JPH03157384A - 二環性トリアゾール誘導体 - Google Patents

二環性トリアゾール誘導体

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JPH03157384A
JPH03157384A JP2205962A JP20596290A JPH03157384A JP H03157384 A JPH03157384 A JP H03157384A JP 2205962 A JP2205962 A JP 2205962A JP 20596290 A JP20596290 A JP 20596290A JP H03157384 A JPH03157384 A JP H03157384A
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tetrahydro
ethanol
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Yoshifumi Watanabe
渡邉 好文
Hiroyuki Usui
博幸 碓井
Toshiro Shibano
芝野 俊郎
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Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、−数式(1) [式中 R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子、水酸
基、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又はトリ
ハロゲノメチル基を R3は水素原子、アルキル基又は
ハロゲン原子、アルコキシ基及びアルキル基より選ばれ
る1もしくは複数個の置換基で置換されていてもよいア
リール基を、Qは炭素数2から7のアルキレン基を、A
環は5ないし7員環を示し、該環はトリアゾール環との
縮合部の窒素原子の他に窒素原子、酸素原子及び硫黄原
子より選ばれる1もしくは複数個のへテロ原子を含[式
中 R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子、水酸基、
アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又はトリハロ
ゲノメチル基を、R3は水素原子、アルキル基又はハロ
ゲン原子、アルコキシ基及びアルキル基より選ばれる1
もしくは複数個の置換基で置換されていてもよいアリー
ル基を、Qは炭素数2から7のアルキレン基を、A環は
5ないし7員環を示し、該環はトリアゾール環との縮合
部の窒素原子の他に窒素原子、酸素原子及び硫黄原子よ
り運ばれる1もしくは複数個のへテロ原子を含んでいて
もよく又1もしくは複数個の二重結合を含んでいてもよ
い、]で表される二環性トリアゾール誘導体及びその塩
に関する。 〈産業上の利用分野〉 本発明の二環性トリアゾール話導体及びその塩は1選択
性に優れたセロトニン2受容体拮抗作用を示し、循環器
系疾患1例えば虚血性心疾患、脳血管障害又は末梢循環
障害等により引き起こされる疾患の予防及び治療用医薬
品として有用である。 〈従来の技術〉 セロトニンは強力な血小板凝集、血管収縮等の作用を有
する生体アミンの一種であり、また神経伝達にも関与し
ている。セロトニンは血管及び血小板等にあるセロトニ
ン受容体を介して作用することが知られている。セロト
ニン受容体にはセロトニンl受容体とセロトニン2受容
体等が存在することが知られている。心筋梗塞のように
冠血管の内皮細胞が損傷を受けた血管ではセロトニン2
受容体を介して血管の収縮や血栓の形成により心筋虚血
部への血液の供給が更に減少することが考えられ、この
方向からの虚血性心疾患用薬の研究がなされている。 既知のセロトニン2受容体拮抗薬としては、医療上降圧
薬として使用されているケタンセリンが知られている。 また、未だ実際に医療に使われてはいないが既知のセロ
トニン2受容体拮抗作用を有する化合物としてリタンセ
リン、イリンダロンも知られている。 ケタンセリンはセロトニン2受容体拮抗作用の他に強い
交感神経アルファ−1受容体拮抗作用を有し、該化合物
の降圧作用の本体は交感神経アルファ−1受容体拮抗作
用に基づくといわれている。一方、虚血性心疾患の中に
は1例えば心筋梗塞急性期の如く強い血圧降下作用が好
ましくない場合があり、この点から強い交感神経アルフ
ァ−1受容体拮抗作用を有するケタンセリンは好ましく
ない。 また、イリンダロンも交感神経アルファ−1受容体拮抗
作用による強い血圧降下作用を有することからケタンセ
リン同様好ましいものとはいえなし\ これに対し、リタンセリンの交感神経アルファ−1受容
体拮抗作用は弱いが、該化合物は中枢作用のあることが
知らされており、循環器用薬としては難点がある。 以上のように、従来のセロトニン2受容体拮抗薬の多く
は主作用のセロトニン2受容体拮抗作用の他に交感神経
アルファ−1受容体拮抗作用などの受容体に対しても強
い拮抗作用を有するか或は中枢作用を併せ持っている。 〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明者等はセロトニン2受容体とその他の受容体との
拮抗作用の選択比、特にアルファ−1受容体拮抗活性と
の選択性に優れている化合物を見い出すべく鋭意検討し
た結果1本発明を完成した。 〈発明の構成〉 本発明は式(1)の二環性トリアゾール誘導体及びその
塩に関する。 式(I)における置換基について以下に説明する。 アルキル基としては、メチル、エチル、イソプロピル、
n−プロピル、第三級ブチル、n−ブチル等の炭素数1
〜6のものをあげることができる。ハロゲン原子として
はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素をあげることができる。 アルコキシ基としてはメトキシ、エトキシ、プロポキシ
