JPH0315343A - 抹茶 - Google Patents

抹茶

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JPH0315343A
JPH0315343A JP1150906A JP15090689A JPH0315343A JP H0315343 A JPH0315343 A JP H0315343A JP 1150906 A JP1150906 A JP 1150906A JP 15090689 A JP15090689 A JP 15090689A JP H0315343 A JPH0315343 A JP H0315343A
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JP
Japan
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matcha
tea
leaves
powder
mulberry leaves
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JP1150906A
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Akiko Naito
明子 内藤
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  • Tea And Coffee (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は由緒ある茶道においてのみならず,日常生活に
おいて点てて飲まれる抹茶に関するものである。
【従来の技術】
抹茶は100g中の戒分として,例えば,特開昭597
8646号公報に開示されているように.水分6.0g
,蛋白質35.5g,糖室32.4g,繊維質9.7g
.灰分6.7g.カルシウム420IIIg,鉄分27
mg. ヒタ”q ンA100001.V,ビタミンB
 t0.60mg,ビタミンBz1.35+wg,ビタ
ミンC I00mg,タンニン酸11.4g.カフェイ
ン4.6gとなっている。 このような戊分の抹茶が青臭い・にが味が強い・香りが
悪い・こくがないなどの欠点を解決するために茶の蒸し
時間を延ばしたり,一度蒸した葉を更に加熱したり,時
には乾燥処理することが行われているが,この場合茶の
緑色が劣下して黄色を帯びる欠点があった。 近来.紅茶・コーヒ等の輸入,日本人の生活様式の変化
・嗜好の変化等により抹茶の消費量は減退しつつあるが
.嗜好の多様化によってl7世紀頃から日本人に愛飲さ
れてきた抹茶が見直されている。現在の要求品質の一つ
として.泡立ちが良く,鮮やかな色を呈する抹茶が要望
されている。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は,泡立ちが良く.点ててからの緑色が鮮やかで
あるようにした抹茶を提供するものである.
【課題を解決するための手段および作用】本発明は,茶
の葉をひいて精製した粉末に,桑葉を乾燥して粉砕した
粉末を混合してなることを特徴とする抹茶を要旨とする
ものである。 本発明における抹茶は,周知の方法,すなわち比較的老
木の茶の葉,それも新芽を摘みとり,緑茶の形態を経て
臼その他の手段でひき,粉末化されるものが用いられる
。このように本発明の抹茶は一般に市販されている粉末
状のものでよい。 本発明の抹茶に加えられる桑葉は枯葉でなく青葉が用い
られる.この桑葉は蚕が食するのに適したものが本発明
においても好ましい。 本発明における桑葉の用い方の例を挙げると以下のとお
りである.桑葉は水洗いの後,しばらく水に浸漬する。 この際少量の食塩を添加しても差し支えない。浸漬後,
赤外線乾燥機など公知の乾燥装置で60℃前後の温度で
水分がlO%以下となるまで乾燥する。この乾燥した桑
葉を粉砕機で粉砕し,80〜200メッシュの篩に通し
.粉末を得る.好ましくは.タイラー標準篩の100メ
ッシュの篩に通し,抹茶の平均粒度が1〜4ミクロンで
あるからこれにあわせるのが好ましい. 桑葉を乾燥する際,その温度が低い場合,緑色で色沢の
優れた粉末が得られるが,これがあまり低温に過ぎると
青臭味が残り,これが高温の場合色沢は褐色に近づくの
で注意すべきである。 本発明における抹茶の作り方としては,上述のようにし
て得られた桑葉を抹茶に適宜の割合で加え,混合すれば
得ることができる。桑葉の配合量が多くなると,茶本来
の味がなくなり,桑葉の配合量が少なくなると抹茶の色
・抹茶の泡立ちの点で本発明の効果が得に<<,好まし
くない。好適な重量割合として抹茶80〜95に対して
桑葉5〜20としたものがよい。 以上のように粉末を得て,混合することに限らず,逆に
桑葉と茶の葉を混合してから粉末にしても本発明の抹茶
を得られるのは言うまでもない。 なお1味を引き立てるために糖分・塩分・グルタミン酸
・クエン酸等を少量添加することも本発明の効果を害す
るものではない。 本発明は,現在のところ理由は不明であるが,桑葉を添
加することによって,抹茶の色彩を明るく鮮やかにさせ
,抹茶からでる緑色の茶の色をさらに濃くみせる作用を
示し,抹茶を点てたときの泡立ちを良くするものである
。 本発明は抹茶を点てたときの泡立ちを本発明の目的の一
つとするものの,抹茶を点てることにこだわることなく
,ジュースのように用いられてもなんら差支えない。 本発明の抹茶の保存は.従来周知の方法であるが,空気
の少ない容器に湿気を避けて入れて,冷暗所に置くこと
が適当である.
【実施例】
抹茶97gと粉末の桑葉3gを混合した粉末から,茶道
を心得ない者が,抹茶用茶碗と80本たての茶笑を使用
して,湯を入れて抹茶を20回にわたり点てた。その結
果いずれも茶碗内の抹茶表面は細かい泡立ちで満ちてい
た。 一方.桑葉を含まない抹茶のみからなる粉末から同様の
実験を行ったところ,茶碗内の抹茶表面が前面に泡立た
なかった場合が20回中に5回みられた. 桑葉を添加したことによって.抹茶の色彩が鮮やかにな
ることも確認された。 青臭さ・にが味・香り・こくの有無を調べるために.上
記した割合により構威された本発明の抹茶を20人に試
飲させたところ,全員が味覚・香りのさわやかさについ
て異常がない,すなわち,自然の茶の味わいであるとの
回答を得ることができた。 また,抹茶97gと粉末の桑葉3gを混合した粉末と桑
葉を含まない抹茶のみからなる粉末を各々木製のなつめ
に入れて室内で1カ月放置した結果,前者の場合,すな
わち,本発明による抹茶は変色がなかったが,後者,す
なわち.本発明によらないものは黄色味を帯びるという
変色がやや見られた。
【発明の効果】
本発明の抹茶を使用することによって,抹茶を点てるこ
とが容易となり.点てた抹茶の色は鮮やかとなり,抹茶
の需要層の拡大が期待されるものである。 桑葉は蚕の餌として周知のことであるが.桑葉は高血圧
・動脈硬化・強壮に関して薬理作用があり,茶材として
も用いられていた。したがって,本発明の抹茶には桑葉
の薬理作用も期待でき,一種の健康飲料としても役立つ
ものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)茶の葉をひいて精製した粉末に、桑葉を乾燥して
    粉砕した粉末を混合してなることを特徴とする抹茶。
JP1150906A 1989-06-14 1989-06-14 抹 茶 Expired - Lifetime JPH0779624B2 (ja)

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JP1150906A JPH0779624B2 (ja) 1989-06-14 1989-06-14 抹 茶

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0315343A true JPH0315343A (ja) 1991-01-23
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ID=15506973

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