JPH0314552A - β―ヒドロキシルニトリル誘導体の製造方法 - Google Patents

β―ヒドロキシルニトリル誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPH0314552A
JPH0314552A JP1147970A JP14797089A JPH0314552A JP H0314552 A JPH0314552 A JP H0314552A JP 1147970 A JP1147970 A JP 1147970A JP 14797089 A JP14797089 A JP 14797089A JP H0314552 A JPH0314552 A JP H0314552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
groups
compound
cobalt
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1147970A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Mukoyama
向山 光昭
Shigeru Isayama
諌山 滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP1147970A priority Critical patent/JPH0314552A/ja
Publication of JPH0314552A publication Critical patent/JPH0314552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 次に本発明について具体的に説明する。
本発明者は、α,β一不飽和二トリルとカルボニル化合
物の反応を種々の触媒を用いて検討していたところ、全
く新規な反応を見出し、本発明に至った。
まず、本発明の製造方法で触媒として使用されるコバル
ト錯体について説明する。
本発明で使用されるコバルト錯体は、β−ジカルボニル
化合物のコバルト錯体であり、このコバルト錯体は次式
[I]で表わすことができる。
・・ [I] 上記式[I]において、RI R3 R4およびR5は
、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜10の低級ア
ルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリールア
ルキル基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニ
ル基およびカルバモイル基よりなる群から選ばれる原子
若しくは基を表わし、R およびR6は、それぞれ独立
に、炭3 素数1〜10の低級アルキル基、アリール基、アリール
アルキル基およびシクロアルキル基よりなる群から選ば
れる基を表わす。
上記の低級アルキル基は、炭素数1〜10,好ましくは
l〜6のアルキル基であり、このアルキル基は、直鎖状
であっても分岐を有していてもよい。このようなアルキ
ル基の具体的な例としては、メチル基、エチル基、n−
プロビル基、イソプロビル基、n−ブチル基、sec−
ブチル基、1−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基、nヘプチル基、n−オクチル基、
イソオクチル基及びn−ノニル基を挙げることができる
。これらの低級14 アルキル基のうち、RR2 R  およびR5として好
ましいアルキル基は、炭素数■〜6のアルキル基、特に
エチル基、n−ブチル基、1−ブチル基、イソプチル基
、n−ヘキシル基であり、R3およびR6として好まし
いアルキル基は、炭素数■〜6のアルキル基、特にエチ
ル基、n−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、n
−ヘキシル基である。
また、シクロアルキル基の具体的な例としては、シクロ
ヘキシル基、シクロペンチル基、シクロl\プチル基、
シクロオクチル基を挙げることができる。なお、上記の
ように、シクロアルキル基はシクロアルキル環に置換基
を有していてもよい。
1 これらのシクロアルキル基のうち、R  R24 R およびR5として好ましいシクロアルキル基は、1
−メチルシクロペンチル基、1−メチルシクロヘキシル
基、4−{−プチルシクロヘキシル基であり、3 R およびR6として好ましいシクロアルキル基は、1
−メチルシクロベンチル基、1−メチルシクロヘキシル
基である。
上記アリール基は、芳香族環上の水素原子が、ハロゲン
原子等の他の原子、あるいは置換基等で置換されていて
もよく、このようなアリール基の具体的な例としては、
p−プロモフエニル基等のハロゲン化フエニル基、ナフ
チル基、フエニル基の他、以下に記載する式(1)〜(
14)で表わされる基を挙げることができる。