、ブトキシ等の炭素数1〜δのものをあげることができ
る。トリハロゲノメチル基とは前記ハロゲン原子が三個
置換したメチル基を意味し、その例としてはトリクロロ
メチル、トリフルオロメチル等をあげることができる。 トリアゾール環に縮合するA環としては、ピペリジン、
ホモピペリジン、ピロリジン。 2.3−ジヒドロ−1,4−オキサジン81,4−オキ
サジン。 2.3−ジヒドロ−1,3−オキサジン、 2,3,4
.5−テトラヒドロ−1,3−オキサジン、1.3−オ
キサジン、 1.4−チアジン、1.3−チアジン、ピ
ペラジン、ホモピペラジン、ピリジン、1.2−ジヒド
ロピリジン、 1,2゜3.4−テトラヒドロピリジン
、コ、4,5.B−テトラヒドロピリジン、ピリミジン
、 1,2.−ジヒドロビリミジン、 1,2,3.4
−テトラヒドロピリミジン、トリアジン、ピラチン、ビ
ロール、ビロリン、ピラゾール、チアゾール、チアゾリ
ン、オキサゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、イ
ソチアゾ−、ル。 イソキサゾール、トリアゾール、アゼピン、 1.2−
ジヒドロアゼピン等の5〜7員環の芳香族または脂肪族
の複素環をあげることができる。アリール基としてはフ
ェニル、ナフチル、ビフェニル等をあげることができる
。アルキレン基とはアルキル基が置換することもあるメ
チレン又はポリメチレンを意味し、その例としてはメチ
レン、エチレン。 プロピレン、ブチレン、ベンチシン。ヘキシレン。 エチルエチレン、トリメチレン、テトラメチレン等をあ
げることができる0式(I)の化合物の塩としては塩酸
、硫酸、硝酸、りん酸等の鉱酸の酸付加塩、あるいはメ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホ
ン酸等の有機スルホン酸及び酒石酸、マレイン酸、フマ
ール酸、りんご酸、蓚酸、乳酸、クエン酸等の有機カル
ボン酸の酸付加塩をあげることができる。本発明の式(
1)で表される二環性トリアゾール話導体は次に示す方
法により製造することができる。即ち1式(Iり(式中
、 A、Q及びR3は前記と同じであり、Xはハロゲン
原子、パラトルエンスルホニルオキシ基又はメタンスル
ホニルオキシ基を示す、)で表される化合物をジメチル
ホルムアミド、テトラヒドロフラン1ジオキサン等の溶
媒中、 式(Ill )(式中 R+及びR2は前記と
同じ)で表される化合物と炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、トリエチルアミン、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウム等の塩基の存在下に室温から溶媒の沸点までの温度
で反応させることにより式(I)の化合物を製造するこ
とが出来る。該反応においては所望によりヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウムの如きヨウ化アルカリ金属塩を加
えることも可能である。 又1式(IV ) (式中1 八及びR3は前記と同じ)で表される化合物
を式(V) 1 (式中 nl、  R2,q及びXは前記と同じ)で表
される化合物と炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、トリエ
チルアミン、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の塩
基の存在下ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン
、ジオキサン等の溶媒中室温から溶媒の沸点までの温度
で反応させることによっても式(1)の化合物を製造す
ることが出来る。 該反応においても所望によりヨウ化ナトリウム。 ヨウ化カリウムの如きヨウ化アルカリ金属塩を加えるこ
とが可能である。 上記製造法において使用される式(■りの原料化合物は
新規化合物であり、参考例に示した方法を参考にするか
又は公知の方法(Boil、 ChinFarm、、1
13152 (1974)、Chem、Bery、、9
0907 (1!157)。 Chea+、Bery、、1031934(1970)
)を適宜組合せることにより製造することが出来る。 〈発明の効果〉 本発明の二環性トリアゾール話導体及びその塩は非常に
強力なセトロニン2受容体拮抗活性を有し、一方、その
交感神経アルファ−1受容体拮抗作用は弱いことから3
選択性に優れたセトロニン2受容体拮抗活性を有し、そ
の活性はリタンセリンよりも優れていた。更に1式(1
)の化合物及びその塩の中枢作用は弱かった。従って1
本発明の化合物及びその塩は循環器用架として非常に優
れたものである。 以下1本発明を更に参考例1実施例及び試験例により説
明するが1本発明はこれらにより限定されるものではな
い。 考例22〜[2−(4−メチルベンゼンスルボニル第2
−(2−ヒドロキシエチル) −1,2,4−トリアゾ
ロ(4,3−al ピリジン−3(211)−オン3,
6gをピリジン501
【に溶解し、氷冷下p−1−ルエ
ンスルポン酸クロリド7.08を加えて6時間攪拌した
。溶媒を減圧留去後、残漬に希塩酸を加え、クロロホル
ム 150m1で抽出した。シリカゲル・カラム(40
g)に付し、クロロホルムで溶出して表題化合物の無色
結晶4.7gを得た。 融点149〜151 ℃ IR(にBr)Cm−’  : 1720、165G、 131i0.1195.118
ONMn (CDCI、)δ 2.73(311,S)、 4.21(211,t)、
 4.47(211,t)6.48(11Lm)、 6
.9−7.45(411,ml、 7.5−7.85(
311,m)(21+)−オン 2−(2−ヒドロキシエチル) −1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−al ピリジン−3(2)1)−オン5
.4gをエタノール100m1に溶解し、酸化白金0.
