JPH031507A - 超電導マグネット - Google Patents
超電導マグネットInfo
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- JPH031507A JPH031507A JP13462589A JP13462589A JPH031507A JP H031507 A JPH031507 A JP H031507A JP 13462589 A JP13462589 A JP 13462589A JP 13462589 A JP13462589 A JP 13462589A JP H031507 A JPH031507 A JP H031507A
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- winding
- magnet
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- Granted
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 9
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は超電導マグネットの巻線構造に関する。
(従来の技術)
第2図および第3図を参照して従来の超電導マグネット
について説明する。
について説明する。
高磁界を発生する超電導マグネット■は、超電導体■を
巻枠■に多数回巻回することにより構成される。超電導
マグネットを正常に動作させるためには、超電導体■を
臨界温度以下に冷却し保持する必要がある。そのために
、NbTiの合金線の超電導体から成る超電導マグネッ
トは通常、沸点が4.2にの液体ヘリウム中に浸漬冷却
されている。
巻枠■に多数回巻回することにより構成される。超電導
マグネットを正常に動作させるためには、超電導体■を
臨界温度以下に冷却し保持する必要がある。そのために
、NbTiの合金線の超電導体から成る超電導マグネッ
トは通常、沸点が4.2にの液体ヘリウム中に浸漬冷却
されている。
第3図はその詳細を示すもので、各ターンの超電導体■
の間には短冊状のスペーサ(イ)が挿入され、スペーサ
間の空隙部分■には液体ヘリウムが充填されている。
の間には短冊状のスペーサ(イ)が挿入され、スペーサ
間の空隙部分■には液体ヘリウムが充填されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで超電導マグネット■は、その特徴からして、普
通、高磁界を発生することが多く、数Tから12Tの発
生磁界になる。この種の円筒状のマグネットには、電磁
力として、導体を半径方向に拡げようとするフープ力と
、それに直角する方向に、マグネットを軸方向に押しつ
ける圧縮力とが作用する。フープ力により導体に作用す
る応力σh(kg/mm”)は次の0式で表わされる。
通、高磁界を発生することが多く、数Tから12Tの発
生磁界になる。この種の円筒状のマグネットには、電磁
力として、導体を半径方向に拡げようとするフープ力と
、それに直角する方向に、マグネットを軸方向に押しつ
ける圧縮力とが作用する。フープ力により導体に作用す
る応力σh(kg/mm”)は次の0式で表わされる。
上式で、γ(m)は、導体の巻回されている半径、Bz
(T)は、そこの部分でマグネットが発生する磁界、j
(A/am”)は導体の電流密度である。マグネットの
発生する磁界は、通常は、巻枠■に接する内周側で最大
となり、外周に向かって低下してゆくので、■式の単純
な計算によれば、導体の応力は、マグネットの円周側で
大きくなる。
(T)は、そこの部分でマグネットが発生する磁界、j
(A/am”)は導体の電流密度である。マグネットの
発生する磁界は、通常は、巻枠■に接する内周側で最大
となり、外周に向かって低下してゆくので、■式の単純
な計算によれば、導体の応力は、マグネットの円周側で
大きくなる。
しかし、マグネットの巻回構成は、第3図に示すように
各ターン間にはヘリウムで満たされた多くの空間があり
、半径方向への電磁力の伝達はスペーサ(イ)しか寄与
しない。したがって、このフープ力を内周側から離れた
マグネットの外周に非磁鋼などを取付けて支持しようと
しても困難である。
各ターン間にはヘリウムで満たされた多くの空間があり
、半径方向への電磁力の伝達はスペーサ(イ)しか寄与
しない。したがって、このフープ力を内周側から離れた
マグネットの外周に非磁鋼などを取付けて支持しようと
しても困難である。
また、導体ターン間にはスペーサが冷却路確保のために
あるので、マグネット断面の平均電流密度が低下する。
あるので、マグネット断面の平均電流密度が低下する。
この発明は、以上のような点に鑑みてなされたもので、
機械的強度が高く、かつ電流密度の大きい超電導マグネ
ットを提供せんとするものである。
機械的強度が高く、かつ電流密度の大きい超電導マグネ
ットを提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明の超電導マグネットは
、内周側の超電導体の巻回間には冷却スペーサをはさみ
外周側は密着巻きすることにより構成する。
、内周側の超電導体の巻回間には冷却スペーサをはさみ
外周側は密着巻きすることにより構成する。
(作用)
このような超電導マグネットにおいては、応力の高いマ
グネット内周側を、より近くの外周側で密着して巻回さ
れたコイルで支持することができる。
グネット内周側を、より近くの外周側で密着して巻回さ
れたコイルで支持することができる。
(実施例)
以下、第1図にしたがって、この発明の一実施例を説明
する。本図のようにマグネットの外周側0は、超電導体
■が密着して巻回構成される。
する。本図のようにマグネットの外周側0は、超電導体
■が密着して巻回構成される。
内周側のコイル■は、ターン間にスペーサ(イ)を介し
て巻回される。
て巻回される。
以上のように構成された超電導マグネットにおいて、高
磁界部分にある内周側コイル■は、ターン間に絶縁され
たスペーサ(イ)が設けてあり、スペーサとスペーサの
間には、液体ヘリウムが満されており、冷却が良好な構
造によって、高磁界部分の超電導安定性が確保されてい
る。一方、内周側コイル■は、磁界が高い領域にあるた
め、それに作用する電磁力は、その外周側コイル0より
大きくなる。しかし、上述のように、良好な冷却構造に
しであるため1機械的強度の面では、内周側コイル■は
十分とはいえず、その外側から機械的に支持する必要が
ある。他方、外周側コイル0は、低磁界領域にあるため
コイルとしての超電導安定性確保の点では、内周側コイ
ルのように厳しくはない。したがって、外周側の部分の
コイルは、超電導体■を、ターン絶縁テープを介して、
直接密接して巻回できる。このように巻回された外周側
