JP2019179712A - 導光板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 硬化させた後に導光部材との接着性を向上させ、且つ、導光板の光学特性を十分に発揮させることが可能な、導光板用封止部材、及び、当該導光板用封止部材を用いた導光板の製造方法を提供すること。【解決手段】 封止層及び基材を有する導光板用封止部材を導光部材に積層させ、加熱を行う積層加熱工程と、積層加熱工程後、前記封止層の硬化を行う硬化工程とを含み、封止層は、少なくとも活性エネルギー線硬化性樹脂を含み、封止部材はアクリルフィルムに対する引張せん断強度が0.1MPa以下である、導光板の製造方法。【選択図】 図1

Description

本発明は、LCD、PDPなどの画像表示装置や広告、展示用ウインドウなどの照明に用いられる導光板の製造方法に関する。
導光板の一態様として、端面から受光した光を、表面に形成された複数の凹型のレンズ形状等(以降凹部とする)により反射・屈折させて、外部に出射させるものが知られている。しかしながら、凹部が形成された表面を最表面とすると、汚れの付着やキズなどにより光学特性が損なわれる懸念がある。更に、他の層と積層する場合には、凹部が形成された表面の平面部(凹部以外の領域)に、薄い空気層が入ることで、干渉縞等が生じる問題がある。
これに対し、特許文献1では、部分球面状の凹部からなる微小反射部を、封止部材を用いて空気を密封する方法が示されている。明細書中には封止部材として、薄膜の粘着剤、ホットメルト接着剤、ブロッキング性樹脂シート、又は半硬化状体を導光部材に密着して硬化した硬化体等が挙げられている。
また、特許文献2では、凹凸面を持つ光学フィルムの貼り合わせに対し、貼り合わせ前に熱もしくは活性エネルギー線を照射することで硬化した粘接剤着層を用い、凸部の一部を固定する方法が示されている。
特許6027331号 特許5517776号
しかしながら、上記特許文献に開示された方法では、導光部材と封止部材との接着性が十分ではなく、また、導光板の光学特性が十分に発揮されない場合があった。
そこで本発明は、硬化させた後に導光部材との接着性を向上させ、且つ、導光板の光学特性を十分に発揮させることが可能な、導光板用封止部材を用いた導光板の製造方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意研究を行い、特定の導光板用封止部材を用いた工程を含むことによって、上記課題を解決可能なことを見出し、本発明を完成させた。即ち、本発明は以下の通りである。
本発明は、
側面を形成する端面と、前記端面から入射した光が屈曲して出射する主面である出射面とを有し、前記出射面の反対側の表面である非出射面に複数の凹部を有する導光部材
を備える導光板の製造方法であり、
前記凹部の内部に、前記導光部材の屈折率とは異なる屈折率を有する、気体、液体又は真空の少なくともいずれかを封止する状態で、塗布基材と封止層とを有する導光板用封止部材を、前記非出射面の表面に、前記封止層が接触するように積層し、且つ前記封止層の加熱を行う積層加熱工程と、
前記積層加熱工程後、前記封止層の硬化を行う硬化工程と
を含み、
前記封止層は、少なくとも活性エネルギー線硬化性樹脂を含み、
前記封止部材は、25℃にて前記封止層とアクリルフィルムとを貼合した際のJIS K−6850に基づく引張せん断強度が0.1MPa以下であることを特徴とする、導光板の製造方法である。
本発明は、
前記積層加熱工程よりも前の工程として、
少なくとも活性エネルギー線硬化性樹脂を含む活性エネルギー線硬化性組成物を前記塗布基材に塗布する塗布工程と、
前記活性エネルギー線硬化性組成物に活性エネルギー線を照射し、活性エネルギー線硬化性組成物を部分硬化させて前記封止層を形成する部分硬化工程と
を有する封止部材形成工程を更に含むことが好ましい。
本発明は、
前記積層加熱工程及び前記硬化工程が、ロールトゥロール方式で行われることが好ましい。
本発明によれば、硬化させた後に導光部材との接着性を向上させ、且つ、導光板の光学特性を十分に発揮させることが可能な、導光板用封止部材を用いた導光板の製造方法が提供される。
導光板用封止部材、導光板及び導光部材の構成を示す模式図である。 導光部材内の光の進行を示す模式図である。 凹部の形状を例示した上面図及び断面図である。 導光部材における凹部構造の分布例を示す模式図である。 光学特性コントラスト測定に用いた装置を示す模式図である。
