JPH0315981Y2 - - Google Patents

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JPH0315981Y2
JPH0315981Y2 JP10006585U JP10006585U JPH0315981Y2 JP H0315981 Y2 JPH0315981 Y2 JP H0315981Y2 JP 10006585 U JP10006585 U JP 10006585U JP 10006585 U JP10006585 U JP 10006585U JP H0315981 Y2 JPH0315981 Y2 JP H0315981Y2
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインバータを用いた空気調和機に適用
される制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来の空気調和機の電気回路図であ
る。第4図において、11は空気調和機の電源
(商用電源)、13は室内フアン、14は冷暖房切
り換えスイツチ、15は温度スイツチ、16は空
気調和機の制御部、17はA点を流れる電流を検
出する部分、18は整流回路、19はアンプ、2
0は可変抵抗器、21は直流電源、22はアース
である。冷暖房切り換えスイツチ14は冷房運転
時は第4図中の実線で示すように、暖房運転時は
破線で示すようにそれぞれ接続される。温度スイ
ツチ15は暖房運転時に凝縮器の温度が一定の値
以上になると接続されるスイツチである。空気調
和機の電源回路を流れる電流を検出する電流検出
部17はA点に電流が流れた時、それに比例した
電流を検出する。検出された交流電流は整流回路
18により直流に変換され、C点とアース22間
に電位差が生ずる。又、直流電源21から可変抵
抗器20を介して発生するB点にも電圧が発生す
る。このB点の電圧が基準となりC点との電圧を
アンプ19で比較して、B点の電圧よりもC点の
電圧が高くなつた時に空気調和機の制御部16へ
信号を出し、圧縮機へ供給する電源の周波数を低
下し、電流を下げるようになつている。第4図に
おいて、空気調和機が暖房運転された場合、冷暖
房切り換えスイツチ14は第4図中の破線で示す
ように接続される。温度スイツチ15は凝縮器の
温度が上昇するまで接続されない。このように空
気調和機が運転されると室内フアン13は凝縮器
の温度が上昇するまで接続されずフアンロツク状
態となる。A点を流れる電流は空気調和機の圧縮
機へ印加される周波数が増加するにつれ増加し、
C点の電圧も上昇する。C点の電圧がB点よりも
高くなると、空気調和機の制御部16より周波数
を低下させる指令が出て、周波数が低下する。こ
れは空気調和機の電流容量を制限する保護機能で
ある。末だ、この状態でも凝縮器の温度が低いた
め室内フアン13は運転されない。これは温度の
低い空気の吹き出しを防止するためである。上記
の周波数低下の現象を数回繰り返した後に、凝縮
器の温度が上昇し、温度スイツチ15が閉じて室
内フアン13が運転される。それと同時にA点を
流れる電流も凝縮圧力の低下にともない低下す
る。逆にA点を流れる電流が低下しすぎた場合、
C点での電圧が低下し、B点での電圧との比較に
より空気調和機の制御部16より周波数を上昇さ
せる指令が出て周波数が上昇する。第4図の空気
調和機において暖房運転開始時圧縮機に供給され
る周波数が上昇する過程で室内フアン13が温度
スイツチ15により、運転されるまでの間にA点
を流れる電流の増加により圧縮機に供給される周
波数が低下するように設定されている。実際、室
内フアン13が運転された状態では圧縮機の回転
数の低いところで使用しており、暖房運転の立ち
上がり時の高暖房能力が必要な時にその能力を出
せない欠点があつた。
本考案は上記従来の問題点を解消するため、暖
房運転の立ち上がり時に保護機能に影響なく高い
周波数、すなわち、圧縮機の回転数を高いところ
で使い、冷凍サイクル中を循環する冷媒の量を増
加させることのできる空気調和機の制御装置を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による空気調和機の制御装置は、インバ
ータ駆動のヒートポンプ式空気調和機において、
暖房時高圧側となる回路と低圧側となる回路との
間に設けられた開閉弁を有するバイパス回路と、
空気調和機の電源回路を流れる電流を検出する電
流検出部と、同電流検出部で検出された電流値に
比例した電圧と高低2つの異なる基準電圧とを比
較し、高い方の基準電圧と検出電流値に比例した
