JPH03145024A - ロック付押ボタンスイッチ - Google Patents

ロック付押ボタンスイッチ

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JPH03145024A
JPH03145024A JP28256789A JP28256789A JPH03145024A JP H03145024 A JPH03145024 A JP H03145024A JP 28256789 A JP28256789 A JP 28256789A JP 28256789 A JP28256789 A JP 28256789A JP H03145024 A JPH03145024 A JP H03145024A
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JP
Japan
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movable
shaft
case
operating shaft
switch
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Atsushi Matsumoto
敦 松本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ブツシュロックターンリセットスイッチと
も呼ばれるものであって、ロック機構を有するロック付
押ボタンスイッチに関する。
〔従来の技術〕
この種のロック付押ボタンスイッチの従来例の概略を第
4図に示す。
このロック付押ボタンスイッチは、筒状のケース2と、
このケース2内に回動および上下動可能に収納された操
作軸4と、この操作軸4の頭部に取り付けられた押ボタ
ン6と、ケース2に対して操作軸4を弾性的に押し上げ
るばね(圧縮コイルばね)8と、ケース2の尾部内に収
納されていて操作軸4の下端部によって操作されるスイ
ッチ14とを備えている。141はスイッチ14の操作
子、142は可動接点である。
ケース2の内面部には、二つの凹部21が相対向する位
置に設けられており、その中にそれぞれ、前面部の上面
が傾斜したロック子10が前後動可能に収納されている
。12はこのロック子10をケース2に対して弾性的に
押し出すばね(圧縮コイルばね)である。
また、操作軸4の下端部の外面部には、下面が傾斜して
いて各ロック子10にそれぞれ係合する二つの係合突部
41が設けられている。
押ボタン6を矢印Aのように押し下げると、それと共に
操作軸4も下がり、その下端部でスイッチ14の操作子
141が押し下げられて可動接点142がこの例では下
に反転する。
このとき、操作軸4が押し下げられるにつれてその係合
突部41でロック子10がケース2の凹部21内に押し
込まれるが、係合突部41がロック子10よりも下がっ
た瞬間にばね12の力によってロック子10が押し出さ
れ、その下面と係合突部41の上面とが係合して操作軸
4がロックされる。
ロック状態で、押ボタン6を矢印Bのように回すと操作
軸4も回るが、係合突部41は部分的にしか設けられて
いないので、それとロック子10との保合が外れ、ばね
8の力によって操作軸4等が押し上げられてロックが解
除される。それと共に、スイッチ14の可動接点142
も元に反転する。
〔発明が解決しようとする課題] 上記ロック荷押ボタンスイッチにおいては、より厳密に
見ると、スイッチ14の可動接点142は、操作軸4が
ロック状態になる直前に反転する。
即ち、可動接点142が反転した後に更に操作軸4を押
し込むとロック状態になる。これは、可動接点を反転さ
せるスイッチは一般的に、可動接点の反転後にも所定の
ストロークぶん操作子を押圧しないと、接点間における
充分な接触圧が得られないからである。
そのため、操作軸4を、可動接点142の反転後でしか
もロック状態になる前に復帰すれば(例えば、押ボタン
6の押圧操作を途中で中止するとか、押ボタン6に誤っ
て触れたような場合)、操作軸4は元の状態に戻るが、
可動接点i42は一瞬ではあるが反転が行われたことに
なり、これが誤動作の原因になる。しかも操作軸4が復
帰しているため、同種のロック荷押ボタンスイッチが複
