JPH0314337A - フレーム同期外れ検出方式 - Google Patents
フレーム同期外れ検出方式Info
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- JPH0314337A JPH0314337A JP1151272A JP15127289A JPH0314337A JP H0314337 A JPH0314337 A JP H0314337A JP 1151272 A JP1151272 A JP 1151272A JP 15127289 A JP15127289 A JP 15127289A JP H0314337 A JPH0314337 A JP H0314337A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims abstract description 10
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 14
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[概要]
PSK,QAM等の変復調方式をとる伝送装置のデータ
伝送中のフレーム同期外れを検出するフレーム同期外れ
検出方式に関し、 フレーム同期外れを迅速に検出して通信不能状態の継続
を未然に防止することを目的とし、送信側で、送信信号
をフレーム位相情報に従って複素平面上で所定単位毎に
回転し、受信側では、受信した信号点を複素平面上で送
信側とは逆に回転して元に戻し、硬判定エラーと軟判定
エラーの差の平均値が所定の閾値以上となった時にフレ
ーム同期外れと判定するように構成する。
伝送中のフレーム同期外れを検出するフレーム同期外れ
検出方式に関し、 フレーム同期外れを迅速に検出して通信不能状態の継続
を未然に防止することを目的とし、送信側で、送信信号
をフレーム位相情報に従って複素平面上で所定単位毎に
回転し、受信側では、受信した信号点を複素平面上で送
信側とは逆に回転して元に戻し、硬判定エラーと軟判定
エラーの差の平均値が所定の閾値以上となった時にフレ
ーム同期外れと判定するように構成する。
(QAM)式等を採用した同期式のデータ伝送装置にあ
っては、データ伝送に先立って行なわれる受信側の自動
等化器の自動引き込み等のためのトレーニング信号の中
にフレーム同期信号を含ませて送受信間のフレーム同期
をとり、データ伝送中はトレーニング信号受信時に同期
したフレーム位相で動作する。
っては、データ伝送に先立って行なわれる受信側の自動
等化器の自動引き込み等のためのトレーニング信号の中
にフレーム同期信号を含ませて送受信間のフレーム同期
をとり、データ伝送中はトレーニング信号受信時に同期
したフレーム位相で動作する。
しかしながら、データ伝送中の回線上の特性変動等によ
りフレーム位相がずれてフレーム同期が外れると正常に
データ伝送できなくなるが、このフレーム同期外れは受
信データの異常からしか判別できないため、迅速かつ的
確にフレーム同期を検出する方式が望まれる。
りフレーム位相がずれてフレーム同期が外れると正常に
データ伝送できなくなるが、このフレーム同期外れは受
信データの異常からしか判別できないため、迅速かつ的
確にフレーム同期を検出する方式が望まれる。
[産業上の利用分野]
本発明は、位相変復調(PSK)、直交振幅変復調(Q
AM)等の変復調方式を採用した同期式伝送装置のフレ
ーム同期外れを検出するフレーム同期外れ検出方式に関
する。
AM)等の変復調方式を採用した同期式伝送装置のフレ
ーム同期外れを検出するフレーム同期外れ検出方式に関
する。
位相変復調方式(PSK)や直交振幅変復調方[従来の
技術] 従来、2 4 0 0bps 〜1 9 2 0 0b
psの伝送速度のアナログ回線を使用する伝送装置にあ
っては、データの伝送速度は一般的に2400bpsの
整数倍となっている。
技術] 従来、2 4 0 0bps 〜1 9 2 0 0b
psの伝送速度のアナログ回線を使用する伝送装置にあ
っては、データの伝送速度は一般的に2400bpsの
整数倍となっている。
このため、データを同期して送受信する時間間隔、即ち
変調速度が2 4 0 0 bp+と異なりかっ■回に
変復調できる伝送ビット数が整数の伝送装置においては
、基準となる2400bpsの整数倍の伝送速度に一致
させるために、フレーム位相情報を使用して送受信間で
フレーム同期した状態でデータ伝送処理を行なう必要が
ある。
変調速度が2 4 0 0 bp+と異なりかっ■回に
変復調できる伝送ビット数が整数の伝送装置においては
、基準となる2400bpsの整数倍の伝送速度に一致
させるために、フレーム位相情報を使用して送受信間で
フレーム同期した状態でデータ伝送処理を行なう必要が
ある。
この送受信間のフレーム位相の同期は、データ伝送に先
立って行なわれるトレーニング信号の中にフレーム同期
信号を含ませて送信側のフレーム位相に受信側のフレー
ム位相を一致させ、データ伝送中はトレーニング信号受
信時に同期したフレーム位相に従って動作するようにな
る。
立って行なわれるトレーニング信号の中にフレーム同期
信号を含ませて送信側のフレーム位相に受信側のフレー
ム位相を一致させ、データ伝送中はトレーニング信号受
信時に同期したフレーム位相に従って動作するようにな
る。
例えば8変調で1フレームを構成していたとすると、各
変調毎に変調同期信号が復調されることから、この復調
同期信号の数をカウントすることでフレーム位相情報を
発生し、カウンタのクリアタイミングはトレーニング信
号の受信時のフレーム同期信号により決められているた
め、データ伝送中にフレーム同期信号を受けなくとも送
受信のフレーム位相の同期をとることができる。
変調毎に変調同期信号が復調されることから、この復調
同期信号の数をカウントすることでフレーム位相情報を
発生し、カウンタのクリアタイミングはトレーニング信
号の受信時のフレーム同期信号により決められているた
め、データ伝送中にフレーム同期信号を受けなくとも送
受信のフレーム位相の同期をとることができる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来のフレーム同期方式にあ
っては、データ伝送中に回線の瞬断等の特性変動により
1フレーム内に存在する一部の変調信号が失われると、
受信側のフレーム位相がずれてフレーム同期が外れてし
まい、一旦フレーム同期が外れるとフレーム同期は回復
せず、正常にデータ伝送できなくなり、このフレーム同
期外れは受信データの異常からしか判断できない不具合
があった。
っては、データ伝送中に回線の瞬断等の特性変動により
1フレーム内に存在する一部の変調信号が失われると、
受信側のフレーム位相がずれてフレーム同期が外れてし
まい、一旦フレーム同期が外れるとフレーム同期は回復
せず、正常にデータ伝送できなくなり、このフレーム同
期外れは受信データの異常からしか判断できない不具合
があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、フレーム同期が外れたことを迅速に検出して通信
不能状態の継続を未然に防止するようにしたフレーム同
期外れ検出方式を提供することを目的とする。
ので、フレーム同期が外れたことを迅速に検出して通信
不能状態の継続を未然に防止するようにしたフレーム同
期外れ検出方式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明のフレーム同期検出方式は、送信側で、送信
信号をフレーム位相に則り複素平面上で回転させ、受信
側では、受信した信号点を複素平面上で送信側とは逆に
回転して元に戻し、更に硬判定と軟判定との相違量でフ
