボキシ樹脂の硬化物等の絶縁体で形成されてい
て、上記圧電素子11よりも左右に延び出す大きさに形
成されている。そして、この左右の延出部の上面に、圧
電素子11の両側にそれぞれ配設された城衰材17a,
17bが載置されている。この各減衰材17a,17b
はそれぞれ上記表面電極16の折曲側面電極16aと背
面電極16bの折曲側面電極16cとに導電性接着剤等
により接合されており、各減衰材17a. 17bには
それぞれリード線19a,19bを半田または導電性接
着剤18で固着して構成されている。
このように構成された第2実施例の超音波探触子におい
ても、図示されない駆動発振器から上記リード線19a
,19bを介し減衰材17a,17bを通じて振動子1
0の圧電素子11に駆動電圧が印加されて超音波が発生
される。
この第2実施例によれば、背面負荷の特性を音響特性の
みで決定できるため、音響的により高性能となるという
効果が得られ、作業性やリード線等の取付部の強度等も
上記第1実施例と同様に優れたものである。また、減衰
材17a,17bを取り付けたことにより、解像力に悪
影響を及ぼす不用の音波を減衰させることができる 第3〜5図は、本発明の第3実施例を示したものである
。この第3実施例の超音波探触子は超音波振動子30を
アレイ形の振動子に構成したものであって、そのアレイ
を構或する個々の振動子30の基本的な構成は前記第1
実施例(第1図参照)のものと全く同様である。即ち、
側面電極26a(第5図参照)を有する表面電極26と
背面電極26bが添設された圧電素子21に対して、そ
の表面電極26上に音響整合層23,音響レンズ24を
順次積層し、背面電極26bに背面負荷22を導電性接
着剤18によって接合してなるものである。そして、上
記背面負荷22に隣接して絶縁材28を配設し、同絶縁
材28の上面に減衰材27を上記側面電極26aと導電
性接着剤18で導通ずるように接合する。
本実施例においては、上記背面負荷22および上記減衰
材27に、第4図に示すように、導体25と絶縁体フィ
ルム26の積層構造からなる吸振材を用いるようにした
ものである。そして、この背面負荷22および減衰材2
7に第3図に示す如く、導電線パターンを形成したフレ
キシブルプリント基板29a,29bをそれぞれ導電性
接着剤18等により、相互間は絶縁されているが圧電素
子21の電極26a,26bとは導電性を持つように接
合する。
また、本実施例は前記第2実施例と同様に減衰材27を
2個用い、背面負荷22を絶縁体としても良いことは勿
論である。
このように構成された第3実施例の超音波探触子におい
ては、アレイを構成する個々の振動子30を、積層構造
の吸振材を介してフレキシブルプリント基板29a,2
9bからなるリード線により駆動発振器(図示されず)
に接続すれば、同発振器から各圧電索子21に駆動電圧
が印加されるので、同素子から超音波が発生される。
この第3実施例のように構或しても、上記各実施例と同
様に個々の振動子への配線は、他の全ての組立を終えた
のちに一度に行うことができ、作業性が向上する。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、リード線またはフレ
キシブルプリント基板等の導電用引出線の取付が極めて
容易に、かつ確実に行える。そして、この引出線の取付
に際しては振動子の圧電素子に直接半田付けする必要が
なく、またリード線の取付け面積を大きくすることがで
きるので、取付強度を上げることができる。更に背面負
荷や音響整合層に切矢部や半田付部等を設ける必要もな
いので、これの製作は非常に容易になる。
また、振動子には背面負荷および音g整合層のみが接触
しているため、超音波ビームのゆがみ,放射方向の傾き
等を無くすことができる。
従って、高性能で量産性に優れた超音波探触子を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す超音波探触子の断
面図、 第2図は、本発明の第2実施例を示す超音波探触子の断
面図、 第3図は、本発明の第3実施例を示す超音波探触子の斜
視図、 第4図は、上記第3実施例の探触子に使用されている吸
振材の斜視図、 第5図は、上記第3実施例の探触子の要部拡大断面図、 第6図は、従来の超音波探触子の一例を示す断面図、 第7図は、従来の超音波探触子の他の例を示す側面図、 第8図は、上記第7図の超音波探触子を製作ナる治具の
側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波を送受波する圧電素子と、 この圧電素子の表面に設けられた電極と、 この電極に接続する信号伝達手段と、 を有する超音波探触子において、 上記圧電素子の背面負荷材または上記圧電素子の周囲に
    設けられ不要振動を減衰させる吸振材を、合成樹脂を含
    浸させた金属スポンジまたは金属繊維よりなるフェルト
    等で形成し、該金属スポンジまたは金属繊維フェルトを
    介して、上記電極と信号伝達手段とを接続するようにし
    たことを特徴とする超音波探触子。
JP30418389A 1989-08-14 1989-11-21 超音波探触子 Pending JPH03162839A (ja)

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JP30418389A JPH03162839A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 超音波探触子
US07/567,392 US5176140A (en) 1989-08-14 1990-08-14 Ultrasonic probe

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JP30418389A JPH03162839A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 超音波探触子

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