JPH03159872A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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Publication number
JPH03159872A
JPH03159872A JP1300370A JP30037089A JPH03159872A JP H03159872 A JPH03159872 A JP H03159872A JP 1300370 A JP1300370 A JP 1300370A JP 30037089 A JP30037089 A JP 30037089A JP H03159872 A JPH03159872 A JP H03159872A
Authority
JP
Japan
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steering
force
steering wheel
steering force
wheel unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP1300370A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Yamamoto
敏彦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO EITETSUKU KK
Original Assignee
TOYO EITETSUKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステアリング操舵を軽快に行なうための電動
式パワーステアリング装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、電動式パワーステアリング装置として、操舵
力を伝達する操舵力伝達系と、操舵力を助勢するアシス
ト手段と、操舵力を検出する操舵力検出手段とを備え、
前記操舵力伝達系はステアリングホイールとステアリン
グシャフトとを有し、前記アシスト手段は、操舵力を助
勢する補助力の動力源となる電動モータと、この電動モ
ータの駆動軸に連動する小径ギヤ(駆動側歯車)と、こ
の小径ギヤが噛み合わされ前記ステアリングシャフトに
回転可能に支持された大径ギヤ(補助力伝達用歯車)と
を有し、この大径ギヤの軸心と前記小径ギヤの細心との
軸間距離を保持するハウジング(軸間距離保持部材)を
設け、前記操舵力検出手段の検出信号に基づいて前記電
動モータを制御するようにしたものが知られている(実
開昭5979467号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の電動式パワーステアリング装置は、操舵力検
出手段等かステアリングシャフトの根元部分に組み付け
られていたため、部品交換や部品修理等、メンテナンス
か行い難いという問題かあった。
そこで、ステアリングシャフトの先端部にステアリング
ホイール等で構成したステアリングホイルユニットを着
脱可能に支持し、このステアリングホイールユニットに
操舵力検出手段等を組み込むようにすることが考えられ
る。
ところで、このようにした場合は、ステアリングホイー
ルユニットに組み込んだ操舵力検出手段の検出信号をス
テアリングホイールユニット外に取り出すために信号取
出手段を設ける必要がある。
このため、この信号取出平段を設けるにあたって、部品
が極度に増加したり、メンテナンスの容易性が損われた
りしないように考慮する必要がある。
以上の事情に鑑みて、本発明は、メンテナンスを容易に
行うことができ、かつ、少ない部品で構或することがで
きる電動式パワーステアリング装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる電動式パワーステアリング装置は、操舵
力を伝達する操舵力伝達系と、操舵力を助勢するアシス
ト手段と、操舵力を検出する操舵力検出手段とを備え、
前記操舵力伝達系はステアリングホイールとステアリン
グシャフトとを有し、前記アシスト手段は、操舵力を助
勢する補助力の動力源となる電動モータと、この電動モ
ータの駆動軸に連動する駆動側歯車と、この駆動側歯車
が噛み合わされ前記ステアリングシャフトに回転可能に
支持された補助力伝達用歯車とを有し、この補助力伝達
用歯車の軸心と前記駆動側歯車の軸心との軸間距離を保
持する軸間距離保持部材が設けられ、前記操舵力検出手
