JPH03146669A - CVD装置におけるHclガス流量の測定方法及び制御装置 - Google Patents

CVD装置におけるHclガス流量の測定方法及び制御装置

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JPH03146669A
JPH03146669A JP27984389A JP27984389A JPH03146669A JP H03146669 A JPH03146669 A JP H03146669A JP 27984389 A JP27984389 A JP 27984389A JP 27984389 A JP27984389 A JP 27984389A JP H03146669 A JPH03146669 A JP H03146669A
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JP
Japan
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flow rate
reactor
hcl gas
temperature
temp
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JP27984389A
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Naoto Tate
楯 直人
Katsuhiko Miki
克彦 三木
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Shin Etsu Handotai Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Handotai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、CVD装置におけるHclガス流量の測定方
法及び制御袋こに関する。
(従来の技術) CVD装置(気相成長装置)でのエピタキシャル気相成
長工程におけるSiウェーハ及び反応炉内のクリーニン
グは、通常、キャリアガスとしてのH2ガス中に無水H
clガスを1〜50%Vo1Mol添加して行なわれる
。尚、この場合のSiのエツチングレートは0.05〜
10uLm/min程度となる。
ところで、Hclガス流量の制御は、積層欠陥の低減や
不純物プロファイルの安定化等、製品の品質の点におい
て重要であるばかりか、コストの低減や炉内に収容され
るサセプタの保護の点からも重要である。
而して、従来のCVD装置においては、反応炉へのHc
fLガス供給ラインにマスフローコントローラーや流量
計を設け、これらマスフローコントローラーや流量計に
よってHcJ2ガスの流量制御を行なっていた。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の流l制御方法においては、H
clガスか水分と反応してゲル化し、このためにHcJ
lガス供給ラインに設けられたマスフローコントローラ
ーや流量計に詰まり等が生じてこれらの精度か低下し、
Hclガスの流量制御を正確に行なうことができなくな
る虞かあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、Hclガス流量を常に正確に測定、制御する
ことができるCVD装置におけるHclガス流量の測定
方法及び制御装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、反応炉内にH2ガス及
びHclガスを供給しながら、反応炉内にセットされた
Siウェーハの表面に膜を気相成長させるCVD装置に
おいて、前記Hclガスの流量を変えて前記反応炉の一
部の温度を計測して温度−Hclガス流量のキャリブレ
ーションカーブを作成し、反応炉の一部の温度を計測し
て前記キャリブレーションカーブからそのときのHcl
ガス流量を求めるようにしたことをその特徴とする。
又、本発明は、CVD装置のHcJlガス供給ラインに
設けられた流量制御手段と、前記反応炉の一部に取り付
けられた温度センサーと、該温度センサーの検出温度に
よって前記流量制御手段を制御するコントローラーを含
んでHclガス流量の制御装置を構成したことをその特
徴とする。
(作用) CVD装置の反応炉内でのHclエツチングにおけるS
iとHclガスとの反応は吸熱反応であり、反応炉への
Hclガスの供給量か増える程、反応炉内での吸熱量が
多くなって炉内温度が下がる。従って、Hclガス流量
