JPH03151755A - 画像伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、電話線やディジタル伝送路を介して静止画
像を送受信する画像伝送装置に間するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の画像伝送装置を示すブロック図である。

同図において、　（１）はカメラ等の撮像器、　（２）
はＡ／Ｄ変換器、　（３）はビットレート減少器、　（
４）は訂正符号付加器、　（５）は変調器、（６）は送
信器、　（８）は受信器、　（９）は復調器、（１θ）
は符号訂正器、（１１）はビットレート復元器、（１２
）はＤ／Ａ変換器、　（１３）はモニタである。上記送
信器（６）と受信器（８）とは伝送路（７）で接続され
ている。

つぎに、動作について説明する。

撮像器（１）により画像が電気信号に変換され、Ａ／Ｄ
変換器（２）によりディジタル信号に変換される。ビッ
トレート減少器（３）では、当該ディジタル信号を効率
良く、かつ伝送時間を短縮するためにビットの数を減少
させる。ビットレートの減少がなされたディジタル信号
は、伝送路上のノイズ等によって誤った情報を与えぬた
めに、訂正符号付加器（４）により、訂正用の符号が付
加された後、変調器（５）　により伝送路の条件に合う
ように変調され、送信器（６）　を通じて送出される。

この変調信号は伝送路（７）を介して受信器（８）で受
信され、復調器（９）により変調前のディジタル信号に
戻され、符号訂正器（ｌＯ）により適当な訂正が施され
、ビットレート復元ａ！（１１）により元のビットレー
トを持ったディジタル信号に復元される。復元ディジタ
ル信号は、Ｄ／Ａ変換器（１２）によりアナログ信号に
変換されてモニタ（１３）に印加される。このモニタ（
１３）で画像が表示されることにより画像伝送が行われ
る。実際は、送信側ならびに受信側において、メそリー
素子を用い、動画を一旦静止画にして送信し、受信側で
一枚の静止画に相当するディジタル信号をメモリして、
モニタ（１３）の画面走査方式に合せたアナログ信号を
作り出しているが、説明は省略する。

〔発明が解決しようとする課題） 従来の画像伝送装置は以上のように構成されており、送
信された画像を受信側で監視しておらねばならず、受信
側が不在の場合、送信の有効性がなくなってしまう。仮
に、受信側に画像メモリを利用して数画面のストックを
したとしても、かなりの頻度で送信したい場合には、メ
モリ数が膨大なものとなり非常に高価な装置となる。ま
た、数多くストックされた画の内容を知るには、画像の
そニタ（１３）上での再現に非常に多くの時間がかかる
といった問題点がある。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、受信側が不在の時でも多数の画像伝送が可
能となり、かつ伝送された画像の内容を受信側で容易に
知ることがで籾る画像伝送装置を得ることを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る画像伝送装置は、受信側に画像プリンタ
を内蔵もしくは接続可能とし、送信側で作成されて画像
信号と混合して送信されたプリンタ制御信号を受信側の
分岐器で取り出してプリンタ制御信号用の復調器で復調
して、プリンタ制御回路を介して該プリンタ制御信号に
より、上記画像プリンタを制御するようにしたものであ
る。

（作用） この発明においては、送信側で作成されたプリンタ制御
信号により受信側の画像プリンタが制御されるので、受
信側の在・不在に関係なく、送信側で任意に画像を送り
出すことが可能となる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。

第１図はこの発明に係る画像伝送装置の一例を示すブロ
ック図であり、従来のものと同一部所には、同一符号を
付して説明を省略する。

同図において、（１４）は送信側における混合器、（１
５）はプリンタ制御信号発生器、（１６）はプリンタ制
御信号発生器（１５）からのプリンタ制御信号を変調す
る変調器である。上記混合器（１４）は前記変調器（５
）からの画像信号が付加される入力（１４ａ）と、上記
変調器（１６）からのプリンタ制御信号が印加される入
力（１４ｂ）を有する。

