JPH03149055A - 脱臭用充填材 - Google Patents

脱臭用充填材

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Publication number
JPH03149055A
JPH03149055A JP1288311A JP28831189A JPH03149055A JP H03149055 A JPH03149055 A JP H03149055A JP 1288311 A JP1288311 A JP 1288311A JP 28831189 A JP28831189 A JP 28831189A JP H03149055 A JPH03149055 A JP H03149055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
water
deodorant
sodium alginate
residual powder
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Pending
Application number
JP1288311A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kato
加藤 喜之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMENITETSUKU KK
Original Assignee
AMENITETSUKU KK
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Publication date
Application filed by AMENITETSUKU KK filed Critical AMENITETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ》産業上の利用分野 下水−原尿一産業排水処理施設などから発生する悪臭の
処理に用いられる脱臭用充填材に関する。
(口》従来の技術 泥炭を充填材とした脱臭技術は古くから西ドイツで普及
しており、また最近日本でも実用化されている。従来、
実用化されているものは天然の長繊維泥炭をそのまま充
填材として用いている。
(ハ》発明が解決しようとする問題点 生物脱臭装置に用いられる充填材の必要な要件は。
Φ圧密が小さく、圧力損失が低いこと。
■外表面積が大きく、微生物の担持量が多いこと。
■微生物に必要な栄養源を含んでいること。
0保水性に優れていること。
0晶質管理が容易で、価格が安C1こと。
以上の5条件を満たすとき、理想的な充填材と言えよう
− 現在用いら−れている天然の長繊維泥炭は、充填材とし
ての優れた特性を有する半面、圧密しやすく高い圧力損
失を生じる欠点がある。また天然のものであるため品質
管理が難しい欠点がある。
(二》問題点を解決するための手段 圧密、圧力損失が小さくかつ外表面積を大きくする方法
として、ペレット状・ハニカム状に成型することは極め
て容易に考えつく方法である。
短繊維泥炭を粘結剤なしにペレット状に成型することは
極めて容易に可能であるが、水分を吸収したときペレッ
ト形状が崩れ、圧密を生じる原因となる。また、粘結剤
の種顕によっては保水性に乏しく、微生物の成育に必要
な十分な水分の補給が困難となる。
以上の条件を考慮し、海藻の褐藻類から高純度のアルギ
ン酸ナトリウムを抽出・精製するときに発生する残査粉
末と水溶性粘結剤を混合し、水に溶かし水溶液となし、
当該水溶液中に短繊維泥炭を浸漬したのちエクストルー
ダ押出機にかけてペレット状に加工・成型することによ
って本発明の目的とする脱臭用充填材の供給が可能とな
る。
水溶性粘結剤としては、高純度に精製された市販のアル
ギン酸ナトリウム、ポリビニールアルコールやCMCな
と各種の粘結剤が利用できる。
アルギン酸ナトリウムを粘結剤として使用した場合は、
短繊維泥炭をエクストルーダでペレット状に成型した後
重景比で1%から2%のカルシウム成分を含む溶液たと
えば塩化カルシウム溶液、硫酸カルシウム溶液あるいは
石膏溶液などで洗浄ないし溶液中に浸漬することによっ
て粘結剤を不溶性にする必要がある。
さらにーアルギン酸ナトリウム抽出・精製時に発生する
残査粉末と水溶性粘結剤の混合水溶液中に粉末活性炭を
混合することによって製品の脱臭効果が−層高められる
ことは容易に考えられ、当然本発明の範囲に入れられる
ものである。
(ホ)作用 海藻の褐MWから高純度のアルギン酸ナトリウムを抽出
−精製する際に発生する残査粉末は粘結剤の一部として
、また微生物の栄養源とし、さらにペレット成型時の流
動剤として、さらには直接消臭・脱臭作用として働く。
とくに、当該残査粉末はメチルメルカプタンやアンモニ
アなど硫黄系−窒素系の両臭気成分に対し除去作用のあ
ることが知られており、粉末1ミリグラムで10ミリグ
ラムのメチルメルカプタンを除去できるという報告もさ
