JPH03150369A - 金属部品への有機被膜の被覆方法 - Google Patents

金属部品への有機被膜の被覆方法

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JPH03150369A
JPH03150369A JP2286938A JP28693890A JPH03150369A JP H03150369 A JPH03150369 A JP H03150369A JP 2286938 A JP2286938 A JP 2286938A JP 28693890 A JP28693890 A JP 28693890A JP H03150369 A JPH03150369 A JP H03150369A
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coated
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JP2286938A
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Emu Aametsudo Bashiiaa
バシィアー エム.アーメッド
Pii Ganagan Barii
バリー ピー.ガナガン
Esu Hooru Uirubaa
ウィルバー エス.ホール
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Nihon Parkerizing Co Ltd
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Nihon Parkerizing Co Ltd
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    • B05D7/14Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to metal, e.g. car bodies
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    • B05D1/18Processes for applying liquids or other fluent materials performed by dipping
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の小さな金属部品を被覆する方法に関す
る。より具体的には、本発明は、複数の小さな金属部品
に有機皮膜を形成するに当たり、液状の被覆組成物に金
属部品を浸漬して行う方法に関する。液状の被覆組成物
とは、例えば、有機皮膜形成物質である。
本発明は、自己析出組成物を使用するに際し、複数の小
さな金属部品を被覆することに関連して先ず記載される
。しかし、以下に説明されるように、自己析出はもっと
広い用途を有している。
自己析出組成物は、金属表面の被覆に特に適しており、
金属表面に形成した皮膜は、下地の金属表面を腐食因子
から保護するのが主目的である。
多くの用途にあっては、この自己析出皮膜は、単に腐食
抵抗に優れているのみならず、他の特性、例えば、物理
的特性や、美観上も優れていることが必要である。
自己析出組成物は、一般に必須の構成要素として、有機
皮膜形成物質を水に分散させたものと活性化物質とを含
有する。活性化物質は、被覆される金属表面から金属イ
オンを溶出させる機姥を有する一つ又はそれ以上の成分
から成るが、溶出される金属イオンの量は、直接、間接
を問わず、金属界面に存在する皮膜形成物質を金属表面
に連続的に析出させるに十分な量である。従って、自己
析出組成物とは、その中に浸漬された金属表面に皮膜を
形成させることができることを特徴とするものであり、
この組成物に金属表面が浸漬させる時間に比例して、皮
膜の厚さ又は重量が増大するものである。この形式の被
覆法は、「自己析出」と呼ばれることが多く、電気析出
と類僚のものであるが、電気工ネルギーを一切必要とし
ない。
よく用いられる自己析出組成物は、弗化水素酸の酸性水
溶液及び弗化第二鉄(活性化成分)並びにこれらの液に
分散した樹脂固体を含有する。樹脂固体源としては、ラ
テックスを用いるのが便利である。
自己析出組成物の商業的用途としては、比較的大きな寸
法の金属部品、例えば、ヘッドライトの取り付はリング
、自動車フレームの部材、家庭用品の部品及び自動車の
エンジン室内部品等が挙げられる。
代表的な工業的処理においては、被覆される部品は、コ
ンベヤーに吊り下げられ、多(の前処理工程(例えば、
洗浄工程)から、部品が浸漬される自己析出浴へ、さら
に後処理工程(例えば、水洗工程に引き続き皮膜を固着
して連続皮膜とする加熱工程)へと、このコンベヤーに
よって部品は運ばれる。このコンベヤーは、部品が浴の
上に(ると、アームが浴のほうに下がり、取り付けられ
た部品が当組成物に浸漬され、次に浴から再び引き上げ
られるように設計されている。又、数個の部品が同時に
同じ取り付は装置に吊り下げられ、組成物に同時に浸漬
される適用例もある。
比較的大きな寸法の部品は、コンベヤーの取り付は装置
に別々に取り付けて処理するのが実用的ではあるが、比
較的小さな部品、例えば、ファスナー、ヒンジ、ナツト
、及びターンバックルを前記のような取り付は装置に別
々に取り付けて処理するのは実用的ではない。
従って、本発明は、有機皮膜形成物質を含有する液状被
覆組成物を用いて、多数の小さな寸法の金属部品を被覆
する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕自己析
出に関する技術は、多数の小さな寸法の金属部品を被覆
する問題については、特に明快な解決を与えてはいない
。しかしながら、自己析出に関する多くの特許には、自
己析出組成物から形成された皮膜の性質を改良したり、
被覆工程の能率を改良する多くの技法が、開示されてい
る。
例えば、スタインブレッチ+ (Steinbrech
er)及び本願の発明者であるホール(Hall)に付
与された米国特許第3.585.084号明細書には、
自己析出組成物とこれに浸漬された金属部品との間の相
対運動を維持することによって、皮膜形成速度を上げる
ことが可能なことが開示されている。これは、組成物を
攪拌するか、組成物中の部品を動かすかによって行うこ
とができる。ライスター(Leister)並びにロビ
ンソン(Robioson)及び本願の発明者であるホ
ール(Hall)の米国特許第3.955.532号明
細書には、自己析出浴液を不規則又は多数方向の流れを
もつように攪拌して、その中で金属部品を被覆する方法
が開示されている。
この方法は、被覆されるべき部品の全体にわたって、厚
さが均一な皮膜を形成するのに役立つと言われている。
米国特許4.657.788号明細書には、自己析出皮
膜の腐食抵抗が、多段被覆工程を用いることによって改
良されることが開示されている。この方法においては、
金属部品は、先ず自己析出組成物の浴にて被覆され、次
いで浴から引き上げ、水洗し、場合によっては乾燥し、
次いで再び被覆組成物に浸漬する。この一連の工程を何
