JPH03157616A - 液晶レンズの製造方法 - Google Patents
液晶レンズの製造方法Info
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- JPH03157616A JPH03157616A JP29703389A JP29703389A JPH03157616A JP H03157616 A JPH03157616 A JP H03157616A JP 29703389 A JP29703389 A JP 29703389A JP 29703389 A JP29703389 A JP 29703389A JP H03157616 A JPH03157616 A JP H03157616A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は液晶レンズの製造方法に関する。
(従来技術)
白内障などの眼の疾病により眼球の水晶体が摘出された
場合、従来の焦点距離固定のレンズを眼鏡として使用し
たのでは、使用する距離に応じて焦点距離の異なる数種
類の眼鏡を容易しておき状況に応じて使い分ける必要が
あり、実生活では非常に不便である。そのため、最近焦
点距離を電気的に変動することのできる液晶レンズが種
々提案されている。(例えば、特開昭61−13892
2号公報、特開昭62−47026号公報) 又、液晶レンズをガラスで製造するのは困雛であり、且
つ重くなるので、この対策として合成樹脂製の導電フィ
ルムが提案されている0例えば、特開昭61−2467
19号公報には、偏光膜の両面にポリエーテルサルホン
フィルム(以下、PESと言う)又はポリスルホンフィ
ルム(以下、PSフィルムと言う)を接着し、この片面
に透明導電性皮膜、他面に光硬化性樹脂コーティング層
を積層した偏光膜一体型透明導電フィルムが記載されて
おり、このフィルムと液晶層を積層すれば、軽量な液晶
レンズが得られる。
場合、従来の焦点距離固定のレンズを眼鏡として使用し
たのでは、使用する距離に応じて焦点距離の異なる数種
類の眼鏡を容易しておき状況に応じて使い分ける必要が
あり、実生活では非常に不便である。そのため、最近焦
点距離を電気的に変動することのできる液晶レンズが種
々提案されている。(例えば、特開昭61−13892
2号公報、特開昭62−47026号公報) 又、液晶レンズをガラスで製造するのは困雛であり、且
つ重くなるので、この対策として合成樹脂製の導電フィ
ルムが提案されている0例えば、特開昭61−2467
19号公報には、偏光膜の両面にポリエーテルサルホン
フィルム(以下、PESと言う)又はポリスルホンフィ
ルム(以下、PSフィルムと言う)を接着し、この片面
に透明導電性皮膜、他面に光硬化性樹脂コーティング層
を積層した偏光膜一体型透明導電フィルムが記載されて
おり、このフィルムと液晶層を積層すれば、軽量な液晶
レンズが得られる。
しかしながら、この液晶レンズでは、表面が光硬化性樹
脂コーティング層で有り、表面状態が悪(、表面硬度が
低(且つレンズ状に賦形しにくいという欠点があった。
脂コーティング層で有り、表面状態が悪(、表面硬度が
低(且つレンズ状に賦形しにくいという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明の目的は、上記欠点に鑑み、表面硬度が高くて傷
つきにくく、且つ表面状態のよい液晶レンズを容易に製
造しうる方法を提供することにある。
つきにくく、且つ表面状態のよい液晶レンズを容易に製
造しうる方法を提供することにある。
(発明を解決するための手段)
本発明で使用される可変焦点液晶レンズは、液晶層と液
晶層に電圧を印加するための導電層を有すれば、従来公
知の任意の可変焦点液晶レンズが使用可能であり、例え
ば、液晶層の両面に導電層であるITO蒸着層が積層さ
れ、さらに、両面にPESフィルムが接着された偏光膜
が上記蒸着層の両面に積層されてなる可変焦点液晶レン
ズがあげられる。
晶層に電圧を印加するための導電層を有すれば、従来公
知の任意の可変焦点液晶レンズが使用可能であり、例え
ば、液晶層の両面に導電層であるITO蒸着層が積層さ
れ、さらに、両面にPESフィルムが接着された偏光膜
が上記蒸着層の両面に積層されてなる可変焦点液晶レン
ズがあげられる。
本発明で使用されるポリカーボネートシートは透明であ
ればよいが、厚くなると賦形しにくくなるので、40μ
m〜IMの厚さが好ましい。
ればよいが、厚くなると賦形しにくくなるので、40μ
m〜IMの厚さが好ましい。
本発明においては、上記可変焦点液晶レンズと透明ポリ
カーボネートシートは接着剤によって接着されるのであ
るから、該接着剤は透明で光硬化型のものが好ましく、
例えば、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート
、ポリエステルアクリレート等のアクリレートオリゴマ
ーを主体としくメタ)アクリレートモノマー、増感剤等
の添加された接着剤が好適に使用される。又、接着剤は
押圧の際に均一になり且つ余分の接着剤が端部から流出
するのが好ましいので、その粘度は200〜2000c
psが好ましい。
カーボネートシートは接着剤によって接着されるのであ
るから、該接着剤は透明で光硬化型のものが好ましく、
例えば、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート
、ポリエステルアクリレート等のアクリレートオリゴマ
ーを主体としくメタ)アクリレートモノマー、増感剤等
の添加された接着剤が好適に使用される。又、接着剤は
押圧の際に均一になり且つ余分の接着剤が端部から流出
