JPH088562B2 - フレーム同期外れ検出方式 - Google Patents

フレーム同期外れ検出方式

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JPH088562B2
JPH088562B2 JP1151272A JP15127289A JPH088562B2 JP H088562 B2 JPH088562 B2 JP H088562B2 JP 1151272 A JP1151272 A JP 1151272A JP 15127289 A JP15127289 A JP 15127289A JP H088562 B2 JPH088562 B2 JP H088562B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] PSK、QAM等の変復調方式をとる伝送装置のデータ伝送
中のフレーム同期外れを検出するフレーム同期外れ検出
方式に関し、 フレーム同期外れを迅速に検出して通信不能状態の継
続を未然に防止することを目的とし、 送信側で、送信信号をフレーム位相情報に従って複素
平面上で所定単位毎に回転し、受信側では、受信した信
号点を複素平面上で送信側とは逆に回転して元に戻し、
硬判定エラーと軟判定エラーの差の平均値が所定の閾値
以上となった時にフレーム同期外れと判定するように構
成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、位相変復調(PSK)、直交振幅変復調(QA
M)等の変復調方式を採用した同期式伝送装置のフレー
ム同期外れを検出するフレーム同期外れ検出方式に関す
る。
位相変復調方式(PSK)や直交振幅変復調方(QAM)式
等を採用した同期式のデータ伝送装置にあっては、デー
タ伝送に先立って行なわれる受信側の自動等化器の自動
引き込み等のためのトレーニング信号の中にフレーム同
期信号を含ませて送受信間のフレーム同期をとり、デー
タ伝送中はトレーニング信号受信時に同期したフレーム
位相で動作する。
しかしながら、データ伝送中の回線上の特性変動等に
よりフレーム位相がずれてフレーム同期が外れると正常
にデータ伝送できなくなるが、このフレーム同期外れは
受信データの異常からしか判別できないため、迅速かつ
的確にフレーム同期を検出する方式が望まれる。
[従来の技術] 従来、2400bps〜19200bpsの伝送速度のアナログ回線
を使用する伝送装置にあっては、データの伝送速度は一
般的に2400bpsの整数倍となっている。
このため、データを同期して送受信する時間間隔、即
ち変調速度が2400bpsと異なりかつ1回に変復調できる
伝送ビット数が整数の伝送装置においては、基準となる
2400bpsの整数倍の伝送速度に一致させるために、フレ
ーム位相情報を使用して送受信間でフレーム同期した状
態でデータ伝送処理を行なう必要がある。
この送受信間のフレーム位相の同期は、データ伝送に
先立って行なわれるトレーニング信号の中にフレーム同
期信号を含ませて送信側のフレーム位相に受信側のフレ
ーム位相を一致させ、データ伝送中はトレーニング信号
受信時に同期したフレーム位相に従って動作するように
なる。
例えば8変調で1フレームを構成していたとすると、
各変調毎に変調同期信号が復調されることから、この復
調同期信号の数をカウントすることでフレーム位相情報
を発生し、カウンタのクリアタイミングはトレーニング
信号の受信時のフレーム同期信号により決められている
ため、データ伝送中にフレーム同期信号を受けなくとも
送受信のフレーム位相の同期をとることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のフレーム同期方式に
あっては、データ伝送中に回線の瞬断等の特性変動によ
り1フレーム内に存在する一部の変調信号が失われる
と、受信側のフレーム位相がずれてフレーム同期が外れ
てしまい、一旦フレーム同期が外れるとフレーム同期は
回復せず、正常にデータ伝送できなくなり、このフレー
ム同期外れは受信データの異常からしか判断できない不
具合があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、フレーム同期が外れたことを迅速に検出して通
