JPH03159713A - 精密部品の射出成形方法と射出成形用金型 - Google Patents
精密部品の射出成形方法と射出成形用金型Info
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- JPH03159713A JPH03159713A JP30057989A JP30057989A JPH03159713A JP H03159713 A JPH03159713 A JP H03159713A JP 30057989 A JP30057989 A JP 30057989A JP 30057989 A JP30057989 A JP 30057989A JP H03159713 A JPH03159713 A JP H03159713A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0025—Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0013—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor using fillers dispersed in the moulding material, e.g. metal particles
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- Dispersion Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
本発明は、レンズ鏡枠等の精密部品をブラスチンク等に
より射出成形する射出成形方法と射出成形用金型に関す
る。
より射出成形する射出成形方法と射出成形用金型に関す
る。
（従来の技術〕
レンズ鏡枠等の精密部品をプラスチックによって射出成
形する場合、ガラスファイバーによって強化されたボリ
カーボネート等の熱可塑性プラスチックを成形母材とし
て用いるのが一般的である。
形する場合、ガラスファイバーによって強化されたボリ
カーボネート等の熱可塑性プラスチックを成形母材とし
て用いるのが一般的である。
しかして、強化材としてガラスファイバーを用いた場合
、ファイバーの配向がプラスチックの流動により均一に
ならない。そのため、成形収縮、線膨張に異方性が生し
てしまい、梼密部品への適用が困難となる欠点を有して
いた。
、ファイバーの配向がプラスチックの流動により均一に
ならない。そのため、成形収縮、線膨張に異方性が生し
てしまい、梼密部品への適用が困難となる欠点を有して
いた。
そこで強化材としてフレーク状のもの（ガラスフレーク
，マイカ等）を用いて、この異方性を改善したものに、
ｖｆ開昭６１−４７２２２号公報記載の発明が開発され
ている． 前記公報記載の発明において使用する強化材の形状はｍ
維状ではなく、薄片状の２次元的な広がりを有している
ためファイバーに比べて、異方性をかなり小さくできる
利点を有している．（発明が解決しようとするＩＨ） しかるに、前記従来技術におけるフレーク状の強化材を
用いた場合にも、フレークがウェルド部で積層する結果
、成形品のウェルド強度が極端に劣化するという欠点が
生ずることが判明した．囚って、本発明は高精度かつ、
ウェルド強度劣化の小さい射出成形方法とその金型を提
供することを目的とする． 〔諜題を解決するための手段および作用〕本発明の精密
部品の射出底形方法は、プラスチック母材中に薄片状の
強化材と繊維状の強化材を充填した成形材料にて射出成
形する精密部品の射出成形方法において、前記繊維状の
強化材として、導電性の繊維または表面に導電性物質を
コーティングした繊維等のＳ電性を有するｌＩｉ維状の
強化材を充填するとともに前記成形材料の射出成形時に
、成形品キャビティーのウェルドラインにほぼ直交方向
および／またはゲートでの流動方向に磁界を印加しつつ
成形することを特徴とするとともに、！＃密部品の射出
成形用金型は、精密部品の射出成形用金型において、ウ
ェルド発生部近傍および／またはゲート近傍に、磁界発
生用コイルを配設するとともに前記コイルの巻線方向を
、磁力線方向が、前記ウェルド発生部近傍ではウェルド
ラインとほぼ直交方向、前記ゲート近傍では溶融プラス
チックの流動方向となるように設定することにより横威
したことを特徴とするものである。
，マイカ等）を用いて、この異方性を改善したものに、
ｖｆ開昭６１−４７２２２号公報記載の発明が開発され
