JPH04362625A - マルチプロジェクタ用フレネルレンズおよびその製造法 - Google Patents
マルチプロジェクタ用フレネルレンズおよびその製造法Info
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- JPH04362625A JPH04362625A JP3138915A JP13891591A JPH04362625A JP H04362625 A JPH04362625 A JP H04362625A JP 3138915 A JP3138915 A JP 3138915A JP 13891591 A JP13891591 A JP 13891591A JP H04362625 A JPH04362625 A JP H04362625A
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Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロジェクタ用
のフレネルレンズおよびその製造法に関するものである
。さらに詳しく説明すると、本発明は、多数のリアプロ
ジェクタユニットを上下左右方向に連結することによっ
て、大画面の観視を可能とする、マルチスクリ−ンプロ
ジェクタ用のフレネルレンズおよびその製造法に関連す
るものである。
のフレネルレンズおよびその製造法に関するものである
。さらに詳しく説明すると、本発明は、多数のリアプロ
ジェクタユニットを上下左右方向に連結することによっ
て、大画面の観視を可能とする、マルチスクリ−ンプロ
ジェクタ用のフレネルレンズおよびその製造法に関連す
るものである。
【0002】なお、本明細書における「一枚のフレネル
レンズシ−ト」という用語は、フレネルレンズユニット
から成る複数枚のシ−トを上下および/または左右方向
に連結して得られるシ−ト(図1)を意味するものでは
なく、少なくとも二つのフレネルレンズユニットが、接
合部を介することなしに、フレネルレンズ層によって連
続的に形成されている最初から一枚のシ−ト(図2、図
3)を意味するものである。
レンズシ−ト」という用語は、フレネルレンズユニット
から成る複数枚のシ−トを上下および/または左右方向
に連結して得られるシ−ト(図1)を意味するものでは
なく、少なくとも二つのフレネルレンズユニットが、接
合部を介することなしに、フレネルレンズ層によって連
続的に形成されている最初から一枚のシ−ト(図2、図
3)を意味するものである。
【0003】
【従来の技術】従来のプロジェクション方式によるマル
チ画面システムにおいては、観察者側に画面のみが露出
するような形態を持つ投射系ユニットを製作し、これを
上下、左右方向に積み重ねる方法が一般的に採用されて
いる。しかし、この方法では、隣接する画面の額縁(幅
3.5mm〜5mm)が2倍になって観察されることに
なるため、目地幅は7〜10mmとなり、情報の欠落が
大きいという問題があった。
チ画面システムにおいては、観察者側に画面のみが露出
するような形態を持つ投射系ユニットを製作し、これを
上下、左右方向に積み重ねる方法が一般的に採用されて
いる。しかし、この方法では、隣接する画面の額縁(幅
3.5mm〜5mm)が2倍になって観察されることに
なるため、目地幅は7〜10mmとなり、情報の欠落が
大きいという問題があった。
【0004】これの解決策として、大サイズ(接合部の
ない一枚の大きな)レンチキュラーレンズシートと、同
様な一枚のマルチフレネルレンズシ−トを組み合わせて
使用することが考えられる。しかし、従来技術において
は、大サイズのレンチキュラーレンズシートを製作する
ことは比較的容易であるものの、大きな一枚のマルチフ
レネルレンズシ−トを製作することは困難であった。
ない一枚の大きな)レンチキュラーレンズシートと、同
様な一枚のマルチフレネルレンズシ−トを組み合わせて
使用することが考えられる。しかし、従来技術において
は、大サイズのレンチキュラーレンズシートを製作する
ことは比較的容易であるものの、大きな一枚のマルチフ