さらに、アリールアルキル基としては、次式で表わされ
る基を挙げることができる。
ただし、上記式において、Rは水素原子若しくはアルキ
ル基を表わし、mは0〜3、好ましくは0〜1の整数で
あり、nは1〜4、好ましくは1〜3の整数である。ま
た、上記式における芳香族環上の水素原子がハロゲン原
子等の他の原子、あるいは置換基で置換されていてもよ
い。
これらの基の具体的な例としては以下に記載する式(1
5)〜(33)で表わされる基を挙げることができる。
これらのアリール基のうち、RI R2 R4およびR
5として好ましいアリールアルキル基は、式(23)、
(24)、(25)、(26)、(27)、(28)、
(39)、(30)、(31)、(32)および(33
)で表わされる基である。
さらに、アルコキシカルボニル基としては、次式で表わ
される基を挙げることができる。
CHO−C− p  2p+l   ,, O ただし、上記式において、pは、1〜6の整数を表わす
。このようなアルコキシカルボニル基の具体的な例とし
ては、メトキシ基、エトキシ基、璽−プロボキシ基; アルコキシ基が、n−プトキシ基およびn−ペントキシ
基であるアルコキシカルボニル基を挙げることができる
。これらのアルコキシ力ルボニル基の1  2  4 うち、R  ,R  ,R  及びR5として好ましい
基は、アルコキシ基が、メトキシ基、エトキシ基、プロ
ポキシ基およびプトキシ基であるアルコキシカルボニル
基である。
また、カルバモイル基は、次式で表わすことができる。
14 ただし、上記式において、R およびR15は、それぞ
れ独立に、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル
基のうちから選択される原子若しくは基を表わす。さら
に、R およびRl5が共同し14 て環を形威していてもよく、この場合、−0−−S− 
 −NR”(ただしRl6は低級アルキル基若しくは水
素原子である)、あるいは、−N=を介してR および
Rl5が連結され環を形威して14 いてもよい。
なお、ここで低級アルキル基およびシクロアルキル基と
しては、上記例示した基を挙げることができる。
このようなカルバモイル基の具体的な例としては、ジメ
チルアミノ力ルバモイル基、メチルアミノカルバモイル
基、ジエチルアミノカルバモイル基、ジプロピルアミノ
カルバモイル基、メチルエチルアミノカルバモイル基、
ピペリジノカルバモイル基、ピペラジノカルバモイル基
、モルフォリノカルバモイル基、エチルアミノ力ルバモ
イル基、シクロヘキシルアミノカルバモイル基およびシ
クロヘキシルエチルアミノカルバモイル基等を挙げるこ
とができる。
これらのカルバモイル基のうち、式[I]におけるR,
RR  およびR5として好ましい1     2  
   4 基は、ジエチルアミノカルバモイル基、ピペリジノ力ル
バモイル基、ピペラジノカルバモイル基およびモルフォ
リノ力ルバモイル基である。
1  2  4 これら式[I]におけるRR,R  およびR5は、同
一であっても異なっていてもよい。
さらに、R3とR6とは同一であっても異なっていても
よい。
本発明において、上記式[I]で表わされるコバルト錯
体の内、特に優れた触媒活性を示す化合物としては、次
式[ I−1]、[ I−2]で表わされる化合物であ
る。
・・・ [ I −1] 16    17 ただし、上記式[ I−1]において、RRR18およ
びR19は、それぞれ独立に、メチル基、9−プロビル
基、See−ブチル基、1−プチル基、n−ペンチル基
等の低級アルキル基;フェニル基、メトキシフエニル基
のような置換もしくは非置換のアリール基; シクロヘキシル基のようなシクロアルキル基;水素原子
; のうちのいずれかの基、若しくは原子であることが好ま
しい。
さらにR およびR26は、それぞれ独立にメトキ25 シ基、エトキシ基、IeC−ブチル基および(一ブチル
基等の低級アルコキシ基; メチル基、エチル基等の低級アルキル基であることが好
ましい。
上記のような式[I]で表わされる化合物のうち、本発
明で使用される触媒として特に好ましい化合物は、以下
に示される式(50)〜(71)で表わされる化合物で
ある。
(50) ビス(3,7−ジメチル−4.6−ノナンジ
オナト)コバルト(I[) ・・・ [ I −2] 24    2G ただし、上記式[ 1−2]において、RR27   
  26’ R およびR  は、それぞれ独立に、メチル基、エチ
ル基、sec−プチル基およびトブチル基等の低級アル
キル基であることが好ましく、(50−1)  ビス(
 2. 2. 6. 6−テトラメチル35−へプトジ
オナト)コバルト(II)(51)  ビス(l,3−
ジシクロへキシル−1.3ープロパンジオナト)コバル
ト(n) (50−2)  ビス(2.6−ジメチル−3,5−へ
プトジオナト)コバルト (n) (52)  ビス( 2, 2, 8. 8−テトラメ
