JPH03151866A - 繊維状材料のオープニングの方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、繊維状材料、特には巻きタバコの中身となる
タバコフィラーロッドを作るための切刻みされたタバコ
のコントロールされたオープニング（はぐすこと）処理
に関する。

［従来の技術］ 巻きタバコの中のタバコは、広範囲にある種々の粒子サ
イズを含んでおり、その中て無視てきない割合を占めて
いるのは、煙やタールやニコチンはたしかに発生するが
巻きタバコの堅固さに全く寄与しない小粒のタバコ粒子
である。そのような小さい粒子の量は巻きタバコの中の
タバコの５〜ｌＯ％に達することがある。

このような小さい粒子は、タバコの処理プロセスの間に
８いてタバコが繰返しオープニングされることと、制動
（ｒｅｆｕｓｉｎｇ）　ｌ’ラムや櫛やピッカーや、タ
バコを機械的にこする類似のステップか用いられること
によってタバコが劣化した結果生ずるものである。

さらに、巻きタバコのフィラー（中身）は１国ごとに異
り、工場ごとにも異り、また一つの工場の中においても
ブレンドごとに異る。伝統的な巻きタバコ製造機械のい
ずれにおいても、ブレンドの中のすべての部分が、必要
であるか否かに関係なしに同じオープニングの処理をさ
れる。その結果、タバコては不必要な劣化が起ることに
なる。

［発明が解決しようとする課題と解決の手段］本発明は
、フィラーロッドの中の短いタバコの量を減らすことに
より、化学的変化のような風味での欠点を生じさせるこ
となく、巻きタバコの堅固さ、端の安定性や火持ち性と
い９た利点に向けてフィラーとしての性能を改善するこ
とを目的としている６本発明においては、コントロール
され調整可能なタバコのオープニングが行われ、そのオ
ープニングは、個々の場合て異る比較的に長いタバコ粒
子の割合に選択的に影響を及ぼす、タバコは５ホツパか
ら出て、そのタバコの量の全体を劣化させるような！＃
動（せん断）機構を経ることなくロッド形成に向けて供
給される。

ホッパから来るタバコに調節可能なオープニングを行う
ことにより、タバコのオープニングは、個々のブレンド
に適合するように調節され得る。

そして、メーカーは、やろうと思うならば、空隙＊（こ
れは側々の！ｆｌ屋の標準偏差に影響する）と粒度分Ｉ
ａ（これは巻きタバコの堅固さに影響する）の間ての妥
協をはかることがてきる。

本発明の原理は、フィラーロッドを形成させる場合のタ
バコのコントロールされたオープニングに限るものでは
なく、ある層の繊繍状物貿において線数状粒子相互間を
離隔させるオープニングを必要とするどんな場合にも適
用され得る。そのような適用の１つは、メータリングさ
れたガラス繊維の流れのオープニングへの適用である。

そのようなオープニングにおいても１例としての切刻ま
れたタバコの場合のコントロールされた劣化が付随する
。

したかって本発明は、その−面において、Ｗから来る＃
Ｍ状材料をメータリングし１ｍｍ状状材料メータリング
された流れをオープニングし、それにより繊維の相互間
を実質的に完全に離隔させ、オープニングされた繊維状
材料のうちの選択された一部分だけについてさらにオー
プニング処理を行うことて成る。繊維状材料をオープニ
ングする方法を提供する。

本発明はまた１本発明による方法を実施するための装置
を含んている０本発明のさらなる一面によれば、ある量
の繊維状材料を収容するための貯蔵手段と、その貯蔵手
段の開いた下端の近くに位置していてその貯槽手段下端
部から来る繊維状材料の流れをメータリングするための
１対のメータリングローラと、その１対のメータリング
ローラと組合って―く位置にあってメータリングされた
繊維状材料の流れをオープニングすることで繊維の相互
間を実質的に完全に離隔させる働きをするオープニング
ローラ手段と、オープニングローラ手段と組合って働く
位置にあって前記のオープニングされた繊維状材料のう
ちの選択された一部分だけをさらにオープニングする働
きをする選択的・追加的オープニング手段を含んて虞る
。繊維状材料をオープニングする装置が提供される。