信不能状態の継続を未然に防止するようにしたフレーム
同期外れ検出方式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明のフレーム同期検出方式は、送信側で、送
信信号をフレーム位相に則り複素平面上で回転させ、受
信側では、受信した信号点を複素平面上で送信側とは逆
に回転して元に戻し、更に硬判定と軟判定との相違量で
フレーム同期が外れたことを判定する。相違量を判定す
る時、同期は外れが少ない回線では硬判定信号点と軟判
定信号点とが通常同一点となり、その場合、両者の誤差
の差は零となることを、及び同期外れが生じた際は両者
の誤差の差は大きくなることを使用して、同期外れを測
定検出する。即ち、第2発明では、硬判定値と受信信号
との差、即ち、第1誤差をとり、次に軟判定値と受信信
号との差、即ち第2誤差をとり、次いで第1誤差と第2
誤差との相違を、例えば減算して得、この値を積分処理
等を行なって、所定値以上となった時、同期外れと見做
すようにする。
第1図において、まず送信部には、送信データのビッ
ト列を所定の時間間隔で出力するビット処理手段10と;
ビット列の時間間隔の整数N倍の間隔を1フレームとす
るフレーム位相情報を発生するフレーム位相発生手段12
と;データ伝送に先立ちフレーム同期信号を含むトレー
ニング信号を発生するトレーニング信号発生手段14と;
ビット処理手段10からの送信ビット列を所定の手順に則
った冗長度を付加して符号化する誤り制御符号化手段16
と;誤り制御符号化手段16からのビット列を複素平面上
の信号点座標に変換するデータ列/座標変換手段18と;
データ列/座標変換手段18で変換された信号点座標にフ
レーム位相発生手段12からのフレーム位相情報に基づき
所定の座標回転を施す座標回転手段20と;座標回転手段
20の出力を位相変調又は直交振幅変調して通信回線22に
出力する変調手段24と;を設ける。
一方、受信部には、通信回線22の受信信号から複素平
面上の受信点座標を復調する復調手段26と;送信部より
送られたトレーニング信号からフレーム同期信号を検出
し、フレーム位相発生手段28からのフレーム位相と可変
遅延手段30からの受信フレーム位相とが一致するように
可変遅延手段30の遅延量τdを調整するフレーム位相検
出手段32と;フレーム位相発生手段28のフレーム位相情
報に基づいて受信点座標に送信側の座標回転とは逆の回
転を施す座標回転手段34と;座標回転手段34から出力さ
れた受信点座標に対し伝送される可能性のある複素平面
上の信号点の中の最も近い信号点はどれかを判定(硬判
定)する第1判定手段36と;送信側の誤り制御符号化手
段16で付加した冗長度を利用して最も尤もらしい信号点
を判定(軟判定)して受信点座標の誤りを訂正する第2
判定手段38と;第1及び第2判定手段36,38による判定
点と復調受信点の複素平面上での距離に基づいてフレー
ム同期外れの有無を判定するフレーム同期外れ判定手段
40と;を設ける。
ここでフレーム同期外れ判定手段40は、第1判定手段
36による判定点と復調受信点との距離の変化が小さく、
かつ第2判定手段の判定点と復調判定点との距離の変化
が大きくなった時にフレーム同期が外れたことを判定す
る。
具体的には、第1判定手段36の判定点と復調受信点と
の距離を第1判定エラー(硬判定エラー)E1として算出
し、また第2判定手段38の判定点と復調受信点との距離
を第2判定エラー(軟判定エラー)E2として算出し、第
1及び第2の判定エラーE1,E2の差(E1−E2)の平均値
が所定の閾値以上となった時にフレーム同期が外れたこ
とを判定する。
また送受信部に設けたフレーム位相発生手段12,32の
各々は、第1図(b)に示すように、1フレーム内を前
半フレームと後半フレームとの2つに分割するフレーム
位相情報を発生し、送信部の座標回転手段20は、前半フ
レームに含まれる信号点座標に所定の座標回転を施し、
後半フレームに含まれる信号点座標は非回転と、一方、
受信部の座標回転手段30は、前半フレームに含まれる受
信点座標に送信部とは逆の所定の座標回転を施して元に
戻し、後半フレームに含まれる受信点座標は非回転とす
る。