電圧との比較により検出電流値に比例した電圧が
基準電圧以上のとき、圧縮機への供給電源の周波
数を低下させるよう制御するとともに、低い方の
基準電圧と検出電流値に比例した電圧との比較に
より、検出電流値に比例した電圧が基準電圧以上
のとき、前記開閉弁を開とするよう制御する制御
手段とを備えたことを特徴とするものである。例
えば、空気調和機の電源回路に作動設定電流値の
異なる2つの電流検出部を設け、その作動電流に
より2つの整流回路で直流電圧を発生し、別の直
流電源電圧と比較するアンプ部からの出力信号
(電圧)を検知し、開閉弁を制御するようにして
いる。
〔作用〕
本考案によれば、例えば第1図において、暖房
運転時は図中の破線の矢印で示すように圧縮機1
→四方弁2→室内側熱交換器5→絞り機構4→室
外側熱交換器3→四方弁2→圧縮機1と冷媒が流
れる。開閉弁6は第2図中のA点の電流によりE
点で発生する電圧が直流電源27から可変抵抗器
26を介してのD点の電圧より高い時、すなわ
ち、D点で設定された電圧よりもE点での電圧が
高い時、開閉弁6を開けてバイパス回路を形成す
ることになる。又、逆にA点の電流値が低下し、
それによりE点で発生する電圧がD点の設定され
た電圧よりも低くなつた時、開閉弁6を閉じてバ
イパス回路を遮断することになる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例に係る空気調和機の
冷凍サイクル図である。第1図において、1は圧
縮機、2は四方弁、3は室外側熱交換器、4は絞
り機構、5は室内側熱交換器、6は開閉弁、7は
絞り機構である。
第2図は本考案の一実施例としての空気調和機
の電気回路図である。第2図において、11は空
気調和機の電源(商用電源)、13は室内フアン、
14は冷暖房切り換えスイツチ、15は温度スイ
ツチ、16は空気調和機の制御部、17および2
3はA点を流れる電流を検出する部分、18およ
び24は整流回路、19および25はアンプ、2
0および26は可変抵抗器、21および27は直
流電源、22はアースである。
第3図は本考案の他の実施例であるが、電流検
出部、整流回路を1つにして、アンプ2つ用いた
実施例である。第2図に示すものと同一部分には
同一符号を付している。第1図および第2図にお
いて、本考案の実施例を説明する。本考案の目的
は主として周波数を可変して能力制御を行なう空
気調和機の暖房運転の立ち上がり時の改善である
ので暖房運転を中心に説明する。第1図の冷凍サ
イクルにおいて冷媒の流れは冷房運転時は実線の
矢印で、暖房運転時は破線の矢印でそれぞれ示す
ように流れる。暖房運転時の冷媒は圧縮機1で冷
媒が圧縮され、高温、高圧の冷媒となり、四方弁
2を介して室内側熱交換器5で凝縮され、絞り機
構4で絞り膨張し、室外側熱交換器3で蒸発し、
四方弁2を介して圧縮機1に吸い込まれて、再度
圧縮される。開閉弁6は第2図のA点を流れる電
流値が増大した場合に開、低下した場合に閉とな
る。開閉弁6が開となつた時高圧側すなわち、圧
縮機1から四方弁2、凝縮器5(冷房運転時は室
外側熱交換器3、暖房運転時は室内側熱交換器
5、本実施例の場合は暖房運転時にバイパス回路
を形成した冷凍サイクル図となつている。)を経
て絞り機構4までの間から低圧側すなわち、絞り
機構4から蒸発器3(冷房運転時は室内側熱交換
器5、暖房運転時は室外側熱交換器3、本実施例
は暖房運転時の例である。)を経て四方弁2を介
して圧縮機1までの間へ絞り機構7を介してバイ
パスするようになつている。逆に開閉弁6が閉の
時はバイパス回路は形成されない。バイパス回路
の位置については、本考案におけるバイパス回路
は冷却が主目的ではなく、高圧を下げることを狙
つている。従つて、実施例に示すように暖房時高
圧となるところから低圧となるところへバイパス
することで問題はない。第2図において、空気調
和機の電源11が入り、空気調和機が暖房運転さ
れるとスイツチ14は破線で示すように接続され
る。圧縮機1が運転されると圧縮機1に加えられ
る周波数も徐々に上昇し、高圧および低圧の圧力
差がつくにしたがつて、A点を流れる電流を徐々
に上昇する。一方、温度スイツチ15は暖房運転
が開始されても凝縮器5(この場合は暖房運転で
あるので室内側熱交換器5)の温度が上昇するま
で閉じない様になつており、室内フアン13は凝
縮器5の温度が上昇するまで運転されない。この
場合は凝縮器5の温度により実施したが圧縮機1
のケース、高圧側すなわち、圧縮機1から四方弁
2を介して凝縮器5(冷房時は室外側熱交換器
3、暖房運転時は室内側熱交換器5)を経て、絞
り機構4までの間の温度を検出するような位置に