度も繰り返した後、被覆した部品を加熱し、皮膜を硬化
する。
なお、前記の特許では、部品をそれぞれ単独に組成物に
浸漬するものであるが、ヘアピンのような小さな物に対
してはこれらを転動しながらペイントで被覆する方法が
知られている。これは、具体的には対象物全ての全表面
を覆うに十分な量のペイントと共に、ドラムに対象物を
入れ、対象物にペイントが被覆されるまでドラムを回転
するものである。被覆した対象物はドラムから取り出し
、網皿にて液を切り、次いで空気乾燥や加熱により硬化
を行う。この方法を用いて、小さな鉄部品を一纏めにし
たものに自己析出被覆を行うと、皮膜の得られた品質は
満足するものでなかった。それは被覆された部品を詳細
に観察すると、未被覆の部分が残っているのが認められ
るからである。このような欠陥があると、皮膜の外観が
損なわれ、かつ防食機能も損なわれる。
前記の転動による被覆法は、自己析出組成物を使用する
には不満足なのもではあるが、この方法に用いられてい
るような、小さな寸法の部品を一纏めにしたものに被覆
するということは、部品を別々に被覆することに較べて
より能率的である。
従って、本発明は、小さな寸法の金属部品を一纏めにし
たものに有機皮膜を被覆する能率的方法を提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数の小さな寸法の金属部品に有機皮膜を形
成する方法が捉供されるが、その手段は、有機皮膜形成
剤を含有する自己析出組成物と前記部品とを接触させる
ことによって行われ、以下の工程、すなわち、 (A)  前記複数の部品を互いに接触している状態で
供給すること、 (B)  前記組成物の浴に前記部品を浸漬するにあた
り、前記組成物中において前記複数の部品が互いに接触
しない状態にすること、(C)  前記部品の表面全体
に前記組成物を被覆するに十分な時間、前記組成物中に
おいて前  記部品を互いに接触しない状態に保持し、
連続皮膜の形に凝固する有機皮膜を前記部品に形成させ
ること、 (B)  前記被覆部品を前記組成物の浴から取り出す
ごと、及び、しかる後に、 (E−l)  前記被覆部品を水洗して、均一な有機皮
膜を形成すること、又は (E−2)  前記被覆部品を互いに接触しない状態に
して、均一な有機皮膜を形成すること、を包含し、しか
もこの被覆組成物は、水洗に対する抵抗が30秒以上で
あるような湿潤強度を有している皮膜を形成することが
できるものである。この水洗に対する抵抗は、皮膜の湿
潤強度の尺度として、以下に記載の方法によって測定さ
れる。簡単に言えば、この試験は、新しく形成された皮
膜をMlllされた状態で流水にかけて、指定された時
間内に流水で皮膜が破れるかどうかを観察するものであ
る。
好ましい形態においては、上記(1−1)の水洗工程は
、被覆された部品が互いに他の部品と接触しない状態で
行われる。
本発明の好ましい態様の一つは、以下の工程、すなわち
、底部及び側壁部に開口を有する容器に、小さな寸法の
部品を一纏めにしたものを収めること、及びこの容器を
液状被覆組成物の浴に浸漬することを包含する。この際
、互いに接触している部品に対しては、互いに他の部品
から離されるような外力を加え、該部品の表面全体に前
記組成物が接触するに十分な時間浸漬する。本発明の別
の好ましい態様は、複数の小さな寸法の部品を空中から
被覆組成液の浴に落下させることである。m成物中への
この自由落下の間に各部品の全表面が被覆組成液で被覆
される。本発明の更に他の態様は小さな寸法の部品を一
纏めにしたものを被覆組成物の浴に浸漬するにあたって
、壁に開口があり、長袖の回りに回転するタンブラ−の
胴部にこれらの部品を収めて浸漬するものである。部品
が胴内で転動するにつれて、これらの表面は組成物で被
覆されるが、この時、胴部の動きで部品に与えられる転
動作用により部品は互いに接触しないようにされる。
本発明の代表的な実施例として金属製ファスナーへの被
覆が挙げられる。
好ましい態様においては、本発明は、予め設定された活
性を有する自己析出組成物を使用することも含む、なお
、この活性は、被覆される部品の性質に左右される。こ
の様な活性化により、約1秒間に約0.3ミル以下の厚
みを有する皮膜を部品に形成することができる組成物を
使用することが望ましい。
本発明の方法を使用することにより、大量の小寸法の部
品に欠陥のない有機皮膜を均一かつ能率的に形成させる
ことが可能となる。本発明は、バッチ操作にも、コンベ
ヤー ラインのような連続操作にも使用することができ
る。
ネジのある部品、例えば、ナツト、ボルト、及びスクリ
ューのような部品にペイントを施すと、厚さが不均一な
皮膜が形成したり、時には部品を使いものにならなくす
るほど厚い皮膜が形成されやすい、このような皮膜は、
ネジ部の谷の部分をペイントで埋めたり、ネジ部の鋭い
エツジの部分にはペイントが付着し難かったりするもの
である。
このような問題は、本発明方法により回避することがで
き、本発明方法により均一かつ緊密な皮膜をネジ付部品
にも形成することができる。
さて、本発明をより詳細に説明する。本発明は、大量の
小さな寸法の部品に樹脂状皮膜を形成させるに最も適し
たものと考えられる。
自己析出組成物は、一般に必須の構成要素として、樹脂
固体を水に分散させたものと1種以上の溶解性活性化物
質、例えば、酸及び酸化剤を含有する。自己析出組成物
は、従来公知のペイント組成物とは異なるが、その差は
、自己析出組成物中に浸漬された金属表面に析出される
皮膜の量が、組成物と浸漬された表面との接触時間に応
じて増加するということにある。従って該表面が組成物
と接触している時間が長ければ長いほど、表面に析出す
る樹脂の量が多くなる。樹脂のこのような析出は、金属
表面に対する被覆組成物の化学作用によって達成される
ものであって、この作用は活性化成分に起因するもので
ある。油性及び水性ペイントを含む従来公知のペイント
には、このような活性化成分は含まれていない、このよ
うな従来公知のペイントに浸漬された金属表面に析出す
る皮膜の量は、ペイントに浸漬される時間により増減す
るものではない。
樹脂固体の水分散体を自己析出組成物へ変換する活性化
剤の例は、米国特許第3.592.699 :3.70
9,743: 4.103.049: 4.347.1
72: 4.373.050及び4,554.305号
明細書に開示されているので、これらの開示内容を参考
文献として引用する。前記特許に開示されている活性化
剤には、金属を含まない酸化性の化合物(例えば、過酸
化水素)、金属含有化合物(例えば、弗化第二鉄)及び
酸として機能する化合物(例えば、硝酸)が包含される
無機及び有機の酸を含めて多くの酸が、前記特許明細書
に記載のように、活性化成分として使用可能である。
本発明の実際に用いられる好ましい自己析出組成物とし
て一例を挙げれば、第二鉄含有化合物及び弗化水素酸を
包含する活性化系であるが、例えば、第二鉄イオン約0
.025〜約3.5 g/ j!、より好ましくは約0
.3〜約1、6 g/ lに相当する量の溶解性第二鉄
含有化合物、及び約1.6〜約5の範囲のpiを組成物
に与えるに十分な弗化水素酸がその例である。前記の第
二鉄含有化合物の例は、硝酸第二鉄、塩化第二鉄、燐酸
第二鉄、酸化第二鉄、及び弗化第二鉄であるが、弗化第