コイル■は機械的に強固で、内周側コイル■に作用する
フープ電磁力を支持することができる。
磁界部分にある内周側コイル■は、ターン間に絶縁され
たスペーサ(イ)が設けてあり、スペーサとスペーサの
間には、液体ヘリウムが満されており、冷却が良好な構
造によって、高磁界部分の超電導安定性が確保されてい
る。一方、内周側コイル■は、磁界が高い領域にあるた
め、それに作用する電磁力は、その外周側コイル0より
大きくなる。しかし、上述のように、良好な冷却構造に
しであるため1機械的強度の面では、内周側コイル■は
十分とはいえず、その外側から機械的に支持する必要が
ある。他方、外周側コイル0は、低磁界領域にあるため
コイルとしての超電導安定性確保の点では、内周側コイ
ルのように厳しくはない。したがって、外周側の部分の
コイルは、超電導体■を、ターン絶縁テープを介して、
直接密接して巻回できる。このように巻回された外周側
コイル■は機械的に強固で、内周側コイル■に作用する
フープ電磁力を支持することができる。
また、超電導マグネットは、高電流密度マグネットにし
た高性能マグネットを要求されることが多い、コイル断
面内の平均電流密度を大きくすれば、マグネットの外径
、長さが縮小されコンパクトになり、重量2価格の点で
有利になる。本発明の超電導マグネットでは、内周側コ
イル■には。
た高性能マグネットを要求されることが多い、コイル断
面内の平均電流密度を大きくすれば、マグネットの外径
、長さが縮小されコンパクトになり、重量2価格の点で
有利になる。本発明の超電導マグネットでは、内周側コ
イル■には。
各ターン間にスペーサ(イ)や液体ヘリウムがあるので
、その断面内の平均電流密度は下がる。しかし外周側コ
イルでは、導体が密着して巻回されているので、その断
面内の電流密度は大きくなる。従って1本実施例では、
第3図に示すような従来の内周側コイル■で、マグネッ
ト全体が構成されている場合に比べて超電導マグネット
全体としての断面内の平均電流密度を高くできる。
、その断面内の平均電流密度は下がる。しかし外周側コ
イルでは、導体が密着して巻回されているので、その断
面内の電流密度は大きくなる。従って1本実施例では、
第3図に示すような従来の内周側コイル■で、マグネッ
ト全体が構成されている場合に比べて超電導マグネット
全体としての断面内の平均電流密度を高くできる。
(他の実施例)
なお、この発明は以上の実施例に限定されるものではな
く、たとえば、ターン間に冷却スペーサを設けたコイル
部分と、密着して巻線したコイル部分を交互に配しても
よい。
く、たとえば、ターン間に冷却スペーサを設けたコイル
部分と、密着して巻線したコイル部分を交互に配しても
よい。
以上説明したように、この発明によれば、機械的に強固
で、超電導の安定性にすぐれ、しかも高電流密度のコン
パクトな超電導マグネットを構成することができる。
で、超電導の安定性にすぐれ、しかも高電流密度のコン
パクトな超電導マグネットを構成することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す超電導マグネットの断
面図、第2図は従来の技術および本発明の一実施例に共
通するコイル巻枠とコイル概念を表わす図、第3図は従
来の超電導マグネットの断面図である。 1・・・超電導マグネット 2・・・超電導体3・・・
巻枠 4・・・スペーサ5・・・空隙
6・・・外周器コイル7・・・内周側コイル 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健
面図、第2図は従来の技術および本発明の一実施例に共
通するコイル巻枠とコイル概念を表わす図、第3図は従
来の超電導マグネットの断面図である。 1・・・超電導マグネット 2・・・超電導体3・・・
巻枠 4・・・スペーサ5・・・空隙
6・・・外周器コイル7・・・内周側コイル 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健
Claims (1)
- 浸漬冷却される超電導マグネットにおいて、コイル内
周側では導体巻回間に冷却スペーサを設け、外周側では
導体を密着して巻回したことを特徴とする超電導マグネ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13462589A JP2624831B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 超電導マグネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13462589A JP2624831B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 超電導マグネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH031507A true JPH031507A (ja) | 1991-01-08 |
JP2624831B2 JP2624831B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=15132752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13462589A Expired - Fee Related JP2624831B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 超電導マグネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624831B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010045176A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Toshiba Corp | 超電導マグネット |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP13462589A patent/JP2624831B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010045176A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Toshiba Corp | 超電導マグネット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2624831B2 (ja) | 1997-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |