JPH0314668A - 経糸糊付方法およびそれに用いる装置 - Google Patents
経糸糊付方法およびそれに用いる装置Info
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- JPH0314668A JPH0314668A JP16731889A JP16731889A JPH0314668A JP H0314668 A JPH0314668 A JP H0314668A JP 16731889 A JP16731889 A JP 16731889A JP 16731889 A JP16731889 A JP 16731889A JP H0314668 A JPH0314668 A JP H0314668A
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、織物を得るための経糸を準備する方法および
それに用いる装置に関するものである。
それに用いる装置に関するものである。
(従来技術とその問題点)
従来より製織時における糸切等の事故を防止するために
、経糸に糊付作業を施すことが行なわれてきた。糊付さ
れた経糸を用いると、毛羽伏せにより表面が平滑になっ
ているので、製織時の摩擦が少なくなり、また経糸を形
成する繊維が互いに接着され糸の強度が増加しているの
で、製織時における糸切等の事故の発生を低下せしめる
ことができるのである。
、経糸に糊付作業を施すことが行なわれてきた。糊付さ
れた経糸を用いると、毛羽伏せにより表面が平滑になっ
ているので、製織時の摩擦が少なくなり、また経糸を形
成する繊維が互いに接着され糸の強度が増加しているの
で、製織時における糸切等の事故の発生を低下せしめる
ことができるのである。
そして経糸に糊付を施す装置としては、最近例えば第4
図に示すような熱風シリンダ乾燥糊付装置が多く使用さ
れている。この熱風シリンダ糊付装置を図面に基づき簡
単に説明すると、(101)はサイジングボックスで、
経糸(102) への糊付と糊絞りを行う。(103
).(104)はデバイディングロッドで、この2本の
ロンド間で糸捌きを行う。
図に示すような熱風シリンダ乾燥糊付装置が多く使用さ
れている。この熱風シリンダ糊付装置を図面に基づき簡
単に説明すると、(101)はサイジングボックスで、
経糸(102) への糊付と糊絞りを行う。(103
).(104)はデバイディングロッドで、この2本の
ロンド間で糸捌きを行う。
(105) は熱風乾燥室で、この室内の空間を通過
させることにより経糸の水分をSO%程度乾燥させる。
させることにより経糸の水分をSO%程度乾燥させる。
(108).(107).(10g).(109)は乾
燥シリンダで、これらの間を通過させることにより経糸
の残りの水分を乾燥除去させる。そして、乾燥された経
糸をヤーンビーム(図示せず)に巻き取るようにしてい
る。このようにして準備された経糸を製織機にかけ、緯
糸を織り込むことによって織物が得られる。
燥シリンダで、これらの間を通過させることにより経糸
の残りの水分を乾燥除去させる。そして、乾燥された経
糸をヤーンビーム(図示せず)に巻き取るようにしてい
る。このようにして準備された経糸を製織機にかけ、緯
糸を織り込むことによって織物が得られる。
しかしながら、上記経糸には、多くの毛羽があるため、
糸同士が絡みやすく、糊付後の糸捌き時、あるいは製織
時に糸切れが生じやすい。また、節糸部や上記絡まり部
に糊剤が多く付着して糊剤付着量が不均一となりやはり
トラブルの原因となりやすいという問題があった。
糸同士が絡みやすく、糊付後の糸捌き時、あるいは製織
時に糸切れが生じやすい。また、節糸部や上記絡まり部
に糊剤が多く付着して糊剤付着量が不均一となりやはり
トラブルの原因となりやすいという問題があった。
これらの問題点を解決するために、特開昭52−110
1183号公報には、糊付直後ロール面が粗面にして回
転すると同時に軸方向に微動往復する数本の繰り込みロ
ール間に糊付糸を通過せしめる工程と、熱風乾燥室のガ
イドロールにパイプレーシ冒ンを与えて糊付糸を微動さ
せながら乾燥せしめる工程を附加した糊付法が、また、
特開昭52−1444311号公報には糊付乾燥工程の
適宜ケ所で糸間隔を調整する事が可能なエクスパンシー
ン筬に糊付糸を通過せしめる工程を附加した糊付法等数
