JPH03147550A - 光磁気記録方法 - Google Patents

光磁気記録方法

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JPH03147550A
JPH03147550A JP28647289A JP28647289A JPH03147550A JP H03147550 A JPH03147550 A JP H03147550A JP 28647289 A JP28647289 A JP 28647289A JP 28647289 A JP28647289 A JP 28647289A JP H03147550 A JPH03147550 A JP H03147550A
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magneto
recording
light beam
magnetic layer
spot
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JP28647289A
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Nobuhide Matsubayashi
松林 宣秀
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光磁気記録媒体にオーバライド可能な光磁気記
録方法に関する。
[従来技術] 近年、情報に関連する産業の進展に伴い、扱われる情報
苗も増大化Jる傾向にある。このため、光学式ヘッド(
ピックアップ)を用いて光ビームの集光照射により、情
報を高密度に記録できる光学式情報記録再生装置が実用
化された。この光学式(情報)記録再生装置においてら
、浦人、書換え(TJ能な光磁気方式の装置が従来の磁
気方式の装置の代りに使用できるものとして注目される
これまでの光磁気方式の装置は、バイアス磁界を光磁気
記録媒体の磁化方向と反対向きに印加した状態で、光ビ
ームの集光照射により情報の記録を行い、記録情報を3
換えるには、バイアス磁界の向きを逆にした状態で再び
光ビームを照(ト)して、元の磁化方向に揃えた後でな
いと行えない。
このため、バイアス磁界を記録情報に応じて変調する磁
界変調方式等が提案されている。しかし、これらの方法
も各々欠点を有している。例えば磁界変調方式では、コ
イルのインダクタンスが大きくなり、従ってf4い周波
数での変調が困難になり、^い情報記録速度を実現する
ことができない。
このため、特開昭62−154347号公報の従来例で
は、第12図に示すような構造の光磁気記録媒体91を
用いて、オーバライI・可能な光磁気記録方法を開示し
ている。
この媒体91は、透明基板92の1主面上に光磁気記録
層93と非磁性層94と、バイアス磁性層95とを順次
被nし、更にこのバイアス磁性層95の上に保護層96
を積層被着したものである。
上記バイアス磁性層95は、室温から磁化が消失するキ
ューリ点の間で自発磁化の向きが反転する補償点を右す
るフェリ磁性体で構成される。
一方、光磁気記録層93は、上記補償点よりも高いキュ
ーリ点を有する磁性材で構成される。しかして、透明基
板92側から、記録信号でその強麿を変調した光ビーム
を集光照射することにより、光磁気記録層93の磁化を
反転あるいは非反転して情報を記録できるようにしてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来例は、1ビームにより光磁気記録層93及びバ
イアス磁性層95での温度を制御するため両層93.9
5を構成する材料に大きな制約が生じる。例えば光磁気
記録層93の磁化をバイアス磁性層95の磁化方向と反
対方向の磁化にする場合には、高レベル照射光で光磁気
記録層93の温度をキューリ点以上で、且つバイアス磁
性層95の温度を補償点以上にしなければならない(第
1の条件とする。)。
又、バイアス磁性層95の磁化方向と同一方向に磁化さ
せるには、低レベルの照射光で光磁気記録F193をキ
ューリ点近傍に、且つバイアス磁性層95の温度を補償
点以下にしなければならない(第2の条件とする。)。
例えば第1の条件の場合、バイアス磁性層95には光磁
気記録層93(及び非磁性層94)を透過した光ビーム
で加熱されると考えられるので、バイアス磁性1195
を補償点以上に加熱することが困難になる。これを緩和
するには、光磁気記録層93を構成する材質として光透
過率が大きいものが必要になったり、補償点が低い材質
でバイアス磁性層95を形成する等、材質に大きな制約
を課すことになってしまう。
逆に照射ビームのパワーを高くした場合には、光磁気記