ている． 前記公報記載の発明において使用する強化材の形状はｍ
維状ではなく、薄片状の２次元的な広がりを有している
ためファイバーに比べて、異方性をかなり小さくできる
利点を有している．（発明が解決しようとするＩＨ） しかるに、前記従来技術におけるフレーク状の強化材を
用いた場合にも、フレークがウェルド部で積層する結果
、成形品のウェルド強度が極端に劣化するという欠点が
生ずることが判明した．囚って、本発明は高精度かつ、
ウェルド強度劣化の小さい射出成形方法とその金型を提
供することを目的とする． 〔諜題を解決するための手段および作用〕本発明の精密
部品の射出底形方法は、プラスチック母材中に薄片状の
強化材と繊維状の強化材を充填した成形材料にて射出成
形する精密部品の射出成形方法において、前記繊維状の
強化材として、導電性の繊維または表面に導電性物質を
コーティングした繊維等のＳ電性を有するｌＩｉ維状の
強化材を充填するとともに前記成形材料の射出成形時に
、成形品キャビティーのウェルドラインにほぼ直交方向
および／またはゲートでの流動方向に磁界を印加しつつ
成形することを特徴とするとともに、！＃密部品の射出
成形用金型は、精密部品の射出成形用金型において、ウ
ェルド発生部近傍および／またはゲート近傍に、磁界発
生用コイルを配設するとともに前記コイルの巻線方向を
、磁力線方向が、前記ウェルド発生部近傍ではウェルド
ラインとほぼ直交方向、前記ゲート近傍では溶融プラス
チックの流動方向となるように設定することにより横威
したことを特徴とするものである。
本発明は導電性を有する繊維状の強化材を充填するとと
もにウェルドラインとのほぼ直交方向および／またはゲ
ートでの流動方向に磁界を印加することにより、導電性
を有する繊維状の強化材をウェルド部で８８ｉ的に所望
方向に配向させ、フレーク積層を血止し得るものである
． 〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面とともに説明する．（第１実
施例） 第Ｆ図および第２図ａ，ｂ，ｃは本発明方法の第１実施
例を示す説明図である． 第１図において、１は射出成形用の溶融プラスチックを
射出成形用金型２内に射出する射出成形機ノズルを示す
ものである． また、射出成形用金型２は、射出成形機ノズル１より導
電性ファイバーとフレークを強化材として充填した溶融
プラスチックをスブルー３，ランナー４およびピンゲー
ト（図面では２点であるが実際には３点）５を介して円
筒状の鏡枠（第２図ａに示す成形品８）を成形するため
の鏡枠キャビティー６内に充填し得るように構威されて
いる．しかして、前記射出成形用金型２を使用して第２
図ａに示すような円筒状の焼枠８を射出成形した場合、
ウェルドライン７は第２図ａに示す如く、ビンゲート５
の各ゲート間に発生し、そのため、通常は、第２図ｂに
示す如く、ウェルド部でファイバ−１０とフレークｌ１
は、ウェルドライン７に沿って配向し積層してしまう． 従って、本実施例では、前記射出成形時に、第１図に矢
印９で示すように、ウェルドライン７で、このウェルド
ライン７に直交方向に磁界を印加することにより、前記
溶融プラスチック中に充填した、導電性ファイバー１０
を配向させるものである． すなわち、第２図Ｃに示す如く印加磁界により導電性フ
ァイバー１０が配向されることにより、第２図ｂにおい
て発生したフレーク１工の積層が阻止され、フレーク１
ｌはほぼランダムな配向となり、成形品８の鏡粋におけ
るウェルド強度を向上させることができるものである． （第２実施例） 第３図ａ，ｂは本発明の第２実施例を示す射出成形用金
型の概要図である． しかして、本実施例においては、第１実施例の射出成形
用金型２において、ウェルドライン７近傍に磁界発生用
コイル１２を配設する場合の具体的構成を示したもので
ある。
もにウェルドラインとのほぼ直交方向および／またはゲ
ートでの流動方向に磁界を印加することにより、導電性
を有する繊維状の強化材をウェルド部で８８ｉ的に所望
方向に配向させ、フレーク積層を血止し得るものである
． 〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面とともに説明する．（第１実
施例） 第Ｆ図および第２図ａ，ｂ，ｃは本発明方法の第１実施
例を示す説明図である． 第１図において、１は射出成形用の溶融プラスチックを
射出成形用金型２内に射出する射出成形機ノズルを示す
ものである． また、射出成形用金型２は、射出成形機ノズル１より導