この前半フレームと後半フレームにおける座標回転の
非回転の関係は、逆に前半フレームを非回転、後半フレ
ームを回転としても良い。
更に、送信部及び受信部の各々に設けられたフレーム
位相発生手段12,32は、フリーランにより非同期で同一
フレーム情報を発生する。
[作用] このような構成を備えた本発明のフレーム同期検出方
式によれば、送信側で送信信号をフレーム位相情報に従
って複素平面上で回転させ、一方、受信側では受信した
信号点を複素平面上で送信側とは逆に回転することによ
り元に戻しているため、回線の瞬断等による1フレーム
内の送信信号が部分的に欠落することでフレーム位相が
ずれると、フレーム位相のずれにより受信した信号点を
送信側とは逆に回転して戻しても元の信号点に戻すこと
ができず、その結果、ビィタビ復号として知られた軟判
定による第2判定結果と受信信号との差のエラーがフレ
ーム同期が取れていた場合に比べ大きくなり、この軟判
定エラーの増加からフレーム同期外れを判定することが
できる。
また硬判定エラー及び軟判定エラーは共に回線特性に
より大きさが変化するが、硬判定エラーと軟判定エラー
の差の平均を取ることにより、回線特性に起因するエラ
ー量をキャンセルすることができ、回線特性に影響され
ることなくフレーム同期外れを正確に検出することがで
きる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第2図において、100は送信部、200は受信部であり、
送信部100と受信部200は通信回線22を介して接続され、
この実施例にあっては14400bpsの伝送速度でデータ伝送
を行なう場合を例にとっている。
まず、送信部100の構成を説明すると、次のようにな
る。
10はビット処理回路であり、適宜の端末から送信デー
タが与えられており、ビット処理回路10は送信データの
ビット列を変調ビット毎に区切り、スクランブル等の処
理を行なって出力する。この実施例における伝送速度は
14400bpsであることから、14400bps/2400bps=6ビット
となり、1変調当りビット処理回路10は6ビットのビッ
ト列「Q6n Q5n Q4n Q3n Q2n Q1n」を出力する。
ビット処理回路10からの6ビットのビット列は誤り制
御復号化手段としてのトレリス符号回路16に与えられ、
トレリス符号回路16で所定の規則に従って冗長1ビット
を付加した7ビットのビット列を出力する。即ち、トレ
リス符号回路16はビット列処理回路10からのビット列の
下位2ビット「Q2n Q1n」を差動符号器とたたみ込み符
号器で成る符号化回路に入力して3ビットのサブセット
「Y2n Y1n Y0n」を作り出し、これを上位4ビットに
合せて7ビットのビット列「Q6n Q5n Q4n Q3n Y2n
Y1n Y0n」を発生する。
トレリス符号回路16の出力は、スイッチ回路42を介し
てデータ列/座標変換回路18に与えられる。スイッチ回
路42はトレリス符号回路16とトレーニング信号発生回路
14の出力を切り換えるもので、データ伝送に先立ってス
イッチ回路42はトレーニング信号発生回路14からのトレ
ーニング信号を選択し、トレーニング信号発生回路14か
らのトレーニング信号により受信部200側に設けている
自動等化器の引込み等を行なわせる。
本発明にあっては、トレーニング信号発生回路14で発
生するトレーニング信号の中にフレーム同期信号を含ま
せており、このトレーニング信号の中からフレーム同期
信号を受信部200側で検出してトレーニング時にフレー
ム同期制御を行なうようにしている。勿論、スイッチ回
路42はデータ伝送中はトレリス符号回路16の出力を選択
するようになる。
データ列/座標変換回路18は、トレリス符号回路16か
ら得られた7ビットのビット列を複素平面上の信号点を
示す座標に変換する。例えば、データ列/座標変換回路
18は第4図に示すマッピングパターンに従って7ビット
のトレリス符号回路16からのビット列の2進数で示され
る複素平面上の黒丸で示す信号点の座標値、即ち実数軸
Reの振幅値と虚数軸Imの振幅値で成る座標データを出力
する。また、第4図の信号点配置図については、〜
が1変調毎の変調同期信号を送るための信号点となる。