チル−4,6ノナンジオナト)コバルト(n) ・・・ (50−2) ・・・ (5 2) (5 3) ビス (2.4−ヘキサンジオナト) コバ (5 5) ビス (4 4−ジメ チルー1一 フエニル ルト (II) ー1 3 ペンタンジオナト) コバルト (n) ・・・ (5 3) (5 4) ビス [I,3−ビス (4−メ トキシフエニ ・・・ (5 5) ル) −1 3ー プロパンジオナト] コバルト (n) (5 6) ビス(2 4一 ノナンジオナト) コバル ト (n) (5 7) ビス (2 2−ジメチル−3 5一 ヘキサン (5 9) ビス (l−フエニル ■ 3一 プタンジオ ジオナト) コバルト (If) ナト) コ ノく ノレ ト (II) (6 0) ビス (アセチルアセトナト) コバル (5 8) ビス [4 6−ノナンジオナト) コバル ト (m) ト (n) ・・・ (6 0) ・・・ (5 8) (6 1) ビス (l一エトキシカルボニル−1 3− (6 3) ビス (1−メ トキシカルボニル ■ 3 ブタンジオナト) コバル ト (II) ブタンジオナト) コバルト (II) (6 2) ビス (1−ローブトキシカルボニル−4 4 0 ジメチル−1 3 ペンタンジオナト) コバル ト ・・ (6 3) (II) (6 4) ビス (1−メ トキシカルボニル−4 4− ジメチル−1 3−ペンタンジオナト) コバルト (n) 0 ・・・ (6 2) O ・・・ (64ノ (6 5) ビス (1 エトキシカルボニル−4 4ー (6 7) ビス (2−アセチルーl− フエニル−1.3 ジメチル 1 3−ペンタンジオナト) コバルト (n) −ペンタンジオナト) コバルト (II) (6 6) ビス (1 n−プロボキシカルボニル (6 8) ビス (2−メ トキシカルボニル 1 3− ー4 4− ジメチル−1 3−ペンタンジオナト) コバル ブタンジオナト) コバル ト (II) ト (n) ・・・ (6 8) 0 ・・・ (6 6) (69) ビス(2−エトキシカルボニル−1,3ーブ
タンジオナト)コバルト(II) (71)  ビス(2−ロブトキシカルボニル−1.3
−ブタンジオナト)コバルト(II) (70) ビス(2−see−プトキシカルボニル−1
.3−ブタンジオナト)コバルト(n)・・・ (7 
0) ・・・ (7 l) なお、このようなβ−ジカルボニル化合物のコバルト錯
体は、水和物あるいは塩であってもよい。
本発明におけるβ−ジカルボニル化合物のコバルト錯体
との表現は、β−ジカルボニル化合物のコバルト錯体の
水和物および塩をも包含するものとする。
上記のようなβ−ジカルボニル化合物のコバルト錯体は
、例えば以下に示すように、得ようとする錯体の配位子
に対応するジカルボニル化合物若しくはこの塩が分散も
しくは溶解されているアルコール溶液あるいは水溶液に
、撹拌下に、水酸化ナトリウム水溶液を滴下し、次いで
この溶液に塩化コバルトのようなコバルト化合物を添加
することにより得ることができる。
化合物は、上記のようにして対象性を有するコバルト錯
体を2種類以上用意し、この2種類以上のコバルト錯体
を混合し、例えばトルエン等の反応溶媒の存在下に還流
することにより製造することができる。以下に上記のよ
うな反応の例を示す。
β−ジカルボニル化合物とコバルト化合物との反応は、
通常は反応液のpH値を8〜12の範囲内のアルカリ性
に調整して行われる。この反応は、通常0〜50℃の反
応温度で、0.1〜2時間で終了する。
上記のようにして製造されたコバルト錯体は、前述の式
[I]において、通常は、コバルト原子i  4  2
  5 を対称点として、R とRR  とR 1およびR3と
R6とが同一の基である化合物である。
本発明のコバルト錯体は、上記のように対称性を有する
化合物であってもよいが、対称性を有していなくともよ
く、このような対象性を有しない上記のようにしてコバ
ルト錯体を製造する際に使用されるβ−ジカルボニル化
合物としては、上記のようなコバルト錯体を形成しつる
化合物であれば特に制限なく使用することができる。こ
のようなβ−ジカルボニル化合物の具体的な例としては
、 3.7−ジメチル−4.6〜ノナンジオン、1.3−ジ
シクロヘキシル1.3−プロパンジオン、2, 2, 
B. It−テトラメチル−4,6−ノナンジオン、1
,3−ブタンジオン、 +,3−ヒス(4−メトキシフエニル) −1 3−プ
ロパンジオン、 1−ペンタフルオ口フェニル−1.3−ブタンジオン、
4,4−ジメチル−1−ペンタフルオロフエニル−1,
3ペンタンジオン、 4.4−ジメチル−1−フェニルー1.3−ペンタンジ
オン、 1−(4−プロモフエニル)−4.4−ジメチル−13
−ベンタンジオン、 2,4−ノナンジオン、 2,2−ジメチル−3.5−ヘキサンジオン、4.6−
ノナンジオン、 1−エトキシ力ルボニル−1,3−ブタンジオン、un
−プトキシ力ルボニル−4,4−ジメチル−1,3ペン
