JPH03158042A - データ伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ＣＡＴＶ　（Ｃａｂｌｅ　　Ｔｅ１ｅｖｉ
ｓｉｏｎ）システムにおけるデータ伝送方式の改良に間
するものである。

［従来の技術］ ＣＡＴＶシステムは、ＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）
、［ＴＶ（工業用テレビジョン）、あるいは商用放送の
受信信号等のビデオ信号を、送信側から周波数分割多重
方式により伝送路（同軸ケーブル）を通して端末（チュ
ーナ及びビデオモニタ）側に伝送するものである。

近年、ＣＡＴＶシステムにおいては、情報の多様化を図
るためにビデオ信号（ＮＴＳＣ方式の動画信号）の他に
、コンピュータで作成した文字画面情報を文字コードの
まま端末側に伝送し、端末側のモニタにＲＧＢ信号とし
て表示することが行われている。このような文字画面情
報は、使用周波数帯域中の適当な周波数帯域を割り当て
てＦＳＫ変調あるいはＰ　Ｓ　Ｋ変調されて端末側に伝
送されるが、周波数帯域の節約のため、一つの周波数帯
域の中で多数の文字画面情報をシリアルに伝送すること
が一般的である。

第１図は従来のＣＡＴＶシステムにおけるデータ伝送方
式の概略構成を示すブロック図である。

図において、ｌａ〜ＩｎはＶＴＲ，ＩＴＶ、　　あるい
は商用放送の受信信号等のビデオ信号に対するビデオソ
ース、２ａ〜２ｎはビデオ変調器であり、このビデオ変
ＩＩ　Ｎ　２　ａ　〜２　ｎには各々ｒ１．ｆ２ｐ・・
・　ｆｏで示すキャリア周波数が割り当てられており、
それぞれがビデオ信号の受信チャンネルに対応している
。３はコンピュータであり、このコンピュータ３で作成
された文字画面情報はアダプタ４を介してＦＳＸ変調器
５（キャリア周波数ｆｄ）てＦ　Ｓ　Ｋ変調され、上記
ビデオ信号と共に伝送路１４に送出される。ビデオ変調
器２ａ〜２ｎ。

ＦＳＫ変調器５より送出されたビデオ信号及び文字画面
情報は、途中の伝送路１４における減衰を補うため、中
継増幅器６て増幅され端末側のチューナ７３〜７　ｍに
入力される。端末側で受信したビデオ信号及び文字画面
情報はチューナ７ａ〜７ｍで復調され、このチューナ７
ａ〜７ｍのオペレータにより選択されたチャンネルがモ
ニタ８ａ〜８ｍに表示される。

第４図は従来のＣＡＴＶシステムにおける文字画面情報
の伝送態様を示す説明図、第５図は従来のＣＡＴＶシス
テムにおけるアダプタの回路構成を示すブロック図であ
る。

次に、従来のＣＡＴＶシステムにおける文字画面情報の
伝送Ｃごついて説明する。第４図は文字画画情報がシリ
アルに伝送される様子を示している。

第４図に示すＤ１〜Ｄｉは各々の１画面分の情報を意味
している。１画面分の情報は画面ＩＤ、　　コード、属
性を表わすデータから構成されており、例えば文字画面
が半角文字で８０桁×２０行であれば、コードは１６０
０バイト、属性は１文字ごとに１バイトで定義すれば、
１６００バイトの情報量となる。第４図は、このような
構成の文字画面情報が１画面分を１サイクルとしてサイ
クリックに伝送されていることを示している。端末側で
はオペレータが指定した画面番号に一致した画面！Ｄの
文字画面情報を、チューナ７ａ〜７ｍを介して取り込み
モニタ８ａ〜８ｍに表示する。常時、情報をサイクリッ
クに伝送するには、情報の伝送が一方向のいわゆる放送
形式であり、端末側では送信側とは無関係に情報の取り
込みを行うためである。

次に、第５図を参照してアダプタ４の動作について説明
する。アダプタ４は、コンピュータ３の負荷を軽減する
ために設けたものであり、コンピュータ３より送出され
た文字画面情報を、アダプタ４内部のバッファメモリ１
０上に蓄積し、一定周期でサイクリックに送出する働き
をする。コンピュータ３は、文字画面情報に更新が生じ
た時のみアダプタ４に該当の情報を与える。このように
して、コンピュータ３は端末側に対する情報の送出制御
に係る必要がなくなり負荷が軽減される。

