JPH03148160A - 半導体変換装置の冷却構造 - Google Patents

半導体変換装置の冷却構造

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Publication number
JPH03148160A
JPH03148160A JP28677289A JP28677289A JPH03148160A JP H03148160 A JPH03148160 A JP H03148160A JP 28677289 A JP28677289 A JP 28677289A JP 28677289 A JP28677289 A JP 28677289A JP H03148160 A JPH03148160 A JP H03148160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
cathode
anode
anode side
gto
Prior art date
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Pending
Application number
JP28677289A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Komine
向峯 清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体変換装置、特にGTOサイリスタ 
(ゲートターンオフサイリスタ素子)が直列に接続され
てなる半導体変換装置の冷却構造に関する。
〔従来の技術〕
第2図は、従来の半導体変換装置の冷却構造例を示す断
面図であり、GTOサイリスタ素子:lと金属ブロック
2とを交互に積み重ねて半導体変換装置を構成し、金属
ブロック2に6個のヒートパイプ3のそれぞれの吸熱部
を埋設したものである。
ヒートパイプ3はGTOサイリスタ1のアノードIA側
のヒートパイプ3Aと、カソード1に側のヒートパイプ
3にとの2列にそれぞれ3個ずつ配列されている。第3
図は第2図におけるA方向より見た側面図であり、ヒー
トパイプ3はその吸熱部4が金属ブロック2に埋設され
、放熱部5は外気に放熱するフィン5Aを備えている。
第4図は、ヒートパイプ3が熱を移動させる原理を説明
するための断面図である。図において、金属円筒容器6
の内壁にはウィック7と呼ばれる層 (金網や焼結金属
、フェルトなどにより毛細管を形成する層)が張られ、
内部は真空状態でフロンなどの冷媒8が少量充填されて
あり、−万端の吸熱部4が加熱されると、内部の冷媒8
が蒸発しくこのとき周囲より蒸発熱を奪う)、他端の放
熱部5に向かって移動し、放熱部5では移動してきた冷
媒8が凝縮して液体となり (このとき、凝縮熱がフィ
ン5Aを介して周囲に放出される)、ウィフク7の層内
を毛細管現象によって伝わり元の吸熱部4に戻る。
このようにヒートバイブ3は、内蔵の冷媒8の循環によ
って大量の熱を高速に輸送することのできる優れた冷却
器であり、この冷却能力はヒートバイブの径や長さ、フ
ィン5Aの構成などによって異なる。CTOサイリスタ
素子1内で発生した損失は熱流となってアノードIAま
たはカソードIKを介して金属ブロフク2に流れ、さら
にヒートバイブ3を伝わって外気に放出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したような従来の装置は、ヒートバイブ3が同数ず
つ2列に分けられて金属ブロック2に埋設されている。
しかしながらGTOサイリスタ素子においてはアノード
IA側とカッーrIK側とで内部から発生してくる熱量
が異なるので、ヒートバイブ3^と3にとがそれぞれ均
等の熱量を放出処理していない。
第5図はGTOサイリスタ素子1の一例についての熱抵
抗を示す特性線図であり、横軸は通電したパルス電流の
時間幅、縦軸はGTOサイリスタ素子1内部で発生した
損失が熱流となってアノードIAまたはカソード1Kを
介して金属ブロック2に伝わるときの熱抵抗を示す。特
性曲vA9^、9にはそれぞれアノードLA、カソード
IKを介した側の熱抵抗を示し、アノーFIA側の方が
カソードIK側より伝熱しやすいことが判る。
一般のサイリスタ素子の場合は、アノード側とカソード
側とで熱抵抗にあまり大きな差異は認められないが、G
TOサイリスタ素子の場合は、カソード側において内部
でシリコン層と接している電極が幅の狭い多数に分割さ
れた短冊によって構成されているので、大容量のものに
なるとシリコン層と電極との接触面積がアノード側より
カソード側の方が小さくなり、従ってカソード側の方の
熱抵抗がどうしても大きくなる傾向が現れる。カソード
IK側の方がアノードIA側より発生熱量が少なくなる
ので、金属ブロック2のカッーFIK側とアノードIA
側とにおいて同し冷却能力を有していた従来の装置では
、カソードIKに近接する列のヒートバイブ3には、ア
ノードIAに近接する列のヒートバイブ3^より少ない
熱量の放散しか実行していなかった。
この発明の目的は、金属ブロックに取り付けられた複数
個のヒートバイブの放熱量がそれぞれ均等になるような
冷却構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明によれば、GTO
サイリスタ素子と金属ブロックとを交互に積み重ねて半
導体変換装置を構成し、前記金属ブロックに複数個のヒ
ートバイブのそれぞれの吸熱部を埋設したものにおいて
、GT○サイリスタ素子のアノード側とカソード側の熱
抵抗の比に逆比例するように、カソード側よりもアノー
ド側に多く前記ヒートバイブを配設してなるものとする
〔作用〕
この発明の構成によれば、GTOサイリスタ素子のアノ
ード側とカソード側の熱抵抗の比に逆比例するように、
カソード側よりもアノード側に多くヒートバイブを配置
したことにより、複数本のヒートバイブにはそれぞれ同
程度の熱流束が生じ、各ヒートバイブについて放熱量が
均等な冷却構造を構成することができる。