タンジオン、 I−n−メトキシカルボニル−4.4−ジメチル−13
−ブタンシオン、 l−メトキシカルボニル−1,3−ブタンジオン、I−
メトキシカルボニル−4.4−ジメチル−1,3−ペン
タンジオン、 1−エトキシカルボニル−4,4−ジメチル〜I3−ペ
ンタンジオン、 un−プロポキシカルボニル−4,4−ジメチル−13
−ペンタンジオン、 2−エトキシカルボニル−1−フエニルー1.3−ブタ
ンジオン、 3−エトキシカルボニル−2.4−ペンタンジオン、2
−アセチルー1−フエニルー1.3−ブタンジオン、2
−メトキシメチレンアセト酢酸メチルエステル、2−エ
トキシメチレンアセト酢酸メチルエステル、2−メトキ
シメチレンアセト酢酸sec−ブトキシエステル 2−1−ヒドロキシメチレンアセト酢酸−l−プチルエ
ステル、 +, 1. 1− トリフルオロ−5−(4−メチルフ
エニル)−2,4−ペンタンジオン、 1, l,i }リフルオ口−5−(4−メトキシフエ
ニル)−2.4−ペンタンジオン、 および 1−フエニル−1,3−プロパンジオンを挙げることが
できる。これらのβ−ジカルボニル化合物は単独で、あ
るいは組み合わせて使用することができる。
上記のようなβ−ジカルボニル化合物と共に本発明のコ
バルト錯体を製造するために使用されるコバルト化合物
に特に制限はないが、本発明で使用することができるコ
バルト化合物としては、たとえばCoCj’2等の無機
コバルト化合物およびCo  (CH3Coo)2等の
有機コバルト化合物を挙げることができ、これらのコバ
ルト化合物は、単独であるいは組み合わせて使用するこ
とができる。
このβ−ジカルボニル化合物とコバルト化合物との反応
は、水中で行なうこともできるが、水とアルコールとの
混合溶媒中で反応させることが好ましい。本発明におい
て使用する反応溶媒中における水とアルコールとの重量
比率は、通常10:90−100:0の範囲内にある。
本発明において用いられるα,β一不飽和二トリル化合
物は、次式[n]で表すことができる。
89 ただし、式[I]において、R  ,R  およびRl
0は、それぞれ独立に、水素原子若しくは炭素数1〜1
0、好ましくは1〜4の低級アルキル基を示す。
従って、このようなα,β一不飽和二トリル化合物の例
としては、 アクリロニトリル、2−ブテンニトリル、2−ペンテン
ニトリル、2−ヘキセンニトリル、2−へプテンニトリ
ル、2−オクテンニトリル、2−デセンニトリル、メタ
クリロニトリル、2−メチル−2−ブテンニトリルおよ
び1−シクロヘキセニルーl−シアニドを挙げることが
できる。これらは単独であるいは組み合わせて使用する
ことができる。
本発明において用いられるカルボニル化合物は、次式[
I[]で表される。
O ただし、上記式[II[]において、RIIおよびR1
2は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜20、好
ましくは1〜10のアルキル基、炭素数l〜20、好ま
しくはl〜10のアルケニル基および炭素数1〜20、
好ましくは3〜6のシクロアルキル基よりなる群から選
ばれる一種類の原子若しくは基を示し、R1lとR12
とは、互いに連結して炭素数2〜10、好ましくは2〜
6の環を形成してもよい。
従って、このようなカルボニル化合物の例としては、 ホルムアルデヒド、エタナール、プロバナール、ペンタ
ナール、ヘキサナール、オクタナール、デカナール、ウ
ンデカナール、アクロレイン、2−ブテナール、2−ヘ
キセナール、4−ヘキサナール、2一オクタナール、2
−ウンデカナール、ベンズアルデヒド、桂皮アルデビト
、フルフラール、シクロプロビルカルバルデヒド、シク
ロペンチルカルバルデヒド、シクロヘキシルカルバルデ
ヒド、2−フエニルエタナールおよび4−フエニルブタ
ナールなどのアルデヒド類; アセトン、2−プロパノン、2−プタノン、2−ベンタ
ノン、3−ペンタノン、2−ヘキサノン、3−ヘキサノ
ン、2−オクタノン、2−デカノンおよび2−ドデカノ
ン; アセトフエノン、プロビオフエノン、インダノンおよび
ペンゾフエノン; シクロプロパノン、シクロブタノン、シクロペンタノン
、シクロヘキサノンおよびシクロオクタノン メチルビニルケトン、メシチルオキシド、シクロペンテ
ノン、シクロヘキセノン、ペンザルアセトンおよびカル
コン等のケトン類を挙げることができる。これらの化合
物は単独で、あるいは組み合わせて使用することができ
る。
本発明において使用されるフエニルシランは、C  H
  − S i H3で表される。
65 上記のような触媒および原料を用いた本発明のβ−ヒド
ロキシニトリル誘導体の製造は、通常は、次のような条
件で行われる。
本発明において、触媒であるコバルト錯体は、使用され
るカルボニル化合物1,0モルに対して、通常0.00
1〜1.0モル、好ましくは0.005〜0.2モルの
範囲内の量で使用される。なお、このコバルト錯体は、
