JPH0316261B2 - - Google Patents
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- JPH0316261B2 JPH0316261B2 JP61218232A JP21823286A JPH0316261B2 JP H0316261 B2 JPH0316261 B2 JP H0316261B2 JP 61218232 A JP61218232 A JP 61218232A JP 21823286 A JP21823286 A JP 21823286A JP H0316261 B2 JPH0316261 B2 JP H0316261B2
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Links
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Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電線、ケーブル又はハイプ等の接続
部等を簡便に保護、絶縁被覆することができる弾
性自己収縮性チユーブの製造方法に関するもので
ある。
部等を簡便に保護、絶縁被覆することができる弾
性自己収縮性チユーブの製造方法に関するもので
ある。
近年、電線、ケーブル又はパイプ等の接続部を
保護、絶縁被覆あるいは補修するために、熱を用
いずに収縮装置できる弾性自己収縮性チユーブが
用いられている。この弾性自己収縮性チユーブ
は、ゴム状弾性を持つた材料からなるチユーブを
半径方向に拡大し、そのままの状態で、除去し得
る剛性の中空支持体上に支持されたもので、前記
ゴム状弾性をもつたチユーブの内部に、軸線方向
に等角度間隔に延在するように配置された複数の
拡径アームを法線方向に移動させる機械的に拡径
した状態でその内部に中空支持体を挿入して支持
する。次いで、拡径チユーブと中空支持体の間に
介在するアームを引抜くことにより弾性自己収縮
性チユーブが得られる。又、チユーブの内部に加
圧気体を封入して拡径し、これを外型で減圧吸引
保持した状態で中空支持体を挿入した後、減圧を
解除することにより支持体上に支持された弾性自
己収縮性チユーブが得られる方法も採用されてい
る。
保護、絶縁被覆あるいは補修するために、熱を用
いずに収縮装置できる弾性自己収縮性チユーブが
用いられている。この弾性自己収縮性チユーブ
は、ゴム状弾性を持つた材料からなるチユーブを
半径方向に拡大し、そのままの状態で、除去し得
る剛性の中空支持体上に支持されたもので、前記
ゴム状弾性をもつたチユーブの内部に、軸線方向
に等角度間隔に延在するように配置された複数の
拡径アームを法線方向に移動させる機械的に拡径
した状態でその内部に中空支持体を挿入して支持
する。次いで、拡径チユーブと中空支持体の間に
介在するアームを引抜くことにより弾性自己収縮
性チユーブが得られる。又、チユーブの内部に加
圧気体を封入して拡径し、これを外型で減圧吸引
保持した状態で中空支持体を挿入した後、減圧を
解除することにより支持体上に支持された弾性自
己収縮性チユーブが得られる方法も採用されてい
る。
しかしながら、これらの方法において、拡径ア
ームにより機械的に拡径する方法では、アームの
構造及び強度上の面から細径のチユーブ、あるい
は長いチユーブには不向きであり、拡径後のアー
ムの引抜きが困難である等の問題がある。又、拡
径させたチユーブを外型で減圧吸引保持する方法
においては、所望の拡径倍率での周応力が減圧吸
引力よりも大きい場合には保持することができ
ず、チユーブの材質及び断面サイズ等の影響を受
ける等問題があつた。
ームにより機械的に拡径する方法では、アームの
構造及び強度上の面から細径のチユーブ、あるい
は長いチユーブには不向きであり、拡径後のアー
ムの引抜きが困難である等の問題がある。又、拡
径させたチユーブを外型で減圧吸引保持する方法
においては、所望の拡径倍率での周応力が減圧吸
引力よりも大きい場合には保持することができ
ず、チユーブの材質及び断面サイズ等の影響を受
ける等問題があつた。
本発明は、このような従来方法の問題点を解消
するために、鋭意研究の結果がなされたもので、
容易に拡径して支持することのできる弾性自己収
縮性チユーブの製造方法を提供するのを目的とす
る。
するために、鋭意研究の結果がなされたもので、
