JPH03161545A - 太繊度フィラメント糸の製造方法 - Google Patents

太繊度フィラメント糸の製造方法

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JPH03161545A
JPH03161545A JP29441189A JP29441189A JPH03161545A JP H03161545 A JPH03161545 A JP H03161545A JP 29441189 A JP29441189 A JP 29441189A JP 29441189 A JP29441189 A JP 29441189A JP H03161545 A JPH03161545 A JP H03161545A
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roller
yarn
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filament yarn
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Shigeki Honda
繁喜 本田
Masayoshi Koyama
小山 正芳
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、直接紡糸延伸方法を用いて大繊度フィラメン
ト糸を製造する方法に関する.(従来の技術) 直接紡糸延伸法は合戊繊維の製造方法としてよく知られ
ており、生産に多く採用されてきている.例えば、ポリ
エチレンテレフタレートフィラメントの直接紡糸延伸法
としては、米国特許第3, 4 5 2. 1 3 2
明細書記載のFiglに示されているように、口金から
吐出したフィラメントを集束し、油剤を付与し、一定速
度で引取りながら延伸ローラヘ糸条を供する供給ローラ
ヘ導く.引続いて延伸ローラヘ導いて、供給ローラと延
伸ローラ間で目的とする倍率で延伸し、必要に応して延
伸ローラ上で熱セントした後、巻取機へ導いてパッケー
ジの形戒を行なう連続した糸条の製造方法がある. かかる直接紡糸延伸法を用いて、太繊度の糸条を得る場
合、次のような問題が生じる.即ち、通常紡糸頭(口金
)の容量.規椙は定まっているため、ボリマーの吐出量
を大きく変化させることはできない.このため、太繊度
の糸条を得ようとすれば、必然的に紡糸捲取速度を低下
させなければならない.ただ、紡糸捲取連度を低下する
と紡出糸条の配向度が高まらず、未延伸糸の状態で工程
中を通過していくため、単糸切れや毛羽を生じたり、得
られた糸条に糸斑が生したりして品質が低下するのであ
る, このため、特開昭60−104516号公報には、加熱
供給ローラの前に糸条の張力調整装置を設けて0.03
〜0.06g/dの張力を付与してから加熱延伸を行う
ことにより、糸切れを減少することが開示されている. (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、特開昭60−104516号公報に開示
されたものは、糸切れ問題はかなり解決されるものの、
得られた糸条の品質(糸斑)の点では未だ不充分であっ
た.これは、ガイド類やローラ類からなる張力調整装置
を用いた前処理では前記問題点を完全に解決できないこ
とによる.本発明はかかる問題点を解決するものであっ
て、従来の直接紡糸延伸装置を大きく変更することなく
、糸斑のない安定した太繊度フィラメント糸をj尋るこ
とを目的とするものである. (問題点を解決するための手段) 本発明は、直接紡糸延伸方法を用いてl500m / 
m i n以下で紡糸捲取を行うにおいて、第1ローラ
ー直前に該第lローラーよりも径の細いプリテンション
ローラーを設け、第1ローラー,ブリテンシッンローラ
間で延伸倍率1.03〜】,10の冷延伸を行うことを
特徴とするものである.以下図面を用いて本発明を説明
する. 第1図は、本発明の実施Li様の一例を示す直接紡糸延
伸vt置の説明図である.紡糸頭(図示しない)より吐
出された紡糸糸条(1) は、オイリングローラ(2)
により油剤を付与された後ガイド(3)等を経て、ブリ
テンシッンローラ(4)に供給され、プリテンションセ
パレートローラ(5)間に複数回巻き付けられた後、第
1ゴデットローラ(6),第1セパレートローラ(7)
間、次いで第2ゴデノトローラ(8).第2セパレート
ローラ(9)間に各々複数回巻き付けられ、第1ゴデン
トローラ(6),第2ゴデットローラ(8)間で所定の
延伸を施こされる.次いで、該処理により延伸された糸
条はインターレース装置(lO)等を経てボビン(11
)に擾取られる. かかる工程において、ブリテンションローラ(4)まで
の装置及び第1ゴデットローラ(6) 以后の装置は公
知の直接紡糸延伸装置が用い得、通常、第1ゴデントロ
ーラ(6)は80℃程度に加熱された熱ローラを用い、
又第2ゴデットローラ(8)は目的とする糸条の熱収値
に応じて温度を設定する.本発明で重要なことは、第1
ゴデソトローラ(6)直前にプリテンンヨンローラ(4
)を設けることである.該ブリテンシ3ンローラ(4)
の形状は、第1ゴデントローラ(6)よりも径の細いも
のであることが必要である.これは、径が細くなる程糸
条とブリテンションローラ(4)との接触角度が鋭角と
なり、円滑に糸離れがなされるためで、プリテンンッン
ローラ(4) の追加によって生じた糸条への干渉をで