5gを加えて常圧で接触還元した。触媒を濾去後、溶媒
を減圧留去して表題化合物の無色結晶5.2gを得た。 融点 99〜100℃ IR(にBr)cm−’  : 3420、1700.1675.1585.1500 
1160゜NMR(CDC13)δ: [7−2,1(411,m)、 2.58(2+1.t
)、 :1.42(Ill、S)。 3.62(211,t)、 3.93(411,S)口
[4,3−aJ ビリジンー:1(211)−オン参考
例1で示した方法と四↑】にして2−(2−ヒドロキシ
エチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,2,4
−トリアゾロ[4,3,−a]ピリジン−1(211)
−オンをトシル化して表題化合物の無色結晶を得た。 融点102〜103℃ 1口(にBr)cm−’ 1720、1705.1605.1580.1500.
1:+70.1200゜085 NMR(CDC13)δ: 1.7−2.1(411,m)、 2.44(:+11
.s)、 2.6:1(211,t)。 3.58(21(、t)、 3.98(2+1.tl、
 4.32(211,t)。 7.33(211,d)、 7.80(211,d)。 オン 2.5,6,7,8.9−へキサヒトロー:]I+−1
−リアゾロ[4,3−aJ アゼピン−3−オン3.1
g、2−(3,4,5,6−テトラヒドロ−211−ビ
ラン−2−イルオキシ)エチル プロミド4.6g、炭
酸カリウム6.9gをアセトン 100ml中で20時
間加熱還流した。不溶物を濾去後5溶媒を減圧留去し、
残漬をシルカゲル・カラム(30g)に付し、クロロホ
ルムで溶比して表題化合物の抽秋物2.7gを得た。 NMR(CD(:13)δ: 1.2−2.:1(121!、m)、2.5−2.11
(’211.m)、 3.3−4.05(811m) 
、 4.6 (111,bs) 。 ノー3−オン 2−[2−(3,4,5,6−テトラヒドロ−211−
ビラン−2−イルオキシ)エチルコー2.5,6,7,
8.9−へキサヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−aJ アゼピン−3−オン2.7gをエタノ
ール20m1に溶解し、濃塩酸1mlを加えて30分間
洸押した。反応液を減圧乾固し、イソプロパツールを加
えて濾取し1表題化合物の11((色結晶1.8gを得
た。 融点 84〜86℃ IR(Ki)cm−’  : 3410、 1700. 1Ii80. 1590. 
148ONMR(CDCIs)δ : 1.8(611,bs)、  2.70(2+1.m)
、  3.20(111,bS)。 3.77(211,+++)、  3.96(411,
s)。 参考例1で示した方法と同様にして2−(2−ヒドロキ
シエチル)−2,5,6,7,8,9−ヘキサヒトロー
:111−1゜2.4−トリアゾロ[4,3−al ア
ゼピン−3−オンをトシル化して表題化合物の油状物を
得た。 NMrl (CDCIs)δ: 1.77 (BII、bS) 、 2.43 (3tl
、s) 、 2.132 (211,m) 。 3.74(211,m)、 4.0(211,m)、 
4.31(211,t)。 7.39(211,m)、 7.83(211,In)
−(2H)−オン 5.6,7,8.−テトラヒドロ−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−al  ピリジン−3−(2H)−オン
 61.0g、 t−ブロモ−2−クロロエタン154
g、無水炭酸カリウム 90.8gをアセトニトリル5
00m1中で8時間加熱還流した。 不溶物を濾去後、溶媒を減圧留去して残漬をシルカゲル
・カラム(200g)に付し、クロロホルムとエタノー
ルの混液(20:1)で溶出した。イソプロピルエーテ
ルとエチルエーテルの混液で結晶化し、濾取後9表題化
合物の無色結晶59.8gを得た。 融点 46〜49℃ In(にOr)cm−’  : 1700、1580.1495.1435.1410゜
NMR(にDC+3)δ: 1.7−2.1(411,m)、 2.l18(2H,
t)、 3.62(2tl、t)。 3.77(2u、t)、 4.o7(F)+、t)シー
3−オン 参考例4で示した方法と同様にして2,5,6,7,8
゜9−ヘキサヒドロ−311−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−al アゼピン−3−オンとl−ブロモ−2
−クロロエタンから表題化合物の無色結晶を得た。 融点 68〜70℃ IR(KBr)cm−’  : 1700、1580.1480゜ NMII(CDCIs)δ : 1.52−2.0(61(、m)、2.55−2.80
(211,m)、3.62−3.95(411,m)、
  3.95−4.22(2+1.Ol)。 −オン 参考例4で示した方法と同様にして2,5,6.7−テ
トラヒドロ−3トビロロ[2,1−cl−1,2,4−
)−リアゾール−3−オンと1−ブロモ−2−クロロエ
タンから表題化合物の無色結晶を得た。 融点 91〜92℃ In (KBr) cm−’  : 3450、2970.1700.1600.1480゜
NMlt (DMSO−d6)δ: 2.3−2.58 (211,m) 、 2.73 (
211,t−11ke) 、3.64 (211,tJ
 。 3.82−3.98 (411,Il) 。 ジン−3−オン 参考例4で示した方法と同様にして2,5,6.8−テ
トラヒドロ−311−1,2,4−トリアゾロ[:l、
4−cl−1,4−オキサジン−3−オンと1−ブロモ
−2−クロロエタンから表題化合物の無色粉末品を得た
。 融点 84〜86℃ In(KBr)cm−’  : 3420、2940.1710.1580.1500゜
NMR(CDCl2)δ: 3.65−3.84(411,q−1ike)、 3.