多く提案されているが、実施する装置の機構が複雑であ
るという問題があった。
1183号公報には、糊付直後ロール面が粗面にして回
転すると同時に軸方向に微動往復する数本の繰り込みロ
ール間に糊付糸を通過せしめる工程と、熱風乾燥室のガ
イドロールにパイプレーシ冒ンを与えて糊付糸を微動さ
せながら乾燥せしめる工程を附加した糊付法が、また、
特開昭52−1444311号公報には糊付乾燥工程の
適宜ケ所で糸間隔を調整する事が可能なエクスパンシー
ン筬に糊付糸を通過せしめる工程を附加した糊付法等数
多く提案されているが、実施する装置の機構が複雑であ
るという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、毛羽
に由来する糸切れを解消し、均質な糊付糸を製造しうる
簡単かつ効率的な経糸糊付方法とそれに用いる装置の提
供をその目的とする。
に由来する糸切れを解消し、均質な糊付糸を製造しうる
簡単かつ効率的な経糸糊付方法とそれに用いる装置の提
供をその目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成するために、本発明は、織物用経糸群
を糊付して乾燥するに際し、糊付機構直後に前記経糸を
ブラシ毛の間を接触通過させるブラッシング工程と、複
数の経糸走行方向の逆方向に回転する回転ロールの間を
接触通過させる工程と、デバイディングロッドを接触通
過させる工程とを設け、経糸を1本1本分離し毛羽伏せ
を行なうことを特徴とする経糸糊付方法を第1の要旨と
し、織物用経糸群の走行路に沿って、前記経糸に糊付を
行なう糊付手段と、表面に植設したブラシ毛で経糸表面
を押圧するブラッシングロールと、経糸の毛羽伏せを行
なう複数の回転押えロールと、経糸の糸捌きを行なうデ
バイディングロッドと、経糸の乾燥を行なう熱風乾燥室
と、経糸を直接巻きつけて乾燥する乾燥シリンダを順次
設け、前記ブラッシングロールを経糸の走行速度よりも
遅く回転せしめると共に該ブラッシングロールの下方部
をブラッシングロールケースの水に浸漬させ、更に前記
回転押えロールを経糸走行方行の逆方向に回転せしめる
ことを特徴とする経糸糊付装置を第2の要旨とする。
を糊付して乾燥するに際し、糊付機構直後に前記経糸を
ブラシ毛の間を接触通過させるブラッシング工程と、複
数の経糸走行方向の逆方向に回転する回転ロールの間を
接触通過させる工程と、デバイディングロッドを接触通
過させる工程とを設け、経糸を1本1本分離し毛羽伏せ
を行なうことを特徴とする経糸糊付方法を第1の要旨と
し、織物用経糸群の走行路に沿って、前記経糸に糊付を
行なう糊付手段と、表面に植設したブラシ毛で経糸表面
を押圧するブラッシングロールと、経糸の毛羽伏せを行
なう複数の回転押えロールと、経糸の糸捌きを行なうデ
バイディングロッドと、経糸の乾燥を行なう熱風乾燥室
と、経糸を直接巻きつけて乾燥する乾燥シリンダを順次
設け、前記ブラッシングロールを経糸の走行速度よりも
遅く回転せしめると共に該ブラッシングロールの下方部
をブラッシングロールケースの水に浸漬させ、更に前記
回転押えロールを経糸走行方行の逆方向に回転せしめる
ことを特徴とする経糸糊付装置を第2の要旨とする。
(作用)
上記のように、織物用経糸群を糊付機構に通し、その後
経糸をブラシ毛の間を接触通過させると、ブラシ毛が経
糸表面を梳かしつけるように作用し、経糸は糸同士が絡
みあって糸切れすることなく一本一本分離するようにな
るのである。また、複数の経糸方向の逆方向に回転する
回転ロールの間を接触通過させると、回転ロールが経糸
の毛羽を糊の中に伏せるように作用し、糊剤付着量が均
一となるのである。更に、デバイディングロッドを接触
通過させ経糸を二分割させることにより糸捌きが行なわ
れ、経糸の分離が確実に行なわれるようになるのである
。
経糸をブラシ毛の間を接触通過させると、ブラシ毛が経
糸表面を梳かしつけるように作用し、経糸は糸同士が絡
みあって糸切れすることなく一本一本分離するようにな
るのである。また、複数の経糸方向の逆方向に回転する
回転ロールの間を接触通過させると、回転ロールが経糸
の毛羽を糊の中に伏せるように作用し、糊剤付着量が均
一となるのである。更に、デバイディングロッドを接触
通過させ経糸を二分割させることにより糸捌きが行なわ
