JPH03151Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03151Y2 JPH03151Y2 JP9838284U JP9838284U JPH03151Y2 JP H03151 Y2 JPH03151 Y2 JP H03151Y2 JP 9838284 U JP9838284 U JP 9838284U JP 9838284 U JP9838284 U JP 9838284U JP H03151 Y2 JPH03151 Y2 JP H03151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base fabric
- cushion layer
- crushed
- pattern
- protective film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は二輪車などの車両における座席の表皮
部材、詳しくは、いわゆるチエンジカラーと呼称
されている基布に、発泡体製クツシヨン層物、透
明合成樹脂製保護膜を順次積層し、その保護膜、
クツシヨン層物を圧潰して、圧潰した個所より基
布の着色を現出させてなる車両用座席の表皮部材
の改良に関するものである。
部材、詳しくは、いわゆるチエンジカラーと呼称
されている基布に、発泡体製クツシヨン層物、透
明合成樹脂製保護膜を順次積層し、その保護膜、
クツシヨン層物を圧潰して、圧潰した個所より基
布の着色を現出させてなる車両用座席の表皮部材
の改良に関するものである。
(先行技術)
第5図に示すように二輪車の座席aの外面を構
成する表皮部材1′には意匠上の目的から、前記
チエンジカラーと呼称されているものが使用され
ている。これは、第6図に示すように、透明合成
樹脂製(例えば塩化ビニールフイルム)保護膜1
3を通して、発泡体製クツシヨン層物12(発泡
塩化ビニール体)の着色と、これらを高周波溶接
機で加圧して融着することにより、圧潰した個所
イから露呈する基布11の着色との二色で全体が
構成されている。従つて、これは全体が一色から
なるものに比べ、二色で形成されているため外観
が向上する。また基布に多色模様を施しこれを透
明模で被覆したものに比べ、立体感、触感が良い
ため、広く実施されている。
成する表皮部材1′には意匠上の目的から、前記
チエンジカラーと呼称されているものが使用され
ている。これは、第6図に示すように、透明合成
樹脂製(例えば塩化ビニールフイルム)保護膜1
3を通して、発泡体製クツシヨン層物12(発泡
塩化ビニール体)の着色と、これらを高周波溶接
機で加圧して融着することにより、圧潰した個所
イから露呈する基布11の着色との二色で全体が
構成されている。従つて、これは全体が一色から
なるものに比べ、二色で形成されているため外観
が向上する。また基布に多色模様を施しこれを透
明模で被覆したものに比べ、立体感、触感が良い
ため、広く実施されている。
ところが、この従来品は外観が二色のみ構成さ
れているにすぎず、多色で形成することができな
い不具合がある。
れているにすぎず、多色で形成することができな
い不具合がある。
(目的)
そこで、本考案は多色のチエンジカラーを有
し、従来のチエンジカラーに比べ更に意匠的に優
れ商品価値が高いものを提供することを目的とす
るものである。
し、従来のチエンジカラーに比べ更に意匠的に優
れ商品価値が高いものを提供することを目的とす
るものである。
(構成)
本考案は前記従来のチエンジカラー品における
基布上における前記圧潰する個所に対応する基布
上に複数の模様部を、夫々異色で染色してなるこ
とを特徴とするものであり、前記染色は捺色又は
着色ビニールフイルムのグラビヤ印刷などの方法
で行う。従つて多数の圧潰した個所より、夫々異
色の模様が現出され、多色チエンジカラー品を提
供できる。
基布上における前記圧潰する個所に対応する基布
上に複数の模様部を、夫々異色で染色してなるこ
とを特徴とするものであり、前記染色は捺色又は
着色ビニールフイルムのグラビヤ印刷などの方法
で行う。従つて多数の圧潰した個所より、夫々異
色の模様が現出され、多色チエンジカラー品を提
供できる。
(実施例)
第1図は本考案に係る表皮部材1を示し、図中
11に示す基布は、前記従来品1′と同様に綿布、
ポリエステルなどの織物地、ナイロン、スフ等の
メリヤス地で形成されており、12の発泡体製有
色クツシヨン層物(厚さ略0.4−0.9mm)、13の
透明合成樹脂製保護膜(厚0.08−0.3mm程度)も、
前記従来品1′と同様なものを使用している。
11に示す基布は、前記従来品1′と同様に綿布、
ポリエステルなどの織物地、ナイロン、スフ等の
メリヤス地で形成されており、12の発泡体製有
色クツシヨン層物(厚さ略0.4−0.9mm)、13の
透明合成樹脂製保護膜(厚0.08−0.3mm程度)も、
前記従来品1′と同様なものを使用している。
そして、高周波溶接機を使用して前記クツシヨ
ン層物12を凹溝状に加圧加熱して形成して圧潰
した個所イ1,イ2,イ3からは夫々異色の着色が
現出されている。即ち、イ1からは基布11に設
けた模様部20、イ2からは模様部21,イ3から
は模様部22の夫々の着色が透視される。そし
て、この各模様部20,21,22の着色は、
夫々異色に施されている。即ち、模様部20が赤
色であれば、模様部21が青色、模様部22が黄
色に夫々着色されている。従つて圧潰されないク
ツシヨン層物12の着色が黒色であれば、「黒色」
の地に、「赤色」「青色」「黄色」がチエンジカラ
ーとして現出する。
ン層物12を凹溝状に加圧加熱して形成して圧潰
した個所イ1,イ2,イ3からは夫々異色の着色が
現出されている。即ち、イ1からは基布11に設
けた模様部20、イ2からは模様部21,イ3から
は模様部22の夫々の着色が透視される。そし
て、この各模様部20,21,22の着色は、
夫々異色に施されている。即ち、模様部20が赤