ここにおいて参考として組入れられている米国特許第４
，８６７．１８０号において以前に記述されているのは
、いわゆる“ブロースルー型”ホッパを用いた新奇な巻
きタバコ製造機械であって、これによれば、ホッパに収
容されたタバコの金星か、制ｇｈ（せん断）Ｉｌｌ構を
何ら経ることなくロッド形成に向けＣ送られる。その特
許の中に記述しであるように、そのホッパには、それの
下端にあってホーｌパから来るタバコをメータリングす
るための１対のメータリングローラと、メータリングさ
れたタバコの個々の粒子を相互に離隔させるためのオー
プニングローラが設けられており、それら個々の粒子は
、タバコをロッド形成に向けて搬送する搬送手段の上に
載る０本発明の１つの実施態様においては、ホッパから
来るタバコに、コントロールされｊｌ！Ｆ可能なオープ
ニングが行われることによって、比較的に長い粒子だけ
が劣化し、比較的に短かい粒子は影響を受けず、全体的
に従来のタバコ処理プロセスと比べるならば、劣化の程
度が少くてフィラーとしての性能が改善されたタバコが
製造されることとなるように、上記した構造が変形され
ている。

［実施例］ 先ず第１図においては、モリンス型（ＭｏｌｉｎｓＭａ
ｒｋ　ＩＸ）の機械を変形した形の巻きタバコ製造機械
ｌＯが示されており、そこでは、従来の機械でのホ・ン
バ構造が除かれ、その代りに新奇なホッパ構造１２があ
る。このホッパ１２は、直立で断面か四角形の貯槽１４
を含んで成り、その中にはロッド形成に向けて供給され
るための切刻みされたタバコ１６か収容されている。

貯槽１４の下端に位置して、また貯槽１４の下端から来
るタバコをメータリングする働きをする１対のメータリ
ングローラ！８が、貯槽１４の幅全体にわたって延びて
いる。これらメータリングローラｌＢは柱状体になった
タバコ１６を捉え。

概して半径方向に延びている複数のピンによってそのタ
バコをＦ向きに供給すると共にそれをオープニングのた
めに保留する。さらに、メータリングローラ１８と組合
って働く位置に１つのオープニングローラ２０があり、
これの表面から概して半径方向に延びている複数のピン
とメータリングローラ１８についている複数のピンか組
合って働くことによって、オープニングローラは、メー
タリングされた流れの先端エツジからタバコ粒子を騒き
出し、それにより個々のタバコ粒子を相互に離隔させ、
それら粒子をコンベヤベルト２２の上側面に落す、それ
ら粒子はそのコンベヤベルト上て輻の広いタバコのカー
ペットとなって、ロッド形成に向けて搬送される。１つ
の典型的な運転においては、メータリングローラ１８は
１分間に数回転というオーダーの比較的に遅い回転をす
るのに対し、オープニングローラ２０は、それよりずっ
と速い−・般には約３００−４００ｒｐｍの速度で回転
する。

メータリングローラ１８とオープニングローラ２０にあ
るピンの間隔、数および形、そしてまたオープニングロ
ーラ２０の回転速度が、オープニング作用の大きさを決
定するパラメータである。

これらパラメータは、空隙率と劣化の間の最適の妥協を
はかるために変えられる。

メータリングローラ１８とオープニングローラ２０の組
合せは、それら間の間隔およびピンの相互に入り込む程
度がｊＩｐＩｉされ得るような複数ローラの形をなして
いればよい、このｍｗｉ可能性の故に、最適の組立状態
を見出すこと、つまり、より完全なオープニングによる
利点と、タバコの劣化か増すという損失の間ての最善の
妥協をはかることが可能になる。最適の組立状態が得ら
れるこのＪ！ｌＩ！１可能のローラの原理は、広い適用
範囲を有しており１種りのターｆプのタバコ材料、すな
わち切刻まれたルミナ（ｌｕｗｉｎａ）か最終的ブレン
ドか。

