JPH03157793A

JPH03157793A - コイン検出装置

Info

Publication number: JPH03157793A
Application number: JP29858389A
Authority: JP
Inventors: Kozo Komatsu; 小松　幸三
Original assignee: Omron Corp; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-11-16
Filing date: 1989-11-16
Publication date: 1991-07-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、コインランドリーの有料洗面機や乾燥機、公
衆浴場の有料へヤードライヤー、あるいは展望台の有料
望遠鏡などのコインタイマー、あるいはその他のコイン
投入装置のコイン投入部に備えられるコイン検出装置に
関する。

（従来＋Ｈ転の技術）コインタイマーにおいては、所定の額面のコインが投入
されたことを検知してタイマーを起動させており、一般
にはコインの外周縁をコイン検知用の接触子に作用させ
てコイン投入を検知している。

第４図は、その従来装置の一例であり、投入されたコイ
ン１を一定姿勢で移動させるコインガイド２の一方側に
、コイン周縁によって押圧操作される接触子５が備えら
れたコイン検出手段としてのマイクロスイッチ４を設け
るととも１ご、コインガイド２の他方側に、前記接触子
５に対向するコイン通過幅規制用のスペーサ８を配備固
定し、この検出位置でのコイン通過幅Ｗが所定額面のコ
インｌの外径より僅かに大きい寸法となるようにスペー
サ８を設定している。

そして、異なった種類のコインを対応した装置を構成す
る際に、コインガイド２やスイッチ４を共用するために
、使用するコイン１の外径に対応して異なったスペーサ
８を選択して取り付けるようにしていた。

（発明が解決しようとする課題）上記の従来構成によると、コインガイドやスイッチの多
機種兼用化は図ることはできるのであるが、使用するコ
インの外径に対応して異なったスペーサを選択装着する
ために、たとえば、５００円用、１００円用、５０円用
、あるいは１０円用といった多種の寸法の異なったスペ
ーサを製作しなければならず、寸法仕様の異なった部品
が多くなって製作コストが高くなるとともに、組み付は
間違いのない管理も必要となり、生産上で不利となる問
題点もあった。

また、後日の料金改訂等の対応にもスペーサの取り替え
を必要としてメンテナンス作業に手数がかかるものとな
っていた。

本発明は、このような点に着目してなされたものであっ
て、異なったコインを使用する複数の機種での構成部品
の兼用化を可能とすることで、製作コストの低減を図る
とともに組み付は間違いを回避でき、かつ、メンテナン
ス性にも優れたコイン検出装置を提供することを目的と
する。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するための本発明における特徴構成は、
投入されたコインを案内移動させるコインガイドの一方
側に、コイン周縁に作用して変位する接触子及び、接触
子の変位を検知するコイン検出手段を設けるとともに、
コインガイドの他方側に、前記接触子に相対するコイン
通過幅規制用のスペーサを配備してあるコイン検出装置
において、前記スペーサを、一定の軸心を中心として回
動自在で、各辺と回動軸心との距離がそれぞれ異なる角
形板により構成した点にある。

（作用）上記特徴構成によると、コインガイドの他方側に配備し
た一種類の角形のスペーサを回動して所定位相でセット
固定することで、コイン検知位置におけるコイン通過幅
を設定することができ、スペーサの角数だけ使用するコ
インの種類を選択することができる。

また、後日に使用するコインを変更する場合ら、スペー
サの交換は不要で、スペーサの回動調節だけを行えばよ
い。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図はコイン検出装置の一部切り欠き正面図、第２図は
その横断平面図、第３図はスペーサの外観斜視図である
。

上方のコイン投入口から投入されたコイン１は、コイン
ガイド２に形成された左右のガイド溝３に係入支持され
た一定の姿勢で下方に落下移動して下方の回収部に送ら
れるようになっている。

コインガイド２の一方側にはコイン検出手段の一例であ
るマイクロスイッチ４が配備され、その接触子５がコイ
ンガイド２に形膚した切り欠き６を介して一方のガイド
溝３内に突入されている。

また、コインガイド２の他方側にはフレーム７が連設さ
れていて、ここにコイン１の表裏面と直交する方向の軸
心Ｐを中心に回動のみ自在なプラスチック製のスペーサ
８が支軸部８ａを介して取付けられている。

このスペーサ８は四角板状に成形されたものであって、
その−辺はコインガイド２に形成した切り欠き開口９に
臨設されるとともに、各辺８１〜Ｓ４前記接触子５に対
向した回動位相においてコイン通過幅Ｗが５００円コイ
ン、１００円コイン、５０円コイン、および１０円コイ
ンを通過させる寸法となるように、各辺６１〜Ｓ、と軸
心Ｐとの距離ρ１〜ａ４がそれぞれ異なった寸法に設定
されている。

そして、スペーサ８の表面には各辺Ｓ、〜Ｓ、に対応し
て使用するコイン額面表示が凹入あるいは浮き出し形成
されるとともに、スペーサ８を回動操作するためのつま
み１０が突設されている。

また、スペーサ８の裏面？こは各辺Ｓ、−Ｓ、が接触子
５に対向した回動位相でスペーサ８を固定する手段とし
て、同−半径上に９０度位相で位置決め用の凹部ＩＩが
形成されるとともにフレーム７上にはこれら凹部Ｉｆに
択一的に係入されるピン１２が植設されている。

スペーサ８の回動に際しては、スペーサ８が弾性変形す
ることで凹部１１がピンＩ２を乗り越えて所望の回動位
相で弾性復元して凹部２がピンＩ２に係合する。

なお、本発明は次のような形態に変形して実施すること
らできる。

（１）スペーサ８を金属材で構成し、ピン１２に代えて
スプリングボールをスペーサ８の裏面に形成した凹部１
１あるいは小孔に弾性係入させるようにしてスペーサ８
の固定手段とする。

（２）スペーサ８を回動操作するつまみｌＯに代えてス
ペーサ表面にドライバー係入荷を形成する。

（３）スペーサ８をフレーム７に着脱自在に枢軸して、
使用している辺が摩滅した際の交換を可能にする。

（４）接触子５の変位を検出するコイン検知手段として
、近接スイッチ、リードスイッチ、フォトインタラプタ
、圧電素子等に利用する。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば次のような効果が
発揮される。

（り各種コインを用いる機種に対してスペーサが共用と
なるため、部品の兼用率が高まり製作コストの低減を図
れる。

（２）スペーサが一種であるため組み間違いがなくなり
、特別な部品管理、組み付は管理が不要で生産性が高ま
る。

（３）仕様変更がスペーサの回動のみですみ、メンテナ
ンス性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の実施例を示し、第１図は
コイン検出装置の一部切り欠き正面図、第２図はその横
断平面図、第３図はスペーサの外観斜視図である。第４図は従来例の一部切り欠き正面図である。 ■・・・コイン、２・・・コインガイド、４・・・コイン検出手段、５・・・接触子、８・・・スペーサ、Ｐ・・・軸心、Ｓｌ、Ｓ２・・辺、（＋、ρ２・・・距離第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）投入されたコインを案内移動させるコインガイド
の一方側に、コイン周縁に作用して変位する接触子及び
、接触子の変位を検知するコイン検出手段を設けるとと
もに、コインガイドの他方側に、前記接触子に相対する
コイン通過幅規制用のスペーサを配備してあるコイン検
出装置において、前記スペーサを、一定の軸心を中心と
して回動自在で、各辺と回動軸心との距離がそれぞれ異
なる角形板により構成したことを特徴とするコイン検出
装置。