JPH03156849A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents

走査電子顕微鏡

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JPH03156849A
JPH03156849A JP1294810A JP29481089A JPH03156849A JP H03156849 A JPH03156849 A JP H03156849A JP 1294810 A JP1294810 A JP 1294810A JP 29481089 A JP29481089 A JP 29481089A JP H03156849 A JPH03156849 A JP H03156849A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は走査電子顕微鏡に係り、特に、試料表面のパタ
ーンなどを測長する機能を備えた走査電子顕微鏡に関す
る。
(従来の技術) 走査電子顕微鏡を測長装置として用いる場合、振動が試
料あるいは電子銃へ伝達されないようにする工夫が必要
となる。試料等を振動させる要因は、装置自身が発生す
る振動と装置外部に発生する振動とに大別される。
このうち、装置自身が発生する振動としては、例えば試
料搬送、試料供給に伴う振動や、試料室を排気するため
の真空ポンプの振動などがあり、一方、装置外部に発生
する振動としては、例えば装置周辺を人が歩行すること
による床振動に伴う振動や、装置に人が接触することに
よって発生する振動などがある。
このうち、装置外部に発生する振動を緩和する方法とし
ては、例えば実開昭62−168556号公報に記載さ
れるように、架台上に、防振マウントを介して荷重板を
載置し、該荷重板上にこれと固定的に電子顕微鏡を設置
する方法があった。
一方、装置自身が発生する振動に関しては、従来技術に
おける測長が、 (+)測長対象試料を試料室へ搬送した後に真空排気を
行い、その後に測長を行なう。
(2)予定のUl長が終了すると該試料を試料室から排
出した後、新たな試料を試料室へ搬送し、真空排気後に
次の測長を行なう。
というステップで行われるため、必然的に測長は試料搬
送や真空排気が行われていないときに行われる構成とな
っており、装置自身が発生する振動を緩和する必要がな
かった。
(発明が解決しようとする課題) 試料が半導体ウェハ等の量産品である場合には、短時間
で多くの測長を行うことが要求され、測長を効率良く短
時間で行うためには、ゲートバルブを介して試料室と接
続されるローダ室を設け、つの試料に関して試料室で測
長を行っている間に次の試料をローダ室に搬送し、さら
に該ローダ室を真空にするための排気をも行うといった
並列的な制御が必要となる。
このとき、ローダ室や搬送装置は試料台や電子銃等と一
体化されているために、これらから発生する振動に対し
ては前記外部振動を遮断するための除振部材等は役に立
たず、この振動が測長値に悪影響を及ぼしてしまう場合
がある。
また、測長値に悪影響を及ぼす環境上の問題は振動だけ
に限らず、鏡筒周辺の磁場の変化によっても電子ビーム
が偏向され、これが測長値に悪影響を及ぼす。
本発明の目的は、上記した問題点を解決し、測長を効率
良く行うことができ、かつ振動や磁場の変化によって悪
影響を受けない測長機能を備えた走査電子顕微鏡を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 上記した問題点を解決するために、本発明は、試料表面
を測長する機能を備えた走査電子顕微鏡において、以下
のような手段を具備した点に特徴がある。
(1)走査電子顕微鏡の振動量を検出する手段と、振動
量が多いと測長を中断する手段とを具備した。
(2)走査電子顕微鏡の鏡筒近傍に設置され、磁場の変
化量を検出する手段と、変化量が多いと測長を中断する
手段とを具備した。
(3)真空排気系を含む走査電子顕微鏡の試料搬送機構
が稼動中であることを検出して測長を中断する手段を具
備した。
(作用) 上記(1)の構成によれば、走査電子顕微鏡の振動量が
小さく、正確な測長が可能なときだけ測長が行われるの
で、常に正確な測長結果が得られる。
上記(2)の構成によれば、鏡筒近傍の磁場の変化量が
小さく、正確な測長が可能なときだけ測長が行われるの