湿っているか乾いているか、長いか短いかの種々のタバ
コに、そしてまたどんな形の繊維状での集りに対しても
適用され得る。

コンベヤベルト２２の下流側の端に３いてタハ；は上向
きの気流と接触させられるので、この気流がタバコを、
タバコ粒子２５の厚さの薄いシャワーとしてと方に向け
、シュートすなわちチムニ−２４の中へと搬入する。そ
してそれらタバコ粒子２５は、横方向に動くベルト２６
の上で集められてタバコのフィラーロット、すなわちひ
もの形になる。

シュート２４の下端においては、タバコの流れから不当
に重い粒子を除去するための気・中選別（曹ｉｎｎｏｗ
ｉｎｇ）ローラ２８が設けられている。コンベヤベルト
２２の下流側の端を離れて出るタバコ粒子の各々か気中
選別機２８に対して正しく接線方向に放出されるように
適当にコンベヤベルトが調整されているならば、従来の
モリンス型（ｌｌｏｌｉｎｓ滅ａｒｋ　ＩＸ）の機械に
おける一般的な場合よりも遥かに効果的な気中選別処理
が行われることが知られている０例えば、モリンス型の
機械では典型的にはタバコの供給量のうちの１％が気中
選別で除去され、その除去されたタバコは有用なタバコ
を約５０％を含むのに対し、ｈａしたように処理された
場合、すなわち、コンベヤ２２の端からタバコが極めて
正確に方向づけられた流れとして発進するようにした場
合には、タバコの供給量の約４％が気中選別て除去され
、それは有用なタバコを約ｌＯ％を含んでいる。この改
善された気中選別処理は本発明の一面になっている。

りへコ粒子がベルト２６のＥで集められるときには、比
較的に短かいタバコ粒子は蓄積しつつある多孔性のひも
の中に貫入する機会をもつのに対して、比較的に長いタ
バコ粒子ではそのようなことがないので、結果として、
比較的に長いタバコ粒子の余分の分が、後続するトリミ
ングの作用を受け、こわされることになる。トリミング
で落されたタバコは元に戻されるが、それはホ・ンバ１
４の中の一方に偏った場所、すなわちタバコのひもがシ
ャワー２５を離れて出るときにそのひもの未だ薄い部分
（ｌｏｗｅｒ　５ｕｒｆａｃｅ）に向けてタバコを送り
出すようなホッパ内の場所に返すのが望ましい、そうす
ることにより、トリミングにかかってそのトリミング作
用によつて劣化させられることになる長いタバコの分量
が減る。

このロッド形成のプロセスにおいては、従来の巻きタバ
コ製造機械においては普通に用いられていた制ｍｃせん
断）処理がすべて取除かれており、したがって、貯槽１
４から出るタバコ粒子の全部が、それぞれに隣接する粒
子と一緒になったままフィラーロットに向けて前進させ
られることになる。このタバコフィラーロッド形成のプ
ロセスと装置は、したがって、−船釣には、前述した米
国特許第４，８６７．１１１０号に記述されているとお
りである。

本発明によれば、オープニングローラ２０に静１の凹形
プレート３０が設けられており、タバコ粒子は、その凹
形プレート３０の上を通つて。

メータリングローラ１８からコンベヤ２２へと進んで行
く、凹１ｍ３０を貢通して突出した複数の静止のピン３
２が設けられていて、それらピン３２は、オープニング
ローラによつて搬送されるタバコに係合するためのもの
である。静止のピン３２は、オープニングローラのピン
に対して相互く相手の間に入る位置関係になっていて、
凹形プレート３０の上を通過するタバコ粒子に選択的な
オープニング作用を及ぼすように配置されている。

比較的に小さい粒子は静止のピン３２を避けて通るので
それらピンの′＃響を受けないか、比較的に長いタバコ
粒子の集団かあると、それがピン３２に接触し、したが
ってそれら集団について追加的なオープニング作用（オ
ープニングローラ２０によって行われたオープニングに
さらに追加されるオープニング作用）か行われる。この
追加的オープニング作用は、それを必要とするタバコに
だけ適用され、それを必要としない粒子には適用されな
い、タバコに適用されるその追加的オープニング作用の
程度は、静止のピン３２とオープニングローラ２０のピ
ン３４の間の間隙、すなわちオーバーラツプの度合を、
！節することによってコントロールされ得る。