単独で使用することもできるが、担体に担持して使用す
ることもできる。
上記のような量でコバルト錯体を使用することによりβ
−ヒドロキシニトリル誘導体を効率よく製造することが
できる。
本発明において、原料として使用されるα.β一不飽和
二トリル化合物は、用いるカルボニル化合物1モルに対
して、通常1.0〜100モル、好ましくは1.05〜
5.0モルの量で用いられる。
またフエニルシランは、使用されるカルボニル化合物■
モルに対して、通常1.0〜100モル、好ましくは1
.05〜5.0モルの量で使用される。
上記の反応は、通常不活性ガス雰囲気中で行われる。こ
の場合使用することができる不活性ガスとしては、例え
ば窒素ガスおよびアルゴンガス等を使用することができ
る。またこの反応は、減圧、常圧あるいは加圧のいずれ
かの圧力条件で行うことができる。特に本発明において
は、不活性ガスとして窒素ガスおよび/またはアルゴン
ガスを使用し、0.1〜50気圧、好ましくは0.5〜
5気圧で行なうことが望ましい。
また、この反応温度は、他の反応条件を考慮して適宜設
定することができるが、通常は−80〜200℃、好ま
しくは−30〜100℃の範囲内に設定される。
このような温度で反応させることにより、通常、0.1
〜100時間、好ましくは0.5〜20時間で反応が終
了する。
本発明の製造方法では、特に反応溶媒を使用することを
要しないが、反応溶媒を使用することもできる。
本発明で、反応溶媒を使用する場合、使用することので
きる溶媒としては、触媒、反応原料及び反応生成物に対
して活性を有していない溶媒であれば特に限定なく使用
することができる。
このような反応溶媒の例としては、ヘキサン、ヘプタン
、オクタン、ベンゼン、トルエンおよびキシレン等の炭
化水素溶媒; ジクロロメタン、l,2−ジクロロエタン、クロロフォ
ルムおよびクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素; ギ酸メチル、ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸メ?ルおよ
び酢酸プチル等のエステル類;テトラヒド口フラン、ジ
エチルエーテル、ジブチルエーテルおよびジオキサン等
のエーテル系溶媒を挙げることができる。これらの溶媒
は単独あるいは組み合わせて使用することができる。
特に好ましくい溶媒は、ベンゼン、トルエン、1■2−
ジクロ口エタンである。
溶媒を使用して反応を行う場合に、溶媒はカルボニル化
合物100重量部に対して、通常は5〜100重量部、
好ましくは10〜50重量部の量で使用される。
このように反応を行うことにより、次式[IV]で表わ
されるβ−ヒドロキシルニトリル誘導体を得ることがで
きる。
さらに上記式[IV]で表される化合物の外に、次式[
V]で表される化合物も生成する。
よび3のうちのいずれかの整数である。
また、上記式[IV]および[V]において、R8〜R
11は前記と同じ意味である。
本発明に置いて、上記式[V]で表されるシリルエーテ
ルを、加水分解あるいは溶媒分解を行うことにより式[
IV]で表されるβ−ヒドロキシニトリル誘導体を得る
ことができる。
この場合に水分解方法は、反応生成物に水を加えて撹拌
すればよく、また溶媒分解方法は、反応終了後、メタノ
ール、エタノールなどのアルコール類、あるいは水を加
えて、攪拌すればよい。
また、加水分解あるいは溶媒分解の際には、必要に応じ
て塩酸などの酸触媒あるいは水酸化カリウムなどのアル
カリ触媒を加えることができる。
このようにして生威した[IV]で表されるβヒドロキ
シニトリル誘導体は、抽出、再結晶、昇華、蒸留、クロ
マトグラフイーなどの通常利用されている分離操作によ
り分離・精製することができる。
発明の効果 本発明によりβ−ヒドロキシルニトリル誘導体を製造す
るための新規な方法が提供される。
本発明に係るβ−ヒドロキシルニトリルM導体の製造方
法によれば、コバルト錯体を触媒に用いているため、反
応系内の雰囲気をほぼ中性に保った状態で反応を行うこ
とができ、従来の方法と比較して安全性が高い。
また、アクリロニトリルなど工業的に入手が容易なα,
β〜不飽和二トリルを原料として用いることが可能にな
るため、工業的に有用性の高いβヒドロキシルニトリル
誘導体を安価に提供することができる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例1 3−ヒドロキシ−2−メチル−3−フエニルプロピオニ
トリルの合成 エ 2 3 ( C ,oH ,,N Oの分子量は161である。
)ベンズアルデヒド106■(1ミリモル)、アクリロ
ニトリル64■(1.2ミリモル)およびフエニルシラ
ン130■(工.2ミリモル)を1.2−ジクロ口エタ
ン2.0mlに溶解した。この溶液をアルゴンガスを充
填した反応器に充填した。
反応液の温度を20℃に調整し、この反応液にビス(ジ
ピバロイルメタナート)コバルト(II)21■(0.