データ列/座標変換回路18に続いては座標回転回路20
が設けられ、座標回転回路20はフレーム位相発生回路12
からのフレーム位相情報に基づいてデータ列/座標変換
回路18からの信号点座標に対し複素平面上における所定
の回転を施す。
ここで、フレーム位相発生回路12は電源投入時にスタ
ートしてフリーランしており、第3図の送信側フレーム
位相情報に示すように、8変調となる1フレームを前半
フレームAと後半フレームBに分けたフレーム位相情報
を発生する。このようなフレーム位相発生回路12からの
フレーム位相情報に対し座標回転回路20は前半フレーム
Aに含まれるデータ列/座標変換回路18からの信号点座
標について複素平面上でθ回転、例えばθ=+90゜(第
4図の複素平面で右回りに90゜)の座標回転を施し、次
の後半フレームBに含まれる下信号座標については座標
回転を行なわない非回転とする処理を1フレーム毎に繰
り返す。
座標回転回路20の出力は変調回路24に与えられ、位相
変調(PSK)または直交振幅変調(QAM)等により変調さ
れて通信回線22に出力される。即ち、変調回路24は座標
回転回路20より出力される信号点座標の実数軸Reの振幅
値をsinωtで変調し、また虚数軸Imの振幅値を90゜進
んだsinωtで変調して両者を合成した後、通信回線22
に出力する。
次に、受信部200側の構成を説明する。
26は復調回路であり、通信回線22の受信信号から信号
点座標、即ち受信点座標を復調する。具体的には、受信
信号をcosωtで同期検波して実数軸Reの振幅値を取り
出し、また、sinωtで同期検波して虚数軸Imの振幅値
を取り出す。勿論、復調回路26には自動等化器、CAPC等
の回線劣化要因に除去する回路が含まれる。
復調回路26に続いては、フレーム位相の同期制御を行
なうためのフレーム位相発生回路28,可変遅延回路30及
びフレーム位相検出回路32が設けられる。
フレーム位相検出回路32はデータ伝送に先立って行な
われる送信部100からのトレーニング信号に含まれるフ
レーム同期信号を検出し、受信部200のフレーム位相発
生回路28からのフレーム位相情報が送信部100に設けた
フレーム位相発生回路12の送信側フレーム位相情報の位
相に一致するように可変遅延回路30の遅延量τdを調整
する。
即ち、送信部100に設けたフレーム位相発生回路12及
び受信部200に設けたフレーム位相発生回路28のそれぞ
れは共に電源投入時にフリーランして1フレームを前半
フレームAと後半フレームBに分けたフレーム位相情報
を発生しており、送信側と受信側のフレーム位相は一致
していない。そこでフレーム位相検出回路32はトレーニ
ング信号の中から検出したフレーム同期信号により送信
側のフレーム位相を知り、送信側フレーム位相に対する
受信側フレーム位相の誤差、即ち遅延量τdを求めて可
変遅延回路30の遅延量を調整し、可変遅延量回路30によ
る信号遅延でフリーラン状態にある送信側と受信側のフ
レーム位相発生回路12,28のフレーム位相を一致させ
る。
可変遅延回路30に続いては座標回転回路34が設けら
れ、座標回転回路34はフレーム位相発生回路28からのフ
レーム位相情報に基づいて可変遅延回路30を介して得ら
れた受信点座標に複素平面上での送信側とは逆の座標回
転を施す。
この実施例にあっては、第3図の送信側に示すように
前半フレームAについて送信側の座標回転回路20で例え
ば+θ、例えば+90゜の回転を施し、後半フレームBに
ついては非回転であることから、フレーム位相発生回路
28からのフレーム位相情報に基づき前半フレームAに含
まれる受信点座標について送信側とは逆のθ回転、即ち
−90゜の座標回転を施し、後半フレームBについては非
回転とする。
このため、座標回転回路34により送信側100で座標回
転を受けた信号点座標はフレーム同期が正常に取られて
いれば受信側で座標回転前のもとの信号点座標に戻るこ
とになる。
座標回転回路34からの受信点座標は第1判定手段とし
ての硬判定回路36と、第2判定手段としての軟判定回路
38のそれぞれに与えられる。
硬判定回路36は伝送される可能性のある複素平面上の
信号点の中で、その時の受信信号点に最も近い複素平面
上の信号点はどれかを判定し、受信信号点に最も近い座
