JP2809864B2 - 多室冷暖房装置 - Google Patents

多室冷暖房装置

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JP2809864B2 JP2288736A JP28873690A JP2809864B2 JP 2809864 B2 JP2809864 B2 JP 2809864B2 JP 2288736 A JP2288736 A JP 2288736A JP 28873690 A JP28873690 A JP 28873690A JP 2809864 B2 JP2809864 B2 JP 2809864B2
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光洋 佐藤
龍三 藤本
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多室冷暖房装置に係り、特に暖房運転時圧
縮機を保護する制御を行なう多室冷暖房装置に関するも
のである。
従来技術 従来の複数の室内機を有する多室冷暖房装置は、既に
さまざまな開発がなされており、例えば、冷凍、第61巻
第708号(昭和61年−10月号)P1038〜P1045に示されて
いるような多室冷暖房装置について第4図を用いて説明
する。
1は多室冷暖房装置の室外機であり、圧縮機2、四方
弁3、室外側熱交換器4、室外側膨張弁5、室外側ファ
ン6から成っている。
7a,7b,7c,7dは室内機であり、それぞれ室内側膨張弁8
a,8b,8c,8d、室内側熱交換器9a,9b,9c,9d、室内側ファ
ン10a,10b,10c,10dから成っている。そして室外機1と
室内機7a,7b,7c,7dは液管11及びガス管12によって環状
に接続され、冷媒回路13を構成している。
次に上記構成の多室冷暖房装置の動作について説明す
る。
先ず、冷房運転時は、圧縮機2で圧縮された高温高圧
ガスは四方弁3を介して室外側熱交換器4で凝縮し高圧
の液冷媒となり、室外側膨張弁5を介して室内側膨張弁
8a,8b,8c,8dで減圧され、室内側熱交換器9a,9b,9c,9dで
室内空気と熱交換して蒸発し低温低圧ガスとなり、圧縮
機2にもどる。この時、室内機7a,7b,7c,7dのいずれか
が停止状態にある場合、例えば室内機7aが停止状態であ
る場合、停止状態の室内機7aの室内側膨張弁8aは閉じら
れ停止状態の室内機には冷媒は流れないように運転され
る。
次に暖房運転時は、圧縮機2で圧縮された高温高圧ガ
スは四方弁3を介して室内側熱交換器9a,9b,9c,9dで室
内空気と熱交換して凝縮し高圧の液冷媒となり、室内側
膨張弁8a,8b,8c,8dを介して室外側膨張弁5で減圧さ
れ、室外側熱交換器4で蒸発して低温低圧ガスとなり、
圧縮機2にもどる。この時、室内機7a,7b,7c,7dのいず
れかが停止状態にある場合、例えば室内機7aが停止状態
である場合、停止状態の室内機7aの室外側膨張弁8aは微
開となり、停止状態の室内機にはほとんど冷媒が流れな
いように運転される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら近年この種の多室冷暖房装置は、室内機
の接続容量も小容量化が進み、それぞれの室内機がサー
モON−OFF運転をするようになっている。上記構成にお
いては、複数の室内機7a,7b,7c,7dのうち運転室内機が
小容量運転となり、他がサーモOFFとなった場合、暖房
時、サーモOFFの室内機の室内側熱交換器に冷媒が寝込
み、ガス不足となり圧縮機2が過熱し、圧縮機2内のオ
イルが劣化したり、ひいては圧縮機2の損傷を招くとい
う欠点があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、暖房運
転時、サーモOFF室内機に冷媒が寝込んでガス欠状態と
なった場合に圧縮機を保護することができる安全性並び
に信頼性にすぐれた多室冷暖房装置を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、圧縮機と四方弁
と室外側熱交換器と室外側電動膨張弁とを備えた室外機
