JPH03158867A - 電荷保持媒体を用いた集版システム - Google Patents

電荷保持媒体を用いた集版システム

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JPH03158867A
JPH03158867A JP29916889A JP29916889A JPH03158867A JP H03158867 A JPH03158867 A JP H03158867A JP 29916889 A JP29916889 A JP 29916889A JP 29916889 A JP29916889 A JP 29916889A JP H03158867 A JPH03158867 A JP H03158867A
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image
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charge holding
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JP29916889A
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Inventor
Hiroyuki Obata
小幡 博之
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は印刷製版のための集版システムに係り、特に、
電荷保持媒体上の所定の位置に所定の倍率で直接印刷原
稿の画像の静電潜像を形成することにより集版を行う電
荷保持媒体を用いた集版システムに関するものである。
[従来の技術] 従来、集版を行う場合、原稿の点数が少ない場合には、
原稿を一点一点カラースキャナの入力ドラムに貼付し、
分解条件を設定して、指定された通りの倍率で赤(R)
、緑(G)、青(B)の3色に色分解を行って集版装置
により電子的に集版し、原稿点数が多い場合には、各原
稿について指定された通りの倍率の複製を作成し、各原
稿の画像を予めデザイナ−に指示された通りの位置にレ
イアウトしてページメークアップを行う、いわゆるデユ
ープ組立を行った後、カラースキャナにより等倍で色分
解を行って集版を行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前者の方法においては、カラースキャナ
の分解条件を原稿の一点一点について、入力の倍率およ
び色分解条件を設定しなければならないので非常に面倒
で手間がかかるものであり、しかも分解条件の設定はオ
ペレータの経験に頼るところが大きいために熟練を要す
るものであり、結局、高価なカラースキャナの稼働率を
向上させることができないものであった。更に、原稿毎
に入力されて作られた大量のデータを、レイアウト指示
に従って集版するには、コンピュータ上での演算処理が
必要であり、処理時間が長くなる。結局、カラースキャ
ナばかりでなく、集版のためのコンピュータの稼働率も
低下させてしまうことになる。
また、後者のデユープ組立を行う場合には、カラースキ
ャナの分解条件の設定は1回でよいが、複製の作成に非
常な時間を要するので、結局この方法においてもカラー
スキャナの稼働率は悪いものであった。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、電圧印
加露光方法により電荷保持媒体上で直接集版を行うこと
によって、集版の作業効率を向上させることができる電
荷保持媒体を用いた集版システムを提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の電荷保持媒体を
用いた集版システムは、感光体と電荷保持媒体とを対向
させて配置し、且つ前記感光体と前記電荷保持媒体との
間に所定の電圧を印加した状態で前記感光体側から印刷
原稿の画像を所定の倍率で所定の位置に露光することに
よって、前記電荷保持媒体上に前記印刷原稿の画像の静
電潜像を形成し、前記静電潜像の電荷を読み取りセンサ