標点を判定点として出力する。
また、軟判定回路38は送信側のトレリス符号回路16で
行なったトレリス符号による冗長ビットを利用し、最も
尤もらしい複素平面上の予め定められた信号点を受信点
として判定し、受信信号点の誤りを訂正する。具体的に
は、送信側のトレリス符号化に則った遷移規則に基づく
複数の受信信号の遷移系列の各々につき評価用数値を有
し、信号受信毎にこの評価用数値を更新すると共に更新
された評価用数値に基づいて最も尤もらしい受信信号の
遷移系列を選択することにより復調された受信信号点の
誤りを訂正するもので、ビィタビ復号判定として知られ
ている。
軟判定回路38で判定された信号点は座標/データ列変
換回路44に与えられ、座標/データ列変換回路44には第
4図に示した信号点配置の各々につき、6ビットデータ
の2進数をもつマッピング回路を備えており、このマッ
ピング回路により判定座標点を6ビットデータに変換し
てビット処理回路46に出力する。ビット処理回路46はデ
スクランブル処理等を施すと共に6ビットずつのデータ
を繋げて端末に対し受信データを出力する。
更に本発明にあっては、フレーム同期外れ判定回路40
が設けられており、フレーム同期外れ判定回路40に対し
ては、座標回転回路34からの復調受信点、硬判定回路36
からの硬判定点、更に軟判定回路38からの軟判定点のそ
れぞれが与えられている。
フレーム同期外れ判定回路40は、エラー計算回路48,5
0、差分回路52、平均化回路54及び判定回路56で構成さ
れる。
まずエラー計算回路48は、復調された受信点と硬判定
回路36の判定点の複素平面上における距離を硬判定エラ
ーE1として計算する。
また、エラー計算回路50は復調された受信点と軟判定
回路38の軟判定点の複素平面上での距離を軟判定エラー
E2として計算する。
エラー計算回路48,50で計算された硬判定エラーE1と
軟判定エラーE2は差分回路52に与えられ、差分回路52で
両者の差分(E2−E1)が算出される。差分回路52の出力
は平均化回路54に与えられ、平均化回路54で、例えば数
フレーム分の差分値の平均をもとに最終的に判定回路56
で予め定められた所定の閾値と比較し、その平均値が閾
値以上となったときにフレーム同期外れの判定出力を生
ずる。
次に、第3図の動作タイミングチャートを参照して第
2図の実施例の動作を説明する。
まず、送信部100及び受信部200の電源を投入すると、
送信部100のフレーム位相発生回路12及び受信部200のフ
レーム位相検出回路32はフリーラン状態となって独立に
第3図(b)(f)に示す前半フレームAと後半フレー
ムBを示すフレーム位相情報を発生している。
続いて、データ伝送に先立ってスイッチ回路42がトレ
ーニング信号発生回路14側に切り換わり、トレーニング
信号発生回路14よりフレーム同期信号を含むトレーニン
グ信号が受信部200に送信される。受信部200は送信部10
0からのトレーニング信号を受信して復調回路26に設け
られている自動等化器の引込み等の回線補償処理を行な
うと共に、フレーム位相検出回路32でトレーニング信号
に含まれるフレーム同期信号を検出し、送信部100に設
けているフレーム位相発生回路12のフレーム位相のタイ
ミングを検出する。このため、フレーム位相検出回路32
において、同図(b)に示す送信側のフレーム位相情報
と同図(f)に示す受信側のフレーム位相情報との位相
差、即ち遅延量τdが検出され、フレーム位相検出回路
32は可変遅延回路30の遅延量を検出された遅延量τdに
調整する。従って、送受信側のフレーム位相が一致して
いなくても、フレーム同期信号に基づく可変遅延回路30
の遅延量τdの設定により可変遅延回路30の信号遅延を
経て得られた受信信号のフレームはフレーム位相発生回
路28のフレーム位相情報に一致するようになる。
このようなトレーニング信号の送出が終了すると、送
信部100は端末からの送信データのデータ伝送を開始す
る。
まずビット処理回路10において、送信データから第3
図(c)に示す変調同期信号に同期して1変調毎に6ビ
ットのビット列を取り出し、トレリス符号回路16におけ
る下位2ビットの符号化により冗長1ビットを付加した
7ビット列に変換し、スイッチ回路42を介してデータ列