レネルレンズシ−トを製作することは困難であった。
【0005】そのため従来法においては、大きな一つの
箱体の前面に、それぞれ一つのフレネルレンズユニット
から成る複数枚のシ−トを、図1に示すように接合して
作製した大きなフレネルレンズシ−トと大きなレンチキ
ユラ−レンズを重ね合わせて配置し、さらに、前記箱体
の後部に前記フレネルレンズユニットに対応する投写光
源をそれぞれ配置している。この場合、フレネルレンズ
ユニットの接合部は画像の欠落を最小限にとどめるため
、できるだけ小さい幅にすることが必要となる。最も小
さい接合幅を得るための具体的な方法としては、隣接す
るフレネルレンズユニットを溶剤で接着する方法が挙げ
られるが、接着面積が小さいため、フレネルレンズシ−
トの強度的な信頼性が著しく低下する。
箱体の前面に、それぞれ一つのフレネルレンズユニット
から成る複数枚のシ−トを、図1に示すように接合して
作製した大きなフレネルレンズシ−トと大きなレンチキ
ユラ−レンズを重ね合わせて配置し、さらに、前記箱体
の後部に前記フレネルレンズユニットに対応する投写光
源をそれぞれ配置している。この場合、フレネルレンズ
ユニットの接合部は画像の欠落を最小限にとどめるため
、できるだけ小さい幅にすることが必要となる。最も小
さい接合幅を得るための具体的な方法としては、隣接す
るフレネルレンズユニットを溶剤で接着する方法が挙げ
られるが、接着面積が小さいため、フレネルレンズシ−
トの強度的な信頼性が著しく低下する。
【0006】さらに、特開平2−278976号公報に
は、スクリ−ンの後ろ側に透明な補強板を配置し、それ
ら両者の屈折率にほぼ等しい屈折率を有する接着剤を使
用して、または細い釘状のものを両者に貫入させてスク
リ−ンと補強板を固定することが開示されている。しか
し、補強板を使用する場合にはスクリ−ン全体としての
重量が増加し、その後の取扱いが困難になる。また、接
着剤を使用するときは、接着剤の硬化に時間を要するの
で製造コストが高くなるという問題がある。さらに、補
強板とフレネルレンズ間に界面が存在するため、迷光が
発生し、画質の低下を招く場合がある。また、各フレネ
ルレンズユニットを接合した部分に界面が存在するため
、迷光が発生し、画質の低下を招く場合がある。
は、スクリ−ンの後ろ側に透明な補強板を配置し、それ
ら両者の屈折率にほぼ等しい屈折率を有する接着剤を使
用して、または細い釘状のものを両者に貫入させてスク
リ−ンと補強板を固定することが開示されている。しか
し、補強板を使用する場合にはスクリ−ン全体としての
重量が増加し、その後の取扱いが困難になる。また、接
着剤を使用するときは、接着剤の硬化に時間を要するの
で製造コストが高くなるという問題がある。さらに、補
強板とフレネルレンズ間に界面が存在するため、迷光が
発生し、画質の低下を招く場合がある。また、各フレネ
ルレンズユニットを接合した部分に界面が存在するため
、迷光が発生し、画質の低下を招く場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な状況に鑑み、少なくとも二つのフレネルレンズユニッ
トを有する、一枚のフレネルレンズシ−トを紫外線硬化
性の樹脂組成物を利用する一体成形によって製造し、こ
れによって画像を投写した際に見ずらくない、優れた画
面が得られるフレネルレンズシ−ト、つまり複数のフレ
ネルレンズユニットを含み、しかも接合部がなく、成形
後の加工を必要としない、大きなフレネルレンズシ−ト
を提供しようとするものである。
な状況に鑑み、少なくとも二つのフレネルレンズユニッ
トを有する、一枚のフレネルレンズシ−トを紫外線硬化
性の樹脂組成物を利用する一体成形によって製造し、こ
れによって画像を投写した際に見ずらくない、優れた画
面が得られるフレネルレンズシ−ト、つまり複数のフレ
ネルレンズユニットを含み、しかも接合部がなく、成形
後の加工を必要としない、大きなフレネルレンズシ−ト
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板とその上
に形成された、少なくとも二つのフレネルレンズユニッ