二鉄が最も好ましい。
自己析出組成物の水相に分散される樹脂固体は、組成物
の有機皮膜形成成分となるものである。これら樹脂固体
は、その構造の一部に、イオン電荷を保持する基を有し
ているものである。これらイオン電荷は自己析出皮膜が
形成されるユニークな挙動の因子であると考えられる(
例えば、米国特許第4.191.676号明細書を参照
のこと)。イオン電荷保持基は、樹脂粒子の表面に吸着
された表面活性分子の構造でもよく、あるいは樹脂粒子
の化学構造の一部でもよい。この基は、負の電荷を有す
るものであるのが代表的である。樹脂固体の源は、樹脂
の固体粒子を水に分散させたものであるのが最も便利で
ある。
以下の公開文献、すなわち、米国特許第3.585.0
84; 3.709.743 :4.1B0.603 
: 4.191,676 :4.313.861並びニ
4.347,142号明細書、及び公開番号00713
55を有する欧州特許出願明細書には、自己析出組成物
の皮膜形成成分として使用可能な樹脂の例が開示されて
いる。自己析出組成物に使用が可能な樹脂の種類の例を
幾つか挙げると、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエ
チレン、ビニル系樹脂、例えばアクリル樹脂並びにアル
キル置換アクリル樹脂、スチレン−ブタジエン型樹脂及
び他のエチレン型不飽和七ツマ−化合物から調製された
樹脂がそうである。
本発明の実際に用いられる樹脂の種類で特に好ましいの
は、外部安定型の塩化ビニリデン コーポリマー及び大
部分塩化ビニリデンを含有する内部安定型の塩化ビニリ
デン コーポリマーである。
これら二つの種類の中では、内部安定型のコーポリマー
が好ましい、最も好ましいのは、前記の種類の樹脂が各
々、本質的に結晶体であることである。これらの樹脂の
結晶形のものは、比較的高比率の塩化ビニリデン、例え
ば、塩化ビニリデメ¥なくとも約80重量%を含む、塩
化ビニリデン含有コーポリマーから調製された自己析出
皮膜は、腐食に対して極めて高い抵抗性を有し、自己析
出皮膜の耐蝕性を改良する目的のクロム化合物水溶液処
理や他の後処理工程処理は必要としない。さらにこのよ
うな皮膜は、比較的低温で硬化ができ、非常に高い硬度
を有し、溶剤に対して抵抗性が強く、形成直後であって
も極めて優れた付着性、緊密性を有している。
前記の塩化ビニリデン コーポリマーを包含する自己析
出組成物は、米国特許第4.562.098号明細書に
記載されているので、この特許をそのようなコーポリマ
ーに間する参考文献として引用する。
簡単に言えばミ内部安定型の樹脂は以下の重合可能成分
を包含する。
(1)  使用モノマーの全重量基準で、塩化ビニリデ
ン モノマー約55〜約99重量%、(2)  (1)
と(2)との全重量基準で、第二の比較的より親水性の
エチレン型不飽和モノマー物質約0.5〜約30重量%
(−該上ノマーは、ポリマー ラテックスの水相及び油
相の両相において重合温度にて少なくとも約1重量%の
溶解度を有する)、及び (3)他のモノマーの全重量基準で、(2)と共重合性
でイオン性の水易溶性物質的0.1〜約5重量%(該共
重合性イオン性水易溶性物質は、スルフォン酸及び式: %式%) (式中、「R」は、ビニル基及び置換ビニル基、例えば
、アルキル置換ビニルから成る群から選択され、「Z」
は、ビニル又は置換ビニル基中の二重結合を活性化させ
る二官能性結合基を示し、QJは、異なった炭素原子に
共有結合を有する二価炭化水素であり、最後に「Mo」
は、カチオンを示す)を有するこれらの塩の群から構成
される装置 上記(2)の好ましい親水性モノマーの例、特に塩化ビ
ニリデン モノマーに関連して用いれる時の好ましい例
は、メタクリル酸及びメチル メタクリレートである。
有利に用いる。ことができる他の七ツマ−の例としては
、ヒドロキシエチル及びプロピルアクリレート、ヒドロ
キシエチルメタクリレート、エチル へキシルアクリレ
ート、アクリル酸、アクリロニトリル、メタアクリロニ
トリル、アクリルアミド、及び低級アルキル及びジアル
キルアミド、アクロレイン、メチルビニル ケトン、及
びビニル アセテートが挙げられる。
ビニル又は置換ビニル基中に存在する二重結合を活性化
させる二官能性結合基「Z」の例としては、構造: 0  0   0  0−アルキル又はH11II  
   II    11 子l〜約8のアルキル基が好ましく、特にメチル、エチ
ル又はプロピル基が好ましい。
異なった炭素原子に共有結合を有する二価炭化水素QJ
の例としては、アルキレン及びアリーレンニ価炭化水素
ラジカルがある。アルキレン基(CHz)は約20個ま
での炭素を有し得るが、一般には1〜約8の炭素数であ
る。
本明細書に記載のような定義の共重合可能イオン性物資
の溶解度は、カチオンMによって強く影響される。カチ
オンの例としては、遊離酸、アルカリ金属塩、アンモニ
ウム並びにアミン塩、スルフオニウム塩並びに第4級ア
ンモニウム塩が挙げられる。好ましいのは、遊離酸、ア
ルカリ金属塩、特にナトリウム塩、カリウム塩、並びに
アンモニウム塩である。
式: %式% (式中、nは2である)のスルフォアルキル メタアク
リレートのナトリウム塩は、前述のコーポリマーを調製
する際に使用するのに非常に扱いやすい共重合性イオン
性物質である。スルフオニチル メタアクリレートのナ
トリウム塩は、上記の量並びに方法で使用されるときに
は、塩化ビニリデン モノマー及び比較的親水性の七ツ
マ−であるメチルメタクリレート又はメタクリル酸と一
緒に使用するのに特に効果的である。
本発明の実際の使用に推薦される、他の特に好ましい種
類の樹脂は、(A)アクリル酸又はアルキル置換アクリ
ル酸、好ましくはメタクリル酸約1〜約10重量%、(
B)アクリルエステル又はアルキル置換アクリル エス
テル、好ましくはエチルへキシルアクリレート約25〜
約50重量%、(C)ニトリロ モノマー、好ましくは
アクリレートリル約15〜約40重量%、及び(D)更
に重合可能14リール化合物、好ましくはスチレン約l
O〜約50重量%を重合させることによって調製された
ものである。この種の市販のアクリル樹脂の例は、ロー
ム アンド ハース社(Rohm and llaas
 Co、)販売のローブレックス(Rhoplex)ド
L−91ラテックスである。
自己析出組成物を構成する樹脂の量は、広い範囲で変化
し得る。多くの適用例において、組成物中に樹脂固体を
約25〜約100g/j!用いて良好な結果が達成され
る。
他の成分も所望に応じて選択的に添加しても差し支えな
い、例えば、本発明は、顔料を入れた自己析出組成物を
用いることによって範囲が広がるものと考えられている
。この目的のために、好適な顔料を、例えば、水性分散
体の形で組成物の中に含ませることができる。
樹脂固体の水分散体のように、顔料の水分散体には、粒
子を分散された状態に維持する界面活性剤又は分散化剤
が含まれる。自己析出組成物を調製するためにそのよう
な分散体を使用する場合は、組成物の水相における界面
活性剤濃度は、臨界的ミセル濃度、好ましくは界面張力
に対する組成物中の表面活性剤濃度の対数のグラフにお
ける屈曲点に対応する界面活性剤濃度以下になるように
、該分散体を選択すべきである(前述の米国特許第4.