第５図において、コンピュータ３からの情報は人力イン
タフェース９を介してアダプタ４内部のバッファメモリ
１０上に取り込まれる。バッファメモリ１０に蓄積され
たデータは、データ送出制御部１１により順次に取り出
され、出力インタフェース１２を介してＦＳＫ変調器５
に送出される。

上述のように情報に更新が生じた時に、コンピュータ３
からはデータが与えられるが、初期画面として全画面が
与えられる必要がある。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来のＣＡＴＶシステムにおけるデータ伝送方式は
以上のように構成されているので、コンピュータ３より
送出された文字画面情報に更新が生じた場合にも、情報
を送出する送出順序が固定されているために、更新され
た情報が端末側に到達するまでには相当に時間がかかり
、その結果、更新された情報をモニタ８ａ〜８ｍに表示
するために大なる遅延時間が生じるという欠点があり、
さらにこのことは文字画面の数が多くなればなる程顕著
になるという問題点があった。例えば、一画面の伝送に
１００　ｍ　ｓＯ時間がかかり、画面数が１００画面あ
るとすれば、１００（ｍｓ）Ｘｉｏｌｏｏ（（Ｓ）の時
間がかかることになる。

ところで、このような問題点を解決する手段として、例
えは特開昭６２−１５７４８８号公報のｒ文字多重放送
の文字画面表示方式」に開示されているように、端末側
において、受信した文字画面を最新のものに変更しつつ
データ格納メモリに格納すると共に、指定された文字画
面のうちこのデータ格納メモリ内に存在するものを、こ
のデータ格納メモリから読み出して表示する手段が提案
されている。このような手段によれば、更新された情報
が表示されるまでの表示遅延時間を短縮することができ
る。

しかるに、上記公報に開示された技術においては、更新
された情報が表示されるまでの表示遅延時間を短縮する
手段を端末側にて構築しているものであり、そのために
、各端末側にはデータ抜取り回路、ラインバッファ、デ
ータ格納ＲＡＭ等が必要となり、回路構成が複雑になる
という問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、送信側での情報の更新が最小の遅延時間で行
われると共に、各端末側の回路構成を簡略化できるＣＡ
ＴＶシステムにおけるデータ伝送方式を得ることを目的
とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るデータ伝送方式は、送信側に、複数の情
報を蓄積する手段、及びこの複数の情報をあらかじめ定
められた順序で送出する手段を設ける以外に、上記情報
に更新があった場合に、情報の送出順序を固定化せずに
定められた送出順序を変更し、更新のあった情報を優先
して送出する手段を設けたものである。

［作用］ この発明におけるデータ伝送方式は、送信側にて、複数
の情報の送出順序を固定化することなく、情報に更新が
あった場合に、更新のあった情報を優先的に送出するよ
うにしており、これにより、ＣＡＴＶシステムにおける
データ伝送を高速化することができると共に、各端末側
の回路構成を簡略化することができる。

［実施例］ 第１図はこの発明の実施例であるＣＡＴＶシステムにお
けるデータ伝送方式の概略構成を示すブロック図である
。第１図に示すこの発明の実施例であるＣＡＴＶシステ
ムにおけるデータ伝送方式の概略構成は、アダプタの回
路構成以外は、上記従来例のものと同じであるので、同
一部分は同一符号をもって表示してあり、その詳細な説
明は省略する。第１図において、４ａはこの発明の実施
例によって設けたアダプタである。

第２図はこの発明の実施例であるＣＡＴＶシステムにお
ける文字画面情報の伝送態様を示す説明図、第３図はこ
の発明の実施例であるＣＡＴＶシステムにおけるアダプ
タの回路構成を示すブロック図である。

次に、この発明の実施例であるＣＡＴＶシステムにおけ
る文字画面情報の伝送について説明する。

第２図は上記第４図に相当する図であり、同じく文字画
面情報がシリアルに伝送される様子を示している。第２
図に示すものは、前のサイクルの情報が送出され、次の
サイクルの１画面分の情報である画面Ｄ１が送出された
直後に、画面Ｄｉが更新された時に、画面Ｄ１の直後に
画面Ｄ１を送出することを示している。

次に、第３図を参照してアダプタ４ａの動作について説
明する。コンピュータ３より送出された文字画面情報は
、入力インタフェース９を介してアダプタ４ａ内部のバ
ッファメモリ１０に蓄積される。１３はこの発明により
新たに設けたスイッチであり、このスイッチ１３は、文
字画面情報に更新がない時に、バッファメモリ１ｏに蓄
積されたデータを順番に送出するようにバッファメモリ
ｌＯ！１に切り換え接続されている。

コンピュータ３よりアダプタ４ａに更新された文字画面
情報が与えられた時は、これをデータ送出制御部１１が
検出して、バッファメモリｌｏからのデータの取り出し
を中断し、スイッチ１３を人力インタフェース９側に切
り換え接続して更新された文字画面情報を送出する。同
時に、更新された文字画面情報はバッファメモリｌｏ内
の該当エリアに蓄積される。また、更新された文字画面
情報の判定は、単純にコンピュータ３から情報が与えら
れたことによって行えば良い。

このようにして、端末側にてオペレータが見ている文字
画面に更新が生じた時に、その更新されたデータが直ち
に端末側まで伝送されて来るので、データの伝送速度が
より一層向上する。また、更新されたデータを各端末側
に優先的に送出する手段は、送信側にて構築されている
ので、各端末側の回路構成を簡略化することができる。

なお、上記実施例では、コンピュータ３からの更新され
た情報は１画面分与えられるものとして説明しているが
、実際に更新された部分の情報のみをアダプタ４ａに伝
送し、このアダプタ４ａにてバッファメモリｌＯに蓄積
されている該当の情報を修正してから送出するようにし
ても良い。このような動作は、コンピュータ３からアダ
プタ４ａに与えられる情報の一つに部分更新情報を定義
しておき、この部分更新情報をアダプタ４ａ内で識別し
て、バッファメモリ１０を書き換えることで容易に実現
することができる。

また、上記実施例では、コンピュータ３から送出される
情報をすべて文字画面情報として説明しているが、これ
らの情報は文字画面情報に限定されず、例えば端末側に
対して特定の動作を指示する制御情報であフても良い。

［発明の効果］ 以上のように、この発明のデータ伝送方式によれば、送
信例に、複数の情報を蓄積する手段、及ψ び０の複数２報をあらかじめ定められた順序で送出する
手段を設ける以外に、上記情報に更新があった場合に、
情報の送出順序を固定化せずに定められた送出順序を変
更し、更新のあった情報を優先して送出する手段を設け
た構成としたので、ＣＡＴＶシステムにおけるデータ伝
送を高速化することができると共に、各端末側の回路構
成を簡略化することができ−るなどの優れた効果を奏す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例及び従来のＣＡＴＶシステム
におけるデータ伝送方式の概略構成を示すブロック図、
第２図はこの発明の実施例であるＣＡＴＶシステムにお
ける文字画面情報の伝送態様を示す説明図、第３図はこ
の発明の実施例であるＣＡＴＶシステムにおけるアダプ
タの回路構成を示すブロック図、第４図は従来のＣＡＴ
Ｖシステムにおける文字画面情報の伝送態様を示す説明
図、第５図は従来のＣＡＴＶシステムにおけるアダプタ
の回路構成を示すブロック図である。 図において、１ａ−Ｉｎ・・・ビデオソース、２ａ〜２
ｎ・・・ビデオ変調器、３・・・コンピュータ、４゜４
ａ・・・アダプタ、５・・・ＦＳＫ変調器、６・・・中
継増幅器、７ａ〜７ｍ・・・チューナ、８ａ〜８ｍ・・
・モニタ、９・・・人力インタフェース、１０・・・バ
ッファメモリ、１１・・・データ送出制御部、１２・・
・出力インタフェース、１３・・・スイッチ、１４・・
・伝送路　である。 なお、図中、同一符号は同一　又は相当部分を示す。 代　　理　　人 大岩増雄 手 続 補 正 書 （自発） ２、発明の名称 ア タ 伝 送 方 式 ３、補正をする者 代表者 志 岐 守 哉 ４、代 理 人 補正の対象 明細書の 「発明の詳細な説明」 の欄 補正の内容 （１）明細書第４頁第１ ５行目の 「伝送するには、 」 を、 「伝送するのは、 」 と補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の信号を、送信側から伝送路を通して端末側に伝送
   するデータ伝送方式において、送信側に、複数の情報を
   蓄積する手段と、この複数の情報をあらかじめ定められ
   た順序で送出する手段と、上記情報に更新が生じた時に
   、定められた送出順序を変更し、更新の生じた情報を優
   先して送出する手段とを備えたことを特徴とするデータ
   伝送方式。