JPH0316042Y2 - - Google Patents

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JPH0316042Y2
JPH0316042Y2 JP11192487U JP11192487U JPH0316042Y2 JP H0316042 Y2 JPH0316042 Y2 JP H0316042Y2 JP 11192487 U JP11192487 U JP 11192487U JP 11192487 U JP11192487 U JP 11192487U JP H0316042 Y2 JPH0316042 Y2 JP H0316042Y2
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shaped
fulcrum
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は被測定物を載せる上皿と計量重りを
載せる上皿を備えた上皿てこ式天秤に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の上皿てこ式天秤は、台本体に上下支軸で
揺動可能に枢支された上下に平行する上下一対の
揺動アームと、この上部揺動アーム及び下部揺動
アームの両端にピンで枢支された上端に上皿を有
する左右一対の垂直昇降杆を具備し、この一方の
上皿に被測定物を載せ、他方の上皿に計量重りを
載せて、両者のバランス状態で被測定物の重量を
重り重量によつて計測できるように構成されてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来の上皿てこ式天秤は、上部揺動アーム
と下部揺動アームが台本体に対して上下支軸で枢
支され、また上下の揺動アームと左右の垂直昇降
杆がピンで枢支されているので、簡単に組立てた
り分解したりすることができないという問題があ
り、部品を箱詰めして供給し、子供等に組立てさ
せる天秤構造として不向きな物であつた。
この考案は子供等が簡単に組立て分解すること
ができるように揺動枢支構造を改良した上皿てこ
式天秤を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記従来の問題点を解決するため
に、基台部2上に前後に対向離間する支持板3,
4を立設しこの前後支持板3,4の上端内側部に
V形状の支点受3a,4aを設け且つ前後支持板
3,4の前記支点受3a,4aの直下に位置する
高さ方向中間位置に逆V形状の支点受5a,6a
を有する切欠部5,6を設けた台本体1と、長さ
方向中間部に台本体1のV形状支点受3a,4a
に上方から揺動可能に支承される前後一対の揺動
支点突起8a,8aを設け長さ方向両端部にはV
形状の深溝付き鉤部9,10を設けた上部揺動ア
ーム8と、長さ方向中間部に台本体1の逆V形状
支点受5a,6aに下方から揺動可能に支承され
る前後一対の揺動支点突起11a,11aを設け
長さ方向両端部には逆V形状の浅溝付き鉤部1
2,13を設けた押圧撓み可能な下部揺動アーム
11と、この上下揺動アーム8,11の両端鉤部
9,10,12,13が遊挿される一対の窓穴1
4,15を下端側に有しこの下側上部窓穴14の
上辺部14aと下部窓穴15の下辺部15aを上
下揺動アーム8,11が平行する状態で上部揺動
アーム8両端のV形状深溝9a,10aおよび下
部揺動アーム11両端の逆V形状浅溝12a,1
3aが揺動可能に係合される尖鋭形状に形成した
上端に上皿18,19を有する左右一対の垂直昇
降杆16,17とで構成してなるものである。
〔作用〕
前記構成の上皿てこ式天秤は、組立状態におい
て上部揺動アーム8の右端側上面部と下部揺動ア
ーム11の右端側下面部を左手の2本指で持つて
押圧するか、或いは上部揺動アーム8の左端側上
面部と下部揺動アーム11の左端側下面部を右手
の2本指で持つて押圧すると、下部揺動アーム1
1の右側アーム部或いは左側アーム部が中間支点
突起11aを支点として弾性的に少し撓み、この
アーム右端部の逆V形状浅溝13a或いはアーム
左端部の逆V形状浅溝12aを垂直昇降杆17,
16の下部窓穴15の尖鋭下辺部15bから係合