れ、経糸の分離が確実に行なわれるようになるのである
。
また、この発明の装置によれば、ブラッシングロールの
下方部をブラッシングロールケースの水に浸漬させてい
るので、ブラッシングロールのブラシ毛に付着した糊剤
は水で洗い落とされ、経糸に糊カスが発生しないのであ
る。
下方部をブラッシングロールケースの水に浸漬させてい
るので、ブラッシングロールのブラシ毛に付着した糊剤
は水で洗い落とされ、経糸に糊カスが発生しないのであ
る。
(実施例)
まず、この発明を実施する装置の一実施例を図面に基づ
いて説明すると、第1図は本発明の装置の概略側面図で
、(3)は糊付機構であり、該糊付機構(5)は調製さ
れた糊剤(9)が一定量貯蔵されたサイジングボックス
(5)と、ビームクリール(1)から送られてきた経糸
(1)を糊剤中に浸漬する浸漬ロール(6)と、経糸(
1)の余分な糊を搾る2対の搾りロール(7),(7′
)・(8) . <8′)とからなる。
いて説明すると、第1図は本発明の装置の概略側面図で
、(3)は糊付機構であり、該糊付機構(5)は調製さ
れた糊剤(9)が一定量貯蔵されたサイジングボックス
(5)と、ビームクリール(1)から送られてきた経糸
(1)を糊剤中に浸漬する浸漬ロール(6)と、経糸(
1)の余分な糊を搾る2対の搾りロール(7),(7′
)・(8) . <8′)とからなる。
(10)は第2図に示すように、ロール表面垂直方向に
均一のナイロン製のブラシ毛(10a) が植設され
たブラッシングロールであり、経糸(1)の走行速度よ
りも遅い速度で正回転(経糸走行方向に準ずる方向への
回転)し、糊付後の経糸(1)走行面に、そのブラシ毛
(10a)の毛先を押し付けるようになっている。また
、(It)はオーバーフロー口(15)まで水(12)
が貯蔵されたブラッシングロールケースである。
均一のナイロン製のブラシ毛(10a) が植設され
たブラッシングロールであり、経糸(1)の走行速度よ
りも遅い速度で正回転(経糸走行方向に準ずる方向への
回転)し、糊付後の経糸(1)走行面に、そのブラシ毛
(10a)の毛先を押し付けるようになっている。また
、(It)はオーバーフロー口(15)まで水(12)
が貯蔵されたブラッシングロールケースである。
(14).(15)は上記ブラッシングロール(1o)
通過後の経糸(1)の毛羽伏せを行なう回転押えロール
であり、経糸(1)の走行速度よりも遅い速度で経糸走
行方向の逆方向に回転する機構となっている。
通過後の経糸(1)の毛羽伏せを行なう回転押えロール
であり、経糸(1)の走行速度よりも遅い速度で経糸走
行方向の逆方向に回転する機構となっている。
(1G)は上記回転押えロール(14).(15)通過
後の経糸(1)の糸捌きを行なうデバイディングロッド
である。
後の経糸(1)の糸捌きを行なうデバイディングロッド
である。
(17)は経糸(1)の乾燥を行なう熱風乾燥室であり
、(20).(21),(22).(23).(24)
は経糸(1)を直接巻きつけて乾燥する乾燥シリンダで
ある。
、(20).(21),(22).(23).(24)
は経糸(1)を直接巻きつけて乾燥する乾燥シリンダで
ある。
(26).(27)は乾燥状態測定ローうであり、該測
定ローラ(2B),(27)で乾燥状態を検知し、乾燥
不良と過乾燥の場合操作パネル(図示せず)に警告ラン
プを表示する機構となっている。
定ローラ(2B),(27)で乾燥状態を検知し、乾燥
不良と過乾燥の場合操作パネル(図示せず)に警告ラン
プを表示する機構となっている。
また、(28)は経糸(1)表面へ平滑油剤(31)を
付与するアフタオイリング装置であり、該アフタオイリ
ング装II (28)は平滑油剤(31)が一定量貯蔵
されたオイリングボックス(3o)と、平滑油剤(31
)を経糸(1)に付与する回転ロール(29)とからな
る。
付与するアフタオイリング装置であり、該アフタオイリ
ング装II (28)は平滑油剤(31)が一定量貯蔵
されたオイリングボックス(3o)と、平滑油剤(31
)を経糸(1)に付与する回転ロール(29)とからな
る。
(52)は糊付を終えた経糸を巻取るヤーンビームであ
る。また、(4) . (4’) . (18).(1
9).(25) .(33).(34).(35)はガ
イドロールである。
る。また、(4) . (4’) . (18).(1