導光板用封止部材は、導光部材と共に導光板の製造に用いられる部材である。この導光部材は、端面から入射した光が屈曲して出射する主面である出射面を有し、出射面の反対側の表面である非出射面に複数の凹部を有する構造となっている。更に、導光板用封止部材は、塗布基材と、塗布基材上に設けられた、特定の樹脂、及び、必要に応じて光重合開始剤を含む活性エネルギー線硬化性組成物の固形分により形成される封止層と、を有する。より詳細には、導光板用封止部材の封止層は、硬化された部分と未硬化の部分とを有する状態(部分硬化状態)又は全部が未硬化の状態(未硬化状態)である、活性エネルギー線硬化性組成物の固形分により形成されている層である。この導光板用封止部材は、導光部材の凹部の内部に、導光部材の屈折率とは異なる屈折率を有する、気体、液体又は真空の少なくともいずれか(被封止物)を封止するように、且つ、非出射面の表面に封止層を積層するように、導光部材上に接触するように積層される。次いで、(例えば光重合反応によって)封止層を硬化させることで封止層硬化体を形成し被封止物を封止することが可能となる。
以下、下記項目を順番に説明する。
1.導光板用封止部材及び導光板の構成
1−1.導光板用封止部材の構成
1−2.導光板の構成
2.導光板用封止部材
2−1.封止層
2−2.塗布基材
3.導光板
3−1.導光部材
3−2.導光板用封止部材硬化体
3−3.特性
3−3−1.90°剥離強度
3−3−2.光学特性(C)
4.製造方法
4−1.導光板用封止部材の製造方法
4−2.導光板の製造方法
5.面状光源装置又は照明装置の用途
1.導光板用封止部材及び導光板の構成
まず始めに、本発明導光板用封止部材及び導光板の構成について、図1を用いて説明する。
1−1.導光板用封止部材の構成
図1(a)に示すように、導光板用封止部材(10)は、塗布基材(12)と、塗布基材(12)に積層された封止層(11)と、を少なくとも含む構成である。
より詳細には、導光板用封止部材(10)は、塗布基材(12)上に設けられた、少なくとも一部が未硬化の状態の活性エネルギー線硬化性組成物の固形分からなる、封止層(11)を有する部材である。
1−2.導光板の構成
図1(b)に示すように、導光板(100)は、凹部(121)が設けられた導光部材(120)と、導光部材(120)の表面に積層され、凹部(121)を封止する導光板用封止部材硬化体(110)と、で構成される。
図1(a)の導光板用封止部材(10)は、後述するように、導光部材と貼り合わされた後に硬化工程を経ることで、活性エネルギー線硬化性組成物の固形分が硬化され、図1(b)に示すように、導光板用封止部材硬化体(110)となる。このように、導光板用封止部材(10)と、導光板用封止部材硬化体(110)とは、実質的にその硬化形態のみが異なるものであり、種々の構成{例えば、原料(固形分)}に関しては相互に読み替え可能な場合がある。
2.導光板用封止部材
2−1.封止層
導光板用封止部材の封止層は、少なくとも一部が未硬化の状態である、活性エネルギー線硬化性樹脂を含む組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)により形成される。
なお、活性エネルギー線硬化性樹脂とは、電子線や、好ましくは紫外線のような活性エネルギー線照射により架橋反応等を経て硬化可能な樹脂を示す。活性エネルギー線硬化性樹脂は、上記性質を示す限り特に限定されないが、好ましくはエチレン性不飽和二重結合を含む樹脂である。活性エネルギー線硬化性樹脂は、より詳細には、重合性基を有するモノマー又はオリゴマー{例えば、(メタ)アクリレート基を1つ有する単官能モノマー(例えば、エチル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン等)及び(メタ)アクリレート基を2つ以上有する多官能モノマー(例えば、ヘキサンジオール(メタ)アクリレート等)}、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルポリマー(メタ)アクリレート等が挙げられる。なお、これらは1種単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、(メタ)アクリレートは、メタクリレートもしくはアクリレートのいずれかを示し、同様に(メタ)アクリルはメタクリルもしくはアクリルを示す。