れている。
短繊維泥炭は微生物の担持体としての作用があり、ベレ
ット形状に成型することによって、圧密を防止し、大き
な外表面積を付与し、さらに品質管理を容易ならしめる
作用がある。
(へ)実施例 (1》脱臭用充填材の製作 市販の高純度アルギン酸ナトリウム粉末(君津化学工業
(株)製品、商品名キミツアルギン、グレードB3)7
0グラムとアルギン酸ナトリウム精製時の残査粉末(君
津化学工業(株)製品、商品名ラミガム、グレードに3
B)180グラムを混合し、当該混合粉末を水道水lO
リットルに溶解して得た水溶液中に8ミリ以上を取り除
いた短繊維泥炭5キログラムを一昼夜浸漬したのち、エ
クストルーダにて直径3ミリメートル長さ1センチメー
トルのペレットに成型したのち1%の塩化カルシウム溶
液中に浸漬し乾燥したものをサンプルとして実験に供し
た。
(2》 テストカラム及びテスト条件 ■テストカラム・−一直径5cmx高さ1m塩ビ製カラ
ム ■ベレ1ト充填量= 1 リットル ■エアポンプ容量: 毎分10リットル■カラム通風速
度: 毎分フリラトル スペースベロシティ−・−毎時420 ■処理対象ガス:団地下水処理場排気ガス■水補給量=
1日当たりloocc ■活性汚泥添加量:運転に先立ち下水処理場の沈澱池返
送汚泥を50cc充填材の上部より供給した。
団地下水処理場排気ガスの一部はエアポンプ(8)で吸
引され、流量調節バルブ(9)で通風量を毎分フリラト
ルに調節され、ガス流入ノズル(6)よりテストカラム
(1)に導かれた後、充填材受は厘(3)の上に充填さ
れた脱臭用充填材(2)を経て処理ガスノズル(7)よ
り糸外に排気される。一日に一度、蓋(5)をとりテス
トカラム上部より水道水100ミリリットルを供給する
とともに、ドレンバルブ(4)を開き、排水を除去した
。処理ガスノズル(6)より排気される処理ガスは臭気
袋に収集し分析に供した。
(3》 テスト結果 運転開始後、微生物が十分馴養された1ケ月後のテスト
結果を示す、尚、ガス分析はガス検知管を用いて行った
原奥硫化水素ガス濃度   処理ガス濃度平均0−5p
pm       検知せずWax   ローOpps 備考二使用検知管=(株)ガスチック製NO,4LT(
0,2〜logps)および同No−4LL(2−5〜
60pp−) (ト》  発明の効果 上述のごとく、篤繊維泥炭を高純度のアルギン酸ナトリ
ウムを抽出−wII!する際に発生する残査粉末と−混
合してペレット状に成型した脱臭用充填材は高い説奥性
能を達成し、微生物脱臭の充填材として必要な5つの条
件を満足することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実験に用いたテスト装置の断面フローシートを
示す。 1・¥テストカラム、2−・脱臭用充填材3・−充填材
受は皿、4・・ドレンパルプ。 5−・蓋、6・−ガス流入ノズル、7・−処理ガス排出
ノズル、8−・エアポンプ、9−一流量翼節バルプ 特許出願人  株式会社 アメニテフク代表者  加藤
喜之

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、海藻の褐藻類から高純度のアルギン酸ナトリウムを
    抽出・精製する際に発生する残査粉末と水溶性粘結剤を
    混合し水に溶解し水溶液となし、当該水溶液中に短繊維
    泥炭を浸漬したのちエクストルーダ押出機でペレット状
    に成型したことを特徴とした脱臭用充填材。
JP1288311A 1989-11-06 1989-11-06 脱臭用充填材 Pending JPH03149055A (ja)

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JP1288311A JPH03149055A (ja) 1989-11-06 1989-11-06 脱臭用充填材

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993014626A1 (fr) * 1992-01-31 1993-08-05 Kabushikikaisha Daiki Materiau de traitement d'excrements d'animaux et son procede de production
KR102071928B1 (ko) * 2018-11-12 2020-02-03 재단법인 농축산용미생물산업육성지원센터 방취제 조성물

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WO1993014626A1 (fr) * 1992-01-31 1993-08-05 Kabushikikaisha Daiki Materiau de traitement d'excrements d'animaux et son procede de production
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