191.676号明細書を参照のこと)。
本発明の自己析出組成物に使用し得る他の添加剤の例と
しては、ペイント組成物を調製する際に上述のように、
本発明の実際に使用される組成物から形成される皮膜の
湿潤強度は、その水洗に対する抵抗が少なくとも約30
秒であるようなものである。皮膜の湿潤強度とは、新し
く形成された皮膜、つまり、湿った状態で、乾燥して連
続皮膜を形成する時以前の状態の皮膜の自己緊密及び接
着特性に関する。水洗に対する抵抗の測定による皮膜の
湿潤強度の評価試験は、次のように行われる。即ち粗服
のままの冷間ロール鋼板(Q−パネル)3インチ×4イ
ンチを90秒間被覆組成物に浸漬する。被覆されたパネ
ルを被覆組成物から引き上げたら、実質的に直ちに(1
0秒分の1〜2秒の間)蛇口から流れる脱イオン水の流
れにかける。水流は、流量2 L/sinで圧力21〜
2psiで以下の条件のものである。被覆されたパネル
は、水の流れに対して45°の角度にて、及び水か傾斜
した被覆パネルに対して衝突する位置が蛇口のノズルか
ら6インチの位置にて、水流下に置かれる。被覆された
パネルは、測定されるべき時間の間、この位置に保持さ
れる。皮膜の湿潤強度は、流水が皮膜に衝突して皮膜が
破裂する(肉眼で観察して)に要する時間を測って決め
られる。本発明の目的のためには、被覆組成物は、上記
のやり方に従ってなされる水の衝突によって少なくとも
約30秒間、好ましくは少なくとも約60秒間破裂され
ない皮膜を形成する力があるものでなければならない。
洗浄抵抗性が約30秒以上の湿潤強度を有する皮膜を形
成する力のある自己析出組成物は既知ではあるが、この
ような皮膜を形成する力のない自己析出組成物も存在す
る。一般的に言えば、自己・析出組成物を調製するに用
いられるラテックスの種類が、組成物の性能に関して強
い影響のある因子であるようである。もっとも、他の因
子、例えば組成物の経過時間、つまり、組成物がある期
間の間どの程度用いられたかということも考えられない
ことではないが。本明細書に記載の、好ましい塩化ビニ
リデンから調製された自己析出組成物は、湿潤強度が優
れた、つまり、前述の試験条件下では破裂に至ることが
ない程度の皮膜が一般に形成する。ある特定の自己析出
組成物が、所望の湿潤強度を有する皮膜を形成しない場
合には、前述の技法に従って諸操作を行い、所望の種類
の皮膜を形成するように皮膜特性を改変することが可能
である。例えば、欧州特許第186113号明細書の開
示するところによれば、界面活性剤、例えば、アルキル
化ジフェニルオキシド ジスルフォネ工ートを自己析出
組成物に添加することによって、新たに形成される自己
析出皮膜の湿潤強度を増大させることが可能である。
本発明の方法を実施するに好ましい手段としては、底部
及び側壁を有する容器に小さな寸法の部品を収めること
を包含するが、このような容器を用いることによって、
被覆組成液が流下して、その中に収められた一纏めの部
品と良好に接触することが可能となる。上部開放の、プ
ラスチック被覆の金属製ネットの箭は、このような容器
の好適な例である重力を加えてこの容器を被覆組成液に
浸漬させて、部品が被覆組成液で上方に浮き上がるよう
にし、各部品が相互に接触しないようにする。すると、
接触を妨げられた個別の部品は、組成物の液中を重力に
よって落下する。かくして、組成物が各部品の回りを流
れるにつれて、部品の被覆すべき全面が組成物と接触す
ることになる。
この場合、容器を組成液中で上下動させたり、揺動させ
ることもできる。ここで理解しておきたいのは、組成液
によって部品が上方に押し上げられる時間及び組成物の
液中における自由落下の時間は、どちらかと言えば、短
い時間、例えば、数秒間とすることができることである
。該部品の自由落下は、容器の底部にて終了することに
なるが、部品上に所望の量の皮膜が形成するに十分な時
間が経過した後に、組成物の浴から部品を取り出すこと
が可能である。上に記載のような部品入りの容器は、人
力で、又は動力により例えば、連続波漕法に使用可能な
形式の、ベルト コンベヤーに取り付けられた機械アー
ムを用いて、被覆組成物の浴に浸漬することが可能であ
る。
本発明の方法を実施するに好ましい別の手段は、被覆組
成物の浴に小さな寸法の部品を落下させ、部品を所望の
程度被覆するに十分な時間だけ、組成物中を通過させ、
その際各部品が相互に接触しないようにすることを包含
する。しかる後、被覆された部品を組成物中に集め、取
り出すものである。
自己析出組成物の浴中に浸漬されている胴部を有するタ
ンブラ−を用い、このタンブラ−を長軸の回りに回転す
るのも、本発明の方法を実施するに推奨される手段であ
る。タンブラ−の胴部は、プラスチック被覆の金属製ネ
ットで作るのが効果的であり、こうすると自己析出組成
物をこの胴部に自由に流入させ、これを満たすことが可
能となる。この胴部をその軸の回りに回転させると、小
さな寸法の部品は、胴部の壁に沿って上方に移行し、壁
を転動し、壁から層れ、下方に落下するという運動を行
い、この際衾品は互いに接触しないような動きをする。
かくして、部品の全面を被覆することが可能となる。こ
こで推奨することは、胴部を被覆組成物の浴から取り出
す前に胴部の回転を停止することである。このようにす
れば、部品に付いた湿潤状態の柔らかい皮膜を傷つける
ことを避けることができる。皮膜がしっかり付いた後に
、最初には被覆されなかった「接触」領域を被覆するた
めに、被覆された部品を再び組成物中に浸漬することが
推奨される。これは、例えば、被覆された部品を収めた
胴部を被覆組成物の浴に浸漬して、転動操作を繰り返す
ことによって行うことが可能である。
自己析出組成物の活性は、本発明の方法に従って処理さ
れる小さな寸法の部品に欠陥のない皮膜を形成する際の
重要な因子となることがある。
「活性」なる術語は、皮膜が自己析出組成物によって部
品上に形成される速度を意味する。活性の度合いは、製
品上に皮膜が適切な速度で必要量形成される程度迄は必
要である。しかし、これまで見出されたことによると、
ある種の部品に欠陥のない皮膜を形成するのに効果的な
自己析出組成物が、他の種類の部品、例えば、スクリエ
ー、ボルト、及びナツトなどのネジ部品にこのような皮
膜を形成するには効果的でないことがある。精力的な研
究開発の結果、このようなネジ部品に対しては、「平ら
な表面の」部品を被覆するのに効果的な組成物よりも活
性の低い自己析出組成物により効果的に被覆され得るこ
とが分かったのである。
この点に関して、米国特許第4.178.400号、第
4、199.624号、及び第4,242.379号明
細書(これらは、各々本発明と同じ特許権者に特許が付
与されている)に、非常に活性な金属表面、例えば、成
形、打ち出し、曲げ、延伸、剪断などによって粗面化も
しくは加工された表面には、自己析出組成物によって欠
陥のある皮膜が形成される傾向があることが開示されて
いるのは、注目に値する。これらの欠陥は、形としては
、フクレ、クレータ−、ピンホール及びブリッジ状とな
る。上記の特許には更に、これらの種類の問題は、被覆
する前に表面を予備処理することによって回避すること
ができることが開示されている。前処理に用いられる液
は、酸性水溶液(前記の第4.199.624号特許)
であったり、クロム酸塩又は重クロム酸塩のような酸イ
ンヒビターの水溶液(前記の第4,242,379号特
許)である。又は、自己析出組成物中にクロム酸塩又は
重クロム酸塩のような酸インヒビターを含ませて用いる
こと(前記の第4,178.400号特許)によっても
この種の問題を回避し得ることが開示されている。
これらのどんな方法を用いても、金属表面上を受動態化
もしくは不動態化することは可能であるが、本発明に従
って、自己析出組成物の活性を下げることによって自己
析出組成物の活性を調整することが好ましい、これは、
例えば、活性化剤の濃度を下げ名こと、より好ましくは
、樹脂皮膜形成物質の濃度を低下させることによって達
成することができる。かくして、非常に活性な部品を被
覆する場合、約1秒間以内に皮膜厚さ約0.3ミル以下
を付与する程度の活性を有する自己析出組成物を用いる
ことが推奨される。この目的のためには、固体樹脂約1
0〜約40グラム/リットルを含む自己析出組成物を用
いることが推奨される。
以下に特記の工程を別にすれば、全体の被覆工程は従来
の技術の工程と類僚のものであることが多い、例えば、
被覆工程の前の金属表面洗浄工程及びこの洗浄工程後に
行われる水洗工程は、前述の米国特許第4.191.6
76号明細書に従って行うことができる。m酸物を撹拌
することは、組成物を均一に維持し、形成皮膜の均一性
を改良するのに役立つ、又組成物浴を加熱することによ
り厚膜形成が可能であるが、常温浴で行なう方が良い結
果が得られる。
被覆組成液深さは、所望の厚さまで部品を被覆するのに
必要な時間だけ、部品が自由落下し得る深さとする。こ
の深さは、多くの異なる因子、例えば、組成物と金属部
品との相対的比重、組成物の粘度、及び組成物の活性な
どに左右される。単独の部品の自由落下は部品の全表面
に少なくとも約0.05ミル(約1.25μm)の厚さ
を有する皮膜を組成物が形成するのに少なくとも十分な
時間を与えるものである必要がある。皮膜の厚さは、約
0.1〜約1ミル(約2.5〜25μm)が好ましく、
約0.5ミル(約12.5am)が最も好ましい。
大抵の用途においては、組成物中の自由落下時間にて数
分の−秒から三秒以内にて、満足に被覆された部品が得
られると考えられる。しかしながら、被覆される部品の
組成分中の全浸漬時間は、一般にはこれより長く、例え
ば、約lO〜約120秒である。
被覆組成物から部品を引き上げた後には、次の二つの方
法の中の一つの方法にて処理する。一つの方法は、被覆
組成物で処理した結果としての被げた後に被覆部品を水
着を程を包含するものである。もしこのような残留物が
被覆された表面に残ったままにしておくと、皮膜の品質
が変化してしまうか、そうでないにしても、これに悪影
響を与えてしまうことになる。例えば、未反応の被覆組
成物をよく水洗して取り除かないと、被覆された部品と
部品との間に固形物が(つついて、橋かけした状態にな
り、結局皮膜に欠陥を作ることになる。このような残留
物は、例えば、水道水又は脱イオン水で洗浄することに
よって便利に除去することができる。これら部品を水洗
する場合は、部品がお互いに(つつかない状態にするの
が好ましい形態である。
被覆された部品を水洗した後は、皮膜を連続的にする状
態にする。新規に形成された皮膜は、典型的には、不連
続で、非常に多孔質で、しかも連続状態の皮膜に比して
低い強度を有するものである。よく知られているように
、室温で伸びて連続皮膜になる樹脂もあるが、羊うなら
ないものや、そうなるに時間がかかり過ぎるものもある
、「硬化」なる術語は、本明細書の中では、皮膜が連続
的になり、従ってその空隙率が減少し、素地の金属表面
への付着性か改良されるという意味に、広義に使用する
ものとする。室温で、硬化が起こらなかったり、あるい
は時間がかかり過ぎる場合には、熱を加えて、例えば、
オーブン中で加熱したり、あるいは被覆された部品をス
チームや温水で、例えば米国特許第4.562.098
号や第4,647.480号明細書に記載のように、硬
化させたりして、便利に硬化を行うことができる。他の
手段、例えば、放射線も皮膜を硬化するのに用いること
が可能で欠陥のない皮膜を実現することができ、これは
、皮膜が硬化されるときに部品がお互いに接触していた
場合と、お互いに離されていた場合とによらない、一方
、部品を組成物から取り出した後、かつ硬化前に部品を
水洗しない場合は、部品が相互に離された状態で硬化を
行う必要がある。
ここで理解しておく必要があるのは、皮膜を硬化する段
階が来る前に、被覆された部品を他の5色な処理工程に
かけることが可能であるということである。この点に関
して、湿潤状態の未硬化の皮膜を水洗のような処理工程
にかけたり、被覆された部品をアルカリ溶液(米国特許
第4.647.480号明細書参照)、クロム含有溶液
(米国特許第3.795.546号、第4.030.9
45号、及び第4.637.839号明細書参照)、あ
るいは燐酸溶液(米国特許第3.647.567号明細
書参照)のような物質と接触させたりすることによって
、自己析出皮膜の諸特性を改良することが知られている
のは、誠に注目に値する。
本発明は、自己析出皮膜の形成に関連して最も広範囲に
使用されるものと考えられているが、他の用途にも、例
えば、電気被覆や反応型の被覆組成物を使用することを
包含する他の被覆法においても使用することが可能であ
る。
理解してもらいたいのは、本明細書の中に記載の技法を
用いることによって、色々な種類の小さな寸法の部品を