によって読み取ることを特徴とする。
[作用および発明の効果] 本発明は、原稿の画像をt指定された位置に指定された
倍率で、直接電荷保持媒体に露光し、読み取るようにす
るので、トリミングその他の処理は全て電気的に行うこ
とができる。従って、従来の集版作業のように、原稿の
一つ一つについてカラースキャナの色分解条件を設定す
る必要がなく、また、デユープ組み立てを行う必要もな
い。更に、コンピュータの処理時間を短縮できる。
このように本発明においては集版作業を容易に行うこと
が可能となり、カラースキャナおよびコンピュータの稼
働率を向上させることができ、結果的に印刷製版の製造
工程を効率よく行うことが可能となる。
[実施例コ 以下、図面を参照しつつ実施例を説明するが、まず、本
発明において利用する電荷保持媒体、電圧印加露光方法
および電荷保持媒体に形成された静電潜像の電位読取方
法について説明する。
第1図は本発明の電荷保持媒体による記録方法を説明す
るための図で、図中、1は電荷保持媒体、1aは絶縁層
、1bは電荷保持媒体電極、ICは絶縁層支持体、2は
感光体、2aは光導電層支持体、2bは感光体電極、2
cは光導6雫層、Eは電源である。
第1図においては、感光体2側から露光を行う態様であ
り、まず1s■厚のガラスからなる光導電層支持体2a
上に1oooA厚のITOからなる透明な感光体電極2
bを形成し、この上に10μm程度の光導電層2cを形
成して感光体2を構成している。この感光体2に対して
、10μm程度の空隙を介して電荷保持媒体1が配置さ
れる。電荷保持媒体1はIN厚のガラスからなる絶縁層
支持体1c上に100OA厚のAI電極1bを蒸着によ
り形成し、この電極1b上に10μm厚の絶縁層1aを
形成したものである。
先ず、第1図(a)に示すように感光体2に対して、1
0μm程度の空隙を介して電荷保持媒体1をセットし、
第1図(b)に示すように電源Eにより電極2b、lb
間に電圧を印加する。暗所であれば光導電層2cは高抵
抗体であるため、電極間には何の変化も生じない。感光
体2側より光が入射すると、光が入射した部分の光導電
層2cは導電性を示し、絶縁層1aとの間に放電が生じ
、絶縁層1aに電荷が蓄積される。
露光が終了したら、第1図(C)に示すように電圧をO
FFにし、次いで、第1図(d)に示すように電荷保持
媒体1を取り出すことにより静電潜像の形成が終了する
なお、感光体2と電荷保持媒体fとは上記のように非接
触でなく接触式でもよく、接触式の場合には、感光体電
極2b側から光導電層2cの露光部に正または負の電荷
が注入され、この電荷は電荷保持媒体1側の電極1bに
引かれて光導電層2Cを通過し、絶縁層13面に達した
所で電荷移動が停止し、その部位に注入電荷が蓄積され
る。そして、感光体2と電荷保持媒体1とを分離すると
、絶縁JeQ1aは電荷を蓄積したままの状態で分離さ
れる。
この記録方法は面状アナログ記録とした場合、銀塩写真
法と同様に高解像度が得られ、また形成される絶縁層1
a上の表面電荷は空気環境に曝されるが、空気は良好な
絶縁性能を持っているので、明所、暗所に関係なく放電
せず長期間保存されることになる。
この絶縁層1a上の電荷保存期間は、環境条件や絶縁体
の性質などによって定まり、空気の絶縁性以外に絶縁体
の電荷捕捉特性が影響する。前述の説明では電荷は表面
電荷として説明しているが、注入電荷は単に表面に蓄積
させる場合もあり、また微視的には絶縁体表面付近内部
に侵入し、その物質の構造内に電子またはホールがトラ
ップされる場合もあるので長期間の保存が行われる。ま
た電荷保持媒体の物理的損傷や湿度が高い場合の放電等
を防ぐために絶縁層1aの表面を絶縁性フィルム等で覆
って保存するようにしてもよい。
次に第2図(a)、第2図(b)によりカラー画像情報
を記録する方法について説明する。
第2図(a)においては、光源3、または4で原稿5を
照射し、その反射光または透過光をカラーフィルタ6を
介して感光体2に面露光して電荷保持媒体1に記録する
。カラーフィルタ6はR,GlBの3つの要素からなっ
ており、どれを水平方向に移動させてRlG、  Bを