電性ファイバーとフレークを強化材として充填した溶融
プラスチックをスブルー３，ランナー４およびピンゲー
ト（図面では２点であるが実際には３点）５を介して円
筒状の鏡枠（第２図ａに示す成形品８）を成形するため
の鏡枠キャビティー６内に充填し得るように構威されて
いる．しかして、前記射出成形用金型２を使用して第２
図ａに示すような円筒状の焼枠８を射出成形した場合、
ウェルドライン７は第２図ａに示す如く、ビンゲート５
の各ゲート間に発生し、そのため、通常は、第２図ｂに
示す如く、ウェルド部でファイバ−１０とフレークｌ１
は、ウェルドライン７に沿って配向し積層してしまう． 従って、本実施例では、前記射出成形時に、第１図に矢
印９で示すように、ウェルドライン７で、このウェルド
ライン７に直交方向に磁界を印加することにより、前記
溶融プラスチック中に充填した、導電性ファイバー１０
を配向させるものである． すなわち、第２図Ｃに示す如く印加磁界により導電性フ
ァイバー１０が配向されることにより、第２図ｂにおい
て発生したフレーク１工の積層が阻止され、フレーク１
ｌはほぼランダムな配向となり、成形品８の鏡粋におけ
るウェルド強度を向上させることができるものである． （第２実施例） 第３図ａ，ｂは本発明の第２実施例を示す射出成形用金
型の概要図である． しかして、本実施例においては、第１実施例の射出成形
用金型２において、ウェルドライン７近傍に磁界発生用
コイル１２を配設する場合の具体的構成を示したもので
ある。
前記磁界発生用コイル１２は、射出成形用金型２の各ビ
ンゲート５間の各ウ五ルドライン７に対応せしめて３ケ
所に配設（第３図ｂ参照）するとともに、各磁界発生用
コイルｌ２と鏡枠キャビティー６間の型材はセラミック
ス等の透磁性材料により形威されている． また、射出成形に用いるプラスチックは、母材に薄片状
のフレーク（ガラスフレークあるいはマイカ等）と導電
性を有するファイバー（ガラスファイバーの表面にＮｆ
メンキを施したものあるいは金属ファイバー等）を充填
したものを使用する．因って、前記構成から戒る射出成
形用金型２を用いて前記プラスチックを射出戊形機ノズ
ル１よりスブール３，ランナー４およびピンゲート５を
介して鏡枠キャビティー６内に射出するに際して、各磁
界発生用コイルｌ２に図示しない電源部を介して電流を
供給することにより、第３図ｂに示すようにウェルドラ
イン７近傍において磁力線１４で示す磁界が発生する． すなわち、磁界は各ウェルドライン７に垂直に発生し、
第２図Ｃで示す如く、ファイバーｌＯの長平方向がほぼ
ウェルドに直角方向に配向し、これによって、フレーク
１ｌの積層を間接的に防止する． 従って、フレーク１１はウェルドで積層せず、ウェルド
強度劣化がない成形品（レンズ鏡枠）８等の精密成形品
を得ることができる． 尚、前記射出成形に当たっては、射出成形用金型２の所
要位置に加熱ヒータを設けて樹脂粘度を低下させたり、
あるいは超音波等による加振手段を介して、前記強化材
としてのファイバー１０フレーク１１をより動きやすく
する等の補助手段を併用した実施がより効果的である。
ンゲート５間の各ウ五ルドライン７に対応せしめて３ケ
所に配設（第３図ｂ参照）するとともに、各磁界発生用
コイルｌ２と鏡枠キャビティー６間の型材はセラミック
ス等の透磁性材料により形威されている． また、射出成形に用いるプラスチックは、母材に薄片状
のフレーク（ガラスフレークあるいはマイカ等）と導電
性を有するファイバー（ガラスファイバーの表面にＮｆ
メンキを施したものあるいは金属ファイバー等）を充填
したものを使用する．因って、前記構成から戒る射出成
形用金型２を用いて前記プラスチックを射出戊形機ノズ
ル１よりスブール３，ランナー４およびピンゲート５を
介して鏡枠キャビティー６内に射出するに際して、各磁
界発生用コイルｌ２に図示しない電源部を介して電流を
供給することにより、第３図ｂに示すようにウェルドラ
イン７近傍において磁力線１４で示す磁界が発生する． すなわち、磁界は各ウェルドライン７に垂直に発生し、
第２図Ｃで示す如く、ファイバーｌＯの長平方向がほぼ
ウェルドに直角方向に配向し、これによって、フレーク
１ｌの積層を間接的に防止する． 従って、フレーク１１はウェルドで積層せず、ウェルド
強度劣化がない成形品（レンズ鏡枠）８等の精密成形品
を得ることができる． 尚、前記射出成形に当たっては、射出成形用金型２の所
要位置に加熱ヒータを設けて樹脂粘度を低下させたり、
