JPH11275484A - 画像表示装置及び方法、並びに、画像送信装置及び方法 - Google Patents

画像表示装置及び方法、並びに、画像送信装置及び方法

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JPH11275484A
JPH11275484A JP7070598A JP7070598A JPH11275484A JP H11275484 A JPH11275484 A JP H11275484A JP 7070598 A JP7070598 A JP 7070598A JP 7070598 A JP7070598 A JP 7070598A JP H11275484 A JPH11275484 A JP H11275484A
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data
frame
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drawn
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JP7070598A
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Yosuke Kimoto
陽介 木本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送された動画像信号を受信して画像データ
及びプログラムデータを効率的に表示する画像表示装置
等を提供する。 【解決手段】 画像表示装置1には、画像データ又はプ
ログラムデータである1以上の画像パーツからフレーム
が構成される動画像信号が供給される。キャプチャモジ
ュール5は、この信号をフレーム単位で格納する。ビデ
オプロセッサ8は、各画像パーツのフレーム上の位置と
サイズとを示した画像構成情報に基づき、キャプチャモ
ジュール5から各画像パーツを切り出す。切り出したプ
ログラムデータは、システム処理部4によりデータ処理
される。ビデオプロセッサ8は、切り出した画像データ
をキャプチャモジュール5からフレームバッファ6にそ
のまま転送し、この転送した画像データとデータ処理し
て得られる表示データとをフレームバッファ6上に描画
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
や衛星放送等により送信された動画像信号を受信して、
その動画像信号を表示する画像表示装置及び方法、並び
に、テレビジョン放送や衛星放送等により動画像信号を
送信する画像送信装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビジョン放送や衛星放送
等を用いて、動画像信号の配信が行われている。また、
近年のテレビジョン放送等では、例えば動画像信号の垂
直帰線期間やサブキャリア等にコンピュータにより処理
がされるプログラムデータを挿入して、画像データとと
もに付加情報を配信するといったいわゆるインターキャ
ストやビットキャストと呼ばれるデータ放送も行われて
いる。
【0003】このようなプログラムデータが含まれた動
画像信号を受信する従来の受信装置では、画像データを
表示するとともに、このプログラムデータのデコード等
をすることにより、EPG(Electornic Program Guid
e)と呼ばれる電子番組ガイドをユーザに対してインタ
ラクティブに提供したり、番組上に文字データ等を挿入
してニュース情報等をユーザに対してインタラクティブ
に提供している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の受信装置では、プログラムデータのデコード等を
行って得られる表示データと、画像データとをともに表
示するため、以下のような処理が行われる。
【0005】すなわち、従来の受信装置では、動画像信
号を受信した後に、この動画像信号を全てハードディス
ク等の大容量のデータ蓄積媒体に格納する。この受信装
置では、動画像信号に含まれるプログラムデータを、こ
のデータ蓄積媒体から一旦CPU(Central Processing
Unit)等のデータ処理部に転送する。このデータ処理
部では、プログラムデータのデコード等を行い、このこ
とにより得られる表示データを再度データ蓄積媒体に転
送する。そして、この受信装置では、この表示データが
全てデータ蓄積媒体に格納された後に、画像データとと
もにこの表示データをフレームバッファに転送して、動
画像信号を表示する。
【0006】以上のように、従来の受信装置では、表示
する全ての動画像信号を、一旦大容量のデータ蓄積媒体
に格納しなくてはならないため、受信した動画像信号を
すぐに表示することができず、多くの時間を費やしてい
た。また、従来の受信装置では、動画像信号を取り扱う
ため、受信した動画像信号を一旦蓄積するデータ蓄積媒
体に、多くの蓄積領域を必要としていた。
【0007】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、放送された動画像信号を受信して画像デ
ータ及びプログラムデータを効率的に表示する画像表示
装置及び方法、並びに、画像データ及びプログラムデー
タを効率的に表示することができる動画像信号を送信す
る画像送信装置及び方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る画像表示装置は、画像データ又はプ
ログラムデータである1以上の画像パーツからフレーム
が構成される動画像信号を受信する受信手段と、受信し
た上記動画像信号をフレーム単位で順次格納する格納手
段と、各画像パーツのフレーム上の位置と各画像パーツ
のサイズとを示した画像構成情報に基づき、上記格納手
段に格納したフレームから各画像パーツを切り出す切出
手段と、上記切出手段が切り出した画像パーツのうち、
プログラムデータのデータ処理を行うデータ処理手段
と、上記切出手段が切り出した画像パーツのうち画像デ
ータをフレーム上の所定の位置に所定のサイズで描画す
るとともに、上記データ処理手段がプログラムデータを
データ処理したことにより得られる表示データをフレー
ム上の所定の位置に所定のサイズで描画する描画手段
と、上記画像データと上記表示データとが各フレームに
描画された動画像信号を表示する表示手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】この画像表示装置では、1以上の画像パー
ツから構成される動画像信号をフレーム単位で格納し、
格納したフレームから各画像パーツを切り出し、切り出
した上記画像パーツのうち、プログラムデータのデータ
処理を行い、画像データと表示データとをフレーム上に
描画する。
【0010】また、本発明に係る画像表示方法は、画像
データ又はプログラムデータである1以上の画像パーツ
からフレームが構成される動画像信号を受信し、受信し
た上記動画像信号をフレーム単位で順次格納し、各画像
パーツのフレーム上の位置と各画像パーツのサイズとを
示した画像構成情報に基づき、格納したフレームから各
画像パーツを切り出し、切り出した上記画像パーツのう
ち、プログラムデータのデータ処理を行い、切り出した
画像パーツのうち画像データをフレーム上の所定の位置
に所定のサイズで描画するとともに、プログラムデータ
をデータ処理したことにより得られる表示データをフレ
ーム上の所定の位置に所定のサイズで描画し、上記画像
データと上記表示データとが各フレームに描画された動