活性エネルギー線として紫外線を用いる場合は、活性エネルギー線硬化性組成物に光重合開始剤を含むことが好ましい。光重合開始剤としては、アセトフェノン系、ベンゾフェノン系、チオキサントン系、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等のラジカル重合開始剤を単独又は適宜組み合わせて使用することができる。
ここで、封止層は、導光板用封止部材として25℃にて、封止層とアクリルフィルムと貼合した際のJIS K−6850に基づく引張せん断強度が0.1MPa以下である必要がある。なお、この引張せん断強度は、活性エネルギー線硬化性樹脂の分子量、極性基、官能基当量、部分硬化状態を変更することによって調整可能である。部分硬化状態を変更するためには、例えば、活性エネルギー線照射の条件(照射強度や照射時間)を変更すればよい。
このような性質を有する封止層を使用することによる本発明の効果については、以下のように推定される。
封止層硬化体(111)の形成において粘着剤を用いた場合は、経時や製造時・使用時の圧力により凹部へ粘着剤の埋まりこみが変化し、光学特性が変わってしまう懸念がある。ホットメルト接着剤では、高温時に再溶融し光学特性が低下する懸念がある。ブロッキング性樹脂シートでは微粘着性があるため、ハンドリング性に難がある。
ここで、封止層硬化体(111)の形成において、未硬化状態のUV硬化型樹脂を用いた場合、導光部材との貼合後に硬化させることで、外圧や熱に対して耐性のある導光板を得ることができる。
しかしながら、一般的な半硬化状態樹脂を使用した場合、常温におけるタック性に起因して、異物が付着しやすくなり、異物の除去が困難となるため欠点の発生が起こりやすくなり、その結果、導光板の光学特性が発揮され難くなる、ということが判明した。
また、環状エーテル基含有モノマーを含む粘着剤を使用し、導光部材と貼合する前に活性エネルギー線照射を行い封止層硬化体(111)を形成させる場合、照射停止後も環状エーテル基によるカチオン重合反応が継続する恐れがある。このように、活性エネルギー線照射から部材との貼り合わせまでの時間経過により、粘着層の特性が変化してしまうということが判明した。
一方で、本発明に係る導光板用封止部材によれば、常温におけるタック性が改善された封止層としている。その結果、異物の付着を防止し、異物の除去を容易とし、欠点の発生を防止し、更に、導光板凹部への封止層の埋まり込みを防止する効果を高めることが可能であるため、導光板用封止部材硬化体(110)を形成した際に、導光部材の光学特性を十分に発揮することが可能となる。更には、外観品質や歩留まりの向上を行うことも可能となる。また、タック性が改善される結果、硬化工程前においては、導光板用封止部材の位置決め(位置ズレの修正)も容易となる。
活性エネルギー線硬化性組成物には、導光板の製造において、導光板用封止部材の導光部材に対する接着性、導光部材の凹部内への埋め込み抑制効果及び凹部蓋面の平滑性の高さを損なわなければ、紫外線吸収剤、レベリング剤や帯電防止剤等、各種添加剤を含有させてもよい。これにより、封止層に紫外線吸収特性、帯電防止特性等を付与することが可能である。
本発明に係る封止層の膜厚は、50μm以下であることが好ましく、より好ましくは25μm以下であり、更に好ましくは10μm以下である。封止層の膜厚の下限としては、特に限定されないが、例えば、0.1μmであることが好ましい。
2−2.塗布基材
塗布基材は、導光板において、封止層硬化体と共に導光部材を保護する役割を担い、導光板の一部として機能するため、透明性を有していることが好ましく、又、導光部材や封止層硬化体と同様の屈折率を有していることが好ましい。
塗布基材の厚さは特に限定されないが、製造のしやすさと、導光部材保護の役割とから、25μm〜5,000μmが好ましく、50μm〜1,000μmがより好ましく、80μm〜500μmがさらに好ましい。
3.導光板
以下、本発明に係る製造方法にて得られる導光板について詳述する。なお、ここで示す構成はあくまで一例であり、本発明はこれに何ら限定されない。
3−1.導光部材
本発明に係る導光部材は、公知のものが使用できる。導光部材は、光源から発せられた光を、図1(b)の導光板(100)の、光入射端面(101)(側面側)で受光し(当該光は入射光となる)、その内部を通じて、出射面(102)側に光を出射することができる。
