JPH03143474A - ミシンの布送り装置 - Google Patents
ミシンの布送り装置Info
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- JPH03143474A JPH03143474A JP28348489A JP28348489A JPH03143474A JP H03143474 A JPH03143474 A JP H03143474A JP 28348489 A JP28348489 A JP 28348489A JP 28348489 A JP28348489 A JP 28348489A JP H03143474 A JPH03143474 A JP H03143474A
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- JP
- Japan
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- workpiece
- piezoelectric actuator
- sewing machine
- cloth
- presser foot
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 40
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- RDYMFSUJUZBWLH-UHFFFAOYSA-N endosulfan Chemical compound C12COS(=O)OCC2C2(Cl)C(Cl)=C(Cl)C1(Cl)C2(Cl)Cl RDYMFSUJUZBWLH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ミシンの布送り装置に関するものである。
[従来の技術]
従来、ミシンの布送り装置は、ミシンモータの回転をミ
シンアーム内に設けられた主軸に伝達し、その主軸の回
転運動を偏心輪、クランクロッド等を介してミシンベツ
ド内に設けられた水平送り軸及び垂直送り軸の揺動運動
に変換し、水平送り軸及び垂直送り軸の揺動運動を水平
送り腕、垂直送り腕等を介して送り台の水平方向及び垂
直方向の運動に変換することにより、送り台に固定され
た送り歯に略楕円軌跡の運動を付与するように構成され
ていた。
シンアーム内に設けられた主軸に伝達し、その主軸の回
転運動を偏心輪、クランクロッド等を介してミシンベツ
ド内に設けられた水平送り軸及び垂直送り軸の揺動運動
に変換し、水平送り軸及び垂直送り軸の揺動運動を水平
送り腕、垂直送り腕等を介して送り台の水平方向及び垂
直方向の運動に変換することにより、送り台に固定され
た送り歯に略楕円軌跡の運動を付与するように構成され
ていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述した従来の布送り装置では、ミシン
モータの回転運動を送り歯の略楕円運動に変換するため
の機(14か多数の部品から構成されているため、送り
歯に伝達される運動量に累積誤差が生じると共に、各部
品の慣性によりミシンの運転速度の変化に伴って送りピ
ッチが変化してしまい、所望のピッチの縫目を正確に形
成することかできないという問題点があった。
モータの回転運動を送り歯の略楕円運動に変換するため
の機(14か多数の部品から構成されているため、送り
歯に伝達される運動量に累積誤差が生じると共に、各部
品の慣性によりミシンの運転速度の変化に伴って送りピ
ッチが変化してしまい、所望のピッチの縫目を正確に形
成することかできないという問題点があった。
また、運動変換機+Mか多数の部品から(14成されて
いるため、ミシンフレームにおいて広い設置スペースを
必要とし、ミシンの小型化及び軽ユ化を図る上で大きな
障害となっていた。