録WJ93がキューリ点からかなりa潟になってしまう
ことが予想され、照射後に光磁気記録層93がキューリ
点以下になる時刻前にバイアス磁性1195が補償点以
下に下がってしまい、反転記録できなくなる可能性があ
る。
第1の条件について述べたが、さらに第2の条件を満た
さなければならないので、この従来例は記録条件を満足
することが困難になり、仮に満足できても高速度で記録
が可能になる条件とか、記録を確実に行うことができる
条件等を満たすことが困難になることが予想される。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、記録
媒体への制約が少なく、オーバライドによる記録を行う
ことができる光磁気記録方法を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決する手段及び作用] 本発明では断熱層を挟むように情報を保持する第1の磁
性体層と、この第1の磁性体層にバイアス磁界を与える
ためのもので、室温とキューリ温度との間に補償温度を
有するフェリ磁性体からなる第2の磁性体層とを設けた
光磁気記録媒体に対し、第1の磁性体層には第1の光ビ
ームのスポット照射によりキューリ温度近傍ないしはキ
ューリ温度以上に上昇させるように第1の光ビームの出
射パワーを設定すると共に、該第1の光ビームのスポッ
トと対向して、前記第2の磁性体層上に記録情報に応じ
て第2の光ビームを高レベルと零レベルを含む低レベル
とでスポット照射し、高レベルで照射された瞬間は補償
温度とキューリ温度との間になるように第2の光ビーム
のパワーを設定することにより、各磁性体層の材質にあ
まり制約されることなく、オーバライドで情報を記録で
きるようにしている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第6図は本発明の1実施例に係り、第1図
は第1実施例の方法で光磁気記録媒体に光を照射してい
る様子を示す図、第2図は第1実施例に係る光磁気記録
再生装置の構成図、第3図は第21i11性体層の温度
に対する磁化を示す特性図、第4図は第11it&性体
層の温度に対する磁化を示す特性図、第5図は再生モー
ド及び記録モードにお【ノる第1ビーム及び第2ビーム
の強度を示1説明図、第6図は記録する様子を示す説明
図である。
第2図に示すように第1実施例に係る光磁気記録再生装
置1は、スピンドルモータ2によって、回転駆動される
円板状光磁気記録媒体(以下、光磁気ディスクと記す。
)3の一方の面に対向して第1のヘッド、つまり記録再
生用ヘッド4が配設され、このヘッド4が搭載されたキ
ャリッジはV0V5等のヘッド移動(送り)機構にて光
磁気ディスク3の半径方向に移動できるようにしである
又、上記光磁気ディスク3の他方の面に対向して、第2
のヘッドつまりバイアス磁界生成(制御)用ヘッド6が
配設され、このヘッド6は可動棒(板)7を介してV2
V5に取付けられ、光磁気ディスク3の半径方向に移動
できるようにしである。
上記両VcM5.l、VCM制御回路9によって目標ト
ラック近傍にアクセスできるように制御される。
上記記録再生用ヘッド4は、次のような構成である。
レーザダイオード11で発光された光ビームはコリメー
タレンズ12によって、拡散する光ビームから平行ビー
ムにされた後、ビームスプリッタ13に入射され、一部
が透過して全反射ミラー14に入射され、全反射されて
対物レンズ15によって集光されて光磁気ディスク3に
照射され、第1のビームスポットが形成される。
この光磁気ディスク3で反射された光は、対物レンズ1
5、全反射ミラー14を経てビームスプリッタ13に進
み、一部が反射されて第2のビームスプリッタ16によ
り透過光と反射光とに分けられる。
反射光は副部信号(サーボ信号)の生成に用いられ、透
過光は再生モードにおける情報再生に用いられる。
即ち、反射光は第2図の紙面垂直方向に配設した臨界角
プリズム17を経て4分割の光検出器18で受光され、
この光検出器18の加減算処理した信号にてトラックエ
ラー信号及びフォーカスエラー信号が生成され、図示し
ない位相補償回路、ドライブ回路をそれぞれ経てレンズ
アクヂュエータを構成するトラッキング用コイル21、
フォーカシング用コイル22に供給され、対物レンズ1
5を経て光磁気ディスク3に照射される第1のビームス
ポットが目標トラックに追尾するトラッキング状態及び
光ビームスポットが最小となるフォーカシング状態とな
るように制御される。
一方、透過光は検出子23によって、磁気的カー効果に
よってカー回転した一方の偏光方向の光成分のみが透過
され、集光レンズ24によって集光され、光検出器25