能率的に被覆することができることである。このような
部品の例を挙げると、スパイク、釘、鋲、止め針、及び
石工用錨などのネジのない止め具、木ネジ、金属ネジ、
ボルト、及びナツトなどのネジ部品、及び他のターンバ
ックル及びかしめワッシャなどの部品がある。
本明細書に添付の第1図は、複数の小さな金属部品を被
覆する本発明の実際に使用することができる連続システ
ムの例の概略図である。これらの図面には、洗浄、水洗
、被覆、及び硬化工程を包含する各種処理工程へ出入す
る部品を運ぶコンベヤ一ラインを使用することが示され
ている。より詳しくいえば、一纏まりの金属部品(A)
がゲート4付のホッパー2に収められ、ゲートから洗浄
組成物6の容器に落人し、コンベヤーベルト6”に着地
し、部品はこのコンベヤーによって上方に運ばれ、組成
物6を出て、洗浄組成物8の他の容器の一端にまで運ば
れる。部品は、さらにコンベヤーベルト20に着地し、
次に洗浄組成物6の容器に関して記載のように取り出さ
れる。上記のコンベヤーベルトは、洗浄組成物が通過し
得る材質、つまり金属製金網のような材質で作るのが有
利である。部品に付いている汚れの性質によって使用す
べき洗浄組成物の種類が決められるが、この種類は技術
の知識に基づいて選択される。各容器には同じ種類の洗
浄組成物を用いることができ、第一の容器の組成物で大
部分の汚れをとり第二の容器の組成物で残った汚れの大
部分を取り除く。同様に、部品は洗浄水10.12の入
った容器へ運ばれ、これらの容器で部品に付いている洗
浄組成物め薬剤を水洗し、部品をきれいにする。コンベ
ヤーベルト10及び12 は、対応する各容器から部品
を運ぶために用いられるが、これらの部品は、次の処理
工程においては示していない、部品に皮膜を塗布するの
に悪影響を与え、被覆組成物を汚染する恐れのある残留
°薬剤などを部品に確実に残さないようにするために、
脱イオン水14゜16で洗浄する。コンベヤーベルト1
4°及び16”は、それぞれ脱イオン水14.16の入
った容器に対応する。脱イオン水で洗浄した後、被覆組
成物18、例えば、自己析出組成物の容器に該部品を落
とし、この液に漬ける。部品が被覆組成物に落ちる隙、
部品はお互いと接触しないようにされ、次いでコンベヤ
ーベルト18”で洗浄水20の容器の端まで運び、部品
はお互いと接触しないようにしてこの洗浄水に落とす、
次いでコンベヤーベルト20でここから洗浄温水22の
容器の端まで運び、この洗浄温水に落とし、ここで皮膜
を部分的に硬化する。部品か洗浄温水22の容器に落ち
るとき、被覆された部品にノズル25でスチームを噴霧
し、次に部品がコンベアベルトによりスチームを噴霧す
る。ある種の適用例においては、皮膜のひび割れを防止
する目的のために、被覆された部品の回りの湿度を増加
することが望ましい場合もある(例えば、本発明と同じ
出願人に付与された米国特許第4.318.944号明
細書を参照)、被覆され、水洗され、そして部分的に硬
化された被覆部品は、次に一連のコンベヤーベルト30
によって運ばれながら、オーブン29内にて完全に硬化
される。被覆された部品はオーブン29から出て、ビン
35へ落ち、ここで捕集される。
第2図を参照する。ここには複数のボルトが示されてい
るが、被覆組成物の容器を包含する上記の容器からコン
ベヤーで運ばれるときは、お互いに接触している位置に
なっていても差し支えない。
ここで留意すべきは、この被覆組成物に対応するコンベ
ヤーベルト18”は、この組成物を通過させ得るが、被
覆組成物がこの上に沈積して孔を塞いでしまうことのな
い材料で作るのが有利であるということである。プラス
チックで被覆した金網は、このような材料の一例である
第3図は、複数の小さな部品を纏めて収納し、被覆組成
物に浸漬させるil14Gを示す図である。
この籠は上部が開放され、側部壁面と底部はプラスチッ
ク被覆金属ネット41で構成されている。
第4図は、本発明の他の実施例で使用するタンブラ−5
0を示す図である。このタンブラ−は回転軸52の軸方
向に回転自在に装着され、前記回転軸を回転自在に軸支
したアーム57に固設されたモーター55の駆動力によ
り回転できる。タンブラ−の胴部にはM2Sが設けられ
、この蓋は止め具54により回転自在になっており、こ
こから前記金属部品を出し入れすることができる。
〔実施例〕
次の実施例は、本発明の実際を説明するためのものであ
る。比較例も同様な目的で示す。
1旌■1 第一の実施例は、本発明を説明するためのもので、多孔
板製部に収めた一纏めの鋼製ネジを被覆するのに自己析
出組成物を用いるものである。これらのネジは六角形の
頭を有し、長さ約1/2〜約1/4インチ、直径約l/
16〜約1/4インチであった。
この龍は、プラスチックを被覆した金網で出来ており、
IOCllXloCllで、深さIOcIIであった。
この瞳には、ネジを3/4の深さまで装填した。itの
中のネジは、アルカリ洗浄組成物に浸漬した後に水洗す
ることによって清浄化した。清浄化したネジの入った籠
は、直径約17cmで深さ約60cmのプラスチック容
器に収められた自己析出組成物の浴に浸漬した。この自
己析出組成物は、欧州特許第186.113号明細書に
記載の方法による種類の・もので、次の成分を有するも
のであった。
底部             1−dエアクリル樹脂
ラテックス、固体分41.5%(ロープレフクスーL9
1)         92.8アルキル化ジフェニル
 オキサイド ジスルフォネ工ート、固体分45% (ダラフフックス(Dowfax 2A1)の水溶液 
0.12.2.4− )リメチルペンタジオール−1,
3,−モノイソブチレート(テキサノール)6.9弗化
第二鉄               1.5カーボン
ブラック顔料分散体 (固体分47.3%)2.6 水           全量で1j!になるまでネジ
の瞳を被覆組成物に浸漬した際の力及び速度の程度は、
液の浮力とネジを浸漬する時に置換される液の抵抗力と
の組み合わせによってネジが最初上方に持ち上げられ、
ネジがバラバラに分離されるような程度である。浸漬運
動の終了にあたっては、組成物の最初の抵抗は消失し、
ネジは、液より重いので、重力の作用で落下し隨の底に
捕集され、−方籠自体も浴の底に座る。次いで、捷を浴
から取り出した。ネジの入った徒は約90秒間組成物に
漬かったが、組成物中におけるネジの自由落下は約0.
