JPH0315024Y2 - - Google Patents

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JPH0315024Y2
JPH0315024Y2 JP18299884U JP18299884U JPH0315024Y2 JP H0315024 Y2 JPH0315024 Y2 JP H0315024Y2 JP 18299884 U JP18299884 U JP 18299884U JP 18299884 U JP18299884 U JP 18299884U JP H0315024 Y2 JPH0315024 Y2 JP H0315024Y2
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grip
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thickness
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は釣用リールのハンドルグリツプ、詳し
くは、釣用リールにおけるハンドルの先端部に支
持し、このハンドルを駆動するためのハンドルグ
リツプに関する。
(従来の技術) 一般に、スピニングリール、クローズドフエー
スリール、両軸受リールなどの釣用リールにおけ
るハンドルグリツプは、グリツプ本体と、該グリ
ツプ本体の一側から外方に延びて前記グリツプ本
体を前記ハンドルに支持する支持脚とにより形成
されわいる。
所で、此種ハンドルグリツプは、実公昭58−
6290号公報に記載されている如くグリツプ本体を
握持する手の例えば中指と薬指との間に前記支持
脚を挟み込んで、前記グリツプ本体を握り、この
握り状態でハンドル操作する場合と、前記支持脚
を挟み込むことなく、親指の指腹と鉤形に屈曲し
た人差し指の側面との間で前記グリツプ本体にお
ける前記支持脚の長さ方向と直交する二面を握
り、この握り状態でハンドル操作する場合とがあ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 所が、この従来のものは、グリツプ本体が断面
円形の中実に形成されているため、親指と人差し
指とでグリツプ本体における支持脚の長さ方向と
直交する二面を握つてハンドル操作する場合、該
グリツプ本体を握る親指及び人差し指が前記グリ
ツプ本体の握り部位にフイツトしなくて、これら
握る指が痛いばかりか、グリツプ本体の外周面に
沿つて滑り易い問題があつた。また、中指と薬指
との間に前記支持脚を挟み込んで、前記グリツプ
本体を握り、この握り状態でハンドルグ操作する
場合、握る指のグリツプ本体に対するフイツト性
が悪くて、握り心地がよくなかつたのである。
本考案は以上の点に鑑み考案したもので、目的
は、グリツプ本体を握る指のグリツプ本体に対す
るフイツト性を良好にできて、握り心地をよくす
ることができると共に、滑りにくくできるように
する点にある。
(問題を解決するための手段) しかして、本考案は、釣用リールおけるハンド
ルの先端部に支持するハンドルグリツプであつ
て、グリツプ本体と、該グリツプ本体を前記ハン
ドルに支持する支持脚と、前記グリツプ本体をほ
ぼ全長に亘つて覆う可撓性カバーとから成り、前
記カバーと該カバーに対向する前記グリツプ本体
との対向面間に、前記カバーの前記グリツプ本体
外面への弾性変形を許す空間を設けたものであ
る。
(作用) グリツプ本体をほぼ全長に亘つて覆う可撓性カ
バーと該カバーに対向する前記グリツプ本体との
対向面間に、前記カバーの前記グリツプ本体外面
への弾性変形を許す空間があるため、グリツプ本
体を握つてハンドル操作する場合、その握り力の
強さに対応して前記カバーを前記空間の範囲内で
グリツプ本体外面側に弾性変形させることができ
るのであつて、このカバーの弾性変形により、グ
リツプ本体を握る指のグリツプ本体に対するフイ
ツト性を良好にできて、握り心地をよくすること
ができると共に、滑りにくくできるのである。
(実施例) 以下本考案はハンドルグリツプの実施例を図面
に基づいて説明する。
図において、Aはスピニグリール、クローズド
フエースリール、両軸受リールなどの釣用リール
におけるハンドルBの先端に支持するハンドルグ
リツプであつて、このハンドルグリツプは、大略
円柱状のグリツプ本体1と、該グリツプ本体1の
長さ方向と直交する方向に延び、前記グリツプ本
体1と前記ハンドルBに支持する支持脚2と、前
記グリツプ本体1における外周面を覆う円筒状の
可撓性カバー3とから成り、前記グリツプ本体1
における前記支持脚2の長さ方向と直交する方向
の第1厚さH1を前記支持脚2の長さ方向と直交