/座標変換回路18に出力する。データ列/座標変換回路
18は、このときに入力した7ビットの2進数に対応した
第4図に示す信号点配置をもったマッピング回路により
信号点座標に変換し、座標回転回路20に出力する。
座標回転回路20に対してはフレーム位相発生回路12よ
り第3図(b)に示すフレーム位相情報が与えられてお
り、フレーム位相情報の前半フレームAに含まれる4つ
の信号点座標につき複素平面上で所定の座標回転θ、例
えばθ=+90゜の座標回転を施し、後半フレームBに含
まれる4つの信号点座標については非回転として変調回
路24に出力する。このように座標回転回路20を介して順
次出力される信号点座標は、変調回路24で実数軸Reの座
標値についてはcosωtで変調され、一方、虚数軸Imの
座標値については90゜進んだsinωtで変調され、両者
の合成信号が通信回線22に出力される。
一方、受信部200にあっては、復調回路26で通信回線2
2の受信信号から信号点座標を復調し、可変遅延回路30
でトレーニング信号受信時に設定された遅延量τdの信
号遅延を施すことでフレーム位相の同期をとって座標回
転回路34に与える。座標回転回路34はフレーム位相発生
回路28からの位相情報、即ち第3図(f)に示すフレー
ム位相情報に基づき、1フレームの前半フレームAの受
信点座標については送信側とは逆の座標回転、即ち−90
゜の座標回転を施し、後半フレームBについては非回転
とする。従って、座標回転回路34から出力された受信点
は送信側における座標回転前の信号点に戻されるように
なる。
座標回転回路34で座標回転が施された受信点座標は軟
判定回路38に与えられ、ビィタビ復号処理により最も尤
もらしい複素平面上の信号点を判定して復調された受信
点の誤りを訂正し、座標/データ列変換回路44でマッピ
ング回路を使用して誤り訂正された受信信号点を6ビッ
トデータに変換し、ビット処理回路46でデスクランブル
等の処理を施した後、1変調毎に受信される6ビットデ
ータを繋げて適宜の端末側に受信データを送出する。
一方、フレーム同期外れ判定回路40にあっては、1変
調の変調信号を受信する毎に得られる硬判定回路36及び
軟判定回路38からの判定点と実際の受信点とを使用して
エラー計算回路48,50のそれぞれで硬判定エラーE1及び
軟判定エラーE2を計算し、差分回路52で両者の差を求
め、平均化回路54で所定フレーム数の平均化を行ない、
その結果を判定回路56に設定している所定の閾値と比較
している。
このような送信部100と受信部200間のデータ伝送中に
通信回線22で交換接続等に起因した瞬断により1または
複数の変調信号が欠落したとすると、第3図(h)に示
す復調同期信号が1フレーム間隔で7もしくはそれ以下
となり、受信側のフレーム位相がずれることになる。こ
のように、受信側のフレーム位相がずれると送信側の回
転フレーム含まれる変調信号が受信側で逆回転フレーム
のタイミングとならずに非回転のフレームに対応し、あ
るいは送信側で非回転フレームに含まれる変調信号が受
信側で逆回転フレームに対応し、受信部200の座標回転
回路34で送信側に対し逆回転を行なっても信号点はもと
に戻らなくなる。このため、フレーム位相がずれたとき
に軟判定回路38の判定点は復調受信点の連続性が崩れる
ことで大きな軟判定エラーE2を生じ、一端、フレーム同
期が崩れると回復しないため、平均化回路54の平均値が
判定回路56の閾値を上回り、これによってフレーム同期
外れの判定出力を得ることができる。
フレーム同期外れ判定回路40の判定出力が得られた場
合には、データ伝送不能状態に陥っていることから、送
受信側を再起動してトレーニング信号の送信からリスタ
ートさせることで正常のデータ伝送に復旧させることが
できる。
更に、フレーム同期外れ判定回路40にあっては、硬判
定エラーE1と軟判定エラーE2のその平均値に基づいてフ
レーム同期外れを判定するため、回線特性に起因するエ
ラー量をキャンセルして正確にフレーム同期外れを判定
することができる。即ち、硬判定エラーE1及び軟判定エ
ラーE2は共に回線上の特性により大きく変化し、回線特
性が安定している場合にはフレーム同期外れにより軟判
定エラーの増大のみを検知してフレーム同期外れを判定