（１７）は受信器（８）が受信した信号から画像信号と
プリンタ制御信号とに分ける分岐器、（１８）は上記分
岐器（１７）で分離されたプリンタ制御信号を復調する
プリンタ制御信号用の復調器である。（１９）は復調器
（１８）に接続されたプリンタ制御回路、（２０）は受
信側に内蔵もしくは、接続可能な画像プリンタであり、
この画像プリンタ（２０）はプリンタ制御回路（１９）
を介して上記プリンタ制御信号により制御されるように
なっている。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

撮像器（１）からの信号がＡ／Ｄ変換されて、変調器（
５）　まで送られる動作は従来のものと同様であり、こ
こでは、その説明を省略する。

変調器（５）　により変調されたディジタル信号は、混
合器（１４）の一方の入力（１４ａ）に印加される。一
方、プリンタ制御信号発生器（１５）により作成された
信号は、変調器（１６）により変調され、混合器（１４
）の他方の入力（１４ｂ）に印加される。混合器（１４
）にて混合された信号は送信器（６）より送出される。

伝送路（７）にて伝送された信号は受信器（８）により
受信され、分岐器（１７）により元の２つの信号、すな
わち画像信号とプリンタ制御信号とに分けられる。画像
信号が復調器（９）で復調されてモニタ（１３）に到る
までの過程は、従来技術の動作説明と同じである。上記
分岐器（１７）によフて分岐されたプリンタ制御信号は
、復調器（１Ｂ）にて復調され、プリンタ制御回路（１
９）に印加される。このプリンタ制御回路（１９）から
の制御信号により、画像プリンタ（２０）が動作する。

ここで、送信側のプリンタ制御信号により受信側の画像
プリンタ（２０）を動作させるようにしたので、送信側
から任意に多数の画像を送ることができ、換言すれば、
受信側に画像ストック用として、多数のメモリ手段を設
ける必要もなく、簡単で、安価に構成することが可能と
なるうえ、受信側が不在の場合でも、送信の有効性が確
保される。とくに、画像がプリント出力されるので、多
数のストックされた画像をモニタ（１３）で長時間をか
けて再現するような煩しさから解放されることになる。

なお、以上の説明において、実際には、送信側・受信側
は相補対象の構成となっており、互いに送信側、受信側
になり得るものであるが、説明を簡単にするために、一
方を送信側、他方を受信側として固定したものである。

（発明の効果） 以上のように、この発明によれば、画像プリンタを内蔵
もしくは、接続可能とし、送信側で作成したプリンタ制
御信号で上記画像プリンタを制御するようにしたので、
送信側の意志により、いつでも、多数の画像を送ること
ができ、受信側が不在でも、あとで直ちに、伝送された
画像内容を簡単に確認できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る画像伝送装置の一例を示すブロ
ック図、第２図は従来の画像伝送装置を示すブロック図
である。 （６）・・・送信器、　（８）・・・受信器、（１４）
・・・混合器、（１５）・・・プリンタ制御信号発生器
、（１６）・・・変調器、（１７）・・・分岐器、（１
８）・・・復調器、（１９）・・・プリンタ制御回路、
（２０）・・・画像プリンタ。 なお、図中、同一符号は同一もしくは相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プリンタ制御信号発生器と、プリンタ制御信号発
   生器からのプリンタ制御信号を変調する変調器と、変調
   されたプリンタ制御信号と画像信号とを送信側で混合す
   る混合器と、混合器からの信号を送信する送信器と、送
   信器からの信号を受信する受信器と、受信器で受信され
   た信号をプリンタ制御信号と画像信号とに分ける分岐器
   と、分岐器で取り出されたプリンタ制御信号を復調する
   復調器と、受信側に内蔵もしくは接続可能に設定された
   画像プリンタと、上記復調されたプリンタ制御信号によ
   り上記画像プリンタを制御するプリンタ制御回路とを具
   備した画像伝送装置。