いるため、ミシンフレームにおいて広い設置スペースを
必要とし、ミシンの小型化及び軽ユ化を図る上で大きな
障害となっていた。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は、運動変換機構が一切不要で、送
りピッチに誤差が生じることがなく、ミシンの構成の簡
略化及び小型軽量化が可能なミシンの布送り装置を提供
することにある。
のであり、その目的は、運動変換機構が一切不要で、送
りピッチに誤差が生じることがなく、ミシンの構成の簡
略化及び小型軽量化が可能なミシンの布送り装置を提供
することにある。
[課題を解決するーための手段]
この目的を達成するために本発明のミシンの布送り装置
は、ミシンの加工布支持面上において加工布に当接可能
に設けられた圧電アクチュエータと、その圧電アクチュ
エータと加工布とを圧接させるための圧接手段とを備え
ている。
は、ミシンの加工布支持面上において加工布に当接可能
に設けられた圧電アクチュエータと、その圧電アクチュ
エータと加工布とを圧接させるための圧接手段とを備え
ている。
[作用〕
上記構成を有する本発明の布送り装置において、圧電ア
クチュエータは微小振幅の略楕円振動を発生する。そし
て、圧接手段が圧電アクチュエータと加工布とを圧接さ
せると、加工布は、圧電アクチュエータの略楕円振動に
基いて摺動部位の摩擦力に起因する駆動力を受け、所定
方向へ送られる。
クチュエータは微小振幅の略楕円振動を発生する。そし
て、圧接手段が圧電アクチュエータと加工布とを圧接さ
せると、加工布は、圧電アクチュエータの略楕円振動に
基いて摺動部位の摩擦力に起因する駆動力を受け、所定
方向へ送られる。
[実施例]
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説明
する。
する。
本実施例の側面図である第1図を参照して機械的構成を
説明する。上下動可能な針1とミシンベツド2内に設け
られた糸輪捕捉器3とからなる縫目形成手段の布送り出
し側において、ミシンベツド2には圧電アクチュエータ
4を配置するための矩形孔5が形成されている。圧電ア
クチュエータ4は、その上面の両端部に設けられた駆動
部41が加工布支持面6上に突出するように矩形孔5内
に配置され、側面の中央部にねじ込まれた固定ボルト4
2を介し、てミシンベツド2内に設けられた支持板7に
固定されている。
説明する。上下動可能な針1とミシンベツド2内に設け
られた糸輪捕捉器3とからなる縫目形成手段の布送り出
し側において、ミシンベツド2には圧電アクチュエータ
4を配置するための矩形孔5が形成されている。圧電ア
クチュエータ4は、その上面の両端部に設けられた駆動
部41が加工布支持面6上に突出するように矩形孔5内
に配置され、側面の中央部にねじ込まれた固定ボルト4
2を介し、てミシンベツド2内に設けられた支持板7に
固定されている。
ミシンベツド2の上方には、加工布支持面6から上方へ
離間した上昇位置と加工布支持面6に当接した下降位置
とに切替え配置可能な押え足8が設けられており、押え
足8は、押え棒9を介してコイルばね等からなる周知の
付勢手段10により下方へ付勢されている。そして、押
え足8を上昇位置に配置した状態で加工布支持面6上に
加工布を載置し、その後、押え足8を下降位置に配置す
ると、押え足8の下面により加工布が加工布支持面6及
び圧電アクチュエータ4の駆動部41に圧接される。す
なわち、前記付勢手段10.押え棒9、押え足8により
圧接手段が構成されている。
離間した上昇位置と加工布支持面6に当接した下降位置
とに切替え配置可能な押え足8が設けられており、押え
足8は、押え棒9を介してコイルばね等からなる周知の
付勢手段10により下方へ付勢されている。そして、押
え足8を上昇位置に配置した状態で加工布支持面6上に
加工布を載置し、その後、押え足8を下降位置に配置す
ると、押え足8の下面により加工布が加工布支持面6及