数ある場合、どれが操作されたかも分からない。
そこでこの発明は、このような点を改善して、スイッチ
の可動接点の反転と操作軸等のロックとが一体不可分に
行われるようにしたロック荷押ボタンスイッチを提供す
ることを主たる目的とする。
〔課題を解決するための手段] この発明のロック荷押ボタンスイッチは、筒状のケース
であってその内面部に凹部を有するものと、このケース
内に回動および上下動可能に収納された筒状の操作軸と
、この操作軸の頭部に取り付けられた押ボタンと、前記
ケースに対して前記操作軸を弾性的に押し上げる第1の
ばねと、前記ケースの前記凹部内に前後動可能に収納さ
れていて、上面が傾斜している係合突部を前面部に有す
るロック子と、このロック子を前記ケースに対して弾性
的に押し出す第2のばねと、前記操作軸の内側に上下動
可能に収納された可動軸であって、その前記操作軸に対
する下方への動きを止める係止部、前記操作軸が押し下
げられたときにそれに当接する当接部および下面が傾斜
していて前記ロック子の前記係合突部に係合する係合突
部を有するものと、前記ケースの連部内に収納されてい
て、前記可動軸によって操作されることによって内部の
可動接点が反転するスイッチとを備えることを特徴とす
る。
〔作用〕
押ボタンを押すと、初めは、可動軸の係合突部の傾斜し
た下面とロック子の係合突部の傾斜した上面とが係合し
ていて両者間の摩擦力が大きいので、可動軸は下がらず
に操作軸だけが第1および第3のばねを圧縮しつつ下が
る。
押ボタンを更に押すと、操作軸が可動軸の当接部に当接
するので、操作軸と共に可動軸が押し下げられ、その押
圧力によりロック子は後退し、第2のばねを圧縮する。
押ボタンを更に押すと、可動軸の係合突部の傾斜面とロ
ック子の係合突部の傾斜面との保合が外れ、その瞬間に
、圧縮されていた第3のばねの力で可動軸が勢い良く下
方に飛び出す。
その結果、圧縮されていた第2のばねの力でロック子が
前方に飛び出してその係合突部の下面と可動軸の係合突
部の上面とが係合して可動軸がロックされ、かつ可動軸
の係止部によって操作軸もロックされる。
それと共に、飛び出した可動軸によってスイッチが充分
なストロークで操作され、その内部の可動接点が反転さ
せられる。
即ち、上記可動軸および操作軸のロックとスイッチの可
動接点の反転とは、可動軸が下方に飛び出した限りは、
両者一体不可分に行われる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例に係るロック荷押ボタン
スイッチの操作前の状態を示す縦断面図である。第2図
は、第1図の線I−Iに沿う拡大断面図である。第3図
は、第1図のロック荷押ボタンスイッチのロック状態を
示す縦断面図である。
この実施例のロック荷押ボタンスイッチは、筒状の操作
部ケース22a、その下部内に嵌合された筒状部22b
および操作部ケース22aの下部に着脱可能に嵌合され
た筒状のスイッチ部ケース22cから成るケース22を
備えている。操作部ケース22aの内面部と筒状部22
bとの間には、後述するロック子30等をそれぞれ収納
する二つの凹部221が、相対向する位置に形成されて
いる。また操作部ケース22aの外側には取付ナツト2
0が螺合されている。
但し、操作部ケース22aと筒状部22bとを別体のも
のとしたのは金型の都合上からであり、両者を一体のも
のとしても良い。また、操作部ケース22aとスイッチ
部ケース22cとを別体のものとしたのは操作部および
スイッチ部に汎用性を持たせるためであるが、両者を一
体のものとしても良い。
ケース22内には、より具体的にはその操作部ケース2
2a内には、筒状の操作軸24が、上下動および所定角
度だけ回動可能に収納されており、かつ両者間に、操作
部ケース22aに対して操作軸24を弾性的に押し上げ
る第1のばね(圧縮コイルばね)28が設けられている
。またこの操作軸24の頭部には、押ボタン26が取り
付けられているゆ ケース22の前記各凹部221内には、ロック子30が
前後動可能にそれぞれ収納されている。
また、このロック子30をケース22に対して弾性的に
押し出す第2のばね(圧縮コイルばね)32がそれぞれ
収納されている。
各ロック子30は、その前面部に、上面が1頃斜してお