96−4.18(411,m)。 4.64(2H,5) 11)−オン 参考例4で示した方法と同様にして6,7−シヒドロー
511−1.2.4−トリアゾロ[3,4−b] −1
,3−オキサジン−:1(211)−オンと!−ブロモ
ー2−クロロエタンから表悪化合物の無色結晶を得た。 融点 95〜96℃ NMR(CDCI3)δ: 2.18(211,m)、 3.74(4H,t)、 
4.01(2t1.dt)、4.37 (211,L)
 。 シー3−オン 参考例4で示した方法と同様にして2,5,6.8−テ
トラヒドロ−311−1,2,4−トリアゾロ[3,4
−C3−1,4−チアジン−3−オンと1−ブロモ−2
−クロロエタンから表題化合物の無色粉末品を得た。 融点 86〜88℃ NMR(CDCIりδ: 2.98(211,t)、 3.68(211,1)、
 4.10(211,t)。 4.8(48,m)。 2−(2−クロロエチル)−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−12,4−1−リアゾロ[4,3−al  ピリ
ジン−3(2+1)−オン26.8g 、  ヨウ化ナ
トリウム31.5g、 アセトニトリル400m1を3
0分間加熱還流した。これに4−[ビス(4−フルオロ
フェニル)メチレンコピペリジン38.2g 、炭酸カ
リウム27.ligを加えて8時間加熱還流した。不溶
物を濾去後、溶媒を減圧留去した。 残漬をクロロポルム200m1に溶解し、シリカゲルカ
ラム(ssog)に付し、クロロホルムで溶出し表題化
合物の油状物5:1.Ogを得た。 NMII (CDCI3)δ 1.7−2.2 (4H,m) 、2.2−2.9 (
1211、m) 、 3.6 (211、t−1ike
) 。 3.92 (211、L) 、 6.9−7.2 (8
11、m)2−[2−(4−メチルベンゼンスルホニル
オキシ)エチル]−5.6,7.8−テトラヒドロ−1
,2,4−1−リアゾロ[4,3−al ピリジン−3
(2+1)−オン2.0g 、 4−[ビス(4−フル
オロフェニル)メチレンコピペリジン2.8g、  ト
リエチルアミン2mlをテトラヒドロフラン 100m
1に溶解し、 16時間加熱遠流した。溶媒を減圧留去
後、残漬に水100n+1を加え1クロロホルム100
m1で抽出した。クロロホルムを減圧留去後シリカゲル
カラム(30g)に付し、クロロホルムとエタノールの
混液(20:1)で溶出して表題化合物の油状物を2.
4g得た。 表題化合物の無色結晶39.5gを得た。 融点 129−131℃ III (KBr) cm− 1695,1599j506,1449.1218NM
口(DMSO−da)  δ : 1.07 (:]III、 t) 、 1.5−2.0
 (411,b) 、 2.2−2.75 (411,
m) 。 2.8−3.8 (toll 、m) 、 3.43 
(2[l、 q) 、 4.12 (2tl 、 t−
11ke)7.14 (411,S) 、7.2’+ 
(4+1.S1元素分析値 C25112aFJ40・
1(C1・C21180として計算値情):C6コ、0
9. H6,62,N 10.51実測値鴎): C6
2,78,H6,73,N 10.65実施例1で得た
2−[2−[4−ビス(4−フルオロフェニル)メチレ
ンコピペリジン−1−イルコニチル]−5,6,7,8
−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a
]ピリジン−3(2+1)−オン53.0gをエタノー
ル20Oni1に溶解 し、濃塩酸20m1を加えた後、溶媒を減圧留去した。 rA渣を少量のエタノールから結晶化後、エタノールと
エチルエーテルの混液(1:1)を加えて濾取し。 付加物 実施例2で得た2−[2−[4−ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチレンコピペリジン−1−イルコニチル15
.5,7.8−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−a]ピリジン−3(211)−オン 2.3
gをインブロバノール501に溶解し、濃塩酸2mlを
加えた後、溶媒を減圧留去した。残渣を少量のイソプロ
パツールから結晶化後、イソプロパツールとエチルエー
テルの混液(1:1)を加えて濾取し1表題化合物の無
色結晶2.3gを得た。 融点 139−141℃ iR(にBr)cm−’  : lδ95,1596,1506.1452.1212N
MII (DMSO−da) :δ 1.04 (6+1 、d) 、 1.6−2.0 (
411,bs) 、 2.2−2.75 (411、m
) 。 2.9−3.8 (too 、bs) 、:3.a (
III、q) 、4 、 t (211,t−t 1k
e) 。 7.16(4H,s)、7.23(4)1.S)元素分
析値 C2aH2sFJJllCI−CstlaOとし
て計算値(零): C63,67、H6,82,N 1
0.24実測値(9g): (: 83.39. H6
,59,N 10.35フエニル)メチレンコピペリジ
ン−1−イル]エチル]−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−
3(2)1)−オン塩酸塩・1エタノール付加物39.
0gを少量のメタノールとエチルエーテルの混液から2
回再結晶し9表題化合物の無色結晶20gを得た。 融点 183−185℃ IR(にBr)am−’  : 2380.1?10,1600,1580.1505.
121ONMII (01450−da) :δ1.6
8−2.0(4)1.m)、2.3−:1.8(14H
,m) 、4.11(211J−1ike) 、7.1
8 (411,s) 、7.22 (411,s)NM
I’1(C20) :δ 1.8−2.35 (411、b) 、 2.6−3.
1 (all 、bm) 、 3.4−4.05 (8
11。 m) 、4.:lL4.65 (2H,b) 、7.0
−7.5 (8)1.m)元素分析値 C2B II 
211 F 2 N 40 ・II CIとして計算値
(9g): CB4.13.116.00.811.5
1実測値傭): C63,85,HIi、11. N 
11.44実施例3で得た2−[2−[4−[ビス(4
−フルオロメチレン ピペリジン−1−イル]エチルー
5.6.78−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
 4 、3−a  ピリ層側7 2−[2−[4−[ビ
ス(4−フルオロフェニル)実施例1で得た2−[2−
[4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチレンコピペ
リジン−1−イル]エチル]−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−al ピリ
ジン−3(2H)−オン4.58をエタノール501に
溶解し、マレイン酸1.16gを加えた後、溶媒を減圧
留去した。残漬をエタノールとエチルエーテルの混液か
ら再結晶し1表題化合物の無色結晶4.7gを得た。 融点 144−145℃ IR(にBr)cm−’  : 171G、1581,1509.1455 、l:15
6,1224NMR(DMSO−ds) :δ 1 、74−2.02 (411、m) 、 2.13
−2.76 (411,m) 、2.86−3 、 l
13(10tl、m)、4.01(2H,t−1ike
)、8.08(2H,s)、7.14(411,S) 
、7.22 (4H,s)元素分析値 C2aLaFJ
40・C4L04として計算値鴎): C63,59,
115,69,N 9.89実測値情): c 63.
47.115.II8. N 9.70実施例1の方法
と同様にして2−(2−クロロエチル)−2,5,6,
7,8,9−ヘキサヒドロ−311−1,2,4−トリ
アゾロ[4,3−al アゼピン−3−オンと4−[ビ
ス(4−フルオロフェニル)メチレンコピペリジンから
表題化合物の油状物を得た。 NMFI (cocls)δ: 1.53−1.95(611,m) 、2.2−2.4
7(4)19m) 、2.47−2.87(8H,m)
 、3.6−3.84 (2)1.+11) 、3.9
2 (2o、t) 、5.9−7.2(811,m) 実施例7で得た2−[2−[4−[ビス(4−フルオロ
フェニル)メチレンコピペリジン−1−イル]エチル]
−2,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−311−1
,2,4−ドリアゾロ[4,3−al  アゼピン−3
−オン30.0gをエタノールz001に溶解し、?I
A塩酸20m1を加えた後、溶媒を減圧留去した。残渣
を少量のエタノールから結晶化後、エタノールとエチル
エーテルの混?t%(1:1)を加えて濾取し1表題化
合物の無色結晶22.3gを得た。 融点 118−122℃ l1l(にBr)cm−’  : 1695.1587,1506,1482.144:1
.1218NMR(DMSO−da)δ: 1.07 (38,t) 、1.4−1.95 (61
1,b) 、2.22−2.8 (4tl、ml 。 2.8−4.0 (IOH,m) 、3.43 (21
1,q) 、4 、 )5 (2H,t−11ke) 
。 7.16(4H,S)、7.24(411,S)元素分
析値 C2F+13゜F2N、0・1(CI・C2+1
60として計算値傭): C59,28,II 6.8
2. N 10.24実測値(!k): C68,95
,116,97,N 10.01上記実施例8で得た2
−[2−[4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチレ
ンコピペリジン−1−イル]エチルl−2,5,6,7
,,8,9−ヘキサヒドロ−311−1,2,4−トリ
アゾロ[4J−al アゼピン−3−オン塩酸塩・1エ
タノール付加物22.0gを少量のメタノールとエーテ
ルの混液から2回再結晶し、表題化合物の無色結晶17
.0gを得た。 融点  119−121’C 111(Kl!r) CG+−’ 1700、!、590.1505,14804440,
1.22ONMII (DMSO−ds”Dzo)δ:
1.4−1.96 (611,m) 、2.2−4.0
 (1411,013,4、15(211,t、−11
ke) 、 7.18 (4tl、s) 、7.26(
411,s)元素分析値 G、、+13.F2N40・
1101−341120として計算値鴎): (: 5
:1.58.1+ 6.3+、 N 10.99実測値
(豹: C63,68,116,47,810,97ア
ゼピンー3−オン 塩酸塩 %水和物アゾロ4.3−a
  アゼピン−3−オン実施例2の方法と同様にして2
−[2−(4−メチルベンゼンスルホニルオキシ)エチ
ル]−2,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−111
−1,2,4−)−リアゾロ[4,3−al アゼピン
−3−オンと4−((4−フルオロフェニル)(フェニ
ル)メチレンコピペリジンから表題化合物の油状物を得
た。 NMR(CDCIs)δ: 1.5−2.0(68,厖) 、2.28−2.9 (
1211,1++) 、3.[18−3,9(211゜
m) 、3.92 (2H,t) 、5.8−7.5 
(911,i)結晶化後、エタノールとエチルエーテル
の混液(1;l)を加えて濾取し1表題化合物の無色結
晶1.4gを得た。 融点 11B−120℃ In(にBr) cm−’  ニ ア15 NMR(DMSO−da)δ 1.05 (311、t) 、 1.3−1.9 (6
11,m) 、2.2−2.8 (511,m)、2.
8−3.9 (8H、i) 、3.45 (211,Q
) 、 4.13 (2!L t−1ika) 、 7
.05−7.50(9H,m) 元素分析値 C2tHs+、FN40・11C1・C2
+180として計算値<96>: C65,83,11
7,24,810,06実測値(%): C65,52
,117,2[1,N 10.25実施例IOで得た2
−[2−[4−[(4−フルオロフェニル)(フェニル
)メチレンコピペリジン−1−イル]エチル]−2,5
,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−311−1,2,4
−トリアゾロい、:l−al アゼピン−3−オン1,
9gをエタノール201に溶解し、塩酸塩1mlを加え
た後、溶媒を減圧留去した。残渣を少量のエタノールか
らノール付加物 2− (2−(4−メチルベンゼンスルホニルオキシ)
エチル]−2,5,6,7,8,9−へキサヒトロー:
ll+−1,2,4−1−リアゾロ[4,3−al ア
ゼピン−3−オン]、4g、 4−(ジフェニルメチレ
ン)ピペリジン3.0g、  )リエチルアミン2ml
をテトラヒドロフラン100m1に溶解し。 16時間加熱還流した。?8媒を減圧留去後、残漬に水
10hlを加え、クロロホルム 100n+1で抽出し
た。 クロロホルムを減圧留去後、シルカゲル・カラム(20
g>に付し、クロロホルムとエタノールの混液(20:
1)で溶出して油状物を得た。これをエタノール100
m1に溶解し濃塩酸2mlを加えて、減圧乾固後、残渣
をイソプロパツールから結晶化した。エタノールとエチ
ルエーテルの混液から再結晶して表題化合物の無色結晶
3.4gを得た。 融点 117−119℃ 111(KBr)ca+−’  : 1705.159O NMR(CDCb)δ: 1.06 (3H,t) 、1.4−1.9 (6H,
bs) 、2.2−2.8 (511,1) 。 2.8−3.11(8H,m)、3.48(2)1.q
)、 4.13(211,t−1ike)。 7.05−7.60 (IOLI) 元素分析値 C2yHs2N40−)ICI−Cal1
60として計算値情):Ca8.15. I! 7.6
9. N Lo、96実測値情): C67,37,1
+ 7.48. N 11.01塩酸塩 実施例12と同様な方法で2−(2−(4−メチルベン
ゼンスルホニルオキシ)エチル] −1,2,4−)リ
アゾロ[4,3−al ピリジンー:+(2H)−オン
と4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチレンコピペ
リジンから表題化合物の無色結晶を得た。 融点 127−129℃ IR(にBr)cm−’  : 171G、1640,11i00,1540,1505
,1440.122ONMR(DMSO−d6)δ: 2.2−3.8 (1011,+n) 、4.42 (
211,t−1ike) 、6.70 (III、m)
 。 7.13 (4H,s) 、 7.30 (4H,s)
 、 7.30 (2H、m) 、 7.93 (II
I、 d)元素分析値 C2al12J2N4011C
1として計算値(X): (: 64.66、115.
