JPH0315950Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0315950Y2
JPH0315950Y2 JP1986023477U JP2347786U JPH0315950Y2 JP H0315950 Y2 JPH0315950 Y2 JP H0315950Y2 JP 1986023477 U JP1986023477 U JP 1986023477U JP 2347786 U JP2347786 U JP 2347786U JP H0315950 Y2 JPH0315950 Y2 JP H0315950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
casing
port
back side
intake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986023477U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62135039U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986023477U priority Critical patent/JPH0315950Y2/ja
Publication of JPS62135039U publication Critical patent/JPS62135039U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0315950Y2 publication Critical patent/JPH0315950Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物の室内に設置して室内の空気を
清浄化するとともに、換気することも可能な空気
清浄機に関するものである。
〔従来の技術〕
冬季の暖房時や下記の冷房時などは、暖房効果
や冷房効果を上げるために、室を締め切つている
のが普通である。このような場合には、室内の空
気が汚れるために、空気を清浄化する空気清浄機
が必要となる。
ところで、現在、製品化されている空気清浄機
は、箱状のケーシングの正面側上部に吸込口を、
そして正面側下部に吹出口をそれぞれ設けるとと
もに、ケーシング内に、フイルターと清浄機本体
とシロツコフアンとを備えた構成になつている。
このような空気清浄機を室内の壁に取り付けた
り、あるいは床上に設置し、シロツコフアンを作
動させて室内の空気を吸込口から吸い込み、フイ
ルターと清浄機本体とを通過させて塵とか臭い等
を濾過・吸着して室内空気を清浄化するととも
に、清浄化された空気を下部の吹出口から吹き出
して室内空気を循環するようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような構成の室内空気循
環型の空気清浄機の場合には、空気中の塵や臭い
等を濾過・吸着することはできても、酸素濃度は
徐々に低下し、また二配化炭素などの汚染発生分
は除去できないために、空気清浄機とは別個に換
気装置を必要とし、室内が繁雑となつて有効利用
面積が少なくなるといつた点で問題がある。
本考案は、このような点を背景としてなされた
もので、空気清浄機能とともに換気性能をもあわ
せ持つ空気清浄機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、箱状のケーシングの正面側に吸込口
および吹出口を設け、ケーシング内に、吸込口か
ら室内空気を吸い込むフアンと、吸込口から吸い
込まれた空気を清浄化するフイルターと清浄機本
体とを備えて室内空気を清浄化するようにした空
気清浄機を基本的構成とするものである。
そして、前記ケーシングの背面側であつて吸込
口の背面の一部には外気の吸気口を、またケーシ
ングの背面側であつて吹出口の背面の一部には排
気口をそれぞれ形成するとともに、前記吸気口お
よび排気口には、空気を吸入量および排気量を調
節するダンパーを設け、しかも吸気口および排気
口は、ケーシングの背面側で対角線上に離間して
位置せしめられてなることを特徴としており、ダ
ンパの開度を調節することにより、室内の空気を
清浄化することができるとともに、換気すること
も可能である。
また、前記吸気口および排気口には、それぞれ
ダクトを連設し、ダクトのそれぞれの自由端を1
箇所に集中させれば、壁に設ける外気の給排気口
は一つでよい。
〔実施例〕
第1図〜第3図は、この考案にかかる空気清浄
機の第1実施例を示すもので、図中符号1は、空
気清浄機を構成する偏平な箱状のケーシングであ
る。
ケーシング1の正面側(室内側)には、パネル
1aが取り付けられているとともに、その上部に
は吸込口2が、また下部には吹出口3が設けられ
ている。これら吸込口2と吹出口3は、ケーシン
グ1のほぼ全幅にわたつて開口されているととも
に、その開口面には、それぞれ複数の桟材4が横
方向全幅にわたつて取り付けられている。ケーシ
ング1の内部には、フイルター5と、このフイル
ター5の下側に設けられた清浄機本体6と、その
下部に水平方向に軸支されたシロツコフアン7
と、このシロツコフアン7を駆動する駆動源(図
示せず)とが設置されている。
前記ケーシング1の背面側であつて吸込口2の
背面の一部には、外気の吸気口10が、またケー
シング1の背面側であつて吹出口3の背面の一部
には排気口11がそれぞれ形成されている。これ
ら吸気口10と排気口11とは、シヨートパスを
避けかつ外気が吸気口10から入つてそのまま排
気口11から排気されないように、対角線上に設
けられている。なお、これら吸気口10と排気口