び圧電アクチュエータ4の駆動部41に圧接される。す
なわち、前記付勢手段10.押え棒9、押え足8により
圧接手段が構成されている。
本実施例の圧電アクチュエータ4について第2図(a)
乃至(e)を参照して詳細に説明する。
乃至(e)を参照して詳細に説明する。
第2図(a)は圧電アクチュエータ4の上面図であり、
第2図(b)は圧電アクチュエータ4の下面図及び圧電
アクチュエータ4の駆動制御装置を示すブロック図であ
り、第21K(c)は圧電アクチュエータ4の側面図で
ある。
第2図(b)は圧電アクチュエータ4の下面図及び圧電
アクチュエータ4の駆動制御装置を示すブロック図であ
り、第21K(c)は圧電アクチュエータ4の側面図で
ある。
本実施例の圧電アクチュエータ4は、機械共振器を含ん
だ超音波振動子であり、矩形平板形状の弾性体43と、
その弾性体43の下面に着設され、弾性体43に曲げ振
動を励振する第1圧電体44と、弾性体43の両側面に
それぞれ着設され、弾性体43に縦振動を励振する第2
圧電体45とを備えている。第1圧電体には電極46が
着設されており、第2圧電体45にはそれぞれ電極47
が着設されている。また、弾性体43自身はアース電極
を兼ねている。
だ超音波振動子であり、矩形平板形状の弾性体43と、
その弾性体43の下面に着設され、弾性体43に曲げ振
動を励振する第1圧電体44と、弾性体43の両側面に
それぞれ着設され、弾性体43に縦振動を励振する第2
圧電体45とを備えている。第1圧電体には電極46が
着設されており、第2圧電体45にはそれぞれ電極47
が着設されている。また、弾性体43自身はアース電極
を兼ねている。
弾性体43は、第2図(C)’、 (d)、 (e
)に示すように、その厚さ方向(Y方向)に所定周波数
f (10KHz〜数百KHzの範囲内の値)において
両端自由端2次モードで曲げ振動し、且つ同一の周波数
fにより長さ方向(X方向)に両端自由端1次モードで
縦振動するように形状寸法を調節されている。
)に示すように、その厚さ方向(Y方向)に所定周波数
f (10KHz〜数百KHzの範囲内の値)において
両端自由端2次モードで曲げ振動し、且つ同一の周波数
fにより長さ方向(X方向)に両端自由端1次モードで
縦振動するように形状寸法を調節されている。
本実施例の電気的構成について説明する。第2図(b)
に示すように、所定周波数fの交流電圧を発生する交流
電源13には、針1の位置に対応した針位置信号を出力
する針位置検出器14が接続されており、交流電源13
はJ針位置検出器14から構成される装置信号に基いて
針1が加工布支持面6よりも上方に位置している間のみ
交流電圧を出力するように構成されている。交流、電源
13には、交流電源13から供給された交流電圧の位相
を調節し、位参目が異なる2つの交流電圧を出力するこ
とが可能な位#a器12が接続されている。位相器12
には・;第・1−の圧電体44の電極46に接続された
アンプ1゛0と、6第2の圧電体45の電極47に接続
されたアンプ11とが接続されており、各アンプ10.
11は位相器12から供給された交流電圧の振幅を調節
し、各電極4647を介して各圧電体44.45に所定
周波数fの交流電圧を印加する。
に示すように、所定周波数fの交流電圧を発生する交流
電源13には、針1の位置に対応した針位置信号を出力
する針位置検出器14が接続されており、交流電源13
はJ針位置検出器14から構成される装置信号に基いて
針1が加工布支持面6よりも上方に位置している間のみ
交流電圧を出力するように構成されている。交流、電源
13には、交流電源13から供給された交流電圧の位相
を調節し、位参目が異なる2つの交流電圧を出力するこ
とが可能な位#a器12が接続されている。位相器12
には・;第・1−の圧電体44の電極46に接続された
アンプ1゛0と、6第2の圧電体45の電極47に接続
されたアンプ11とが接続されており、各アンプ10.
