JPH03140409A - 加圧型転炉に於ける副原料投入装置 - Google Patents

加圧型転炉に於ける副原料投入装置

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JPH03140409A
JPH03140409A JP28123089A JP28123089A JPH03140409A JP H03140409 A JPH03140409 A JP H03140409A JP 28123089 A JP28123089 A JP 28123089A JP 28123089 A JP28123089 A JP 28123089A JP H03140409 A JPH03140409 A JP H03140409A
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Shinan Makinosumi
牧之角 四男
Katsuhiro Ijichi
伊地知 勝弘
Nobuyuki Fujikura
信幸 藤倉
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加圧型転炉に於ける副原料投入装置に関する
〔従来の技術〕
吹錬中に転炉上方から炉内に副原料を投入するには、従
来第3図に示す副原料投入装置により行っている。即ち
、原料ホッパー1内の副原料2は、原料ホッパーのド端
に連なる秤量ホッパー3へN ガス噴射ノズル4からN
2ガスを117’l射して外気の侵入を防止し乍ら原料
ホッパー1のF端のゲート5を開いて秤量ホッパー3内
へ落下させる。
秤量ホッパー3内に定められた瓜の副原F42 ’ が
切出されるとゲート5が閉じられ、同時にN2ガスの噴
射も停止1−される。秤量ホッパー3で秤量された副原
料2′は、秤量ホッパー3の下端のゲート6を開いて中
間ホンパー7内に落下する。次いで副原料投入信号によ
り副原料投入シュート8の途中のゲート9が開かれ、同
時に転炉からのCOガスの噴き上げを防屯する為、中間
ホッパー7及び副原料投入シュート8へ夫々N2ガス噴
射ノズル10及び■1からN2ガスを噴き込み、中間ホ
ッパー7の副原料2′を副原料払出しフィーダー12に
より副原料投入シュート8へ払出し、該副原料投入シュ
ート8により転炉内へ投入される。
〔発明か解決しようとする課題〕
ところで、上記の副原料投入装置は、副原料払出しフィ
ーダー12に所謂振動フィーダーか用いられる為、この
部分の振動が低部位へ伝わることを防ぎ且つ振動フィー
ダーの動きを阻害させないように中間ホッパー7と振動
フィーダーの間及び振動フィーダーと副原料投入ンユー
ト9の間にシール性の悪いエキスパンシヨンを用いてい
る。この為副原料投入時には炉内ガスの噴き出しを防I
I−する為、前述の如く中間ホッパー7及び副原料投入
シュート8へ夫々N2ガス11ハ出ノズルID及び11
からN2ガスを噴き込んでいる。
然し乍ら、このような手段では原[1投入装置を完全に
シールすることができない。また炉内には爆発性の有毒
なCOガスが充満しており、炉内ガス圧力が上昇した場
合にこのCOガスが系外へ漏れ出ないようにするには大
量のN2ガスが必要となり、現実の設備では副原料投入
時の炉内圧には自から限界が生じ、加圧操業の転炉では
原料投入時に系内の圧力を降下させる必要かあり、運転
手順の複雑化、降圧、昇圧に時間がかかり、製鋼作業の
能率低下を招いていた。
そこで本発明は、加圧型転炉へ副原料を投入する際炉内
の圧力を降下させることなく加圧状態で副原料を炉内に
投入できるようにした加圧型転炉に於ける副原料投入装
置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本発明の加圧型転炉に於ける
副原料投入装置は、吹錬中に転炉上方から転炉内に副原
料を投入する副原料投入装置に於いて、上方に遮断弁を
有する少くとも1個の副原料受は入れ口を備えたホッパ
ーに内部を加圧する為の開閉弁を有する不活性ガス噴出
通路と不活性ガス放出通路を設け、少くとも前記中間ホ
ッパーの下部を含みその下部に取付けられた副原料払出
しフィーダーを開閉弁を有する不活性ガス噴出通路と不
活性ガス放出通路を備えた圧力容器内に収納し、該圧力
容器の底を貫通して副原料投入シュートの入口を前記副
原料払出しフィーダーの払出し口に臨ませると共にその
途中に遮断弁を設け、該遮断弁よりも転炉側の副原料投
入シュートの途中に炉内ガス圧力検出装置を設け、副原
料投入時に前記検出装置により検出される炉内ガス圧力
と等しい圧力となるように前記不活性ガス噴出通路を開
いて中間ホッパーと圧力容器内に不活性ガスを噴入して
、副原料を副原料払出しフィーダーの駆動により副原料