と炉内温度との間には一定の相関かあり、本発明方法の
ようにHclガス流量を変えて反応炉の一部(例えば、
フランジ部)の温度を計測して温度−Hclガス流量の
キャリブレーションカーブを作成しておけば、反応炉の
一部(キャリブレーションカーブを作成するときに計測
した位置と同位置)の温度を計測すれば、キャリブレー
ションカーブからそのときのHcfLガス流量を正確に
求めることかできる。
又1本発明に係る制御装置においては、温度センサーに
よって検出された温度がキャリブレーションカーブから
得られる成る設定流量に対する設定温度に一致するよう
にコントローラーによって流量制御手段を制御すれば、
流量制御手段の精度とは無関係にHclガス流量をこれ
か設定流量に一致するよう常に正確に制御す、ることか
できる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るHe交ガス流量制御装置の構成を
示すブロック図、第2図は温度−Hclガス流量のキャ
リブレーションカーブを示す図である。
第1図において、1はCVD装置であって、これは石英
製の反応炉(ベルジャ)2を有し、該反応炉2内にはカ
ーボン製のサセプタ3が上方より回転自在に吊り下げら
れて収納されており、該サセプタ3内には温度センサー
シース4が上方より臨んでいる。又、サセプタ3の斜面
には複数枚のSiウェーハW・・・かセットされている
そして、反応炉2はその外周をランプ型のヒーター5に
よって被われいる。
ところで1反応炉2内にはH2ガス供給源6゜HcfL
ガス供給源7からH2ガス供給ライン8゜Hclガス供
給ライン9を経てH2ガス、Hclガスがそれぞれ供給
され、これらのH2ガス、Hclガス及び反応ガスは排
気ラインlOから反応炉2外へ排出される。尚、H2ガ
ス供給ライン8とHclガス供給ライン9は途中て合流
している。
而して、上記H2ガス供給ライン8とHclガス供給ラ
イン9の各々には、マスフローコントローラー(MFC
)11.12及びバルブ13゜14かそれぞれ設けられ
ている。
一方、反応炉2の下端に取り付けられたステンレス製の
フランジ部15には熱電対等の温度センサー16が取り
付けられており、該温度センサーエ6はA/Dコンバー
ター17を経てコントローラー18に電気的に接続され
ており、コントローラー18はHclガス供給ライン9
に設けられた前記マスフローコントローラー12に接続
されている。又、A/Dコンバーター17には温度セン
サー16にて検出される温度をデジタル表示する表示装
置19か接続されている。
而して、反応炉2内に反応ガス供給管から反応ガスを供
給し、H2ガス供給ライン8、Hclガス供給ライン9
からそれぞれH2ガス、Hclガスを供給しながら、ヒ
ーター5によって反応炉2を加熱すると、これの内部に
収容されたサセプタ3及びこれにセットされたSiウェ
ーハW・・・が所定の温度に加熱され、Siミラニーへ
−・・の各表面には所要のCVD膜か形成される。
ところて、反応炉2内てのHcnエツチングにおいてS
iとHclガスとは次の化学式で表わされる反応を起こ
す。
si+ 2Hcl−+ 5ic12+ H2+ 7.4
にcal/mol上式より明らかなように、SlとHc
lガスとの反応は吸熱反応てあり、反応炉2へのHcl
ガスの供給量か増える程、反応炉2内ての吸熱酸が多く
なって炉内温度が下がる。従って、HcfLガス流量と
炉内温度(又は、炉内の一部の温度二本実施例ではフラ
ンジ部15の温度)との間には一定の相関かある。
そこて、本実施例では、Hclガス流量を80SLMと
し、Hcnガス流量を0〜50voJ%の範囲で変えて
反応炉2のフランジ部15の温度を温度センサー16に
て測定し、温度−Hclガス流量のキャリブレーション
カーブを作成した。その結果を第2図に示すが、同図の
キャリブレーションカーブより、Hclガス流量の増加
に反比例してフランジ部15の温度が下がることがわか
る。
上記のようなキャリブレーションカーブか作成されると
、反応炉2内で実際の反応が行なわれているときに、温
度センサー16によってフランジ部15の温度を計測す
れば、キャリブレーションカーブからHclガス流量を
リアルタイムに求めることかてきる。即ち、例えば表示
装置19に表示されたフランジ部15の温度がTてあっ
たとすると、第2図に示すように温度Tから水平に引い
た線かキャリブレーションカーブと交わる点pから垂線
を立て、この垂線が横軸と交わる点の目盛を読めば、そ
のときのHclガスの流rMQを正確に求めることかで
きる。
次に、Hclガス流量の制御について述べる。