り下面が水平である断面台形状の係合突部301をそれ
ぞれ有する。
一方、操作軸24の内側には、互いに嵌合した第1の可
動軸36aおよび第2の可動軸36bから成る筒状の可
動軸36が、操作軸24に対して上下動は可能であるが
回動しないように収納されており、かつ両者間に、操作
軸24に対して可動軸36を弾性的に押し下げる第3の
ばね(圧縮コイルばね)38が設けられている。
この可動軸36は、その第1の可動軸36aの上端部に
、操作軸24の上部の係止部241と当接して操作軸2
4に対する可動軸36の下方への動きを止める係止部3
61を有している。
同じく可動軸36は、その第2の可動軸36bの中間部
の外側に、操作軸24が押し下げられたときにその下端
部242と当接する当接部362を有している。また、
第2の可動軸36bの下部の外面部の2個所に部分的に
(第2図参照)、下面が前記各ロック子30の係合突部
301の上面に対応するように傾斜しており上面が水平
である断面台形状の係合突部363であって各ロック子
30の係合突部301にそれぞれ係合するものを有して
いる。更に、第2の可動軸36bの下端部に、ケース2
2の筒状部22bの係止部222と当接してケース22
に対する可動軸36の上方への動きを止める係止部36
4を有している。
また、ケース22の要部内には、より具体的にはそのス
イッチ部ケース22c内には、スイッチ34が嵌入され
ている。このスイッチ34は、可動軸36の下端部によ
って操作される(押し下げられる)操作子3411それ
に応じて反転する可動接点342および複数の端子34
3を有している。
動作例を説明すると、押ボタン26を矢印Cのように押
すと、初めは、可動軸36の各係合突部363の傾斜し
た下面と各ロック子30の係合突部301の傾斜した上
面とがそれぞれ係合していて両者間の摩擦力がばね38
の反発力よりも大きいので、可動軸36は下がらずに、
操作軸24だけが矢印りのように、ばね28および3日
を圧縮しながら下がる。
押ボタン26を更に押すと、操作軸24の下端部242
が可動軸36の当接部362に当接するので、矢印Eの
ように操作軸24と共に可動軸36が押し下げられ、そ
の押圧力によって各ロック子30は後退してばね32を
圧縮する。このとき、操作軸24の係止部241と可動
軸36の係止部361との間は、操作軸24の下端部2
42と可動軸36の当接部362との間の距離だけ離れ
ている。
押ボタン26を更に押すと、可動軸36の係合突部36
3の傾斜面とロック子30の係合突部301の傾斜面と
の係合が外れ、再係合突部301および363の前面が
揃った瞬間に、圧縮されていたばね3日の力で、可動軸
36が勢い良く下方(矢印E方向)に飛び出し、その係
止部361が操作軸24の係止部241に当接して止ま
る。
その結果、再係合突部301および363の前面同士の
当接がなくなり、圧縮されていたばね32の力で各ロッ
ク子30が前方に飛び出して、その係合突部301の下
面と可動軸36の係合突部363の上面とが係合して、
可動軸36がロックされる。また、可動軸36の係止部
361によって操作軸24もロックされる。
それと共に、飛び出した可動軸36の下端部によって、
スイッチ34の操作子341が矢印Fのように充分なス
トロークを持って操作され、その内部の可動接点342
がこの例では下に反転させられる。従って、接点間にお
いて充分な接触圧が得られる。この状態を第3図に示す
このようにこのロック荷押ボタンスイッチにおいては、
可動軸36および操作軸24のロックとスイッチ34の
可動接点342の反転とは、可動軸36が下方に飛び出
した限りは、両者一体不可分に行われる。
つまり、押ボタン26の押圧操作を途中で中止しても、
可動軸36がばね38の力によって下方へに飛び出さな
い限りは、スイッチ34の可動接点342が反転しない
し操作軸24等にロックもかからない。可動軸36が飛
び出せば、前述したようにスイッチ34の可動接点34
2が反転すると共に、可動軸36および操作軸24に必
ずロックがかかる。
従って、このロック荷押ボタンスイッチによれば、スイ
ッチの可動接点は反転したが操作軸等にロックがかから
ないという中途半端な状態が起こることが避けられるの