導光部材は、板、フィルムなどの透明部材、又は、それら部材の積層物で構成されることができる。導光部材の材質は、透明部材であればよく、例えば透明樹脂やガラスなどが挙げられるが、透明樹脂が好ましく、透明性の高い熱可塑性樹脂がより好ましい。透明性の高い熱可塑性樹脂としては、例えばポリオレフィン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエーテル系樹脂などが挙げられる。なかでも透明性の見地から可視光領域に波長の吸収領域がないポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂が好ましい。
図2に示すように、導光部材(120)の側面に設置された光源(200)から導光部材に入射した光は、導光部材内面で、全反射を繰り返しながら導光部材(120)内を進む。導光部材(120)には、光が全反射する際に、反射角度を変える、図1(c)に示すような凹部(121)が、複数設けられており、当該凹部(121)で反射角度を変えられた光は、出射面(102)より外部に出射される。
本発明に係る導光部材の、光の反射角度を変える凹部(121)形状は、凹型のレンズ形状等が挙げられる。これらの構造は単独で用いられてもよく、複数の構造を組み合せて用いることもできる。凹部の形状は特に限定されないが、例えば図3(a)〜(g)等が挙げられる。
また、凹部(121)の配列は、特に限定されず、ランダムに配置されても規則的に配置されてもよい。例えば、図4(a)に示すように、導光板の光源(200)に近い側から遠い側に離れるに従い、凹部の分布密度が高くなるよう、配置することができる。また、図4(b)に示すように、導光部材の別の側部にも光源(200)を設置する場合には、出射面内の光の均一性が向上できるため、上述した凹部の配置や分布密度は適宜調整することができる。
3−2.導光板用封止部材硬化体
導光板用封止部材硬化体は、導光板用封止部材を積層する際、導光部材の凹部内部に、気体、液体又は真空の少なくともいずれか(被封止物)を封止する。このようにすることで、凹部へのゴミの付着や、傷つきによる導光板の光学特性の低下を防止できる。
より詳細には、この導光板用封止部材硬化体を形成する際には、上述したように、少なくとも一部が未硬化の状態の活性エネルギー線硬化性組成物からなる層である封止層を、導光部材の凹部内部に、気体、液体又は真空の少なくともいずれかを封止した状態で導光部材の凹部側表面に積層(貼り合わせ)する。次いで、この封止層を硬化させることで、導光板用封止部材は、封止層硬化体を有する導光板用封止部材硬化体となる。
また、凹部を有する導光部材の凹部側表面に別の層(例えば偏光板や位相差板)を積層させる際に、貼り合わせ封止を行わない場合には、当該凹部以外の導光部材の凹部側表面と、当該別の層との間に薄い空気層が入る可能性があり、干渉縞を引き起こす場合がある。本発明の導光板用封止部材硬化体を介することで、空気層の形成を防止し、干渉縞を防止することができる。
3−3.特性
3−3−1.90°剥離強度
導光板用封止部材硬化体(110)の封止層硬化体(111)と、導光部材との界面における90°剥離強度(JIS K6854による)は、0.2N/25mm以上とすることができる。0.2N/25mm未満では、剥がれや浮きが発生する懸念がある。
3−3−2.光学特性(C)
以下、光学特性について詳述する。図5に示したように、導光板(100)又は導光部材(120)の出射面に対する法線方向を0°、光源から光が入射される導光板又は導光部材の端面に対して垂直な方向を90°と規定する。
光源から発せられた光が導光板又は導光部材の端面から入射し、導光板又は導光部材の内部を進行し、導光部材の凹部により反射・拡散されて、当該出射面から出射される。このとき上記規定した角度を基準に、−70°〜70°までの範囲に出射される光の輝度積分値をLaとし、110°〜250°までの範囲に出射される光(導光板又は導光部材の出射面とは反対側の表面である非出射面から出射される光)の輝度積分値をLbとする。即ち、Laは出射面の輝度積分値を表し、Lbは非出射面の輝度積分値を表す。さらに、非出射面からの出射光輝度を基準として、出射面からの出射光と、非出射面からの出射光の輝度の差がどれだけあるかを示す値、(La−Lb)/Lbを、光学特性(C)として定義する。