11とは、長方形状のもので、その大きさは、こ
の空気清浄機を壁に設置するさいに、穴を明けな
ければならないことからできるだけ小さいほうが
よいが、必要とされる換気量によつて決定され
る。
前記吸込口2の上部空間S1には、外気の吸入
量を調節しかつ吸気口10を開閉するダンパ10
aがその上部をケーシング1の天板1bに回動可
能にヒンジ等により係止して取り付けられてい
る。また、吹出口3の上部空間S2にも、空気の
排気量を調節しかつ排気口11を開閉するダンパ
11aがその下部をケーシング1の底板1cに回
動可能にヒンジ等により係止して取り付けられて
いる。これらダンパ10a,11aは、前記吸気
口10、排気口11よりもやや大きく形成され、
背面側に倒した状態で各吸気口10・排気口11
を閉塞することができる大きさである。また、こ
れら各ダンパ10a,11aは、その一側部がケ
ーシング1の側板1dの内面に、またその他側部
がケーシング1の各空間S1,S2内に設けられ
た仕切り板12にそれぞれ挟まれた状態で、回動
するようになつている。なお、これらダンパ10
a,11aは、必要換気量に応じて手動またはモ
ータ(図示せず)などにより駆動されるようにな
つている。
上記のように構成された空気清浄機は、前記吸
気口10、排気口11に連通する貫通孔を壁に明
けて壁に取り付けられる。このようにした場合に
は、たとえば第2図に示すように、ダンパ10
a,11aを回動して吸気口10・排気口11を
閉じた状態で空気清浄機を作動させる。すると、
この状態では従来の空気清浄機と同様に、室内の
汚れた空気を吸込口2から吸い込み、フイルター
5a・清浄機本体6・フイルター5bを通つて塵
や臭い等が濾過され、吹出口3から清浄化された
空気が室内に循環する。この場合、第3図に示す
ように、ダンパ10a,10bの両端は、ケーシ
ング1の側板1dと仕切り板12とにより挟まれ
ているので、外気の吸気および排気は阻止され
る。
次に、ダンパ10a,11aを回動させほぼ中
央に位置させて開度を調節する。すると、外気が
吸気口10から吸気され、フイルター5・清浄機
本体6を通つて室内に吹き出されるとともに、清
浄化された室内空気が排気口11から排気され
る。すなわち、空気の清浄化と同時に、換気をも
行うことができるので、従来のように酸素濃度が
低下するそれもなく、また外気は清浄化された状
態で室内に供給されるので、衛生的にも好まし
い。また、このように空気清浄機と換気装置を一
体化することにより、従来のように空気清浄機と
換気装置とを別置するのと異なり、室内の意匠性
を高め、また室内の面積を有効に確保することが
できる。また、吸気口10と排気口11とを対角
線上に形成しているので、これらが互いに離間し
ており、吸気するさいに排気口11から排気され
た空気を吸い込むようなシヨートパスが生じない
ので好ましい。また、上記のように吸気口10と
排気口11とを対角線上に形成した場合には、吸
気口10から吸気された外気はそのまま下降して
吹出口3から室内に吹き出されるとともに、排気
口11の真上の吸込口2から吸い込まれた室内の
空気の一部は、下降して排気口11から排気され
るので換気を効率的に行うことができる。
第4図は、この考案の第2実施例を示すもの
で、吸気口20および排気口21には、それぞれ
ダクト22a,22bを連設し、ダンパ22a,
22bのそれぞれの開口端を隣接させて1箇所に
集中させたもので、その他の構成は上記第1実施
例と同じである。
すなわち、上記ダクト22a,22bは、吸気
口20および排気口21からケーシング1の背面
で対角線上に沿わせ、中央で短円筒状の給排気部
26に連設されている。この給排気部26は、直
径方向に仕切り板25によつて2分割され、一方
が吸気口20にダクト22aを介して連通する外
気の導入口23となり、他方が排気口21にダク
ト22bを介して連通する排気口24となつてい
る。
この空気清浄機を壁に取り付けた場合、壁にお
ける穴は一つでよいので、取り付け作業の能率を
上げることができるとともに、建物の外観意匠性
も損わずに、すぐれたものとなる。
なお、給排気部26にヒートパイプ・樹脂・金
属等を用いた公知の熱交換手段を設けることによ
り、吸気と排気との間で熱交換を行い、熱損失を
極力抑えることもできる。
〔考案の効果〕
本考案の空気清浄機は、箱状のケーシングの正
面側の上部及び下部の全幅にわたつてそれぞれ吸
気口および吹出口が設けられ、ケーシングの背面
側であつて吸込口の内部空間を仕切り板により左
右に仕切つて形成した一方の空間の背面には外気
の吸気口を、一方、ケーシングの背面側であつて
吹出口の内部空間を仕切り板により左右に仕切つ
て形成した一方の空間の背面には排気口をそれぞ
れ形成するとともに、前記吸気口および排気口に
は、空気の吸入量および排気量を調節するダンパ
ーを設けた構造となつているため、単純な構造に
も拘わらずダンパの開度を調節するだけで、容易
に室内空気の清浄化と換気とを同時に行うことが
可能となる。また、吸気口および排気口が、ケー
シングの背面側で対角線上に離間して位置せしめ
られた構造となつているため、外気を吸気するさ
いに排気口から排気された空気を直接吸い込むよ
うなシヨートパスが生じず、また、吸気口から吸
気した外気をそのまま下降させて吹出口から室内
に吹き出すとともに、排気口の真上の吸込口から
吸い込んだ室内の空気の一部を下降させて排気口
から排気することにより、換気を効率的に行うこ
とができる。
また、前記吸気口および排気口には、それぞれ
ダクトを連設し、ダクトのそれぞれ自由端を1箇
所に集中させれば、壁に設ける外気の給排気口は
一つでよいなど施工性が外観意匠性にすぐれてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、この考案の第1実施例を