レーム同期が外れたことを判定する。相違量を判定する
時、同期は外れが少ない回線では硬判定信号点と軟判定
信号点とが通常同一点となり、その場合、両者の誤差の
差は零となることを、及び同期外れが生じた際は両者の
誤差の差は大きくなることを使用して、同期外れを測定
検出する。即ち、第2発明では、硬判定値と受信信号と
の差、即ち、第1誤差をとり、次に軟判定値と受信信号
との差、即ち第2誤差をとり、次いで第1誤差と第2誤
差との相違を、例えば減算して得、この値を積分処理等
を行なって、所定値以上となった時、同期外れと見做す
ようにする。
信号をフレーム位相に則り複素平面上で回転させ、受信
側では、受信した信号点を複素平面上で送信側とは逆に
回転して元に戻し、更に硬判定と軟判定との相違量でフ
レーム同期が外れたことを判定する。相違量を判定する
時、同期は外れが少ない回線では硬判定信号点と軟判定
信号点とが通常同一点となり、その場合、両者の誤差の
差は零となることを、及び同期外れが生じた際は両者の
誤差の差は大きくなることを使用して、同期外れを測定
検出する。即ち、第2発明では、硬判定値と受信信号と
の差、即ち、第1誤差をとり、次に軟判定値と受信信号
との差、即ち第2誤差をとり、次いで第1誤差と第2誤
差との相違を、例えば減算して得、この値を積分処理等
を行なって、所定値以上となった時、同期外れと見做す
ようにする。
第1図において、まず送信部には、送信データのビット
列を所定の時間間隔で出力するビット処理手段10と;
ビット列の時間間隔の整数N倍の間隔を1フレームとす
るフレーム位相情報を発生するフレーム位相発生手段1
2と;データ伝送に先立ちフレーム同期信号を含むトレ
ーニング信号を発生するトレーニング信号発生手段14
と;ビット処理手段10からの送信ビット列を所定の手
順に則った冗長度を付加して符号化する誤り制御符号化
手段16と;誤り制御符号化手段16からのビット列を
複素平面上の信号点座標に変換するデータ列/座標変換
手段18と;データ列/座標変換手段18で変換された
信号点座標にフレーム位相発生手段12からのフレーム
位相情報に基づき所定の座標回転を施す座標回転手段2
0と;座標回転手段20の出力を位相変調又は直交振幅
変調して通信回線22に出力する変調手段24と;を設
ける。
列を所定の時間間隔で出力するビット処理手段10と;
ビット列の時間間隔の整数N倍の間隔を1フレームとす
るフレーム位相情報を発生するフレーム位相発生手段1
2と;データ伝送に先立ちフレーム同期信号を含むトレ
ーニング信号を発生するトレーニング信号発生手段14
と;ビット処理手段10からの送信ビット列を所定の手
順に則った冗長度を付加して符号化する誤り制御符号化
手段16と;誤り制御符号化手段16からのビット列を
複素平面上の信号点座標に変換するデータ列/座標変換
手段18と;データ列/座標変換手段18で変換された
信号点座標にフレーム位相発生手段12からのフレーム
位相情報に基づき所定の座標回転を施す座標回転手段2
0と;座標回転手段20の出力を位相変調又は直交振幅
変調して通信回線22に出力する変調手段24と;を設
ける。
一方、受信部には、通信回線22の受信信号から複素平
面上の受信点座標を復調する復調手段26と;送信部よ
り送られたトレーニング信号からフレーム同期信号を検
出し、フレーム位相発生手段28からのフレーム位相と
可変遅延手段30からの受信フレーム位相とが一致する
ように可変遅延手段30の遅延量τdを調整するフレー
ム位相検出手段32と;フレーム位相発生手段28のフ
レーム位相情報に基づいて受信点座標に送信側の座標回
転とは逆の回転を施す座標回転手段34と;座標回転手
段34から出力された受信点座標に対し伝送される可能
性のある複素平面上の信号点の中の最も近い信号点はど
れかを判定(硬判定)する第1判定手段36と;送信側
の誤り制御符号化手段16で付加した冗長度を利用して
最も尤もらしい信号点を判定(軟判定)して受信点座標
の誤りを訂正する第2判定手段38と;第1及び第2判
定手段36.38による判定点と復調受信点の複素平面
上での距離に基づいてフレーム同期外れの有無を判定す
るフレーム同期外れ判定手段40と;を設ける。
面上の受信点座標を復調する復調手段26と;送信部よ
り送られたトレーニング信号からフレーム同期信号を検
出し、フレーム位相発生手段28からのフレーム位相と
可変遅延手段30からの受信フレーム位相とが一致する
ように可変遅延手段30の遅延量τdを調整するフレー
ム位相検出手段32と;フレーム位相発生手段28のフ
レーム位相情報に基づいて受信点座標に送信側の座標回
転とは逆の回転を施す座標回転手段34と;座標回転手
段34から出力された受信点座標に対し伝送される可能
性のある複素平面上の信号点の中の最も近い信号点はど
れかを判定(硬判定)する第1判定手段36と;送信側
の誤り制御符号化手段16で付加した冗長度を利用して
最も尤もらしい信号点を判定(軟判定)して受信点座標
の誤りを訂正する第2判定手段38と;第1及び第2判
定手段36.38による判定点と復調受信点の複素平面
上での距離に基づいてフレーム同期外れの有無を判定す
るフレーム同期外れ判定手段40と;を設ける。
ここでフレーム同期外れ判定手段40は、第上判定手段
36による判定点と復調受信点との距離の変化が小さく
、かつ第2判定手段の判定点と復調判定点との距離の変
化が大きくなった時にフレーム同期が外れたことを判定
する。
36による判定点と復調受信点との距離の変化が小さく
、かつ第2判定手段の判定点と復調判定点との距離の変
化が大きくなった時にフレーム同期が外れたことを判定
する。
具体的には、第1判定手段36の判定点と復調受信点と
の距離を第1判定エラー(硬判定エラー)E1として算
出し、また第2判定手段38の判定点と復調受信点との
距離を第2判定エラー(軟判定エラー)E2として算出
し、第1及び第2の判定エラーE1、E2の差(El−
E2)の平均値が所定の閾値以上となった時にフレーム
同期が外れたことを判定する。
の距離を第1判定エラー(硬判定エラー)E1として算
出し、また第2判定手段38の判定点と復調受信点との
距離を第2判定エラー(軟判定エラー)E2として算出
し、第1及び第2の判定エラーE1、E2の差(El−
E2)の平均値が所定の閾値以上となった時にフレーム
同期が外れたことを判定する。
また送受信部に設けたフレーム位相発生手段12.32
の各々は、第1図(b)に示すように、■フレーム内を
前半フレームと後半フレームとの2つに分割するフレー
ム位相情報を発生し、送信部の座標回転手段20は、前
半フレームに含まれる信号点座標に所定の座標回転を施
し、後半フレームに含まれる信号点座標は非回転と、一
方、受信部の座標回転手段30は、前半フレームに含ま
れる受信点座標に送信部とは逆の所定の座標回転を施し
て元に戻し、後半フレームに含まれる受信点座標は非回
転とする。
の各々は、第1図(b)に示すように、■フレーム内を
前半フレームと後半フレームとの2つに分割するフレー
ム位相情報を発生し、送信部の座標回転手段20は、前
半フレームに含まれる信号点座標に所定の座標回転を施
し、後半フレームに含まれる信号点座標は非回転と、一
方、受信部の座標回転手段30は、前半フレームに含ま
れる受信点座標に送信部とは逆の所定の座標回転を施し
て元に戻し、後半フレームに含まれる受信点座標は非回
転とする。
この前半フレームと後半フレームにおける座標回転の非
回転の関係は、逆に前半フレームを非回転、後半フレー
ムを回転としても良い。
回転の関係は、逆に前半フレームを非回転、後半フレー
ムを回転としても良い。
更に、送信部及び受信部の各々に設けられたフレーム位
相発生手段12.32は、フリーランにより非同期で同
一フレーム情報を発生する。
相発生手段12.32は、フリーランにより非同期で同