で、常に正確な測長結果が得られる。
上記(3)の構成によれば、走査電子顕微鏡が振動して
いない時だけ測長が行われるので、常に正確な?#1長
結果が得られる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
電子銃1から放射された電子ビーム2は、収束レンズ4
、対物レンズ5によって収束され、試料ステージ43上
に載置された試料3の表面に照射される。該電子ビーム
2は対物レンズ5内に組み込まれた偏向レンズ(図示せ
ず)によって試料3の表面を走査させられる。
電子ビーム2の照射によって試料3表面から発生した二
次電子、反射電子等の二次信号6は検出器7で検出され
、該検出信号は増幅器8で増幅された後に演算手段44
に入力され、演算結果がCRT9に出力される。CRT
Q上には、観察像と共に演算結果である測長値が表示さ
れる。
前記、収束レンズ4と対物レンズ5との間には、ビーム
ブランキング電源11に接続されたビームブランキング
用の偏向コイル10が設けられ、後述するコンパレータ
26からの信号に基づいて電源11が付勢されると、電
子ビーム2は偏向コイル10によって偏向され、電子ビ
ーム2は試料上に照射されなくなる(ブランキングされ
る)。
電子銃1、収束レンズ4、対物レンズ5、およびビーム
ブランキング用の偏向コイル10は鏡筒33内に設置さ
れ、該鏡筒33の下部には試料室12が設けられいる。
試料室12とローダ室15とはゲートバルブ14で仕切
られ、試料室12内は真空ポンプ13によって排気され
、ローダ室15内は真空ポンプ16によって排気される
ローダ室15の、前記ゲートバルブ14と対向する部分
にはゲートバルブ21が設けられ、該ゲートバルブ21
からは、ローダ機構23によって昇降される試料ケース
22から1枚づつ取り出される試料3が導入される。
ローダ室15内には、後に第5図を用いて詳述するロー
ドロツタ機構20が設けられており、ローダ室15内に
は試料3を2枚収納することができる。
前記鏡筒33、試料室12、およびローダ室15は荷重
板17によって支持され、該荷重板17は、防振マウン
ト18を介して架台19上に載置され、前記ローダ機構
23は架台19上に直接載置される。
一方、前記荷重板17上には加速度計24a124b(
図示せず)、24e (図示せず)が、それぞれX方向
、Y方向、Z方向の振動測定が可能なように取り付けら
れ、各加速度計24a、24b s 24 cの出力信
号はコンパレータ26の一方の入力端子に入力される。
また、該コンパレータ26の他方の入力端子にはデータ
ベース25が接続されている。
なお、加速度計24の設置場所は荷重阪17上に限定さ
れるものではなく、試料3および電子銃1の少なくとも
一方の振動を検出できるような場所であれば、鏡筒33
の上面あるいは側面等であっても良い。
データベース25には、観察像の振れが走査電子顕微鏡
の測長分解能を越えてしまう振動に応じた基準信号が記
憶されており、コンパレータ26は、前記各加速度計2
4a% 24b、24cの出力信号と前記データベース
25からの基準信号とを比較し、比較結果に応じてビー
ムブランキング電源11を付勢する。
ここで、試料の導入、排出を行うロードロック機構20
の動作について、第5図を参照しながら説明する。なお
、同図では説明を簡略化するためにローダ室15と試料
室12との間に設けられたゲートバルブ14は省略しで
ある。
同図(a)に示したように、ローダ室15内のロードロ
ック機構は主に2つの試料載置台40a、40bと、該
載置台40a、40bを結合する結合部材41とによっ
て構成され、該試料載置台40a、40bは中心軸42
を中心にして回動する。試料3は試料室12内の試料ス
テージ43上に載置されて測長される。
なお、同図(a)〜(h)において、“未゛を付した試
料3は未測長の試料、“済”を付した試料3はnl長済
みの試料、“中“を付した試料3は測長中の試料を示し
ている。
試料が一枚も導入されていない状態[同図(a)]から
、初めに試料3を載置台40aに導入した後、結合部材
41を中心軸42を中心に180’回転した後、さらに
試料3を載置台40b上に導入し[同図(b)]、ここ
で試料室12とローダ室15を排気する。
次いで、載置台40a上の試料3を試料ステージ43上
に載置し、測長を開始する[同図(C)]。