にて受光され、光電変換したその出力信号を増幅及び2
値化16等して、光磁気ディスク3の磁化の向きに対応
した情報が再生される。
上記レーデダイオード11は、APC回路26によって
その光ビームの出射パワーが自動制御される。
このレーザダイオード11は、再生モードではその出射
パワーが小さく記録モードでは大きくなるように制御さ
れる。記録モードにおいても、出射パワーが記録するた
めの変調信号で変調されることなく、一定パワーで連続
点灯される。
一方、バイアス用ヘッド6は、第2のレーずダイオード
27の光ビームが第2の対物レンズ28により集光され
て光磁気ディスク3に照射され、第2の(ビーム)スポ
ットが形成される。
このレーザダイオード27は、記録モードで使用される
ものであり(従って、再生モードでは点灯されない。)
、この記録モードにおいてはLD変調回路29によって
記録情報に応じてパルス的に点灯/消灯(非点灯)する
ところで、光磁気ディスク3は第1図に示1゛ような構
造である。
透明基板31上に情報を記録保持するための第1磁性体
WJ(記録層)32が形成され、この第1磁性体1i1
32の上に断熱層33を介して前記第1磁性体に記録に
必要な磁界を供給するためのバイアス磁界を生成する第
2磁性体層(バイアス層)34が形成されている。
上記第111性体層32は、従来の光磁気記録媒体に用
いられている磁性体で構成できる。
又、上記第2磁性体層34はTb Fe Co等の希土
類遷移金Ji!(Rare earths−Trans
ition metal以下RE−TOと略記)膜より
なるフェリ磁性体で構成され、第3図に示すような特性
を示す。
この第3図は温度Tに対する磁化特性を示すもので、フ
ェリ磁性体を構成する2つの成分RE。
TMの各磁化MR、MTは互いに逆方向を向いており、
それぞれの磁化MR、MTが温度に対して異なった特性
を示すが、キューリ温度Tc2では各磁化MR、Mvは
消失づる。
この場合、室温Troomでは、磁化MR,M丁はMR
>MTであり、補償温度TCOIIlpではMR=MT
、補償渇瓜T compからキューリ温度Tc2の間で
はMR<Mvとなる。
従って、トータルの磁化Msは室温T room近傍の
温度(T < T comp)とTCoi+)< T 
< 7 c2の温度とでは向きが逆転する。第2磁性体
層34の温度を制mすることにより、その磁化1yls
を制御層ることができる。この磁化MSによる第1磁性
体層32への磁界をバイアス磁界として利用Jるバイア
ス層が形成されており、このバイアス磁界にJ、り記録
に必要な磁界を断熱層33を介して隣接する第1磁性体
層32に供給するようにしている。
一方、第11i性体層32を構成する磁性体は、例えば
第4図に示すように、キューリ温度Tel以下で磁化を
有するフェロ磁性特性のものを用いることができる。
このキューリ温度TC1は、第2磁性体層34を構成す
るフェリ磁性体のキューリ温度Tc2より高くても低く
ても良いし、その補償温度T compより高くても低
くても良い。(但し、室温よりは高い温度である。) 従って、従来例に比べて内磁性体層32.34を構成す
る材質に対する制約は非常に少ない。
上記断熱層33は、第1磁性体層32と第21n性体層
34とを熱的に分離できる熱抵抗が大きく、第2磁性体
1i!34の磁化による磁界を少い漏れで第1磁性体層
32に供給できる高透過率であるものが望ましいが、実
際上は通常の保護膜として用いられるSi O,Si3
N 4等の誘電体膜でも十分である。
尚、上記光磁気ディスク3は、第1m性体層32の透明
基板31側の面に、つまり第1ビームが照射される側の
面に同心円状又はスパイラル状トラック溝が形成しであ
る。
上記光磁気ディスク3に集光照射する記録再生用ヘッド
4による第1光ビームは、第1磁性体層32上にスポッ
ト状に照射され、その第1スポツト(もう1つのスポッ
トと区別J°るため第1スポツトと記す。)の径はフォ
ーカス制御手段により、回折限界近くまで絞り込まれ、
第5図に示づように再生時には低パワーによる連続照射
、記録時には高パワーで連続照射される。
記録時における高パワーでの第1スポツト照0]により
、第1磁性体層32におけるその照射部分は、該第11
1性体層32を構成する磁性体がぞのキューリ温度TC
I近傍ないしはキューリ温度T(1以上に加熱されるよ
うにレープダイオード11による光ビームのパワーが設
定される。再生時にはキューリ温度Te3近くにならな
い低パワーに設定される。
一方、記録時に使用されるバイアス用ヘッド6は、記録
時には情報信号に応対して第5図に示J゛ようにパルス
状に点灯/非点灯し、点灯時にJ3ける第2磁性体層3