一フレーム情報を発生する。
[作用]
このような構成を備えた本発明のフレーム同期検出方式
によれば、送信側で送信信号をフレーム位相情報に従っ
て複素平面上で回転させ、一方、受信側では受信した信
号点を複素平面上で送信側とは逆に回転することにより
元に戻しているため、回線の瞬断等による1フレーム内
の送信信号が部分的に欠落することでフレーム位相がず
れると、フレーム位相のずれにより受信した信号点を送
信側とは逆に回転して戻しても元の信号点に戻すことが
できず、その結果、ビイタビ復号として知られた軟判定
による第2判定結果と受信信号との差のエラーがフレー
ム同期が取れていた場合に比べ大きくなり、この軟判定
エラーの増加からフレーム同期外れを判定することがで
きる。
によれば、送信側で送信信号をフレーム位相情報に従っ
て複素平面上で回転させ、一方、受信側では受信した信
号点を複素平面上で送信側とは逆に回転することにより
元に戻しているため、回線の瞬断等による1フレーム内
の送信信号が部分的に欠落することでフレーム位相がず
れると、フレーム位相のずれにより受信した信号点を送
信側とは逆に回転して戻しても元の信号点に戻すことが
できず、その結果、ビイタビ復号として知られた軟判定
による第2判定結果と受信信号との差のエラーがフレー
ム同期が取れていた場合に比べ大きくなり、この軟判定
エラーの増加からフレーム同期外れを判定することがで
きる。
また硬判定エラー及び軟判定エラーは共に回線特性によ
り大きさが変化するが、硬判定エラーと軟判定エラーの
差の平均を取ることにより、回線特性に起因するエラー
量をキャンセルすることができ、回線特性に影響される
ことなくフレーム同期外れを正確に検出することができ
る。
り大きさが変化するが、硬判定エラーと軟判定エラーの
差の平均を取ることにより、回線特性に起因するエラー
量をキャンセルすることができ、回線特性に影響される
ことなくフレーム同期外れを正確に検出することができ
る。
[実施例]
第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図である
。
。
第2図において、100は送信部、200は受信部であ
り、送信部100と受信部200は通信回線22を介し
て接続され、この実施例にあっては14400bpsの
伝送速度でデータ伝送を行なう場合を例にとっている。
り、送信部100と受信部200は通信回線22を介し
て接続され、この実施例にあっては14400bpsの
伝送速度でデータ伝送を行なう場合を例にとっている。
まず、送信部100の構成を説明すると、次のようにな
る。
る。
10はビット処理回路であり、適宜の端末から送信デー
タが与えられており、ビット処理回路10は送信データ
のビット列を変調ビット毎に区切り、スクランブル等の
処理を行なって出力する。
タが与えられており、ビット処理回路10は送信データ
のビット列を変調ビット毎に区切り、スクランブル等の
処理を行なって出力する。
この実施例における伝送速度は14400bpsである
ことから、14400bps/ 2400bps =
6ビットとなり、1変調当りビット処理回路10は6ビ
ットのビット列rQ6n Q5n Q4n Q3
n Q2n QInJを出力する。
ことから、14400bps/ 2400bps =
6ビットとなり、1変調当りビット処理回路10は6ビ
ットのビット列rQ6n Q5n Q4n Q3
n Q2n QInJを出力する。
ビット処理回路10からの6ビットのビット列は誤り制
御復号化手段としてのトレリス符号回路16に与えられ
、トレリス符号回路■6で所定の規則に従って冗長1ビ
ットを付加した7ビットのビット列を出力する。即ち、
トレリス符号回路16はビット列処理回路10からのビ
ット列の下位2ビットIQ2n Q1nJを差動符号
器とたたみ込み符号器で成る符号化回路に入力して3ビ
ットのサブセットr Y 2n Y In Y O
nJを作り出し、これを上位4ビットに合せて7ビット
のビット列rQ6n Q5n Q4n Q3n
Y2n Yln YOnJを発生する。
御復号化手段としてのトレリス符号回路16に与えられ
、トレリス符号回路■6で所定の規則に従って冗長1ビ
ットを付加した7ビットのビット列を出力する。即ち、
トレリス符号回路16はビット列処理回路10からのビ
ット列の下位2ビットIQ2n Q1nJを差動符号
器とたたみ込み符号器で成る符号化回路に入力して3ビ
ットのサブセットr Y 2n Y In Y O
nJを作り出し、これを上位4ビットに合せて7ビット
のビット列rQ6n Q5n Q4n Q3n
Y2n Yln YOnJを発生する。
トレリス符号回路16の出力は、スイッチ回路42を介
してデータ列/座標変換回路18に与えられる。スイッ
チ回路42はトレリス符号回路16とトレーニング信号
発生回路14の出力を切り換えるもので、データ伝送に
先立ってスイッチ回路42はトレーニング信号発生回路
14からのトレーニング信号を選択し、トレーニング信
号発生回路14からのトレーニング信号により受信部2
00側に設けている自動等化器の引込み等を行なわせる
。
してデータ列/座標変換回路18に与えられる。スイッ
チ回路42はトレリス符号回路16とトレーニング信号
発生回路14の出力を切り換えるもので、データ伝送に
先立ってスイッチ回路42はトレーニング信号発生回路
14からのトレーニング信号を選択し、トレーニング信
号発生回路14からのトレーニング信号により受信部2
00側に設けている自動等化器の引込み等を行なわせる
。
本発明にあっては、トレーニング信号発生回路14で発
生するトレーニング信号の中にフレーム同期信号を含ま
せており、このトレーニング信号の中からフレーム同期
信号を受信部200側で検出してトレーニング時にフレ
ーム同期制御を行なうようにしている。勿論、スイッチ
回路42はデータ伝送中はトレリス符号回路16の出力
を選択するようになる。
生するトレーニング信号の中にフレーム同期信号を含ま
せており、このトレーニング信号の中からフレーム同期
信号を受信部200側で検出してトレーニング時にフレ
ーム同期制御を行なうようにしている。勿論、スイッチ
回路42はデータ伝送中はトレリス符号回路16の出力
を選択するようになる。
データ列/座標変換回路18は、トレリス符号回路16
から得られた7ビットのビット列を複素平面上の信号点
を示す座標に変換する。例えば、データ列/座標変換回
路18は第4図に示すマッピングパターンに従って7ビ
ットのトレリス符号回路16からのビット列の2進数で
示される複素平面上の黒丸で示す信号点の座標値、即ち
実数軸Reの振幅値と虚数軸Imの振幅値で成る座標デ
ータを出力する。また、第4図の信号点配置図について
は、■〜■が1変調毎の変調同期信号を送るための信号
点となる。
から得られた7ビットのビット列を複素平面上の信号点
を示す座標に変換する。例えば、データ列/座標変換回
路18は第4図に示すマッピングパターンに従って7ビ
ットのトレリス符号回路16からのビット列の2進数で
示される複素平面上の黒丸で示す信号点の座標値、即ち
実数軸Reの振幅値と虚数軸Imの振幅値で成る座標デ
ータを出力する。また、第4図の信号点配置図について
は、■〜■が1変調毎の変調同期信号を送るための信号
点となる。
データ列/座標変換回路18に続いては座標回転回路2
0が設けられ、座標回転回路20はフレーム位相発生回
路12からのフレーム位相情報に基づいてデータ列/座
標変換回路18からの信号点座標に対し複素平面上にお
ける所定の回転を施す。
0が設けられ、座標回転回路20はフレーム位相発生回
路12からのフレーム位相情報に基づいてデータ列/座
標変換回路18からの信号点座標に対し複素平面上にお
ける所定の回転を施す。
ここで、フレーム位相発生回路12は電源投入時にスタ