本発明では、導光板の光学特性を(Cx)とし、導光部材のみの光学特性(Cy)とした際、それらの比率である、光学特性比(Cx/Cy)が、0.3以上となるようにすることができる。
即ち、(Cx/Cy)が0.3未満であると、導光部材の本来の設計と比較して、出射面から出射される輝度が低く、非出射面へ出射される輝度が高くなっていることとなり、面状光源装置や照明装置としての能力が不足するおそれがある。
4.製造方法
4−1.導光板用封止部材の製造方法
導光板用封止部材の製造方法は、特に限定されないが、一例として、以下の工程(A1)及び(A2)を含む方法が挙げられる。
工程(A1):塗布工程;活性エネルギー線硬化性組成物を、塗布基材上に塗布する。
工程(A2):封止部材形成工程;塗布後、必要に応じて、活性エネルギー線硬化性組成物を乾燥させる乾燥工程、及び/又は、必要に応じて、活性エネルギー線硬化性組成物に対する活性エネルギー線照射を行う部分硬化工程を実行し、封止層を形成する。
活性エネルギー線硬化性組成物は、活性エネルギー線硬化性樹脂を含み、必要に応じて更に光重合開始剤を含んでいる。活性エネルギー線硬化性樹脂、光重合開始剤、その他の任意の添加剤等については、上述の通りである。
活性エネルギー線硬化性組成物における、活性エネルギー線硬化性樹脂、光重合開始剤及び任意の各種添加剤の各割合は、各材料の種類によって異なり、一義的に規定することは困難であるが、一例として、固形分の質量比で、モノマーが50質量%〜99質量%、光重合開始剤が0.5質量%〜10質量%、各種添加剤が50質量%以下とすることができる。また、活性エネルギー線硬化性組成物は、必要に応じて公知の溶媒(例えば、ベンゼン等の有機溶剤)を適宜含んでいてもよい。更にこの場合、活性エネルギー線硬化性組成物の固形分濃度は、製造条件に応じて適宜自由に設計可能である。
調製した活性エネルギー線硬化性組成物を塗布基材上に塗布するには、連続生産性を考えると、ロールコーティング法、グラビアコーティング法等のコーティング法を用いることが好ましい。当該コーティング法によって、薄層となるように活性エネルギー線硬化性組成物を塗布できる。なお、活性エネルギー線硬化性組成物の塗布厚としては、硬化後に所望の封止層硬化体(111)となるように設計すればよい。
工程(A2)における乾燥工程は、作業性の観点から活性エネルギー線硬化性組成物に通常含まれる溶剤を全部又は一部揮発させ、固形分層(封止層)を形成させる任意工程である。このような乾燥の条件としては適宜公知の方法に従って実施可能であり、特に限定されないが、例えば、40℃〜200℃で10秒〜600秒の乾燥を行えばよい。
活性エネルギー線硬化性組成物を乾燥させることで、塗布基材上に封止層が形成された導光板用封止部材が得られる。なお、活性エネルギー線硬化性組成物中の固形分比率が高かったり、塗布工程後の放置時間が長くなる等により、封止層が自然に形成される場合には、このような乾燥工程を設けずともよい。また、封止層は、本発明の効果を阻害しない範囲内で、非固形分を含んでいてもよい(即ち、必ずしも完全に乾燥されていなくともよい)。
工程(A2)における部分硬化工程は、使用する活性エネルギー線硬化性樹脂等に応じて実行される好ましい任意行程である。部分硬化工程は、本発明の所定の性質を得るために、塗布工程後、活性エネルギー線硬化性樹脂に活性エネルギー線を照射し、活性エネルギー線硬化性組成物を部分硬化させる工程であり、換言すれば、予め活性エネルギー線照射を行い活性エネルギー線硬化性樹脂の一部を重合させる工程である。なお、この部分硬化工程は、上記乾燥工程の後に行われることが好ましい。
活性エネルギー線が紫外線の場合、使用する紫外線光源は特に限定されないが、波長400nm以下に発光分布を有する、例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハライドランプなどを用いることができる。アクリル化合物を活性エネルギー線硬化成分とする組成物を用いる場合、一般的な重合開始剤が示す吸収波長を考慮すると、400nm以下の光を多く有する高圧水銀灯又はメタルハライドランプが、紫外線光源としては好ましく用いられる。
4−2.導光板の製造方法
導光板は、未硬化状態又は部分硬化状態である封止層を備える導光板用封止部材を、導光部材の凹部側表面に積層(貼り合わせ)し、封止層の未硬化部分を硬化させることで得られる。