するのが好ましいので、その粘度は200〜2000c
psが好ましい。
本発明で使用される型は、レンズの形状をした凹状の合
わせ面を有する型と凸の合わせ面を有する型である。こ
の型は任意の材料で製造しうるが、接着剤として光硬化
型の接着剤を使用する際にはポリカーボネート、ポリメ
チルメタクリレート、ガラス等の透明性の優れた材料で
製造されるのが好ましい。
わせ面を有する型と凸の合わせ面を有する型である。こ
の型は任意の材料で製造しうるが、接着剤として光硬化
型の接着剤を使用する際にはポリカーボネート、ポリメ
チルメタクリレート、ガラス等の透明性の優れた材料で
製造されるのが好ましい。
又、型の大きさは押圧した際に押し出された接着剤を拭
き取ることができるように、即ち、積層体の端部が型か
らはみだして押圧できるよう、型の長さ及び幅が積層体
より1〜2W程度狭いのが好ましい。
き取ることができるように、即ち、積層体の端部が型か
らはみだして押圧できるよう、型の長さ及び幅が積層体
より1〜2W程度狭いのが好ましい。
本発明においては、上記可変焦点液晶レンズの両面に接
着剤を介して透明ポリカーボネートシートを積層した積
層体を型で押圧し、接着剤で積層体を接着すると共にレ
ンズ状に賦形する。
着剤を介して透明ポリカーボネートシートを積層した積
層体を型で押圧し、接着剤で積層体を接着すると共にレ
ンズ状に賦形する。
可変焦点液晶レンズと透明ポリカーボネートシートは積
層体として型に供給されてもよいが、接着剤層の形成さ
れたポリカーボネートシートを先に供給し、次に可変焦
点液晶レンズをその上に重ね、さらにその上に接着剤層
の形成されたポリカーボネートシートを重ねてもよいし
、この際、接着剤層を可変焦点液晶レンズに形成しても
よい。
層体として型に供給されてもよいが、接着剤層の形成さ
れたポリカーボネートシートを先に供給し、次に可変焦
点液晶レンズをその上に重ね、さらにその上に接着剤層
の形成されたポリカーボネートシートを重ねてもよいし
、この際、接着剤層を可変焦点液晶レンズに形成しても
よい。
接着剤層の厚さは、押圧によって余分の接着剤が端部か
ら押し出されるので、4〜100μmが好ましい、又、
この際に接着剤層に空気が巻き込まれないように、下側
の型が凹状の合わせ面を有するのが好ましい。
ら押し出されるので、4〜100μmが好ましい、又、
この際に接着剤層に空気が巻き込まれないように、下側
の型が凹状の合わせ面を有するのが好ましい。
型の押圧は上記積層体が接着されると共に賦形されれば
よいが、一般に0.1〜1.0kg/cjで1〜3分押
圧するのが好ましく、液晶レンズに悪影響がでない範囲
で加熱してもよい。
よいが、一般に0.1〜1.0kg/cjで1〜3分押
圧するのが好ましく、液晶レンズに悪影響がでない範囲
で加熱してもよい。
接着剤の硬化後に型を緩め、積層体を取り出せば、賦形
された液晶レンズが得られる。
された液晶レンズが得られる。
(実施例)
次に本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第
1図は液晶レンズを製造するための装置の一例を示す模
式図である0図中2は略コ字状の枠であり、凹状の合わ
せ面31が上方向きに設けられた型3が、枠1の下部に
設置され、凸状の合わせ面41が下向きに設けられた型
4が枠lの上部に設置されている。型4は上下に摺動可
能に枠lに設置され、上方から下方に向かって加圧可能
になされている。
1図は液晶レンズを製造するための装置の一例を示す模
式図である0図中2は略コ字状の枠であり、凹状の合わ
せ面31が上方向きに設けられた型3が、枠1の下部に
設置され、凸状の合わせ面41が下向きに設けられた型
4が枠lの上部に設置されている。型4は上下に摺動可
能に枠lに設置され、上方から下方に向かって加圧可能
になされている。
一般式H−(OCgHaOOCCJmCO)、1−OC
JsOOCNH−CJaNHCO−(OCtH400C
C,HsCO)、 −0CJ、0)1(Mw=1600
0.Mn・9000)で示される化合物26重量部、2
−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート7
0重量部、2.4−ジエチルチオキサントン2重量部及
びp−N、Nジメチルアミノ安息香酸エチル2重量部よ
りなる光硬化性接着剤を、厚さ0.5mの透明ポリカー
ボネートシートにドクターナイフで塗布し、厚さ20μ
mの接着剤層を形成し、接着剤層が上になるように型3
の凹状の合わせ面31に載置した。その上に平板状の可
変焦点液晶レンズを静かに置き、次いで、上記と同様に
して作成した接着剤層の積層された透明ポリカーボネー
トシートを接着剤層が下になるように可変焦点液晶レン
ズ上に置いた。
JsOOCNH−CJaNHCO−(OCtH400C
C,HsCO)、 −0CJ、0)1(Mw=1600
0.Mn・9000)で示される化合物26重量部、2
−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート7
0重量部、2.4−ジエチルチオキサントン2重量部及
びp−N、Nジメチルアミノ安息香酸エチル2重量部よ
りなる光硬化性接着剤を、厚さ0.5mの透明ポリカー
ボネートシートにドクターナイフで塗布し、厚さ20μ
mの接着剤層を形成し、接着剤層が上になるように型3
の凹状の合わせ面31に載置した。その上に平板状の可
変焦点液晶レンズを静かに置き、次いで、上記と同様に
して作成した接着剤層の積層された透明ポリカーボネー
トシートを接着剤層が下になるように可変焦点液晶レン
ズ上に置いた。
尚、可変焦点液晶レンズは液晶層の両面に導i層である
+TO蒸着層が積層され、さらに、両面にPESフィル