05ミリモル)を加え、同温度で3時間攪拌した。
3時間経過後、1.2−ジクロロエタンを留去し、代わ
りにメタノール5 mlと2規定のHCl水溶液1 m
lとを加え、5分間攪拌した。
その後、得られた反応液を食塩水2 0 mlに注ぎ込
み、酢酸エチルで抽出した。
水相を分離した後、有機相を食塩水で洗浄し、次いでこ
の有機相に無水硫酸マグネシウムを添加して乾燥させた
。その後、有機相を濃縮し、薄層クロマトグラフィ−(
シリカゲル)を用いることにより、3−ヒドロキシー2
−メチル−3−フエニルプロピオニトリル128■得た
。(収率80%)なお、この化合物3はジアステレオマ
−3a,3bの混合物であり、その生戒比は(1 : 
1)であった。
3 得られた化合物の性状および機器分析の結果を以下に示
す。
無色オイル この化合物の ’H−NMRスペクトルのチャートを第
1図に示す。
またこの化合物について赤外線吸収スペクトル(N…)
を測定した結果、3 3 0 0 ca  , 2 2
 4 Q an − ’に−1 特異的なピークが見られた。
実施例2 3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−3−フエニルプロ
ビオニトリルの合成 作した。
上記のように反応を行うことにより3−ヒドロキシ−2
.2−ジメチル−3−フエニルプロピオニトリル120
■(収率70%)を得られた。
これ以外に原料のベンズアルデヒドが8 mg回収され
、ベンジルアルコールが8■回収され、ベンジルアルコ
ールが8■(収率7%)生成した。
4 実施例lにおいて、アクリロニトリルの代りにメタクリ
ロニトリル80■(1,2ミリモル)を用いて、20時
間反応を行なった以外は同様に操4 得られた化合物の性状および機器分析の結果を以下に示
す。
無色オイル ’H − N M R : 1. 20Hm(38, 
s)and l. 41ppm (3H, s)2. 
70ppm(III b+ s. OH)4.52p9
o1(!H i 7. 28−7. 489pm (5H m)この化合
物の ’H−NMRスペクトルのチャートを第2図に示
す。
I,  R : 3300an  , 2240cm−
’1 実施例3 3−ヒドロキシ−2−エチル−3−フエニルプロピオ得
られた化合物中におけるジアステレオマーの比は工・1
であった。
この他に13%のベンジルアルコールが得られた。
5 実施例1において、アクリロニトリルの代りにクロトノ
ニトリル80■(l.2ミリモル)を用いて、2時間反
応を行なった以外は同様に操作した。
上記のように反応を行うことにより3−ヒドロキシ−2
−エチル−3−フエニルプロピオニトリルが80%の収
率で得られた。
5 得られた化合物の性状および機器分析の結果を以下に示
す。
無色オイル この化合物の ’H − N M Rスペクトルのチャ
ートを第3図に示す。
実施例4 3−ヒドロキシ−2−メチル−3−フェニルプロピオニ
トリルの製造 ベンズアルデヒド106■(1ミリモル)、アクリロニ
トリル530■(10ミリモル)、フェニルシラン54
0■(5ミリモル)を表1に記載した溶媒2 mlに溶
解し、アルゴン雰囲気中で表1に記載のコバルト錯体0
.05ミリモルを加えて反応させた。
反応終了後、実施例1と同様に後処理を行ない、各生戊
物の収率を、ガスクロマトグラフィーで定量して算出し
た。
結果を表1にまとめた。
実施例5〜12 実施例4において、反応溶媒、コバルト触媒および反応
条件を表1に記載したように変えた以外は、同様に操作
して、ニトリル化合物を調製した。
各生或物の収率をガスクロマトグラフィーで定量して算
出した。
結果を表1に併せて記載する。
実施例l3 3−ヒドロキシ−2−メチル−5−フエニルー4ペン ベンテノニトリル7の合戊 CH3 実施例12でベンズアルデヒドの代りにシンナムアルデ
ヒドを用いた以外は、同様に操作して無色オイル状の標
記化合物を82%の収率(ジアステレオマー比=50:
50)で得た。
この化合物の ’H−NMRスペクトル(CDCA’3 中で測定)のチャートを第4図に示す。
また、この化合物について赤外線吸収スペクトル(N…
)を測定した結果、3440cm−’および2242c
m−’に特異的ピークが観察された。
実施例14 3−ヒドロキシ−2.2−ジメチル−5−フエニルー4
一実施例2でベンズアルデヒドの代りにシンナムアルデ
ヒドを用いた以外は、同様に操作して無色オイル状の標
記化合物を52%の収率で得た。
この化合物の ’H−NMRスペクトル(CDCIV3 中で測定)のチャートを第5図に示す。
また、この化合物について赤外線吸収スペクトル(N…
)を測定した結果、3452an’および2236cm
−’に特異的ピークが観察された。
実施例15 3−ヒドロキシ−2,3−ジメチル−5−フエニルー4
C}I3−CI{−CM 実施例12において、ベンズアルデヒドの代りにべ冫ザ
ルアセトンを用いた以外は、同様に操作して無色オイル
状の標記化合物を62%の収率で得た。
第6図にこの化合物の ’H−NMRスペクトル(CD
Cla中で測定)のチャートを示す。
また、この化合物について赤外線吸収スペクトル(Ne
at)を測定した結果、3440an’および2240
ao−’に特異的ピークが観察された。
実施例l6 3−ヒドロキシ−2−メチル=5−フエニルペンタノニ
トリル9の合成 実施例12において、ベンズアルデヒドの代りに3−フ
ェニルプロピオアルデヒドを用いた以外は、同様に操作
して無色オイル状の標記化合物を78%の収率(ジアス
テレオマー比=52:48)で得た。
第7図にこの化合物の ’H − N M Rスペクト
ル(CDCla中で測定)のチャートを示す。
また、この化合物について赤外線吸収スペクトル(Ne
xt)を測定した結果、3454ca−’および224
2cm’に特異的ピークが観察された。
実施例17 3−ヒドロキシ−2−ジメチル−5−フエニルペンタノ
ニトリル10の合成 ?■CH2−CH2−CIlO+CH2=C−CI+C
}13 011 C}I3 実施例3において、ベンズアルデヒドの代りに3−フエ
ニルプロピオアルデヒドを用いた以外は、同様に操作し