選択し、電荷保持媒体3枚1組で1つの画像情報の記録
が完了する。
第2図(b)においてはカラーフィルタ7を回転型とし
、これの回転によりR,G、  Bを選択する以外は第
2図(a)の場合と同様である。
こうして記録した静電潜像の電位読取りの例を第3図に
より説明する。
第3図(a)は電位読み取り方法の例を示す図で、第1
図と同一番号は同一内容を示している。なお、図中、1
0は電位読み取り部、11は検出電極、12はガード電
極、13はコンデンサ、14は電圧計である。
電位読み取り部10を電荷保持媒体1の電荷蓄積面に対
向させると、検出電極11に電荷保持媒体1の絶縁層l
a上に蓄積された電荷によって生じる電界が作用し、検
出電極面上に電荷保持媒体上の電荷と等量の誘導電荷が
生ずる。この誘導電荷と逆極性の等量の電荷でコンデン
サ13が充電されるので、コンデンサの電極間に蓄積電
荷に応じた電位差が生じ、この値を電圧計14で読むこ
とによって電荷保持体の電位を求めることができる。そ
して、電位読み取り部10で電荷保持媒体面上を走査す
ることにより静電潜像を電気信号として出力することが
できる。なお、検出電極11だけでは電荷保持媒体の検
出電極対向部位よりも広い範囲の電荷による電界(電気
力線)が作用して分解能が落ちるので、検出電極の周囲
に接地したガード電極12を配置するようにしてもよい
これによって、電気力線は面に対して垂直方向を向くよ
うになるので、検出電極11に対向した部位のみの電気
力線が作用するようになり、検出電極面積に略等しい部
位の電位を読み取ることができる。電位読み取りの精度
、分解能は検出電極、ガード電極の形杖、大きさ、及び
電荷保持媒体との間隔によって大きく変わるため、要求
される性能に合わせて最適条件を求めて設計する必要か
ある。
第3図(b)は電位読み取り方法の他の例を示す図で、
検出電極、ガード電極を絶縁性保護膜15上に設け、絶
縁性保護膜15を介して電位を検出する点以外は第3図
(a)の場合と同様である。この方法によれば、電荷保
持媒体に接触させて検出できるため、検出電極との間隔
を一定にすることができる。
第3図(C)は電位読み取り方法の他の例を示す図で、
針状電極16を直接電荷保持媒体に接触させ、その部分
の電位を検出するもので、検出面積を小さくすることが
できるので、高分解能を得ることができる。なお、針状
電極を複数設けて検出するようにすれば読み取り速度を
向上させることができる。
以上は接触または非接触で直流信号を検出する直流増幅
型のものであるが、次に交流増幅型の例を説明する。
第3図(d)は振動電極型の電位読み取り方法を示す図
で、17は検出電極、18は増幅器、19はメータであ
る。
検出電極17は振動し、電荷保持媒体1の帯電面に対し
て時間的に距離が変化するように振動されており、その
結果、検出電極17における電位は、帯電面の静電電位
に応じた振幅で時間的に変化する。この時間的な電位変
化をインピーダンスZの両端の電圧変化として取り出し
、コンデンサCを通して交流分を増幅器18で増幅し、
メータ19により読み取ることにより帯電面の静電電位
を測定することができる。
第3図(e)は回転型検出器の例を示し、図中20は回
転羽根である。
電極17と電荷保持媒体1の帯電面の間には導電性の回
転羽根20が設けられて図示しない振動手段により回転
駆動されている。その結果、検出電極17と電荷保持媒
体1との間は周期的に電気的に遮蔽される。そのため、
検出電極17には帯電面の静電電位に応じた振幅の周期
的に変化する電位信号が検出され、この交流成分を増幅
器18で増幅して読み取ることになる。
第3図(f)は振動容量型検出器の例を示し、21は駆
動回路、22は振動片である。
駆動回路21によってコンデンサを形成する一方の電極
の振動片22を振動させて、コンデンサ容量を変化させ
る。その結果、検出電極17により検出される直流電位
信号は変調を受け、この交流成分を増幅して検出する。
この検出器は直流を交流に変換して高感度で安定よく電
位測定することができる。
第3図(g)は集電型検出器の例を示し、図中、23は
接地型金属円筒、24は絶縁体、25は集電器である。