容易に拡径して支持することのできる弾性自己収
縮性チユーブの製造方法を提供するのを目的とす
る。
本発明は、ゴム状弾性を持つたチユーブ1を半
径方向に拡大した状態で、その内面を中空支持体
3で支持した弾性自己収縮性チユーブ6を製造す
るに当り、(A)ゴム状弾性を持つたチユーブ1の内
部に、その軸線方向に延在するように、内部から
膨張させることのできる所望長さの膨張中空体2
の略々前半部を挿通し、かつ該膨張中空体2の前
記前半部に隣接する近傍の後半部の内部には、所
望の長さの、剛性を有する中空支持体3を、その
最大外径よりも大きい膨張中空体の内径に膨張さ
せるようにして、挿通し内設する工程と、(B)前記
膨張中空体2の内部に圧力気体5を封入して、前
記チユーブ1を間接的に膨張させて拡径する工程
と、(C)前記の膨張拡径されたチユーブ1の内面部
に、前記の内設された中空支持体3を所望位置ま
で移設した後、圧力気体5を開放し、前記膨張中
空体2を介して、中空支持体3で、前記の膨張拡
径されたチユーブ1を支持してこれに弾性自己収
縮性を付与する工程と、さらに、(D)前記の介在す
る膨張中空体2を、前記中空支持体3の片端面部
で切断し、他端部の切断余長を中空支持体3の他
端面で折返しそのまま中空支持体3の内部に挿通
させる工程と、から成ることを特徴とする。
径方向に拡大した状態で、その内面を中空支持体
3で支持した弾性自己収縮性チユーブ6を製造す
るに当り、(A)ゴム状弾性を持つたチユーブ1の内
部に、その軸線方向に延在するように、内部から
膨張させることのできる所望長さの膨張中空体2
の略々前半部を挿通し、かつ該膨張中空体2の前
記前半部に隣接する近傍の後半部の内部には、所
望の長さの、剛性を有する中空支持体3を、その
最大外径よりも大きい膨張中空体の内径に膨張さ
せるようにして、挿通し内設する工程と、(B)前記
膨張中空体2の内部に圧力気体5を封入して、前
記チユーブ1を間接的に膨張させて拡径する工程
と、(C)前記の膨張拡径されたチユーブ1の内面部
に、前記の内設された中空支持体3を所望位置ま
で移設した後、圧力気体5を開放し、前記膨張中
空体2を介して、中空支持体3で、前記の膨張拡
径されたチユーブ1を支持してこれに弾性自己収
縮性を付与する工程と、さらに、(D)前記の介在す
る膨張中空体2を、前記中空支持体3の片端面部
で切断し、他端部の切断余長を中空支持体3の他
端面で折返しそのまま中空支持体3の内部に挿通
させる工程と、から成ることを特徴とする。
すなわち、図面にて実施例で説明すると、第1
a,1b、及び1c図は、ゴム状弾性を持つたチ
ユーブ1を膨張中空体2で拡径している状態を示
している。
a,1b、及び1c図は、ゴム状弾性を持つたチ
ユーブ1を膨張中空体2で拡径している状態を示
している。
第1a図は、ゴム状弾性を持つたチユーブ1を
その内部から膨張させるための所望の長さを有す
る膨張中空体2の略々半分を、前記ゴム状弾性を
持つたチユーブ1の内部に挿通し、あとの略々半
分の長さの膨張中空体2をある程度膨張させ、そ
の内部に同軸的に剛性を有する中空支持体3を挿
通させた状態を示している。このように配設され
た膨張中空体2の一方の端部に密封部(図示せ
ず)を他方の端部に気体封入部(図示せず)を、
それぞれ適宜に設ける。この気体封入部から所望
の圧力の圧力気体5を封入することによる膨張中
空体2の膨張圧力で、その外部にある前記のゴム
状弾性を持つたチユーブ1が、半径方向に拡大さ
れ、第1b図に示す拡径チユーブ4が得られる。
その内部から膨張させるための所望の長さを有す
る膨張中空体2の略々半分を、前記ゴム状弾性を
持つたチユーブ1の内部に挿通し、あとの略々半
分の長さの膨張中空体2をある程度膨張させ、そ
の内部に同軸的に剛性を有する中空支持体3を挿
通させた状態を示している。このように配設され
た膨張中空体2の一方の端部に密封部(図示せ
ず)を他方の端部に気体封入部(図示せず)を、
それぞれ適宜に設ける。この気体封入部から所望
の圧力の圧力気体5を封入することによる膨張中
空体2の膨張圧力で、その外部にある前記のゴム
状弾性を持つたチユーブ1が、半径方向に拡大さ
れ、第1b図に示す拡径チユーブ4が得られる。
次に、膨張時の膨張中空体2の内径よりも小さ
い外径を持つようにされている該膨張中空体2の
内部に置かれた剛性を有する中空支持体3を、第
1c図にみられるように、前記拡径チユーブ4の
内面部の所定の位置まで移設させる。