に対し、室内側熱交換器と室内側電動膨張弁とを備えた
室内機を並列に複数接続して環状の冷凍回路を構成し、
前記圧縮機の吐出側配管内の冷媒の温度を検出する第1
の冷媒温度センサと、前記圧縮機の吸入側配管内の冷媒
の温度を検出する第2の冷媒温度センサと、外気温を検
出する外気温センサと、前記第2の冷媒温度センサの検
出温度が前記外気温センサの検出温度より高いかどうか
を判定する第1の判定手段と、前記第1の冷媒温度セン
サの検出温度が予め設定した設定温度より高いかどうか
を判定する第2の判定手段と、前記第2の冷媒温度セン
サの検出温度が前記外気温センサの検出温度より高いと
前記第1の判定手段が判定し且つ前記第1の冷媒温度セ
ンサの検出温度が設定温度より高いと第2の判定手段が
判定したとき前記圧縮機の運転を停止させる圧縮機停止
手段を設けたのである。
作用 本発明の多室冷暖房装置は、圧縮機の吸入側配管内の
冷媒の温度が外気温より高くなり且つ圧縮機の吐出側配
管内の冷媒の温度が予め設定した設定温度より高くなっ
たとき圧縮機を停止させるので、暖房運転時、サーモOF
F室内機に冷媒が寝込んでガス状態となった場合に、圧
縮機の過熱,ォイルの劣化,圧縮機の損傷を防止でき
る。
実 施 例 以下本発明の一実施例を図面を参考に説明するが、従
来と同一構成については同一符号を付し、その詳細な説
明を省略する。
第1図は本発明の一実施例の多室冷暖房装置の冷凍サ
イクル図、第2図は本発明の一実施例の多室冷暖房装置
の機能ブロック図である。第1図及び第2図において、
14は、圧縮機2の吐出管2aに取り付けられ、吐出管2a内
の冷媒の温度を検出する第1の冷媒温度センサである。
15は、圧縮機2の吸入管2bに取り付けられ、吸入管2b内
の冷媒の温度を検出する第2の冷媒温度センサである。
16は外気温を検出する外気温センサである。17はマイク
ロコンピュータ及びその周辺回路とからなる主制御部18
の中の保護手段である。保護手段17は、判定の基準とな
る設定温度を記憶する設定温度記憶手段19と、第2の冷
媒温度センサ15の検出温度が外気温センサ16の検出温度
より高いかどうかを判定する第1の判定手段20と、第1
の冷媒温度センサ14の検出温度が設定温度記憶手段19に
記憶された設定温度より高いかどうかを判定する第2の
判定手段21と、第2の冷媒温度センサ15の検出温度が外
気温センサ16の検出温度より高いと第1の判定手段20が
判定し且つ第1の冷媒温度センサ14の検出温度が設定温
度より高いと第2の判定手段21が判定したとき圧縮機停
止信号を送出する圧縮機停止信号送出手段(圧縮機停止
手段)22と、圧縮機2を制御し、圧縮機停止信号送出手
段22より圧縮機停止信号を受信したとき圧縮機2を停止
する圧縮機制御手段23とから構成される。
また、本実施例では各熱交換器4,9a,9b,9c,9d及び圧
縮機2の能力は例として以下に示すものとする。
室外熱交換器4……10,室内熱交換器9a……4,9
b……3,9c……2,9d……1、圧縮機2……2〜1
0の間可変。
次に上記構成の多室冷暖房装置の暖房運転時の動作に
ついて第3図のフローチャートを参照しながら説明す
る。
室内機能力が10の場合、圧縮機2は10運転し、室外
側熱交換器4と室内側熱交換器9a,9b,9c,9dの能力はバ
ランスし適正な運転を行う。
次に室内機7a,7b,7c,7dの内、1の室内機7d以外
(室内機7a,7b,7c)が、サーモOFFとなった場合、室内
側膨張弁8a,8b,8cは微開となり、合わせて室内送風機10
a,10b,10cは微風となり、圧縮機2の能力は下限の2
運転となる。サーモOFFの室内機7a,7b,7cは、室内熱交
換器9a,9b,9cで室内空気と熱交換して液冷媒が寝込み、
1の室内機7dの室内側電動膨張弁8dの開度によって
は、極端なガス欠状態となり、圧縮機2の吸入温度が上
昇する。一方、第1の判定手段20は第2の冷媒温度セン
サ15の検知温度TSと外気温センサ16の検知温度TOを比較
している(STEP1)。そして第2の冷媒温度センサ15の
検知温度TSが外気温センサ16の検知温度TOよりも高くな
るとSTEP2をYES側に分岐し、STEP3で第2の判定手段21