4上の第2スポツ1〜照射部分は補償温度T CoII
Ill以上(但しキューリ温度Tc2以下)に加熱され
るように、レープダイオード27の出射パワーが設定さ
れている。
このバイアス用ヘッド6による第2磁性体層34に照射
された際の第2スポツトの径は、第1スポツト径に比べ
て十分大きくても良い。このため、第2図に示す装置1
では、焦点距離の長い対物レンズ28により、固定焦点
で光磁気ディスク3に集光照射している。焦点距離を長
くしているので1光磁気デイスク3に面ぶれがあっても
その影響をあまり受けないようにしている。(大ぎな面
ぶれがある光磁気ディスクの場合にはフォーカス制御を
行うようにすれば良い。) この第2スポツトの位置は、第1スボツ1〜位置に対向
する位置に形成されるように、バイアス用ヘッド6は半
径方向の位置制御がV2V5によって行われる。
この半径方向の位置制御においても、第2スポツトの径
は第1スポツトの径に比べて大きいので、回転の際に若
干のディスク偏心が存在しても、第1スポツトに対向1
6部分に第2スポツトが保持されることになり、ディス
ク偏心の影響は少ない。
上記第2スポツトの径を大きくできるので、第2磁性体
層34上でのこの第2スボツ1〜照射部分の磁化が反転
した面積を大きくでき、第1磁性体層32に必要とされ
るバイアス磁界の大きさを容易に実現できる。(これに
対し、従来例では記録層93にフォーカスされたビーム
スボッ1〜の透過光にJ、る加熱によりバイアス磁性層
95の磁化を生成するので、このバイアス磁性層95上
でのスポット面積は小ざいものに制約されるため必要と
されるバイアス磁界を得ることが困難になる可能性があ
る。) 上記光磁気ディスク3を用いた装置1によって、第1実
施例の方法により情報の記録を行う作用を以下に説明す
る。
この記録を行うに先だち、第2磁性体層34は予め一方
向に磁化が向くように揃えられる。(例えば、第1図に
示すように上向きとづる。)次に、V0V5.8を用い
て、情泪を記録サベき目標トラックに各ヘッド4.6を
粗移動させる。
この粗移動は、例えば図示しない外部スケール等にて行
う。この粗移動により、各ヘッド4.6は目標トラック
近傍に設定される。ヘッド4はさらにトラッキング用コ
イル21により、対物レンズ15を移動して精アクセス
するプロセスに移り、目標トラックにアクセスし、トラ
ッキングサーボ状−態になる。
しかして、第1のレーザダイオード11は、その第1ビ
ームの強度が大きくなるように第5図に示すように高い
パワーレベルで連続点灯し、その第1ビームは第1磁性
体層32上に微小な第1スポツトとなるように照射され
る。この照射により、照射部分は加熱される。
一方、第2のレーザダイオード27は、LD変調回路2
9からの記録情報に対応した変調信号が供給され、この
レーザダイオード27はパルス状に点灯/非点灯し、こ
の第2ビームが第2磁性体層34に照射され、第1スポ
ツトより大きな径の第2スポツトとなる。
この場合の様子を第6図に示ず。第6図(a)は例えば
第2のレーザダイオード27が点灯した状態(第6図の
例えば時刻tl>での第2磁性体層34に第2ビームス
ポツトが形成された状態を示し、第2磁性体FP134
におけるこの第2ビームスポット部分は補償温度Tco
mp以上に加熱されるので、この図(a)のように磁化
が反転づる(下向きとなる。)。反転したこの磁化によ
り、第1ビームが照射される第11a性体層32におけ
る第1ビームスポット部分には反転磁界(下向きの磁界
)が印加される。
この第1ビームスポット部分は、キューリ温度Tclな
いしはそれ以上に加熱されるの1で、第1ビームスポツ
トの位置が移ると温度が下がるので、キューリ温度1”
cl下になるに際し、上記反転磁界により第1磁性体層
32の第6図(a)で示した第1ビームスポット位置の
磁化は下向きになる。つまり第2のレーザダイオード2
7が高パワーで発光した場合、第1ビームが照射された
第1磁性体ff132部分は下向きの磁化に設定され、
その磁化状m;を保持する。一方、第2ビームが照射さ
れたことにより生じた反転磁化は第2ビームが消灯され
たり(第6図(b)に示す)、第2ビームが移動される
と補tf度Tcoa+p以下に下がるので、元の上向き
の状態に戻ることになる。
この場合、第1磁性体層32と第2磁性体居34とは断
熱1133により熱的に隔離されるので、相互の照射ス
ポットによる熱的影響は少ない。
一方、第2のレーザビーム27が非点灯した場合(例え
ば第5図の時刻t2)には、第6図(C)に示すように
第1ビームスポツトの部分には、第2磁性体層34から
上向きの磁界が印加されるので、第1ビームスポット位
置が移動した際のキューリ温度TC1以下に下がる時に