画像信号を表示することを特徴とする。
【0011】この画像表示方法では、1以上の画像パー
ツから構成される動画像信号をフレーム単位で格納し、
格納したフレームから各画像パーツを切り出し、切り出
した上記画像パーツのうち、プログラムデータのデータ
処理を行い、画像データと表示データとをフレーム上に
描画する。
【0012】また、本発明に係る画像送信装置は、画像
データ又はプログラムデータである1以上の画像パーツ
からフレームが構成される動画像信号を生成する動画像
信号生成手段と、生成した上記動画像信号を送信する送
信手段とを備えることを特徴とする。
【0013】この画像送信装置では、画像データ又はプ
ログラムデータである1以上の画像パーツからフレーム
が構成される動画像信号を送信する。
【0014】また、本発明に係る画像送信方法は、画像
データ又はプログラムデータである1以上の画像パーツ
からフレームが構成される動画像信号を生成し、生成し
た上記動画像信号を送信することを特徴とする。
【0015】この画像送信方法では、画像データ又はプ
ログラムデータである1以上の画像パーツからフレーム
が構成される動画像信号を送信する。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、本発明を適用した実施の形
態の画像表示装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0017】図1に示すように、この本発明を適用した
実施の形態の画像表示装置1は、放送受信モジュール2
と、表示処理部3と、システム処理部4とを備えてい
る。また、この表示処理部3は、キャプチャモジュール
5と、フレームバッファ6と、表示モジュール7と、ビ
デオプロセッサ8とを備えている。
【0018】まず、この画像表示装置1が、テレビジョ
ン放送として受信する動画像信号について説明する。
【0019】テレビジョン放送においては、放送局側で
予め撮影された動画像信号が、地上の基地局や衛星を介
して、各家庭のユーザに対して放送波として送信され
る。この動画像信号は、例えば1/30秒或いは1/2
5秒で更新される複数のフレームから構成されている。
各フレームは、VSyncと呼ばれる同期信号の発生タ
イミングに基づき更新される。画像表示装置1は、表示
するフレームを、このVSyncに基づき更新して、ユ
ーザに動画像を提供する。
【0020】また、この動画像信号の各フレームは、1
つ以上の画像パーツから構成されている。
【0021】この画像パーツは、画像データ、或いは、
プログラムデータからなるものである。この画像パーツ
は、1つのフレームの全体をいくつかの領域に分割する
ことにより生成される。すなわち、フレームを分割した
各領域に、上記画像データ、或いは、上記プログラムデ
ータを格納することによって、1つ以上の画像パーツか
ら構成されるフレームが形成される。
【0022】プログラムデータは、例えば、表示処理や
データ処理等を行うための制御データ,これら制御デー
タや画像データ等を指し示す記述子,文字情報等を生成
する為のテキストデータ,アニメーション画像を生成す
る為のデータ,静止画像を生成する為のデータ,画面上
に表示されるポインタ等を生成する為のカーソルデー
タ,画面上に表示されるウインドウ等を表示する為のデ
ータ等である。このようなプログラムデータは、画像デ
ータの付加情報として、例えば、従来Vブランキング期
間やサブキャリア等に含まれていたデータであり、シス
テム処理部4によりデコード処理等のデータ処理がされ
るものである。
【0023】このような画像パーツは、例えば、1つの
フレームの表示領域全体を複数の任意の矩形領域で区切
った各領域に、画像データ或いはプログラムデータが格
納された状態で、この画像表示装置1に供給される。
【0024】以下具体的に、この画像表示装置1が受信
するテレビジョン放送として放送される動画像信号を説
明する。
【0025】電子番組ガイドとして提供されるEPG
(Electonic Program Guide)を表示する為に送信され
る動画像信号を図2に示す。EPGは、多チャンネルの
テレビジョン放送において、ユーザが複数の番組から所
望の番組を選択する為の番組である。EPGを画像表示
装置1により表示したEPG画面には、多チャンネル放
送で提供する番組メニューや、個々の番組の内容に関す
る情報等が示される。ユーザは、EPG画面上に示され
ている番組メニュー等を、リモートコントローラ等を用
いて選択することにより、各チャンネルの放送予定や番
組の放送内容の確認、所望のチャンネルの選択等をイン
タラクティブに行うことができる。
【0026】この図2に示すように、放送される動画像
信号は、VSync(t0,t1,t2・・・)に基づき
更新される複数のフレーム(F0,F1,F2・・・)か
ら構成されている。各フレーム(F0,F1,F2・・
・)は、例えば、フレーム全体を任意の矩形領域で分割
した複数の画像パーツV1〜V6から構成されている。
【0027】画像パーツV1は、EPG画面で選択され
ているチャンネルで現在放送されている番組を表示する
為の画像データであり、例えば、スポーツ番組を表示す
ることができる。画像パーツV2は、EPG画面で所定
のチャンネルが選択されている最中であることを示すア
ニメーション画像を表示する為のプログラムデータであ
る。この画像パーツV2は、例えば、所定のチャンネル
が選択されてれば回転し、選択されていなければ静止す
る星型のアニメーション画像を表示することができる。
画像パーツV3は、EPG画面中に表示される広告の画
像データである。画像パーツV4は、各チャンネルで提
供される番組メニューを表示する為のテキストデータ等
からなるプログラムデータである。この画像パーツV4
では、例えば、番組メニューとして表示されているテキ
ストデータのうち、いずれか1つのチャンネルをユーザ
が選択することにより、その選択したチャンネルで現在
放送されている番組を画像パーツV1に表示させること
ができる。画像パーツV5は、EPG画面で現在選択さ
れているチャンネルの番組の説明情報を表示するための
テキストデータ等からなるプログラムデータであり、例
えば、画像パーツV2に表示されているスポーツ番組の
説明を表示することができる。画像パーツV6は、EP
G画面の背景画像となる静止画像データである。この画
像パーツV6は、いわゆるテクスチャの画像データであ
る。
【0028】各画像パーツV1〜V6は、各フレーム
(F0,F1,F2・・・)の更新とともに、そのデータ
の内容が変化して、時間的に奥行きのあるすなわち動画
像として表示される。
【0029】以上、この図2に示したように、この画像
表示装置1が受信するテレビジョン放送として放送され
る動画像信号の各フレームは、1以上の画像パーツから
構成されている。
【0030】また、この画像表示装置1が受信するテレ
ビジョン放送として放送される動画像信号には、各画像
パーツの画像構成情報が含まれている。
【0031】この画像構成情報には、図3(a)に示す
ように、データID、データタイプ、転送先アドレス、
転送元アドレス、データサイズ、並びに、アルファ値等
を示す拡張データが示されている。この画像構成情報
は、各画像パーツ毎に設けられている。
【0032】データIDは、その画像パーツのIDを示
しており、例えば動画像信号が放送局で作成された際に
画像パーツ毎に付けられる。データタイプは、その画像
パーツが、画像データであるか、或いは、プログラムデ
ータであるかを示している。転送先アドレスは、その画