が第1の冷媒温度センサ14の検出温度Tdと設定温度TMd
を比較する。そして第1の冷媒温度センサ14の検出温度
Tdが設定温度TMd(例えば100℃)を越えるとSTEP4をYES
側に分岐し、STEP5で圧縮機停止信号送出手段22が圧縮
機制御手段23に圧縮機停止信号を送出する。圧縮機2の
運転を停止させ(STEP6)、圧縮機2を保護することと
なる。
以上のように、室内機7a,7b,7c,7dが小容量運転で、
圧縮機2の吸入温度が外気温より高くなり、かつ圧縮機
2の吐出温度が設定値より高くなった時に、圧縮機2を
停止させるので、サーモOFFしている室内機に寝込む液
冷媒による圧縮機2の過熱を保護すると伴に、全ての室
内機7a,7b,7c,7dがサーモOFFしたと同じ状態となるの
で、使用者に不必要な不安を与えることもなくなる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は圧縮機と四
方弁と室外側電動膨張弁とを備えた室外機に対し、室内
側熱交換器と室内側電動膨張弁とを備えた室内機を並列
に複数接続して環状の冷凍回路を構成し、前記圧縮機の
吐出配管内の冷媒温度を検出する第1の冷媒温度センサ
と、前記圧縮機の吸入側配管内の冷媒の温度を検出する
第2の冷媒温度センサと、外気温度を検出する外気温セ
ンサと、前記第2の冷媒温度センサの検出温度が前記外
気温センサの検出温度より高いかどうかを判定する第1
の判定手段と、前記第1の冷媒温度センサの検出温度が
予め設定した設定温度より高いかどうかを判定する第2
の判定手段と、前記第2の冷媒温度センサの検出温度が
前記外気温センサの検出温度より高いと前記第1の判定
手段が判定し且つ前記第1の冷媒温度センサの検出温度
が設定温度より高いと第2の判定手段が判定したとき前
記圧縮機の運転を停止させる圧縮機停止手段とを設けた
ので、暖房運転時、サーモOFF室内機に冷媒が寝込んで
ガス欠状態となった場合に、圧縮機の過熱、オイルの劣
化、圧縮機の損傷を防止し、安全性並びに信頼性にすぐ
れた多室冷暖房装置を提供することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である多室冷暖房装置の冷凍
サイクル図、第2図は同実施例の多室冷暖房装置の機能
ブロック図、第3図は同実施例の多室冷暖房装置のフロ
ーチャート、第4図は従来の多室冷暖房装置の冷凍サイ
クル図である。 1……室外機、2……圧縮機、3……四方弁、4……室
外熱交換器、5……室外側電動膨張弁、7a,7b,7c,7d…
…室内機、8a,8b,8c,8d……室内側電動膨張弁、9a,9b,9
c,9d……室内側熱交換器、13……冷凍回路、14……第1
の冷凍温度センサ、15……第2の冷媒温度センサ、16…
…外気温センサ、20……第1の判定手段、21……第2の
判定手段、22……圧縮機停止信号送出手段(圧縮機停止
手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と四方弁と室外熱交換器と室外側電
    動膨張弁とを備えた室外機に対し、室内側熱交換器と室
    内側電動膨張弁とを備えた室内機を並列に複数接続して
    環状の冷凍回路を構成し、前記圧縮機の吐出側配管内の
    冷媒の温度を検出する第1の冷媒温度センサと、前記圧
    縮機の吸入側配管内の冷媒の温度を検出する第2の冷媒
    温度センサと、外気温度を検出する外気温センサと、前
    記第2の冷媒温度センサの検出温度が前記外気温センサ
    の検出温度より高いかどうかを判定する第1の判定手段
    と、前記第1の冷媒温度センサの検出温度が予め設定し
    た設定温度より高いかどうかを判定する第2の判定手段
    と、前記第2の冷媒温度センサの検出温度が前記外気温
    センサの検出温度より高いと前記第1の判定手段が判定
    し且つ前記第1の冷媒温度センサの検出温度が設定温度
    より高いと第2の判定手段が判定したとき前記圧縮機の
    運転を停止させる圧縮機停止手段とを設けた多室冷暖房
    装置。
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