JPH0315098A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

Info

Publication number
JPH0315098A
JPH0315098A JP2155491A JP15549190A JPH0315098A JP H0315098 A JPH0315098 A JP H0315098A JP 2155491 A JP2155491 A JP 2155491A JP 15549190 A JP15549190 A JP 15549190A JP H0315098 A JPH0315098 A JP H0315098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
envelope
touch data
key
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2155491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0432398B2 (ja
Inventor
Takuya Sunada
卓也 砂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2155491A priority Critical patent/JPH0315098A/ja
Publication of JPH0315098A publication Critical patent/JPH0315098A/ja
Publication of JPH0432398B2 publication Critical patent/JPH0432398B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分!F?] 本発明は、演奏操作子のタッチレスポンスに応じて楽音
の音量や音色等を制御できる楽音発生装置に関する。
[従来技術] 従来から電子楽器などの音源として、波形情報を予め記
憶しておき、その楽音波形をそのまま読み出して楽音信
号を形成する方式が知られている。この方式によれば、
音質的にかなり高品質の楽rfが得られるが、近年にな
ってさらにこの発生する楽音に対して楽器の演奏操作子
,例えば鍵盤の操作速度などから検出されるタッチデー
タを反映させようとする試みが為されるようになってき
た。この方式としては、読み出される楽音波形に対して
乗算されるエンベロープ波形等の波形制御信号の形状を
タッチデータに基づいて可変させること、例えばタッチ
データに基づきエンベロープ波形のアタック部の傾きを
可変させるなどの構成が考えられる. [従来技術の問題点] しかしながら、ひとつの波形制御信号の形状を可変させ
ても,形状の変化には限界があり、より大きく操作子の
タッチデータを楽音を反映させようとしても無理があっ
た.このような問題を解決する−r段として当然全く異
なる形状の波形制御信号をいくつも有し、これをタッチ
データによって選択して出力するような方式が考えられ
るが、これは装置内の記憶容量の大きさから限界があり
,あまりに記憶された波形制御信号の数が少ないとタッ
チデータの微妙な変化が反映されなくなる問題がある。
また、上記のいずれの方式においても、中に楽音の波形
情報に乗算される単一の波形制御信号の波形の形状を変
えるだけでは、楽音の音植は比較的明瞭に可変するが、
それに比へて音色の変化が少ないという問題もある。
[発明の目的] 本発明は、比較的簡単で小規模な構成で,楽音の音色,
音量を演奏操作子のタッチレスポンスに反映して大きく
可変させることのできるようにした楽音発生装置を提供
することを目的とする.[発明の要点] E記目的を達成するために、演奏操作子と、波形を複数
ステップに分割し、各ステップ毎の波形情報を記憶する
とともに上記演奏操作子の操作に応答して各ステップ毎
に波形情報を出力する波形発生手段と、複数種の波形制
御信号が発生可能でかつ上記波形発生手段から各ステッ
プ毎の波形情報が出力するタイミングに応答してこの複
数種の波形制御信号のいずれかひとつを選択して出力す
る波形制御信号発生手段と、上記演奏操作子の操作態様
に対応してタッチデータを得るタッチデータ作或手段と
、このタッチデータ作或手段からのタッチデー夕に基づ
き上記波形制御信号発生手段から出力する複数種の波形
制御信号のうち少なくともひとつの波形制御信号を<1
7変制御して出力する制御手段と,のうち少なくともひ
とつの波形制御信号と1二記波形発生手段から出力され
る波形情報とを乗算する乗算f段と,上記波形発生手段
からの出力信号に基づいて楽澤信号を発生する楽音信号
生成手段と、を有することを特徴とする.[第1実施例
] 以ド、図而を参照してこの発明の各種実施例を説明する
。第1図ないし第12図は第1実施例である. 第1図において、鍵盤lには通常の電子楽奏同様に複数
の鍵が設けられており、また各鍵からの出力信号はキー
情報検出回路2およびタッチデータ検出回路3に入力す
る.キー情報検出回路2は鍵からの信号によってその鍵
の音高を表わすキー情報を検出し、それを波形発生回路
4に与えるほか,押鍵開始を示す信号key  onを
出力してエンベローフ発生回路(I)5およびエンベロ
ープ発生回路(II)6に与える.他方、タッチデタ検
出回路3は鍵からの信号によって鍵操作の強さ、即ち、
タッチレスポンスに応じたタッチデータを出力し、それ
を上記エンベロープ発生回路(工)5に午える.エンベ
ロープ発生回路(I)5、エンベロープ発生回路(TI
)6にはまた、鍵if付近に設けられているスイッチ部
7上の音色スイッチの出力信号が入力しており、その操
作状態に応じて種舶の異なるエンベローブ波形を夫々発
生し、それをセレクタ8に与える.なお、上記エンベロ
ープ浪形はエンベロープ発生回路(I)5、(II)6
に夫々、信号key  onが人力したのち発生されは
じめる. 波形発生回路4は上記キー情報に応じた周波数の楽『波
形を発生してそれを乗算部9に与えるほか,エンベロー
ブ発生回路(工)5が発生するエンベロープ波形を選択
するか、或いはエンベロープ発生回路( II )が発
生するエンヘロープ波形を選択するかを指示する信号s
electを出力してそれをL記セレクタ8に与える.
