JPH031509Y2 - - Google Patents
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- JPH031509Y2 JPH031509Y2 JP12024586U JP12024586U JPH031509Y2 JP H031509 Y2 JPH031509 Y2 JP H031509Y2 JP 12024586 U JP12024586 U JP 12024586U JP 12024586 U JP12024586 U JP 12024586U JP H031509 Y2 JPH031509 Y2 JP H031509Y2
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- Japan
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- knitted fabric
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- knitting
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- double knitted
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- Expired
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- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 29
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 1
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- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はネツト部と該ネツト部を囲繞する２重
編地からなる編構造をもつ経編地に関し、前記２
重編地からなる筒状内に各種素材を充填あるいは
貫装させることにより、海洋、山間部、河川等の
各種産業資材用として、あるいは日用雑化品、寝
装品などに広範囲に利用出来る。
編地からなる編構造をもつ経編地に関し、前記２
重編地からなる筒状内に各種素材を充填あるいは
貫装させることにより、海洋、山間部、河川等の
各種産業資材用として、あるいは日用雑化品、寝
装品などに広範囲に利用出来る。
従来より、ダブルラツシエル機により表裏２重
編地を編成するとともに、この編地の一部の個所
を連結編成することにより、袋状あるいはポケツ
ト状編地を製造することは良く知られているとこ
ろであり、又前記連結を任意形態として編成する
方法については、本出願人による特公昭54−3991
号においてすでに提案済であるが、本考案は、こ
の原特許手法を応用して新規な形状の経編地を開
発することにより、新たな用途の開発を行なわん
とするものである。
編地を編成するとともに、この編地の一部の個所
を連結編成することにより、袋状あるいはポケツ
ト状編地を製造することは良く知られているとこ
ろであり、又前記連結を任意形態として編成する
方法については、本出願人による特公昭54−3991
号においてすでに提案済であるが、本考案は、こ
の原特許手法を応用して新規な形状の経編地を開
発することにより、新たな用途の開発を行なわん
とするものである。
本考案は、経編地の編構造として、複数のネツ
ト部Ｎと該ネツト部Ｎを囲繞してなる２重編地部
Ｄから構成してなり、前記２重編地部Ｄとネツト
部Ｎの境界区域部Ｂは、同じ糸系から給糸された
２重編地部Ｄ及びネツト部Ｎを構成する編糸が集
束して一体編成され、これにより２重編地部Ｄが
空洞状に形成されたものとする構成を採つてい
る。
ト部Ｎと該ネツト部Ｎを囲繞してなる２重編地部
Ｄから構成してなり、前記２重編地部Ｄとネツト
部Ｎの境界区域部Ｂは、同じ糸系から給糸された
２重編地部Ｄ及びネツト部Ｎを構成する編糸が集
束して一体編成され、これにより２重編地部Ｄが
空洞状に形成されたものとする構成を採つてい
る。
第１図は、本考案の経編地を編成するために使
用する編機の一例の編成要部側面図を示し、編糸
１，２は総糸入れして、通常の糸系３，４より給
糸され、又編糸５，６は総糸入れして個々に運動
制御可能な糸系７，８より給糸され、これらの編