より詳細には、導光部材の凹部の内部に、被封止物(気体、液体又は真空の少なくともいずれか)を内包する状態で、非出射面の表面に、封止層が接触するように導光板用封止部材を積層し、且つ封止層の加熱を行う積層加熱工程と、積層加熱工程後、封止層を硬化させ被封止物の封止を行う硬化工程と、を経ることで、導光板が製造可能である。
積層加熱工程は公知の方法を用いればよく、導光板用封止部材を導光部材に積層した後に加熱を行ってもよいし、導光板用封止部材を導光部材に積層したと同時に加熱を行ってもよいし、導光板用封止部材を導光部材に積層する前に加熱を行っていてもよい。
積層加熱工程に用いられる具体的な手段としては、導光板用封止部材と導光部材との接触面に熱エネルギーが発生するようにラミネートを行う方法である、高圧ラミネートや超音波ラミネート等が例示可能であるが、いわゆる熱ラミネートによる方法が好ましい。このような熱ラミネート等を実行し、封止層を加熱することにより、封止層にタック性を発現させ、位置ズレ等を防止し、接着性を向上させることが可能である。なお、封止層のタック性を十分に発現させ、且つ、樹脂の寸法変化や軟化などを抑えるために、温度が40℃〜200℃となるように保持する(例えば、熱ラミネートの熱条件を40℃〜200℃とする)ことが好ましい。なお、この温度は、45℃以上、50℃以上、55℃以上等としてもよい。
硬化工程は、封止層に活性エネルギー線(例えば、紫外線)を照射する方法を用いればよい。光源としては上述した通りである。
また、積層加熱工程及び硬化工程は、ロールトゥロール方式で行われることが好ましい。
出来上がった導光板は、導光部材と同様の透明性及び屈折率を有するもの、例えば、アクリル板等で、導光部材の厚みを増やすことができる。
5.面状光源装置又は照明装置の用途
本発明による導光板用封止部材を用いた導光板は、その導光板の側面の位置(端面)に一つ又は複数の光源を設けることで、面状光源装置又は照明装置として使用することができる。光源は公知のものを使用することができ、特に限定されないが、省サイズ化や消費電力の観点からLED光源が好ましい。
又、面状光源装置をバックライトとして使用する場合には、導光板の一方の面に、反射部材及び/又は拡散部材を設けることができる。反射部材や拡散部材は、特に限定されず、公知のものを使用すればよい。
面状光源装置又は照明装置は、表示用デバイスである透過型表示装置、反射型表示装置におけるエッジ型表示装置用の面状光源装置、及び、照明装置として使用される。
以下、実施例及び比較例に基づき、本発明を説明するが、本発明は実施例の内容に限定されるものではない。
<原料調製>
導光板用封止部材の封止層の原料となる活性エネルギー線硬化性組成物を、以下の手順に基づき準備した。
(活性エネルギー線硬化性組成物1)
下記の手順で得られる化合物1を94.5質量部と、開始剤としてIRGACURE184(BASFジャパン社製)を5.5質量部と、トルエンとを、固形分率が40%となるように配合して、活性エネルギー線硬化性組成物1を得た。
・化合物1の合成:
トリシクロデカンジメタノール196.29g(1モル)と、ε−カプロラクトン22.828g(0.2モル)とをフラスコに仕込み、120℃まで昇温し、触媒としてモノブチルスズオキシド50ppmを添加した。その後、窒素気流下で、残存したε−カプロラクトンがガスクロマトグラフィーで1%以下になるまで反応を行い、ジオール(1)を得た。
別のフラスコにイソホロンジイソシアネート444.56g(2モル)を仕込み、反応温度70℃で、ジオール(1)424.57g(1モル)を加え、残存したイソシアネート基が5.7%となった時点で2−ヒドロキシエチルアクリレート232.24g(2モル)、ジブチルスズラウリレート0.35gを加え、残存したイソシアネート基が0.1%になるまで反応を行い、モノマーであるウレタンアクリレート(化合物1)を得た。
(活性エネルギー線硬化性組成物2)
アクリット 8KX−212(大成ファインケミカル社製)を95質量部、IRUGACURE 184(BASFジャパン社製)を5質量部と、プロピレングリコールモノメチルエーテルとを、固形分率が30%となるように配合して、活性エネルギー線硬化性組成物2を得た。
(活性エネルギー線硬化性組成物3)
化合物1をペンタエリスリトールトリアクリレートに変更した以外は活性エネルギー線硬化性組成物1の調製と同様に、活性エネルギー線硬化性組成物3を得た。
(活性エネルギー線硬化性組成物4)
化合物1をエチレンジオールジメタクリレートに変更した以外は活性エネルギー線硬化性組成物1の調製と同様に、活性エネルギー線硬化性組成物4を得た。