する方向の第1厚H1を、前記支持脚2の長さ方
向と同方向の第2厚さH2より薄くするると共に、
前記グリツプ本体1を覆う前記カバー3の前記グ
リツプ本体1における厚さの薄い第1厚さH1
向の内面間長さH3を、前記グリツプ本体1にお
ける厚さの薄い第1厚さH1よりも長くして、前
記グリツプ本体1における厚さの薄い第1厚さ
H1方向の外面1a,1bとこれら外面1a,1
bを覆う前記カバー3との間に、該カバー3の前
記外面1a,1bへの弾性変形を許す空間4,5
を設けたのである。
以上の構成において、前記グリツプ本体1は、
その第2厚さH2方向の外面1c,1dを外膨ら
みの湾曲状に形成し、又、第1厚さH1方向の外
面1a,1bを平坦状に形成して、前記第1厚さ
H1を第2厚さH2より薄くし、この第1厚さH1
向の外面1a,1bと、円筒状に形成する前記カ
バー3の内周面との間に前記空間4,5を設け、
前記カバー3における前記第1厚さ方向の外面1
a,1bとの対向部位を握つたとき、第4図の如
くこのカバー3の握り部位が握る指の外面に沿つ
て前記外面1a,1b側に弾性変形するようにし
ている。
又、前記グリツプ本体1と、支持脚2とは独立
していて、グリツプ本体1には、該グリツプ本体
1における第2厚さH2方向に貫通する第1取付
孔11を設け、又、前記支持脚2には、その基端
外周にねじ部21を設けて、このねじ部21を前
記第1取付孔11に螺着するのである。
又、前記支持脚2は、先端外周に角形鍔22を
もち、基端外周に前記ねじ部21をもつた円筒状
に形成して、支持軸6を介して前記ハンドルBに
回転自由に支持するのである。
この支持軸6は、中間に大径部61を備え、一
端を、前記ハンドルBに設けられる取付孔に挿嵌
してカシメ止めし、又、前記大径部61より他端
側外周に前記支持脚2を回転自由に支持し、この
支持脚2より外方に突出した端縁をカシメ加工す
るのである。
また、前記ハンドルグリツプAには、前記グリ
ツプ本体1に、前記第1厚さH1方向に貫通する
第2取付孔12を設けて、前記支持脚2を前記第
1及び第2取付孔11,12に選択的に取付ける
ことができるようにしており、又、前記カバー3
に、前記支持脚2を覆う円筒状の筒部31を設け
て、前記支持脚2を挟み込んでグリツプ本体1を
握る場合、その握る指の痛みを小さくできるよう
にしている。
以上の如く構成したハンドルグリツプAは、支
持軸6及び支持脚2を介してグリツプ本体1をハ
ンドルBに回転自由に支持するのであり、又、魚
釣時、釣人がグリツプ本体1を握つて前記ハンド
ルBを駆動するのである。この握りは、例えば第
4図に示した如く親指と人差し指とで前記グリツ
プ本体1における厚さの薄い第1厚さH1方向の
外面1a,1bを握り、詳しくは、グリツプ本体
1を覆うカバー3における前記外面1a,1bと
の対向部位を握るのである。
しかして、前記グリツプ本体1は可撓性カバー
3で覆われていて、このカバーと前記グリツプ本
体1における厚さの薄い第1厚さH1方向の外面
1a,1bとの間には、前記カバー3の握り力に
よる前記外面1a,1b側への弾性変形を許す空
間4,5があるため、グリツプ本体1を握る握り
力の強さに対応して前記カバー3が第4図の如く
前記空間4,5の範囲内で握る指の外面に沿つて
弾性変形するのである。従つて、グリツプ本体1
を握る親指及び人差し指を常にうまくフイツトさ
せることができるのであり、しかもこの握る指の
滑りを防止できるのである。
又、グリツプ本体1と支持脚2とが独立してい
て、グリツプ本体1に、前記第1及び第2取付孔
11,12を設けることにより、前記支持脚2を
挟み込んでグリツプ本体1を握る使い方をしたい
場合、前記支持脚2を第1取付孔11から取外
し、前記グリツプ本体1をカバー3に対し90度反
転して前記支持脚2を第5,6図の如く前記第2
取付孔12に取付けることにより、前記第2厚さ
H2を第1厚さH1より薄くできると共に、このグ
リツプ本体1における厚さの薄い第1厚さH1
向の外面が、1c,1dと成り、これら外面1
c,1dと円筒状に形成する前記カバー3との間
に、該カバー3の前記外面1c,1dへの弾性変
形を許す空間4,5を形成することができるので
ある。従つて、支持脚2を挟み込む指の腹が前記
カバー3の前記空間4側部位と密接し、該カバー
3の空間4側部位が前記空間4の範囲内で前記挟
み込む指の外面に沿つて弾性変形してうまくフイ
ツトし、又、掌の親指側部位が前記カバー3の前
記空間5側部位と密接し、該カバー3の空間5側
部位が前記空間5の範囲内で前記掌における親指
側部位の外面に沿つて弾性変形してうまくフイツ
トするのである。従つて、支持脚2を挟み込んで
グリツプ本体1を握る使い方をする場合における
握り心地を良好にでき、単位時間当たりの手の疲