巻きタバコのメーカーにより、コントロールされた度合
で追加的オープニングが行われることにより１機械のオ
ープニング作用は、個々の場合や債々のブレンドに適合
するように実施され得る。

処理におけるこのフレキシビリティ−は従来可能でなか
ったものであるか、それが比較的に簡単な追加のハード
ウェアによって得られている。

凹形面３０を用いることによる他の利点は、ピン３２の
有無に関係しないことであるが、タバコ粒子が、速く動
いているコンベヤ表面２２に対して平行な速度の方向を
もって凹形面３０を離れて出ることにより１個々の粒子
がコンベヤの速度に落着くまでに要する距離が最小にな
ることである。このことにより、コンベヤは、それの下
流側の端に来るより前に粒子を完全にコントロールでき
る態勢になり、したがつて粒子は１個々にそして正確に
、気中選別ローラ２８に対して接線になるように方向づ
けされる。

さて次に第２図を見るならば、そこでは、構造要素を作
るための液状ポリマーのガラス繊維による補強に用いら
れるガラス繊維のオープニングを行う処理の一部が概略
因で示されている。ガラス繊維て補強された構造ｊ！素
は、液状のポリマー基質の中にガラス繊維を分布させ、
ポリ７−Ｘ買をキユアリングすなわちセラティグして固
体の形にすることによって形成される。ガラス繊維は、
要素の構造上の強度の補強の役をする。

装置１０Ｇは、直立で断面が四角形の貯槽１０２を含ん
でいて、この貯＠１０２の中には処理されるべきガラス
繊ｊ１１０４が収容されている。ガラス繊維は１流のあ
る場所から来るが、そこでは、最初の供給にはよくある
からまりた塊になったガラス繊維を追加的にオープニン
グするための、初期のメータリングとオープニングの処
理が含まれていることがある。

貯槽１０２の下端に、その貯槽の幅全体にわたって延び
ている１対のメータリングローラ１０６か位置していて
、これは、貯槽１０２の下端から来るガラス繊維をメー
タリングする働きをする。これらローラｔＱ＆は、柱状
体になつたガラス繊維１０４を捉え、概して半径方向に
延びている複数のピンの働きによっ°乙そのガラス繊維
を下方へと供給すると共に、それをオープニングのため
に保留する。メータリングローラ１０６と組合って働く
位置に１つのオープニングローラ１０８が設けられてい
て、これの表面から概して半径方向に延びている複数の
ピンとメータリングローラ１（１６についている複数の
ピンが組合って働くことにより、このオープニングロー
ラ１０８は、メータリングされた流れの先端エツジから
ガラス繊維を騒き出す働きをして、それにより、メータ
リングされたガラス繊維の流れをオープニングし、それ
ら繊維を相互に離隔させる。

ローラ１０８の外周輪郭に沿うような静止の凹形面１１
０が設けられていて、なお、この凹形面の下流側端の近
くにおいては複数の静止のピン１１２が設けられている
。これら静止のとン１１２は、オープニングローラ１０
８によって凹形面１１Ｇ上を搬送されるガラス繊維に係
合し、ガラス繊維の束があったならばそれに追加的オー
プニングの作用を及ぼし、メータリングされたガラス繊
維のすべてが相互に離隔されることを確実にする。

静止の凹形面１１０は、初期のオープニングから排出に
至る間の才、−ブニングされたガラス繊維を厳密なコン
トロールの下に維持するように、ローラ１０８から延び
ているピン１１４に実際上可能な限り近接して位置して
いる。この処理は、ピン０４が入り込み得る溝を凹形面
１１０の表面に設けることによって効果を高め得る。

凹形面１１０の下流側端においてガラス繊維は。

概して水平、そして外側すなわち受領コンベヤ１１６の
劫〈方向に放出される。このコンベヤ１１６には、ガラ
ス繊維で補強されるべき液状のポリマー質材料が載せら
れている。