像パーツが画像データであれば、この画像データが表示
されるフレーム上の位置を示し、その画像パーツがプロ
グラムデータであれば、このプログラムデータをデータ
処理した結果得られる画像データである表示データが表
示されるフレーム上の位置を示している。転送元アドレ
スは、放送された際に動画像信号に設定されているその
画像パーツのフレーム上の位置を示している。データサ
イズは、その画像パーツのサイズを示している。アルフ
ァ値は、その画像データが表示されたときの濃さを示し
ている。また、拡張データは、画像パーツによって画像
処理をするためやデータ処理をするために他に必要な情
報がある場合、その必要な情報を任意に定義するための
データである。ここでは、アルファ値及び拡張データを
格納するエリアを、拡張エリアとしている。
【0033】なお、この画像表示装置1では、上記転送
元アドレスに基づき各画像パーツを切り出しを行い、ま
た、上記転送先アドレスに基づき各画像パーツの描画を
行うが、その処理の説明の詳細は後述する。また、デー
タサイズは、放送された際に動画像信号に設定されてい
る画像パーツのサイズと、表示する際の画像パーツのサ
イズとが同一であるので、エリアを共用して用いている
が、それらが異なる場合には、転送元のデータサイズと
いう項目と、転送先のデータサイズという項目をこの画
像構成情報に設ける。
【0034】また、この画像表示装置1が受信するテレ
ビジョン放送として放送される動画像信号には、各フレ
ームを構成する画像パーツの描画順序を示した画像順序
情報が含まれている。
【0035】画像順序情報には、図3(b)に示すよう
に、プログラムIDと、フレームカウンタと、描画順序
情報が示されている。
【0036】プログラムID及びフレームカウンタは、
この画像順序情報と、この画像順序情報により各画像パ
ーツの描画順序が決定されるフレームとの同期をとるた
めの情報である。描画順序情報は、フレームを構成する
複数の画像パーツの互いの描画順序を定めた情報であ
る。この描画順序情報には、例えば、上述した各画像パ
ーツの画像構成情報がリスト形式で記述されることによ
り、各画像構成情報が示す画像パーツの描画順序が定め
られている。
【0037】ここで、各画像パーツの描画順序を示した
画像順序情報が、放送される動画像信号に含まれている
のは、以下の理由によるものである。
【0038】フレームを構成する各画像パーツのデータ
サイズは、フレームの表示エリアより大きいものでなけ
れば任意の大きさとしてよい。例えば、上記図2で示し
た動画像信号のEPG画面であれば、画像表示装置1に
より、背景画像である画像パーツV6のデータサイズ
を、フレームの表示エリアと同一にして描画される。こ
の場合、図4に示すように、まず、この背景画像である
画像パーツV6を描画し、その後に、各画像パーツV1
〜V5を上書きするかたちで描画しなければならない。
このように描画順序を定めることにより、必要な画像パ
ーツが他の画像パーツにより上書きされることを回避す
ることができ、ユーザに必要な情報を表示することがで
きる。
【0039】以上のように、テレビジョン放送として受
信する動画像信号は、フレームが1以上の画像パーツか
ら構成されており、さらに、この画像パーツの画像構成
情報及び画像順序情報が含まれている。
【0040】なお、動画像信号は、時間軸上に並べられ
た複数のフレームから構成されているが、画像パーツの
内容は、時間軸上に並べられた全てのフレームで同一と
する必要はなく、所定時間毎或いは任意の時間毎に、そ
の数,各画像パーツの内容,各画像パーツのデータサイ
ズ等が更新されるものであってよい。その場合には、画
像構成情報及び画像順序情報もともなって更新される。
【0041】また、画像構成情報及び画像順序情報は、
放送される動画像信号に常に含まれていなくても良く、
例えば、内容が更新された場合のみに画像表示装置1に
より受信するようにしてもよいし、また、画像表示装置
1が予めこれらの情報を内部メモリにプリセットしてお
いてもよい。
【0042】つぎに、この実施の形態の画像表示装置1
の処理内容について説明する。
【0043】放送受信モジュール2には、上述した動画
像信号,画像構成情報,画像順序情報が含まれる放送波
が供給される。この放送受信モジュール2は、放送波を
所定の映像方式の動画像信号に変換し、表示処理部3の
キャプチャモジュール5に転送する。また、放送受信モ
ジュール2は、放送波から画像構成情報及び画像順序情
報を検出して、これらをシステム処理部4に転送する。
【0044】キャプチャモジュール5は、放送受信モジ
ュール2から転送される動画像信号をデジタルデータに
変換し、フレーム単位でこの動画像信号を一時格納す
る。このキャプチャモジュール5は、例えば、いわゆる
ビデオメモリにより構成され、供給された動画像信号を
そのままのデータ形式で格納するキャプチャリング処理
を行う。そのため、画像表示装置1では、例えば、放送
受信モジュール2からCPU等に接続されたメインメモ
リへこの動画像信号を転送する場合と比較して、放送受
信モジュール2からキャプチャモジュール5への転送時
間を短くすることができる。
【0045】このキャプチャモジュール5は、1フレー
ム分以上の画像が格納できるだけの格納容量を有してい
る。例えば、1フレームが640×480画素で構成さ
れ、各画素が約6万色(2バイト)を表しているとする
と、キャプチャモジュール5は、少なくとも約614K
バイトの容量を有している。
【0046】システム制御部4には、画像構成情報及び
画像順序情報が転送される。このシステム処理部4は、
内部メモリに格納している描画プログラムに基づき動作
し、ビデオプロセッサ8に対して画像処理の実行命令を
与える。また、システム処理部4は、この実行命令とと
もに、転送された画像構成情報及び描画順序情報をビデ
オプロセッサ8に与える。
【0047】なお、このシステム処理部4は、動画像信
号に付加されて放送される画像構成情報及び画像順序情
報を逐次受信して、必要に応じてその情報を更新してい
ってもよい。また、システム処理部4は、放送される動
画像信号とは別にユーザからの入力処理により画像構成
情報及び画像順序情報を取得してもよい。また、このシ
ステム処理部4は、全てのチャンネルの動画像信号の画
像構成情報及び画像順序情報を、例えばEPG等が提供
されるチャンネルの動画像信号として、一括して取得し
て、そのデータを格納しておいてもよい。
【0048】ビデオプロセッサ8は、システム処理部4
から与えられた実行命令に基づき、キャプチャモジュー
ル5に格納されている各画像パーツの切り出し処理を行
う。ビデオプロセッサ8は、この切り出し処理をフレー
ム単位で行う。
【0049】この切り出し処理は、以下のように行われ
る。
【0050】まず、システム処理部4は、画像構成情報
のデータタイプの情報に基づき、フレームを構成する各
画像パーツが、画像データか或いはプログラムデータか
を判断する。画像パーツがプログラムデータである場合
には、システム処理部4は、ビデオプロセッサ8に対し
て、そのプログラムデータの切り出し処理の実行命令
と、そのプログラムデータの画像構成情報の転送元アド
レス及びデータサイズの情報とを与える。実行命令が与
えられたビデオプロセッサ8は、そのプログラムデータ
の画像構成情報の転送元アドレス及びデータサイズの情
報に基づき、キャプチャモジュール5からそのプログラ
ムデータを切り出し、システム処理部4にそのプログラ
ムデータを転送する。また、ビデオプロセッサ8は、画
像パーツが、画像データである場合には、その画像デー
タの画像構成情報の転送元アドレス及びデータサイズの