て無色オイル状の標記化合物を42%の収率で得た。
第8図にこの化合物の ’H−NMRスペクトル(CD
CI 3中で測定)のチャートを示す。
また、この化合物について赤外線吸収スペクトル(Ne
at)を測定した結果、3456cm−’および223
6cm−’に特異的ピークが観察された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で得られた3−ヒドロキシ−2メチ
ル−3−フエニルプロピオニトリルの IH一NMRス
ペクトルのチャートである。 第2図は、実施例2で得られた3−ヒドロキシ=2.2
−ジメチル−3−フエニルプロピオニトリルの’H−N
MRスペクトルのチャートである。 第3図は、実施例3で得られた3−ヒドロキシー2エチ
ル−3−フエニルプロピオニトリルの IH−NMRス
ペクトルのチャートである。 第4図は、実施例3で得られた3−ヒドロキシ2−メチ
ル−5−フエニルー4−ペンテノニトリルの’H−NM
Rスペクトルのチャートである。 第5図は、実施例14で得られた3−ヒドロキシ=2.
2−ジメチル−5−フエニルー4−ペンテノニトリルの
 ’H−NMRスペクトルのチャートである。 第6図は、実施例15で得られた3−ヒドロキシ−2,
3〜ジメチル−5−フエニルー4−ペンテノニトリルの
 ’H−NMRスペクトルのチャートである。 第7図は、実施例16で得られた3−ヒドロキシ2−メ
チル−5−フエニルペンタノニトリルの IH−NMR
スペクトルのチャートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式[ I ]で表わされるβ−ジカルボニル化合
    物のコバルト錯体; ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[ I ] [上記式[ I ]において、R^1、R^2、R^4お
    よびR^5は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜
    10の低級アルキル基、シクロアルキル基、アリール基
    、アリールアルキル基、トリフルオロメチル基、アルコ
    キシカルボニル基およびカルバモイル基よりなる群から
    選ばれる原子若しくは基を表わし、R^3およびR^6
    は、それぞれ独立に、炭素数1〜10の低級アルキル基
    、アリール基、アリールアルキル基およびシクロアルキ
    ル基よりなる群から選ばれる基を表わす。]を用いて、
    次式[II]で表わされるα,β−不飽和ニトリル化合物
    ; ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[II] [ただし、式[II]において、R^8、R^9およびR
    ^1^0は、それぞれ独立に、水素原子若しくは炭素数
    1〜10の低級アルキル基を示す。]と、次式[III]
    で表わされるカルボニル化合物;▲数式、化学式、表等
    があります▼・・・[III] [ただし、上記式[III]において、R^1^1および
    R^1^2は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜
    20のアルキル基、アリール基、アリールアルキル基、
    アルケニル基およびシクロアルキル基よりなる群から選
    ばれる一種類の原子若しくは基を示し、R^1^1とR
    ^1^2とは、互いに連結して炭素数2〜10の環を形
    成してもよい。]と、フェニルシランとを反応させるこ
    とを特徴とする次式[IV]で表されるβ−ヒドロキシル
    ニトリル誘導体の製造方法; ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[IV] (ただし、上記式[IV]において、R^8〜R^1^2
    は前記と同様の意味である)。
  2. (2)前記α,β−不飽和ニトリル化合物、カルボニル
    化合物およびフェニルシランとを反応させた後、加水分
    解若しくは溶剤分解して反応生成物からフェニルシラン
    を離脱させることを特徴とする、請求項第1項記載のヒ
    ドロキシルニトリル誘導体の製造方法。
JP1147970A 1989-06-10 1989-06-10 β―ヒドロキシルニトリル誘導体の製造方法 Pending JPH0314552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1147970A JPH0314552A (ja) 1989-06-10 1989-06-10 β―ヒドロキシルニトリル誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1147970A JPH0314552A (ja) 1989-06-10 1989-06-10 β―ヒドロキシルニトリル誘導体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0314552A true JPH0314552A (ja) 1991-01-23

Family

ID=15442220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1147970A Pending JPH0314552A (ja) 1989-06-10 1989-06-10 β―ヒドロキシルニトリル誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0314552A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005041865A (ja) * 2003-07-04 2005-02-17 Takasago Internatl Corp シアノ化合物の製造法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005041865A (ja) * 2003-07-04 2005-02-17 Takasago Internatl Corp シアノ化合物の製造法