い外径を持つようにされている該膨張中空体2の
内部に置かれた剛性を有する中空支持体3を、第
1c図にみられるように、前記拡径チユーブ4の
内面部の所定の位置まで移設させる。
次いで、封入されている圧力気体5を開放する
ことにより、第2図に示すように、拡径チユーブ
4が、膨張中空体2を介して、剛性を有する中空
支持体3で支持される。
ことにより、第2図に示すように、拡径チユーブ
4が、膨張中空体2を介して、剛性を有する中空
支持体3で支持される。
次に、第3図に示すように、介在させた膨張中
空体2を中空支持体3の一方の端部上で切断し、
他方の端部に延在する切断余長を中空支持体3の
他方の端面で折返し、そのまま内部に挿通した状
態にして求める弾性自己収縮性チユーブ6を得
る。
空体2を中空支持体3の一方の端部上で切断し、
他方の端部に延在する切断余長を中空支持体3の
他方の端面で折返し、そのまま内部に挿通した状
態にして求める弾性自己収縮性チユーブ6を得
る。
なお、ここで用いる膨張中空体2は、圧力気体
5の封入時に所定の外径以上に膨張せず、軸線方
向に伸びず、気密性を保持できるものが望まし
い。そのためには、織目を前記膨張中空体2の半
径方向及び軸線方向に平行に配置された天然繊
維、又は合成繊維、あるいはポリオレフイン等の
延伸テープヤーンによる筒状布の片面又は両面を
気密性が保持できる程度にゴム又はプラスチツク
で薄膜被覆して得られる。又、ポリオレフイン、
ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル等の
汎用プラスチツクから、拡径に必要な内圧に耐え
られる充分な強度を有するように押出成形された
チユーブも好適に用いることができる。
5の封入時に所定の外径以上に膨張せず、軸線方
向に伸びず、気密性を保持できるものが望まし
い。そのためには、織目を前記膨張中空体2の半
径方向及び軸線方向に平行に配置された天然繊
維、又は合成繊維、あるいはポリオレフイン等の
延伸テープヤーンによる筒状布の片面又は両面を
気密性が保持できる程度にゴム又はプラスチツク
で薄膜被覆して得られる。又、ポリオレフイン、
ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル等の
汎用プラスチツクから、拡径に必要な内圧に耐え
られる充分な強度を有するように押出成形された
チユーブも好適に用いることができる。
このようにして得られる膨張中空体2は、その
内部に予め中空支持体3を内設しておけるよう
に、中空支持体3の最大外径より大きい内径を持
たせて、拡径チユーブ4の内面部を支持する中空
支持体3を所望の位置まで移設するのを容易にし
ている。さらに、この膨張中空体2は、ゴム状弾
性を持つたチユーブ1を所望の倍率に拡径する機
能だけでなく、前記の汎用プラスチツク等から成
形して得られる。例えば、外面平滑なテーパー付
管状体あるいはテーパー付螺旋状波付管等からな
る中空支持体3と、拡径チユーブ4との間に介在
させることにより、前記中空支持体3を抜去する
際の摩擦抵抗を軽減する効果を有し、該中空支持
体3と共に軸方向に移動させることにより、第4
図に示すように、弾性自己収縮性チユーブ6を自
己収縮させ、ゴム弾性被覆層7を容易に形成させ
ることができる。又、前記膨張中空体2の内面
に、あるいは、中空支持体3の外面に、予めパラ
フインワツクス、シリコーンオイル等の滑剤を塗
布しておけば、一層摩擦抵抗の軽減が容易とな
る。さらに、膨張中空体2が弾性自己収縮性チユ
ーブ6と接触する界面を離形処理しておけば、こ
の弾性自己収縮性チユーブ6内面に予め接着剤層
を設けておくこともできる等利用価値が極めて大
きい。
内部に予め中空支持体3を内設しておけるよう
に、中空支持体3の最大外径より大きい内径を持
たせて、拡径チユーブ4の内面部を支持する中空
支持体3を所望の位置まで移設するのを容易にし
ている。さらに、この膨張中空体2は、ゴム状弾
性を持つたチユーブ1を所望の倍率に拡径する機
能だけでなく、前記の汎用プラスチツク等から成
形して得られる。例えば、外面平滑なテーパー付
管状体あるいはテーパー付螺旋状波付管等からな
る中空支持体3と、拡径チユーブ4との間に介在
させることにより、前記中空支持体3を抜去する
際の摩擦抵抗を軽減する効果を有し、該中空支持
体3と共に軸方向に移動させることにより、第4
図に示すように、弾性自己収縮性チユーブ6を自