セレクタ8は信号selectの内容に応じて何れか一
方のエンベロープ波形を遺択し、それを乗算部9に出力
する.乗算部9は入カレた楽音波形と選択されたエンベ
ローブ波形とを乗算し、その結果データ(楽音信号)を
D/A変換器IOに与えてアナログ値に変換させ音色形
成回路11に午える.音色形成回路1lはフィルタなど
から或り、上記アナログ値の楽音信号に対する音色形成
を行ったのちアンプ,スピー・力から成る発音回路l2
から楽音として放音させる。
次に第2図により、上記エンベロープ発生回路(工)5
およびエンベローブ発生回路(■)6の具体的回路を説
明する.エンベローブ発生回路(I)5内のラッチl5
にはタッチデータ検出回路3からのタッチデータが入力
してラッチされる.そしてそのタッチデータは比較器l
6の一端に入力するほかデコーダl7に人力する。この
デコーダ17にはスイッチ部7のエンベローブスイッチ
の出力も入力しており、又、後述するSR型フリップフ
ロップのセット出力端子Qからのセント出力信号も入力
し、上記ラッチデータを対応したイt1にデコードして
それをエンベロープクロンク発生部18に笑える.エン
ベローブクロック発生部l8は入力したデコード値に応
じた周波数の工ンベローブタロックを発生し、それをア
ンドゲートl9を介しエンベローブカウンタ部21の+
1入力端子に与え、またアンドゲート20を介し−1人
力端子へ与える.エンベロープカウンタ部2lは+1入
力端子にエンベロープクロックが入力したときはそれを
アップカウントし、他方、−1入力端子にエンヘロープ
クロックが入力したときはそれをダウンカウントし、ま
た各カウント#i.即ち、エンベローブ波形は比較器1
6の他端およびセレクタ8に与える.比較器1日は両入
力端へ入力したラッチデータとエンベロープ波形の各個
を比較し、両者が一致すると信号Eを発生し、SR型フ
リップフロップ22のリセット入力端子Hに与えてそれ
をリセットさせる.このフリップフロップ22のセット
入力端子Sには、押鍵時に出力する信号key  on
が入力して押鍵時にセットされる。そしてそのセット出
力端子Qからのセット出力信号はデコーダl7に入力す
る他、アンドゲート19に直接入力し、またアンドゲー
ト20にインバータ23を介し人力して夫々をゲート制
御する. エンヘロープ発生回路(II)6内のエンベローブクロ
ック発生部25にはスイ・ンチ部7のエンベロープスイ
ッチの出力と、後述するフリップフロップ29からのセ
ット出力信号とが入力し、対応した周波数のエンベロー
プクロックを発生する。
そしてこのエンベローブタロックはアンドゲート26を
介しエンベローブカウンタ部28の+1入力端子に入力
し、またアンドゲート27を介し1人力端子に入力し,
アップカウントまたはダウンカウントされる.そしてそ
のカウント値はエンベロープ波形としてセレクタ8へ送
られる。またカウント値にキャリーが発生したときには
信号Cを出力してSR型フリップフロップ29のリセッ
ト入力端子Rへ与え,リセットさせる。このフリップフ
ロップ29のセット入力端子Sには−1二記信号key
  onが入力して押鍵時にセットされる.そしてフリ
ップフロップ29のセット出力端子Qから出力するセッ
ト出力信号はエンベローブクロンク発生fi2 54こ
隼えられるほか、アンドゲート26に直接入力し、また
アンドゲート27にインパータ30を介し入力して夫々
をゲート制御する。
次に上記第1実施例の動作を説明する.いま、波形発生
回路4はスイッチ部7の所定の音色スイッチ(図示略)
が選択されているために、第3図に示すような波形が発
生するものと仮定する.而してこの波形は合計8ステッ
プから成り、その1、2、3ステップ目は正の振@値、
4、56、7ステ,ブ目は負の振@f直、8ステップ目
は正の振幅f直となっている。また1,2、3、5、6
、7ステップ目に夫々、記号■で示す部分は、スインチ
部7の上記音色スイッチの出力に応じて指定される第4
図(b)に示す、エンベローブ発生回路(II)6が出
力するエンベローブ波形によってエンペロープ制御され
ることを示し、更に4 8ステップ目に示す記号工の部
分は、第4図(a)に示す、エンベローブ発生回路(I
)5が出力するエンベロープ波形によってエンベロープ
制御されることを示している.そしてエンヘロープ発生
回路(工)5は上述したように、第4図(a)に示すエ
ンベローブ波形を発生するが、そのアター2ク部の長さ
(アタック時間Ta)は、タッチデータ検出回路3から
のタッチデータに比例して、アタック部の傾き一定のま
ま変化する.他方、エンベロープ発生回路(■)6が発
生する第4図(b)のエンベロープ波形は固定的に出力
される. いま、鍵fitのある鍵をオンするとその鍵の出力信号
がキー情報検出回路2およびタッチデータ検出回路3に
入力する.而してキー情報検出回路2は操作鍵の音高を
表わすキー情報を出力して波形発生回路4に与えるほか
,鍵のオン時に1発の信号key  onを出力してそ
れをエンベロープ発生回路(工)5およびエンベロープ
発生回路(II)6に与え、各回路5、6を同時に駆動
して第4図(a)のエンベロープ波形、第4図(b)の
エンベロープ波形の発生を夫々開始させる.而してエン
ベロープ発生回路(工)5には、タッチデータ検出回路
3からのタッチデータが入力レており、またこのタッチ
データは鍵操作の強さ、即ち、タッチレスポンスの大き
さに比例しており、上述したように、アタック時間Ta
が鍵操作の強さに比例して変化するエンヘロープ波形が
エノベローブ発生回路(I)5から出力する.そしてエ
ンベローフ発生回路(I)5,エンベローフ発生回路(
II)6が夫々出力するエンベロープ波形は共にセレク
タ8に入力し、波形発生回路4が出力する信号sele
ctの内容に応じて何れか一方のエンベロープ波形を選
択出力し,乗算部9に与える.この場合、信号sele
ctは、波形発生「り1路4が第3図の楽音波形の1,
2、3、56 7ステップ目の出力中には、例えば2値
論理レベルの”1゜′とじて出力されエンベロープ発生
凹路(II)6からのエンベロープ波形を選択出力させ
る.他方,第3図の楽音波形の4、8ステップ[1の出
力中には゛O゜′として出力してエンヘロプ発生回路(
■)5からのエンベローブ波形を選択出力させる,その
ため乗算部9では、波形発生回路4が第3図の波形の1
、2、3、5、67の各ステップの波形を出力したとき
にはそれに第4図(b)のエノベロープ波形を乗算し、
その結果データをD/A変換器10に与える.他方、第
3図の波形の4,8ステップ目の波形が出力されたとき
には、それに第4図(a)のエンベロープ波形を乗算し
、その結果データをD/A変換器10に与える.即ち、
D/A変換器10には、第3図の波形の部分によって異
なるエンベロープ波形を付加された楽音信号が入力し、
それをアナログ値に変換する.そしてそのアナログ値の
楽音信号は更に、音色形成回路11に入力して音色形成
され、発音回路l2から楽音として放音される. エンベローフ発生回路(I)5、エンベロープ発生回路
(■)6の動作を第2図を参照して更に具体的に説明す
ると、鍵が操作されると出力されるタンチデー夕がエン
ベロープ発生回路(工)5内のラッチ15にラッチされ
、次いで比較器16の一端およびデコーダ17に享えら
れる.また信号key  onが“1″信号として出力
し、フリップフロップ22およびフリップフロップ29
を共にセット状態とさせる.そのためそのセット出力゛
1 ”によってアンドゲートl9が開成し、且つアンド
ゲート20が閉成し、またアンドゲート26が開成し、
且つアンドゲート27が閉威する。
デコーダ17にはスイッチ部7のエンヘロープスイッチ
の出力と、フリップフロップのセット状態“″1 ”と
が入力しており、このため第4図(a)のエンベロープ
波形に対応したデコード出力をエンベローブタロック発
生部18に与える.したがってエンベロープクロツタ発
生部l8は対応した周波数のエンベロープク口ツタを出
力しはじめ、アンドゲー}19を介してエン・象ロープ
カウンタ?A21の+1人力端子にケえてアンプカウン
トせしめる. 他方,エンベロープ発生回路(II)6内のエンベロー
プクロック発生部25にもスイッチ部7のエンベロープ
スイッチの出力と、フリップフロップ29のセット出力
゜゛l′とが人力しており、そのため第4図(b)に示
す、波形が固定されているエンベローフ波形に対するエ
ンベロープクロックを出力してアンドゲート26を介し
エンベロープカウンタ部28の+1入力端子に失え、ア
ップカウントせしめる. エンベロープカウンタ部2lではアタック時間Taが終
了するまでアップカウント動作が実行されてその間のカ
ウント値、即ち、エンベローブ波形のデータはセレクタ
8へ送られ、また比較器l6の他端に入力してランチ1
5からのタッチデータと比較される.そして上記カウン
ト値がタッチデータと一致すると比較器16は“l”の
信号Eを出力してフリップフロツプ22をリセットさせ
る.そのため以後、アンドゲートl9が閉成し. tL
つアンドゲート20が開成し、エンベロープクロツタは
アンドゲート20を介してエンベロープカウンタ部2l
の−1入力端子に入力しはじめてダウンカウントされは
じめる。この時のエンベロープク口ツタの周波数は、ア
タック時と同じとなっている。ヒ記信号Eが゛l”とし
て出力されたときに第4図(a)のエンベローブ波形の
アタンク時間Taが終了し、以後、ディケイ状慝に入る
が、このアタック時間Taはタッチデータの大きざに比
例することになり、したがって鍵操作が強いとアタック
時間Taは長〈、弱いと短かくなることになる。そして
アタック時間Taの終了後、ダウンカウント動作が始ま
ると、上記カウント値が小さくなってゆき、エンヘロー
ブ波形の振幅値はrQJへ近付いてゆ〈.そして「0」
になると以後は第4図(a)に示すように、「0」のま
まである. 他方,エンベロープカウンタ部28では、第4図(b)
のエンベロープ波形の値が所定値に達するとキャリーの
信号C(“1′゜)が出力され,フリップフロップ29
がリセットされる.そのため以後、アンドゲート26が
閉成し、且つアンドゲート27が開成し、エンベロープ
クロックはアンドゲート27を介してエンベローブカウ
ンタ部28のーl入力端子に人力してダウンカウントさ
れはじめる。したがって以後、その方ウン}{1は小さ
くなり、エンベローブ波形の振幅値が減少してゆく.こ
の時−1人力端子に入力するエンベロープクロックの周
波数は,+1入力端子に入力するそれと同じとなってい
る. 第5図、第6図、第7図は夫々、鍵を強くたたいた時で
タッチデータが大の場合,鍵を許通にたたいた侍でタッ
チデータが中くらいの場合、鍵を弱〈たたいた時でタッ
チデータが小の場合において、第3図の波形に対し、第
4図(a)、(b)のエンベロープ波形のかかりかたを
示したものである。なお、第5図ないし第7図とも,キ
ーオン後からキーオフ後の音量レベルが「0」になるま
での間を9段階に区切って示している。而して図而から
分かるように、第5図のように鍵を強くたたいたときに
は第4図(a)のエンベローブ波形のアタック時間T 
aは長〈、このエンベロープ波形がかけられる第3図の
波形の4ステップ目、8ステップ目は第3段階の状態ま
で長く,シかも振幅レベルは第6図、第7図の場合より
はるかに太き〈なっていることが分かる.そして第6図
、第7図のように、鍵を普通に、また更に弱くたたいた
ときには、アタック時間Taは順次小さ〈なるから、第
4図(a)のエンベローブ波形のかかりかたも順次早〈
終り、またそのかかりかたも浅〈なることが分かる。こ
のようにして、第5図、第6図、第7図の何れの場合に
おいても、タッチレスポンスに応じた大きさにより,発
生楽音の音星.8′色共に変化してゆ〈ことが分かる.
第1図の波形発生回路4が第3図の波形の替りに第8図
の波形を発生し、またその波形の前半(図中、記号■で
示す)は第9図(a)に示すタンチデータに応じてアタ
ック部が可変のエンベロープ波形が付加され、また上記
波形の後半(図中、記号■で示す)は、第9図(b)の
タッチデータに関係なく固定されたエンベロープ波形が
+1加される場合につき、第lO図、第11図、第12
図を参照して音邑、音色の食化を説1!1する.そのた
めスイー,チ部7の音色スイッチの切換えを行うと、波
形発生回路4からは第8図の波形が発生可能となり,ま
たエンベロープカウンタ部−21は第9図(a)のエン
ベロープ波形を発生可能となり、更にエンベロープカウ
ンタ部28は第9図(b)のエンベロープ波形を発生町
能となる。
この’JS合、エンベローブクロック発生部18から出
力するエンベローブクロンクの周波数が大きいため第9
図(a)の可変のエンベローブ波形のアタックレベルは
、タッチレスポンスの大きさに応じて変化するが、アタ
ック時間の方はタッチレスポンスの大きさに殆んど関係
なく、略rQJにちがいエンベロープ波形が採用されて
いる。
したがってある鍵が操作され、その鍵に対する信号ke
y  onが“l ”として出力されてフリップフロッ
プ22.29が共にセットされると、エンベローブカウ
ンタ部21は第4図(a)のエンベロープ波形より高速
のクロックを印加されてアップカウント動作を開始する
.而してこのアップカウント動作の速度は、ラッチl5
に印加されているタッチデー夕の大きさに比例し、タッ
チデータの値が大きいほど高速となる.そしてアタック
部が終了すると比較奏16が゜“1″の信号Eを発生し
てフリップフロップ29をリセットするため、エンベロ
ープカウンタ部2lはダウンカウント動作を開始するが
、このダウンカウント時に印加されるエンヘロープクロ
ックの周波数はフリップフロツブ22からのセット信号
が“O″になることによりアップカウントeより大幅に
低周波のものに切換えられ,第9図(a)に示すように
、そのディケイ部の振幅レベルはゆっ〈りと低下する。
そしてそのカウント値がrQJになるとその状態が保持
される。
他方,エンベローブカウンタ部28では、そのアタック
部を作或するアップカウント時のエンベロープクロック
の周波数は,第4図(b)の場合に比べて矢張、高周波
である.そしてアップカウントが終るとエンベロープカ
ウンタ部28はキャリー信QC(“’ 1 ” )を発
生してフリップフロップ29をリセットさせ、エンベロ
ープカウンタ部21はダウンカウント動作を開始する。
而してこのダウンカウント動作の速度はクリップフロフ
ブ29のセット出力が゛0′゛になることによりアフプ
カウント動作より大幅にゆっ〈りとしており、キーオフ
時までそのカウント値を徐々に小さ〈なって、第9図(
b)に示すように、そのディヶイ部の振幅レベルも徐々
に小さくなってゆ〈。
第9図(a)、(b)に示すようなエンベローブ波形の
場合、ilO図は鍵を強くたたいたとき、第11図は鍵
を普通にたたいたとき,第l2図は鍵を弱〈たたいたと
きの、第8図の波形に対するET fitと音色の度化
を夫々示している。各図から分かるように、タッチレス
ポンスの大きさに応じてこの場合も、発生楽音のg1正
と『色が共に度化している. [第2実施例] 次に第13図ないし第25図を参照して第2実施例を説
明する。なお、第1実施例と同一回路部には同一・番号
を付してその説IJIを省略する。而して第2実施例の
第1実施例と相異するところは、第l実施例では、2種
類のエンベロープ波形の一方だけをタッチレスポンスに
比例して変化させたが、この第2実施例では2種類のエ
ンベロープ波形の内方共、変化させるようにした点にあ
り、その場合、1つのタッチデータを異なる2つのデー
タに変換する2つのデータ変換部が新設されている。
L!uち、第13図において、タッチデータ検出回路3
が出力するタッチデータはデータ変換部(J)33およ
びデータ変換部(II)34に夫々入力する.データ変
換部(I)33、データ変換部( I1 )の各変換特
性は第15図に示す如く設定されており、即ち、データ
変換部(1)33の変換特性は、タッチデータの大きさ
が弱いとき、やや弱いとき、普通、やや強いとき、強い
ときの5つの状慝で増大するとき,ほぼ比例した状態で
その度換データの大きさが増大する。他方、データ変換
部(H)34の変換特性は,L述した5つの状態にてタ
ッチデータが増大するとき、弱いときからやや弱いとき
まではやや急に変換データの大きさが増大する.そして
やや弱いとき、普通,やや強いときに達するまでの間は
度換データの太きさは一定のまま変化せず、その値は、
データ変換部CI)33の許通の状態のときと同−であ
る。
そしてやや強いときから強いときまでの間は、変換デー
タの大きさはやや急激に増大する。
データ度換部(I)33の変換出力はエンベロープ発生