段の検出信号に基づいて前記電動モータが制御される電
動式パワーステアリング装置において、前記ステアリン
グシャフトの先端部に前記ステアリングホイールを有す
るステアリングホイールユニットが着脱可能に支持され
、このステアリングホイールユニットに前記操舵力検出
手段が組み込まれているとともに、前記操舵力検出手段
の検出信号をステアリングホイルユニット外に取り出す
ための信号取出手段が設5 けられ、この信号取出手段が、スリップリングを保持し
た絶縁板と、このスリップリングに摺接する接触子を保
持したホルダとで構或され、前記絶縁板が前記ステアリ
ングホイールユニットの前記操舵力検出手段を設けた回
転体にこの回転体の回転中心とスリップリングの中心と
を一致させた状態で設けられているとともに、前記ホル
ダがその接触子を前記スリップリングに接触させた状態
で前記軸間距離保持部材に設けられたものである。
〔作用〕
上記構成によれば、ステアリングホイールユニットをス
テアリングシャフトに対して脱着すると、これに伴って
、ステアリングホイールユニットの回転体に設けた信号
取出手段の絶縁板とステアリングホイールユニット外の
軸間距離保持部材に設けた信号取出手段のホルダとが分
離および結合することとなり、信号取出手段が上記脱着
の際の障害となることがない。しかも、ホルダを軸間距
離保持部材に設けたため、ホルダの保持手段として別途
部品を設ける必要がない。
6 〔実施例〕 第■図ないし第5図は、本発明にかかる電動式パワース
テアリング装置の一実施例を示している。
この電動式パワーステアリング装置は、操舵力を伝達す
る操舵力伝達系1aと、操舵力を助勢するアシスト手段
1bと、スリップリング機構(信号取出手段)leとを
備えている。
アシスト千段{bは、操舵力を助勢する補助力の動力源
となる電動モータ19と回転軸19aとリング部材6と
を有している。
操舵力伝達系1aは、ステアリングホイール2と、駆動
力中継部材4と、支持板50と、図示省略されたステア
リングギャに連結されたステアリングシャフト3とで基
本構成されている。
そして、上記ステアリングホイール2に駆動力中継部材
4、支持板50、リング部材6等がユニットとして一体
化されて、ステアリングホイールユニット1fが構成さ
れ、このステアリングホイルユニット1fには、操舵力
を検出する抵抗器(操舵力検出手段)14と、電動モー
タ19からステアリングシャフト3への補助力伝達を断
続するクラッチ機構1dとが設けられている。
上記駆動力中継部材4は、そのボス部4aがステアリン
グシャフト3の先端部のセレーション3Cに外嵌されナ
ット25の締結によってステアリングシャフト3に脱着
可能に支持されている。
ステアリングホイール2は、ノ\ンドル26と、これに
結合された環状の操作部材22と、この操作部材22の
中央部に取付けられた円板21とから構成されている。
そして、このステアリングホイール2は、円板21が駆
動力中継部材4のボス部4aに外嵌されることによって
ステアリングシャフト3に対して相対回動可能に結合さ
れている。
このようにしてステアリングホイール2の操作部材22
と駆動力中継部材4とは、同軸(ステアリングシャフト
3)上に相対回動可能に配置されている。
操作部材22には後述のボルト71用のねじ穴22aが
周方向に複数個形成され、また、この操作部材22の裏
側には、第7図に示すように操作部材22と一体に周方
向に6箇所の突起24が断続的に形成されている。この
突起24は操作部材22に沿う円弧状に配置され、各突
起24の側面24aは相対向している。また、操作部材
22の周方向の一部には中心方向に突出する突起23と
突起28とが形成され、突起23には後述のU字形トー
ションスプリング9の端部92が嵌入される係止溝29
が形成されている。
駆動力中継部材4の前面側には、第2図および第3図に
示すように、外周に6つのカム面5aを有する多角カム
部5が突出して形成されている。
この多角カム部5の中央側には円弧面を形成する内周面
5bが形成され、この内周面5bには中心方向に突出す
る突起52が多角カム部5と一体に形成されている。こ
の突起52には、後述のU字形トーションスプリング9
の端部91が嵌入される係止溝59が形威されている。
多角カム部5の内周面5bの内側には、U字形のトーシ
ョンスプリング9がステアリングシャフト3を跨ぐよう
にして、ステアリングシャフト3の軸線方向と直交9 する平面内で弾性変形し得るように、かつこの弾性変形
が上記ボス部4aによって干渉されないように配置され
ている。
U字形トーションスプリング9は、その一方の端部91
が上記多角カム部5の突起52に形成された係止溝59
に嵌入され、他方の端部92が操作部材22の突起23
に形威された係止溝29に嵌入されている。各端部91
,92の先端にはそれぞれC形の鉤部が形成され、各C
形鉤部の孔内にそれぞれ固定スプリングピン97,98
が圧入されることにより、各端部91.92はガタツキ
が生じないように係止溝59,29に固定されている。
これにより、ステアリングホイール2の中立時(ステア
リングホイール2を転舵していない直進時)、U字形ト
ーションスプリング9のばね力によってステアリングホ
イール2の「ふらつき」が防止される。しかも、ステア
リングホイール2のハンドル26を操作して操作部材2
2を駆動力中継部材4に対して相対回動させると、U字
形トションスプリング9が撓み、その撓み量に応じ10 た抵抗力がハンドル26に掛かるようになる。
駆動力中継部材4の外周部には鍔部55が形威され、こ
の鍔部55の内周部には、後述のボルト71用の長穴5
5aが周方向に複数個形成されている。
リング部材6は、上記多角カム部5よりも大径に形成さ
れ、その多角カム部5の外周側に配置されている。この
リング部材6には、内側に円形の内周面60aが形成さ
れているとともに、外周に外歯歯車(補助力伝達用歯車
)60bが形成されている。そして、このリング部材6
の内周面60aが円形面に形或され、この内周面60a
と対向する多角カム部5の各カム面5aが平面に形威さ
れているため、上記内周面60aと各カム面5aとの間
に形成される6つの隙間64は、それぞれ中央部から周
方向両端部に向かうに従って楔状に狭くなっている。
操作部材22の後面とリング部材6の前面との間にはボ
ールベアリング62aが介在され、またリング部材6の
後面と駆動力中継部材4の鍔部511 5の外周部との間にはポールベアリング52aが介在さ
れ、これによってリング部材6は操作部材22および駆
動力中継部材4に対して相対回動できるように保持され
ている。
支持リング50は駆動力中継部材4の後面側に配置され
、この支持リング50と駆動力中継部材4との間にはボ
ールベアリング51が介在されている。この支持リング
50には、第6図に示すように、ホルト71が係合され
、このボルト7■は、駆動力中継部材4の長穴55aに
通されて操作部材22のねじ穴22aに螺合されナット
72により緩み止めされている。これにより、支持リン
グ50と操作部材22とがボルト71,、ねし穴22a
およびナット72によって一体的に結合されているとと
もに、リング部材6がポールベアリング52a,62a
を介して駆動力中継部材4の鍔部55と操作部材22と
で挟み付けられている。しかも、ボルト71が駆動力中
継部材4の長穴55aに通されていることにより、駆動
力中継部材4に対して操作部材22が長穴55aの範囲
内でし12 か相対回動ずることができず、その範囲を越えて相対回
動させようとすると、ボルト71が長穴55aの端縁5
5b,55cに係合して駆動力中継部材4と操作部材2
2とが同体回動ずるようになっている。
クラッチ機構1dは、円柱状のカムフォロア7と、コイ
ルバネ8と、前述したリング部材6、駆動力中継部材4
の多角カム部5および操作部材22の突起24とで基本
構成されている。カムフォロア7は、リング部材6の内
周面60aと多角カム部5の各カム面5aとの間の隙間
64にそれぞれ2個ずつ、合計12個配置されている。
コイルバネ8は、一対のカムフォロア7間にそれぞれ自
然長状態またはわずかな圧縮状態で介在されている。各
カムフォロア7における上記コイルバネ8と反対側の周
而は、操作部材22の突起24の側面24aに当接して
いる。これにより、ステアリングホイール2の中立時に
、各カムフォロア7とカム面5aおよび内周面60aと
の間にそれぞれ微少な間隙か形或されて、カムフォロア
7がカム■3 面5aとリング部材6の内周面60aに挟み込まれない
ようにされている。
抵抗器t4は、駆動力中継部材4の内周面5bの内側に
取付けられ、その上面には、抵抗線14aと導電線14
bとが平行に配設されている。これら抵抗線14aと導
電線14bとには導電材料からなるブラシ13の二股に
分岐した先端部がそれぞれ接触し、このブラシ13は上
記操作部材22の突起28に絶縁材を介して固着されて
いる。
このため、ハンドル26の操作により操作部材22か回
動すると、それに取付けられたブラシ1.3が移動して
、抵抗線14aと導電線14bとを結ぶ上記ブラシ13
の位置に対応する抵抗値が変化し、これにより操舵力が