離脱させることができ、この状態で右側の垂直昇
降杆17或いは左側の垂直昇降杆16を右手或い
は左手で持つて側方に引張れば、この垂直昇降杆
17,16を上下揺動アーム8,11から簡単に
取外すことができ、またこの垂直昇降杆16,1
7の取外し状態で上部揺動アーム8を台本体1の
上方へ抜き外し、下部揺動アーム11を揺動支点
突起11a,11aが台本体前後支持板3,4の
切欠穴5,6から外れるように傾けて台本体1の
側方へ抜き外し、天秤全体を簡単に分解すること
ができる。また、このように分解したものを組立
てる場合には、分解時と逆の組立て方を行うこと
により、子供等が簡単に上皿てこ式天秤を組立構
成することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に従い説明する
と、図中1は基台部2の上に前後に対向離間する
支持板3,4を立設した合成樹脂製の台本体で、
この台本体1の前後支持板3,4の上端内側部に
はV形状の支点受3a,4aが設けられ、また前
後支持板3,4の前記支点受3a,4aの直下に
位置する高さ方向中間位置には逆V形状の支点受
5a,6aを上端に有し下方が四角形状をなした
第1図の如き窓穴形状の切欠部5,6が設けられ
ていると共に、この切欠穴5,6と上端支点受3
a,4aとの間には前後の支持板3,4を一体的
に連結した繋ぎ材7が設けられ、この繋ぎ材7に
よつて上部揺動アーム8の揺動範囲が規制される
ようになつている。
この上部揺動アーム8は長さ方向中間部に台本
体1のV形状支点受3a,4aに上方から揺動可
能に支承される鋭角三角形状をなした前後一対の
揺動支点突起8a,8aを設け、且つ長さ方向両
端部にはV形状の深溝9a,10aを有する深溝
付き鉤部9,10を設けた合成樹脂の剛性アーム
として構成されている。11はこの上部揺動アー
ム8と平行する下部揺動アームで、この下部揺動
アーム11は長さ方向中間部に台本体1の逆V形
状支点受5a,6aに下方から揺動可能に支承さ
れる鋭角三角形状をなした前後一対の揺動支点突
起11a,11aを設け、且つ長さ方向両端部に
は逆V形状の浅溝12a,13aを有する浅溝付
き鉤部12,13を設けた押圧撓み可能な可撓性
アームとして樹脂成形されている。
16,17は上下揺動アーム8,11の両端部
を平行に連結する上端に上皿18,19を備えた
左右一対の垂直昇降杆で、この左右昇降杆16,
17の下側位置には上下揺動アーム8,11の両
端鉤部9,10,12,13が遊挿される四角形
状をなした一対の窓穴14,15が設けられ、こ
の下側上部窓穴14の上辺部14aと下部窓穴1
5の下辺部15bを上下揺動アーム8,11が平
行する状態で上部揺動アーム8両端のV形状深溝
9a,10aおよび下部揺動アーム11両端の逆
V形状浅溝12a,13aが揺動可能に係合され
る第1図の如き尖鋭形状に形成している。
なお、図中20は台本体1の後側支持板4の上
端部に垂直に立直された指示目盛具、21は上部
揺動アーム8の中間部に垂直に立直された平衡バ
ランス状態を見る揺動指針、22は台本体1の前
側下側部に回転可能に軸支した猿顔表示の回動
体、23は下部揺動アーム11の中間取付孔に着
脱可能に挿入固定した揺動レバーで、この揺動レ
バー23の下端屈曲部を回動体の裏面に突設した
2本の係合ピン22の間に挿入係合させることに
よつて、前記回動体22を下部揺動アーム11の
動きに従つて左右回動できるようにしている。
しかして、第1図に示す組立状態において上部
揺動アーム8の右端側上面部と下部揺動アーム1
1の右端側下面部を左手の2本指で持つて押圧す
るか、或いは上部揺動アーム8の左端側上面部と
下部揺動アーム11の左端側下面部を右手の2本
指で持つて押圧すると、下部揺動アーム11の右
側アーム部或いは左側アーム部が中間支点突起1
1aを支点として弾性的に少し撓み、このアーム
右端部の逆V形状浅溝13a或いはアーム左端部
の逆V形状浅溝12aを垂直昇降杆17,16の
下部窓穴15の尖鋭下辺部15bから係合離脱さ
せることができ、この状態で右側の垂直昇降杆1
7或いは左側の垂直昇降杆16を右手或いは左手
で持つて側方に引張れば、この垂直昇降杆17,
16を上下揺動アーム8,11から簡単に取外す