9).(25) .(33).(34).(35)はガ
イドロールである。
次に上記の装置を用いて実施する本発明方法の実施例を
説明する。
説明する。
先ず、ビームクリール(2)に所要本数巻かれたビーム
をセットする。一方サイジングボックス(5)に供給す
る糊剤(9)を調製する。糊剤(9)としては、糸捌き
の優れたポバール系糊剤と平滑油剤を併用することが好
適である。上記ポバール系糊剤としては市販品であるエ
ルバノールT25(デュポン社製)やPVA−1 1
7 (クラレ社製)等があげられ、上記平滑油剤として
は市販品であるローゲルP−80(平安油脂化学工業社
製)やソルビルワックス8H−46(ユシロ化学工業社
製)があげられる。また、上記糊剤と油剤を混合した混
合糊剤の濃度は、6〜town%程度に設定することが
好適である。更に、オイリングボックス(30)に供給
する平滑油剤(31)を調製する。上記平滑油剤(31
)としては市販品であるソルゾール8F−P(平安油脂
化学工業社製)があげられる。
をセットする。一方サイジングボックス(5)に供給す
る糊剤(9)を調製する。糊剤(9)としては、糸捌き
の優れたポバール系糊剤と平滑油剤を併用することが好
適である。上記ポバール系糊剤としては市販品であるエ
ルバノールT25(デュポン社製)やPVA−1 1
7 (クラレ社製)等があげられ、上記平滑油剤として
は市販品であるローゲルP−80(平安油脂化学工業社
製)やソルビルワックス8H−46(ユシロ化学工業社
製)があげられる。また、上記糊剤と油剤を混合した混
合糊剤の濃度は、6〜town%程度に設定することが
好適である。更に、オイリングボックス(30)に供給
する平滑油剤(31)を調製する。上記平滑油剤(31
)としては市販品であるソルゾール8F−P(平安油脂
化学工業社製)があげられる。
この状態で駆動装ffi(図示せず)を駆動すると、経
糸(1)は糊付機構(3)のサイジングボックス(5)
で糊付され、続いて余分に付着した醐が搾りロール(7
),<i)− (8) . (11’)によって搾取さ
れる。この様にして適宜の糊剤が付着した経糸(1)は
、正回転するブラッシングロール(10)上を通るため
、一本一本経糸が分離するようになる。次に5個の回転
押えローラ(14).(15)間を通るため、経糸(1
)の毛羽は糊材(9)中に伏せられ、経糸(1)には糊
剤(8)が均一に付着した状態すなわち第3図のように
なる。その後経糸(1)は毛羽が伏せられ、糊材(3)
が均一に付着した状態で、次にデバイディングロッド(
16)に送られ経糸(1)の分離が確実に行なわれ、熱
風乾燥室(17)と、乾燥シリンダ(20).(21)
.(22).(2!).(24)とで乾燥され、次に平
滑油剤(31)が付与され、ヤーンビーム(52)に巻
取られるのである。
糸(1)は糊付機構(3)のサイジングボックス(5)
で糊付され、続いて余分に付着した醐が搾りロール(7
),<i)− (8) . (11’)によって搾取さ
れる。この様にして適宜の糊剤が付着した経糸(1)は
、正回転するブラッシングロール(10)上を通るため
、一本一本経糸が分離するようになる。次に5個の回転
押えローラ(14).(15)間を通るため、経糸(1
)の毛羽は糊材(9)中に伏せられ、経糸(1)には糊
剤(8)が均一に付着した状態すなわち第3図のように
なる。その後経糸(1)は毛羽が伏せられ、糊材(3)
が均一に付着した状態で、次にデバイディングロッド(
16)に送られ経糸(1)の分離が確実に行なわれ、熱
風乾燥室(17)と、乾燥シリンダ(20).(21)
.(22).(2!).(24)とで乾燥され、次に平
滑油剤(31)が付与され、ヤーンビーム(52)に巻
取られるのである。
次に具体例をあげて、本発明をさらに詳細に説明する。
具体例
第1図に示す経糸糊付装置を用い、下記の条件で糊付を
行なった。
行なった。
経糸:ウール100% 2/72番手、経糸本数 74
26本 糊剤:エルバノールT−25 10.Q%(デュポン
社WA) ソルビルワックス8H−48 0.6%(ユシロ化学
工業社製) ノイポールE−181 0.15% (制電防止剤、互応化学工業社製) 条件:N1液温度 70℃ 加工速度 26m/分 乾燥温度 熱風乾燥室 第1ゾーン120℃第2ゾーン
70℃ 乾燥シリンダ 85℃ 糊付着量二〇〜7% 上記により得られた糊付後の経糸を用いスルザー織機に