色であれば、模様部21が青色、模様部22が黄
色に夫々着色されている。従つて圧潰されないク
ツシヨン層物12の着色が黒色であれば、「黒色」
の地に、「赤色」「青色」「黄色」がチエンジカラ
ーとして現出する。
以上の各模様部20,21,22は第3図、第
4図に示すようにあらかじめ高周波溶接機によつ
て保護膜13、クツシヨン層物12を適宜模様形
状に圧潰した際に現出するように、所定形状に基
布11に形成してある。そして、この各模様部2
0,21,22は前記適宜形状に塩化ビニールフ
イルム上にグラビヤ印刷したもの、基布11表面
に直接捺染したものなどである。
4図に示すようにあらかじめ高周波溶接機によつ
て保護膜13、クツシヨン層物12を適宜模様形
状に圧潰した際に現出するように、所定形状に基
布11に形成してある。そして、この各模様部2
0,21,22は前記適宜形状に塩化ビニールフ
イルム上にグラビヤ印刷したもの、基布11表面
に直接捺染したものなどである。
この各模様部20…を表面に有する基布11は
クツシヨン層物12に対してやや大形に形成さ
れ、クツシヨン層物12を積層した際に、一端縁
がクツシヨン層物12からはみ出すようにする。
このはみ出しした部分には目印20′,21′,2
2′が設けてある。この目印20′…は基布11上
にクツシヨン層物12等を被せると各模様部20
…がクツシヨン層物12によつて隠蔽されその位
置が不明になるために設けたものであり、この目
印20′…を目標として高周波溶接機で各模様部
20′…が現出するように加圧加熱する。
クツシヨン層物12に対してやや大形に形成さ
れ、クツシヨン層物12を積層した際に、一端縁
がクツシヨン層物12からはみ出すようにする。
このはみ出しした部分には目印20′,21′,2
2′が設けてある。この目印20′…は基布11上
にクツシヨン層物12等を被せると各模様部20
…がクツシヨン層物12によつて隠蔽されその位
置が不明になるために設けたものであり、この目
印20′…を目標として高周波溶接機で各模様部
20′…が現出するように加圧加熱する。
なお、この基布11上における目印20′…を
設けた部分は高周波溶接後裁断して除去する。
設けた部分は高周波溶接後裁断して除去する。
以上の保護膜13、クツシヨン層物12、基布
11は前記高周波溶接機によつて高周波されるこ
とによつて一体に融着され表皮部材1が形成され
る。
11は前記高周波溶接機によつて高周波されるこ
とによつて一体に融着され表皮部材1が形成され
る。
(効果)
本考案によれば、単に基布上に複数の模様部を
印刷等の方法によつて異色で染色することによつ
て、多色のチエンジカラーを得ることができる。
従つて、前記従来品に比べ外観に優れ商品価値の
高い表皮部材を低原価で提供できる。
印刷等の方法によつて異色で染色することによつ
て、多色のチエンジカラーを得ることができる。
従つて、前記従来品に比べ外観に優れ商品価値の
高い表皮部材を低原価で提供できる。
依つて所期の目的を達成し得る。
第1図は要部の平面図、第2図は第1図におけ
る−線に沿える断面図、第3図は基布の部分
拡大平面図、第4図は第3図における−線に
沿える断面図、第5図は従来品の使用状態を示す
斜視図、第6図は従来品の部分拡大断面図であ
る。 図中、11は基布、12はクツシヨン層物、1
3は保護膜、20,21,22は模様部を夫々示
す。
る−線に沿える断面図、第3図は基布の部分
拡大平面図、第4図は第3図における−線に
沿える断面図、第5図は従来品の使用状態を示す
斜視図、第6図は従来品の部分拡大断面図であ
る。 図中、11は基布、12はクツシヨン層物、1
3は保護膜、20,21,22は模様部を夫々示
す。
Claims (1)
- 基布に、発泡体製クツシヨン層物、透明合成樹
脂製保護膜を順次積層し、その保護膜、クツシヨ
ン層物を圧潰して、圧潰した個所より基布の着色
を現出させてなる車両用座席の表皮部材におい
て、前記基布上における前記圧潰する個所に対応
する基布上に複数の模様部を、夫々異色で染色し
てなることを特徴とする車両用座席の表皮部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9838284U JPS6112888U (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 車両用座席の表皮部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9838284U JPS6112888U (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 車両用座席の表皮部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6112888U JPS6112888U (ja) | 1986-01-25 |
JPH03151Y2 true JPH03151Y2 (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=30657924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9838284U Granted JPS6112888U (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 車両用座席の表皮部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112888U (ja) |
-
1984
- 1984-06-28 JP JP9838284U patent/JPS6112888U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6112888U (ja) | 1986-01-25 |
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