トを有する、一枚のフレネルレンズシ−トからなること
を特徴とするマルチプロジェクタ用フレネルレンズおよ
びその製造法に関するものである。基板としてはメタク
リル樹脂のような優れた光透過性を有する合成樹脂の板
を使用するのが望ましい。メタクリル樹脂板の種類につ
いては限定はなく、市販のメタクリル樹脂板が満足に使
用できる。基板の厚さについても特別な限定はなく、フ
ィルム状の薄物から板状の厚物まで使用可能であるが、
通常は厚さ0.1〜10mmの基板を使用する。
に形成された、少なくとも二つのフレネルレンズユニッ
トを有する、一枚のフレネルレンズシ−トからなること
を特徴とするマルチプロジェクタ用フレネルレンズおよ
びその製造法に関するものである。基板としてはメタク
リル樹脂のような優れた光透過性を有する合成樹脂の板
を使用するのが望ましい。メタクリル樹脂板の種類につ
いては限定はなく、市販のメタクリル樹脂板が満足に使
用できる。基板の厚さについても特別な限定はなく、フ
ィルム状の薄物から板状の厚物まで使用可能であるが、
通常は厚さ0.1〜10mmの基板を使用する。
【0009】一枚のフレネルレンズシ−トには、図2に
示すように、少なくとも二つのフレネルレンズユニット
が上下および/または左右方向に、接合部なしに、連続
的に形成されている。つまり、本発明のフレネルレンズ
シ−トでは、フレネルレンズ層を構成する樹脂層によっ
て隣接するフレネルレンズユニットが接合されている。
示すように、少なくとも二つのフレネルレンズユニット
が上下および/または左右方向に、接合部なしに、連続
的に形成されている。つまり、本発明のフレネルレンズ
シ−トでは、フレネルレンズ層を構成する樹脂層によっ
て隣接するフレネルレンズユニットが接合されている。
【0010】このようなフレネルレンズシ−トは市販の
感光性樹脂材料、特に紫外線硬化性の樹脂組成物から形
成されるのが望ましい。紫外線硬化性の樹脂組成物とし
ては、特別な限定はなく、一般に用いられているエポキ
シアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエス
テルアクリレート系、ポリオールアクリレート系などが
使用できる。
感光性樹脂材料、特に紫外線硬化性の樹脂組成物から形
成されるのが望ましい。紫外線硬化性の樹脂組成物とし
ては、特別な限定はなく、一般に用いられているエポキ
シアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエス
テルアクリレート系、ポリオールアクリレート系などが
使用できる。
【0011】そして、同時に使用される反応性希釈モノ
マーとしては、一つあるいはそれ以上の反応性モノ、ジ
又はそれ以上の多官能性アクリル系モノマー例えば、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヘキサンジオールジメタクリレート、テトラエ
チレングリコールアクリレート、イソホルニルアクリレ
ートなどが好ましく用いられる。
マーとしては、一つあるいはそれ以上の反応性モノ、ジ
又はそれ以上の多官能性アクリル系モノマー例えば、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヘキサンジオールジメタクリレート、テトラエ
チレングリコールアクリレート、イソホルニルアクリレ
ートなどが好ましく用いられる。
【0012】本発明の目的を考慮すると、本発明では、
フレネルレンズユニットの大きさは、通常15.2〜1
06.7cm(6〜42インチ)×20.5〜142.
2cm(8〜56インチ)である。このようなユニット
が上下および/または左右方向に連続的に形成されて、
例えば4面マルチプロジェクタの場合には、0.3〜2
.13m(12〜84インチ)×0.4〜2.84m(
16〜112インチ)または対角寸法0.5〜3.56
m(20〜140インチ)の大きな一枚のフレネルレン
ズシ−トとなっている。
フレネルレンズユニットの大きさは、通常15.2〜1
06.7cm(6〜42インチ)×20.5〜142.
2cm(8〜56インチ)である。このようなユニット
が上下および/または左右方向に連続的に形成されて、
例えば4面マルチプロジェクタの場合には、0.3〜2
.13m(12〜84インチ)×0.4〜2.84m(
16〜112インチ)または対角寸法0.5〜3.56
m(20〜140インチ)の大きな一枚のフレネルレン
ズシ−トとなっている。
【0013】本発明のマルチプロジェクタ用フレネルレ
ンズは、フレネルレンズユニットのめす型を少なくとも
二つ連続的に配置し、そのめす型の表面に紫外線硬化性
の樹脂組成物を塗布し、その樹脂組成物の上に紫外線透
過性の基板を置き、その基板を通して紫外線を照射する
ことによって製造される。
ンズは、フレネルレンズユニットのめす型を少なくとも
二つ連続的に配置し、そのめす型の表面に紫外線硬化性
の樹脂組成物を塗布し、その樹脂組成物の上に紫外線透
過性の基板を置き、その基板を通して紫外線を照射する
ことによって製造される。
【0014】精度の良いマルチプロジェクタ用フレネル
レンズを製造するためには、図4に要点を示すように、
フレネルレンズユニットのめす型を、金型補強用の平板
に密接させた状態で、固定して使用するのが望ましい。 この場合、フレネルレンズユニットのめす型と同じ材質
の補強用の平板を使用するのも望ましい方法である。基
板としてはメタクリル樹脂板を使用するのが望ましい。
レンズを製造するためには、図4に要点を示すように、
フレネルレンズユニットのめす型を、金型補強用の平板
に密接させた状態で、固定して使用するのが望ましい。 この場合、フレネルレンズユニットのめす型と同じ材質
の補強用の平板を使用するのも望ましい方法である。基
板としてはメタクリル樹脂板を使用するのが望ましい。
【0015】紫外線硬化性の樹脂組成物をめす型の表面
に塗布し、基板を通して紫外線を照射する際の方法およ
び条件については特別な限定はなく、紫外線硬化性の樹
脂組成物を硬化させるのに通常用いられている方法およ
び条件が満足に使用される。
に塗布し、基板を通して紫外線を照射する際の方法およ
び条件については特別な限定はなく、紫外線硬化性の樹
脂組成物を硬化させるのに通常用いられている方法およ
び条件が満足に使用される。
【0016】なお、紫外線照射装置の製作や型製作上の
技術的、コスト的な制約から、フレネルレンズユニット
を上下および/または左右方向に数多く連結することが
困難な場合には、図3に示すように上下方向のみに、例
えば3ユニット程度連結したフレネルレンズを製造し、
溶剤接着などの手法によって上下および/または左右方
向に連結して大画面用のマルチプロジェクタ用フレネル
レンズを作ることも可能であり、これも本発明の一部で
ある。
技術的、コスト的な制約から、フレネルレンズユニット
を上下および/または左右方向に数多く連結することが
困難な場合には、図3に示すように上下方向のみに、例
えば3ユニット程度連結したフレネルレンズを製造し、
溶剤接着などの手法によって上下および/または左右方
向に連結して大画面用のマルチプロジェクタ用フレネル
レンズを作ることも可能であり、これも本発明の一部で
ある。
【0017】以下本発明のマルチプロジェクタ用フレネ
ルレンズおよびその製造法を実施例を利用して更に詳し
く説明する。 実施例 ピッチ0.1mmのフレネルレンズの形状が刻まれた、
1000×800×3mmの黄銅製のレンズ型を4面用
意した。他のレンズ型と当接する各レンズ型の辺は、そ
れらの辺を互いに密着させることができるように、プレ
ーナ−を用いて切断した。次に、これらのレンズ型をレ
ンズ型と同じ材質の補強用の平板に密接させて貼合わせ
た。貼合わせは、セメダイン(株)製、エポキシ系接着
剤EP001を補強用の平板に薄く塗布して行なった。
ルレンズおよびその製造法を実施例を利用して更に詳し
く説明する。 実施例 ピッチ0.1mmのフレネルレンズの形状が刻まれた、
1000×800×3mmの黄銅製のレンズ型を4面用
意した。他のレンズ型と当接する各レンズ型の辺は、そ
れらの辺を互いに密着させることができるように、プレ
ーナ−を用いて切断した。次に、これらのレンズ型をレ
ンズ型と同じ材質の補強用の平板に密接させて貼合わせ
た。貼合わせは、セメダイン(株)製、エポキシ系接着
剤EP001を補強用の平板に薄く塗布して行なった。
【0018】一方、次のような組成を持つ紫外線硬化性
の樹脂組成物を用意した: ウレタンアクリレート,UK−6038
(三菱レイヨ
ン(株)製) 60重量部 ヒドロキシエチル
アクリレート、アクリエステルHO
(三菱レイヨン(株)
製) 40重量部 ベンゾフェノン(光硬化触
媒)
3重量部透明基板としては、三菱レイヨン(株)製の
アクリル樹脂板、アクリライト#000、3mm厚を用
意した。
の樹脂組成物を用意した: ウレタンアクリレート,UK−6038
(三菱レイヨ
ン(株)製) 60重量部 ヒドロキシエチル
アクリレート、アクリエステルHO
(三菱レイヨン(株)
製) 40重量部 ベンゾフェノン(光硬化触
媒)
3重量部透明基板としては、三菱レイヨン(株)製の
アクリル樹脂板、アクリライト#000、3mm厚を用
意した。
【0019】レンズ型の全表面に液状の上記紫外線硬化
性樹脂組成物をたらし、透明基板を樹脂組成物の上に重
ね合わせた。余剰の樹脂組成物は、透明基板の上に外径
100mmφのブチルゴム製のしごき棒をのせ、透明基
板の一端から他端まで50cm/分の速度で基板を押え
ていくことによって型表面から押し出した。この結果、
紫外線硬化性樹脂組成物の平均厚さは約500μとなっ
た。
性樹脂組成物をたらし、透明基板を樹脂組成物の上に重