できる。しかし、一般に回線上の特性の変動は大きいこ
とから、両者の判定エラーの差の平均を取ることにより
回線特性に起因したエラー量をキャンセルし、フレーム
同期外れに起因した軟判定エラーの変化分の平均値に基
づき正確にフレーム同期外れを判定することができる。
尚、上記の実施例にあっては送受信側のフレーム位相
情報の前半フレームAについて信号点座標の回転、逆回
転を行ない、後半フレームBについては非回転としてい
るが、逆に前半フレームAを非回転、後半フレームBを
回転,逆回転と入れ換えても全く同じである。
また、上記の実施例にあっては、1フレーム内を前半
と後半の2つに分割したフレーム位相情報を発生してい
るが、3分割,4分割というように適宜のフレーム位相情
報であっても良いことは勿論である。
更に上記の実施例にあっては、信号点座標の回転を複
素平面上で90゜行なう場合を例にとるものであったが、
フレーム同期外れによる軟判定エラーが充分に得られる
適宜の回転量としても良いことは勿論である。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、データ伝送
中に瞬断等の回線上の特性変動等により送受信間のフレ
ーム位相が外れた場合に、直ちにフレーム同期外れを検
出して再度トレーニング信号等を送出する等の対応策を
とることができ、フレーム同期が外れたまま伝送不能状
態が継続してしまうことを未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は本発明の動作タイミングチャート; 第4図は本発明のトレリス符号化変調の信号点配置図で
ある。 図中、 10:ビット処理手段(回路) 12,28:フレーム位相発生手段(回路) 14:トレーニング信号発生手段(回路) 16:誤り制御符号化手段(トレリス符号回路) 18:データ列/座標変換手段(回路) 20,34:座標回転手段(回路) 22:通信回線 24:変調手段(回路) 26:復調手段(回路) 30:可変遅延手段(回路) 32:フレーム位相検出手段(回路) 36:第1判定手段(硬判定回路) 38:第2判定手段(軟判定回路) 40:フレーム同期外れ判定手段(回路) 42:スイッチ回路 44:座標/データ列変換回路 46:ビット処理回路 48,50:エラー計算回路 54:差分回路 54:平均化回路 56:判定回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相変復調、直交振幅変復調等の同期式伝
    送装置に於いて、 送信部に、 送信データのビット列を所定の時間間隔で出力するビッ
    ト処理手段(10)と; 前記ビット列の時間間隔の整数N倍の間隔を1フレーム
    とするフレーム位相情報を発生するフレーム位相発生手
    段(12)と; 前記ビット処理手段(10)からの送信ビット列に所定の
    手順に則った冗長度を付加して符号化する誤り制御符号
    化手段(16)と; 該誤り制御符号化手段(16)からのビット列を複素平面
    上の信号点座標に変換するデータ列/座標変換手段(1
    8)と; 該座標回転手段(20)の出力を位相変調又は直交振幅変
    調して通信回線(22)に出力する変調手段(24)と; を設け、一方、受信部には、 通信回線(22)の受信信号から複素平面上の受信点座標
    を復調する復調手段(26)と; 送信部より送られたトレーニング信号からフレーム同期
    信号を検出し、フレーム位相発生手段(28)からのフレ
    ーム位相と受信フレーム位相とを一致せしめるフレーム
    位相検出手段(32)と; 前記フレーム位相発生手段(28)のフレーム位相情報に
    基づいて受信点座標に送信側の座標回転手段(20)と逆
    の回転を施す座標回転手段(34)と; 送信側の誤り制御符号化手段(16)で付加した冗長度を
    利用して最も尤もらしい信号点を判定して受信点座標の
    誤りを訂正する第2判定手段(38)と; 前記第2判定手段(38)による判定点と復調受信点の複
    素平面上での距離に基づいてフレーム同期外れの有無を
