JPH03143556A - 無機物質の粉砕助剤兼凝集防止剤 - Google Patents

無機物質の粉砕助剤兼凝集防止剤

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Publication number
JPH03143556A
JPH03143556A JP1277281A JP27728189A JPH03143556A JP H03143556 A JPH03143556 A JP H03143556A JP 1277281 A JP1277281 A JP 1277281A JP 27728189 A JP27728189 A JP 27728189A JP H03143556 A JPH03143556 A JP H03143556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inorg
grinding aid
powder
substance
aggregation inhibitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1277281A
Other languages
English (en)
Inventor
Taizo Igarashi
泰蔵 五十嵐
Naomichi Matsuda
尚道 松田
Sho Onodera
祥 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority to JP1277281A priority Critical patent/JPH03143556A/ja
Publication of JPH03143556A publication Critical patent/JPH03143556A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無機物質の粉砕助剤および凝集防止剤として作
用する添加剤に関し、さらに詳しくは無機物質を乾式で
粉砕する場合の粉砕助剤であり、また粉砕された無機物
質粉末の#集防止剤に関する。
〔従来の技術〕
炭酸カルシウムを代表とする無機物質の粉末は、プラス
チック、紙、あるいはゴムなどの充填剤、骨材、あるい
は顔料として幅広く使用されているが、粉砕するときや
粉砕された粉末を貯蔵するときに、粉砕を促進したり凝
集を防止する添加剤が用いられている。
これまで、セメントの粉砕助剤としては、エチレングリ
コール、トリエタノールアミン、脂肪散およびその塩な
どがすでに知られているが、これらを他の無機物質の粉
砕時に用いても得られる粉末の粒径は限られている。
たとえば、重質炭酸カルシウム(石灰石)を乾式ミルで
粉砕し、平均粒径な3μm以下にすることは従来の添加
剤では困難といわれている。現在、軽質炭酸カルシウム
と重質炭酸カルシウムとの価格差はかなりあり、後者を
前者と同じようA粒径にまで粉砕して付加価値を高めよ
うとする試みがf、されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
重質炭酸カルシウムを粉砕して平均粒径を3μm以下に
することが困難である理由は、粉砕が進行して表面積が
飛躍的に増大するにつれて表面自由エネルギーも飛躍的
に増大し、粉砕された粒子が再凝集してしまうからであ
る。したがって、粉砕により次々と発生する新しい表面
に効果的に吸着して表面自由エネルギーを低下させ、再
凝集を防止する粉砕助剤が求められている。
すkわち、本発明は重質炭酸カルシウムをはじめとする
種々の無機物質を効果的に微粉末に粉砕するための粉砕
助剤を提供しようとするものである。
(11111を解決するための手段〕 本発明者らは上v2!!題を解決するために鋭意検討し
た結果、フルケニル無水コノ1り酸、アルケニルコハク
酸またはその塩を無機物質の粉砕時に添加することによ
り、本発明の目的が達せられることを見い出した。
本発明で用いるフルケニル無水コ/)り酸またはアルケ
ニルコハク酸としては炭素数が4〜80、好マしくは6
〜18のフルグニル基を有するものが用いられ、アルカ
リ性物質で中和された塩でもよいが、効果としては無水
環な有するアルケニル無水コハク酸が一番大きい。
アルケニルコハク酸塩な形成するアルカリ性物質として
は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、
アンモニア、メチルアミンなどの低級アミン、モノエタ
ノールアミン、トリエタノールアミンなどのフルカノー
ルアミンがある。
本発明の粉砕助剤は、そのまま、あるいは水、アルコー
ル、脂肪族もしくは芳香族溶剤、ケトン系あるいはハロ
ゲン系溶剤に希釈して用いられるが、乾式粉砕の場合に
は引火性の溶剤はできるだけ避けた方がよい。
無機物質に対して本発明の粉砕助剤は0,01〜10重
量優用いられるが、好ましくはO,OS〜5重量優であ
り、これ以上用いても効果はそれほど向上しないので経
済的に不利である。
無機物質への添加方法は任意であるが、使用貴が少ない
場合はあらかじめミルに入れる前にスプレーなどの方法
によって無機物質にブレンドしておいた方がよいし、凝
集防止剤として用いる場合には、ヘンシェルミキサー等
で乾式混合すればよい・ 本発明で使用する無機物質としては、重質炭酸カルシウ
ム(石灰石)、カオリン、ケイ酸アルミニウム、クレー
、タルク、マイカ、アスベスト粉、ケイ酸カルシウム、