ね合わせた。余剰の樹脂組成物は、透明基板の上に外径
100mmφのブチルゴム製のしごき棒をのせ、透明基
板の一端から他端まで50cm/分の速度で基板を押え
ていくことによって型表面から押し出した。この結果、
紫外線硬化性樹脂組成物の平均厚さは約500μとなっ
た。
【0020】基板表面のしごきを終った後、80ワット
の紫外線ランプ3灯を用い、基板の上200mmの距離
より紫外線を照射して樹脂組成物を硬化させた。この後
、硬化した樹脂組成物をレンズ型より離型することによ
って、各レンズユニットのレンズ層が一体となっており
、しかも基板によって補強されたレンズシートを得た。 このレンズシートを一枚のレンチキュラー板と合わせて
液晶マルチプロジェクタに組み込み、画像を投影したと
ころ、従来のようなフレネルレンズシート接合部や目地
による画像欠落部が殆ど感じられない、見易い画面が得
られた。このレンズシートは基板によって補強されてい
るので、剛性もあり、取扱の面でも困難はなかった。
の紫外線ランプ3灯を用い、基板の上200mmの距離
より紫外線を照射して樹脂組成物を硬化させた。この後
、硬化した樹脂組成物をレンズ型より離型することによ
って、各レンズユニットのレンズ層が一体となっており
、しかも基板によって補強されたレンズシートを得た。 このレンズシートを一枚のレンチキュラー板と合わせて
液晶マルチプロジェクタに組み込み、画像を投影したと
ころ、従来のようなフレネルレンズシート接合部や目地
による画像欠落部が殆ど感じられない、見易い画面が得
られた。このレンズシートは基板によって補強されてい
るので、剛性もあり、取扱の面でも困難はなかった。
【0021】
【発明の効果】本発明のマルチプロジェクタ用のフレネ
ルレンズを使用すれば、画像を投写した際に、各フレネ
ルレンズユニットの接合部や目地による画像の欠落のな
い多面マルチスクリ−ンが得られる。
ルレンズを使用すれば、画像を投写した際に、各フレネ
ルレンズユニットの接合部や目地による画像の欠落のな
い多面マルチスクリ−ンが得られる。
【0022】
【図1】従来のマルチプロジェクタ用のフレネルレンズ
のレンズシ−ト表面における複数のフレネルレンズユニ
ットの配置を説明するための、模式的平面図および断面
図である。
のレンズシ−ト表面における複数のフレネルレンズユニ
ットの配置を説明するための、模式的平面図および断面
図である。
【図2】本発明のマルチプロジェクタ用のフレネルレン
ズのレンズシ−ト表面における複数のフレネルレンズユ
ニットの配置を説明するための、模式的平面図および断
面図である。
ズのレンズシ−ト表面における複数のフレネルレンズユ
ニットの配置を説明するための、模式的平面図および断
面図である。
【図3】本発明の他の実施態様における、レンズシ−ト
表面での複数のフレネルレンズユニットの配置を説明す
るための、模式的平面図である。
表面での複数のフレネルレンズユニットの配置を説明す
るための、模式的平面図である。
【図4】本発明のマルチプロジェクタ用のフレネルレン
ズを製造する際の金型補強用平板、金型、紫外線硬化性
樹脂組成物、基板の配置を模式的に示す説明図である。
ズを製造する際の金型補強用平板、金型、紫外線硬化性
樹脂組成物、基板の配置を模式的に示す説明図である。
【図5】本発明のマルチプロジェクタ用のフレネルレン
ズの模式的断面図である。
ズの模式的断面図である。
1 フレネルレンズシ−ト2
接合部 3 金型補強用平板 4 金型 5 紫外線硬化性樹脂組成物6
基板
接合部 3 金型補強用平板 4 金型 5 紫外線硬化性樹脂組成物6
基板
Claims (9)
- 【請求項1】 基板とその上に形成された、少なくと
も二つのフレネルレンズユニットを有する、一枚のフレ
ネルレンズシ−トからなることを特徴とするマルチプロ
ジェクタ用フレネルレンズ。 - 【請求項2】 基板がメタクリル樹脂板であることを
特徴とする請求項1のマルチプロジェクタ用フレネルレ
ンズ。 - 【請求項3】 フレネルレンズシ−トが紫外線硬化性
の樹脂組成物から形成されていることを特徴とする請求
項1のマルチプロジェクタ用フレネルレンズ。 - 【請求項4】 フレネルレンズシ−トに、フレネルレ
ンズユニットが上下方向に連続的に形成されていること
を特徴とする請求項1のマルチプロジェクタ用フレネル
レンズ。 - 【請求項5】 フレネルレンズシ−トに、フレネルレ
ンズユニットが上下および左右の両方向に連続的に形成
されていることを特徴とする請求項1のマルチプロジェ
クタ用フレネルレンズ。 - 【請求項6】 フレネルレンズユニットのめす型を少
なくとも二つ連続的に配置し、そのめす型の表面に紫外
線硬化性の樹脂組成物を塗布し、その樹脂組成物の上に
紫外線透過性の基板を置き、その基板を通して紫外線を
照射することをことを特徴とするマルチプロジェクタ用
フレネルレンズの製造法。 - 【請求項7】基板としてメタクリル樹脂板を使用するこ
とを特徴とする請求項6のマルチプロジェクタ用フレネ
ルレンズの製造法。 - 【請求項8】 フレネルレンズユニットのめす型が補
強用の平板に密接して固定されていることを特徴とする
請求項6のマルチプロジェクタ用フレネルレンズの製造
法。 - 【請求項9】フレネルレンズユニットのめす型と同じ材
質の補強用の平板を使用することを特徴とする請求項8