温度スイツチ15を取り付けて実施しても良い。
A点の電流は電流検出部17および23で検出
され、それに比例した電流が電流検出部17およ
び23に流れる。その電流により整流回路18お
よび24で直流電圧が発生する。その直流電圧と
直流電源21および27より可変抵抗器20およ
び26を介して電圧とからアンプ19および25
で比較されて空気調和機の制御部16へ信号が送
られる。B点とD点の直流電圧の設定値はB点>
D点となつている。アンプ19ではB点の電圧と
C点の電圧を、アンプ25ではD点の電圧とE点
の電圧をそれぞれ比較してB点の電圧〓C点の電
圧、D点の電圧〓E点の電圧となつたときアンプ
19および25より空気調和機の制御部16へ信
号を出し、B点の電圧>C点の電圧、D点の電圧
>E点の電圧となつた時信号を解除するようにな
つている。アンプ19より空気調和機の制御部1
6へ信号が出た時、圧縮機1へ加える周波数を低
下し、信号がない時は空気調和機の制御部16で
設定された周波数で運転される様になつている。
アンプ25より空気調和機の制御部16への信号
が出た時、開閉弁6は開となり、信号が無い時は
開閉弁6は閉となる。圧縮機1に加えられる周波
数が徐々に上昇して、A点を流れる電流値が増加
すると、C点およびE点の電圧が高くなる。B点
の電圧の設定値>D点の電圧の設定値であるの
で、先ず、D点の電圧<E点の電圧となり、開閉
弁6が開となる。これによりA点電流値が若干減
少する。さらに、空気調和機の負荷の増大により
A点の電流が増加した場合にはB点の電圧<C点
の電圧となり、周波数が低下することになるが凝
縮器5に取り付けられた温度スイツチ15の動作
により、室内フアン13が運転し、負荷が減少す
るので周波数低下まで至らない。又、室内フアン
13の運転によりD点の電圧>E点の電圧とな
り、開閉弁6も閉じ通常運転に戻る。第3図は第
2の実施例であり、A点の電流を検出部分を一つ
にして、直流電源21および27より可変抵抗器
20および26を介して、電圧を変えたものであ
り、B点の電圧の設定値>D点の電圧の設定値で
あり、動作は第2図に示す実施例の場合と同様で
あるのでその説明を省略する。
〔考案の効果〕
本考案によれば冷媒の一部を高圧圧力部分から
低圧圧力部分にバイパスすることにより以下の効
果が得られる。
(1) 暖房運転の立ち上がり時、凝縮器の温度が上
昇するまでの間、圧縮機に印加される周波数が
低下せずに高いところで使用できる。従つて、
圧縮機の回転数が高いところで使用でき、これ
により凝縮器の温度が早く、高い温度に達し、
暖房能力が増大し、暖房運転の立ち上がり性能
が向上する。
(2) 圧縮機の温度も低下し、効率の良い運転がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す冷凍サ
イクル図、第2図は第1図に示す一実施例の電気
回路図、第3図は本考案の他の実施例の構成を示
す電気回路図、第4図は従来例を示す図である。 6……開閉弁、15……温度スイツチ、16…
…空気調和機の制御部、17,23……電流検出
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インバータ駆動のヒートポンプ式空気調和機に
    おいて、暖房時高圧側となる回路と低圧側となる
    回路との間に設けられた開閉弁を有するバイパス
    回路と、空気調和機の電源回路を流れる電流を検
    出する電流検出部と、同電流検出部で検出された
    電流値に比例した電圧と高低2つの異なる基準電
    圧とを比較し、高い方の基準電圧と検出電流値に
    比例した電圧との比較により検出電流値に比例し
    た電圧が基準電圧以上のとき、圧縮機への供給電
    源の周波数を低下させるよう制御するとともに、
    低い方の基準電圧と検出電流値に比例した電圧と
    の比較により、検出電流値に比例した電圧が基準
    電圧以上のとき、前記開閉弁を開とするよう制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とする空気調
    和機の制御装置。
JP10006585U 1985-07-02 1985-07-02 Expired JPH0315981Y2 (ja)

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JPS629046U JPS629046U (ja) 1987-01-20
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