糸１，２，５，６は編針９，１０からなる複列の
編針列に給糸される。
用する編機の一例の編成要部側面図を示し、編糸
１，２は総糸入れして、通常の糸系３，４より給
糸され、又編糸５，６は総糸入れして個々に運動
制御可能な糸系７，８より給糸され、これらの編
糸１，２，５，６は編針９，１０からなる複列の
編針列に給糸される。
以上の編機を用いて本考案の経編地が編成され
てなるもので、第２図は本考案の経編地の編構造
の一実施例を示しており、Ｎはネツト部であり、
Ｄは２重編地部であつて、２重編地部Ｄは複数の
ネツト部Ｎを囲繞した状態で配設されており、第
３図に示すように２重編地部Ｄとネツト部Ｎの境
界区域Ｂにおいて糸系３，４より給糸された編糸
１，２と糸系７，８より給糸された編糸５，６は
集束されて、一体に閉塞状に編成されることによ
つて、２重編地部Ｄは空洞状に形成される。以上
の編糸１，２，５，６は、ネツト部Ｎにおいて
は、単列の輪奈列を編糸１，２により形成しなが
ら、編糸５，６が、これを一定コース毎に左又は
右の輪奈列同士を引き寄せて編成しネツト組織を
編成してなるもので、又２重編地部Ｄでは、編糸
１，５が一方面の編地DFを、又編糸２，６が他
方面の編地DRを各々個別に編成している。
てなるもので、第２図は本考案の経編地の編構造
の一実施例を示しており、Ｎはネツト部であり、
Ｄは２重編地部であつて、２重編地部Ｄは複数の
ネツト部Ｎを囲繞した状態で配設されており、第
３図に示すように２重編地部Ｄとネツト部Ｎの境
界区域Ｂにおいて糸系３，４より給糸された編糸
１，２と糸系７，８より給糸された編糸５，６は
集束されて、一体に閉塞状に編成されることによ
つて、２重編地部Ｄは空洞状に形成される。以上
の編糸１，２，５，６は、ネツト部Ｎにおいて
は、単列の輪奈列を編糸１，２により形成しなが
ら、編糸５，６が、これを一定コース毎に左又は
右の輪奈列同士を引き寄せて編成しネツト組織を
編成してなるもので、又２重編地部Ｄでは、編糸
１，５が一方面の編地DFを、又編糸２，６が他
方面の編地DRを各々個別に編成している。
この実施例において、ネツト部Ｎは亀甲状とし
ているがもちろん菱形状その他の形態とすること
は自由であり、ネツトの密度も用途により種々の
目合いのものを形成し得る。
ているがもちろん菱形状その他の形態とすること
は自由であり、ネツトの密度も用途により種々の
目合いのものを形成し得る。
本編構造による経編地の用途としては、例え
ば、第４図のように２重編地部Ｄへ発泡スチロー
ル１１を充填することにより、救命用ボート、レ
ジヤー用ボート、あるいはフエンス等に、又発泡
ウレタン等の柔軟クツシヨン材を充填したときに
は、床ズレ防止マツト、幼児用枕、その他各種マ
ツトに適するものとなる。
ば、第４図のように２重編地部Ｄへ発泡スチロー
ル１１を充填することにより、救命用ボート、レ
ジヤー用ボート、あるいはフエンス等に、又発泡
ウレタン等の柔軟クツシヨン材を充填したときに
は、床ズレ防止マツト、幼児用枕、その他各種マ
ツトに適するものとなる。
第５図は本考案の経編地の編構造の別実施例を
示しており、ネツト部Ｎは矩形状であつて、２重
編地部Ｄは縦横に格子状に配されてなり、縦方向
の筒状部１２と横方向の筒状部１３は直角状で、
しかも内部が連通した状態で設けられている。
示しており、ネツト部Ｎは矩形状であつて、２重
編地部Ｄは縦横に格子状に配されてなり、縦方向
の筒状部１２と横方向の筒状部１３は直角状で、
しかも内部が連通した状態で設けられている。
本編構造による経編地の用途としては、縦横の
筒状部１２，１３にロープ１４…を貫装すること
により、第６図に示すような工事用安全ネツト用
として複数個所を縛つて固定可能なため、施工上
安定性が得られる。又その他ネツト部Ｎのサイズ
を選定することによりテニスコート用ネツト、ベ
ビーベツト仕切りネツト等の各種用途に適するも
のとなる。
筒状部１２，１３にロープ１４…を貫装すること
により、第６図に示すような工事用安全ネツト用
として複数個所を縛つて固定可能なため、施工上
安定性が得られる。又その他ネツト部Ｎのサイズ
を選定することによりテニスコート用ネツト、ベ
ビーベツト仕切りネツト等の各種用途に適するも
のとなる。
なお上記実施例における経編地として、特に縦
横方向の伸びを規制する必要がある場合には、縦
方向に直線状の非伸縮性経糸を、横方向には直線
状の非伸縮性緯糸を適宜個所に、適数本入れるこ
とにより、縦横の伸びが規制された経編地が得ら
れる。
横方向の伸びを規制する必要がある場合には、縦