<実施例1の導光板の製造>
(封止部材形成工程)
ワイヤーバーを用いて、塗布基材{住友化学社製アクリルフィルム テクノロイ(100μm厚さ)}に活性エネルギー線硬化性組成物1を塗布した。
活性エネルギー線硬化性組成物1の塗布厚は、乾燥後の膜厚が2μmとなるよう調整した。乾燥炉内温度100℃に設定したクリーンオーブン内で、塗工膜を乾燥させ、塗布基材の片面に、未反応のアクリロイル基が残存した封止層が形成された導光板用封止部材を得た。
(積層加熱工程、硬化工程)
上記導光板用封止部材の封止層側の表面と、下記の手順で得られる導光部材の凹部側表面とを、温度100℃の条件下で熱ラミネートを行った後、積算光量3000mJ/cmの条件で高圧水銀ランプによる紫外線を照射することで封止層内に残存していた未反応のアクリロイル基を完全に硬化反応させ、実施例1の導光板を得た。
・導光部材の作製
130mm×90mmのサイズの0.2mmの厚みのPMMAのシートに、UV硬化アクリル樹脂(光重合開始剤含有)により10μmの厚みで塗布層を形成し、直径約40μmで高さが約10μmの凸レンズ型のドット形状を有する金型(凸型レンズ密度:約100個/mm)にてプレスを行いながら、PMMAのシートの塗布層と反対側の面からUV光線を照射して硬化することにより、本発明で用いる凹部を有する導光部材を作製した。得られた導光部材の表面をレーザー顕微鏡で観察し、大きさ(直径)が約40μmで深さが約8μmの凹レンズ型のドット形状が約100個/mmの密度で存在する凹部を有する導光部材が得られていることを確認した。
<実施例2の導光板の製造>
積層加熱工程における熱ラミネート温度を40℃とした以外は、実施例1と同様に、実施例2の導光板を製造した。
<実施例3の導光板の製造>
封止部材形成工程において、塗工膜を乾燥させた後、大気中雰囲気下で、積算光量200mJ/cmの条件で高圧水銀ランプによる紫外線を照射することで活性エネルギー線硬化性組成物1を部分硬化させた以外は実施例1と同様に、実施例3の導光板を製造した。
<実施例4の導光板の製造>
活性エネルギー線硬化性組成物として活性エネルギー線硬化性組成物2を使用した以外は実施例1と同様に、実施例4の導光板を製造した。
<実施例5の導光板の製造>
活性エネルギー線硬化性組成物として活性エネルギー線硬化性組成物3を使用した以外は実施例3と同様に、実施例5の導光板を製造した。
<比較例1の導光板の製造>
活性エネルギー線硬化性組成物として活性エネルギー線硬化性組成物3を使用した以外は実施例1と同様に、比較例1の導光板を製造した。
<比較例2の導光板の製造>
活性エネルギー線硬化性組成物として活性エネルギー線硬化性組成物4を使用した以外は実施例3と同様に、比較例2の導光板を製造した。
<比較例3の導光板の製造>
積層加熱工程において、熱ラミネートを実施せず、室温(25℃)でのラミネートとした以外は、実施例1と同様に、比較例3の導光板を製造した。
各実施例及び比較例で用いた条件、及び、導光板封止部材の引張せん断強度を表1に示す。なお、導光板封止部材の引張せん断強度は、上述したJIS K−6850に基づく方法で測定される数値である。また、封止層とアクリルフィルムとが貼り付かず、引張せん断強度の測定ができなかったものを、*付きで表1に示す。
<評価>
以下の手順に基づいて、各導光板の異物除去性、接着性、及び、光学特性を評価した。結果を表1に示す。
(異物除去性)
紙粉を封止層表面に付着させた後、エアブローなどにより紙粉が除去でき、かつ封止層表面に跡などが残らないものを○、紙粉が除去できないあるいは除去後に跡が残るものを×とした。
(接着性)
硬化工程後の90°剥離力が0.2N/25mm以上のものを○、それ未満のものを×とした。
(光学特性)
図5(a)及び(b)には、導光板の光学特性評価に用いた測定装置の一例の模式図が示される。この測定装置により、実施例及び比較例の各々で得られた導光板の光学特性を、下記の方法により評価した。
まず、図5(a)のように、LED光源(200)を、実施例及び比較例の導光板(100)の光入射端面(101)に、裏面からの反射光を抑えるために黒色フェルトシート(140、和気産業社製黒色フェルトシートFU−714、厚み2mm)を、実施例及び比較例の非出射面(図5(a)の導光板(100)における下面)に、それぞれ設置した。