11は位相器12から供給された交流電圧の振幅を調節
し、各電極4647を介して各圧電体44.45に所定
周波数fの交流電圧を印加する。
以上のように構成された本実施例の動作を以下に説明す
る。
る。
まず、加工布を加工布支持面6上に載置し、押え足8を
下降位置に配置して加工布を圧電アクチュエータ4の駆
動部41に圧接させる。この状態でミシンの運転を開始
すると、針1が上下動され、糸輪捕捉器3との協働によ
り加工布に縫目が形成される。一方、針位置検出器14
からは、上下動される針1の位置に対応した針位置信号
が交流電源13に供給され、交流電源13からは針位置
信号に基づいて針1が加工布支持面6よりも上方に位置
している間だけ所定周波数fの交tM、電圧が位相器1
2に供給される。所定周波数fの交流電圧は、位相器1
2により位相が異なる2種類の交流電圧、例えば位相差
90”の交流電圧にされ、各アンプ10.11にそれぞ
れ供給される。そして、各交流電圧は各アンプ10.1
.1により設定されたゲインに基づいて増幅され、電極
46.47を介して第1の圧電体44及び第2の圧電体
45にそれぞれ印加される。
下降位置に配置して加工布を圧電アクチュエータ4の駆
動部41に圧接させる。この状態でミシンの運転を開始
すると、針1が上下動され、糸輪捕捉器3との協働によ
り加工布に縫目が形成される。一方、針位置検出器14
からは、上下動される針1の位置に対応した針位置信号
が交流電源13に供給され、交流電源13からは針位置
信号に基づいて針1が加工布支持面6よりも上方に位置
している間だけ所定周波数fの交tM、電圧が位相器1
2に供給される。所定周波数fの交流電圧は、位相器1
2により位相が異なる2種類の交流電圧、例えば位相差
90”の交流電圧にされ、各アンプ10.11にそれぞ
れ供給される。そして、各交流電圧は各アンプ10.1
.1により設定されたゲインに基づいて増幅され、電極
46.47を介して第1の圧電体44及び第2の圧電体
45にそれぞれ印加される。
第1の圧電体44に所定周波数fの交流電圧が印加され
て第1の圧電体44が振動すると、弾性体43は曲げ振
動2次モードで共振し、第2図(e)のような振幅分布
を有する定在波が励起される。また、第2の圧電体45
に所定周波数fの交流電圧が印加されて第2の圧電体4
5が弾性体43の両側において振動すると、弾性体43
は縦振動1次モードで共振し、第2図(d)のような振
動分布を有する定在波か励起される。このとき、弾性体
43の固定ボルト42で固定される位置は各定在波の節
となっている。
て第1の圧電体44が振動すると、弾性体43は曲げ振
動2次モードで共振し、第2図(e)のような振幅分布
を有する定在波が励起される。また、第2の圧電体45
に所定周波数fの交流電圧が印加されて第2の圧電体4
5が弾性体43の両側において振動すると、弾性体43
は縦振動1次モードで共振し、第2図(d)のような振
動分布を有する定在波か励起される。このとき、弾性体
43の固定ボルト42で固定される位置は各定在波の節
となっている。
そして、弾性体43に各定在波が合成された略楕円振動
が発生し、特に弾性体43の両端部では逆位相でかつ最
大振幅を有する略楕円振動か得られる。その弾性体43
の両端部で発生した略楕円振動によって、各駆動部41
に押え足8により圧接された加工布に対し摩擦力に起因
する駆動力が付与され、加工布が移動される。
が発生し、特に弾性体43の両端部では逆位相でかつ最
大振幅を有する略楕円振動か得られる。その弾性体43
の両端部で発生した略楕円振動によって、各駆動部41
に押え足8により圧接された加工布に対し摩擦力に起因
する駆動力が付与され、加工布が移動される。
圧電アクチュエータ4の駆動部41に発生する略楕円振
動は、各定在波の合成によるものであるため、位相器1
2の位相を調節して第1の圧電体44と第2の圧電体4
5とに印加される交流電圧の位相をずらすことにより、
例えば位相差を一90°にすることによって加工布の送
り方向を逆転させることができる。また、位相器12に
よって各圧電体44.45に印加される交流電圧の位相
差を変化させたり、アンプ11のゲインを変更して第2
の圧電体45に印加する交流電圧の振幅を変化させるこ
とにより、1針毎の加工布の送り量、即ち布送りピッチ
を変化させることができる。
動は、各定在波の合成によるものであるため、位相器1
2の位相を調節して第1の圧電体44と第2の圧電体4
5とに印加される交流電圧の位相をずらすことにより、
例えば位相差を一90°にすることによって加工布の送
り方向を逆転させることができる。また、位相器12に
よって各圧電体44.45に印加される交流電圧の位相
差を変化させたり、アンプ11のゲインを変更して第2
