JPH03150242A - セメント強化用炭素繊維 - Google Patents

セメント強化用炭素繊維

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JPH03150242A
JPH03150242A JP1286443A JP28644389A JPH03150242A JP H03150242 A JPH03150242 A JP H03150242A JP 1286443 A JP1286443 A JP 1286443A JP 28644389 A JP28644389 A JP 28644389A JP H03150242 A JPH03150242 A JP H03150242A
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JP
Japan
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carbon fiber
coupling agent
cement
carbon
aminosilane coupling
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JP1286443A
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Fujio Nakao
中尾 富士夫
Tatsuo Kubota
久保田 達雄
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Chemical Treatment Of Fibers During Manufacturing Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炭素繊維とセメントの均一な配合性と付着力
に優れ、セメント系複合材にした時に強度発現性の良好
な炭素*a:を提供するものである。
〔従来の技術〕
従来セメント類の水硬性粉体を用いた混練物は各種の建
築材料、土木材料に広く用いられている。このような混
練物を補強し、亀裂発生を防止するため、a雄材料を配
合することも行われてきた。しかし補強繊維として石綿
を用いることは、発癌性の点から好ましくなく、またガ
ラス繊維は耐アルカリ性が劣っているため、セメント中
でガラスtmm自体の強度が劣化するという欠点を持っ
ている。このため各種の有機繊維或いは耐アルカリガラ
ス等が強化材として検討されているが、有機繊維では耐
火性の点に問題があり、耐アルカリガラスに用いても、
セメント等のアルカリ性環境下では、長期間使用すると
強度が低下するという問題がある。そこで耐熱性、耐薬
品性に優れた炭素Pi維が注目されすると均一に分散し
にくく、さらに均一な分散を得るため強度に攪拌を行う
と、繊維の切断が起ったり、ファイバーボールと呼ばれ
る繊維の毛羽だまりができてしまい、補強材として充分
な効果管発揮し得なかった。
この問題を解決するため、a維補強材に界面活性剤を付
着させる方法(特開昭60−96554号)、炭素繊維
をスルホン化処理する方法(特開昭do−137111
60号)、セメントに減水剤を混入する方法(特開昭6
1−256646号)、炭素繊、IIIICラテックス
コーティングを行う方法(特開昭62−108755号
)、アルカリ金属またはアルカリ土金属の塩化物を混入
する方法(特開平1−141852号)、硫酸またはチ
オ硫酸塩を混入させる方法(特開平1−141853号
)等が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、炭素iaaのスルホン化処理は処理に長時間を
要し、また炭素繊維と各種の化合物を付着させる方法ま
たはセメントに化合物を混入させる方法は炭素繊維とそ
の化合物が反応しないので付着力の改善性に劣るという
問題点があった。
そこで本発明は上記従来の問題点に鑑み、炭素繊維とセ
メントの均一な分散性及び炭素繊維とセメントの付着力
を効率的にしかも効果的に解決した炭素繊維を提供する
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本発明の要旨は炭素繊維をアミノシランカップリ
ング剤処理したセメント用炭素繊維である。
本発明の炭素#]I維は、Iリアクリルニトリル(以下
PANと略記)またはピッチを主成分とするプレカーサ
ーを焼成し工なる弾性率s t/lK/以上、強度50
kliF/■2以上の炭素繊維であり、好ましくは弾性
率20 t/w”以上、強度100kl?/、。”以上
の炭素繊維である。
本発明のアミノシランカップリング剤は下記の一般式(
13であられされるものである。