続いて輝度計(300)(村上色彩技術研究所社製GP−5)を用い、導光板(100)内での入射した光の進行方向(図5(a)における左から右に向かう方向)を90°、導光板出射面に対する法線方向(図5(a)における下から上に向かう方向)を0°とした際、当該規定角度を基準として、−70°〜70°までの範囲で出射面に出射される光の輝度積分値(La)を測定した。なお出射方向は、出射面法線方向を0°と規定した際の、輝度計(300)から見て光入射端面(101)の方向を−(マイナス)、その反対方向を+(プラス)とした。
次に、図5(b)に示されるように、実施例及び比較例の導光板(100)を、図5(a)とは上下逆向きに配置し、黒色フェルトシート(140)を、出射面((図5(b)の導光板(100)における下面)に、それぞれ設置した他は、図5(a)と同様に設置した。尚、規定角度は、上記図5(a)における角度を基準とした。
上記規定角度を基準として、同様に110°〜250°までの範囲で、非出射面に出射される光の輝度積分値(Lb)を測定した。なお出射方向は、非出射面の法線方向を、上記規定角度基準により180°とし、輝度計(300)から見て、光入射端面(101)の方向を−(マイナス)、その反対方向を+(プラス)とした。
以上より、非出射面からの出射光輝度を基準として、出射面からの出射光と、非出射面からの出射光の輝度との差が、どれだけあるかを示す値(La−Lb)/Lbを、光学特性(C)とし、実施例及び比較例で得られた導光板の光学特性(Cx)と、導光板用封止部材硬化体を設けていない導光部材(120)の光学特性(Cy)との比率(Cx/Cy)の値により、導光板及び導光部材の光学特性比を評価した。
光学特性比が、0.3以上の場合を○、0.3未満の場合を×とした。また、導光部材と導光板封止部材が貼り付かず、導光板封止部材を含む導光板が得られなかった場合を−とした。
Figure 2019179712
表1に示すように、本発明実施例においては、硬化させた後に導光部材との接着性を向上させ、且つ、導光板の光学特性を十分に発揮させることが可能な、導光板用封止部材を用いた導光板を得ることができた。
一方で、比較例1および2では、導光板用封止部材の引張せん断強度が0.1MPa以上を示しており、常温にてタック性を有するため、異物除去が困難であり、また導光板として十分な光学特性が得られなかった。これは、導光板用封止部材の封止層表面がタック性を有するほどに軟らかいため、封止層が凹部に埋まり込んだためと考えられる。
また、比較例3では、実施例1と同様に常温でタック性を有しない導光板用封止部材であり、異物除去性は良好である。しかし、室温(25℃)での一般的なラミネートでは、タック性を有しないために導光部材と接着せず、導光板用封止部材を用いた導光板を得ることができなかった。

Claims (3)

  1. 側面を形成する端面と、前記端面から入射した光が屈曲して出射する主面である出射面とを有し、前記出射面の反対側の表面である非出射面に複数の凹部を有する導光部材
    を備える導光板の製造方法であり、
    前記凹部の内部に、前記導光部材の屈折率とは異なる屈折率を有する、気体、液体又は真空の少なくともいずれかを封止する状態で、塗布基材と封止層とを有する導光板用封止部材を、前記非出射面の表面に、前記封止層が接触するように積層し、且つ前記封止層の加熱を行う積層加熱工程と、
    前記積層加熱工程後、前記封止層の硬化を行う硬化工程と
    を含み、
    前記封止層は、少なくとも活性エネルギー線硬化性樹脂を含み、
    前記封止部材は、25℃にて前記封止層とアクリルフィルムとを貼合した際のJIS K−6850に基づく引張せん断強度が0.1MPa以下であることを特徴とする、導光板の製造方法。
  2. 前記積層加熱工程よりも前の工程として、
    少なくとも活性エネルギー線硬化性樹脂を含む活性エネルギー線硬化性組成物を前記塗布基材に塗布する塗布工程と、
    前記活性エネルギー線硬化性組成物に活性エネルギー線を照射し、活性エネルギー線硬化性組成物を部分硬化させて前記封止層を形成する部分硬化工程と
    を有する封止部材形成工程を更に含む、請求項1に記載の導光板の製造方法。
  3. 前記積層加熱工程及び前記硬化工程が、ロールトゥロール方式で行われる、請求項1又は2に記載の導光板の製造方法。
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