己収縮させ、ゴム弾性被覆層7を容易に形成させ
ることができる。又、前記膨張中空体2の内面
に、あるいは、中空支持体3の外面に、予めパラ
フインワツクス、シリコーンオイル等の滑剤を塗
布しておけば、一層摩擦抵抗の軽減が容易とな
る。さらに、膨張中空体2が弾性自己収縮性チユ
ーブ6と接触する界面を離形処理しておけば、こ
の弾性自己収縮性チユーブ6内面に予め接着剤層
を設けておくこともできる等利用価値が極めて大
きい。
以上のように本発明方法によれば、膨張中空体
2を用いることにより、ゴム状弾性を持つたチユ
ーブ1の寸法の制約を受けずに、極めて容易に拡
径することができると共に、予め内設した中空支
持体3での支持を容易にし、さらに、拡径に用い
た膨張中空体2を、弾性自己収縮性チユーブ6
と、中空支持体3との間に介在させることによ
り、中空支持体3の抜去時の摩擦抵抗の軽減ある
いはチユーブ内面に接着剤層を設けることを可能
にする等利点が多い。
2を用いることにより、ゴム状弾性を持つたチユ
ーブ1の寸法の制約を受けずに、極めて容易に拡
径することができると共に、予め内設した中空支
持体3での支持を容易にし、さらに、拡径に用い
た膨張中空体2を、弾性自己収縮性チユーブ6
と、中空支持体3との間に介在させることによ
り、中空支持体3の抜去時の摩擦抵抗の軽減ある
いはチユーブ内面に接着剤層を設けることを可能
にする等利点が多い。
以下本発明を具体的に実施例について説明す
る。
る。
実施例 1
外径80mm、肉厚0.25mmのゴムを被覆したポリエ
ステル製筒状布からなる長さ700mmのチユーブの
略々中央部から一方の側の内部に、HDPEからな
る径大部の外径が78mm、径小部の外径が75mm、肉
厚2mm、長さ250mmの表面平滑なテーパー付の中
空支持体3の表面を薄くシリコールオイルにて塗
布して挿入してなる膨張中空体2を得た。この膨
張中空体の他方の片側を軸線方向に適当に折りた
たんだ状態で、内径25mm、肉厚4mm、長さ200mm
で、周方向の引張強さ0.9Kg/mm2、破断伸び700
%、200%モヂユラス、0.15Kg/mm2、JIS硬度38の
EPDMからなる加硫ゴム製チユーブ1の内部に
挿通した。次に挿通した膨張中空体2の端部を機
械的に把持密封し、他方の中空支持体が内設され
た端部に、圧力気体封入バルブを配設し、同様に
機械的に把持密封され、直に2Kg/cm2の圧縮空気
を封入して、前記ゴムチユーブ1を内径80mmに拡
径した。次いでこの膨張中空体2の一方の側に予
め内設された中空支持体3の径小部端面が拡径チ
ユーブ4の端面から約10mm突出して支持するよう
に移設して後、直ちに圧縮空気を封入バルブから
開放して中空体2を介して中空支持体3上に支持
された径大部内径約77mm、径小部内径約75mm、肉
厚約1.7mm、長さ約170mmの拡径チユーブ4が得ら
れた。この拡径に用いられた膨張中空体2は中空
支持体3の径大部上で拡径チユーブ端面から20mm
のところで周方向に切断され、一方の径小部に延
在する中空体2は、拡径チユーブの端面から300
mmのところで、同様に切断し、中空支持体3の径
小部端面で内部に折返し、そのまま内部に挿通し
た状態となされて弾性自己収縮性チユーブ6が得
られた。
ステル製筒状布からなる長さ700mmのチユーブの
略々中央部から一方の側の内部に、HDPEからな
る径大部の外径が78mm、径小部の外径が75mm、肉
厚2mm、長さ250mmの表面平滑なテーパー付の中
空支持体3の表面を薄くシリコールオイルにて塗
布して挿入してなる膨張中空体2を得た。この膨
張中空体の他方の片側を軸線方向に適当に折りた
たんだ状態で、内径25mm、肉厚4mm、長さ200mm
で、周方向の引張強さ0.9Kg/mm2、破断伸び700
%、200%モヂユラス、0.15Kg/mm2、JIS硬度38の
EPDMからなる加硫ゴム製チユーブ1の内部に
挿通した。次に挿通した膨張中空体2の端部を機
械的に把持密封し、他方の中空支持体が内設され
た端部に、圧力気体封入バルブを配設し、同様に
機械的に把持密封され、直に2Kg/cm2の圧縮空気
を封入して、前記ゴムチユーブ1を内径80mmに拡
径した。次いでこの膨張中空体2の一方の側に予
め内設された中空支持体3の径小部端面が拡径チ
ユーブ4の端面から約10mm突出して支持するよう
に移設して後、直ちに圧縮空気を封入バルブから
開放して中空体2を介して中空支持体3上に支持
