JPH03151909A - シートバックフレーム - Google Patents

シートバックフレーム

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JPH03151909A
JPH03151909A JP28997689A JP28997689A JPH03151909A JP H03151909 A JPH03151909 A JP H03151909A JP 28997689 A JP28997689 A JP 28997689A JP 28997689 A JP28997689 A JP 28997689A JP H03151909 A JPH03151909 A JP H03151909A
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JP
Japan
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pipe
shape
reclining mechanism
mechanism mounting
seatback
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JP28997689A
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Takayoshi Kashiwamura
柏村 孝義
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車のフロントシート等に好適なシートバ
ックフレームに関する。
[従来の技術] 自動車用シートは、座部と背もたれ(シートバック)を
備えて構成されている。第12図に片側ロック式シート
バックのモデル図を示す。この図のシートバックフレー
ム1は、リクライニング機構2が取付けられる側である
一方のサイド部3(長さL+)と、フリー側である他方
のサイド部4(長さL2)と、下部に位置するロア一部
5(長さL3)と、上部に位置するアッパ一部6(長さ
L4)などによって構成されている。フリー側サイド部
4の下端延長部7は、図示しないヒンジ軸によってシー
ト座部フレームに回動自在に枢着される。
上記シートバックフレーム1において、上記各部3〜6
に要求される剛性は次の通りである。
■リクライニング側すイド部3・・・大きな曲げ剛性と
大きなねじり剛性 ■フリー側すイド部4・・・中程度のねじり剛性■ロア
一部5・・・大きなねじり剛性 ■アッパ一部6・・・大きな剛性を必要としないこのよ
うに上記各部3〜6は要求される剛性が互いに異なり、
従ってフレーム1は各剛性に応じた強度を有しているこ
とが必要である。
従来のシートフレームには一般に鋼製のフレーム材が用
いられてきた。例えば、溶接によって鋼製パイプと鋼製
プレートを連結してフレームを組立てるといった構造で
ある。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように溶接によって複数のフレーム材を連結した
場合、一体成形フレームに比べると、実質的な強度が見
かけ上の強度よりも低くなる。また、鋼製のフレーム材
は重量が大であり、車両の軽量化を図る上で不利である
従って本発明の目的は、強度が高くしかも軽量に構成で
きるシートバックフレームを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を果たすために開発された本発明のシートバッ
クフレームは、閉断面形状をもつパイプ部とこのパイプ
部の長手方向に沿ってパイプ部と一体に成形されたプレ
ート部とを有するアルミニウム合金製の型材を、少なく
ともリクライニング機構取付部分を残してプレート部の
不要箇所を切除するとともに、この型材を所定のシート
バック形状に曲げたことを特徴とするものである。
[作用] 上記構成のシートパックフレームは、閉断面のパイプ部
によって所望のねじり剛性が確保されるとともに、プレ
ート部によってリクライニング機構取付は部分の曲げ剛
性が確保される。そしてほぼフレーム全体が前記型材に
よって一体的に構成されるため、フレーム全体の強度が
高く、しかも軽量である。
[実施例] 以下に本発明の一実施例について、第1図ないし第7図
を参照して説明する。
第1図に示された自動車のフロントシート用シートバッ
クフレーム10は、平面視においておおむね門形に曲げ
られた主フレーム材11と、このフレーム材11の下方
に連結されるロアーフレーム材12とを有している。主
フレーム材11は、前述したリクライニング機構2(第
12図参照)が設けられるリクライニング側サイド部1
3と、このサイド部13と対をなすフリー側サイド部1
4と、これらサイド部13.14の上端側を互いにつな
ぐアッパ一部15とからなる。ロアーフレーム材12は
、上記サイド部13.14の下端に溶接されている。
主フレーム材11は、第2図に示した断面形状をもつア
ルミニウム合金製の押出し型材20からなる。すなわち
この型材20は、矩形の閉断面形状のパイプ部21と、
このパイプ部21の長手方向(型材20の軸線方向)に
沿ってパイプ部21と一体に成形されたプレート部22
を備えている。
また、プレート部22の側面に、断面がフック状をなす
第1の突条25がプレート部22の長手方向に連続して
設けられている。パイプ部21の図示上面側に、第2の
突条26が一体に設けられている。第1の突条25の内
側には、後述するばね51の端部52を挿入できる大き
さのばね挿入四部27が設けられている。この凹部27
は図示上側が開口している。凹部27の入口部28の開
口幅は、ばねの端部52の線径よりもやや狭くしである
上記型材20は、第3図に示されるような形状、すなわ
ちリクライニング機構取付部分31とこの部分31と対
をなす部分32を残して、プレート部22の不要箇所を
カットしたのち、第1図のようにコテ形に曲げられる。
また、リクライニング側サイド部13の所定位置に、リ
クライニング機構2を取付けるためのボルト挿通用の孔