情報に基づき、キャプチャモジュール5からその画像デ
ータを切り出し、フレームバッファ6にそのまま転送す
る。
【0051】このような切り出し処理により、画像パー
ツがキャプチャモジュール5から切り出される。
【0052】システム処理部4は、ビデオプロセッサ8
から切り出され転送されたプログラムデータのデコード
等のデータ処理を行う。システム処理部4は、プログラ
ムデータを処理した結果、所定の表示データを得た場合
には、その表示データをフレームバッファ6に転送す
る。
【0053】ビデオプロセッサ8は、システム処理部4
から与えられた実行命令に基づき、キャプチャモジュー
ル5から切り出した画像データとシステム処理部4から
転送された表示データとの描画処理を行う。ビデオプロ
セッサ8は、この描画処理を、VSync発生後の垂直
帰線期間内に、フレーム単位で行う。
【0054】この描画処理は、以下のように行われる。
【0055】ビデオプロセッサ8は、システム処理部4
から与えられた画像構成情報の転送先アドレス及びデー
タサイズの情報に基づき、フレームバッファ6上の所定
の位置に、画像データとプログラムデータを処理した結
果得られた表示データとを描画する。このとき、ビデオ
プロセッサ8は、システム処理部4から与えられる画像
順序情報に示された描画順序情報に従い、画像データと
表示データとを所定の順序でフレームバッファ6上に描
画していく。また、ビデオプロセッサ8は、例えば、描
画する画像パーツの画像構成情報に、アルファ値等の拡
張データが示されている場合には、その情報に従い画像
データと表示データとを描画する。
【0056】例えば、画像表示装置1が図2に示した動
画像信号を受信して、EPG画面の描画処理を行う場合
には、まず、ビデオプロセッサ8は、背景画像となる画
像データである画像パーツV6を描画する。続いて、ビ
デオプロセッサ8は、EPG画面で選択されているチャ
ンネルで現在放送されている番組を表示する画像データ
である画像パーツV1、このEPG画面で現在選択され
ているチャンネルの番組説明のテキストデータ等からな
るプログラムデータである画像パーツV5をデータ処理
した結果得られる表示データ、EPG画面の広告の画像
データである画像パーツV3、各チャンネルで提供され
る番組メニューを示すテキストデータ等からなるプログ
ラムデータである画像パーツV4をデータ処理した結果
得られる表示データ、星型のアニメーションを表示する
為のプログラムデータである画像パーツV2をデータ処
理した結果得られる表示データの順序で、これら画像デ
ータあるいは画像パーツを描画する。
【0057】このような描画処理により、各画像パーツ
がフレームバッファ6上に描画され、例えば、図5に示
すような新たなEPG画面が表示される。
【0058】なお、この描画処理では、切り出し処理に
より切り出した画像データやデータ処理をした結果得ら
れる表示データを、フレームバッファ6上に描画する処
理を行うが、ビデオプロセッサ8の機能に応じて、描画
する画像データや表示データのデータサイズの拡大や縮
小、アルファ値に基づく画像データや表示データの透明
度の設定等を行っても良い。また、ビデオプロセッサ8
は、このアルファ値を用いることにより、背景画像とな
る画像データ等を透明化することもできる。
【0059】以上のようなビデオプロセッサ8による画
像処理として行われる切り出し処理及び描画処理は、シ
ステム処理部4に格納されている画像順序情報及び画像
構成情報と描画プログラムとにより管理されるが、描画
するフレームと画像順序情報等との同期処理、及び、描
画プログラムと描画するフレームとの対応付けは、以下
のように行われる。
【0060】画像表示装置1が受信する動画像信号に
は、図6に示すように、各フレームのVブランキングエ
リア内に、フレームが更新する毎にカウントアップされ
るフレームカウンタが埋め込まれている。システム処理
部4は、画像処理が開始されると、その画像処理を行う
フレームのVブランキングエリア内に埋め込まれている
フレームカウンタと、画像順序情報に示されているフレ
ームカウンタとが一致しているかどうかを判断する。シ
ステム処理部4は、フレームカウンタが一致している場
合には、ビデオプロセッサ8に実行命令を与え、その画
像順序情報に示される描画順序に従い各画像パーツを描
画させる。システム処理部4は、フレームカウンタが一
致していない場合には、フレームカウンタが一致する画
像順序情報を、放送受信モジュール2から読み出す。そ
して、システム処理部4は、ビデオプロセッサ8に実行
命令を与え、その一致した画像順序情報に示されている
描画順序や画像構成情報に従い、各画像パーツの切り出
し処理や描画処理を行う。このように、画像表示装置1
では、フレームカウンタを用いることによって、時間と
ともに変化する画像順序情報及び画像構成情報と、描画
するフレームとの同期をとることができる。
【0061】また、画像表示装置1が受信する動画像信
号には、各フレームのVブランキングエリア内に、どの
描画プログラムを用いて画像処理をするのかを示すプロ
グラムIDが埋め込まれている。システム処理部4が例
えば複数の描画プログラムを有している場合、このシス
テム処理部4は、Vブランキングエリア内に埋め込まれ
ているプログラムIDに示されている描画プログラムを
用いて、ビデオプロセッサ8の制御を行う。このよう
に、システム処理部4では、プログラムIDを確認する
ことによって、描画プログラムと描画するフレームとの
対応付けを行うことができる。
【0062】このように、画像表示装置1では、フレー
ムカウンタとプログラムIDとを用いることによって、
放送される動画像信号に確実に対応することができ、例
えば、チャンネルの選択等が行われることによる急な動
画像信号の切り換えがあっても、即座に、描画処理を行
うことができる。
【0063】そして、表示モジュール7は、このように
フレームバッファ6上に描画されたフレームを、VSy
ncに同期させ、新たな動画像信号としてCRT等に出
力する。
【0064】以上のように、本発明の実施の形態の画像
表示装置1では、フレーム単位でキャプチャモジュール
5に格納した動画像信号に対して、切り出し処理及び描
画処理を行い、新たな動画像信号を表示する。このこと
によって画像表示装置1では、受信した動画像信号を格
納する大容量の格納媒体を必要とせず、また、画像デー
タを表示するまでに多くの時間を費やすことなく、効率
的に画像データ及びプログラムデータの処理を行うこと
ができる。
【0065】さらに、この画像表示装置1では、切り出
し処理及び描画処理等を行うビデオプロセッサ8と、プ
ログラムデータのデータ処理等を行うシステム処理部4
とが、互いに独立して処理を行っているので、例えば、
システム処理部4の処理が画像処理で占有されることが
なく、効率的に処理を行うことができる。
【0066】また、画像表示装置1では、放送された動
画像信号の各画像パーツのフレーム上の位置と、新たに
生成した動画像信号の各画像パーツのフレーム上の位置
とを、異なる位置にすることができるので、画面上に表
示するデザインを容易に変更することができる。
【0067】また、画像表示装置1では、送信された動
画像信号の画像パーツを、システム処理部4が予め格納
している他の画像パーツに変更して表示することができ
る。例えば、上述した図2に示す動画像信号が放送され
た場合、この画像表示装置1は、EPG画面で所定のチ
ャンネルが選択されている最中であることを示すアニメ
ーション画像を表示するためのプログラムデータである
画像パーツV2を受信するが、この画像パーツV2のプ