ムが接着された偏光膜が上記蒸着層の両面に積層されて
なる、厚さ 0.5閣のものであった。
+TO蒸着層が積層され、さらに、両面にPESフィル
ムが接着された偏光膜が上記蒸着層の両面に積層されて
なる、厚さ 0.5閣のものであった。
次に、型4を下方に移動し、型3と4で0.5kg/C
シの圧力で押圧した。1分間押圧し、端部から押し出さ
れた接着剤をティッシュで拭き取った後、3kw高圧水
銀灯で 10100O/c−露光した。n光後解し、積
層体を取り出して厚さ 1 、6mmのレンズ状の液晶
レンズを得た。第2図は得られた液晶レンズの部分拡大
断面図であり、図中11は可変焦点液晶レンズであり、
12.12は焦点可変液晶レンズ11の両面に積層され
た光硬化した性接着剤層であり、13.13は接着剤層
12によって可変焦点液晶レンズ11に接着された透明
ポリカーボネートシートである。
シの圧力で押圧した。1分間押圧し、端部から押し出さ
れた接着剤をティッシュで拭き取った後、3kw高圧水
銀灯で 10100O/c−露光した。n光後解し、積
層体を取り出して厚さ 1 、6mmのレンズ状の液晶
レンズを得た。第2図は得られた液晶レンズの部分拡大
断面図であり、図中11は可変焦点液晶レンズであり、
12.12は焦点可変液晶レンズ11の両面に積層され
た光硬化した性接着剤層であり、13.13は接着剤層
12によって可変焦点液晶レンズ11に接着された透明
ポリカーボネートシートである。
(発明の効果)
本発明の液晶レンズの製造方法は上述の通りであるから
、接着剤層に気泡が入ることなく、容易に製造すること
ができ、得られた液晶レンズの表面は硬度が高くて傷つ
きにく(、表面状態もよいので、可変焦点液晶レンズと
して好適に使用される。
、接着剤層に気泡が入ることなく、容易に製造すること
ができ、得られた液晶レンズの表面は硬度が高くて傷つ
きにく(、表面状態もよいので、可変焦点液晶レンズと
して好適に使用される。
第1図は液晶レンズを製造するための装置の一例を示す
模式図であり、第2図は本発明で製造された液晶レンズ
の一例を示す部分拡大断面図である。
模式図であり、第2図は本発明で製造された液晶レンズ
の一例を示す部分拡大断面図である。
Claims (1)
- 1、液晶層と該液晶層に電圧を印加するための導電層を
有する可変焦点液晶レンズの両面に接着剤を介して透明
ポリカーボネートシートを積層した積層体を、凹状の合
わせ面を有する型と凸状の合わせ面を有する型とで押圧
し、上記接着剤で積層体を接着すると共にレンズ状に賦
形することを特徴とする液晶レンズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29703389A JPH03157616A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 液晶レンズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29703389A JPH03157616A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 液晶レンズの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03157616A true JPH03157616A (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=17841353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29703389A Pending JPH03157616A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 液晶レンズの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03157616A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004059350A1 (en) * | 2002-12-30 | 2004-07-15 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Liquid crystal component |
JP2012177943A (ja) * | 2004-11-02 | 2012-09-13 | E Vision Llc | 複合レンズ |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP29703389A patent/JPH03157616A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004059350A1 (en) * | 2002-12-30 | 2004-07-15 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Liquid crystal component |
CN100347590C (zh) * | 2002-12-30 | 2007-11-07 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 液晶部件 |
JP2012177943A (ja) * | 2004-11-02 | 2012-09-13 | E Vision Llc | 複合レンズ |
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