検出されるようになっている。そして、抵抗器■4で操
舵力が検出されると、その検出値に応じた検出信号が抵
抗器14から出力され、この検出信号が信号取出手段1
0等を介して図示省略された電動モータ制御手段に入力
されるようになっている。この電動モータ制御手段は、
上記検出信号に基いて電動モータ19の14 オン、オフ並びに出力の大小および回転方向等を制御す
るようになっている。
ステアリングシャフト3の側方には、このシャフト3に
平行にモータ支持部材20が設けられている。このモー
タ支持部材20は、中央部分に固着されたブラケット2
1によって、ステアリングシャフト3の外周側に設けら
れた外筒30に保持されている。モータ支持部材20の
後端には上記電動モータ19が取り付けられ、モータ支
持部材20の中空部内には回転軸↓9aが挿通されてい
る。この回転軸19aの基端部は電動モータ19の駆動
軸(図示省略)に連結され、回転軸19a先端部にはピ
ニオン歯車(駆動側歯車)18が設けられ、このピニオ
ン歯車18は上記リング部材6の外歯歯車60bと噛合
している。なお、外歯歯車60bおよびピニオン歯車1
8の各歯は、噛み合いがスムーズになされ、騒音が小さ
くなるようにするために、それぞれ傾斜して形成されて
いる。
ステアリングホイールユニット1fの後方には、15 ステアリングシャフト3と回転軸19aとに跨がって軸
間距離保持板(軸間距離保持部材)16が設けられてい
る。そして、この軸間距離保持板16は、一端部16b
が駆動力中継部材4のボス部4aの基端部にベアリング
16cを介して外嵌され、リング16dで抜け止めされ
ているとともに、他端部16aがモータ支持部材20の
先端部に結合されている。このため、この軸間距離保持
板16によってステアリングシャフト3の軸心とピニオ
ン歯車18の軸心との軸間距離が保たれるようになって
いる。
スリップリング機構1eは、円盤状の絶縁板31と絶縁
材料からなるホルダ32とを有している。
絶縁板31の背面には直径がそれぞれ異なる複数本のス
リップリング31aが波紋状に固着され、この絶縁板3
1は、スリップリング31aの中心を駆動力中継部材4
の回転中心(ステアリングシャフト3の軸心)と一致さ
せた状態で駆動力中継部材4の背面に固着されている。
上記各スリップリング31aは、それぞれ導電材料から
なり、抵16 抗器14の抵抗線14aおよび導電線14b等にリード
線14dを介して接続されている。
ホルダ32には、複数本のワイヤ状の接触子33が保持
されている。各ワイヤ状接触子33は、それぞれ導電材
料からなり、中間部がホルダ32の前面に沿って配設さ
れている。そして、ホルダ32は、軸間距離保持板16
の中央部に形威された貫通穴16eに前端部を挿通し、
後端の鍔部を軸間距離保持板16の背面に押し当て、か
つ、ワイヤ状接触子33をスリップリング31aに接触
させた状態で、軸間距離保持板16にボルト34によっ
て固着されている。また、上記ワイヤ状接触子33は基
端部がリード線14eに接続され、このリード線14e
はモータ支持部材20内に通され図示省略された電動モ
ータ制御手段に接続されている。このようにして抵抗器
■4と電動モタ制御手段とは、リード線14d1スリッ
プリング31a1ワイヤ状接触子33およびリード線l
4eを介して電気的に接続され、抵抗器14で検出され
た信号を電動モータ制御手段に取り出すこ17 とができるようになっている。
上記装置の構成において、ハンドル26が操作されて操
作部材22が回動すると、操作部材22と駆動力中継部
材4との間で相対回動変位が生じ、U字形トーションス
プリング9が撓むとともにプラシ13が抵抗器14に対
して相対移動して、抵抗器14で操舵力が検出される。
この信号は、リド線14d,スリップリング31a1ワ
イヤ状接触子33およびリード線14eを介して電動モ
タ制御手段に導入される。これにより、電動モータ19
が上記抵抗器14の検出値に基いて制御されて駆動し、
ピニオン歯車18が回転して、リング部材6に回転力(
補助力)が付与される。
しかも、操作部材22が回動すると、操作部材22の突
起24の側面24aに当接しているカムフオロア7のう
ちのコイルバネ8の回動方向上流側のカムフォロア7が
まず側面24aによって押されて回動方向に移動し、こ
の移動によりコイルバネ8が圧縮され、その復元力によ
って回動方向下流側のカムフォロア7も回動方向に押さ
れる。
l8 上記動作と同時に、回動方向下流側のカムフォロア7に
当接していた突起24の側面24aも回動方向に移動し