きるだけ低減する作用がある.通常ゴデントローラ(6
) (8)は200mm程度の径のものが用いられてお
り、プリテンションローラ(4)としては100mm前
後のものを用いるとよい.又、ブリテンシッンローラ(
4)の径を極端に細くすると大繊度糸に過大な曲げ歪が
生じるため好ましくなく、前記の例では50mm以下の
径とすると該問題点が生しる慣れがある.又、前記の理
由よりブリテンシッンローラ(4)は、第1ゴデントロ
ーラ(6)に対して垂直方向に配するよりも、水平方向
に配する方が好ましく、第1図に示す如く、斜め下方に
配置すれば糸掛け作業上好都合なレイアウトとなって好
ましい.更に、ブリテンションローラ(4)の表面はで
きるだけ平滑なものを用いることが、糸条への影響を最
少限にするため好ましく、表面粗度Q. 4 S以下の
ものが特に好ましい.次に該装置を用いて、本発明を実
施する方法について説明する. 本発明で用い得る太繊度フィラメント糸としては、直接
紡糸延伸が可能なものであれば、ポリエステル.ボリア
ミド等特に限定されないが、糸鳩れ防止による糸質向上
の点でポリエステルが好適である.又、本発明を実施す
ることにより糸質が最も顕著に改善されるものとしては
、単糸織度2d以上、特に5d以上のものである.更に
、多分w4捲取の場合、隣接走行糸条との間隙が狭く、
些細な糸質の悪化が生じると、全体に糸譬の悪化が拡大
するので、本発明を用いれば改善されるところが大きい
. 紡糸捲取速度は、通常の設備を用いて前記の如き繊度を
得るために、1500m/m!n以下となることが多く
、又、1500m/minを超える高速紡糸}壱取法で
は、充分に延伸が行なわれるため、糸質の劣化という問
題点も生しず、本発明のブリテンシッンローラ(4)を
付加する必要もない. ブリテンションローラ(4)は、第1ゴデントローラ(
6)の周速に対して91〜97%の周速で積極駆動され
ている.かかる運転を行うことにより、プリテンシッン
ローラ(4),第1ゴデソトローラ(6)間では、1.
03〜I. l O倍の若干の延伸作用が生しる.延伸
倍率は、1.03倍未満では、単なる糸条ガイドやロー
ラと同じ作用しか生じないため糸斑を改善するに至らな
い.又、1. 1 0倍を超えると不均一な延伸となり
、これが次のゴデットローラ間の延伸でも吸収されない
ため寧ろ、糸斑が増加することとなる. ブリテンシッンローラ(4)は加熱を行う必要はなく、
常温のままで所謂冷延伸を行なえばよい。
又、近時では、ゴデントローラ(6) (8)をインバ
ータで制御して自由に延伸条件を設定することが行なわ
れており、本発明でもインバータを用いる場合は、第1
ゴデントローラ(6)とブリテンシッンローラ(4〉 
 とを同一のインバータで駆動すれば該ローラ間の延伸
条件は変動しないため安定な紡糸が可能である. (実施例〉 ′固有粘度が0.63のポリエチレンテレフタレートを
、第1図に示した直接紡糸延伸装置を用いて紡糸して、
200d/48fx4分織のフィラメント糸を得た. 直接紡糸延伸装置の仕様・紡糸条件は次の通りである. ブリテンションローラの径   106mm第1.2ゴ
デソトローラの径  220mmブリテンションローラ
温度   常 温ブリテンシッンローラ表面粗度 0.
 3〜0. 4 S各ローラ・セパレートローラ間擾数
 6回巻インターレースノズル空気圧 4kg/cm”
得られたフィラメント糸の加工条件・糸質を第1表に示
す. 尚、同表中、高感度ウスターは、計測器工業製EVEN
NESS TES↑ε11 80  TYPE C  
を使用して、Normal Testにて実施した場合
の波形の変動を示しており変動巾の少ない方よりA.B
,C,Dと(発明の効果) 本発明によれば、直接紡糸延伸方法を用いて、糸切れ・
毛羽は勿論、高感度ウスター等で測定されるような微弱
な糸斑をも解消した極めて高品位の大繊度フィラメント
糸を、既存装置の大きな変更なく得ることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様の一例を示す直接紡糸延伸装
置の説明図である. (4)・・・ブリテンションローラ、 (6)・・・第1ゴデントローラ. 第 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直接紡糸延伸方法を用いて1500m/min以
    下で紡糸捲取を行うにおいて、第1ローラー直前に該第
    1ローラーよりも径の細いプリテンションローラーを設
    け、第1ローラー、プリテンションローラ間で延伸倍率 1.03〜1.10の冷延伸を行うことを特徴とする太
    繊度フィラメント糸の製造方法。
JP1294411A 1989-11-13 1989-11-13 太繊度フィラメント糸の製造方法 Expired - Lifetime JP2895530B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5236013U (ja) * 1975-09-04 1977-03-14

Patent Citations (1)

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JPS5236013U (ja) * 1975-09-04 1977-03-14

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