掛け、次の条件で製織した。
26本 糊剤:エルバノールT−25 10.Q%(デュポン
社WA) ソルビルワックス8H−48 0.6%(ユシロ化学
工業社製) ノイポールE−181 0.15% (制電防止剤、互応化学工業社製) 条件:N1液温度 70℃ 加工速度 26m/分 乾燥温度 熱風乾燥室 第1ゾーン120℃第2ゾーン
70℃ 乾燥シリンダ 85℃ 糊付着量二〇〜7% 上記により得られた糊付後の経糸を用いスルザー織機に
掛け、次の条件で製織した。
織物:ウール100% 平織物
経糸:総本数 6600本
筬道中 70インチ
緯糸= 60 本/インチ
製織効率は85%で、従来の第4図に示す経糸糊付機で
糊付を施した経糸を使用した場合に比較し約5%向上し
た。
糊付を施した経糸を使用した場合に比較し約5%向上し
た。
尚、上記経糸糊付機において、経糸(1)への糊剤(3
)の付着量は、乾燥後の付着重量が6重量%程度になる
よう設定することが好適である。したがって、上記付着
量を達成するよう糊付条件を調整することが望ましい。
)の付着量は、乾燥後の付着重量が6重量%程度になる
よう設定することが好適である。したがって、上記付着
量を達成するよう糊付条件を調整することが望ましい。
また、ブラッシングロール(10)の速度は、周速が経
糸の糸速の1/4〜1/6 程度になるよう設定するこ
とが好適である。このように糸速とブラッシングロール
(10)の周速に落差を設けることにより、ブラッシン
グロール(10)のブラシ毛(10a)による経糸への
梳かし付け作用を強調することができる。ただし、経糸
の種類、経糸の糸速等との関係から、ブラッシングロー
ル(10)の回転方向を、経糸走行方向に対し逆回転と
なるよう設定することもできる。
糸の糸速の1/4〜1/6 程度になるよう設定するこ
とが好適である。このように糸速とブラッシングロール
(10)の周速に落差を設けることにより、ブラッシン
グロール(10)のブラシ毛(10a)による経糸への
梳かし付け作用を強調することができる。ただし、経糸
の種類、経糸の糸速等との関係から、ブラッシングロー
ル(10)の回転方向を、経糸走行方向に対し逆回転と
なるよう設定することもできる。
更に、回転押えロール(14).(15)の速度は、回
転数がブラッシングロール(10)の回転数の1〜1/
2程度になるように設定することが好適である。この回
転数に落差を設けることにより、回転押えロール(14
),(15)の毛羽伏せ作用を強調することができる。
転数がブラッシングロール(10)の回転数の1〜1/
2程度になるように設定することが好適である。この回
転数に落差を設けることにより、回転押えロール(14
),(15)の毛羽伏せ作用を強調することができる。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば簡単かつ確実に糸
同士の絡みを防止することができ、また毛羽を伏せるこ
とができ、更に糊材を均一に付与できるので、糊付時及
び製織時の糸切れが減少し、生産性の向上という効果を
奏する。
同士の絡みを防止することができ、また毛羽を伏せるこ
とができ、更に糊材を均一に付与できるので、糊付時及
び製織時の糸切れが減少し、生産性の向上という効果を
奏する。
さらに製織時糊落ちが少ないため、得られた織物の風合
は滑らかであり、高級品が得られるという効果も奏する
。
は滑らかであり、高級品が得られるという効果も奏する
。
第1図は本発明の経糸糊付装置の側面図、第2図はブラ
ッシングロールを示す斜視図、第δ図は本発明の経糸糊
付方法により得られる経糸の断面図、第4図は従来の経
糸糊付装置の側面図である。 符号の説明 (1)・・・経糸、 (5)・・・糊付機構
、(10)・・・ブラッシングロール、 (14).(18)・・・回転押えロール、(18)・
・・デバイディングロッド、(17)・・・熱風乾燥室
、 (2G).(21).(22).(25).(24)・
・・乾燥シリンダ、(28)・・・アフタオイリング装
置、(32)・・・ヤーンビーム。
ッシングロールを示す斜視図、第δ図は本発明の経糸糊
付方法により得られる経糸の断面図、第4図は従来の経
糸糊付装置の側面図である。 符号の説明 (1)・・・経糸、 (5)・・・糊付機構
