JPH0315945Y2 - - Google Patents

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JPH0315945Y2
JPH0315945Y2 JP1983187704U JP18770483U JPH0315945Y2 JP H0315945 Y2 JPH0315945 Y2 JP H0315945Y2 JP 1983187704 U JP1983187704 U JP 1983187704U JP 18770483 U JP18770483 U JP 18770483U JP H0315945 Y2 JPH0315945 Y2 JP H0315945Y2
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JP
Japan
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water
air
atomizing tube
room
large particles
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JP1983187704U
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JPS6093836U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は超音波加湿器に関するものであり、
即ち従来超音波振動子によつて発生する霧中には
極微粒子から比較的大きな粒子のものまでさまざ
まな大きさのものが存在し、そしてその内大きな
微粒子のものがそのまま室内に放出されると、床
や壁面を濡らしてしまう不具合を有するものであ
つた。
又上記欠点を解消する為、例えば実公昭52−
45100号公報及び実公昭58−38341号公報に開示さ
れる如く、霧の放出通路に複数の屈曲部を設けた
り、霧化筒と吹出口とを偏心させるなどして大き
な粒子のものを除去していた。
しかしこの従来のものでは、確かに大きな粒子
のものは除去されるが、霧を含んだ送風自体が放
出路内の壁面にぶつかつて大きな粒子を除去する
ものであるから、微細で良好な粒子も同時に抑制
され、霧の量即ち加湿量がどうしても減少してし
まうものであつた。
この考案はこの点に着目し上記欠点を解消し、
加湿量に変化を与えることなく大きな粒子のみを
確実に除去し、常に良好な加湿を行うことが出来
る超音波加湿器を提供することを目的とし、この
目的を達成する為、特にその構成を、前記霧化筒
の下端には送風を下方より流入する間隙を保ちな
がら送風の流入を邪魔する複数の整流片を内方に
向つて突出成形した超音波加湿器であつてかかる
超音波加湿器によれば、霧化筒下端より内方に流
入する霧を含んだ送風は、整流片によつて抑えら
れ流速が弱くなる部分と何ら抑制を受けずスムー
ズに流通する部分とに分割されるので、整流片上
方には渦流が生じ、これによつて大きな粒子のも
のは渦流に巻き込まれて除去されると共に微細粒
子のものは巻き込まれて再び放出され、大きな粒
子のもののみを除去出来、従来のように微細粒子
のものまで除去してしまい加湿量が減少してしま
うなどと言う不具合はなく、加湿量を変化させる
ことなく大きな粒子の放出による床や壁面の濡れ
を確実に防止出来、常に快適な加湿空間を作るこ
とが出来るなどの効果を奏する。
次にこの考案に係る超音波加湿器を図面に示さ
れた好適な一実施例について説明する。
1は合成樹脂等で形成された基台で、一側上方
には常に一定量の水2を収縮する霧化室3を備え
ると共に、他方には送風機4等の機能部品を備え
る空室5を形成している。
6は水2に超音波を照射して水柱7を作り霧を
発生させる振動子で、霧化室3の底部に穿かれた
開口8に保持具9によつて水平面より約7度傾斜
して取付けられている。
10は霧化室3上方に着脱自在に装着される案
内筒で、内方には霧化室3内の水面近傍まで垂下
した霧化筒11が備えられ、更に上方には前記霧
化筒11と拡散室12を介して連通し霧を室内に
放出する吹出ノズル13を備えている。
又前記霧化筒11下端には、内方に向つて屈曲
した円弧状の整流片14が3個互いに間隙15を
形成し乍ら備えられ、大きな粒子の放出を防止す
ると共に水滴の水面への滴下による不快音を極力
抑えるものであり、更に下端一側壁には大部分の
送風の入口となる流入口16が形成されている。
17は霧化室3外周に形成され送風機4よりの
送風を該霧化室3内に供給する為の送風路であ
る。
18は基台1の空室5上に着脱自在に装着され
る透明或いは半透明の合成樹脂から形成されたカ
ートリツジ式の給水タンクで、霧化室3と小径の
連通孔19を介して連通した水受室20に弁機構
21を有する給水部22を臨ませ落差によつて常
に霧化室3内に一定量の水2が収納される如く給
水を行う。
23は給水タンク18の把手である。
次にこの考案一実施例の作動について説明す
る。今室内の加湿を行う如く加湿器を作動させれ
ば、振動子6の水2への超音波照射で水柱7が霧
化筒11内に立設すると共に、この霧化筒11内
に送風機4からの送風が供給され、水柱7の上端