で、信頼性が向上する。
操作軸24等のロックを解除する場合は、押ボタン26
を矢印G(第3図参照)のように回せば良く、そのよう
にすると、操作軸24と可動軸36とが回動に対しては
一体的であるため、両者が共に矢印H(第2図参照)の
ように回動して、可動軸36の係合突部363が前述し
たように部分的であるためそれとロック子30の係合突
部301との係合が解除され、可動軸36、操作軸24
および押ボタン26がばね28の力によって復帰する。
その結果、スイッチ34の可動接点342も元に反転し
て第1図の状態に戻る。
なお、このロック荷押ボタンスイッチは、可動軸36の
内側には機構部品を何も収納する必要がないので、それ
をこの例のように筒状にしておいてその中にランプ等の
光源を収納することにより、容易に照光式にすることが
できる。勿論、そのようにせずに非照光式としても良い
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、スイッチの可動接点の
反転と操作軸等のロックとが一体不可分に行われるよう
になる。従って、スイッチの可動接点は反転したが操作
軸等にロックがかからないという中途半端な状態が起こ
ることが避けられるので、信頼性が向上する。
また、可動軸を筒状にしてその内側に光源を収納するこ
とにより、容易に照光式にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係るロック荷押ボタン
スイッチの操作前の状態を示す縦断面図である。第2図
は、第1図の線1iに沿う拡大断面図である。第3図は
、第1図のロック荷押ボタンスイッチのロック状態を示
す縦断面図である。 第4図は、従来のロック荷押ボタンスイッチの一例を示
す概略縦断面図である。 22・・・ケース、221・・・凹部、24・・・操作
軸、26・・・押ボタン、28・・・第1のばね、30
・・・ロック子、301・・・係合突部、32・・、第
2のばね、34・9.スイッチ、342・・・可動接点
、36・・・可動軸、361・・・係止部、362・・
・当接部、363・・・係合突部、38”・・・第3の
ばね。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筒状のケースであってその内面部に凹部を有する
    ものと、このケース内に回動および上下動可能に収納さ
    れた筒状の操作軸と、この操作軸の頭部に取り付けられ
    た押ボタンと、前記ケースに対して前記操作軸を弾性的
    に押し上げる第1のばねと、前記ケースの前記凹部内に
    前後動可能に収納されていて、上面が傾斜している係合
    突部を前面部に有するロック子と、このロック子を前記
    ケースに対して弾性的に押し出す第2のばねと、前記操
    作軸の内側に上下動可能に収納された可動軸であって、
    その前記操作軸に対する下方への動きを止める係止部、
    前記操作軸が押し下げられたときにそれに当接する当接
    部および下面が傾斜していて前記ロック子の前記係合突
    部に係合する係合突部を有するものと、前記ケースの尾
    部内に収納されていて、前記可動軸によって操作される
    ことによって内部の可動接点が反転するスイッチとを備
    えることを特徴とするロック付押ボタンスイッチ。
  2. (2)前記可動軸が筒状でありその内側に光源を納めて
    いる請求項1記載のロック付押ボタンスイッチ。
JP28256789A 1989-10-30 1989-10-30 ロック付押ボタンスイッチ Expired - Lifetime JP2878338B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07262864A (ja) * 1991-01-19 1995-10-13 Georg Schlegel Gmbh & Co 押し棒を有する電気スイッチ
WO2004023501A1 (ja) * 2002-09-09 2004-03-18 Idec Izumi Corporation スイッチ装置

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