あるいは超音波等による加振手段を介して、前記強化材
としてのファイバー１０フレーク１１をより動きやすく
する等の補助手段を併用した実施がより効果的である。
（第３実施例）
第４図は本発明の第３実施例を示す射出成形用金型の概
要図である． 本実施例の場合には、前記第２実施例において配設した
各磁界発生用コイルｌ２に対向せしめて射出成形用金型
２の鏡枠キャビティー６の内側に磁界発生用コイルｌ３
を配設して構威したものである． また、対向する各磁界発生用コイルｌ２およびｌ３はそ
れぞれ鏡枠キャビティー６内での磁力線が同一方向にな
るように電流が供給される．従って、本実施例の構成に
よれば、射出成形時に印加する磁界をより強力な磁界と
することができ、導電性ファイバー１０の配向をより適
確に制御しつつ所期作用効果を得ることができる．（第
４実施例） 第５図および第６図ａ，ｂは本発明の第４実施例を示す
射出成形用金型の概要斜視図およびファイバーの配向状
態を示す説明図である．本実施例は第２実施例における
各磁界発生用コイル１２の配設に加えて、射出成形用金
型２の鏡枠キャビティー６に対する各ピンゲート５の近
傍に位置せしめて磁界発生用コイルｌ５を配設すること
により構戒したものである． また、各磁界発生用コイルｌ５の巻線方向は鏡枠キャビ
ティ−６の軸心線と直交方向になし、各ゲート５近傍に
おける溶融プラスチックの流動方向となるようになすと
ともに各磁界発生用コイルｌ２の巻線方向とは直交して
いる． さらに、各磁界発生用コイル１２および１５間は磁気的
に遮蔽することにより構威されている．以上の構威から
或る本実施例の射出成形用金型２を使用して第１実施例
と同様の方法により戊形品８の成形を行った場合、各ピ
ンゲート５から流出した溶融プラスチックｌ６の流動先
端においては、通常ファイバー１０の配向は、第６図ａ
のような配向となるが、各ピンゲート５近傍に配設した
磁界発生用コイル１５を介して各ピンゲート５近傍に磁
界を印加することによって、溶融プラスチック１６中の
ファイバー１０の配向を第６図ｂに示すように配向させ
、ウェルド部に到達する以前にフレークが積層しない配
向に予め積極的に制御し、その後段における各磁界発生
用コイルｌ２の作用による配向作用と相俟って、より適
確なフレーク積層の阻止作用を得ることができる．従っ
て、溶融粘度が比較的高い樹脂（例えばボリケルフォン
等）においても、ウェルド強度を劣化することのない精
密部品の成形を可能ならしめ得る． 尚、以上の各実施例の各図示の構成中、同一橋底部分に
は同一番号を付して、その説明を省略したものである． また、各実施例の相互において共通の構成事項、並びに
相互に設計変更可能な横戊要件については説明を省略し
たが必要に応じて構成を付加、あるいは変更した実施が
可能である． さらに、以上の各実施例において、キャビティー形状は
円筒形状として記述したが、これはこの形に限られるも
のではなく、平板状、箱状、あるいは穴のあいた形等、
ウェルドラインが発生するすべての形状の戊形品の成形
について適用することができる． 〔発明の効果〕 本発明によればウェルド部および／またはゲート部近傍
において磁界を印加することにより導電性ファイバーを
強制的に所望方向に配向させることによりフレーク積層
を阻止し、高精度かつウェルド強度劣化の小さい精密部
品を成形することができる。
要図である． 本実施例の場合には、前記第２実施例において配設した
各磁界発生用コイルｌ２に対向せしめて射出成形用金型
２の鏡枠キャビティー６の内側に磁界発生用コイルｌ３
を配設して構威したものである． また、対向する各磁界発生用コイルｌ２およびｌ３はそ
れぞれ鏡枠キャビティー６内での磁力線が同一方向にな
るように電流が供給される．従って、本実施例の構成に
よれば、射出成形時に印加する磁界をより強力な磁界と
することができ、導電性ファイバー１０の配向をより適
確に制御しつつ所期作用効果を得ることができる．（第
４実施例） 第５図および第６図ａ，ｂは本発明の第４実施例を示す
射出成形用金型の概要斜視図およびファイバーの配向状
態を示す説明図である．本実施例は第２実施例における
各磁界発生用コイル１２の配設に加えて、射出成形用金
型２の鏡枠キャビティー６に対する各ピンゲート５の近
傍に位置せしめて磁界発生用コイルｌ５を配設すること
により構戒したものである． また、各磁界発生用コイルｌ５の巻線方向は鏡枠キャビ
ティ−６の軸心線と直交方向になし、各ゲート５近傍に
おける溶融プラスチックの流動方向となるようになすと