された径大部内径約77mm、径小部内径約75mm、肉
厚約1.7mm、長さ約170mmの拡径チユーブ4が得ら
れた。この拡径に用いられた膨張中空体2は中空
支持体3の径大部上で拡径チユーブ端面から20mm
のところで周方向に切断され、一方の径小部に延
在する中空体2は、拡径チユーブの端面から300
mmのところで、同様に切断し、中空支持体3の径
小部端面で内部に折返し、そのまま内部に挿通し
た状態となされて弾性自己収縮性チユーブ6が得
られた。
このようにして得られた弾性自己収縮性チユー
ブ6は、中空支持体3を滑動させながら、中空体
2も同軸的に移動させることにより、略々元の形
状に自己収縮したゴム被覆層7が得られた。
ブ6は、中空支持体3を滑動させながら、中空体
2も同軸的に移動させることにより、略々元の形
状に自己収縮したゴム被覆層7が得られた。
実施例 2
実施例1に用いたと同じ膨張中空体2で、長さ
900mmのものの略々中央部から一方の側の内部に
径大部外径78mm、径小部73.8mm、肉厚2mm、長さ
350mmの表面平滑なテーパー付の中空支持体3の
表面を薄くシリコーンオイルを塗布して挿入して
なる膨張中空体2を得た。この膨張中空体の他方
の片側を軸線方向に適当に折りたたんだ状態で、
内径35mm、肉厚4mm、長さ300mmの実施例1と同
じ材質からなる加硫ゴム製チユーブ1の内部に挿
通し、両端部を同様に密封処理した後、1.5Kg/
cm2の圧縮空気を封入して内径80mmに拡径した。
900mmのものの略々中央部から一方の側の内部に
径大部外径78mm、径小部73.8mm、肉厚2mm、長さ
350mmの表面平滑なテーパー付の中空支持体3の
表面を薄くシリコーンオイルを塗布して挿入して
なる膨張中空体2を得た。この膨張中空体の他方
の片側を軸線方向に適当に折りたたんだ状態で、
内径35mm、肉厚4mm、長さ300mmの実施例1と同
じ材質からなる加硫ゴム製チユーブ1の内部に挿
通し、両端部を同様に密封処理した後、1.5Kg/
cm2の圧縮空気を封入して内径80mmに拡径した。
次いで、この膨張中空体2の一方の側に予め内
設された中空支持体3の径小部端面が、拡径チユ
ーブ4の端面から約10mm突出して支持するように
移設して後、直ちに圧縮空気を開放して中空体2
を介して中空支持体3上に支持された径大部内径
約77mm、径小部内径74mm、肉厚約2.3mm、長さ約
270mmの拡径チユーブが得られた。この拡径に用
いられた膨張中空体2は中空支持体3の径大部上
で拡径チユーブ端面から約20mmのところで周方向
に切断され、一方の小径部に延在する中空体2は
拡径チユーブ4の端面から400mmのところで切断
し、中空支持体3の径小部端面で内部に折返し、
そのまま内部に挿通した状態となされて弾性自己
収縮性チユーブ6が得られた。
設された中空支持体3の径小部端面が、拡径チユ
ーブ4の端面から約10mm突出して支持するように
移設して後、直ちに圧縮空気を開放して中空体2
を介して中空支持体3上に支持された径大部内径
約77mm、径小部内径74mm、肉厚約2.3mm、長さ約
270mmの拡径チユーブが得られた。この拡径に用
いられた膨張中空体2は中空支持体3の径大部上
で拡径チユーブ端面から約20mmのところで周方向
に切断され、一方の小径部に延在する中空体2は
拡径チユーブ4の端面から400mmのところで切断
し、中空支持体3の径小部端面で内部に折返し、
そのまま内部に挿通した状態となされて弾性自己
収縮性チユーブ6が得られた。
このようにして得られた弾性自己収縮性チユー
ブ6は、中空支持体を滑動させながら中空体2も
同軸的に移動させることにより、略々元の形状に
自己収縮したゴム被覆層7が得られた。
ブ6は、中空支持体を滑動させながら中空体2も
同軸的に移動させることにより、略々元の形状に
自己収縮したゴム被覆層7が得られた。
第1a図、第1b図及び第1c図は、それぞ
れ、順次、ゴム状弾性を持つたチユーブを膨張中
空体で拡径している工程の状態を示す部分断面側
面図であり、第2図は、拡径チユーブを中空支持
体で支持した状態を示す部分断面側面図であり、
第3図は、弾性自己収縮性チユーブの部分断面側
面図であり、さらに、第4図は、自己収縮して被
覆層を形成している状態を示す部分断面側面図で
ある。 1……ゴム状弾性を持つたチユーブ、2……膨
張中空体、3……中空支持体、4……拡径チユー
ブ、5……圧力気体、6……弾性自己収縮性チユ