、上向きの磁化になり、その磁化状態を保持する。
従って、第2のレーザダイオード27への変調信号に対
応した該レーザダイオード27の点灯/非点灯に応じて
第1磁性体wa32に下向き/上向きの磁化を設定保持
できる。
上記第6図を参照して説明した記録方法において、第6
図(a) 、 (C)における第1ビームが照射される
前のその部分の磁化の向きはいずれであっても良く、第
2のレープダイオード27の点灯で下向き、非点灯で上
向きの磁化に一意的に設定できる。
従って、従来の磁気ヘッドで記録する場合と同様に、前
の磁化方向に無関係に(消去を行うことなり)、所望と
する情報に自換えることができる、いわゆるオーバライ
ドを行うことができる。
この実施例の方法によれば、消去を行うことなく記録情
報の書換えを行うことができるので、データを高速で記
録したりできる。
又、この方法においては、従来例のような2つの磁性体
層32.34の間で温度に対する磁化特性の制約は殆ど
ないし、各光ビームの出射パワーをそれぞれ独立的に設
定できるので、記録に適した条件で記録を行うことがで
きる。
尚、再生時の動作はバイアス用ヘッド6を用いないで、
バイアス磁界印加手段を備えた通常の光磁気装置と同様
であるのでその説明を省−略する。
第2図の装置1では、バイアス用ヘッド6を記録再生用
ヘッド4と別のV0V8で移動する構成にしであるが、
第7図及び第8図のような構造にして、V2V5を省く
こともできる。
この装置41では第2図の記録再生用ヘッド4に、第2
のレーザダイオード27及び第2の対物レンズ28′を
収納して光磁気ヘッド本体42を構成している。
上記第2の対物レンズ28′を経て出射される光ビーム
は光磁気ヘッド本体42の移動方向とは直交する平面内
で、且つ第1の対物レンズ15の光軸とも直交する方向
に出射され、この方向には第8図に示すようにほぼ口字
状の導光板43の一方の端面が対向配置されている。こ
の導光板43は、固定部材44によって装置筐体等に固
定されている。
上記導光板43は、対物レンズ28′により、集光され
た光を口字状に伝送し、光磁気ディスク3に対向する他
方の端面から出射し、対物レンズ15により集光照射さ
れる第1ビームスポット部分に対向する第2磁性体層3
4上に第2ビームスポツトになる。
しかして、光磁気ヘッド本体42が半径方向に移動する
と、対物レンズ28′から導光板43の一方の端面に照
射される光ビームの位置も等しい距離移動し、常時第1
ビームスポツトに対向する位置に第2ビームスポツトを
形成できるようにしである。この導光板43の幅(ディ
スク半径方向の長さ)は、光磁気ディスク3の最内周〜
最外周トラックをカバーできるようにしである。
上記対物レンズ28′は、導光板43を経て第2磁性体
層34上で所望とするスポット径となるように大きな焦
点距離に設定しである。この場合、焦点距離を非常に大
きく設定できるので、光磁気ディスク3の面ぶれとか、
光磁気ヘッド本体42が移動された場合におけるがたが
多少あっても、彰費されることが少ない。
上記第2のレーザダイオード27にはLD変調回路29
から記録すべき情報に対応した変調信号で発光すること
は第2図の場合と同様である。
この装置41を用いると、バイアス用ヘッドを独立で動
かす場合よりも可動機構を少なくできる。
以上述べたように、この発明の方法によれば、第1及び
第2磁性体層32.34を別々の光ビームを照射するの
で、各ビームのパワーを独立的に可変設定でき、これら
の設定により最適の記録条件ないしはこれに近い条件で
記録を行うことができる。
このため、記録ミスを少なくでき、且つ再生時において
も読み誤りの少ない再生を可能にする。
尚、第2のレーザダイオード27をパルス状に点灯/非
点灯づ゛る時の時間幅を点灯時と非点灯時とで、等しく
するものに限らず異なるレートに設定してら良い。
又、第2のレープダイオード27をパルス状に点灯/非
点灯Jるものに限らず、第9図に示すように出射パワー
を高レベルと低レベルとなるように切換えて磁化を下向
き/上向きにするようにしても良い。
又、第1のレープダイオード11の出射パワーも一定レ
ベルにづるものに限らず、記録情報に応じである程疾変
えるようにしても良い。又、高周波唄畳信号で断続的に
発光させるようにしても良い。
又、第7図及び第8図に示ず装v!141において、導
光板43の出射端面をff110図に示すようにシリン
ドリカルレンズ部51を設け、この出射端面から出射さ
れる第2ビームの断面形状を9511図のようにトラッ
クを横断する半径方向側が長軸となり、トラックの接線
方向が短軸となる長円形状となるようにしても良い。
尚、第2磁性体層34への光照射による湯度上界、下降
の速度は、熱伝導の良い多層膜構造にすることにより、