て、カムフォロア7から離れる(後退する)ようになる
ため、下流側のカムフォロア7がカム面5aとリング部
材6の内周面60aとの間に噛み込み、楔作用によって
駆動力中継部材4とリング部材6とが同体回動するよう
に結合される。これにより、上記リング部材6に付与さ
れた回転力が駆動力中継部材4を経てステアリングシャ
フト3に伝達されて、操舵力が助勢されることとなる。
そして、リング部材6に付与された回転力が駆動力中継
部材4に伝達されて相対回動変位がなくなると、電動モ
ータ19が回転を停止し、同時に、回動方向下流側のカ
ムフォロア7かカム面5aと内周面60aとの間に押え
込まれなくなって噛み込みか解除され、リング部材6と
駆動力中継部材4との同体回動状態が解除されて、リン
グ部材6から駆動力中継部材4へ回転力が伝達されない
ようになる。このようにしてクラッチ機構1dによ19 る電動モータ19からステアリングシャフト3への補助
力伝達の断続動作が行なわれる。
以上に示したこの装置の構或においては、ステアリング
ホイールユニット{fの構成部材であるステアリングホ
イール2とリング部材6と支持板50とを同ユニット1
fの構威部材である駆動力中継部材4に結合し、この駆
動力中継部材4をナット25の締結によってステアリン
グシャフト3の先端部に脱着可能に支持しているため、
ステアリングホイールユニット1fをステアリングシャ
フト3の先端部に対して脱着することができる。
そして、このようなステアリングホイールユニット1f
に抵抗器14等を組み込んでいるため、抵抗器14等の
交換および修理を簡単に行うことができる。
しかも、信号取出手段1eを設けているため、ステアリ
ングホイールユニット1fに組み込んだ抵抗器14から
ステアリングホイールユニット外の電動モータ制御手段
に検出信号を取り出すことができる。
20 また、信号取出手段1eをスリップリング31aを保持
した絶縁板31とスリップリング31aに摺接するワイ
ヤ状接触子33を保持したホルダ32とで構成し、上記
絶縁板31をステアリングホイールユニット1fの抵抗
器14を設けた駆動力中継部材4にこの部材4の回転中
心とスリップリング31aの中心とを一致させた状態で
設けるとともに、上記ホルダ32をその接触子33がス
リップリング31aに接触するようにして軸間距離保持
板■6に設けるようにしている。つまり、ステアリング
ホイールユニット1fの駆動力中継部材4に設けた信号
取出手段1eの絶縁板31とステアリングホイールユニ
ットlf外の軸間距離保持板16に設けた信号取出手段
1eのホルダ32とを分離および結合自在に構成してい
る。このため、ステアリングホイールユニット1fをス
テアリングシャフト3に対して脱着すると、これに伴っ
て、絶縁板31とホルダ32とが分離および結合するこ
ととなり、信号取出手段1eを設けても、信号取出手段
1eがステアリングホイールユ21 ニット1f脱着の際の障害となることがない。しかも、
ホルダ32を外歯歯車60bの軸心とピニオン歯車18
の軸心との軸間を保つ軸間距離保持板16に設けたため
、ホルダ32の保持手段として別途部品を設ける必要が
なく、信号取出手段1eを設けたことによる部品の増加
を抑えることができる。
〔発明の効果〕
本発明にかかる電動式パワーステアリング装置は、ステ
アリングシャフトの先端部にステアリングホイールユニ
ットを着脱可能に支持し、このステアリングホイールユ
ニットに操舵力検出手段を組み込むようにしているため
、操舵力検出手段の交換および修理を簡単に行うことが
でき、メンテナンスを容易に行うことができる。しかも
、信号取出手段によってステアリングホイールユニット
に組み込んだ駆動力検出手段の検出信号をステアリング
ホイールユニット外に取り出すことができる。
また、本発明の構成では、上記信号取出手段を、22 スリップリングを保持した絶縁板とこのスリップリング
に摺接する接触子を保持したホルダとで構成し、絶縁板
をステアリングホイールユニットの操舵力検出手段を設
けた回転体にこの回転体の回転中心とスリップリングの
中心とを一致させた状態で設けるとともに、ホルダをそ
の接触子がスリップリングに接触するようにして軸間距
離保持部材に設けるようにしている。このため、ステア
リングホイールユニットをステアリングシャフトに対し
て脱着する際、信号取出手段が障害となることがなく、
しかも、信号取出手段を設けたことによって極度に部品
が増加することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる電動式パワーステアリング装置