ローラ１０Ｂは一般に、ガラス繊維がその粒子で成るシ
ャワー１１８を形成するような速度で回転させられ、そ
のシャワー１１８がポリマー質材料の中に落下し、その
ポリマー質材料は、凝固を含む次工程へと送られ、ガラ
ス繊維で補強されたポリマー賀のシートの形になる。こ
のようなシートは、成形加工によって１例えば自旬車の
ポデイの部品のような構造要素を作るために用いられる
。

シャワーｔｔａにおいては、比較的に軽いガラス粒子が
比較的に重いガラス粒子よりも遠くまで放出される傾向
がある故に１粒度の平均化が行われ、その結果、補強さ
れたポリマー質シートにおけるガラス繊維粒子の−様な
分布が得られる。

以上の開示を総括するに１本発明は、４１々のニーズに
適合するように繊維状材料のコントロールされたオープ
ニングが行われることを可能にするような、繊維状材料
を処理する新奇な方法とそれのための装置、そしてまた
、達せられる選別効率を改善することを可能にした新奇
な気中週別のプロセスを提供する０本発明の範囲内にお
いて種々の変形が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の１つの実施態様として変形された巻
きタバコ製造機械を示す概略図。 第２図は、本発明の別の実施態様として、ガラス繊維で
補強された製品を作るための１つのプロセスの概略図で
ある。 １０−・・巻きタバコ製造機械（全体）　、　１２−・
・ホッパ、１４・・・貯槽、　１６−・・タバコ、　１
８−・・メータリングローラ、　２（１・・・オープニ
ングローラ、２２−・・コンベヤベルト、２４・・・チ
ムニ−（シュート）　、　２５−・・タバコ粒子、２６
−・・ベルト、２８・・・気中選別機、　３０−・・凹
形面（プレート’）　、　３２−・・ピン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、繊維状材料をほぐすオープニングの方法において、
   源から来る繊維状材料をメータリングし、前記の繊維状
   材料のメータリングされた流れをオープニングし、それ
   により前記繊維の相互間を実質的に完全に離隔し、前記
   のオープニングされた繊維状材料のうちの選択された一
   部分だけについてさらにオープニング処理を行うことを
   特徴とする繊維状材料をオープニングする方法。 ２、前記のオープニングされた繊維状材料のうちの前記
   の選択された部分が、オープニングされていない繊維の
   束で成っており、前記さらに行なうオープニング処理は
   、前記の束の繊維の相互間を実質的に完全に離隔する処
   理である、請求項１に記載の方法。 ３、前記の繊維状材料が切刻まれたタバコであり、前記
   のさらに行なうオープニング処理は、前記の束の中のタ
   バコの繊維がその束から離隔されるときにそのタバコの
   繊維の劣化の度合がコントロールされる処理である、請
   求項２に記載の方法。 ４、前記の繊維状材料が切刻まれたタバコであり、前記
   のオープニングされた繊維状材料のうちの前記の選択さ
   れた部分が比較的に長く切刻まれたタバコの繊維で成っ
   ており、前記さらに行なうオープニング処理は、前記の
   比較的に長い繊維の劣化の度合がコントロールされる処
   理である、請求項２に記載の方法。 ５、前記のオープニングされた繊維状材料が１つの曲面
   上を搬送されて下流側排出部に至り、そこから１つの受
   取りコンベヤへと移され、前記さらに行なうオープニン
   グ処理が、前記排出部に至る前記曲面上の搬送の間に行
   われる、請求項１ないし４のいずれか１項に記載の方法
   。 ６、前記の繊維状材料が前記の曲面から概して水平な運
   動の方向をもって排出され、前記の排出された繊維状材
   料が、その排出の後には、前記の排出された繊維と実質
   的に同じ方向に動く概して水平な搬送面上に載る、請求
   項５に記載の方法。 ７、前記の繊維状材料がガラス繊維で成っていて、前記
   の排出された繊維が１つのシャワーを形成し、そのシャ
   ワーが、前記搬送面上に、その幅にわたり、長さに沿っ
   て載る、請求項６に記載の方法。 ８、前記の繊維状材料が切刻みされたタバコの繊維であ
   り、前記の排出された繊維が、前記の搬送面に実質上対