ともに各磁界発生用コイルｌ２の巻線方向とは直交して
いる． さらに、各磁界発生用コイル１２および１５間は磁気的
に遮蔽することにより構威されている．以上の構威から
或る本実施例の射出成形用金型２を使用して第１実施例
と同様の方法により戊形品８の成形を行った場合、各ピ
ンゲート５から流出した溶融プラスチックｌ６の流動先
端においては、通常ファイバー１０の配向は、第６図ａ
のような配向となるが、各ピンゲート５近傍に配設した
磁界発生用コイル１５を介して各ピンゲート５近傍に磁
界を印加することによって、溶融プラスチック１６中の
ファイバー１０の配向を第６図ｂに示すように配向させ
、ウェルド部に到達する以前にフレークが積層しない配
向に予め積極的に制御し、その後段における各磁界発生
用コイルｌ２の作用による配向作用と相俟って、より適
確なフレーク積層の阻止作用を得ることができる．従っ
て、溶融粘度が比較的高い樹脂（例えばボリケルフォン
等）においても、ウェルド強度を劣化することのない精
密部品の成形を可能ならしめ得る． 尚、以上の各実施例の各図示の構成中、同一橋底部分に
は同一番号を付して、その説明を省略したものである． また、各実施例の相互において共通の構成事項、並びに
相互に設計変更可能な横戊要件については説明を省略し
たが必要に応じて構成を付加、あるいは変更した実施が
可能である． さらに、以上の各実施例において、キャビティー形状は
円筒形状として記述したが、これはこの形に限られるも
のではなく、平板状、箱状、あるいは穴のあいた形等、
ウェルドラインが発生するすべての形状の戊形品の成形
について適用することができる． 〔発明の効果〕 本発明によればウェルド部および／またはゲート部近傍
において磁界を印加することにより導電性ファイバーを
強制的に所望方向に配向させることによりフレーク積層
を阻止し、高精度かつウェルド強度劣化の小さい精密部
品を成形することができる。
第１図および第２図ａ，ｂ，ｃは本発明の第ｌ実施例を
示すもので、第１図は射出成形方法の説明図、第２図ａ
は射出成形品の斜視図、第２図ｂおよびＣはウェルドラ
インにおけるファイバーとフレークの配向状態を示す説
明図、第３図ａおよびｂは本発明の第２実施例を示す射
出成形用金型の概要側面図および平面図、第４図は本発
明の第３実施例を示す射出成形用金型の概要平面図、第
５図および第６ｒｊ！Ｊａ，ｂは本発明の第４実施例を
示す射出成形用金型の概要斜視図およびゲート部近傍に
おけるファイバーの配向状態を示す説明図である． １・・・射出成形機ノズル ２・・・射出成形用金型 ３・・・スプルー ４・・・ランナー ５・・・ピンゲート ６・・・鏡枠キャビティー ７・・・ウェルドライン ８・・・成形品 ０・・・ファイバー １・・・フレーク ２，１３．１５・・・磁界発生用コイル４・・・磁力線 ６・・・溶融プラスチック
示すもので、第１図は射出成形方法の説明図、第２図ａ
は射出成形品の斜視図、第２図ｂおよびＣはウェルドラ
インにおけるファイバーとフレークの配向状態を示す説
明図、第３図ａおよびｂは本発明の第２実施例を示す射
出成形用金型の概要側面図および平面図、第４図は本発
明の第３実施例を示す射出成形用金型の概要平面図、第
５図および第６ｒｊ！Ｊａ，ｂは本発明の第４実施例を
示す射出成形用金型の概要斜視図およびゲート部近傍に
おけるファイバーの配向状態を示す説明図である． １・・・射出成形機ノズル ２・・・射出成形用金型 ３・・・スプルー ４・・・ランナー ５・・・ピンゲート ６・・・鏡枠キャビティー ７・・・ウェルドライン ８・・・成形品 ０・・・ファイバー １・・・フレーク ２，１３．１５・・・磁界発生用コイル４・・・磁力線 ６・・・溶融プラスチック
Claims (2)
- （１）プラスチック母材中に薄片状の強化材と繊維状の
強化材を充填した成形材料にて射出成形する精密部品の
射出成形方法において、 前記繊維状の強化材として、導電性の繊維または表面に
導電性物質をコーティングした繊維等の導電性を有する
繊維状の強化材を充填するとともに前記成形材料の射出
成形時に、成形品キャビティーのウェルドラインにほぼ
直交方向および／またはゲートでの流動方向に磁界を印
加しつつ成形することを特徴とする精密部品の射出成形
方法。 - （２）精密部品の射出成形用金型において、ウェルド発
生部近傍および／またはゲート近傍に、磁界発生用コイ
ルを配設するとともに前記コイルの巻線方向を、磁力線
方向が、前記ウェルド発生部近傍ではウェルドラインと