ートしてフリーランしており、第3図の送信側フレーム
位相情報に示すように、8変調となる1フレームを前半
フレームAと後半フレームBに分けたフレーム位相情報
を発生する。このようなフレーム位相発生回路12から
のフレーム位相情報に対し座標回転回路20は前半フレ
ームAに含まれるデータ列/座標変換回路18からの信
号点座標について複素平面上でθ回転、例えばθ=+9
0’ (第4図の複素平面で右回りに90°)の座標
回転を施し、次の後半フレームBに含まれる下信号座標
については座標回転を行なわない非回転とする処理を1
フレーム毎に繰り返す。
ートしてフリーランしており、第3図の送信側フレーム
位相情報に示すように、8変調となる1フレームを前半
フレームAと後半フレームBに分けたフレーム位相情報
を発生する。このようなフレーム位相発生回路12から
のフレーム位相情報に対し座標回転回路20は前半フレ
ームAに含まれるデータ列/座標変換回路18からの信
号点座標について複素平面上でθ回転、例えばθ=+9
0’ (第4図の複素平面で右回りに90°)の座標
回転を施し、次の後半フレームBに含まれる下信号座標
については座標回転を行なわない非回転とする処理を1
フレーム毎に繰り返す。
座標回転回路20の出力は変調回路24に与えられ、位
相変調(PSK)または直交振幅変調(QAM)等によ
り変調されて通信回線22に出力される。即ち、変調回
路24は座標回転回路20より出力される信号点座標の
実数軸Reの振幅値をsinωtで変調し、また虚数軸
Imの振幅値を90°進んだsinωtで変調して両者
を合威した後、通信回線22に出力する。
相変調(PSK)または直交振幅変調(QAM)等によ
り変調されて通信回線22に出力される。即ち、変調回
路24は座標回転回路20より出力される信号点座標の
実数軸Reの振幅値をsinωtで変調し、また虚数軸
Imの振幅値を90°進んだsinωtで変調して両者
を合威した後、通信回線22に出力する。
次に、受信部200側の構成を説明する。
26は復調回路であり、通信回線22の受信信号から信
号点座標、即ち受信点座標を復調する。
号点座標、即ち受信点座標を復調する。
具体的には、受信信号をcosωtで同期検波して実数
軸Reの振幅値を取り出し、また、sinωtで同期検
波して虚数軸lmの振幅値を取り出す。勿論、復調回路
26には自動等化器、CAPC等の回線劣化要因を除去
する回路が含まれる。
軸Reの振幅値を取り出し、また、sinωtで同期検
波して虚数軸lmの振幅値を取り出す。勿論、復調回路
26には自動等化器、CAPC等の回線劣化要因を除去
する回路が含まれる。
復調回路26に続いては、フレーム位相の同期制御を行
なうためのフレーム位相発生回路28,可変遅延回路3
0及びフレーム位相検出回路32が設けられる。
なうためのフレーム位相発生回路28,可変遅延回路3
0及びフレーム位相検出回路32が設けられる。
フレーム位相検出回路32はデータ伝送に先立って行な
われる送信部100からのトレーニング信号に含まれる
フレーム同期信号を検出し、受信部200のフレーム位
相発生回路28からのフレーム位相情報が送信部100
に設けたフレーム位相発生回路12の送信側フレーム位
相情報の位相に一致するように可変遅延回路30の遅延
量τdを調整する。
われる送信部100からのトレーニング信号に含まれる
フレーム同期信号を検出し、受信部200のフレーム位
相発生回路28からのフレーム位相情報が送信部100
に設けたフレーム位相発生回路12の送信側フレーム位
相情報の位相に一致するように可変遅延回路30の遅延
量τdを調整する。
即ち、送信部100に設けたフレーム位相発生回路l2
及び受信部200に設けたフレーム位相発生回路28の
それぞれは共に電源投入時にフリーランして1フレーム
を前半フレームAと後半フレームBに分けたフレーム位
相情報を発生しており、送信側と受信側のフレーム位相
は一致していない。そこでフレーム位相検出回路32は
トレーニング信号の中から検出したフレーム同期信号に
より送信側のフレーム位相を知り、送信側フレーム位相
に対する受信側フレーム位相の誤差、即ち遅延量τdを
求めて可変遅延回路30の遅延量を調整し、可変遅延量
回路30による信号遅延でフリーラン状態にある送信側
と受信側のフレーム位相発生回路12.28のフレーム
位相を一致させる。
及び受信部200に設けたフレーム位相発生回路28の
それぞれは共に電源投入時にフリーランして1フレーム
を前半フレームAと後半フレームBに分けたフレーム位
相情報を発生しており、送信側と受信側のフレーム位相
は一致していない。そこでフレーム位相検出回路32は
トレーニング信号の中から検出したフレーム同期信号に
より送信側のフレーム位相を知り、送信側フレーム位相
に対する受信側フレーム位相の誤差、即ち遅延量τdを
求めて可変遅延回路30の遅延量を調整し、可変遅延量
回路30による信号遅延でフリーラン状態にある送信側
と受信側のフレーム位相発生回路12.28のフレーム
位相を一致させる。
可変遅延回路30に続いては座標回転回路34が設けら
れ、座標回転回路34はフレーム位相発生回路28から
のフレーム位相情報に基づいて可変遅延回路30を介し
て得られた受信点座標に複素平面上での送信側とは逆の
座標回転を施す。
れ、座標回転回路34はフレーム位相発生回路28から
のフレーム位相情報に基づいて可変遅延回路30を介し
て得られた受信点座標に複素平面上での送信側とは逆の
座標回転を施す。
この実施例にあっては、第3図の送信側に示すように前
半フレームAについて送信側の座標回転回路20で例え
ば十〇、例えば+90°の回転を施し、後半フレームB
については非回転であることから、フレーム位相発生回
路28からのフレーム位相情報に基づき前半フレームA
に含まれる受信点座標について送信側とは逆のθ回転、
即ち−90’の座標回転を施し、後半フレームBについ
ては非回転とする。
半フレームAについて送信側の座標回転回路20で例え
ば十〇、例えば+90°の回転を施し、後半フレームB
については非回転であることから、フレーム位相発生回
路28からのフレーム位相情報に基づき前半フレームA
に含まれる受信点座標について送信側とは逆のθ回転、
即ち−90’の座標回転を施し、後半フレームBについ
ては非回転とする。
このため、座標回転回路34により送信側100で座標
回転を受けた信号点座標はフレーム同期が正常に取られ
ていれば受信側で座標回転前のもとの信号点座標に戻る
ことになる。
回転を受けた信号点座標はフレーム同期が正常に取られ
ていれば受信側で座標回転前のもとの信号点座標に戻る
ことになる。
座標回転回路34からの受信点座標は第1判定手段とし
ての硬判定回路36と、第2判定手段としての軟判定回
路38のそれぞれに与えられる。
ての硬判定回路36と、第2判定手段としての軟判定回
路38のそれぞれに与えられる。
硬判定回路36は伝送される可能性のある複素平面上の
信号点の中で、その時の受信信号点に最も近い複素平面
上の信号点はどれかを判定し、受信信号点に最も近い座
標点を判定点として出力する。
信号点の中で、その時の受信信号点に最も近い複素平面
上の信号点はどれかを判定し、受信信号点に最も近い座
標点を判定点として出力する。
また、軟判定回路38は送信側のトレリス符号回路16
で行なったトレリス符号による冗長ビットを利用し、最
も尤もらしい複素平面上の予め定められた信号点を受信
点として判定し、受信信号点の誤りを訂正する。具体的
には、送信側のトレリス符号化に則った遷移規則に基づ
く複数の受信信号の遷移系列の各々につき評価用数値を
有し、信号受信毎にこの評価用数値を更新すると共に更
新された評価用数値に基づいて最も尤もらしい受信信号
の遷移系列を選択することにより復調された受信信号点
の誤りを訂正するもので、ビイタビ復号判定として知ら
れている。
で行なったトレリス符号による冗長ビットを利用し、最
も尤もらしい複素平面上の予め定められた信号点を受信
点として判定し、受信信号点の誤りを訂正する。具体的
には、送信側のトレリス符号化に則った遷移規則に基づ
く複数の受信信号の遷移系列の各々につき評価用数値を
有し、信号受信毎にこの評価用数値を更新すると共に更
新された評価用数値に基づいて最も尤もらしい受信信号
の遷移系列を選択することにより復調された受信信号点
の誤りを訂正するもので、ビイタビ復号判定として知ら
れている。
軟判定回路38で判定された信号点は座標/データ列変
換回路44に与えられ、座標/データ列変換回路44に
は第4図に示した信号点配置の各々につき、6ビットデ
ータの2進数をもつマツピング回路を備えており、この
マッピング回路により判定座標点を6ビットデータに変
換してビット処理回路46に出力する。ビット処理回路
46はデスクランブル処理等を施すと共に6ビットずつ
のデータを繋げて端末に対し受信データを出力する。
換回路44に与えられ、座標/データ列変換回路44に
は第4図に示した信号点配置の各々につき、6ビットデ
ータの2進数をもつマツピング回路を備えており、この
マッピング回路により判定座標点を6ビットデータに変
換してビット処理回路46に出力する。ビット処理回路
46はデスクランブル処理等を施すと共に6ビットずつ
のデータを繋げて端末に対し受信データを出力する。
更に本発明にあっては、フレーム同期外れ判定回路40
が設けられており、フレーム同期外れ判定回路40に対
しては、座標回転回路34からの復調受信点、硬判定回
路36からの硬判定点、更に軟判定回路38からの軟判
定点のそれぞれが与えられている。
が設けられており、フレーム同期外れ判定回路40に対
しては、座標回転回路34からの復調受信点、硬判定回
路36からの硬判定点、更に軟判定回路38からの軟判
定点のそれぞれが与えられている。
フレーム同期外れ判定回路40は、エラー計算回路48
.50、差分回路52、平均化回路54及び判定回路5
6で構成される。
.50、差分回路52、平均化回路54及び判定回路5
6で構成される。
まずエラー計算回路48は、復調された受信点と硬判定
回路36の判定点の複素平面上における距離を硬判定エ
ラーElとして計算する。
回路36の判定点の複素平面上における距離を硬判定エ
ラーElとして計算する。
また、エラー計算回路50は復調された受信点と軟判定
回路38の軟判定点の複素平面上での距離を軟判定エラ
ーE2として計算する。
回路38の軟判定点の複素平面上での距離を軟判定エラ
ーE2として計算する。
エラー計算回路48.50で計算された硬判定エラーE
l と軟判定エラーE2は差分回路52に与えられ、差
分回路52で両者の差分(E2 −E1)が算出される
。差分回路52の出力は平均化回路54に与えられ、平
均化回路54で、例えば数フレーム分の差分値の平均を
もとに最終的に判定回路56で予め定められた所定の閾
値と比較し、その平均値が閾値以上となったときにフレ
ーム同期外れの判定出力を生ずる。
l と軟判定エラーE2は差分回路52に与えられ、差
分回路52で両者の差分(E2 −E1)が算出される
。差分回路52の出力は平均化回路54に与えられ、平
均化回路54で、例えば数フレーム分の差分値の平均を
もとに最終的に判定回路56で予め定められた所定の閾
値と比較し、その平均値が閾値以上となったときにフレ
ーム同期外れの判定出力を生ずる。
次に、第3図の動作タイミングチャートを参照して第2
図の実施例の動作を説明する。
図の実施例の動作を説明する。
まず、送信部l00及び受信部200の電源を投入する
と、送信部100のフレーム位相発生回路12及び受信
部200のフレーム位相検出回路32はフリーラン状態
となって独立に第3図(b)(f)に示す前半フレーム
Aと後半フレームBを示すフレーム位相情報を発生して
いる。
と、送信部100のフレーム位相発生回路12及び受信
部200のフレーム位相検出回路32はフリーラン状態
となって独立に第3図(b)(f)に示す前半フレーム
Aと後半フレームBを示すフレーム位相情報を発生して
いる。
続いて、データ伝送に先立ってスイッチ回路42がトレ
ーニング信号発生回路14側に切り換わり、トレーニン
グ信号発生回路14よりフレーム同期信号を含むトレー
ニング信号が受信部200に送信される。受信部200
は送信部100からのトレーニング信号を受信して復調
回路26に設けられている自動等化器の引込み等の回線
補償処理を行なうと共に、フレーム位相検出回路32で
トレーニング信号に含まれるフレーム同期信号を検出し
、送信部100に設けているフレーム位相発生回路12
のフレーム位相のタイミングを検出する。このため、フ
レーム位相検出回路32において、同図(b)に示す送
信側のフレーム位相情報と同図(f)に示す受信側のフ
レーム位相情報との位相差、即ち遅延量τdが検出され
、フレーム位相検出回路32は可変遅延回路30の遅延
量を検出された遅延量τdに調整する。従って、送受信
側のフレーム位相が一致していなくても、フレーム同期
信号に基づく可変遅延回路30の遅延量τdの設定によ
り可変遅延回路30の信号遅延を経て得られた受信信号
のフレームはフレーム位相発生回路28のフレーム位相
情報に一致するようになる。
ーニング信号発生回路14側に切り換わり、トレーニン
グ信号発生回路14よりフレーム同期信号を含むトレー
ニング信号が受信部200に送信される。受信部200
は送信部100からのトレーニング信号を受信して復調
回路26に設けられている自動等化器の引込み等の回線
補償処理を行なうと共に、フレーム位相検出回路32で
トレーニング信号に含まれるフレーム同期信号を検出し
、送信部100に設けているフレーム位相発生回路12
のフレーム位相のタイミングを検出する。このため、フ
レーム位相検出回路32において、同図(b)に示す送
信側のフレーム位相情報と同図(f)に示す受信側のフ
レーム位相情報との位相差、即ち遅延量τdが検出され
、フレーム位相検出回路32は可変遅延回路30の遅延
量を検出された遅延量τdに調整する。従って、送受信
側のフレーム位相が一致していなくても、フレーム同期
信号に基づく可変遅延回路30の遅延量τdの設定によ
り可変遅延回路30の信号遅延を経て得られた受信信号
のフレームはフレーム位相発生回路28のフレーム位相
情報に一致するようになる。
このようなトレーニング信号の送出が終了すると、送信
部100は端末からの送信データのデータ伝送を開始す
る。
部100は端末からの送信データのデータ伝送を開始す
る。
まずビット処理回路10において、送信データから第3
図(c)に示す変調同期信号に同期してl変調毎に6ビ
ットのビット列を取り出し、トレリス符号回路16にお
ける下位2ビットの符号化により冗長1ビットを付加し
た7ビット列に変換し、スイッチ回路42を介してデー
タ列/座標変換回路18に出力する。データ列/座標変
換回路18は、このときに入力した7ビットの2進数に
対応した第4図に示す信号点配置をもったマッピング回
路により信号点座標に変換し、座標回転回路20に出力
する。
図(c)に示す変調同期信号に同期してl変調毎に6ビ
ットのビット列を取り出し、トレリス符号回路16にお
ける下位2ビットの符号化により冗長1ビットを付加し
た7ビット列に変換し、スイッチ回路42を介してデー
タ列/座標変換回路18に出力する。データ列/座標変
換回路18は、このときに入力した7ビットの2進数に
対応した第4図に示す信号点配置をもったマッピング回
路により信号点座標に変換し、座標回転回路20に出力
する。
座標回転回路20に対してはフレーム位相発生回路12
より第3図(b)に示すフレーム位相情報が与えられて
おり、フレーム位相情報の前半フレームAに含まれる4
つの信号点座標につき複素平面上で所定の座標回転θ、
例えばθ=+90°の座標回転を施し、後半フレームB
に含まれる4つの信号点座標については非回転として変
調回路24に出力する。このように座標回転回路20を
介して順次出力される信号点座標は、変調回路24で実
数軸Reの座標値についてはCOSωtで変調され、一
方、虚数軸Inの座標値については90°進んだsin
ωtで変調され、両者の合成信号が通信回線22に出力
される。
より第3図(b)に示すフレーム位相情報が与えられて
おり、フレーム位相情報の前半フレームAに含まれる4
つの信号点座標につき複素平面上で所定の座標回転θ、
例えばθ=+90°の座標回転を施し、後半フレームB
に含まれる4つの信号点座標については非回転として変
調回路24に出力する。このように座標回転回路20を
介して順次出力される信号点座標は、変調回路24で実
数軸Reの座標値についてはCOSωtで変調され、一
方、虚数軸Inの座標値については90°進んだsin
ωtで変調され、両者の合成信号が通信回線22に出力
される。
一方、受信部200にあっては、復調回路26で通信回
線22の受信信号から信号点座標を復調し、可変遅延回
路30でトレーニング信号受信時に設定された遅延量τ
dの信号遅延を施すことでフレーム位相の同期をとって
座標回転回路34に与える。座標回転回路34はフレー
ム位相発生回路28からの位相情報、即ち第3図(f)
に示すフレーム位相情報に基づき、1フレームの前半フ
レームAの受信点座標については送信側とは逆の座標回
転、即ち−9゛0°の座標回転を施し、後半フレームB
については非回転とする。従って、座標回転回路34か
ら出力された受信点は送信側における座標回転前の信号
点に戻されるようになる。
線22の受信信号から信号点座標を復調し、可変遅延回
路30でトレーニング信号受信時に設定された遅延量τ
dの信号遅延を施すことでフレーム位相の同期をとって
座標回転回路34に与える。座標回転回路34はフレー
ム位相発生回路28からの位相情報、即ち第3図(f)
に示すフレーム位相情報に基づき、1フレームの前半フ
レームAの受信点座標については送信側とは逆の座標回
転、即ち−9゛0°の座標回転を施し、後半フレームB
については非回転とする。従って、座標回転回路34か
ら出力された受信点は送信側における座標回転前の信号
点に戻されるようになる。
座標回転回路34で座標回転が施された受信点座標は軟
判定回路38に与えられ、ビイタビ復号処理により最も
尤もらしい複素平面上の信号点を判定して復調された受
信点の誤りを訂正し、座標/データ列変換回路44でマ
ッピング回路を使用して誤り訂正された受信信号点を6
ビットデータに変換し、ビット処理回路46でデスクラ
ンプル等の処理を施した後、1変調毎に受信される6ビ
ットデータを繋げて適宜の端末側に受信データを送出す
る。
判定回路38に与えられ、ビイタビ復号処理により最も
尤もらしい複素平面上の信号点を判定して復調された受
信点の誤りを訂正し、座標/データ列変換回路44でマ
ッピング回路を使用して誤り訂正された受信信号点を6
ビットデータに変換し、ビット処理回路46でデスクラ
ンプル等の処理を施した後、1変調毎に受信される6ビ
ットデータを繋げて適宜の端末側に受信データを送出す
る。
一方、フレーム同期外れ判定回路40にあっては、l変
調の変調信号を受信する毎に得られる硬判定回路36及
び軟判定回路38からの判定点と実際の受信点とを使用
してエラー計算回路48.50のそれぞれで硬判定エラ
ーE1及び軟判定エラーE2を計算し、差分回路52で
両者の差を求め、平均化回路54で所定フレーム数の平
均化を行ない、その結果を判定回路56に設定している
所定の閾値と比較している。
調の変調信号を受信する毎に得られる硬判定回路36及
び軟判定回路38からの判定点と実際の受信点とを使用
してエラー計算回路48.50のそれぞれで硬判定エラ
ーE1及び軟判定エラーE2を計算し、差分回路52で
両者の差を求め、平均化回路54で所定フレーム数の平
均化を行ない、その結果を判定回路56に設定している
所定の閾値と比較している。
このような送信部100と受信部200間のデータ伝送
中に通信回線22で交換接続等に起因した瞬断により1
または複数の変調信号が欠落したとすると、第3図(h
)に示す復調同期信号が1フレーム間隔で7もしくはそ
れ以下となり、受信側のフレーム位相がずれることにな
る。このように、受信側のフレーム位相がずれると送信
側の回転フレームに含まれる変調信号が受信側で逆回転
フレームのタイミングとならずに非回転のフレームに対
応し、あるいは送信側で非回転フレームに含まれる変調
信号が受信側で逆回転フレームに対応し、受信部200
の座標回転回路34で送信側に対し逆回転を行なっても
信号点はもとに戻らなくなる。このため、フレーム位相
がずれたときに軟判定回路38の判定点は復調受信点の
連続性が崩れることで大きな軟判定エラーE2を生じ、
端、フレーム同期が崩れると回復しないため、平均化回
路54の平均値が判定回路56の閾値を上回り、これに
よってフレーム同期外れの判定出力を得ることができる
。
中に通信回線22で交換接続等に起因した瞬断により1
または複数の変調信号が欠落したとすると、第3図(h
)に示す復調同期信号が1フレーム間隔で7もしくはそ
れ以下となり、受信側のフレーム位相がずれることにな
る。このように、受信側のフレーム位相がずれると送信
側の回転フレームに含まれる変調信号が受信側で逆回転
フレームのタイミングとならずに非回転のフレームに対
応し、あるいは送信側で非回転フレームに含まれる変調
信号が受信側で逆回転フレームに対応し、受信部200
の座標回転回路34で送信側に対し逆回転を行なっても
信号点はもとに戻らなくなる。このため、フレーム位相
がずれたときに軟判定回路38の判定点は復調受信点の
連続性が崩れることで大きな軟判定エラーE2を生じ、
端、フレーム同期が崩れると回復しないため、平均化回
路54の平均値が判定回路56の閾値を上回り、これに
よってフレーム同期外れの判定出力を得ることができる
。
フレーム同期外れ判定回路40の判定出力が得られた場
合には、データ伝送不能状態に陥っていることから、送
受信側を再起動してトレーニング信号の送信からリスタ
ートさせることで正常のデータ伝送に復旧させることが
できる。
合には、データ伝送不能状態に陥っていることから、送
受信側を再起動してトレーニング信号の送信からリスタ
ートさせることで正常のデータ伝送に復旧させることが
できる。
更に、フレーム同期外れ判定回路40にあっては、硬判
定エラーElと軟判定エラーE2のその平均値に基づい
てフレーム同期外れを判定するため、回線特性に起因す
るエラー量をキャンセルして正確にフレーム同期外れを
判定することができる。即ち、硬判定エラーE1及び軟
判定エラーE2は共に回線上の特性により大きく変化し
、回線特性が安定している場合にはフレーム同期外れに
よる軟判定エラーの増大のみを検知してフレーム同期外
れを判定できる。しかし、一般に回線上の特性の変動は
大きいことから、両者の判定エラーの差の平均を取るこ
とにより回線特性に起因したエラー量をキャンセルし、
フレーム同期外れに起因した軟判定エラーの変化分の平
均値に基づき正確にフレーム同期外れを判定することが
できる。
定エラーElと軟判定エラーE2のその平均値に基づい
てフレーム同期外れを判定するため、回線特性に起因す
るエラー量をキャンセルして正確にフレーム同期外れを
判定することができる。即ち、硬判定エラーE1及び軟
判定エラーE2は共に回線上の特性により大きく変化し
、回線特性が安定している場合にはフレーム同期外れに
よる軟判定エラーの増大のみを検知してフレーム同期外
れを判定できる。しかし、一般に回線上の特性の変動は