   応する水平な運動の方向をもつ前記の動く搬送面に直接
   的に載せられ、そこで幅の広いタバコ繊維のカーペット
   の形となり、その繊維のカーペットは搬送面に載って、
   巻きタバコフィラーロッド形成処理へと送られ、そこに
   おいては、前記の搬送手段の末端から出る前記カーペッ
   トの中のタバコ粒子を、垂直方向に動いている空気流の
   流路中に投入することにより、垂直方向に動くタバコ粒
   子のシャワーを形成させ、前記シャワーの上端部におい
   てタバコフィラーロッドをビルドアップするためにある
   収集面を前記シャワーに対して横方向に動かすことによ
   る処理が行われ、前記のタバコフィラーロッドは、それ
   が形成された後には、それから余分のタバコを除くため
   にトリミングされ、トリミングで落されたタバコは、メ
   ータリング処理される前の切刻まれたタバコの場所、た
   だし、そのトリミングで落されたタバコが、以降に形成
   されるべき前記フィラーロッドの進行方向での末端部に
   主として到来するようにメータリングおよびオープニン
   グされるような場所に戻される、請求項６に記載の方法
   。 ９、実質的に相互に離隔した粒子で成る幅の広いカーペ
   ットを離れた場所から搬送して来て、前記タバコ繊維を
   上向きに動いている気流中に導入することにより、前記
   の導入されたタバコ繊維の実質上全量が同伴されて前記
   の上向きに動く気流で搬送される前記シャワーが形成さ
   れるようにし、なお、回転式の気中選別手段によって、
   前記のカーペットの中の不当に重いタバコ粒子を選別除
   去し、巻きタバコフィラーロッドを形成させるための、
   垂直方向で上向きに動くタバコ粒子のシャワーを形成す
   る方法において、前記カーペットの中のタバコ繊維の各
   々が、前記の搬送ステップの終点から前記の回転式気中
   選別手段の表面に対して実質的に接線方向に投入される
   ようにすることにより、気中選別処理の改善、すなわち
   、前記カーペットの中の前記タバコ粒子の中の、前記の
   不当なタバコ粒子が除かれる割合を増し、所望の粒子が
   除かれる割合を少なくすることが達せられることを特徴
   とする、巻きタバコフィラーロッドを形成させるための
   、垂直方向で上向きに動くタバコ粒子のシャワーを形成
   する方法。 １０、繊維状材料をオープニングする装置において、繊
   維状材料のある量を収容する貯蔵手段と、前記貯蔵手段
   の開いた下端の近くに位置してその貯蔵手段下端部から
   来る前記の繊維状材料の流れをメータリングするための
   １対のメータリングローラと、前記の１対のメータリン
   グローラと組合って働く位置にあって前記のメータリン
   グされた繊維状材料の流れをオープニングすることで前
   記繊維の相互間を実質的に完全に離隔させる働きをする
   オープニングローラ手段と、前記オープニングローラ手
   段と組合って働く位置にあって、前記のオープニングさ
   れた繊維状材料のうちの選択された一部分だけをさらに
   オープニングする働きをする選択的・追加的オープニン
   グ手段があることを特徴とする、繊維状材料のオープニ
   ング装置。 １１、前記メータリングローラの各々には、相手側のも
   のと組合って働いて前記のメータリングの働きをする概
   して半径方向に突出した複数のピンが設けられており、
   前記オープニングローラ手段には、前記メータリングロ
   ーラにある前記の半径方向に突出したピンと組合って働
   いて前記のオープニングの働きをする概して半径方向に
   突出した複数のピンが設けられている、請求項１０に記
   載のオープニング装置。 １２、前記オープニングローラの外周の近傍において、
   オープニングされた繊維状材料を排出場所まで案内する
   ように位置した静止の凹形面が設けられており、前記の
   選択的・追加的オープニング手段は、前記の凹形面に取
   付けられた複数のピンであって、それらピンは、前記オ
   ープニングローラ手段にある前記の半径方向に突出した
   ピンと相対的に相手側ピンの間に入って働いて、繊維状