22. N 11.60実測値(4): C64,34
,1+ 5.54. N 11.52施例142−2−
4− ビス(4−フルオロフェニ実施例1と同様の方法
で2−(2−クロロエチル)−2゜5.6.7−テトラ
ヒドロ−3H−ピロロ[2,1−cl−1,2,4−ト
リアゾール−3−オンと4−[ビス(4−フルオロフェ
ニル)メチレンコピペリジンから表題化合物の油状物を
得た。 N14R(CひC1,)δ; 2.3−3.0 (1411,m) 、3.7−4.0
 (411、m) 、 6.9−7 、2 (8)1 
、m)に溶解し濃塩酸1mlを加えて溶媒を減圧留去し
た。 残渣をメタノールとイソプロパツールの混液より結晶化
して表題化合物の無色結晶1.65gを得た。 融点123−125℃ III (XBr) c+a−’  :3400.29
50,2550.11+80.1600,1500.1
22ONMR(DMSO−ds)δ: 2.8−3.4 (8H,n+) 、3.0−3.6 
(911,m) 、3.83 (211,t) 。 4.10(2)1.t−1ike) 、7.14(41
1,s) 、7.22(4)1.s) 。 11.4(to、b) 元素分析値 CzsH2aF2NJ・1101−(:H
40として計算値<’4): C61,84,116,
19,N 11.09実測値傭): C62,01,H
8,37,N 11.39物 実施例14で得た2−[2−[4−[ビス(4−フルオ
ロフェニル)メチレンコピペリジン−1−イル]エチル
]−2,5,5,7−テトラヒドロ−3B−ピロロ[2
,1−Cl−1゜2.4−)−リアゾール−3−オン2
.5gをエタノール実施例!と同様の方法で2−(2−
クロロエチル)−2,5,6,8−テトラヒドロ−31
1−1,2,4−)−リアゾロ[3,4−C1−1,4
−オキサジン−3−オンと4−[ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチレンコピベリジンから表題化合物の油状物
を得た。 NMR(CDCI、)δ: 2.37 (411,m) 、 2.54 (411,
m)  、2.72 (Hl、 t) 、 3.8−4
.1 (6H,m) 、4.62 (2fl、s) 、
8.84−7.03 (811,m)NMR(DMSO
−d6)δ 2.4−2.7 (411,n+) 、LO−3,5(
6tl、m) 、3.56(211,t) 。 3.97 (2H、t) 、4.15 (21+、 t
) 、4.62 (21i、s) 、7.14 (4H
,s)7.22(4H,s>、11.29(18,b)
元素分析値 C25I+26F2N402・IIcIと
して計算値鴎): C61,41,l(5,5B、 N
 11.41i実測値傭): C[il、04. I+
 5.83.811.36実施例16で得た2−[2−
[4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチレンコピベ
リジン−1−イル]エチル]−2,5,6,8−テトラ
ヒドロ−311−1,2,4−トリアゾロ[]、]4−
cl−1.4−オキサジンー3オン3.3gをメタノー
ルに溶解し、濃塩酸1alを加えて減圧乾固した。 残渣をエタノールから結晶化後、メタノールとイソプロ
ピルエーテルの混液より再結晶し0表題化合物の無色結
晶1.5gを得た。 融点 139−144℃ In(にBr)cm−’  : 3550.2540,1710,1600,1510.
1440実施例1と同様の方法で2−(2−クロロエチ
ル)−6,7−シヒドロー511−1.2.4−トリア
ゾロ[:l、4−bl−13−才キサジン−3(211
1−オンと4−[ビス(4−フルオロフェニル)メチレ
ンコピベリジンから表題化合物の油状物を得た。 NMII (CDCIs)δ: 2.0−2.6 (1011,m) 、2.70 (2
11,t) 、3.6−3.9 (411,m)4.3
4 (211,m) 、5.8−7.03 (811,
m)層側19 2−2−[4−[ビス(4−フルオロフ
ェニル メチレン ピペリジン−1−イル エチル−6
゜実測1’a(%Fl: c 60.1!l、 +15
.[+5. N11.12 上記実施例18で得た2−[2−[4−[ビス(4−フ
ルオロフェニル)メチレンコピベリジン−1−イル]エ
チル]−37−シヒドロー51+−1,2,4−1−リ
アゾロ〔3,4−bl−1,3−才キサジン−3(2+
1)−オン 1.6gをエタノール50n+1に溶解し
1濃塩酸0.5mlを加えて減圧乾固した。残漬をエタ
ノールから結晶化後、メタノールとイソプロピルエーテ
ルの混液より再結晶し。 表題化合物の無色結晶0.85gを得た3融点 138
−139℃ 111(KBr) cra−”  : 3450.1?10,1620.151ONMR(DM
S(]−da)δ: 2.1 (211,a+) 、2.5 (2)1.m)
 、3.0−3.7 (+011.m) 。 4.01 (2H,t)、4.35 (2H,t)、7
.13 (4+1 、S)、7.21 (411,3)
。 10.86 (Ill、b) 元素分析値 C25112shN40t・IIC:1−
%1120として計算値(奪): C60,30,11
5,67、811,25実施例】と同様の方法で2−(
2−クロロエチル)−2,5,6,8−テトラヒドロ−
31+−1,2,4−トリアゾロ[34−cl −1,
4−デアジン−3−オンと4−[ビス(4−フルオロフ
ェニル)メチレンコピベリジンから表題化合物の油状物
を得た。 NMR(CDCIs)  δ : 2.3−2.[i (81(、m) 、2.75 (2