ログラムデータを、花丸のマークのアニメーション画像
を表示する為のプログラムデータに変更することもでき
る。このような場合、画像表示装置1は、花丸のアニメ
ーション画像を表示するためのプログラムデータを、予
めシステム処理部4の内部に設けられる少容量の記録媒
体に格納しておく。そして、画像表示装置1は、切り出
し処理がされてキャプチャモジュール5から転送された
上記画像パーツV2と入れ替えて、この花丸のアニメー
ション画像を表示するためのプログラムデータのデータ
処理して、表示データとしてフレームバッファ6に出力
すれば良い。従って、画像表示装置1では、フレーム全
体の画像をハードディスク等の記録媒体に格納すること
なく、画像パーツの入れ替えを行うことができる。
【0068】また、画像表示装置1では、所定のデコー
ド回路をキャプチャモジュール5の前段に設けることに
より、テレビジョン放送として放送される動画像信号の
みならず、例えば、圧縮された動画像信号であるMPE
Gストリームや、ソフトウェアデコード処理がされる動
画像信号等に対して、切り出し処理及び描画処理を行う
ことができる。
【0069】また、画像表示装置1では、画像データと
プログラムデータとをともに画像パーツとして扱うた
め、画像データとともにプログラムデータを同時に処理
することができる。そのため、画像表示装置1では、例
えば、番組の放送開始時には全くプログラムデータが存
在しなくても、その番組の展開に応じて必要なプログラ
ムデータを受信し、その番組の展開にリンクした表示制
御を行うことができる。また、画像表示装置1では、順
次画像パーツとして切り出したプログラムデータのデー
タ処理をすぐに行わず、所定時間の間システム処理部4
内のメモリやハードディスク等に格納しておいて、必要
に応じてそのプログラムデータに基づく処理を行っても
良い。このことにより、プログラムデータのデータの転
送や蓄積時間を効率的に利用することができる。
【0070】つぎに、上記画像表示装置1を適用したテ
レビジョン放送を受信する放送受信システムについて説
明する。なお、この放送受信システムを説明するにあた
り、画像表示装置1と同一の構成については図面中に同
一の符号を付け、その詳細な説明を省略する。
【0071】図7に示すように、放送受信システム10
は、放送波を受信するアンテナ11と、受信した放送波
を所定の映像方式の動画像信号に変換する放送受信モジ
ュール2と、画像の加工や表示を行う表示処理部3と、
ユーザからの入力,データの保存,描画プログラムの制
御,プログラムデータの処理等を行うシステム処理部4
と、CRT12と、スピーカ13とから構成される。
【0072】また、表示処理部3は、受信した動画像信
号をキャプチャしてデジタル画像化するキャプチャモジ
ュール5と、表示するデジタル画像を格納するフレーム
バッファ6と、デジタル画像と通常の動画像信号を混合
して表示する表示モジュール7と、画像処理を行うビデ
オプロセッサ8と、音声の出力制御を行う音声モジュー
ル14とから構成されている。ビデオプロセッサ8は、
キャプチャモジュール5,フレームバッファ6,表示モ
ジュール7,音声モジュール14とそれぞれバスB1を
介して接続され、データの送受信をする。
【0073】また、システム処理部4は、描画プログラ
ム等に基づきデータの演算や制御を行うCPU15と、
この装置の起動プログラムや描画プログラム等が格納さ
れるROM(Read Only Memory)モジュール16と、実
行中のデータや実行中の描画プログラム等を格納するR
AM(Random Access Memory)モジュール17と、デー
タ保存用のハードディスクドライブ(HDD)18と、
リモートコントローラ等によるユーザからの入力信号を
受信する外部入力モジュール19と、システムの時間を
管理する時間管理モジュール20と、放送受信モジュー
ル2からのデータを受信するデータ受信モジュール21
と、表示処理部3のフレームバッファ6とRAMモジュ
ール17とのデータ転送を直接行うDMA(Direct Mem
ory Access)モジュール22とから構成されている。C
PU15は、ROMモジュール16,RAMモジュール
17,HDD18,外部入力モジュール19,時間管理
モジュール20,データ受信モジュール21,DMAモ
ジュール22とそれぞれバスB2を介して接続され、デ
ータの送受信をすることができる。また、CPU15
は、放送受信モジュール2ともバスB2を介して接続さ
れ、データの送受信をする。
【0074】アンテナ11を介して受信された放送波
は、放送受信モジュール2に供給される。
【0075】放送受信モジュール2は、受信した放送波
を、所定の映像方式の動画像信号及び音声信号に変換す
る。この動画像信号は、キャプチャモジュール5及び表
示モジュール7に供給される。また、音声信号は、音声
モジュール14に供給され、スピーカ13により音声出
力される。
【0076】また、放送受信モジュール2は、放送波か
ら画像構成情報及び画像順序情報を検出し、これらをデ
ータ受信モジュール21を介して、RAMモジュール1
7やHDD18等に格納する。なお、受信した画像構成
情報及び画像順序情報は、例えば、表示するフレームに
同期させて用いられるため、その受信した時間帯によっ
ては不必要のものが存在する。そのため、放送受信モジ
ュール2は、時間管理モジュール20から発生される時
間情報に基づき、受信した画像構成情報及び画像順序情
報が必要であるか又は不必要であるかを判断して、選別
した情報をデータ受信モジュール21に供給する。
【0077】キャプチャモジュール5は、放送受信モジ
ュール2から供給される動画像信号を、デジタルデータ
に変換する機能を有する。このキャプチャモジュール5
に格納された画像データは、ビデオプロセッサ8の切り
出し処理に応じて、バスB1を介さず、専用線B3によ
り直接フレームバッファ6に転送される。このため、ビ
デオプロセッサ8が画像処理を行う場合、バスB1が大
量の画像情報により占有されない。このキャプチャモジ
ュール5からフレームバッファ6への画像データの転送
は、フレームの更新のタイミングと同一のタイミングで
行われる。例えば、1/30秒毎にフレームが更新され
るのであれば、このキャプチャモジュール5からフレー
ムバッファ6への転送も1/30秒毎に行われる。
【0078】なお、キャプチャモジュール5のキャプチ
ャリングのサイズ、すなわち、1フレームのデータの格
納容量は、プログラマブルに設定が可能である。例え
ば、ユーザが選択したキャプチャサイズが外部入力モジ
ュール19により受信されると、CPU15がその値を
バスB2を介してビデオプロセッサ8に転送する。ビデ
オプロセッサ8は、ユーザが選択したキャプチャサイズ
をバスB1を介してキャプチャモジュール5に転送し、
その設定を行う。
【0079】ビデオプロセッサ8は、CPU15が描画
プログラムを実行することにより与えられる制御命令に
基づき、画像パーツの切り出し処理及び描画処理を行
う。
【0080】ビデオプロセッサ8は、切り出した画像パ
ーツのうち、画像データを専用線B3を用いてキャプチ
ャモジュール5からフレームバッファ6に転送する。ま
た、切り出した画像パーツのうち、プログラムデータ
を、DMAモジュール22を介して、システム処理部4
のRAMモジュール17に供給する。
【0081】また、ビデオプロセッサ8は、CPU15
がプログラムデータを処理することによって得られる表
示データが、RAMモジュール17に格納されている場
合、DMAモジュール22を介してこの表示データを取