JP4546773B2 (ja) * 2003-07-04 2010-09-15 高砂香料工業株式会社 シアノ化合物の製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Labinger et al. Selective hydroxylation of methyl groups by platinum salts in aqueous medium. Direct conversion of ethanol to ethylene glycol
JP6101636B2 (ja) バナジウム錯体を用いたファルネサールの製造方法
Iwanami et al. Iron (III) chloride-catalyzed reductive etherification of carbonyl compounds with alcohols
Kasahara et al. The Palladium-catalyzed Ferrocenylation of Olefins
Kull et al. Practical Enantioselective Synthesis of β‐Lactones Catalyzed by Aluminum Bissulfonamide Complexes
Tretyakov et al. Reaction of Arylpropargyl Aldehydes with 2, 3-Bis-hydroxylamino-2, 3-dimethylbutane: Synthesis of 2-(1-Hydroxy-4, 4, 5, 5-tetramethylimidazolidin-2-ylidene)-1-arylethanones
Kondolff et al. Synthesis of all-cis-3-(2-diphenylphosphinoethyl)-1, 2, 4-tris (diphenylphosphinomethyl) cyclopentane (Ditricyp) from dicyclopentadiene
Angeletti et al. Gas-liquid phase-transfer catalysis: catalytic and continuous transesterification reaction
Khan et al. Palladium catalyzed synthesis of poly-substituted and poly-functionalised conjugated 1, 3-dienes from allyl bromides and α-diazoesters
JPH0314552A (ja) β―ヒドロキシルニトリル誘導体の製造方法
CN112979523B (zh) 一种手性1,4-二苯基-2-羟基-1,4-二丁酮类化合物的制备方法
CN113480416B (zh) 一种芳基酮的制备方法
CN113015715B (zh) 铁催化选择性由醛制备甲酯
Concellón et al. Highly Selective Reaction of α-Halo-α, β-unsaturated Esters with Ketones or Aldehydes Promoted by SmI2: An Efficient Alternative Access to Baylis− Hillman Adducts
JPH0741451A (ja) テルペン系ケトン類の製造方法
Marquet et al. Convenient synthesis of mono-and di-β-hydroxy-β-bis (trifluoromethyl)-(di) imines from β-hydroxy-β-bis (trifluoromethyl)-ketones and (di) amines
JP3847653B2 (ja) キラルジルコニウム触媒とアンチ選択性非対称アルドール反応方法
JP4392500B2 (ja) α,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法
Huang et al. Syntheses of substituted naphthalenes and naphthols
JPS6033370B2 (ja) 2−アリ−ルエタノ−ルの製造法
Kagayama et al. Efficient method for the preparation of pinacols derived from aromatic and aliphatic ketones by using low-valent titanium reagents in dichloromethane-pivalonitrile
Kretschik et al. Reactions of Complex Ligands, LXVI. Diastereomerically Pure 2‐Ethynylcyclopropanecarboxylic Acid Derivatives and (2‐Ethynylcyclopropyl) methoxycarbene Complexes of Chromium and Tungsten
Negishi et al. Selective carbon-carbon bond formation via transition-metal catalysis. 34. Countercation effects on the palladium-catalyzed allylation of enolates
Singh et al. Investigations on photochemistry of o-allyloxy-/crotyloxyacetophenones: formation of unexpected intramolecular arene–olefin addition products on n–π∗ excitation of ketones
JP3292559B2 (ja) カテコール誘導体の製造方法