ほぼ直交方向、前記ゲート近傍では溶融プラスチックの
流動方向となるように設定することにより構成したこと
を特徴とする精密部品の射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30057989A JPH03159713A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 精密部品の射出成形方法と射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30057989A JPH03159713A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 精密部品の射出成形方法と射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03159713A true JPH03159713A (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=17886541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30057989A Pending JPH03159713A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 精密部品の射出成形方法と射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03159713A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07164471A (ja) * | 1993-12-16 | 1995-06-27 | Nec Corp | 射出成形法 |
| JPH0890582A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-04-09 | Nec Corp | 射出成形方法 |
| JPH08194146A (ja) * | 1995-01-18 | 1996-07-30 | Copal Co Ltd | レンズ鏡胴の成形方法及びレンズ鏡胴 |
| EP1457300A1 (en) * | 2003-03-13 | 2004-09-15 | Borealis Technology OY | Method and apparatus for the discontinuous production of pipe fittings having low warpage |
| JP2016165957A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 本田技研工業株式会社 | バンパ構造体 |
| GB2555852A (en) * | 2016-11-14 | 2018-05-16 | Jaguar Land Rover Ltd | Moulding process and apparatus |
| US10473104B2 (en) * | 2014-08-05 | 2019-11-12 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Water pump and method for manufacturing water pump |
| US11104082B2 (en) * | 2019-08-06 | 2021-08-31 | GM Global Technology Operations LLC | Magnetic assisted plastic composite welding for weld line fiber crossover |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP30057989A patent/JPH03159713A/ja active Pending
Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
| JPH07164471A (ja) * | 1993-12-16 | 1995-06-27 | Nec Corp | 射出成形法 |
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