のマルチプロジェクタ用フレネルレンズの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3138915A JP3020652B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | マルチプロジェクタ用フレネルレンズおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3138915A JP3020652B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | マルチプロジェクタ用フレネルレンズおよびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362625A true JPH04362625A (ja) | 1992-12-15 |
JP3020652B2 JP3020652B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=15233120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3138915A Expired - Fee Related JP3020652B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | マルチプロジェクタ用フレネルレンズおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020652B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002027399A1 (fr) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Lentille de fresnel, ecran, dispositif d'affichage d'image, procede de fabrication de moules pour lentilles et procede de fabrication de lentilles |
US20100025632A1 (en) * | 2008-07-31 | 2010-02-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fluorescent substance and light-emitting device employing the same |
JP2012058648A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Kuraray Co Ltd | フレネルレンズシートの製造方法 |
CN115268198A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-11-01 | 江阴通利光电科技有限公司 | 一种广视角菲涅尔抗光屏幕及其生产方法 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP3138915A patent/JP3020652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002027399A1 (fr) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Lentille de fresnel, ecran, dispositif d'affichage d'image, procede de fabrication de moules pour lentilles et procede de fabrication de lentilles |
US6726859B2 (en) | 2000-09-29 | 2004-04-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Fresnel lens, screen, image display device, lens mold manufacturing method and lens manufacturing method |
US7116476B2 (en) | 2000-09-29 | 2006-10-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Fresnel lens, screen, image displaying device, lens forming mold manufacturing method and lens manufacturing method |
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JP2012058648A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Kuraray Co Ltd | フレネルレンズシートの製造方法 |
CN115268198A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-11-01 | 江阴通利光电科技有限公司 | 一种广视角菲涅尔抗光屏幕及其生产方法 |
CN115268198B (zh) * | 2022-08-03 | 2023-09-22 | 江阴通利光电科技有限公司 | 一种广视角菲涅尔抗光屏幕及其生产方法 |
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---|---|
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