大きいことから、両者の判定エラーの差の平均を取るこ
とにより回線特性に起因したエラー量をキャンセルし、
フレーム同期外れに起因した軟判定エラーの変化分の平
均値に基づき正確にフレーム同期外れを判定することが
できる。
尚、上記の実施例にあっては送受信側のフレーム位相情
報の前半フレームAについて信号点座標の回転、逆回転
を行ない、後半フレームBについては非回転としている
が、逆に前半フレームAを非回転、後半フレームBを回
転,逆回転と入れ換えても全く同じである。
報の前半フレームAについて信号点座標の回転、逆回転
を行ない、後半フレームBについては非回転としている
が、逆に前半フレームAを非回転、後半フレームBを回
転,逆回転と入れ換えても全く同じである。
また、上記の実施例にあっては、lフレーム内を前半と
後半の2つに分割したフレーム位相情報を発生している
が、3分割,4分割というように適宜のフレーム位相情
報であっても良いことは勿論である。
後半の2つに分割したフレーム位相情報を発生している
が、3分割,4分割というように適宜のフレーム位相情
報であっても良いことは勿論である。
更に上記の実施例にあっては、信号点座標の回転を複素
平面上で90°行なう場合を例にとるものであったが、
フレーム同期外れによる軟判定エラーが充分に得られる
適宜の回転量としても良いことは勿論である。
平面上で90°行なう場合を例にとるものであったが、
フレーム同期外れによる軟判定エラーが充分に得られる
適宜の回転量としても良いことは勿論である。
[発明の効果コ
以上説明してきたように本発明によれば、データ伝送中
に瞬断等の回線上の特性変動等により送受信間のフレー
ム位相が外れた場合に、直ちにフレーム同期外れを検出
して再度トレーニング信号等を送出する等の対応策をと
ることができ、フレーム同期が外れたまま伝送不能状態
が継続してしまうことを未然に防止することができる。
に瞬断等の回線上の特性変動等により送受信間のフレー
ム位相が外れた場合に、直ちにフレーム同期外れを検出
して再度トレーニング信号等を送出する等の対応策をと
ることができ、フレーム同期が外れたまま伝送不能状態
が継続してしまうことを未然に防止することができる。
第1図は本発明の原理説明図;
第2図は本発明の実施例構成図;
第3図は本発明の動作タイミングチャート;第4図は本
発明のトレリス符号化変調の信号点配置図である。 図中、 10: 12, 14: 16: 18: 20, 22: 24: 26: 30: 32: 36: 38: 40 ビット処理手段(回路) 28:フレーム位相発生手段(回路) トレーニング信号発生手段(回路) 誤り制御符号化手段(トレリス符号回路)データ列/座
標変換手段(回路) 34:座標回転手段(回路) 通信回線 変調手段(回路) 復調手段(回路) 可変遅延手段(回路) フレーム位相検出手段(回路) 第1判定手段(硬判定回路) 第2判定手段(軟判定回路) フレーム同期外れ判定手段(回路) 42 : 44 : 46 : 48. 54 = 54 = 56 = スイッチ回路 座標/データ列変換回路 ビット処理回路 50:エラー計算回路 差分回路 平均化回路 判定回路
発明のトレリス符号化変調の信号点配置図である。 図中、 10: 12, 14: 16: 18: 20, 22: 24: 26: 30: 32: 36: 38: 40 ビット処理手段(回路) 28:フレーム位相発生手段(回路) トレーニング信号発生手段(回路) 誤り制御符号化手段(トレリス符号回路)データ列/座
標変換手段(回路) 34:座標回転手段(回路) 通信回線 変調手段(回路) 復調手段(回路) 可変遅延手段(回路) フレーム位相検出手段(回路) 第1判定手段(硬判定回路) 第2判定手段(軟判定回路) フレーム同期外れ判定手段(回路) 42 : 44 : 46 : 48. 54 = 54 = 56 = スイッチ回路 座標/データ列変換回路 ビット処理回路 50:エラー計算回路 差分回路 平均化回路 判定回路
Claims (7)
- (1)位相変復調、直交振幅変復調等の同期式伝送装置
に於いて、 送信部に、 送信データのビット列を所定の時間間隔で出力するビッ
ト処理手段(10)と; 前記ビット列の時間間隔の整数N倍の間隔を1フレーム
とするフレーム位相情報を発生するフレーム位相発生手
段(12)と; 前記ビット処理手段(10)からの送信ビット列に所定
の手順に則った冗長度を付加して符号化する誤り制御符
号化手段(16)と; 該誤り制御符号化手段(16)からのビット列を複素平
面上の信号点座標に変換するデータ列/座標変換手段(
18)と; 該座標回転手段(20)の出力を位相変調又は直交振幅
変調して通信回線(22)に出力する変調手段(24)
と; を設け、一方、受信部には、 通信回線(22)の受信信号から複素平面上の受信点座
標を復調する復調手段(26)と; 送信部より送られたトレーニング信号からフレーム同期
信号を検出し、フレーム位相発生手段(28)からのフ
レーム位相と受信フレーム位相とを一致せしめるフレー
ム位相検出手段(32)と;前記フレーム位相発生手段
(28)のフレーム位相情報に基づいて受信点座標に送
信側の座標回転手段(20)と逆の回転を施す座標回転
手段(34)と; 送信側の誤り制御符号化手段(16)で付加した冗長度
を利用して最も尤もらしい信号点を判定して受信点座標
の誤りを訂正する第2判定手段(38)と; 前記第2判定手段(38)による判定点と復調受信点の
複素平面上での距離に基づいてフレーム同期外れの有無
を判定するフレーム同期外れ判定手段(40)と; を設けたことを特徴とするフレーム同期外れ検出方式。 - (2)請求項1記載のフレーム同期外れ検出方式に於い
て、 前記フレーム同期外れ判定手段(40)は、該座標回転
手段(34)から出力された受信点座標に対し伝送され
る可能性のある複素平面上の信号点の中の最も近い信号
点はどれかを判定する第1判定手段(36)と;を含み
前記第1判定手段(36)による判定点と復調受信点と
の距離の変化が小さく、前記第2判定手段(38)の判
定点と復調受信点との距離の変化が大きくなった時にフ
レーム同期が外れたことを判定することを特徴とするフ
レーム同期検出方式。 - (3)請求項1記載のフレーム同期検出方式に於いて、 前記フレーム同期外れ判定手段(40)は、前記第1判
定手段(36)の判定点と復調受信点との距離を第1判
定エラー(E1)として算出すると共に、前記第2判定
手段(38)の判定点と復調受信点との距離を第2判定
エラー(E2)として算出し、該第1及び第2の判定エ
ラー(E1、E2)の差の平均値が所定の閾値以上とな
った時にフレーム同期が外れたことを判定することを特
徴とするフレーム同期検出方式。 - (4)請求項1記載のフレーム同期外れ検出方式に於い
て、 前記送信部のフレーム位相発生手段(20)及び受信部
のフレーム位相発生手段(28)の各々は、1フレーム
内を前半フレームと後半フレームの2つに分割するフレ
ーム位相情報を発生し、 前記座標回転手段(20)は前半フレームに含まれる信
号点座標に所定の座標回転を施し、後半フレームに含ま
れる信号点座標は非回転とし、前記受信側の座標回転手
段(34)は前半フレームに含まれる受信点座標に送信
部とは逆の所定の座標回転を施し、後半フレームに含ま
れる受信点座標は非回転としたことを特徴とするフレー
ム同期検出方式。 - (5)請求項4記載のフレーム同期外れ検出方式に於い
て、 送信部の座標回転手段(20)は前半フレームに含まれ
る信号点座標を非回転とし、後半フレームに含まれる信
号点座標に所定の回転を施し、受信部の座標回転手段(
34)は前半フレームに含まれる受信点座標を非回転と
し、後半フレームに含まれる受信点座標に送信側のと逆
の座標回転を施すことを特徴とするフレーム同期外れ検