の圧電体45に印加する交流電圧の振幅を変化させるこ
とにより、1針毎の加工布の送り量、即ち布送りピッチ
を変化させることができる。
圧電アクチュエータ4の駆動部41の略楕円振動は、振
動振幅が数μm〜数十μm程度の微小振幅であり、振動
周波数は10KHz〜数百KHzの範囲内の値であるた
め、布送り量をミクロンオーダーの精度で制御すること
ができ、その送り速度は10m/s程度を容易に達成で
きる。
動振幅が数μm〜数十μm程度の微小振幅であり、振動
周波数は10KHz〜数百KHzの範囲内の値であるた
め、布送り量をミクロンオーダーの精度で制御すること
ができ、その送り速度は10m/s程度を容易に達成で
きる。
また、本実施例に用いた圧電アクチュエータは、従来の
電磁モータに比べ以下の特徴を備えている。
電磁モータに比べ以下の特徴を備えている。
1)巻線が不要であり、構造が簡単であるため、小型、
計量化が可能である。
計量化が可能である。
2)高エネルギー変換効率が得られ、例えばDCモータ
に比べ出力/体積比及び出力/重量比は10倍以上とな
る。
に比べ出力/体積比及び出力/重量比は10倍以上とな
る。
3)摩擦力を利用しているので、応答性1位置制御性に
優れている。
優れている。
4)磁気、電磁ノイズを発生しない。
次に、第3図を参照して本発明の別の実施例について説
明する。尚、第3図において前述の実施例と同一の部分
には同一の番号を付し、その説明を省略する。
明する。尚、第3図において前述の実施例と同一の部分
には同一の番号を付し、その説明を省略する。
本実施例では、圧電アクチュエータ4の上方に圧電アク
チュエータ4と同一の圧電アクチュエータ30を互いの
駆動部41,301が対向するように配置したものであ
る。圧電アクチュエータ30は、押え捧9に取付けられ
た支持板21に固定ボルト302を介して固定されてお
り、押え足8に形成された矩形孔20内に配置されてい
る。そして、圧電アクチュエータ30には、第2図(b
)に示した圧電アクチュエータ4の駆動制御装置と同様
の駆動制御装置が設けられている。このとき、圧電アク
チュエータ4の駆動制御装置における針位置検出器14
.交流電源132位相器12を共用することが可能であ
る。
チュエータ4と同一の圧電アクチュエータ30を互いの
駆動部41,301が対向するように配置したものであ
る。圧電アクチュエータ30は、押え捧9に取付けられ
た支持板21に固定ボルト302を介して固定されてお
り、押え足8に形成された矩形孔20内に配置されてい
る。そして、圧電アクチュエータ30には、第2図(b
)に示した圧電アクチュエータ4の駆動制御装置と同様
の駆動制御装置が設けられている。このとき、圧電アク
チュエータ4の駆動制御装置における針位置検出器14
.交流電源132位相器12を共用することが可能であ
る。
上記構成の本実施例によれば、上下の各圧電アクチュエ
ータ30,4による布送りピッチを各別に設定できるた
め、上下調節送りが可能となる。
ータ30,4による布送りピッチを各別に設定できるた
め、上下調節送りが可能となる。
従来の上下調節送りミシンは、下送り歯駆動用の複雑な
運動変換機構に加えて、上送り歯駆動用の運動変換機構
も備えていたため、極めて構造が複雑で部品点数が多く
、ミシンが重く大型化するものであるのに対し、本実施
例では一対の圧電アクチュエータ4.30を設けるだけ
でよいので、送り装置の構造は従来に比べて極端に簡単
なものとなる。
運動変換機構に加えて、上送り歯駆動用の運動変換機構
も備えていたため、極めて構造が複雑で部品点数が多く
、ミシンが重く大型化するものであるのに対し、本実施
例では一対の圧電アクチュエータ4.30を設けるだけ
でよいので、送り装置の構造は従来に比べて極端に簡単
なものとなる。
本発明は、上述した各実施例に限定されるものではなく
、その主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え
ることができる。例えば、圧電アクチュエータは定在波
振動を発生する超音波振動子以外でもよく、積層形圧電
アクチュエータ、バイモルフ型圧電アクチュエータ及び
進行波型超音波モータ等種々の圧電アクチュエータが採
用可能である。
、その主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え
ることができる。例えば、圧電アクチュエータは定在波
振動を発生する超音波振動子以外でもよく、積層形圧電
アクチュエータ、バイモルフ型圧電アクチュエータ及び
進行波型超音波モータ等種々の圧電アクチュエータが採
用可能である。
また、上記構成においては縦振動と曲げ振動を例にとり
説明したが、それに限定されるものではなく、縦振動1
曲げ振動、せん断振動、ねじり振動等、種々の振動の組