方向に直線状の非伸縮性経糸を、横方向には直線
状の非伸縮性緯糸を適宜個所に、適数本入れるこ
とにより、縦横の伸びが規制された経編地が得ら
れる。
以上のように本考案は、複数のネツト部とこの
ネツト部を囲繞する２重編地部をもつ編構造と
し、２重編地部を空洞状に構成したので、２重編
地部に各種素材を充填あるいは貫装させることに
より、ネツト部と一体に縁枠部分が構成されたも
のとなるので、ネツトの特性を生かすことができ
る各種製品として、用途の拡大を図り得る実用的
効果を奏するものである。
ネツト部を囲繞する２重編地部をもつ編構造と
し、２重編地部を空洞状に構成したので、２重編
地部に各種素材を充填あるいは貫装させることに
より、ネツト部と一体に縁枠部分が構成されたも
のとなるので、ネツトの特性を生かすことができ
る各種製品として、用途の拡大を図り得る実用的
効果を奏するものである。
第１図は、本考案の経編地を編成するために使
用する編機の編成要部の側面図であり、第２図
は、本考案の経編地の編構造の一実施例を示す平
面図であり、第３図は、第２図のＡ−Ａ線におけ
る断面図であり、第４図は、第１実施例の２重編
地部に発泡スチロールを充填した場合を示す断面
図であり、第５図は、本考案の経編地の編構造の
別実施例を示す平面図であり、第６図は、第５図
の縦横の筒状部にロープを貫装した状態を示す平
面図である。 符号の説明、Ｎ……ネツト部、Ｄ……２重編地
部、Ｂ……境界区域。
用する編機の編成要部の側面図であり、第２図
は、本考案の経編地の編構造の一実施例を示す平
面図であり、第３図は、第２図のＡ−Ａ線におけ
る断面図であり、第４図は、第１実施例の２重編
地部に発泡スチロールを充填した場合を示す断面
図であり、第５図は、本考案の経編地の編構造の
別実施例を示す平面図であり、第６図は、第５図
の縦横の筒状部にロープを貫装した状態を示す平
面図である。 符号の説明、Ｎ……ネツト部、Ｄ……２重編地
部、Ｂ……境界区域。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数のネツト部Ｎと該ネツト部Ｎを囲繞して
なる２重編地部Ｄから構成してなり、前記２重
編地部Ｄとネツト部Ｎの境界区域Ｂは、同じ糸
系から給糸された２重編地部Ｄ及びネツト部Ｎ
を構成する編糸が集束して一体編成され、これ
により２重編地部Ｄが空洞状に形成されている
ことを特徴とする経編地の編構造。 (2) ネツト部Ｎは、矩形状であつて２重編地部Ｄ
が縦横に格子状に配されていることを特徴とす
る上記実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の経
編地の編構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12024586U JPH031509Y2 (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12024586U JPH031509Y2 (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6327493U JPS6327493U (ja) | 1988-02-23 |
| JPH031509Y2 true JPH031509Y2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=31008381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12024586U Expired JPH031509Y2 (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH031509Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5478405B2 (ja) * | 2010-07-26 | 2014-04-23 | 東洋物産株式会社 | メッシュ生地およびメッシュ衣服 |
-
1986
- 1986-08-05 JP JP12024586U patent/JPH031509Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6327493U (ja) | 1988-02-23 |
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