35が設けられている。フリー側サイド1lill14
には、ヒンジアーム36を取付けるためのボルト挿通用
の孔37があけられる。
孔35.37と対応した位置にナツト40゜41が設け
られる。ナツト40.41は、第4図および第5図に一
方のナツト40を代表して示したように、第1の突条2
5と第2の突条26との間に形成されるナツト保持部4
2に挿入された状態で、治具によって第2の突条26の
一部44゜45を押して塑性変形させることにより、動
き止めがなされる。こうして所定位置に固定されたナツ
ト40に、ボルト46がねじ込まれる。この場合、ナツ
ト40は突条25,26によって回り止めがなされてい
るため、ボルト46をねじ込む際にナツト40が一緒に
回転してしまうといった不具合を生じない。
第6図に示されるように、突条25を利用して複数のば
ね係止部50が設けられており、このばね係止部50を
使ってSばね51がサイド部13゜14間にわたって張
り渡されるようになっ゛ている。
ばね係止部50は、突条25の一部を長さgにわたって
所定間隔で複数箇所切除した残りの部分である。
第7図に示されるように、ばね51の端部52を凹部2
7の入口部分28側から挿入することによって、ばねの
端部52がばね係止部5oに保持される。ばねの端部5
2を凹部27に挿入する際に、突条25の先端部53が
弾性的に撓みつつばねの端部52の通過を許容するため
、凹部27へのばねの端部52の挿入を容易に行なうこ
とができる。そして上記入口部分28の開口幅をばねの
端部52の線径よりも狭くしであるため、凹部27に挿
入されたばねの端部52が凹部27がら抜けにくいもの
となる。
なお、第8図に示される変形例のように、パイプ部21
の上面壁に貫通孔60を設けることにより、引張りコイ
ルばね61のフック状端部62を係止させるようにして
もよい。
第9図および第10図に示された他の実施例は、型材2
0のパイプ部21に補強リブ65を一体に設けることに
よって、パイプ部21のねじり剛性を更に高めたもので
ある。それ以外の構成は前記実施例と同様である。
また、第11図に示された第3の実施例は、リクライニ
ング機構取付部分31のみに前記実施例と同様の型材2
0を使用し、フリー側サイド部14やアッパ一部15お
よびロア一部12′はアルミニウム合金製の角パイプ材
70によって構成することで、更に軽量化を図ったもの
である。角パイプ70の代りに丸パイプが使われてもよ
い。
上記いずれの実施例においても、リクライニング機構取
付部分31は閉断面をもつパイプ部21と高さのあるプ
レート部22との組合わせによって、ねじり剛性と曲げ
剛性が高められている。
[発明の効果] 本発明によれば、軽量でしかもねじり剛性と曲げ剛性の
大きなシートバックフレームが得らる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例を示し、第1
図はシートバックフレームの斜視図、第2図は型材の断
面図、第3図は型材の背面図、第4図はナツト保持部を
示す斜視図、第5図はナツト保持部を示す断面図、第6
図はばね係止部を示す斜視図、第7図はばね係止部を示
す断面図、第8図はばね係止部の変形例を示す断面図、
第9図は本発明の他の実施例を示す型材の断面図、第1
0図は第9図に示された型材を用いたシートバックフレ
ームの斜視図、第11図は本発明の更に別の実施例を示
すシートバックフレームの斜視図、第12図はシートバ
ックフレームの構成要素を示すモデル図である。 10・・・シートバックフレーム、11・・・フレーム
材、13・・・リクライニング側サイド部、14・・・
フリー側サイド部、20・・・アルミニウム合金製型材
、21・・・パイプ部、22・・・プレート部、25・
・・第1の突条、26・・・第2の突条、27・・・ば
ね挿入凹部、31・・・リクライニング機構取付部分、
40・・・ナツト、50・・・ばね係止部、51.61
・・・ばね。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)閉断面形状をもつパイプ部とこのパイプ部の長手
    方向に沿ってパイプ部と一体に成形されたプレート部と
    を有するアルミニウム合金製の型材を、少なくともリク
    ライニング機構取付部分を残してプレート部の不要箇所
    を切除するとともに、この型材を所定のシートバック形
    状に曲げたことを特徴とするシートバックフレーム。
  2. (2)閉断面形状をもつパイプ部とこのパイプ部の長手
    方向に沿ってパイプ部と一体に成形されたプレート部と
    を有するアルミニウム合金製の型材を、所定のシートバ
    ック形状に曲げたシートバックフレームであって、 上記型材は少なくともリクライニング機構取付部分とこ
    のリクライニング機構取付部分に対向する相手側の部分
    とを残してプレート部の不要箇所を切除してあり、しか
    も上記リクライニング機構取付部分とこの部分に対向す
    る相手側の部分との相互対向面に、ばね係止部形成用の
    第1の突条とナット保持用の第2の突条が成形されてい
    ることを特徴とするシートバックフレーム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546354U (ja) * 1991-11-29 1993-06-22 池田物産株式会社 フレーム部材
JP2011143816A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Kobe Steel Ltd 車両用シート

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56101054U (ja) * 1979-12-29 1981-08-08
JPS62196050U (ja) * 1986-06-01 1987-12-12
JPH01131338U (ja) * 1988-02-29 1989-09-06

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