YR811,−−−−−(1) こむでX#i、ケイ素原子に結合している加水分解基で
あり、04 ocas、 OOsH@1.00.H,O
CR,。
0000H,、N(ca、 )を等である。
ここでYRは、M馬0.H,,NH,C,H4NIII
O,H・。
MH,CONHOsH1等である。
一般式(1)で示される化合物の例としては、rーアミ
ノプロビルトリメトキシシラン、H−βー(アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリエトキシンラン、γ−ニ
レイドプロピルトリエトキシシラン等を挙げることがで
きる。
アミノシランカップリング剤は、炭素繊維表面の水酸基
と反応して炭素を11mと強固な結合をし且つアミノ基
によりセメントとの接着力を侭固なものにし、しかもア
ミノシランカップリング剤が水溶性であれば、炭素繊維
とセメントの分散性を改良する働きがある。
また炭素aIIliにアミノシランカップリング剤処理
した後界面活性剤を塗布しても良い。
界面活性剤は、セメント系スラリーに空気を連行シセメ
ントのツーカビリテイを増加させるム2剤(air−e
ntraining admixture)  K用い
られるアルキルベンゼンスルホン[1、アルキルスルホ
ン酸トリエタール等、またはセメント粒子を水中和分散
させやすくする分散剤(減水剤)に用いられるリグニン
スルホン酸塩、オキVカアルコール、アルキルベンゼン
スルホン酸ソーダ系のものをいう。
酸化処理を行ってbない炭素繊維表面には、通常、水酸
基が少ないが、炭素amの焼成の方法によっては(例え
ば、焼成温度を低くして製造する方法)、水酸基が多く
つbた炭素繊維を製造することができる。しかしPAl
i系炭素繊4” で炭素繊維の表面の水酸基は少なく、酸化処理を行って
表面に酸素官能基を導入する方がyランカップリング剤
と反応しやすい。
炭素繊維の酸化処理は、樹脂をマ) リツクスとする複
合材に使用される戻素繊1aK−般的に行れている空気
酸化処理方法、オゾン酸化処理方法、電解酸化処理方法
などで行うことができる。
アミノシランカップリング剤は、炭素繊維表面と反応さ
せるため、好ましくは[11〜towt4付着させるの
が良い。さらに好ましく#i115〜S wt憾付着さ
せるのが良い。
本発明の炭素繊維が対象とするセメントは、ポルトラン
ドセメント、白色タルトランドセメント、アルミナセメ
ント等の水硬性セメントである。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 引張り強度3soky/■2、引張り弾性率24t/w
as”のノンサイズの炭素繊維をr−ユレイドプロビル
トリエトキyyラン14水溶液に浸漬した。その後15
0℃、5分間で加熱処理した。
この炭素繊維を6鱈の長さにカットし、水/セメント/
メチルセルロース100150/α5重量比の混合物忙
加え混合した。この混合物を50X3Gcmの型枠に流
込み、成形した。養生は水中20℃1日、水中50℃2
日行った。仁のサンプルを4X1551に切断して曲げ
試験を行った。曲げ強度は1 フ 5 kg/ex”で
あった。
実施例2 表1に示す条件以外は、実施例1と同様の条件で成形し
たときの物性を表1に示す。
表   1 Vランカップリング剤      曲げ一度ト y−ア
ミノプロピルトリメトキンシラン  1 フ 0kp/
c/閂 プロピルトリハキVyラン   + 180    ■
〔効果〕 本発明は、炭素繊維を適正に処理することによってセメ
ントに配合したとき成形体の曲げ強度を大巾に向上せし
めるものであり、壁材、石綿セメント代替材料、構造材
料等の建築材料、土木材料として優れた性能を発揮する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素繊維をアミノシランカップリング剤処理したセ
    メント強化用炭素繊維 2、アミノシランカップリング剤が水溶性である請求項
    1記載の炭素繊維 3、処理する炭素繊維が酸化処理された炭素繊維である
    請求項1記載の炭素繊維
JP1286443A 1989-11-02 1989-11-02 セメント強化用炭素繊維 Expired - Lifetime JP2934886B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015031737A1 (en) * 2013-08-29 2015-03-05 Dow Corning Corporation Coated fibre and concrete composition comprising the same

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