回路(I)5Aに入力し、またデータ変換部(II)3
4の変換出力はエンベロープ発/t回路(rI) 6A
に入力する.而してエンベローブ発生回路(I)5A、
エンヘローブ発生回路(II)6Aは、第14図に示す
ように、第1実施例のエンベロープ発生回路(■)5と
全〈同一回路により構成されている. 次に、第2実施例による発生楽イの音Gt、音色の変化
の模様を説明する.いま,第1実施例で用いた第3図の
波形を波形発生回路4から発生させ,また第4図(a)
.(b)に示すエンベロープ波形を夫々,可変の状態に
て,エンベロープ発生回路(I)5A、エンベローブ発
生回路(II)6Aから対応するデータ変換部(I)3
3またはデータ変換部(II)34の各f換データに応
じて1]1力させる場合を例とする. 先ず、鍵を強くたたき、タッチデータ検出回路3が出力
するタッチデータが最大のとき、第15図から分かるよ
うに、データ変換部(1)33データ度換部(II)3
4が出力する各変換データは共に岐犬となり、また両者
の値はほぼ等しいか、あるいはデータ変換部(I)33
の出力の方がやや大であるイ直となっている.そのため
第3図の波形の第1、2,3,5、6、7ステップ目に
第4図(b)のエンベロープ波形が付加され,また第4
、8ステップ目に第4図(a)のエンヘロープ波形が付
加されると、その状態は第16図に后すようになる. 即ち、エンベローブ発生回路(I)5AにはL述した最
大の度換データが人力するため、既に述へた動作によっ
てアタックレベル、即ち、アタック時間が最大となる第
4r;4(a)のエンベローブ波形が作成される。また
エンベローブ発生回路(H)6Aも全〈同じ動作によっ
て1他の場合よりアタックレベルが最大となる第4図(
b)のエンベロープ波形が作成される.そのため,第4
図(a)のエンベロープ波形が付加される第3図の波形
の4、8ステップ[jは、第16図に示すように,キー
オン後、3つ目の状態で最大となる。他方、l、2、3
、5、6、7ステップ1−1の方はアタンク部のαi;
りがやや遅いため、キーオン後、5つI1状慝で最大と
なるが、後述する鍵を昔通にたたいた場合に比して、そ
の最大レベルの領は最も太き〈なる。
第17図は鍵をやや強〈たたいたときの変化の状追であ
る.この場合、第15図から分かるように、データ変換
部(r)33の変換データは鍵を強くたたいたときより
やや小さい値となる。またデータ変換部(II)34の
変換データは,941を強〈たたいたときの約半分の値
となる.そのため4、8ステップ目の部分はキーオン後
、3つl1の状懲で最大レベルとなるが、第16図の場
合に比してその値は小さくなっている.またl、23,
5、6,7ステップ日の部分は,ほぼ、第16図の場合
同様に変化してゆくが、その最大レベルは第16図の場
合より半分程小さくなっている. 第18図は鍵を普通にたたいた場合である.この場合、
2815図から分かるように,データ変換部(I)33
の変換データは最大レベルの約半分となり、またデータ
変換部(II)34の変換データは前回の鍵をやや強く
たたいたときとほぼ変化がな〈、また両変換データの値
はほぼ等しい。このため、4、8ステップ目の斐化の状
態は第16図、第17図同様であるが、その最大レベル
の値は第16図の場合の約半分となる。また、l、2、
3、5、6、7ステップ目の変化はそのレベル変化の状
態ともに第17図の場合と同様である。
第19図は鍵をやや弱〈たたいた場合である.この場合
、第15図から分かるように、データ変換部(I)33
の度換データは最大レベルの約lOパーセントぐらいと
なり、またデータ変換部(II)34の変換データは最
大レベルの約半分であり、第17図、第18図の場合と
ほぼ同じである.そのため4、8ステップ目の部分はキ
ーオン後4つL1の状態でそのレベルが最大となり,変
化の速度が遅くなる。またその最大レベルの値は更に小
さくなる.またl、2、3,5、6、7ステップ目の部
分のレベル変化は第17図,第18図の場合とほぼ同じ
である. 第20図は鍵を弱〈たたいた場合である.この場合、デ
ータ変換部(I)33の変換データはほぼ「0」になり
、またデータ変換部(rI) 34の変換データはそれ
よりやや大である.そのため、4、8ステップ目の部分
はキーオン後、すぐにそのレベルが「O」になり、また
l,2、3、5、6、7ステップ目は第19図よりその
最犬レヘルが小となり、往つ早めにrQJとなる。
このようにして、上述した場合同様に、得られる楽音波
形のキは、斤色ともタッチレスポンスに応じて度化する
ものである. 第21図ないし第25図は、上記第2実施例において、
波形発生回路4から、第1実施例中の第8図に示す波形
を発生させ、その前半はエンベロ一ブ発生回M (I)
5Aが出力する第9図(a)のエンベロープ波形を付加
し、また後半は,エンヘロープ発生回路(II)6Aが