)1.t) 、2.97 (211,j)3.56 (
ZLs) 、3.85 (2H,t) 、3.93 (
2H、tl 、[i、9ft (411,di7.04
(4H,S) 上記実施例20で得た2−[2−[4−[ビス(4−フ
ルオロフェニル)メチレンコピベリジン−1−イル]エ
チル]−2.5,13.8−テトラヒドロ−311−1
,2,4−トリアゾロ[3,4−cl−1,4−チアジ
ン−3−オン2.1gをエタノール50m!に溶解し、
濃塩酸0.5mlを加えて減圧乾固した。残漬をイソプ
ロパツールから結晶(IZ後。 メタノールとイソプロピルエーテルの混液より再結晶し
1表題化合物の無色結晶1.73gを得た。 融点 178−180℃ IR(に3r)c+s−’  : 3450.172G、1600.1506NMR(DM
SO−da)δ: 2.9−34(1411,1) 、3.?5(28,S
) 、4.16(21(、t) 。 7.18(8H,d) 、11.2 (IH,b)元素
分析値 C25HtaFJ40S・HCl−5’ll+
20として計算値<N>: C5B、42. H5,4
9,N 10.9G実測値(X): C58,31,I
f 5.7B、 N 10.772−(2−クロロエチ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,2,4−1
−リアゾロ[4,3−al−ピリジン−3(2)1)−
オン2.08g、ヨウ化ナトリウム3.1g、アセトニ
トリル1OOIIllを30分間加熱還流した。これに
4−[ビス(4−メトキシフェニル)メチレンコピペリ
ジン3.1g、炭酸カリウム2.8gを加えて18時間
加熱還流した。不溶物を濾去後、溶媒を減圧留去した。 残渣をクロロホルムIQOmlに溶解し、シリカゲル・
カラム(130g)に付し、クロロホルムとエタノール
の混液(15: 1)で溶出した。得られた残渣をエタ
ノールに溶解し濃塩酸1mlを加えて濃縮乾固した。 5s、壇をエタノールとエチルエーテルの混液から再結
晶し1表題化合物の無色結晶0.85gを得た。 融点199−203℃ NMR(DMSO−da)δ: 1.7−2.0 (411,m) 、2.5−3.8 
(14Lm) 、3.8 (611,s) 。 4.17(2H,m)、6.9(4H,d)、7.1(
411,d)元素分析値 Cza)134N40s・H
cl・1120として計算値<9g>: CB3.56
.117.05.810.59実測値情): C6:1
.62.116.72. N 10.35験 1 セロ
トニン2 容体拮 活性の測5D−5LC雄性ラットに
、被検化合物を精製水に溶解して10mg/kgの投与
量で経口投与した。30分後にウレタン(tg/kg、
腹腔的投与)とα−クロラロース(80mg/kg、腹
腔的投与)で麻酔した。頚動脈にポリエチレンカニユー
レを挿入し、圧トランスデユーサ−を介してポリグラフ
レコーダーに血圧を記録した。被検化合物を投与した8
0分後にセロトニン(300μs/kg)を静注して昇
圧反応を観察した。精製水を投与した対照群の昇圧反応
と被検化合物投与群の昇圧反応より昇圧抑制率を算出し
てセロトニン2(以下、 5−11T2)拮抗活性とし
た。試験結果を表1に示した。 例2    経アルファ1 容 。   の■ 5O−5LCi性ラツトに、被検化合物を精製水に溶解
して10mg/kHの投与量で経口投与した。30分後
にウレタン(Ig/kg、腹腔的投与)とα−クロラロ
ース(go+gg/kg、腹腔的投与)で麻酔した。頚
動脈にポリエチレンカニユーレを挿入し、圧トランスデ
エーサーを介してポリグラフレコーダーに血圧を記録し
た。被検化合物を投与した60分後にフェニレフリン(
100μs/kg)を静注して昇圧反応を観察した。精
製水を投与した対照群の昇圧反応と被検化合物投与群の
昇圧反応の値をもとに昇圧抑制率を算出して交感神経ア
ルファ1(以下、αI)拮抗活性とした。試験結果を表
1に示した。 3 マウス4日 毒 試 被検化合物を1tメチルセルロース液に溶解、または懸
濁させ2oomg/kgの用量でddy雄性マウスに1
日4回4日間連続して経口投与した。−群の投与数を4
匹または5匹として最終投与の翌日までの死亡数を観察
した。対照群には196メチルセルロース液を10io
17kHの割合で経口投与した。試験結果を表1に示し
た。 表1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 [式中、R^1及びR^2はそれぞれ独立に水素原子、
    水酸基、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又は
    トリハロゲノメチル基を、R^3は水素原子、アルキル
    基又はハロゲン原子、アルコキシ基及びアルキル基より
    選ばれる1もしくは複数個の置換基で置換されていても
    よいアリール基を、Qは炭素数2から7のアルキレン基
    を、A環は5ないし7員環を示し、該環はトリアゾール
    環との縮合部の窒素原子の他に窒素原子、酸素原子及び
    硫黄原子より選ばれる1もしくは複数個のヘテロ原子を
    含んでいてもよく又1もしくは複数個の二重結合を含ん
    でいてもよい。]で表される二環性トリアゾール誘導体
    及びその塩
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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