れを小さくすることができるのである。
又、前記グリツプ本体1と支持脚2とを独立し
て設けたことにより、前記カバー3のグリツプ本
体1への取付けを非常に容易に行なうことができ
るのである。
又、前記グリツプ本体1を取外す場合は、支持
脚2の角形鍔22を利用し、この角形鍔22にス
パナなどの工具を係止して支持脚2を支持軸6に
対し回転し、この支持脚2に対しグリツプ本体1
を螺退方向に相対移動させて、該グリツプ本体1
を取外すのである。
尚、以上の説明では、グリツプ本体1と支持脚
2とを独立させたが、一体に形成してもよい。
又、前記グリツプ本体1及びカバー3の形状は
特に限定されるものではない。又、前記支持脚2
は、支持軸6を介してハンドルBに支持する他、
直接回転自由に支持してもよいのであつて、この
支持脚2の形状も特に限定されるものでない。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、グリツプ本体と、該グリ
ツプ本体をハンドルに支持する支持脚と、前記グ
リツプ本体をほぼ全長に亘つて覆う可撓性カバー
とから成り、前記カバーと該カバーに対向する前
記グリツプ本体との対向面間に、前記カバーの前
記グリツプ本体外面への弾性変形を許す空間を設
けたから、グリツプ本体を握つてハンドル操作す
る場合、その握り力の強さに対応して前記カバー
を前記空間の範囲内でグリツプ本体外面側に弾性
変形させることができるのであつて、このカバー
の弾性変形により、グリツプ本体を握る手のグリ
ツプ本体に対するフイツト性を良好にできて、握
り心地をよくすることができると共に、グリツプ
本体に対し滑りにくくできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案グリツプの一実施例を示す断面
図、第2図は第1図−線断面図、第3図はカ
バーを省略した斜視図、第4図はグリツプ本体を
摘んだ状態を示す説明図、第5図乃至第7図は別
の実施例を示すもので、第5図は断面図、第6図
は第5図−線断面図、第7図は支持脚を挟み
込み、グリツプ本体を握持した状態の説明図であ
る。 1…グリツプ本体、2…支持脚、3…カバー、
4,5…空間、H1…第1厚さ、H2…第2厚さ、
11…第1取付孔、12…第2取付孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 釣用リールにおけるハンドルの先端部に支持
    するハンドルグリツプであつて、グリツプ本体
    と、該グリツプ本体を前記ハンドルに支持する
    支持脚と、前記グリツプ本体をほぼ全長に亘つ
    て覆う可撓性カバーとから成り、前記カバーと
    該カバーに対向する前記グリツプ本体との対向
    面間に、前記カバーの前記グリツプ本体外面へ
    の弾性変形を許す空間を設けたことを特徴とす
    る釣用リールのハンドルグリツプ。 (2) 支持脚がグリツプ本体の一側外方に突出して
    いると共に、前記グリツプ本体における前記支
    持脚の長さ方向と直交する方向の第1厚さと、
    前記グリツプ脚の長さ方向と同方向の第2厚さ
    との一方を他方に対し薄くし、かつ、前記グリ
    ツプ本体を覆う前記カバーの前記グリツプ本体
    における厚さの薄い厚さ方向の内面間長さを、
    前記グリツプ本体における厚さの薄い厚さより
    も長くして、前記グリツプ本体における厚さの
    薄い厚さ方向の外面と前記カバーとの間に、該
    カバーのグリツプ本体外面への弾性変形を許す
    空間を設けていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の釣用リールのハンド
    ルグリツプ。 (3) グリツプ本体と支持脚とが独立していると共
    に、前記グリツプ本体における第1厚さが第2厚さ
    よりも薄くなつていて、前記グリツプ本体には、該
    グリツプ本体における第2厚さ方向に前記支持脚を
    取付ける第1取付孔を備えていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第2項記載の釣用リールの
    ハンドルグリツプ。 (4) グリツプ本体と支持脚とが独立していて、前
    記グリツプ本体には、該グリツプ本体における
    第2厚さ方向と第1厚さ方向とに、前記支持脚
    を選択的に取付ける第1及び第2取付孔を備え
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第2項記載の釣用リールのハンドルグリツ
    プ。
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