側長が終了すると、測長済み試料がローダ室15内の載
置台4Oa上に再び載置される[同図(d)]。
次いで、結合部材41を1800回転した後[同図(e
)]、今度は載置台40b上の試料3を試料室12内の
試料ステージ43上に載置して7iIlj長を開始し、
載置台40a上の測長済み試料3をローダ室15から排
出する[同図(r)]。
次いで、載置台40a上に新たな試料を導入[同図(g
)Iして排気し、さらに、測長済み試料を載置台40b
上に載置する[同図(h)]。
以後、前記と同様にして、(e)から(h)の工程を繰
り返して測長を行う。
このような構成の走査電子顕微鏡によれば、試料交換を
効率良く行えるようになり、短時間で多くの試料の測長
が可能になる。
なお、本発明に適用されるロードロック機構はこのよう
な構成に限定されるものではなく、3枚の試料、あるい
はそれ以上の試料を同時に載置できるロードロック機構
であっても良い。
本実施例では、特に前記(f) 、(g)で示した測長
中には、試料のローダ室15への導入、排出、および真
空ポンプによる排気が行われるため振動が発生する。該
振動は前記加速度計24a、24bs24cで検出され
、検出信号がコンパレータ26に出力される。
コンパレータ26は、データベース25に記憶された基
準信号レベルと各加速度計24a、24b、24cの出
力信号レベルとを比較し、いずれかの加速度計の出力信
号レベルが基準信号レベルを越えるとビームブランキン
グ電FX11を付勢し、電子ビーム2の試料3への照射
を禁止して測長を中断する。
振動が収まって各加速度計24a、24b、24cの出
力信号レベルのいずれもが基準信号レベルを下回ると、
コンパレータ26はビームブランキング電源11の付勢
を中止し、再び副長が開始される。
本実施例によれば、測長に影響を及ぼす程度の振動が検
出されると測長が行われないので、排気、試料搬送等の
振動を伴う作業と測長とを平行して行なうことによって
効率の良い測長を可能にした測長システムにおいて、常
に正確な測長が可能になる。
しかも、測長が行われない間は電子ビームが試料に照射
されないので、試料のダメージを防ぐことができる。
なお、本実施例ではブランキングコイルとして偏向コイ
ルを用いるものとして説明したが、静電型のブランキン
グコイルを用いても同等の効果が達成される。
また、本実施例では加速度計を荷重板17上に設けたが
、試料室12上あるいは鏡筒33表面に設けるようにし
ても良い。
第2図は本発明の第2の実施例である走査電子顕微鏡の
概略構成図であり、第1図と同一の符号は同一または同
等部分を表している。
本実施例は、試料室12上に磁場測定器27を設け、そ
の出力信号をコンパレータ26の一方の入力端子に入力
するようにしている。
この場合のデータベース25には、観察像の振れが走査
電子顕微鏡の測長分解能を越えてしまう外部磁場に応じ
た基準信号が記憶されている。コンパレータ26は、前
記磁場IgJ定器27の出力信号レベルと前記データベ
ース25からの基準信号レベルとを比較し、出力信号レ
ベルが基準信号レベルを上回るとビームブランキング電
源11を付勢し、電子ビーム2が試料3に照射されない
ようにブランキングする。
本実施例によれば、鏡筒近傍の磁場の変化量が小さく、
正確な測長が可能なときだけ測長が行われるので、常に
正確な測長結果が得られる。
ところで、観察像のぶれの許容範囲は、当然のことなが
ら測長レンジによって異なる。すなわち、測定の単位が
nmオーダの場合とμmオーダの場合とでは、その許容
範囲が異なってくる。
そこで、観察倍率あるいは測長レンジ等によって上記デ
ータベースから出力される基準信号レベルが変化するよ
うにすれば、振動あるいは磁場の変化に対して必要以上
のレベルが要求されることがない。
なお、以上の説明では、加速度計24または磁場測定器
27の一方のみが設置された場合を例にして説明したが
、両者を共に設置するようにしても良い。
第3図は本発明の第3の実施例である走査電子顕微鏡の
概略構成図であり、前記第1図又は第2図と同一の符号
は同一または同等部分を表している。
同図において、ゲートバルブ14.21、真空ポンプ1
3.16、ロードロック機構20といったように、その
動作によって振動が発生し、測長値に悪影響を及ぼす装
置からは、各部分が動作中であるか否かを示す制御信号