得し、フレームバッファ6に格納する。
【0082】表示モジュール7には、ビデオプロセッサ
8による描画処理に応じて、フレームバッファ6上に描
画された画像が専用線B4を介して転送される。この表
示モジュール7は、動画像データのVSyncのタイミ
ングに従って、放送受信モジュール2から供給される動
画像信号と、フレームバッファ6から転送される画像と
を混合し、新たな動画像信号としてCRT12に供給す
る。なお、この表示モジュール7には、ビデオプロセッ
サ8から混合値の設定命令が与えられる。表示モジュー
ル7は、その設定命令に基づき、放送受信モジュール2
から供給される動画像信号とフレームバッファ6から転
送される画像との混合の割合を変更する。表示モジュー
ル7は、例えば、ビデオプロセッサ8から与えられる混
合値が低い場合には、フレームバッファ6から転送され
る画像を薄く表示し、混合値が高い場合には、フレーム
バッファ6から転送される画像を濃く表示する。
【0083】音声モジュール14は、放送受信モジュー
ル2から転送される音声信号をスピーカ13に供給す
る。この音声モジュール14は、必要に応じて消音した
り、また、音声信号に特殊効果を与える機能を有する。
【0084】システム処理部4のCPU15は、動画像
信号のVSyncのタイミングで、ROMモジュール1
6或いはRAMモジュール17に格納している描画プロ
グラムを起動する。そして、CPU15は、この描画プ
ログラムに基づき、制御命令等をビデオプロセッサ8に
与える。また、CPU15は、ビデオプロセッサ8によ
り切り出し処理がされた画像パーツのうち、プログラム
データがRAMモジュール17に転送されると、このプ
ログラムデータのデコード処理等のデータ処理を行う。
CPU15は、プログラムデータのデコード処理等を行
った結果、表示データを得た場合には、この表示データ
をRAMモジュール17に格納する。そして、上述した
ように、この表示データをDMAモジュール22を介し
てフレームバッファ6上に転送する。
【0085】また、CPU15は、動画像信号のVSy
ncのタイミングで描画プログラムを起動する毎に、描
画するフレームと画像順序情報等との同期処理、及び、
描画プログラムと描画するフレームとの対応付けの確認
処理を行う。
【0086】このようなCPU15は、表示処理部3の
ビデオプロセッサ8と処理を独立して行うため、画像処
理そのものに処理が占有されることがない。また、CP
U15は、バスB1とバスB2の間に設けられたDMA
モジュール22を用いて、RAMモジュール17とフレ
ームバッファ6との間のデータの転送を行うため、デー
タ転送の高速化を図ることができ、また、演算能力をデ
ータの転送処理から開放することができる。
【0087】つぎに、以上のような構成の放送受信シス
テム10の処理内容を、図8及び図9に示すフローチャ
ートを用いて説明する。
【0088】まず、表示する動画像信号がVSyncに
よるフレームの更新期間、すなわち、垂直帰線期間に入
ると、ビデオプロセッサ8は、割り込みが発生したとし
て、バスB1を介してCPU15に割り込みを通知す
る。CPU15は、図8に示すように、この割り込みが
通知されると(ステップS1)、RAMモジュール17
に格納されている描画プログラムを起動する(ステップ
S2)。
【0089】続いて、描画プログラムが起動されたこと
により実行される画像処理は、以下のように行われる。
【0090】図9に示すように、描画プログラムが起動
されて画像処理が開始されると、CPU15は、動画像
信号の各フレームのVブランキングエリア内に埋め込ま
れているフレームカウンタと、画像順序情報とを、デー
タ受信モジュール21を介して呼び出す(ステップS1
1)。続いて、CPU15は、Vブランキングエリア内
に埋め込まれているフレームカウンタと、画像順序情報
に示されているフレームカウンタとが一致しているかど
うかを判断する(ステップS12)。一致していない場
合には、フレームカウンタが一致する画像順序情報を新
たに呼び出して、フレームカウンタの同期処理を行う
(ステップS13)。ステップS11及びステップS1
3でフレームカウンタが一致すると、CPU15は、そ
のフレームカウンタが一致した画像順序情報に示される
1以上の画像構成情報を、データ受信モジュール21を
介して呼び出す(ステップS14)。
【0091】続いて、CPU15は、画像構成情報のう
ち、画像順序情報の描画順序情報に示された最初の画像
構成情報に記述されるデータタイプの情報に基づき、そ
の画像構成情報に対応する画像パーツが画像データかプ
ログラムデータかを判断する(ステップS15)。
【0092】CPU15は、画像パーツがプログラムデ
ータである場合には、その画像パーツの画像構成情報を
ビデオプロセッサ8に与えるとともに、そのプログラム
データの切り出し処理命令,転送命令,及び描画処理を
ビデオプロセッサ8に与える(ステップS16)。
【0093】また、CPU15は、画像パーツが画像デ
ータである場合には、その画像パーツの画像構成情報を
ビデオプロセッサ8に与えるとともに、その画像データ
の切り出し処理命令及び描画処理命令を、ビデオプロセ
ッサ8に与える(ステップS17)。
【0094】上記ステップS16によりCPU15から
各命令が与えられたビデオプロセッサ8は、キャプチャ
モジュール5からそのプログラムデータの切り出し処理
を行い、切り出したプログラムデータを、DMAモジュ
ール22を介してCPU15に転送する。CPU15
は、この転送されたプログラムデータのデータ処理を行
い、その結果表示データを得た場合には、その表示デー
タをRAMモジュール17に格納する。そして、ビデオ
プロセッサ8は、RAMモジュール17に格納された表
示データを、DMAモジュール22を介してフレームバ
ッファ6上に転送し、描画処理を行う。
【0095】また、上記ステップS17によりCPU1
5から各命令が与えられたビデオプロセッサ8は、キャ
プチャモジュール5からその画像データの切り出し処理
を行い、切り出した画像データを、専用線B3を介して
フレームバッファ6に転送し、描画処理を行う。
【0096】続いて、CPU15は、画像順序情報の描
画順序情報に示された全ての画像構成情報について、処
理(ステップS15〜ステップS17までの処理)を行
ったかどうかを判断する(ステップS18)。全ての画
像構成情報について処理を行っていない場合には、この
描画順序情報に示される次の画像構成情報について、ス
テップS15からの処理を繰り返す。また、画像順序情
報の描画順序情報に示された全ての画像構成情報につい
て処理を行った場合には、この描画プログラムに基づく
画像処理を終了する。
【0097】CPU15は、以上のステップS11〜ス
テップS18までの処理を行うことにより、キャプチャ
モジュール5に格納された1つのフレームに対しての切
り出し処理及び描画処理をビデオプロセッサ8に依頼す
ることができる。
【0098】そして、この描画プログラムによる画像処
理が終了すると、図8に示すように、1フレーム分の処
理が終了する。なお、この放送受信システム10におけ
る処理は、VSyncによる割り込み処理を用いている
ので、ループ制御を行わず処理を終了している。
【0099】以上のように放送受信システム10では、
以上のステップS1〜ステップS18までの処理をVS
yncによる割り込みが発生する毎に行い、フレーム単
位でキャプチャモジュール5に格納した動画像信号に対
して、切り出し処理及び描画処理を行い新たな動画像信
号を表示することができる。
【0100】つぎに、上記放送受信システム10に対し