ーブ、7……ゴム弾性被覆層。
れ、順次、ゴム状弾性を持つたチユーブを膨張中
空体で拡径している工程の状態を示す部分断面側
面図であり、第2図は、拡径チユーブを中空支持
体で支持した状態を示す部分断面側面図であり、
第3図は、弾性自己収縮性チユーブの部分断面側
面図であり、さらに、第4図は、自己収縮して被
覆層を形成している状態を示す部分断面側面図で
ある。 1……ゴム状弾性を持つたチユーブ、2……膨
張中空体、3……中空支持体、4……拡径チユー
ブ、5……圧力気体、6……弾性自己収縮性チユ
ーブ、7……ゴム弾性被覆層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ゴム状弾性を持つたチユーブを半径方向に拡
大した状態で、その内面を中空支持体で支持して
なる弾性自己収縮性チユーブを製造するに当り、 (A) ゴム状弾性を持つたチユーブの内部にその軸
線方向に延在するように、内部から膨張させる
ことのできる所望長さの膨張中空体の略々前半
部を挿通し、かつ該膨張中空体の前記前半部に
隣接する近傍の後半部の内部には、所望の長さ
の、剛性を有する中空支持体を、その最大外径
よりも大きい膨張中空体の内径に膨張させるよ
うにして、挿通し内設する工程と、 (B) 前記膨張中空体の内部に圧力気体を封入し
て、前記チユーブを間接的に膨張させて拡径す
る工程と、 (C) 前記の膨張拡径されたチユーブの内面部に、
前記の内設された中空支持体を所望位置まで移
設した後、圧力気体を開放し、前記膨張中空体
を介して、中空支持体で、前記の膨張拡径され
たチユーブを支持してこれに弾性自己収縮性を
付与する工程と、さらに、 (D) 前記の介在する膨張中空体を、前記中空支持
体の片端面部で切断し、他端部の切断余長を中
空支持体の他端面で折返しそのまま中空支持体
の内部に挿通させる工程と、 から成ることを特徴とする弾性自己収縮性チユー
ブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61218232A JPS6374624A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 弾性自己収縮性チユ−ブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61218232A JPS6374624A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 弾性自己収縮性チユ−ブの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6374624A JPS6374624A (ja) | 1988-04-05 |
JPH0316261B2 true JPH0316261B2 (ja) | 1991-03-05 |
Family
ID=16716677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61218232A Granted JPS6374624A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 弾性自己収縮性チユ−ブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6374624A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998042494A1 (fr) * | 1997-03-25 | 1998-10-01 | Yoshinari Hane | Procede de dilatation d'un tube elastique |
WO2020070780A1 (ja) * | 2018-10-01 | 2020-04-09 | 花王株式会社 | 使い捨ておむつ |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP61218232A patent/JPS6374624A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6374624A (ja) | 1988-04-05 |
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