ことができ、またこの垂直昇降杆16,17の取
外し状態で上部揺動アーム8を台本体1の上方へ
抜き外し、下部揺動アーム11を揺動支点突起1
1a,11aが台本体前後支持板3,4の切欠穴
5,6から外れるように傾けて台本体1の側方へ
抜き外し、天秤全体を簡単に分解することができ
る。また、このように分解したものを組立てる場
合には、分解時と逆の組立て方を行うことによ
り、子供等が簡単に上皿てこ式天秤を組立構成す
ることができる。
〔考案の効果〕
この考案の上皿てこ式天秤は、前記のように工
夫した揺動枢支構造を有するものであるから、子
供等が簡単に組立て分解することができる効果が
あり、部品を箱詰めして供給し、子供等に組立て
させる天秤構造として優れた実用上の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による上皿てこ式天
秤を要部切欠して示した主要図、第2図は第1図
の−線に沿う中央縦断面図、第3図は正面
図、第4図は右側面図、第5図は平面図である。 1……台本体、2……基台部、3,4……前後
の支持板、3a,4a……V形状の支点受、5,
6……切欠穴、5a,6a……逆V形状の支点
受、8……上部揺動アーム、8a……同アーム中
間部の揺動支点突起、9,10……同アーム両端
部の深溝付き鉤部、9a,10a……V形状の深
溝、11……下部揺動アーム、11a……同アー
ム中間部の揺動支点突起、12,13……同アー
ム両端部の浅溝付き鉤部、12a,13a……逆
V形状の浅溝、14,15……窓穴(14……下
側上部窓穴、15……下側下部窓穴)、14a…
…上部窓穴の尖鋭上辺部、15b……下部窓穴の
尖鋭下辺部、16,17……左右の垂直昇降杆、
18,19……上皿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定物を載せる上皿と計量重りを載せる上皿
    を備えた上皿てこ式天秤であつて、基台部上に前
    後に対向離間する支持板を立設しこの前後支持板
    の上端内側部にV形状の支点受を設け且つ前後支
    持板の前記支点受の直下に位置する高さ方向中間
    位置に逆V形状の支点受を有する切欠部を設けた
    台本体と、長さ方向中間部に台本体のV形状支点
    受に上方から揺動可能に支承される前後一対の揺
    動支点突起を設け長さ方向両端部にはV形状の深
    溝付き鉤部を設けた上部揺動アームと、長さ方向
    中間部に台本体の逆V形状支点受に下方から揺動
    可能に支承される前後一対の揺動支点突起を設け
    長さ方向両端部には逆V形状の浅溝付き鉤部を設
    けた押圧撓み可能な下部揺動アームと、この上下
    揺動アームの両端鉤部が遊挿される一対の窓穴を
    下端側に有しこの下側上部窓穴の上辺部と下部窓
    穴の下辺部を上下揺動アームが平行する状態で上
    部揺動アーム両端のV形状深溝および下部揺動ア
    ーム両端の逆V形状浅溝が揺動可能に係合される
    尖鋭形状に形成した上端に上皿を有する左右一対
    の垂直昇降杆とで構成してなる上皿てこ式天秤。
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JPS6417430U JPS6417430U (ja) 1989-01-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010140468A1 (ja) * 2009-06-03 2010-12-09 アルプス電気株式会社 物理量センサ

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JP5223003B2 (ja) * 2009-06-03 2013-06-26 アルプス電気株式会社 物理量センサ

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Publication number Publication date
JPS6417430U (ja) 1989-01-27

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