出力する第9図(b)のエンベロープ波形を付加した場
合の、得られる楽音の音量、音色の変化を示している。
而して第21図、第22図、第23図、第24図、第2
5図は夫々、鍵を強くたたいたとき、やや強〈たたいた
とき、汗通、やや弱〈たたいたとき弱〈たたいたときの
状慝であり、その内容は既に説明した例と同様であり,
状態変化の詳細説明は省略する. [発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、rA奏操作子の操作
悪様に対応するタッチデータに基づいて複数種の波形制
御信号のうち少なくとも1つの波形制御信号を可変制御
して波形情報に乗算するようにし、しかもこれら複数の
波形制御信号は波形情報の各ステップ毎にひとつの波形
制御信号を選択して出力されるため、音色、音1−二と
もタッチレスポンスを反映して大きく変化させることが
できる。しかも出力される波形制御信号の数はタッチデ
ータに応じて波形制御信号を切り換えるものと比べて非
常に少なくてすみ、メモリ容縫も小さくてよい.また波
形の各ステップ毎に乗算される波形制御信号を切り換え
るため、斧色も音t逢も同様に大きく変化し、従来にま
してさかな楽音を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図はこの発明の第1実施例を示し、
第1図はその全体の回路構成図、第2図はエンベローフ
発生回路(I)5,エンベロープ発生回路(■)6の具
体的回路部,第3図は波形発生回路4が出力する波形の
図、第4図(a)(b)は夫々、2種類のエンヘロープ
波形を示す図,第5図,第6図、第7図は夫々、第3図
の波形に第4図(a).(b)のエンベロープ波形を付
加した場合において,鍵を強く、または普通に,または
弱〈たたいた場合の楽音波形の変化を示す図、第8図は
他の波形の図、第9図(a)、(b)は他の2N類のエ
ンベロープ波形の図、第10図,第11図、第12図は
夫々、第8図の波形に第9図(a)、(b)のエンベロ
ープ波形を付加した場合において、鍵を強〈、または昔
通に、または弱くたたいた場合の楽音波形の変化を示す
図、第13図ないし第25図は第2実施例を示し,第1
3図はその全体の回路構成図,第14図ハエンベローフ
発生・回路(I)5A.エンベローブ発生回路(TI)
 6Aの具体的回路図、第15図はデータ変換部(1)
33およびデータ変換部(II)34の変換特性を示す
図,第16図、第17図、第18図、第19図、第20
図は夫々、第3図の波形に第4図(a)、(b)のエン
ベローブ波形を付加した場合において、鍵を強〈、やや
強く、普通に、やや弱く、弱くたたいた場合の楽音波形
の変化を示す図,第21図、第22図、第23図、第2
4図、第25図は夫々,第8図の波形に第9図(a)、
(b)のエンベロープ波形を付加した場合において、鍵
を強く、やや強く、昔通に、やや弱く、弱〈たたいた場
合の楽音波形の変化を示す図である. l・・・・・・鍵盤、2・・・・・・キー情報検出回路
、3・・・・・・タッチデータ検出回路、4、4A、4
B・・・・・・波形発性回路、5、5A、6、6A・・
・・・・エンベロープ発生回路、7・・・・・・スイッ
チ部、8・・・・・・セレクタ9・・・・・・乗′B部
、10・・・・・・D/A変換器、1l・・・・・・イ
色形成回路、l2・・・・・・発音回路、33、34・
・・・・・データ変換部.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)演奏操作子と、 波形を複数ステップに分割し、各ステップ毎の波形情報
    を記憶するとともに上記演奏操作子の操作に応答して各
    ステップ毎に波形情報を出力する波形発生手段と、 複数種の波形制御信号が発生可能でかつ上記波形発生手
    段から各ステップ毎の波形情報が出力するタイミングに
    応答してこの複数種の波形制御信号のいずれかひとつを
    選択して出力する波形制御信号発生手段と、 上記演奏操作子の操作態様に対応してタッチデータを得
    るタッチデータ作成手段と、 このタッチデータ作成手段からのタッチデータに基づき
    上記波形制御信号発生手段から出力する複数種の波形制
    御信号のうち少なくともひとつの波形制御信号を可変制
    御して出力する制御手段と、 この制御手段からの波形制御信号と上記波形発生手段か
    ら出力される波形情報とを乗算する乗算手段と、 この乗算手段からの出力信号に基づいて楽音信号を発生
    する楽音信号生成手段と、 を有することを特徴とする楽音発生装置。
  2. (2)上記タッチデータ作成手段は、上記演奏操作子の
    演奏態様に対応して互いに独立した複数のタッチデータ
    を出力し、上記制御手段は、この複数のタッチデータに
    基づき、上記波形制御信号発生手段から出力する複数種