集電器25には放射性物質が内蔵され、そこからα線が
放射されている。そのため、金属円筒内は空気が電離し
て正負のイオン対が形成されている。これらのイオンは
自然の状態では再結合および拡散によって消滅し、平衡
状態を保っているが、電界があると、熱運動による空気
分子との衝突を繰り返しながら統計的には電界の方向に
進み、電荷を運ぶ役割を果たす。即ち、イオンのため空
気が導電化されて、集電器25も含めたその周りの物体
の間には等測的な電気抵抗路が存在するとみなすことが
できる。従って、電荷保持媒体1の帯電面と接地金属円
筒23、帯電体と集電器25、および集電器25と接地
金属円筒23の間の抵抗をそれぞれR@+ R+ + 
RA、帯電体の電位をV、とすると、集電器25の電位
V2は、定常状態では、V 2 = R2V + / 
(R+ + R2)となる。その結果、集電器25の電
位を読み取ることによって電荷保持媒体1の電位を求め
ることができる。
第3図(h)は電子ビーム型の電位読取装置の例を示す
図で、26は電子銃、27は電子ビーム、28は第1ダ
イノード、29は2次電子増倍部である。
電子銃26から出た電子を図示しない静電偏向装置ある
いは電磁偏向装置により偏向して帯電面を走査する。走
査電子ビームのうちの一部は、帯電面の電荷と結合して
充電電流が流れ、その分帯電面の電位は平衡電位に下が
る。残りの変調された電子ビームは電子銃26の方向に
戻り、第1ダイノード28に衝突し、その2次電子が2
次電子増倍部29で増幅され、その陽極から信号出力と
して取り出される。この戻りの電子ビームとして反射電
子あるいは2次電子を使用する。
電子ビーム型の場合には、走査後は媒体上には均一な電
荷が形成されるが、走査時に潜像に対応する電流が検出
される。潜像がマイナス電荷の場合は、電荷が多い部分
(露光部)ではエレクトロンによる蓄積電荷が少なく、
充電電流が小さいが、例えば電荷が存在しない部分では
最大の充電電流が流れる。プラス電荷の場合はこの逆で
ネガ型となる。
第3図(i)は電位読み取り方法の他の例を示す図で、
静電潜像が形成された電荷保持媒体1をトナー現像し、
着色した面を光ビームにより照射してスキャニングし、
その反射光を光電変換器30で電気信号に変換するもの
であり、光ビーム径を小さくすることにより高分解能を
達成することができ、また光学的に簡便に静m電位の検
出を行うことができる。
第3図(」)は電位読み取り方法の他の例を示す図であ
り、後述するような微細カラーフィルタにより形成した
R、  G、  B分解像をトナー現像し、着色した而
を光ビームにより照射し、その反射光によりY、  M
、  C信号を得る場合の例を示している。図中、31
は走査信号発生器、32はレーザ、33は反射鏡、34
はハーフミラ−38は光電変換器、35.36.37は
ゲート回路である。
走査信号発生器43からの走査信号でレーザ32からの
レーザ光を、反射鏡33、ハーフミラ−34を介して着
色面に当てて走査する。着色面からの反射光をハーフミ
ラ−34を介して光電変換器38に入射させて電気信号
に変換する。また、走査信号発生器31からの信号に同
期してゲート回路35.36.37を開閉制御すれば、
微細フィルタのパターンに同期してゲート回路35.3
6.37が開閉制御されるので、Y、  M、  Cに
着色しておかなくてもY、  M、  Cの信号を得る
ことができる。
なお、カラー像が後述するように3面分割したものの場
合も、全く同様にY、  M、  Cの信号を得ること
ができ、この場合もY、  M、  Cに着色しておか
なくてもよいことは同様である。
第3図1)、(j)に示した静電電位検出法においては
、トナー像が静1!潜像の帯電量に対応したγ特性を訂
していることが必要で、そのため帯電量のアナログ的変
化に対して閾値を持たないようにする必要がある。対応
さえとれていればγ特性が一致していなくても電気的な
処理によってγの補正を行うようにすればよい。
次にカラー画像を形成するために使用するカラーフィル
タについて説明する。
第4図はプリズムによる色分解光学系を示す図で、図中
、40.41.42はプリズムブロック、43.44.