   材料のさらなるオープニングの働きをするように位置し
   ている、請求項１１に記載のオープニング装置。 １３、前記凹形面に取付けられている前記の複数のピン
   の各々が、前記オープニングローラにある前記の半径方
   向に突出したピンと相対的に相手側ピンの間に入り込む
   その入り込みの度合が調整可能なようになっている、請
   求項１２に記載のオープニング装置。 １４、前記の静止の凹形面の表面が概して水平な排出場
   所まで延びている、請求項１２または１３に記載のオー
   プニング装置。 １５、前記の静止の凹形面の曲率中心が前記オープニン
   グローラの軸線に対応している、請求項１２ないし１４
   のいずれか１項に記載のオープニング装置。 １６、前記の２つのメータリングローラと１つのオープ
   ニングローラは、相互間の間隔およびピンの入り込み程
   度が調整可能なようになっている、請求項１１ないし１
   ５のいずれか１項に記載のオープニング装置。 １７、タバコ粒子のシャワーを通らせているチムニーの
   上端にあって巻きタバコフィラーロッドを形成させる場
   所になっている巻きタバコフィラーロッド形成コンベヤ
   手段と、前記チムニーの下端にある回転式の気中選別手
   段と、実質的に相互間が離隔したタバコ粒子で成るカー
   ペットを前記チムニーの下端へと搬送するための概して
   水平なコンベヤ手段と、前記チムニーの前記下端にあっ
   てタバコ粒子のシャワーを形成してそれをチムニーを通
   して搬送する上向きに動く気流を形成させるための同伴
   気流形成手段と、前記の水平なコンベヤ手段上にタバコ
   のカーペットを形成するためのタバコカーペット形成手
   段を含んで成る巻きタバコ製造機械において、前記のタ
   バコカーペット形成手段が、ある量の切刻まれたタバコ
   を収容するための直立した貯蔵手段と、前記貯蔵手段の
   開いた下端の近くに位置してその貯蔵手段下端部から来
   る前記の切刻みされたタバコの流れをメータリングする
   ための１対のメータリングローラと、前記の１対のメー
   タリングローラと組合って働く位置にあって前記のメー
   タリングされた繊維状材料の流れをオープニングするこ
   とで前記繊維の相互間を実質的に離隔させる働きをする
   オープニングローラ手段と、前記オープニングローラ手
   段の軸線に実質的に対応する所に曲率中心を有しオープ
   ニングローラ手段の外周の近くに位置して前記のオープ
   ニングされたタバコ粒子を前記の直線状の搬送面へと案
   内するための凹形面手段を含んで成っており、前記の搬
   送面の下流側終端は前記の直線状の搬送面に対して実質
   的に平行になっているので、前記凹形面から排出される
   前記タバコ粒子に水平な運動方向が与えられることを特
   徴とするタバコ製造装置。 １８、前記の直線状の面が、前記の回転式の気中選別手
   段に対して接線になっている、請求項１７に記載のタバ
   コ製造装置。 １９、前記メータリングローラの各々には、相手側のも
   のと組合って働いて前記のメータリングの働きをする概
   して半径方向に突出した複数のピンが設けられており、
   前記オープニングローラ手段には、前記メータリングロ
   ーラにある前記の半径方向に突出したピンと組合って働
   いて前記のオープニングの働きをする概して半径方向に
   突出した複数のピンが設けられている、請求項１７また
   は１８に記載のタバコ製造装置。 ２０、前記凹形面に複数のピンが取付けられていて、そ
   れらピンは、前記オープニングローラ手段にある前記の
   半径方向に突出したピンと相対的に相手側ピンの間に入
   って働いて、オープニングされたタバコ繊維のうちの選
   択された一部分だけをさらにオープニングする働きをす
   るように位置しており、なお、前記凹形面に取付けられ
   た前記の複数のピンの各々は、前記オープニングローラ
   にある前記の半径方向に突出したピンと相対的に相手側
   ピンの間に入り込むその入り込みの度合が調整可能なよ
   うになっており、それにより、前記のオープニングされ
   たタバコ粒子の劣化の度合を所望のようにし得る、請求
   項１９に記載のタバコ製造装置。