例えば6.n5ec以下で補償温度Troo+mとT 
C0IIp< T < T c2間で変調が可能にでき
、十分高速で情報の記録が可能になる。
尚、既存の光磁気記録媒体における片面記録用媒体にバ
イアス層となる第2磁性体層を形成1れば、本発明の光
磁気ディスクとして使用できる。
尚、光磁気記録媒体としてはディスク形状の乙のに限ら
ず、カード状のものでも良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、バイアス磁界を生成
する対2磁性体層に対して、情報記録用の第1磁性体層
に照射される第1光ビームとは異なる第2光ビームを用
いているので、内磁性体層の材質等の制約が少なく、記
録に適した条件でオーバライドによる記録を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は光磁気ディスクの構造を示す断面図、第2図は第1
実施例に係る光磁気記録再生装置の構成図、第3図は第
2磁性体層の温度に対づる磁化を示す特性図、第4図は
第1vfi性体層の温度に対りる磁化を示す特性図、第
5図は再生モード及び記録モードにお番ノる第1ビーム
及び第2ビームの強度を示1説明図、第6図は記録づる
様子を示す説明図、第7図は光磁気記録再生装置の他の
実施例を示す構成図、第8図は第7図の側面図、第9図
は第2磁性体層に照射される第2ビームの強度がパルス
状に高レベルと低レベルに切換えられる様子を示す説明
図、第10図は導光板の出o4端面にシリンドリカルレ
ンズ部を設けた光磁気記録再生装置の主要部を示づ側面
図、第11図はシリンドリカルレンズ部から出射された
第2光ビームによる照射スポット形状を示す説明図、第
12図は従来例の光磁気記録方法に係る光磁気記録媒体
を示す断面図である。 1・・・光磁気記録再生装置 3・・・光磁気ディスク
4・・・記録再生用ヘッド  6・・・バイアス用ヘッ
ド11・・・レーデダイオード 27・・・レーザダイオード 31・・・透明基板     32・・・第1磁性体層
33・・・断熱層      34・・・第2磁性体居
第 ■ 図 (bl 第 図 3皮 勇iモード 寡乙nモード 一関 第9図 第 0図 手続ネ…正書輸発) 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 断熱層を挟むように情報を保持する第1の磁性体層と、
    この第1の磁性体層にバイアス磁界を与えるためのもの
    で、室温とキューリ温度との間に補償温度を有するフェ
    リ磁性体からなる第2の磁性体層とを設けた光磁気記録
    媒体に対し、前記第1の磁性体層には第1の光ビームの
    スポット照射によりキューリ温度近傍ないしはキューリ
    温度以上に上界させるように前記第1の光ビームの出射
    パワーを設定すると共に、該第1の光ビームのスポット
    と対向して、前記第2の磁性体層上に記録情報に応じて
    第2の光ビームを高レベルと零レベルを含む低レベルと
    でスポット照射し、高レベルで照射された瞬間は補償温
    度とキューリ温度との間になるように前記第2の光ビー
    ムのパワーを設定することにより、前記光磁気記録媒体
    に情報を記録可能とする光磁気記録方法。
JP28647289A 1989-11-01 1989-11-01 光磁気記録方法 Pending JPH03147550A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100604027B1 (ko) * 1999-07-12 2006-07-24 엘지전자 주식회사 상변화 디스크 기록/재생 장치 및 기록/재생 방법
US9102047B2 (en) 2009-10-08 2015-08-11 Sung Chul Park Adjustable length adapter and multi-device with the same

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KR100604027B1 (ko) * 1999-07-12 2006-07-24 엘지전자 주식회사 상변화 디스크 기록/재생 장치 및 기록/재생 방법
US9102047B2 (en) 2009-10-08 2015-08-11 Sung Chul Park Adjustable length adapter and multi-device with the same

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