が制御装置32に出力される。
該制御装置32は、入力される制御信号をチエツクし、
前記各装置のいずれかが動作中であるとビームブランキ
ング電FA11を付勢し、電子ビームをブランキングす
る。
本実施例によれば、大きな振動が発生する可能性がある
期間は測長が行われないので、常に正確な測長が可能に
なる。
第4図は本発明の第4の実施例の概略構成図であり、第
3図と同一の符号は同一または同等部分を表している。
本実施例では、第3図に示した構成の他に、主にハンド
29、アーム30、本体31によって構成されるロボッ
ト28をさらに設置し、該ロボット28が試料ケース2
2を搬送し、該試料ケース22をローダ機構23に収納
する。
このような構成の走査電子顕微鏡では、ロボット28が
試料ケース22をローダ機構23に収納する際に、それ
による振動が架台19、防振マウント18を介して荷重
板17に伝達されてしまう。
そこで、本実施例では、ロボット28が試料ケース22
をローダ機構23に収納する時、すなわちハンド29が
開く時に信号を出力するようにし、該信号も制御装置3
2に入力するようにした。
本実施例によれば、前記同様、大きな振動が発生する可
能性がある期間は測長が行われないので、常に正確な測
長が可能になる。
なお、以上の説明では具体的に示さなかったが、第1図
に関して説明したような、振動検出手段を具備した走査
電子顕微鏡に、第2図に関して説明した磁場の変化に対
処するための手段を適用したり、あるいはこれらの手段
の一方または両方を、第3.4図に関して説明した各実
施例に適用したりすることも可能である。
また、上記した各実施例では、振動量が多い場合などの
測定中断時には電子ビームをブランキングすることによ
って試料のダメージを最小限に押えるものとして説明し
たが、対物レンズや収束レンズを制御して電子ビームの
収束を緩和し、試料上での電子ビームのスポット径が大
きくなるようにすると共に、そのときは測長値を求める
ための演算を行なわないようにすれば、上記と同様の効
果が得られる。
さらに、試料のダメージを考慮しなくても良いのであれ
ば、電子ビームは測長時と同様に試料上に照射し、AI
IJ長値を求めるための演算だけを行なわないようにし
ても良い。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、1l
lllj長値に影響を及ぼすような振動、磁場の変化が
発生していない時だけ測長を行なうので、常に正確な測
長が可能になる。
また、測定中断時には電子ビームをブランキングしたり
、あるいは電子ビームの収束を緩和してスポット径を大
きくしたりすれば、試料が受けるダメージを最小限にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である走査電子顕微鏡の概略
構成図、第2図は本発明の第2の実施例である走査電子
顕微鏡の概略構成図、第3図は本発明の第3の実施例で
ある走査電子顕微鏡の概略構成図、第4図は本発明の第
4の実施例である走査電子顕微鏡の概略構成図、第S図
はロードロック機構を説明するための図である。 第1図 3・・・試料、10・・・偏向コイル、11・・・ビー
ムブランキング電源、12・・・試料室、13.16・
・・真空ポンプ、14.21・・・ゲートバルブ、15
・・・ローダ室、17・・・荷重板、18・・・防振マ
ウント、19・・・架台、20・・・ロードロック機構
、24・・・加速度計、25・・・データベース、26
・・・コンパレータ、33・・・鏡筒、43・・・試料
ステージ、44・・・演算手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子銃から放射された電子ビームを収束し、収束
    後の電子ビームを走査しながら試料表面に照射したとき
    に該試料から発生する二次信号を検出して試料表面のパ
    ターンなどを測長する機能を備えた走査電子顕微鏡にお
    いて、 電子銃および試料の少なくとも一方の振動量を検出する
    振動量検出手段と、 振動量が振動基準値を上回ると測長を中断する測長中断
    手段とを具備したことを特徴とする走査電子顕微鏡。
  2. (2)前記振動量検出手段は、X方向、Y方向、Z方向
    の少なくとも一方向の振動量を検出し、前記測長中断手