    判定するフレーム同期外れ判定手段(40)と; を設けたことを特徴とするフレーム同期外れ検出方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフレーム同期外れ検出方式
    に於いて、 前記フレーム同期外れ判定手段(40)は、該座標回転手
    段(34)から出力された受信点座標に対し伝送される可
    能性のある複素平面上の信号点の中の最も近い信号点は
    どれかを判定する第1判定手段(36)と;を含み前記第
    1判定手段(36)による判定点と復調受信点との距離の
    変化が小さく、前記第2判定手段(38)の判定点と復調
    受信点との距離の変化が大きくなった時にフレーム同期
    が外れたことを判定することを特徴とするフレーム同期
    外れ検出方式。
  3. 【請求項3】請求項1記載のフレーム同期外れ検出方式
    に於いて、 前記フレーム同期外れ判定手段(40)は、前記第1判定
    手段(36)の判定点と復調受信点との距離を第1判定エ
    ラー(E1)として算出すると共に、前記第2判定手段
    (38)の判定点と復調受信点との距離を第2判定エラー
    (E2)として算出し、該第1及び第2の判定エラー(E
    1,E2)の差の平均値が所定の閾値以上となった時にフレ
    ーム同期が外れたことを判定することを特徴とするフレ
    ーム同期外れ検出方式。
  4. 【請求項4】請求項1記載のフレーム同期外れ検出方式
    に於いて、 前記送信部のフレーム位相発生手段(20)及び受信部の
    フレーム位相発生手段(28)の各々は、1フレーム内を
    前半フレームと後半フレームの2つに分割するフレーム
    位相情報を発生し、 前記座標回転手段(20)は前半フレームに含まれる信号
    点座標に所定の座標回転を施し、後半フレームに含まれ
    る信号点座標は非回転とし、 前記受信側の座標回転手段(34)は前半フレームに含ま
    れる受信点座標に送信部とは逆の所定の座標回転を施
    し、後半フレームに含まれる受信点座標は非回転とした
    ことを特徴とするフレーム同期外れ検出方式。
  5. 【請求項5】請求項4記載のフレーム同期外れ検出方式
    に於いて、 送信部の座標回転手段(20)は前半フレームに含まれる
    信号点座標を非回転とし、後半フレームに含まれる信号
    点座標に所定の回転を施し、 受信部の座標回転手段(34)は前半フレームに含まれる
    受信点座標を非回転とし、後半フレームに含まれる受信
    点座標に送信側のと逆の座標回転を施すことを特徴とす
    るフレーム同期外れ検出方式。
  6. 【請求項6】請求項1記載のフレーム同期外れ検出方式
    に於いて、 送信部及び受信部のフレーム位相発生手段(12,28)の
    各々は、フリーランにより非同期で同じフレーム位相情
    報を発生することを特徴とするフレーム同期外れ検出方
    式。
  7. 【請求項7】伝送されるデータが最尤符号化され、位相
    変調されて伝送される回線に接続される受信装置のフレ
    ーム同期外れ検出方式であって、 該受信装置は、 位相変調を復調する復調手段(26)と、 復調されたベースバンド信号の回転での信号劣化を補償
    する補償手段(30)と、 補償手段の出力する補償済信号について、送信されるべ
    き理想的な複数の信号点の内、補償済信号が近接する一
    つの信号点を判定出力する第1判定手段(36)と、 補償手段の出力する補償済信号を使用して該最尤符号化
    されたデータを復号化し、最尤信号点を判定出力する第
    2判定手段(38)と、 補償済信号と第1判定手段の出力する硬判定信号点とを
    比較して第1誤差を作成する手段(48)と、 補償済信号と第2判定手段の出力する最尤信号点とを比
    較して第2誤差を作成する手段(50)と、 第1誤差と第2誤差とを比較して、第1誤差と第2誤差
    の相違量を抽出する手段(52)とを備え、該相違量に基
    づいてフレーム同期外れを検出することを特徴とするフ
    レーム同期外れ検出方式。
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