の一実施例を示す縦断面図、第2図はそのステアリング
ホイールを取り外した状態の正面図、第3図はその分解
斜視図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図
は第2図の■−V線断面図、第6図は操作部材と支持部
材との結合部の部分縦断面図、第7図は操作部材の正面
図である。 23 1a・・・操舵力伝達系、1b・・・アシスト手段、1
e・・・スリップリング機構(信号取出手段)、1f・
・・ステアリングホイールユニット、2・・・ステアリ
ングホイール、3・・・ステアリングシャフト、4・・
・駆動力中継部材(ステアリングホイールユニットの回
転体)、14・・・抵抗器(操舵力検出手段)、16・
・・軸間距離保持板(軸間距離保持部材)、18・・・
ピニオン歯車(駆動側歯車)、19・・・電動モタ、3
1・・・絶縁板、31a・・・スリップリング、32・
・・ホルダ、33・・・接触子、60b・・・外歯歯車
(補助力伝達用歯車)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、操舵力を伝達する操舵力伝達系と、操舵力を助勢す
    るアシスト手段と、操舵力を検出する操舵力検出手段と
    を備え、前記操舵力伝達系はステアリングホィールとス
    テアリングシャフトとを有し、前記アシスト手段は、操
    舵力を助勢する補助力の動力源となる電動モータと、こ
    の電動モータの駆動軸に連動する駆動側歯車と、この駆
    動側歯車が噛み合わされ前記ステアリングシャフトに回
    転可能に支持された補助力伝達用歯車とを有し、この補
    助力伝達用歯車の軸心と前記駆動側歯車の軸心との軸間
    距離を保持する軸間距離保持部材が設けられ、前記操舵
    力検出手段の検出信号に基づいて前記電動モータが制御
    される電動式パワーステアリング装置において、前記ス
    テアリングシャフトの先端部に前記ステアリングホィー
    ルを有するステアリングホィールユニットが着脱可能に
    支持され、このステアリングホィールユニットに前記操
    舵力検出手段が組み込まれているとともに、前記操舵力
    検出手段の検出信号をステアリングホィールユニット外
    に取り出すための信号取出手段が設けられ、この信号取
    出手段が、スリップリングを保持した絶縁板と、このス
    リップリングに摺接する接触子を保持したホルダとで構
    成され、前記絶縁板が前記ステアリングホィールユニッ
    トの前記操舵力検出手段を設けた回転体にこの回転体の
    回転中心とスリップリングの中心とを一致させた状態で
    設けられているとともに、前記ホルダがその接触子を前
    記スリップリングに接触させた状態で前記軸間距離保持
    部材に設けられていることを特徴とする電動式パワース
    テアリング装置。
JP1300370A 1989-11-17 1989-11-17 電動式パワーステアリング装置 Pending JPH03159872A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5330021A (en) * 1991-01-23 1994-07-19 Alfred Teves Gmbh Power steering system for vehicles
DE102019216413A1 (de) * 2019-10-24 2021-04-29 Joyson Safety Systems Germany Gmbh Lenkvorrichtung für ein Kraftfahrzeug

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DE102019216413A1 (de) * 2019-10-24 2021-04-29 Joyson Safety Systems Germany Gmbh Lenkvorrichtung für ein Kraftfahrzeug
DE102019216413B4 (de) 2019-10-24 2021-10-14 Joyson Safety Systems Germany Gmbh Lenkvorrichtung für ein Kraftfahrzeug und Fahrzeug mit einer Lenkvorrichtung

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