1秒間であった。
ネジの入った葭を浴から取り出した後、水の容器に約3
0秒間龍を浸漬することによりネジを水洗した。しかる
後に、電気オーブンで160″Cにて20分間硬化する
ことによって、ネジに被覆した皮膜を固着させた。
被覆されたネジを調べてみると、ネジは一本一本自己析
出組成物で均一に被覆されていることが示された。裸の
部分は認められず、皮膜は全く欠陥のないものであった
。この実施例に記載の方法は、部品の他の異なる種類、
形状、構造のちのについて繰り返し行った。得られた結
果は、全て良好であった。
以下の三つの例は、比較のために記すもので、欠陥のあ
る皮膜を形成する被覆工程を示すものである。
比較例1 この例に用いられた自己析出組成物は、以下の通りであ
った。
成分            1−d工内部安定化塩化
ビニリデン コポリマー樹脂ラテックス、固形分54% (サランSL143) 、             
92.6弗化第二鉄               3
弗化水素酸               2.5オ2
2Kzフ\tヱ!−顔料分散体 (固形分47.3%)             4水
           全量でlj!になるまで上記組
成物は、重さ約540グラムの雑多な釘の塊を被覆する
のに用いられた。釘は、9.5 cxa X9、5 c
m x深さlocmの籠に収められ、箭には高さ約5c
mまでこの釘が装填された。
釘は以下の処理工程にかけられた。
(A)燐酸ナトリウム及び水酸化ナトリウムを含有し、
リドリン(RIDOLINE) 1727なる商標でア
ムケム プロダクン社(a+wchesProduct
s、 Inc)から販売の洗浄剤30g/lから調製さ
れた洗浄剤水溶液を用いて温度71℃で約5分間浸漬す
ることによって洗浄、 (B)  水道水で60秒間浸漬することによって水洗
し、 (C)  脱イオン水で10秒間浸漬することによって
水洗し、 (D)  前述の自己析出組成物中に60秒間浸漬する
ことによって被覆、 (2)  水道水で60秒間浸漬することによって水洗
し、 (P)  脱イオン水でlO秒間浸漬することによって
水洗し、及び (G)  温度100℃を有する電気オープン中にて3
0分間硬化。
自己析出組成物の浴に一塊の釘を浸漬する工程は、むし
ろ静かに、つまり釘を上方に浮上させ釘をお互いからバ
ラバラに離す液の浮力効果を起こさせないような力で、
釘の寵を組成物中に置くように行った。
硬化された釘は、籠から出してペーパータオルの中に置
いた。これらの釘は、乾燥状態で、皮膜はうまくくっつ
いていた。釘は完全に被覆されていたように見えたが、
よく観察してみると、はとんど釘−本一本に小さな裸(
未被覆)の部分があることが分かった。これは明らかに
他の釘と接触していたところである。このような箇所が
あると、品質上不適当である。
次の比較例は、転動を含む被覆工程を使用する方法を示
すものであるが、得られた結果は、満足なものでなかっ
た。この転動工程には、被覆組成物の浴にタンブラ−を
浸漬する工程は含まれなかった。
を較■l 以下に記載の手順を除いて、比較例1の工程を繰り返し
た。3.フリラトルのポリエチレン製容器に自己析出組
成物1.5リットルを比較例1のように注入した。比較
例1の(D)工程において、籠の中の釘を最初lO秒間
容器の組成物の中で上下に動かした隙、釘がお互いに接
触しているようにした。次に釘の籠を容器の底に降下さ
せ、容器を約45°傾け、5秒間回転した。この手順を
60秒間繰り返した。
全工程を終了した後、硬化された釘を調べたところ、外
観は、比較例1と殆ど同一であることが分かった。つま
り、釘には裸の部分があり、品質上不適当であると考え
られた。
次の比較例は、釘の形状よりもさらに複雑な形状の物体
を被覆するのに比較例1に記載の種類の被覆プロセスを
使用する方法を示すものである。
を校m 被覆される物体の形状が、得られる皮膜の品質に対する
因子であるかどうかを調べるために、釘の代わりに小さ
なナツトやボルトを被覆した。ナツト及びボルトを雑多
に混ぜたものを、5.1 cvs X7、6 ell 
X深さ2.5amの大きさの籠に沈めた。処理の手順は
、比較例1において用いられたものと大略同じであった
。これらの部品は、前述のりドライン1727を含有す
る洗浄液で洗浄し、水洗し、しかる後に比較例1の手順
のように自己析出組成物の浴にて90秒間この籠を浸漬
した。次に、このは、次いで100℃で30分間硬化し
た。硬化したナツト及びボルトを調べてみると、−Jl
u的には良好な外観を呈していたが、小さな円形の裸の
部ると考えられた。
本発明をなすにいたる段階←て、被覆された釘は、被覆
されていない釘に比較して、打ち込まれた板からそれを
引き抜くのが、極めて困難であることが認められた。本
発明によって被覆された釘を板に打ち込んだ後に引き抜
くと、木の小さな屑が釘にくっついているのが認められ
た場合もあった。
更によく調べてみると、ナツトをそれに対応するボルト
にネジ込んだ時、両方とも本発明に従って被覆されたも
のであると、再び緩めることが極端に困難であった。あ
る一つのケースでは、被覆されていないナツトはその対
応する被覆されていないボルトに手ではめ込んだり、外
したりすることは容易であったが、被覆した状態では、
被覆されているボルトにネジ込んだ時には、それを外す
のには工具を使ってやっとできる程度であった。
このような挙動は、被覆されていないナツト及びボルト
には全く認められなかった。
前述の現象は、自己析出された内部安定化塩化ビニリデ
ンで被覆された止め具に関して観察されていたものであ
る。この現象を性格付けするために更に行われた試験に
よれば、皮膜が、「過剰硬化Jになると、つまり、平均
時間より長く硬化されると、この現象は少なくなるとい
うことが発見された、(硬化の量は、以下のように定義
可能である。すなわち、最小の硬化とは、樹脂皮膜が乾
燥金属表面に接着して、容易には擦り取れない状態、最
大の硬化とは、樹脂皮膜が硬い付着皮膜を形成して、そ
れ以上硬化しない状態。「通常」もしくは「平均」硬化
とは、本明細書にて用いる意味では、樹脂皮膜が、最小
の硬化と最大硬化の中間である硬化状態をいう。)前記
現象が最適に現れる場合は、平均時間より少ない時間か
ら平均時間の間で硬化を行った場合であった。このこと