て、動画像信号を放送する画像送信装置について説明す
る。
【0101】図10に示すように、上記放送受信システ
ム10に対して動画像信号を放送する画像送信装置40
は、予め撮影された動画像信号が供給され、この動画像
信号の各フレームを画像パーツ化し、各画像パーツの画
像構成情報及び画像順序情報を生成するオーサリング装
置41と、オーサリング装置41から供給された動画像
信号を各家庭等に放送波として送信する送信装置42と
を備えている。
【0102】このオーサリング装置41の画像パーツの
スケジュールエディタ画面及びプレビュー画面を図11
に示す。このオーサリング装置41では、このスケジュ
ールエディタ画面上のGUIやプレビュー画面を操作す
ることにより、フレームの分割、画像パーツの挿入タイ
ミング等を設定することができる。
【0103】例えば、上述した図2に示すEPGの動画
像信号を生成する場合には、図11(a)に示すよう
に、このスケージュールエディタ画面50上に、各画像
パーツV1〜V6を示すアイコンが表示される。各画像
パーツV1〜V6を示す各アイコンは、このスケジュー
ルエディタ画面50の水平方向に設定された時間軸方向
に、マウス等を用いて移動させることができる。
【0104】このスケジュールエディタ画面50では、
EPGを表示する為の動画像信号の放送開始時間t0
ら放送終了時間tnまでの時間軸が設けられ、この時間
軸上の所定の位置に各アイコンを移動させることによ
り、各画像パーツの表示開始タイミング及び表示終了タ
イミングが設定される。
【0105】例えば、このEPG画面で選択されている
チャンネルで現在放送されている番組を表示する画像デ
ータである画像パーツV1は、放送開始時間t0上と放
送終了時間tn上とにこの画像パーツV1を示すアイコ
ンが移動されている。従って、スケジュールエディタ画
面50では、この画像パーツV1を放送開始から終了ま
での全てのフレームに格納することを示している。
【0106】また、このEPG画面で所定のチャンネル
が選択されている最中であることを示すアニメーション
画像を表示する為のプログラムデータである画像パーツ
V2、各チャンネルで提供される番組メニューを示すテ
キストデータ等からなるプログラムデータである画像パ
ーツV4、EPG画面で現在選択されているチャンネル
の番組説明のテキストデータ等からなるプログラムデー
タである画像パーツV5も、画像パーツV1と同様に、
放送開始時間t0上と放送終了時間tn上とに各画像パー
ツを示すアイコンが移動されている。従って、スケジュ
ールエディタ画面50では、画像パーツV2,画像パー
ツV4,画像パーツV5を、放送開始から終了までの全
てのフレームに格納することを示している。
【0107】EPG画面の広告の画像データである画像
パーツV3、及び、EPG画面の背景の画像データであ
る画像パーツV6は、放送開始時間t0と放送終了時間
nとの間に、複数のアイコンが移動されている。従っ
て、このスケジュールエディタ画面50では、各アイコ
ンが示す各時間のフレームで、格納される画像データの
内容が更新されることを示している。
【0108】オーサリング装置41では、このようなス
ケジュールエディタ画面50により、例えば、画像順序
情報に示されるフレームカウンタの値や描画順序情報等
を設定することができる。
【0109】また、例えば、上述したEPG画面を生成
する場合には、図11(b)に示すように、プレビュー
画面51に、所定の時間に表示される1つのフレームの
各画像パーツが表示される。
【0110】このプレビュー画面51では、マウスによ
り表示された画像パーツを直接ドラック等することによ
り、このプレビュー画面に表示される各画像パーツの表
示位置や大きさを変更することができる。
【0111】オーサリング装置41では、このようなプ
レビュー画面51により、例えば、画像構成情報に示さ
れる転送先アドレス,転送元アドレス,データサイズ等
を設定することができる。
【0112】以上のようなオーサリング装置41によ
り、動画像信号とともに送信する画像構成情報及び画像
順序情報を生成することができる。
【0113】そして、この画像送信装置40では、この
オーサリング装置41により生成した画像構成情報及び
画像順序情報を、動画像信号とともに放送することによ
って、放送受信システム10に対して、効率的に画像デ
ータ及びプログラムデータの処理を行うことができる動
画像信号を供給することができる。
【0114】
【発明の効果】本発明に係る画像表示装置及び方法で
は、1以上の画像パーツから構成される動画像信号をフ
レーム単位で格納し、格納したフレームから各画像パー
ツを切り出し、切り出した上記画像パーツのうち、プロ
グラムデータのデータ処理を行い、画像データと表示デ
ータとをフレーム上に描画する。
【0115】このことにより、本発明に係る画像表示装
置及び方法では、受信した動画像信号を格納する大容量
の格納領域を必要とせず、また、画像データを表示する
までに多くの時間を費やすことなく、効率的に画像デー
タ及びプログラムデータの処理を行うことができる。
【0116】また、本発明に係る画像送信装置及び方法
では、画像データ又はプログラムデータである1以上の
画像パーツからフレームが構成される動画像信号を送信
する。
【0117】このことにより本発明に係る画像送信装置
及び方法では、画像データ及びプログラムデータを効率
的に表示することができる動画像信号を送信することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像表示装置のブロック
構成図である。
【図2】上記画像表示装置が受信する動画像信号を説明
する為の図である。
【図3】上記動画像信号に含まれる画像構成情報及び画
像順序情報を説明する為の図である。
【図4】上記動画像信号の各フレームを構成する画像パ
ーツの描画順序を説明する為の図である。
【図5】上記画像表示装置により生成される新たな動画
像信号を説明する為の図である。
【図6】上記画像表示装置が受信する動画像信号のVブ
ランキングエリアに埋め込まれた情報を説明する為の図
である。
【図7】上記画像表示装置を適用した放送受信システム
のブロック構成図である。
【図8】上記放送受信システムの処理内容を示すフロー
チャートである。
【図9】上記放送受信システムの処理内容を示すフロー
チャートである。
【図10】上記放送受信システムが受信する放送波を送
信する画像送信装置のブロック構成図である。
【図11】上記画像送信装置のオーサリング装置のスケ
ジュールエディタ画面及びプレビュー画面を説明する為
の図である。
【符号の説明】
1 画像表示装置、2 放送受信モジュール、3 表示
処理部、4 システム処理部、5 キャプチャモジュー
ル、6 フレームバッファ、7 表示モジュール、8
ビデオプロセッサ、10 放送受信システム、40 画
像送信装置、41 オーサリング装置、42 送信装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ又はプログラムデータである
    1以上の画像パーツからフレームが構成される動画像信
    号を受信する受信手段と、 受信した上記動画像信号をフレーム単位で順次格納する
    格納手段と、 各画像パーツのフレーム上の位置と各画像パーツのサイ
    ズとを示した画像構成情報に基づき、上記格納手段に格
    納したフレームから各画像パーツを切り出す切出手段
    と、 上記切出手段が切り出した画像パーツのうち、プログラ
    ムデータのデータ処理を行うデータ処理手段と、 上記切出手段が切り出した画像パーツのうち画像データ
    をフレーム上の所定の位置に所定のサイズで描画すると
    ともに、上記データ処理手段がプログラムデータをデー
    タ処理したことにより得られる表示データをフレーム上
    の所定の位置に所定のサイズで描画する描画手段と、 上記画像データと上記表示データとが各フレームに描画
    された動画像信号を表示する表示手段とを備える画像表
    示装置。
  2. 【請求項2】 上記受信手段は、上記動画像信号ととも
    に、上記画像構成情報を受信することを特徴とする請求
    項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 上記受信手段は、描画する画像データの
    フレーム上の位置及びサイズと、プログラムデータをデ
    ータ処理したことにより得られる描画する表示データの
    フレーム上の位置及びサイズとを示した画像構成情報を
    受信し、 上記描画手段は、上記画像構成情報に基づき、画像デー
    タと表示データとをフレーム上に描画することを特徴と
    する請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記描画手段は、描画する画像データ及
    び描画する表示データの描画順序を示した画像順序情報
    に基づき、上記画像データ及び表示データをフレーム上
    に描画することを特徴とする請求項1に記載の画像表示
    装置。
  5. 【請求項5】 上記受信手段は、上記動画像信号ととも
    に、上記画像順序情報を受信することを特徴とする請求
    項4に記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 上記格納手段は、受信した動画像信号の
    フレームの更新周期に応じて、格納するフレームを更新
    し、 上記表示手段は、受信した動画像信号の各フレームに付
    加された同期信号に、上記画像データと上記表示データ
    とが描画されたフレームを同期させて、動画像信号を表
    示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 画像データ又はプログラムデータである
    1以上の画像パーツからフレームが構成される動画像信
    号を受信し、 受信した上記動画像信号をフレーム単位で順次格納し、 各画像パーツのフレーム上の位置と各画像パーツのサイ
    ズとを示した画像構成情報に基づき、格納したフレーム
    から各画像パーツを切り出し、 切り出した上記画像パーツのうち、プログラムデータの
    データ処理を行い、 切り出した画像パーツのうち画像データをフレーム上の
    所定の位置に所定のサイズで描画するとともに、プログ
    ラムデータをデータ処理したことにより得られる表示デ
    ータをフレーム上の所定の位置に所定のサイズで描画
    し、 上記画像データと上記表示データとが各フレームに描画
    された動画像信号を表示することを特徴とする画像表示
    方法。
  8. 【請求項8】 上記動画像信号とともに、上記画像構成
    情報を受信することを特徴とする請求項7に記載の画像
    表示方法。
  9. 【請求項9】 描画する画像データのフレーム上の位置
    及びサイズと、プログラムデータをデータ処理したこと
    により得られる描画する表示データのフレーム上の位置
    及びサイズとを示した画像構成情報を受信し、 上記画像構成情報に基づき、画像データと表示データと
    をフレーム上に描画することを特徴とする請求項8に記
    載の画像表示方法。
  10. 【請求項10】 描画する画像データ及び描画する表示
    データの描画順序を示した画像順序情報に基づき、上記
    画像データ及び表示データをフレーム上に描画すること
    を特徴とする請求項7に記載の画像表示方法。
  11. 【請求項11】 上記動画像信号とともに、上記画像順
    序情報を受信することを特徴とする請求項10に記載の
    画像表示方法。
  12. 【請求項12】 受信した動画像信号のフレームの更新
    周期に応じて、格納するフレームを更新し、 受信した動画像信号の各フレームに付加された同期信号
    に、上記画像データと上記表示データとが描画されたフ
    レームを同期させて、動画像信号を表示することを特徴
    とする請求項7に記載の画像表示方法。
  13. 【請求項13】 画像データ又はプログラムデータであ
    る1以上の画像パーツからフレームが構成される動画像
    信号を生成する動画像信号生成手段と、 生成した上記動画像信号を送信する送信手段とを備える
    画像送信装置。
  14. 【請求項14】 各画像パーツのフレーム上の位置と各
    画像パーツのサイズとを示す画像構成情報を生成する画
    像構成情報生成手段を備え、 上記送信手段は、上記動画像信号と上記画像構成情報を
    送信することを特徴とする請求項13に記載の画像送信
    装置。
  15. 【請求項15】 上記画像構成情報生成手段は、フレー
    ム上に描画する画像データの位置及びサイズと、プログ
    ラムデータをデータ処理したことにより得られるフレー
    ム上に描画する表示データの位置及びサイズを示す画像
    構成情報を生成することを特徴とする請求項14に記載
    の画像送信装置。
  16. 【請求項16】 フレーム上に描画する画像データと、
    プログラムデータをデータ処理したことにより得られる
    フレーム上に描画する表示データとの描画順序を示す画
    像順序情報を生成する画像順序情報生成手段を備え、 上記送信手段は、上記画像順序情報を送信することを特
    徴とする請求項13に記載の画像送信装置。
  17. 【請求項17】 画像データ又はプログラムデータであ
    る1以上の画像パーツからフレームが構成される動画像
    信号を生成し、 生成した上記動画像信号を送信することを特徴とする画
    像送信方法。
  18. 【請求項18】 各画像パーツのフレーム上の位置と各
    画像パーツのサイズとを示す画像構成情報を生成し、 上記動画像信号とともに上記画像構成情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項17に記載の画像送信方法。
  19. 【請求項19】 上記画像構成情報には、フレーム上に
    描画する画像データの位置及びサイズと、プログラムデ
    ータをデータ処理したことにより得られるフレーム上に
    描画する表示データの位置及びサイズが含まれることを
    特徴とする請求項18に記載の画像送信方法。
  20. 【請求項20】 フレーム上に描画する画像データと、
    プログラムデータをデータ処理したことにより得られる
    フレーム上に描画する表示データとの描画順序を示す画
    像順序情報を生成し、 上記動画像信号とともに上記画像順序情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項17に記載の画像送信方法。
JP7070598A 1998-03-19 1998-03-19 画像表示装置及び方法、並びに、画像送信装置及び方法 Withdrawn JPH11275484A (ja)

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