投入シュートを通して炉内に投入するようにしたことを
特徴とするものである。
〔作  用〕
上述の如く構成された本発明の加圧型転炉に於ける副原
料投入装置により炉内に副原料を投入するには、先ず副
原料受は入れ口の上方の遮断弁を開いて副原料を中間ホ
ッパー内に受は入れて所定量チャージし、遮断弁を閉じ
る。次に炉内ガス圧力検出装置により炉内ガス圧力を検
出し、その検出した炉内ガス圧力と中間ホッパー内及び
圧力容器内の圧力が等しくなるように不活性ガス噴出通
路を開いて中間ホッパー内及び圧力容器内に不活性ガス
を噴き込む。次いで副原料投入シュートの途中の遮断弁
を開き、圧力容器内の副原料払出しフィーダーを駆動し
て中間ホッパー内にチャージした所定量の副原料を副原
料投入シュートへ払出し、ここから副原料を炉内へ投入
する。副原料を炉内へ投入した後、中間ホッパー内及び
圧力容器内の不活性ガスを夫々不活性ガス放出通路を開
いて放出し、不活性ガスの放出終了と同時に不活性噴出
通路を閉じて不活性ガスの噴き込みを終了させる。そし
て再び副原料受は入れ口の上方の遮断弁を開いて副原料
を中間ホッパー内に受は入れて所定量チャージし、遮断
弁を閉じる。以後前記と同じ工程が行われる。かくして
加圧型転炉の炉内圧力を降下させることなく、加圧状態
で副原料を炉内へ投入することができる。
〔実 施 例〕
本発明の加圧型転炉に於ける副原料投入装置の一実施例
を第1図によって説明すると、15.15’は副原料の
秤量ホッパーで、その上端に夫々副原料払出しフィーダ
ー1B、 1f3’が設けられ、その副原料払出しフィ
ーダー16.16’の払出し口17゜17′が中間ホッ
パー18の上面に備えた遮断弁19゜19’を有する副
原料光は入れ口20.20’ に連通されている。中間
ホッパー18の下部は圧力容器21内に収納され、中間
ホッパー18の下端には圧力容器21内で副原料払出し
フィーダー22が設けられ、その副原料払出しフィーダ
ー22の払出し口23が圧力容器21内に貫通した副原
料投入シュート24の上端の受は口25内に配されてい
る。副原料投入シュート24の下端は図示せぬが炉口フ
ードを貫通して転炉炉口内に配されている。副原料投入
シュート24の上部の途中には遮断弁26が設けられ、
その遮断弁26よりも下方の副原料投入シュート24の
途中には炉内ガス圧力検出装置27が設けられている。
前記中間ホッパー18及び圧力容器21には夫々不活性
ガス噴出通路28.29が設けられ、その不活性ガス噴
出通路28.29の開閉弁30.31が前記炉内ガス圧
力の検出装置27に連繋された制御装置32により中間
ホッパー18及び圧力容器21内が炉内ガス圧力と等し
い圧力となるように開閉制御されるようになっている。
また前記中間ホッパー18及び圧力容器21には夫々不
活性ガス放出通路33.34が設けられ、その不活性ガ
ス放出通路33.34に夫々開閉弁35、38が設けら
れている。
このように構成された実施例の加圧型転炉に於ける副原
料投入装置により炉内に副原料を投入するには、先ず中
間ホッパー18の上面に備えられている副原料光は入れ
口20.20’のいずれかの、例えば副原料光は入れ目
20の遮断弁19を開き、秤量ホッパー15内の副原料
Aをその下端の副原料払出しフィーダー16の駆動によ
り払出し口17から払出し、副原料光は入れ目20を通
して中間ホッパー18内に受は入れ、所定量チャージし
て遮断弁19を閉じる。次に炉内ガス圧力検出装置27
により炉内ガス圧力を検出し、その検出信号が制御装置
32に送られ、この検出信号により制御装置32が不活
性ガス噴出通路28.29の開閉弁30.31を開く結
果、中間ホッパー18内及び圧力容器21内に不活性ガ
スが噴き込まれ、炉内ガス圧力と等しい圧力まで上昇せ
しめられる。次いで副原料投入シュート24の途中の遮
断弁26を開き、圧力容器21内の副原料払出しフィー
ダー22を駆動して中間ホッパーL8内にチャージした
所定量の副原料Aを払出し口23より副原料投入シュー
ト24へ払出し、ここから副原料Aを炉内へ投入する。
副原料Aを炉内へ投入した後遮断弁26を閉じると共に
中間ホッパー18内及び圧力容器2I内の不活性ガスを
夫々不活性ガス放出通路33.34の開閉弁35.38
を開いて放出し、不活性ガスの放出終了と同時に不活性
ガス噴出通路2829の開閉弁30.31が閉じられて
不活性ガスの噴き込みが終了する。そして再び副原料光
は入れ目20の上方の遮断弁19を開いて副原料Aを、
或いは他方の副原料光は入れ口20′の上方の遮断弁1
9′を開いて副原料Bを、中間ホッパー18内に受は入
れて所定量チャージし、遮断弁19或いは19′を閉じ
る。以後前記と同じ工程が行われる。かくして加圧型転
炉の炉内圧力を降下させることなく・、加圧状態で副原