45はフィルタ、46.47は反射鏡である。
色分y光学系は3つのプリズムブロックからなり、プリ
ズムブロック40の3面から入射した光情報は、5面に
おいて一部が分離反射され、更に3面で反射されてフィ
ルタ43からB色光成分が取り出される。残りの光情報
はプリズムブロック41に入射し、C面まで進んで一部
が分離反射され、フィルタ44からG色光成分、他は直
進してフィルタ45からR色光成分が取り出される。そ
して、G、  B色光成分を、反射鏡4B、47で反射
させることにより、R,G、  B光を平行光として取
り出すことができる。
第4図のような色分解光学系50を、第5図(a)に示
すように感光体2の前面に配置して撮影することにより
、第5図(b)のようにR,G、  B分解した電荷保
持媒体3セツトで1コマを形成するか、また、第5図(
C)に示すように1平面上にR,G。
B像として並べて1セツトで1コマとすることもできる
第6図は微細カラーフィルタの例を示す図で、例えば、
レジス)をコーティングしたフィルムをマスクパターン
で露光してR,G、  Bストライブパターンを形成し
、それぞれR,G、  B染色することにより形成する
方法、または第4図のような方法で色分解した光を、そ
れぞれ細いスリットに通すことにより生じるR、  G
、  Bの干渉縞をホログラム記録媒体に記録させるこ
とにより形成する方法、または静電潜像によるR、  
G、  Bストライプパターンを形成し、これをトナー
現像して3回転写することによりカラー合成してトナー
のストライプを形成する方法等により形成する。このよ
うな方法で形成されたフィルタのR,G、Bi組で1画
素を形成し、1画素を10μm程度の微細なものにする
。このフィルタを第5図の色分解光学系50として使用
することによりカラー静電潜像を形成することができる
。この場合、フィルタは感光体と離して配置しても、あ
るいは感光体と一体に形成するようにしてもよい。
第7図は微細カラーフィルタとフレネルレンズを組み合
わせた例を示す図で、フレネルレンズによってR,G、
  Bパターンを縮小して記録することができ、また通
常のレンズに比べて薄くフンバクトなレンズ設計が可能
となる。
第8図はハーフミラ−とR,G、  Bフィルタを併用
した3而分割の例を示す図で、入射光をハーフミラ−5
1,52および反射ミラー53で3分割し、それぞれR
フィルタ54、Gフィルタ55、BフィルタS6を通す
ことにより、R,G、  B光を平行光として取り出す
ことができる。
次に電荷保持媒体に形成された静電潜像を消去する方法
としては次のような方法がある。
■潜、像形成時の露光パターンと同じパターン、もしく
は露光パターンと逆のパターンを用いて、潜像形成時に
印加した極性と逆の極性の電圧を印加して露光を行う方
法。
■潜像形成時と同じ極性または逆の極性の電圧を印加し
て均一な光を照射して露光を行う方法。
■赤外線加熱、抵抗加熱、マイクロ波加熱、サーマルヘ
ッドによる加熱等適当な加熱手段により加熱を行う方法
■潜像形成時の露光パターンと同じパターンを用いて紫
外線により露光する方法。
■紫外線により均一露光を行う方法。
■導電性部材を電荷保持媒体面に接触させながら走査す
る方法。
■電荷保持媒体面に水分を付着させる方法。
これらの方法により静電潜像を消去することが可能であ
るが、電荷保持媒体の一部に形成された静電潜像を消去
する場合には、消去したい部分以外の他の部分をマスク
して上記のいずれかの方法により消去することができる
次に、本発明に係る電荷保持媒体を用いた集版ンステム
の1実施例について説明する。
集版作業に先立って、電荷保持媒体1および感光体2が
用意される。そして、第9図に示すように、原稿の画像
を適当なレンズ系61により当該割付台紙に指定された
通りの倍率、例えば原寸大として感光体2側から露光す
る。これにより、電荷保持媒体1の所定の位置には原稿
80の画像の静1!潜像が形成される。この操作を当該
ページに割り当てられている全ての原稿について行えば
、当該ページに使用される原稿の集版を行うことができ
る。このとき、電荷保持媒体1および感光体2のサイズ
は、原稿の画像を指定された大きさ、この場合は即ち原
寸大に露光できるものであればよく、上述した適当な電
位読み取り方法により電位読み取りを行うことにより、
原寸大の画像データを画像処理装置に取り込んで濃度調
整、色調調整、 トリミング等を行い、最終的にカラー
スキャナに入力してフィルムに出力することができるが
、特に、割付台紙と同じサイズのものを使用すれば、当
該ページに使用される原稿の画像を割付台紙に指定され
た位置に割付露光することができるので好適である。な
お、原稿画像の露光は、割付台紙に指定されているトリ