出方式。 - (6)請求項1記載のフレーム同期検出方式に於いて、 送信部及び受信部のフレーム位相発生手段(12、28
)の各々は、フリーランにより非同期で同じフレーム位
相情報を発生することを特徴とするフレーム同期外れ検
出方式。 - (7)伝送されるデータが最尤符号化され、位相変調さ
れて伝送される回線に接続される受信装置のフレーム同
期外れ検出方式であって、 該受信装置は、 位相変調を復調する復調手段(26)と、 復調されたベースバンド信号の回転での信号劣化を補償
する補償手段(30)と、 補償手段の出力する補償済信号について、送信されるべ
き理想的な複数の信号点の内、補償済信号が近接する一
つの信号点を判定出力する第1判定手段(36)と、 補償手段の出力する補償済信号を使用して該最尤符号化
されたデータを復号化し、最尤信号点を判定出力する第
2判定手段(38)と、 補償済信号と第1判定手段の出力する硬判定信号点とを
比較して第1誤差を作成する手段(48)と、補償済信
号と第2判定手段の出力する最尤信号点とを比較して第
2誤差を作成する手段(50)と、第1誤差と第2誤差
とを比較して、第1誤差と第2誤差の相違量を抽出する
手段(52)とを備え、該相違量に基づいてフレーム同
期外れを検出することを特徴とするフレーム同期外れ検
出方式。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1151272A JPH088562B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | フレーム同期外れ検出方式 |
DE69030053T DE69030053T2 (de) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modem fähig zur detektierung von synchronzuständen ausserhalb eines rahmens |
CA002034007A CA2034007C (en) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modulator-demodulator device capable of detecting an unsynchronized frame state |
CA002167742A CA2167742C (en) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modulator-demodulator device capable of detecting an unsynchronized frame state |
EP96104775A EP0721265B1 (en) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modulator-demodulator device capable of detecting an unsynchronized frame state |
US07/635,520 US5319650A (en) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modulator-demodulator device capable of detecting an unsynchronized frame state |
DE69033637T DE69033637T2 (de) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modulator-Demodulator mit der Fähigkeit, nicht-synchronisierte Rahmenzustände zu Erkennen |
CA002167741A CA2167741C (en) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modulator-demodulator device capable of detecting an unsynchronized frame state |
PCT/JP1990/000769 WO1990016123A1 (fr) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modem capable de detecter des conditions de synchronisme hors bloc |
EP90909375A EP0429674B1 (en) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modem capable of detecting out-of-frame synchronism condition |
ES90909375T ES2098268T3 (es) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Modem capaz de detectar un estado de sincronismo fuera de cuadro. |
US08/053,804 US5572537A (en) | 1989-06-13 | 1993-04-29 | Modulator-demodulator device capable of detecting an unsynchronized frame state based on hard and soft error values |
US08/053,803 US5574737A (en) | 1989-06-13 | 1993-04-29 | Modulator-demodulator device capable of detecting an unsynchronized frame state based on hard and soft error values |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1151272A JPH088562B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | フレーム同期外れ検出方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314337A true JPH0314337A (ja) | 1991-01-23 |
JPH088562B2 JPH088562B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=15515045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1151272A Expired - Fee Related JPH088562B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | フレーム同期外れ検出方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088562B2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP1151272A patent/JPH088562B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH088562B2 (ja) | 1996-01-29 |
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