み合わせが考えられる。
説明したが、それに限定されるものではなく、縦振動1
曲げ振動、せん断振動、ねじり振動等、種々の振動の組
み合わせが考えられる。
更に、圧電アクチュエータの形状は、略楕円振動が発生
するものならば平板状以外の形状であってもよく、円板
状1円環状1円筒状、棒状、方形状等、種々の形状が考
えられる。
するものならば平板状以外の形状であってもよく、円板
状1円環状1円筒状、棒状、方形状等、種々の形状が考
えられる。
[発明の効果]
以上詳述したことから明らかなように本発明によれば、
運動変換機構が一切不要で、送りピッチに誤差が生じる
ことがなく、ミシンの構成の簡略化及び小型軽量化が可
能なミシンの布送り装置が実現できるという優れた効果
を奏する。
運動変換機構が一切不要で、送りピッチに誤差が生じる
ことがなく、ミシンの構成の簡略化及び小型軽量化が可
能なミシンの布送り装置が実現できるという優れた効果
を奏する。
第1図は本発明の実施例の機械的構成を示す側面図、第
2図(a)は圧電アクチュエータの上面図、第2図(b
)は圧電アクチュエータの下面図及び圧電アクチュエー
タの駆動制御装置を示すブロック図、第2図(C)は圧
電アクチュエータの側面図、第2図(d)、 (e)
は圧電アクチュエータの振動モードを示す図、第3図は
本発明の別の実施例を示す側面図である。 図中、4及び30は圧電アクチュエータ、6は加工布支
持面、8は押え足、9は押え棒、10は付勢手段である
。
2図(a)は圧電アクチュエータの上面図、第2図(b
)は圧電アクチュエータの下面図及び圧電アクチュエー
タの駆動制御装置を示すブロック図、第2図(C)は圧
電アクチュエータの側面図、第2図(d)、 (e)
は圧電アクチュエータの振動モードを示す図、第3図は
本発明の別の実施例を示す側面図である。 図中、4及び30は圧電アクチュエータ、6は加工布支
持面、8は押え足、9は押え棒、10は付勢手段である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ミシンの加工布支持面(6)上において加工布に当接可
能に設けられた圧電アクチュエータ(4、30)と、 その圧電アクチュエータ(4、30)と加工布とを圧接
させるための圧接手段(8、9、10)と を備えたことを特徴とするミシンの布送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28348489A JPH03143474A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ミシンの布送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28348489A JPH03143474A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ミシンの布送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03143474A true JPH03143474A (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=17666150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28348489A Pending JPH03143474A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ミシンの布送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03143474A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8421747B2 (en) | 2008-09-24 | 2013-04-16 | Microsoft Corporation | Object detection and user settings |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28348489A patent/JPH03143474A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8421747B2 (en) | 2008-09-24 | 2013-04-16 | Microsoft Corporation | Object detection and user settings |
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