、(10)・・・ブラッシングロール、 (14).(18)・・・回転押えロール、(18)・
・・デバイディングロッド、(17)・・・熱風乾燥室
、 (2G).(21).(22).(25).(24)・
・・乾燥シリンダ、(28)・・・アフタオイリング装
置、(32)・・・ヤーンビーム。
Claims (2)
- (1)織物用経糸群を糊付して乾燥するに際し、糊付機
構直後に前記経糸をブラシ毛の間を接触通過させるブラ
ッシング工程と、複数の経糸走行方向の逆方向に回転す
る回転ロールの間を接触通過させる工程と、デバイディ
ングロッドを接触通過させる工程とを設け、経糸を1本
1本分離し毛羽伏せを行なうことを特徴とする経糸糊付
方法。 - (2)織物用経糸群の走行路に沿って、前記経糸に糊付
を行なう糊付手段と、表面に植設したブラシ毛で経糸表
面を押圧するブラッシングロールと、経糸の毛羽伏せを
行なう複数の回転押えロールと、経糸の糸捌きを行なう
デバイディングロッドと、経糸の乾燥を行なう熱風乾燥
室と、経糸を直接巻きつけて乾燥する乾燥シリンダを順
次設け、前記ブラッシングロールを経糸の走行速度より
も遅く回転せしめると共に該ブラッシングロールの下方
部をブラッシングロールケースの水に浸漬させ、更に前
記回転押えロールを経糸走行方向の逆方向に回転せしめ
ることを特徴とする経糸糊付装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080789 | 1989-03-01 | ||
JP1-50807 | 1989-03-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314668A true JPH0314668A (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=12869042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16731889A Pending JPH0314668A (ja) | 1989-03-01 | 1989-06-29 | 経糸糊付方法およびそれに用いる装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0314668A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4965080A (en) * | 1989-01-31 | 1990-10-23 | Fuji Oil Company Limited | Process for producing tofu-like food |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825384A (ja) * | 1971-08-09 | 1973-04-02 | ||
JPS52110953A (en) * | 1976-03-11 | 1977-09-17 | Koushirou Hoshina | Starching and drying method of weaving thread |
JPS59144671A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-18 | 桑村繊維株式会社 | 紡績糸の経糸糊付毛羽伏せ方法並びにその装置 |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP16731889A patent/JPH0314668A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825384A (ja) * | 1971-08-09 | 1973-04-02 | ||
JPS52110953A (en) * | 1976-03-11 | 1977-09-17 | Koushirou Hoshina | Starching and drying method of weaving thread |
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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