    段は、いずれか一方向の振動量が振動基準値を上回ると
    測長を中断することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の走査電子顕微鏡。
  3. (3)前記振動基準値は、走査電子顕微鏡の測長レンジ
    に応じて変化することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の走査電子顕微鏡。
  4. (4)前記走査電子顕微鏡を固定的に載置する荷重板と
    、 前記荷重板を、防振マウントを介して載置する架台とを
    具備し、 前記振動量検出手段は荷重板上に設置されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    記載の走査電子顕微鏡。
  5. (5)電子銃から放射された電子ビームを収束し、収束
    後の電子ビームを走査しながら試料表面に照射したとき
    に該試料から発生する二次信号を検出して試料表面のパ
    ターンなどを測長する機能を備えた走査電子顕微鏡にお
    いて、 走査電子顕微鏡の鏡筒近傍に設置され、磁場の変化量を
    検出する磁場検出手段と、 変化量が変化基準値を上回ると測長を中断する測長中断
    手段とを具備したことを特徴とする走査電子顕微鏡。
  6. (6)前記変化基準値は、走査電子顕微鏡の測長レンジ
    に応じて変化することを特徴とする特許請求の範囲第5
    項記載の走査電子顕微鏡。
  7. (7)電子銃から放射された電子ビームを収束し、収束
    後の電子ビームを走査しながら試料表面に照射したとき
    に該試料から発生する二次信号を検出して試料表面のパ
    ターンなどを測長する機能を備えた走査電子顕微鏡にお
    いて、 真空排気系を含む走査電子顕微鏡の試料搬送機構が稼動
    中であることを検出して測長を中断する測長中断手段と
    を具備したことを特徴とする走査電子顕微鏡。
  8. (8)防振マウントを介して走査電子顕微鏡を載置する
    架台と、 架台上に載置され、走査電子顕微鏡に試料を導入する試
    料ローダとをさらに具備し、前記測長中断手段は、前記
    試料搬送機構および試料ローダの少なくとも一方が稼動
    中であることを検出して測長を中断することを特徴とす
    る特許請求の範囲第7項記載の走査電子顕微鏡。
  9. (9)架台外に設置され、前記試料ローダに試料収納箱
    を搬送する搬送ロボットと、 搬送ロボットによる試料箱の試料ローダへの収納時点を
    検出する手段とをさらに具備し、前記測長中断手段は、
    前記試料搬送機構および試料ローダの少なくとも一方が
    稼動中であることを検出して、ないしは前記収納時点を
    検出して測長を中断することを特徴とする特許請求の範
    囲第8項記載の走査電子顕微鏡。
  10. (10)電子ビームが試料表面に照射されないように、
    該電子ビームを偏向するビームブランキング手段をさら
    に具備し、 前記測長中断手段は、前記ビームブランキング手段を付
    勢する手段であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第9項のいずれかに記載の走査電子顕微鏡。
  11. (11)電子ビームの収束を緩める収束緩和手段をさら
    に具備し、 前記測長中断手段は、前記収束緩和手段を付勢する手段
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    9項のいずれかに記載の走査電子顕微鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08298088A (ja) * 1995-02-28 1996-11-12 Ebara Corp 電子顕微鏡
US7196533B2 (en) 2004-02-24 2007-03-27 Hitachi High-Technologies Corporation Control system and method of semiconductor inspection system

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