から、この現象が現れるのは、最小許容時間から通常(
つまり、「平均」)時間の間の範囲で硬化を行った場合
で、通常時間より少し長い時間から最大許容時間の範囲
で硬化を行うと、この現象は消滅するか又は小さくなっ
てしまうということであった。
本発明により形成された皮膜の硬化度が小さいものから
通常に硬化された皮膜は、熱可塑性的性質を示すが、こ
の熱可塑性的性質は硬化度を上げるにつれて減少してし
まうと考えられている。釘を打ち込んだり、ナツトをボ
ルトにネジ込んだりすることによって発生する摩擦熱に
よって、熱可塑性流動が生じて、これが硬化後に止め具
を固着させるのに役立つ。釘を打ち込んだ板から再び釘
を引き抜いた時、釘の皮膜に小さな木屑が付いていたの
を観察したという事実は、この理論を確認するものと思
われる。また、摩擦熱は、更に硬化を進め、止め具で締
めつけた後、熱可塑性が少なくなったと考えることもで
きよう。
観察されたこのような性質の工業的利用は、極めて興味
あることである。ネジ無の止め具、例えばスパイク、釘
、鋲、止め針、石工用錨などや、ネジ付止め具、例えば
、木ネジ、金属水などを打ち込む場合、先ず本発明によ
って自己析出された皮膜で被覆し、最小許容限度の時間
から通常又は平均時間の間の範囲で硬化しておくことに
よって、より強固な固締めを行うことができる。tmt
aネジとナツト、ボルトとナツト、膨張ボルト、ターン
バックルなどのようなネジ付の二部品または多部品止め
具は、本発明の自己析出された皮膜で相対する表面を被
覆し、最小許容限度の時間から通常又は平均時間の間の
範囲で硬化しておくことによって、自己緊縛性とするこ
とができて、締めナツト、締めワッシャ、先曲げナツト
などを使用せずにすますことができる。
本発明の被覆された止め具は、締め付は特性を強化する
に加えて、優れた耐蝕性をも示す、この止め具部品の固
着性強化という特性が要らない場合、つまり、ナツトと
ボルトが容易に取り外すことができることが望ましい場
合、これは、通常又は平均より長い時間から許容最長時
間までの範囲で本発明に従って硬化することによって達
成可能である。
〔発明の効果〕
以上のとおりであるが、本発明の効果をまとめると、本
発明の方法を使用することにより、大量の小寸法の部品
に欠陥のない有機皮膜を均一かつ能率的に形成させるこ
とが可能になり、しかも本発明は、バッチ操作にも連続
操作にも使用できるのである。
また、ネジのある部品例えばナツト、ボルトのような部
品に塗装すると厚さが不均一な皮膜ができたり、使いも
のにならなくなるほど厚い皮膜が形成され易く、結果と
してこのような皮膜は、ネジの谷を埋めたりネジの鋭い
エツジには塗料が付着しなかったりするものであるが〜
このような問題も、本発明の方法により回避することが
できるのである。すなわち、本発明は、均一かつ緊密な
皮膜をネジ付き部品等に形成させることができ、更にそ
の皮膜の硬化度を調節することにより、望みどおりの自
己緊縛性等を与えることができる、という優れた効果を
奏し、極めて有用である。
法の部品を被覆する際に用いられる機器の概略図分解図
であり、これら小さな寸法の製品が一つの処理工程から
次の処理工程へ移動されるときのこれらの部品の向きを
示している。
第3図は、複数の小さな部品を纏めて収納し、被覆組成
物に浸漬させる龍の斜視図である。
第4図は、本発明の他の実施例で使用するタンブラ−5
0を示す図である。
A・・・金属部品、2・・・ホッパー、4・・・ゲート
、6゜訃・・洗浄組成物、10.12・・・洗浄水、1
4.16・・・脱イオン水、18−・・被覆組成物(自
己析出組成物)、20・・・洗浄水、22・・・洗浄温
水、6”、8。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機皮膜形成剤を含有する自己析出組成物の溶液
    に複数の金属部品を接触させることによって、前記部品
    に一括して有機皮膜を形成させる方法において、 (A)前記複数の部品を互いに接触している状態で供給
    すること、 (B)前記組成物の浴に前記部品を浸漬するにあたり、
    前記組成物中において前記複数の部品が互いに接触しな
    い状態にすること、 (C)前記部品の表面全体に前記組成物を被覆するに十
    分な時間、前記組成物中において前記部品を互いに接触
    しない状態に保持し、連続皮膜の形に凝固する有機皮膜
    を前記部品に形成させること、 (D)前記被覆部品を前記組成物の浴から取り出すごと
    、及び、しかる後に、 (E−1)前記被覆部品を水洗して、均一な有機皮膜を
    形成すること、又は (E−2)前記被覆部品を互いに接触しない状態にして
    、均一な有機皮膜を形成すること、 の各工程を包含することを特徴とする、複数の金属部品
    に有機皮膜を形成する方法。
  2. (2)前記自己析出組成物が、樹脂として塩化ビニリデ
    ン系ポリマー又はアクリル樹脂と、活性化剤として弗化
    第二鉄及び/又は弗化水素酸とを含有する請求項1記載
    の方法。
  3. (3)前記部品の表面全体に少なくとも0.05ミルの
    自己析出皮膜が形成されるに十分な時間、前記部品が互
    いに接触しない状態で、自己析出組成物で処理される請
    求項1記載の方法。
  4. (4)底部及び側壁部を有する容器中の一纏めにした前
    記部品を前記組成物の浴に浸漬することを包含し、この
    際、一纏めにした前記部品と組成物とを接触させるため
    に前記容器の底部及び側壁部からは組成物が流入可能と
    し、十分な力を加え、部品を上方に動かしつつ、互いに
    他の部品から離すようにしながら、前記組成物中に前記
    容器を浸漬する請求項1記載の方法。
  5. (5)前記部品を前記組成物中に落下すること、該部品
    をコンベアーベルトの上に補集すること、及び被覆され
    た部品を前記コンベアーベルトの上に取り出すことを包
    含する請求項1記載の方法。
  6. (6)前記組成物中に浸漬されているタンブラーの中で
    前記部品を転動することによって、前記部品を被覆する
    ことを包含する請求項1記載の方法。
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