ミング範囲よりも大きめに行うようにするとよい。また
、割付台紙に指定された位置に指定された倍率および方
向で原稿画像を露光するためには、従来使用されている
画像投影装置等を使用することにより行うことが可能で
ある。
また、原稿の画像を原寸大、即ち割付台紙で指示された
通りの大きさで露光することは重要である。勿論、原稿
画像をどの程度の大きさで露光するかは任意であり、例
えば、指定された大きさの1/2に縮小して露光するこ
とも可能なのであるが種々の問題がある。つまり、原寸
大で露光する場合には指示された倍率値をそのまま使用
すればよいが、縮小して露光する場合にはその都度倍率
値をl/2シなけらばならず、そのために倍率の設定誤
りが生じ易いことになる。これは特に−旦露光して得た
静電潜像を消去し、露光をやり直す場合に顕著である。
また、原寸大露光においては、後述する画像処理は勿論
のこと、カラースキャナでの出力フィルムへの露光の際
にも画像データをそのまま使用することができるが、縮
小露光の場合には、フィルムへ出力するに当たっては拡
大処理が必要となり、画像処理の時間が増大することに
なるばかりでなく、拡大処理のためのハードウェアが必
要となるからコスト上昇の原因となる。拡大処理のため
のコスト上昇および処理時間は無視できるものであった
としても、縮小露光して拡大処理した画像より原寸露光
した画像の方がより好ましいものであることは明らかで
あろう。更に、電荷保持媒体の電位読み取りも原寸大露
光がを利である。なぜなら、縮小露光を行った場合には
最終的に拡大を行わなければならないために、原寸大露
光に比較して読み取り画素の密度を向上させなければな
らず、それに伴って読み取りヘッドのコストは上昇する
ことになるからである。
さて、原稿画像は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3
色に分解する必要があるが、そのためには、例えば、第
4図あるいは第8図に示す方法により、第10図(a)
、(b)および(c)に示すように、3枚の電荷保持媒
体l、1.−1o 、Isに、それぞれ、赤色画像、緑
色画像、青色画像の静電潜像を形成してもよいし、第6
図に示す方法により、カラーストライプフィルタを用い
て静電潜像を形成するようにしてもよい。カラーストラ
イプフィルタを用いれば、色分解像相互の位置ずれ量は
ストライプフィルタの色と色の相対的位置ずれ量に等し
く、ストライプフィルタの位置精度に依存する。このこ
とは、ストライプフィルタさえきちんとしていれば原理
上色ずれを生じないことを意味する。一方、第10図に
示す方法によれば、機械的に位置合わせを精度よく行う
必要がある。
カラーストライプフィルタを用いる方法では、空間的に
一つの色について考えれば他の2色のフィルタ部分での
情報が失われる。二方第10図では解像度の高い色分解
像を得ることができる。
カラーストライプフィルタによる方法の位置精度の良さ
を生かし、且つ、十分な解像度を得るには、RGBS色
のストライプピッチを必要な解像度まで細かくすればよ
い。例えば、175線/インチの網点画像を出力可能な
解像度は500線/インチ以上と言われているから、R
GB3色で構成される1画素の1辺の大きさは50μm
以下であればよい。また、色文字読み取りの場合は画像
より更に高解像度が要求され、1200〜2400線/
インチが必要である。従って、色文字読み取りの場合は
20〜10μm程度の画素サイズになるようにカラース
トライプフィルタのピッチを決めればよい。
このような方法により、割付台紙に指定された位置に、
指定された通りの大きさの原稿画像の静電潜像を形成す
ることができる。勿論、原稿画像の位置を問わず、原寸
大の静電潜像を形成するだけでよいのであれば、第11
図に示すように、つの電荷保持媒体1に一つの原稿画像
のR,G。
Bの静電潜像を隣接させて形成することができることは
当然である。なお、第10図、第11図において、65
.66.67.68.69はそれぞれ原稿を示し、65
m 、85o 、85mは、それぞれ、原稿85の赤色
画像、緑色画像、青色画像を示しているものである。
各原稿の画像を露光する場合、電荷保持媒体上の所定の
位置だけを露光すれば足り、他の部分に被り等の影響を
与えることが無いようにしなければならないことは当然
であり、そのためには、例えば露光範囲以外をマスクし
て露光を行えばよい。
また、感光体電極2bおよび電荷保持媒体電極1bをそ
れぞれストライプ状に形成し、゛且つ、感光体電極2b
と電荷保持媒体電極1bが略直交するように対向させ、
露光したい部分にのみ所定の電圧を印加するようにして
もよいものである。
なお、露光位置がずれたりなどして再度露光を行う場合
には、上述した静電潜像消去方法のいずれかを用いて一
旦静電潜像を消去し、再度位置合わせを行って露光を行
えばよい。
以上のようにして当該ページに割り当てられている原稿
の画像のR,G、  Bの静電潜像の形成が終了すると
、次には第3図に示した電位読取方法のいずれかを用い
て当該静電潜像を読み取り、電気信号として適当な画像
処理装置に取り込む。そして、トリミング、濃度調整、
あるいは色調調整等の画像処理を必要に応じて行い、最
終的にカラースキャナに供給してフィルムに出力する。
そのための構成の一例を第12図に示す。
まず読み取り装r1180において、電荷保持媒体1に
記録された静電潜像を読み取る。、これは上述した静電
潜像読み取り方法を用いて電荷保持媒体1に記録された
静電潜像を読み取りヘッド82により読み取る。読み取
ったアナログデータは増幅器83にて増幅されて画像処
理装置81に出力される。画像処理装置81においては
、まず、デジタル変換84により、読み取り装置80か
ら供給されたR、  G、  Bのアナログデータは所
定のビット数のデジタルデータに変換され、その後、ト
リミング、色変換等の処理が行われる。第12図におい
てはトリミング、色変換、にごり補正の順序で処理が行
われるようになされている。トリミング85は、各原稿
の画像データから割付台紙で指定された範囲のみを抽出
する処理を行うものであり、例えば、取り込んだ画像を
CRT等に表示し、抽出する範囲を指定することで行う
ことができる。
色変換86はR,G、  BのデータをC,M、  Y
Kのデータに変換する処理を行うものであり、色変換8
6で得られたC、  M、  Y、  Kのデータは次
ににごり補正87によりにごり補正が行われN  CI
M、  Y、  Kのデータはインキのにごりを考慮し
てC’、M’、Y’、にへ変換される。これによりイン
キのにごりによる印刷画像のにごりを回避することがで
きる。にごり補正がなされた画像データは、次に網点処
理88により網点処理が施される。網点処理は、例えば
第13図に示すように画像濃度に応じて網点の大きさを
変えることにより行い、白っぽい場合は第13図(a)
に示すような網点、中間のグレーの場合は第13図(b
)に示すような50%の網点、黒っぽい場合は第13図
(C)に示すような網点となる。このように網点のピッ
チは変えず画像濃度に応じて網点の大きさを変えること
によって行っている。
この網点の形成は、例えば、第14図に示すようにドッ
トソエネレータによる方法を使用すればよい。この方法
について概略説明すると、1網点が第14図(a)示す
ようにものであった場合に、図のような重み付けをして
おき、1網点に相当する画像の濃度レベルが第14図(
b)に示すように8であったとすると、重み付けの値と
画像のレベル8とを比較し、濃度レベルが重みの値を越
えている部分を第14図(C)に示すように黒とする。
こうして濃度レベルに応じた大きさの網点を形成するこ
とができる。
網点処理が施された画像データは網点処理の結果に基づ
いて露光処理89により露光処理が施され、カラースキ
ャナ(図示せず)に供給され、出力ドラムに巻回された
フィルムの露光が行われることになる。
なお、第12図は信号処理の流れのみを示した図であり
、装置の構成としては、デジタル変換された画像データ
、あるいは網点処理の結果得られた画像データ等を格納
する記憶装置、カラーCRT等の表示装置、キーボード
やマウス等の入力装置等を具備するものであることは当
然である。
以上、本発明の1実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能であることは当業者に明らかであろう。
以上の説明は主にカラー画像を対象とした集版システム
であるが、勿論モノクロ画像、モノクロ文字を対象とす
る集版システムへの応用が可能である。
従来、電気的あるいはコンピュータによる集版が主にカ
ラーを対象にしてきたのは色ずれを生じることなく色数
骨だけの多くの色分解版を扱う手間が非常に大変であっ
たことと、鷺ンクロに対しては逆に手作業でもできない
ことはないためと、コストがかかることなどが理由であ
った。つまり、モノクロに対しては電子集版システムの
コストパフォーマンスが悪かったからである。
一方、本発明によれば、コストパフォーマンスを悪化さ
せていたレイアウト部分に要する計算処理が不要となり
、モノクロに対する電子集版システムのコストパフォー
マンスを大幅に改善できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電荷保持媒体を用いた電圧印加露光方式を説明
するための図、第2図はカラー画像記録方法を説明する
ための図、第3図は静電潜像読み取り方法を説明するた
めの図、第4図は色分解光学系の構成を示す図、第5図
はカラー静電潜像の形成を説明するための図、第6図は
微細カラーフィルタの例を示す図、第7図は微細カラー
フィルタとフレネルレンズを組み合わせた例を示す図、
第8図はNDフィルタとR,G、  Bフィルタの併用
による3面分割を示す図、第9図は本発明に係る電荷保
持媒体を用いた集版ンステムにおける原稿画像の露光を
説明するための図、第10図はR2G、  Bの静1!
潜像を別個の電荷保持媒体に形成する場合の例を示す図
、第11図はR,G、  Hの静電潜像を一つの電荷保
持媒体に形成する場合の例を示す図、第12図は画像デ
ータの処理工程の例を示す図、第13図は網点処理を説
明するための図、第14図は網点形成方法を説明するた
めの図である。 1・・・電荷保持媒体、1a・・・絶縁層、1b・・・
電荷保持媒体電極、1c・・・絶縁層支持体、2・・・
感光体、2a・・・光導7I!層支持体、2b・・・感
光体電極、2c・・・先導m層。 第2 因(a) ム 1tJ荷株痔昧本 第2 図(b) α〜4 1ヘーEヨヨヨ 第1図 (Q> (C) <J) 3図(0) 3図(ら) 第3rJli(c) 第3図(e) 18 第3図(f) 8 第3図(i) 第3図(9) 第4図 7 第6図 第 7図 第10図 第11図 (a) 白 第8図 第9図 第12図 第13図 (1)) (C) 500ムのM8.セ、 県、 第14図 (1)) (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体と電荷保持媒体とを対向させて配置し、且
    つ前記感光体と前記電荷保持媒体との間に所定の電圧を
    印加した状態で前記感光体側から印刷原稿の画像を所定
    の倍率および方向で所定の位置に露光することによって
    、前記電荷保持媒体上に前記印刷原稿の画像の静電潜像
    を形成し、前記静電潜像の電荷を読み取りセンサによっ
    て読み取ることを特徴とする電荷保持媒体を用いた集版
    システム。
JP29916889A 1989-09-21 1989-11-17 電荷保持媒体を用いた集版システム Pending JPH03158867A (ja)

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JP29916889A JPH03158867A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 電荷保持媒体を用いた集版システム
PCT/JP1990/001198 WO1991004518A1 (en) 1989-09-21 1990-09-19 Printing press using charge retaining medium, its manufacturing method and stripping system using charge retaining medium
EP19900913869 EP0444211A4 (en) 1989-09-21 1990-09-19 Printing press using charge retaining medium, its manufacturing method and stripping system using charge retaining medium
US08/101,962 US5414496A (en) 1989-09-21 1993-08-04 Method for manufacturing a printing plate using a charge carrier medium and method for page make-up using a charge carrier medium
US08/375,392 US5519469A (en) 1989-09-21 1995-01-18 Printing plate using a charge carrier medium

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5903296A (en) * 1993-04-26 1999-05-11 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Photoelectric sensor, information recording system and information recording and reproducing method

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