示すもので、第1図は空気清浄機の側板を取り外
した状態の斜視図、第2図は第1図の−線矢
視断面図、第3図は吸気口近傍における破断面
図、第4図は第2実施例を示すもので、空気清浄
機を背面側から見た斜視図である。 1……ケーシング、2……吸込口、3……吹出
口、5……フイルター、6……清浄機本体、7…
…フアン、10,20……吸気口、10a……ダ
ンパ、11,21……吸気口、11a……ダン
パ、12……仕切り板、26……給排気部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 箱状のケーシングの正面側の上部及び下部の
    全幅にわたつてそれぞれ吸込口および吹出口を
    設け、ケーシング内に、吸込口から室内空気を
    吸い込むフアンと吸込口から吸い込まれた空気
    を清浄化するフイルターと清浄機本体とを備え
    て室内空気を清浄化するようにした空気清浄機
    において、前記ケーシングの背面側であつて吸
    込口の内部空間を仕切り板により左右に仕切つ
    て形成した一方の空間の背面には外気の吸気口
    を、一方、ケーシングの背面側であつて吹出口
    の内部空間を仕切り板により左右に仕切つて形
    成した一方の空間の背面には排気口をそれぞれ
    形成するとともに、前記吸気口および排気口に
    は、空気の吸入量および排気量を調節するダン
    パーを設けてなり、しかも前記吸気口および排
    気口は、ケーシングの背面側で対角線上に離間
    して位置せしめられてなることを特徴とする空
    気清浄機。 (2) 前記吸気口および排気口には、それぞれダク
    トを連設し、ダクトのそれぞれの開口端を隣接
    させて一箇所に集中させたことを特徴とする実
    用新案請求の範囲第1項に記載の空気清浄機。
JP1986023477U 1986-02-20 1986-02-20 Expired JPH0315950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986023477U JPH0315950Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986023477U JPH0315950Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62135039U JPS62135039U (ja) 1987-08-25
JPH0315950Y2 true JPH0315950Y2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=30821810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986023477U Expired JPH0315950Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0315950Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4722859U (ja) * 1971-04-01 1972-11-14
JPS4943071U (ja) * 1972-07-17 1974-04-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4722859U (ja) * 1971-04-01 1972-11-14
JPS4943071U (ja) * 1972-07-17 1974-04-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62135039U (ja) 1987-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7591720B2 (en) Ventilating system
US7497771B2 (en) Ventilating system
US7591867B2 (en) Ventilation system
KR100674271B1 (ko) 환기 청정 장치
KR101237259B1 (ko) 실내공기 청정기능을 갖는 필터 및 열교환기가 내장된 창문형 환기장치
CN101451535B (zh) 新风换气机
JP2006337015A (ja) 全熱交換器及びこれを用いた換気システム
KR20090022638A (ko) 환기장치
KR100651861B1 (ko) 환기겸용 공기청정기
KR100617081B1 (ko) 공기청정겸용 환기시스템
US20050287945A1 (en) Ventilating system
KR20050111161A (ko) 환기시스템
KR100941413B1 (ko) 환기기능을 갖춘 공기청정장치
KR100539568B1 (ko) 공기청정겸용 환기시스템
KR101981240B1 (ko) 조명일체 천정형 공기청정기
JPH0315950Y2 (ja)
KR100321113B1 (ko) 공기청정기
JPH09296941A (ja) 建物の吸排気システム
KR101211278B1 (ko) 환기 청정 장치
JP2959550B1 (ja) 複合ユニットと、これを備えた空気調和システム
KR20060098284A (ko) 환기시스템
KR20010077508A (ko) 흡ㆍ배기용 송풍장치
KR100554283B1 (ko) 환기기능을 구비한 공기청정기
JPS63238354A (ja) 空気清浄装置
JPH05296507A (ja) 空気清浄機