温度センサー16によって検出された反応炉2のフラン
ジ部15の温度(アナログ値)TはA/Dコンバーター
17によってデジタル化されてコントローラー18に入
力される。
コントローラー18には第2図に示すキャリブレーショ
ンカーブのデータか予め記憶されており、このキャリブ
レーションカーブによってHclガスの設定流量Q。に
対する設定温度T。
を求めることかてきる。
而して、コントローラー18は入力された検出温度Tと
設定温度T。どの差(ΔT=To−T)を算出し、この
差ΔTに応じた制御信号をマスフローコントローラー1
2に出力する。
マスフローコントローラー12はコントローラー18か
らの制御信号を受けてΔ丁=0(即ち、検出温度Tか設
定温度Toに一致する)ようにHcJlガス流量Qを調
整する。具体的には。
ΔToo (To>T)の場合にはHclガス流量流量
子り、ΔT<O(To<T)の場合にはHclガス流量
Qを増やす。
斯くて、Hclガス流量Qは設定流量Q。に−致せしめ
られるか、本実施例てはHclガス流量流量子め求めら
れた温度とHclガス流量との相関(第2図に示すキャ
リブレーションカーブ)に基づいて制御されるため、マ
スフローコントローラー12の精度とは無関係にHcJ
lガス流量Qの制御が正確になされる。又、キャリブレ
ーションカーブの作成に用いた温度センサー16を用い
る限り、該温度センサー16の精度とも無関係にHcl
ガス流量流量圧確に制御される。
更に1本実施例に係る制御装置は反応炉の型式を問わな
いため、例えば第3図に示す横型反応炉22、第4図に
示すパンケーキ型反応炉32を有するCVD装置に対し
ても適用でき、前述の効果と同様の効果を得ることかで
きる。尚、第3図及び第4図においては第1図に示した
と同一要素には同一符号を付しており、これらの図に示
す制御装置においても、温度センサー16は反応炉22
.32の各フランジ部15に取り付けられている。
(発明の効果) 以上の説明で明らかな如く本発明によれば、CVD装置
の反応炉内におけるSiとHclガスとの反応が吸熱反
応であることに着目し、反応炉の一部の温度とHclガ
ス流量間に成立する相関を求め、この相関に基づいて測
定温度からHclガス流量を求めるようにしたため、H
clガス流量を正確に測定し、且つ制御することかでき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係るHclガス流量制御装置の構成を
示すブロック図、第2図は温度−He文ガス流量のキャ
リブレーションカーブを示す図、第3図及び第4図は別
タイプの反応炉に本発明に係るHclガス流量制御装置
を適用した実施例を示す構成図である。 1−CV D装置、2,22.32−・・反応炉。 3・・・サセプタ、6−H、ガス供給源、7・・・Hc
交ガス供給源、8−H、ガス供給ライン、9・・・Hc
lガス供給ライン、11,12−・・マスフローコント
ローラー(流量制御手段)、15−・・フランジ部(反
応炉の一部)、16−・・温度センサー18−・・コン
トローラー、W・・・Siウェーハ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応炉内にH_2ガス及びHclガスを供給しな
    がら、反応炉内にセットされたSiウェーハの表面に膜
    を気相成長させるCVD装置において、前記Hclガス
    の流量を変えて前記反応炉の一部の温度を計測して温度
    −Hclガス流量のキャリブレーションカーブを作成し
    ,反応炉の一部の温度を計測して前記キャリブレーショ
    ンカーブからそのときのHclガス流量を求めるように
    したことを特徴とするCVD装置におけるHclガス流
    量の測定方法。
  2. (2)反応炉内にH_2ガス及びHclガスを供給しな
    がら、反応炉内にセットされたSiウェーハの表面に膜
    を気相成長させるCVD装置に設けられる装置であって
    、Hclガス供給ラインに設けられた流量制御手段と,
    前記反応炉の一部に取り付けられた温度センサーと、該
    温度センサーの検出温度によって前記流量制御手段を制
    御するコントローラーを含んで構成されることを特徴と
    するCVD装置におけるHclガス流量の制御装置。
JP27984389A 1989-10-30 1989-10-30 CVD装置におけるHclガス流量の測定方法及び制御装置 Pending JPH03146669A (ja)

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