料AやBを炉内に投入することができる。
上記実施例は副原料A或いはBをバッヂ式に炉内に投入
する場合であるか、副原料を連続して炉内に投入する場
合には、上記副原料投入装置を複数並列に設けて、切替
使用すると良い。例えば第2図に示す如く副原料投入シ
ュート24の上部を2本に分岐し、この分岐した2木の
副原料投入シュート24a、 24bに前記構成の副原
料投入装置を設ける。そして炉内ガス圧力と均圧状態に
した一方の副原料投入装置の副原料投入シュート24a
から前記実施例と同様に所定量の副原f’l Aを炉内
に投入した後遮断弁26を閉じると同時に、Pめ炉内ガ
ス圧力と均圧状態にしておいた他/、の副原料投入装置
の副原料投入ンユート24bの遮断弁26′ を開き、
圧力容器21′内の副原料払出しフィーダー22′を駆
動して予め中間ホッパー18′ にチャージしておいた
所定量の副原料Aを払出し口23′ より副原料投入シ
ュート24bへ払出し、ここから副原料Aを炉内へ投入
する。こうして2基並列に設けた副原料投入装置を交互
に使用することにより副原料Aを連続的に加圧状態の炉
内に投入することができる。
尚、この実施例に於いて加圧状態の炉内に連続的に投入
する副原料はAに限るものではなく、A。
Bと交互に切替えながら連続的に投入する場合もあり、
或いはA、B、CDと順次切替えながら連続的に投入す
る場合もある。このような場合、一方の副原料投入装置
側の秤量ホッパー15.15’に副原料A、Bが供給さ
れ、他方の副片1′−1投入装置側の秤量ホッパー15
. 15’ に副原料A、B或いはC,Dが供給される
ものである。
また中間ホッパー18.18’の副f+に料量は入れ口
20、20’ に接続される副原14 供給手段は、上
記実施例の秤量ホッパー15.15’ 、副原1′[払
出しフィーダー16.16’ に限るものではない。
〔発明の効果〕
以上の説明で判るように本発明の加圧型転炉に於ける副
原料投入装置によれば、加圧1(IJ転炉へ副原料を投
入する際、従来のように炉内の圧力を降下させる必要が
無く、加圧状態で副原料を炉内に投入できるので、加圧
操業の転炉に於ける運転手順が簡素化され、且つ従来降
圧、y1圧に要した時間が削減されて製鋼作業の能率か
δしく向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加圧型転炉に於ける副原料投入装置の
一実施例を示す図、第2図は他の実施例を示す図、第3
図は従来の転炉に於ける副原料投入装置を示す図である
。 18、18’・・・中間ホッパー   19.19’ 
 ・・遮断弁20、20’ ・・・副原料量は入れ口2
1、21’・・・圧力容器 22、22’ ・・・副原料払出しフィーダー23、2
3’ ・・・払出し口 24.24a、24b−副原料投入シュート2626′
・・・遮断弁 27・・・炉内ガス圧力検出装置 28、29・・不活性ガス噴出通路 30、31・・・開閉弁       32・・・制御
装置33、34・・・不活性ガス放出通路 35.36
・・・開閉弁第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)吹錬中に転炉上方から転炉内に副原料を投入する副
    原料投入装置に於いて、上方に遮断弁を有する少くとも
    1個の副原料受け入れ口を備えた中間ホッパーに内部を
    加圧する為の開閉弁を有する不活性ガス噴出通路と不活
    性ガス放出通路を設け、少くとも前記中間ホッパーの下
    部を含みその下部に取付けられた副原料払出しフィーダ
    ーを加圧用の不活性ガス噴出装置と不活性ガスを放出す
    る装置を備えた圧力容器内に収納し、該圧力容器の底を
    貫通して副原料投入シュートの入口を前記副原料払出し
    フィーダーの払出し口に臨ませると共にその途中に遮断
    弁を設け、該遮断弁よりも転炉側の副原料投入シュート
    の途中に炉内ガス圧力検出装置を設け、副原料投入時に
    前記検出装置により検出される炉内ガス圧力と等しい圧
    力となるように前記不活性ガス噴出通路を開いて中間ホ
    ッパーと圧力容器内に不活性ガスを噴入して、副原料を
    副原料払出しフィーダーの駆動により副原料投入シュー
    トを通し炉内に投入するようにしたことを特徴とする加
    圧型転炉に於ける副原料投入装置。
JP28123089A 1989-10-27 1989-10-27 加圧型転炉に於ける副原料投入装置 Expired - Fee Related JPH0641615B2 (ja)

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