    の波形制御信号を夫々制御する手段であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の楽音発生装置。
JP2155491A 1990-06-15 1990-06-15 楽音発生装置 Granted JPH0315098A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2155491A JPH0315098A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 楽音発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2155491A JPH0315098A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 楽音発生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58139823A Division JPS6031189A (ja) 1983-07-30 1983-07-30 楽音発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0315098A true JPH0315098A (ja) 1991-01-23
JPH0432398B2 JPH0432398B2 (ja) 1992-05-29

Family

ID=15607211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2155491A Granted JPH0315098A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 楽音発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0315098A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0432398B2 (ja) 1992-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3913442A (en) Voicing for a computor organ
JPS634191B2 (ja)
EP0149896A2 (en) Method and apparatus for dynamic reproduction of transient and steady state voices in an electronic musical instrument
JPS6199193A (ja) 楽音信号発生装置
US4144789A (en) Amplitude generator for an electronic organ
US5248842A (en) Device for generating a waveform of a musical tone
US4928569A (en) Envelope shape generator for tone signal control
JPS6031189A (ja) 楽音発生装置
US4554854A (en) Automatic rhythm performing apparatus
JPH0315098A (ja) 楽音発生装置
US4794837A (en) Tone signal generator with code converter for converting stored waveshapes of different coding forms into a common coding form
JP2754646B2 (ja) 電子楽器
US5284080A (en) Tone generating apparatus utilizing preprogrammed fade-in and fade-out characteristics
JP2722665B2 (ja) 楽音発生装置
JP2603070B2 (ja) エンベロープ波形発生装置
JPH0140358B2 (ja)
JPS637394B2 (ja)
JPS58100187A (ja) 楽曲演奏装置
US4489637A (en) Percussive voice generator for an electronic musical instrument
JPH0154720B2 (ja)
JP2603071B2 (ja) エンベロープ制御装置
JP2830326B2 (ja) エンベロープ制御装置
JPS6046718B2 (ja) 電子楽器の開閉回路
JP2576390B2 (ja) エンベロープ波形発生装置
JPH0740191B2 (ja) エンベロープ作成装置