〔実施例〕
以下この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施例にかかる半導体変換装置の冷
却構造を示す断面図であり、それぞれの金属ブロック2
0に埋設された5個のヒートバイブ30のうち、アノー
ドIA側に近接する列に3個のヒートバイブ30Aを、
カソードIK側に近接する列に2個のヒートバイブ30
Kをそれぞれ配列している。
なお、従来の装置と同じ部分には同一参照符号を用いる
ことにより詳細な説明は省略する。
このように構成することによって、5個のヒートバイブ
30のそれぞれの放熱量がほぼ均等になるようにするこ
とができる。たとえば、第5図のような特性を有すGT
Oサイリスタ素子の場合、通電電流パルスの時間幅が0
.15のとき、カソード側、アノード側の熱抵抗は、そ
れぞれ0.0?、 0.05.(℃6一 /W)である。従来の装置においては、ヒートパイプ3
がカソード側、アノード側にそれぞれ3個ずつ配列され
ていたので、両列のヒートバイブ3K。
3Aは放熱量で0.07/ 0.05 = 1.4倍の
アンバランスが生じていた。一方、第1図の実施例では
、ヒートパイプ30は、カソードIK側に2個、アノー
ドIA側に3個配列したので、両列のヒートバイブ30
K。
30Aは放熱量で (0,07/3) / (0,05/2) = 0.9
3倍のアンバランス分しか生じないことになり、第2図
の従来の装置におけるカソードIKに近接する列のヒー
トパイプ3Kを1本減らしたとしても冷却性能は従来の
装置と比べてほとんど損なわれないことになる。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように、GTOサイリスタ素子のアノ
ード側とカソード側の熱抵抗の比に逆比例するように、
カソード側よりもアノード側に多く配置したので、それ
ぞれのヒートバイブの放熱量がほぼ均等な冷却構造を提
供することができ、さらにヒートパイプの数を少なくす
ることができるという効果が得られ、これに伴い半導体
変換装置全体の軽量化や経済性の確保がなされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例にかかる半導体変換装置の構
成を示す断面図、第2図は従来の半導体変換装置の構成
例を示す断面図、第3図は第2図におけるA方向より見
た側面図、第4図はヒートパイプが熱を移動させる原理
を説明するための断面図、第5図はGTOサイリスタ素
子の熱抵抗を示す特性線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)GTOサイリスタ素子と金属ブロックとを交互に積
    み重ねて半導体変換装置を構成し、前記金属ブロックに
    複数個のヒートパイプのそれぞれの吸熱部を埋設したも
    のにおいて、GTOサイリスタ素子のアノード側とカソ
    ード側の熱抵抗の比に逆比例するように、カソード側よ
    りもアノード側に多く前記ヒートパイプを配設してなる
    ことを特徴とする半導体変換装置の冷却構造。
JP28677289A 1989-11-02 1989-11-02 半導体変換装置の冷却構造 Pending JPH03148160A (ja)

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JP28677289A JPH03148160A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 半導体変換装置の冷却構造

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JP28677289A JPH03148160A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 半導体変換装置の冷却構造

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JPH03148160A true JPH03148160A (ja) 1991-06-24

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ID=17708849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28677289A Pending JPH03148160A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 半導体変換装置の冷却構造

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JP (1) JPH03148160A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7090001B2 (en) * 2003-01-31 2006-08-15 Cooligy, Inc. Optimized multiple heat pipe blocks for electronics cooling
JP2008311282A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp ヒートパイプ式冷却器
JP2012114466A (ja) * 2012-03-09 2012-06-14 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp ヒートパイプ式冷却器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008311282A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp ヒートパイプ式冷却器
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