から発生する霧は送風と共に吹出ノズル13を介
して室内に放出され加湿を行うものである。
しかしこの時従来では、比較的大きな粒子のも
のまでが何らの抑制もなくそのまま室内に放出さ
れ床や壁面を濡らすものであつたが、この考案で
は、霧化筒11下端に整流片14が備えられてい
るので、霧化筒11に流入する送風は整流片14
間の間隙15及び流入口16より流入し、複数の
整流片14部分では流入を阻止されるから、霧化
筒11内方の複数の整流片14上方では複数の渦
流が生じ、この複数の渦流によつて霧中に含まれ
ている大きな粒子は重いため巻き込まれ霧化筒1
1内壁及び複数の整流片14に衝突させて除去す
ると共に、一方微細な粒子も一所に巻き込まれる
が、軽いため直ちに下方の間隙15からの送風で
上昇され室内に放出させられ、従つて加湿量を減
少させる事なく効率良く加湿を行える。
又整流片14によつて霧化筒11内壁面に付着
し水面に滴下する水滴の直接的な落下を極力抑制
出来、即ち滴下する水滴の大部分は一旦整流片1
4上に滴下することで、落下速度を一旦吸収した
後水面に落とすので、従来のようにポタ、ポタと
言うような不快音は確実に防止されるものであ
る。
要するにこの考案は、振動子6による超音波エ
ネルギーを水中に照射して発生する霧を、送風機
4よりの送風によつて水面近傍に垂下した霧化筒
11を介して室内に放出するものに於いて、前記
霧化筒11の下端には送風を下方より流入する間
隙15を保ちながら送風の流入を邪魔する複数の
整流片14を内方に向かつて途中まで突出成形し
たものであるから、複数の整流片によつて送風は
特定箇所に集中することもなく複数の小さい渦流
を生じさせ、従つて霧中の大きな粒子を渦流に差
込み整流片に衝突させて確実に除去させられ、又
微細な粒子の霧のみは下方の間隙よりの送風で直
ちに上昇させて加湿量を減少させることにく効率
良く室内へ放出及び加湿を行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例を示す超音波加湿器
の断面図、第2図は同霧化筒の底面図。 4……送風機、6……振動子、11……霧化
筒、14……整流片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動子6による超音波エネルギーを水中に照射
    して発生する霧を送風機4より送風によつて水面
    近傍に垂下した霧化筒11を介して室内に放出す
    るものに於いて、前記霧化筒11の下端には送風
    を下方より流入する間隙15を保ちながら送風の
    流入を邪魔する複数の整流片14を内方に向つて
    途中まで突出形成した事を特徴とする超音波加湿
    器。
JP18770483U 1983-12-05 1983-12-05 超音波加湿器 Granted JPS6093836U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18770483U JPS6093836U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 超音波加湿器

Applications Claiming Priority (1)

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JP18770483U JPS6093836U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 超音波加湿器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6093836U JPS6093836U (ja) 1985-06-26
JPH0315945Y2 true JPH0315945Y2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=30405111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18770483U Granted JPS6093836U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 超音波加湿器

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JP (1) JPS6093836U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843721U (ja) * 1981-09-19 1983-03-24 株式会社富士通ゼネラル チャタリング防止回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843721U (ja) * 1981-09-19 1983-03-24 株式会社富士通ゼネラル チャタリング防止回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6093836U (ja) 1985-06-26

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