セリサイト、ベントナイトなどのケイ酸塩、炭酸マグネ
シウム、炭酸バリウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸
カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、マグネシア、
アルミナ、二酸化アンチ七ン、五酸化7/チモン、酸化
チタン、ホワイトカーボン、ケイソウ士、酸化鉄などの
金属酸化物、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム
、水酸化鉄などの金属水酸化物、そのほか炭化ケイ素、
窒化ケイ素、窒化ホウ素、チタン酸バリウム、サチンホ
ワイトなどがある。
〔発明の効果〕
本発明のアルケニル無水コハク酸、アルケニルコハク酸
またはその塙を無機物質の粉砕時に添加することにより
、粉砕された粒子の凝集が効果的に防止されるため、い
ままで困難であった無機物質の微粉砕が可能になるのみ
たらず、無機粉末の#集が防止されるため、無機粉体そ
のものの機能が十分に発揮される。
〔実施例〕
つぎに本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例1 容量11のステンレス製ボットミルに直径1儂のステン
レス製ボール30容量僑を入れ、これに平均粒径10μ
mの重質炭酸カルシウム2001と第1表に記載の粉砕
助剤な所定量加え、1時間粉砕した。
粉砕後ポット内部の炭酸カルシウムの流れ性を下記の三
段階で評価するとともに、日機装株式会社製のマイクロ
トラックを用い水中で平均粒径な測定した。
(流れ性の評価) 人:凝集物や壁面への付着がなくさらさらしている B:若干凝集物や壁面への付着がある C:#果物や壁面への付着が目立ち、流れ性も悪い 結果を!J1表に示すが、本発明の添加剤を使用すると
流れ性が良好で、凝集が防止されており、また平均粒径
も小さくて粉枠効果に優れていることがわかる。
実施例2 各櫨無機粉末1時を容量10jのヘンシェルミキサーに
入れ、第2表に示す本発明および比較の添加剤を所定量
加えてl、 OOOrpmで10分間攪拌処理し、未処
理の無機粉末と嵩比重を比較した。
すなわち、容量1OO−のメスシリンダーに各無機粉末
ごとにそれぞれ30〜50tの一定量を入れ、スタンピ
ングしないときの粉体の容量から嵩比重を求めた。嵩比
重が小さくなっている、すなわち、一定重量の嵩が大き
いほど凝集が少たいということになる。
未処理の無機粉末よりも5侭以上嵩が増えた場合を^、
5優以下だが嵩が増えた場合をB、嵩が同等以下の場合
なCとして評価した。結果を第2表に示す。
j82表より、本発明の添加剤を用いることにより嵩が
増大し、凝集が抑えられろことがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルケニル無水コハク酸、アルケニルコハク酸ま
    たはその塩からなる無機物質の粉砕助剤兼凝集防止剤。
JP1277281A 1989-10-26 1989-10-26 無機物質の粉砕助剤兼凝集防止剤 Pending JPH03143556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1277281A JPH03143556A (ja) 1989-10-26 1989-10-26 無機物質の粉砕助剤兼凝集防止剤

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1277281A JPH03143556A (ja) 1989-10-26 1989-10-26 無機物質の粉砕助剤兼凝集防止剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03143556A true JPH03143556A (ja) 1991-06-19

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ID=17581344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1277281A Pending JPH03143556A (ja) 1989-10-26 1989-10-26 無機物質の粉砕助剤兼凝集防止剤

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JP (1) JPH03143556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003082758A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Koa Glass Co., Ltd. Verre antimicrobien et procede permettant de produire celui-ci

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003082758A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Koa Glass Co., Ltd. Verre antimicrobien et procede permettant de produire celui-ci

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